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家内が韓国で行われた日中韓の民間茶会交換会に参加してきた。日本では、お茶は客をもてなす作法として発展してきた。しかし、韓国も中国も自分が喫茶を楽しむことを見せて、客は興味があればそれに従うし、味見もするというもだったようだ。客の存在を前提にしているかいないかが大きな違いだったようだ。自分が良ければそれでよしとするのが、良いのかどうかのことで、日本のおもてなしは素直には理解されなかったようである。日中韓は世界から見たら大きな違いはなく、何を小さな違いにこだわるのかというように映るかもしれない。しかし、当事者の共感性ということになるとこの差は相互に理解しあうのに壁になっていることも多い。日本に旅行や留学で来た場合には、このような「おもてなし」を受け入れ、快適に感じてくれるようだが、相手の舞台で、時間の制約の中で理解してもらうのは難しいようである。たかが茶道と思うが、このような理解されないもどかしさはあちこちにあるように思える。草の根の交流と絶えざる訴求が大事である。
2016.11.30
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大学の同窓生が相談してきた。ベトナムで日本語教師ボランティアを生涯の仕事にして、現地で教師補佐をしたいので、課題を教えてほしいという。すでに10月に2週間の旅行を行い。自分でハノイ・ダナン地区の日本語学校を訪問してあたりをつけてきたという。日本語学校には飛び込みで日本語とブロークン英語、それに片言のベトナム語で話してきたという。移動は、日本語学校の生徒のバイクの後ろに乗せてもらったという。現地では、LINEの友達になってもらって無料で連絡を取れあったという。来年の2月に現地に2週間旅行して、3か月の滞在許可を取りたいので、手続きを教えてくれというものである。私も、ベトナムの学生の中小企業への就職支援をライフワークにしているので、気持ちはよくわかる。高齢者がいろんなボランティアをライフワークとして取り組んでいると、これが生涯ラストだと思いながらも、またまた次のニーズが出てきたりするかも知れない。現地のパートナーを身元引受人になってもらって、ボランティア滞在が認められるような方策を考えてやろうと思う。
2016.11.29
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ロシアも中国も日本の領土領海を狙ってサラミソーセージ戦略で迫ってくる。これは今に始まったことではなく、日本もかって中国・シベリアに向けて動いていたわけだから、反動としてのしっぺ返しは覚悟をしなければならないだろう。状況の違いは、産めよ増やせよという国策がないだけに切羽詰まった危機感は薄い。非常に素晴らしいことである。しかし、この危機感のなさを平和ボケとなじられることがある。そのとおり、平和ボケしていてはならないが、このような領土の線引きでどこまでくれば防衛線の火を噴かせるのかは、よく考えておく必要がある。中国は9段作成があるというのに、日本は何段かの防衛線もはっきりとしないし、主張もしない。とりわけ北方4島に関しては、全島返還ということを唱える人も多いが、そこで戦うのかどうかということは国会論戦にもならない。今の時代になって戦争がいかに不条理なことかを知っているはずだし、人口も減少してきている中で、権利ばかり主張して戦争を起こす愚を知っているからである。現実的な考えに基づき、防衛線を国際社会に示すことは重要ではないだろうか。平和になじみすぎず、他国の侵略にどう対応するのか、はっきりすることが大事だろう。
2016.11.28
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トランプ現象で、安倍首相もショックは大きい。しかし、平然を装っている。一般大衆もわかっているのは、世の中問題が起こり、思うように進まないのが生きているということだからだろう。トランプもクリントンに勝つという一点に絞って戦い続けてきたわけだから、個人的な趣味趣向で意見を述べてきたわけではないだろう。勝つというシナリオを描いたチームのディレクターに忠実に演じきったということなのだろう。だから、民主主義を支える国民の世論に忠実に動いているだけであり、TPPを始めとして決定的な問題を起こさないものについては公約通りに行動するだろう。そして、まずいことが起こるなら国民と共有するのが政治家の役割だろう。火をつけたのだから責任があるのだ。安倍首相があったぐらいで公約が覆るというのは民主主義の冒涜である。それぐらい選挙は重い。もう一度選挙をやらないと決断は覆らないだろう。2国間協議を進める元気は日本側にはないようである。自由貿易の推進者として米国と交渉しきるというのがアメリカ国民への向かい方なのだろう。しかし、現状のままで貿易を進めてゆこうというのが日本の対応なのだろう。
2016.11.27
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この世界は遡ればわからないほどの領土問題を抱えている。そこで領有権を主張すれば片付かないことはみな知っている。そうするとどこかの時点での領有権で固定化しないと領土紛争は無限に続く。領土を保全するためにも軍隊の存在が必要になるし、武器も必要になる。自衛以外の武器使用を放棄したと言っても、このような灰色の地域の領有権を主張されると、どこまで自衛と言い切れるかはっきりとしない。武器使用すれば応酬され、憎しみの連鎖を広げて留まるところ見いだせなくなる。高校留学生の広島訪問で連合国出身の留学生は抑止力の原爆使用を正当化したが、それでも日本は降伏しなかった点に触れると黙ってしまった。いったん始まった戦争は停戦することがいかに難しいかは皆が共有してくれた。世論に訴えかけるが、どうも国際機関の仲裁権威が怪しくなり、平和憲法の理想の受け皿が機能しなくなってきているのが課題である。やはり、変わらぬものは、草の根の仲間意識をどれだけ広く共有できるかが平和の存続を決めるのであろう。平和憲法のもとで何もしないのではなく、海外からの訪問者を親身におもてなしし、海外に出かけては平和への課題を真摯に受け止める努力が必要なのだろう。残りの人生はできる限りの努力をしたいと思う。
2016.11.25
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欧州・米国主導のグローバル化にブレーキがかかり、中国とロシアのグローバル化・影響力拡大が勢いづいている。AIIBを軸として、ユーラシア大陸だけでなく、アフリカ・中南米にも進出する中国。欧米も日本も一般人は二の足を踏みそうな地域にでも、永住前提で多くのスタッフが乗り込む中国は、通常の概念を超えた力がある。日本の進出は、現地のパートナーを育成して、日本側は後方から支援するという形をとるが、同じ技術内容ならその徹底度合いで差がつく。技術を身に着けた中国人がプロジェクトについてきて、住み着くのだから当然違いがある。受益国が中国に接している場合には、侵略される恐れを抱くが、隣国でない場合は支援に付随する人を受け入れることには抵抗が少ないようだ。もともと多くの国が移民を受け入れて多民族国家だから、日本ほどに中国人のみを警戒する気持ちは薄いようだ。米国と二人三脚でグローバル化に取り組んできた日本と日本企業も、米国の後退により今までのように一本調子の「いいとこどり」のグローバル化は容認されなくなってきた。おのずからいくらかのリスクのある取り組みも求められるようになってくるが、リスクには敏感な日本人がアンチグローバル化の対応まで米国追随するようなら経済停滞を招くことは目に見えている。しかし、どのリスクをとるのか、国論を集約することは難しいと思う。その点では、とりわけ中国のグローバル展開力と大きく差がついてしまう恐れがあるし、もうすでに大きく水をあけられているところもあるだろう。テーマと地域を絞った取り組みが求められる。
2016.11.24
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海外留学生の就職活動支援をしているが、男性有利なケースに気づかされる。それは、転勤可能かどうかの条件である。女子学生は将来の子育てなどを考えて、転勤に対して消極的な人が多い。すべてがキャリア志向であるとは限らない。転勤が日常的な仕事に関しては、やはり積極的な男子学生に差がついてしまう。もちろん、男性でもイクメン願望の学生は転勤に前向きではないかもしれないが。こればかりは一般的に女子学生が不利になるようだ。この不利を乗り越えようとするなら、女子学生は定住性の高い仕事で優位性を示すことが必要なのだろう。このところ管理職や総務部門に女性が増えているのは、こんなことが影響しているのかもしれない。女子学生は考えることが多いのだと考えさせられた。
2016.11.23
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海外留学生の就職支援をしていて、優秀な女子学生がなかなか就職を決めない。聞くと地域で定着してよい家庭を持ちたいと望んでいるようだ。ところが海外留学生を望む会社はグローバルに展開したいと思っているので、勤務地の柔軟性を要請してくる。良い家庭は定住地になり、もちろん子づくりも入ってくるので、せっかく条件がぴったり合っているのに、定住して絵にかいたような家庭を築きたいという一点で折り合えない。女性は有能であっても、人生観でハンデを追ってしまうことが、まざまざと見せつけられた。それでも家庭と仕事の両立する会社が見つかるとよいのだが。
2016.11.22
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商売というと人間生活の機微に触れることで、AIには一番遠いものだと思っていた。しかし、多くのビジネスマンの行動の試行錯誤をAIに欠けることで、下手なマネージャーよりも有益なアドバイスをするようになってきた。営業マンはAIが示してくれるガイドラインと顧客情報をもって顧客訪問し、ビジネスニーズを掘り起こし、他社に先んずる提案を行うようになるようだ。しかしながら、競合してきたら、最後の顧客の機微を理解し、効果ある提案・見積もりを提示するのは人間に依存するようだが、そこに至る過程ではAIに依存するところが高くなりそうである。また、AIといっても情報機器・プログラム・アプリに支えられたチームの創意を集めた活動が展開されることになるようだ。焦点を絞り、顧客のニーズにピンポイントして一番効果的でコストメリットがある提案が勝てる時代がきたようだ。OBとしては、このようなメリットが及びにくい、海外からの留学生や中小企業などを支援するというような活動が適切で、あまり大きな市場で厳しい競争の中で活動するのは向いていないと感じている。その意味で、社会貢献として海外留学生を中小企業とマッチングする仕事はOBにぴったりだとの思いを強くしている。
2016.11.21
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日本の通信料金は海外に比べてベラボーに高い。そこで、ソフトバンクとイオ光の競争が激しい。携帯料金とセットにして割引するなど手の込んだ値引き合戦が始まっている。ケーブルテレビ会社の回線がイオ光に買われて状況が変わるようであり、それぞれ手をかけずに顧客獲得の動きが激しい。2年程度の契約期間の縛りがあり、自動延長時には中間の継続検討に手続きをしないと、また解約金の必要な契約を自動継続したり、少し値上げされた契約に入ったりするようで、気が休まることがない。競合先は契約解除料金をキャッシュバックするなどの提示もされて、若が解らなくなってきている。これだけキャッシュバックなどがされるといういのは、通信料金の中にその原資が織り込まれているようで、釈然としない。通信では、中国・韓国の方が回線の容量も大きく、速度も速いというのだから、このような状況は長続きするまいと思う。海外からの留学生などは特別なプランを提示しないと、海外に日本の通信事情が知れわたってしまうと思う。少子高齢化でサービスコストが異常に高どまりして、競争力を弱めている状況は早い時期に是正する必要があるだろう。
2016.11.20
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日韓は隣国で交流の歴史は長い。慰安婦問題などではやっと解決の道に近づいたと思ったら、国民の不満が噴出したりする。わけのわからい国だなあというのが一般の日本人の受け止めで、これが嫌韓意識を醸成して、韓国からの観光客に対する不遜な日本人の行動を生み出したりしているのだろう。家内が好きな韓国ドラマを少しチラ見をしていたりすると、複雑な親族関係の中で、互いに憎しみ合い、愛し合いの交錯する姿が浮き彫りにされていて、わからんなあと思う反面、日本でも幾分かはあるあると共感させられたりする。しかし、この愛憎悪が極端に表現されるから世界で韓流ドラマが受け入れられているのだろう。その面では、近くて理解できる側面と、その恨みのしつこさは日本人の淡白さとは遠い存在なのだろう。韓国の茶道の先生が我が家を訪問されたが、韓国茶道は自分が楽しむもので、それに客は同調するというもののようである。日本の茶道は、客があってのおもてなしであり、自分が楽しむものではない。お客の満足をもってそっと亭主は得心するし、反省もする。真逆の作法である。その点では、韓国は遠い存在である。しかし、日本の茶道でもそんなに日本人に浸透しているわけではなく、みな、自分が楽しかったらそれでよいとし、そのお返しで楽しんでいただこうという思いは少ないようである。一方で、韓国の茶道家の方も、家内が茶道でもてなした感謝の気持ちをもって来訪し、お土産や最上等のプルコギ(すきやき)を我が家で調理して食べさせてくれた。その点では、おもてなしとお返しの心はしっかりとしている。日本人以上と感じた。一概に近くて遠きなどとは言い切れない、個人と個人の信頼の話だと思った。
2016.11.18
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短い期間、英国に勤務していた。おかげで、わずかながらも英国の年金をいただける。孫におもちゃを買うぐらいの金額だが、ありがたいものである。年金には生存確認書が必要になる。英国外に住む場合には、在外公館の外交官、または、日本の年金機構の職員の面前で生存証明書にサインして、その証人としてのサインをもらって確認書を返送してくれと書いてある。しかし、日本の年金機構の職員はサインをしない。英語で書かれているからもあるだろうが、外国の依頼には従ってサインはしないと決めているようである。たらいまわしにあった後で、生存証明するのには、戸籍抄本と住民票があれば、生存は証明できるとして、サインに対する証人にはなってくれない。そして、厚労省から英国年金局に証明書は送付してくれるそうである。ちょっと裏書をすればよいものを、証書2枚を合わせて、パスポートコピーを提出して一件落着した。本籍地に行って、戸籍抄本をとり、住民票もとって、一日仕事になった。国をまたがっての福祉はむつかしいものだと思った。
2016.11.17
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創造をするためには効果的な破壊が必要である。しかし破壊には破壊されるものにこめられた想いをも破壊することが伴う。今日は、米国の労働法セミナーを受講したが、いかに米国人が人種差別・男女差別・年齢差別に対して敏感か、また、少しでも侵害された場合に訴訟に訴えるかなどを再認識させられたが、トランプ氏の発言は米国が築き上げてきたものへの怨嗟のはけ口の側面があったと思える。しかし、憲法や法律になっているものへの挑戦も含まれており、トランプ氏は一般庶民の不満のはけ口だけだっということにもなりかねないと思った。SNS社会は、発言者の責任は重いが、それを拡散する人々には責任感が薄くなるきらいがある。いわゆる悪乗りであり、乗った人が重要な選挙権を持つという難しい問題を浮き彫りにした。ちゃぶ台返しをしておいて、どう収束するかまでは責任を持てないという。とにかく不満で反対だったということである。考え直してほしいという要望だけで、だれか頭のよい人が、この不満の原因をしっかりとつぶせるような対策を考えて示してほしいという無責任である。非常に示唆に富む現象であり、日本社会もどれだけ人々を幸せにしているか。幸せすぎると思う人は応分の貢献活動を行うという反省をして、他山の石とする時なのだろう。
2016.11.16
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今日はASEANの学者のシンポジウムを聞いてきた。フィリピン・インドネシアの国際経済の権威の話である。それぞれトランプ大統領の政策をどうとらえているかを聞けて面白かった。ASEANの権威にしてみれば、TPPがだめならば、RCEP(ASEAN、日中韓、豪州・ニュージーランド)を進めればよい。それができるまでは、FTA(自由貿易協定)を2国間で締結する交渉を地道に進めるか、国際企業の海外直接投資を進めてゆくしかないだろうという。TPPが行き詰まることもあるだろうし、想定外の事態が起こるのが現実社会であるという。そのうえで、日本の選択としては、米国抜きのTPPを進めるか、RCEPを進めるかだろうと。我々のような凡人は米国がTPP離脱をすれば、全くの手詰まりと思いがちだが、世界の頭脳は柔軟である。それでも、こんな自由な話ができるのは、関西だからこそであり、東京では政府・自民党などの動きを察するだけで、こんな自由な意見交換ができないので面白くないと言っておられた。ASEANとの腹を割った話は関西に限るのかと思った。
2016.11.15
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各種世論調査を見ると「どちらともいえない」という浮動票が非常に多い。「駆けつけ警護」などの身に迫った問題でも浮動票である。どちらか決めると自分の周囲でやりづらくなるので、状況を見極めてから空気を読んで決めるということなのだろう。しかし、アイデアを出したり、課題提起するときにも浮動票の態度が多いのは大勢に押し流される危うさを持つことは、これまで日本の失敗を生んできたことを大いに意識すべきである。そうすると早い段階から自分の主張を明確にするにはどうすればよいのか。それは日ごろからの個人の準備を良くしておいて、求められたときにはっきりと決められることが第一だろう。そして、討論することを嫌う風潮を変えてゆかねばならない。迎合することを良しとする日本文化の底流に流れているようだが、戦後の一本調子の発展の中で、忘れられようとしている自己主張を取り戻す時なのだろう。「どちらともいえない」「浮動票」はもう少し少なくてもよいと思う。
2016.11.14
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今日は、高校生・大学生の国際交流経験談を聞いた。フランス・メキシコ・アメリカ・トーゴの4人でだった。それぞれ半年から1年の交流期間で、現地の言葉を話さねばならない状況とそれだから得られた収穫を聞けた。現地の言葉なればこそ現地の家庭や社会に溶け込めることがよくわかった。圧巻はトーゴで交流した大学生で、現地の言葉は日本では学べないで、現地に着いたときは風呂い顔の人々がみな同じに見えて困ったようである。それから現地の言葉でコミュニケーションしないといけないという思いを強くし、聞いた言葉の真似から初めて、自分で使ってみての試行錯誤でマスターしていった。現地で4か月目で長距離バスや乗り合いタクシー旅行をやり、そのタクシーがエンストやパンクに見舞われるが、乗り合いの客同士の協力で目的地まで到達したり、そこで知り合った客の家に泊めてもらったりした話は聞いた人を引き込んでいた。アフリカでの交流の動機が、20歳を迎えて日本の生活が恵まれすぎているということから、自分を日本人も日本語も通じない環境に置こうと考えたことだったというから、シュバイツアー博士に似たところがある。現地で撮りためてきた写真と本人の発見を単行本「これがトーゴだ」にまとめ、駐日トーゴ大使に序文を書いてもらってグラディア社から出版している。内向きになっている世界の流れの中で、日本の将来に希望を抱かせてくれた。これらの青年が将来大きく世界に羽ばたいてほしいと強く思った。
2016.11.13
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国は海外留学生の戦力化として、国内の企業や日系企業での就職を支援する意向である。しかし、このような就活を行えるのは大企業に限られており、国立大学に在籍するような上澄み層に限られている。その結果、30%ぐらいしか就職できていないようである。日本での就職希望者が60%ぐらいしかないので希望者のほぼ50%しか就職させられていないという。今、ベトナムからの留学生の就活支援を行っているが、事情は少し異なるように見える。ベトナムでは急速に中流階級化しており、海外留学では手の届く費用で留学できる国として日本に注目が集まり、就職できると大ラッキーと思っているようだ。日本の留学費用が安いのは、日本ではアルバイト先が手近にあり、通学しながらそこそこの収入が得られる点が魅力らしい。そんなわけで日本への留学生が急増している。来根名足からピークを迎えそうである。就活の支援の中で気づいたのは、上澄み層が大企業の引っ張り合いになっている反面、その次に来る層はチャンスに恵まれない状況である。そこで、中小企業に声をかけて人材不足の助っ人になってもらうような活動を進めている。素直な頑張り屋さんが多く、助っ人としては大いに戦力になってもらえそうな感触である。成功事例を作り上げたら、来年あたりはこの成功事例を横展開できるようにしてゆきたいと思う。ぜひ、人手不足産業の活性化に役立ちたいと思っている。
2016.11.12
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日本政府・財界はTPPに必死であるが、米国はつれない。火をつけておきながら足をすくう見込みである。トランプ氏が当選したことで、TPPは既得権者のメリットのある協定であり、民意の沿わないというもので、国会の批准どころではないからである。日本がリーダーシップを発揮してまとめるように動くべしという勇ましい話が出ているが、米国の民意に日本が働きかけるというのは難しい。大変な時間とエネルギーがかかる。日本ではこのような国会論議にエネルギーを割くことは大きなロスである。そこで失ったのは環境会議での遅れであり、日本経済の成長戦略である。日本の世界への貢献というのが自由貿易というのはTPPより、各国とのFTAであり、EPAであるべきだろう。残念ながら、今の日本の動きは失われた一年になってしまいそうである。いくら米国の非礼をせめても、民意がくだってしまった後は、後の祭りであろう。本当に世界に向けて、日本は何をやりたいか、何ができるかが必要になっている。小さくとも的確な積み上げをしてゆこう。
2016.11.11
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格差社会の不満の受け皿は、富を得たものが多くの社会的負担を行うことが基本と考えるが、不人気である。「働かざる者、食うべからず」の原理が自然の摂理に沿っていて、これに働きかける政策は人々の理解と納得が得られない。多くの過去の賢人や施政者が「足るを知る」ことの重要性を述べても、偉人のつぶやきにしかならない。どうやらトランプ氏は、公共事業に多くの失業者を投入するようである。失業者を働くものに変えて、分配をしてゆこうというものである。公園の清掃などがポピュラーだったが、今回は老朽化した公共施設・インフラなどを耐久性のあるものに替えようというものである。中高年になってしまったら新しいスキルを身に着けることが難しいと思うので、このような解決策が適切だと思われる。そこで、その財源をどこに求めるのかが疑問である。肝心の法人税を減税としてしまっているので、ウルトラCの対策が必要になる。頭の良い人が多いので、志とお金を持つ人からお金を引き出す方法を考え出すだろう。楽しみである。
2016.11.11
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トランプ氏が美国大統領選挙を制した。これは既存のグローバル化による果実をエリート層が独占していることへの不満が爆発したことによるだろう。しかし、その処方箋は、海外工場の引き戻しや鎖国と人種差別だと訴えて、一方でグローバル化の果実に関しては法人税の減税など矛盾した政策を打ち出しているのに、目に見えやすい架空の海外生産引き戻しと人種差別という物語で引っかけたという後味の悪いものになった。米国の衆寓民主主義と思えるのはこの点である。格差是正は配分の問題で、持てるものの源泉を見極めて、社会的な環境条件が利するところがあれば然るべき分担をさせる方向に向かねばならないのに、富の配分論議は棚上げされている。エリートの足元がいつも矛盾に満ちているのが米国民主主義の危ういとところである。所得税申告書の提出を棚上げにしているのがその典型である。最終的には暴力に訴える可能性があるのでSPと銃で自衛することから抜け出せない社会構造である。ここをよく見て、米国にひいきの引き倒しはできない事情がある。しかし、一般的に米国人は優秀で、いろんな人種構成で世界の話題が集まり、エリート層の平均的なレベルは圧倒的に高い。課題は明らかになってきている。トランプ氏個人に期待できなくとも、この優秀なエリート層が社会的配分の問題に回答が出せないわけがない。
2016.11.11
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米国の大統領選挙の結果を受けた株式市場の動揺は大発見である。日本市場では、驚きで5%の下落を見せた。その一方で、欧米の市場は何事もなかったように市場は推移したし、むしろ上がるところまで出た。あたかもトランプ当選は織り込み済みとさえみえた。人民の投票行動には欧米社会は長い経験をもち、経済への影響を読む力が優れているのだと思った。米国の大統領が米国のかじ取りをすべてできるわけではないことをよく知っているからだろう。大統領は基本的に拒否権を武器に考えていることを具現化するのだが、立法することは議会に権限があるので、大統領の思いで新しいことを行うこととは直結しない。しかし、本当の民意を踏まえたものなら議員選挙で問われることになるので、間接的に影響を及ぼせるが、なかなかうまくゆかないことが多い。一大変化が訪れるとびっくりして株式市場が動揺したのは日本ぐらいで、その点では日本の世界の認識が幼いところを露呈したように思う。それでも日本は米国の軍事力に依存するところが高く、世界でも一番影響の強い国の一つだと思う。その割には急落直後の株価回復は急に過ぎるように見える。日本のかじ取りをしっかりと考えるときである。
2016.11.10
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資本主義の原点を市場経済に求めたアダムスミスが。神の手もゆだねるものの富を持つ者の社会的な見識を求めたのだが。自由経済の中で、富を持つものの動きに歯止めがかからなかったことへの反発が米国の大統領選挙に現れてしまった。トランプ氏にケチをつけるつもりはないが、若い人々の選択が英国のEC離脱に続いて踏みにじられてしまった。大統領候補の討論会の後で、両候補とも若者に具体的な道筋を示してはくれなかったと絶望させてしまったことは残念である。今の市場経済主義が至上のものではないことが明確になったと思うが、絶望した米国の若者が、具体的な処方箋を生み出してほしいものだと思うし期待している。そうでないと、世界のお手本になってきた米国の民主主義が衆寓政治に陥ってしまったことになるからである。次の大統領選までの動きに注目したい。
2016.11.09
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島国なので、事穏便にすまそうという風習が根付いている。電通の長時間労働や鬼10則などは組織継続を最優先する村社会の延長戦の論理だろう。日本陸軍の悪しき側面が残っているような気がする。他にも内側の論理が最上であるという意識がはびこっているように思う。戦後日本は奇跡の復興を遂げ、アジアの模範であり、みな日本に学んでここまで発展してきたという自負である。これは20年前までのことであり、この時点の認識が固定化してしまって、今日の現実との間でギャップが起こってきているように見える。中国の対等などで、日本は世界の経済3位の国になってきたし、これからも新興国の成長は日本の相対的な地位低下を余儀なくするだろう。すると過去の自尊心が傷つけられることも多い。そこで、東アジアからの訪日客をぞんざいに扱う販売店などが出てくるのは、このような日本の相対的地位低下のジレンマの裏返しなのではなかろうか。近代日本史について一般日本人は驚くほど疎いと思う。日本が戦前戦時中にどのようにアジア各国に影響したのか、どれだけ混乱に陥れたかを行く理解して、卑屈になることなく親身にアジアの発展に何をなすことができるのかを考えて行動しないと反感を蓄積させるようになるのではないかと強く危惧する。インバウンドの観光客を呼び込むというが、訪日客をしっかりと受け入れるだけの国民の素養を磨いておかなければ、皮相のもうけ主義で空振りしないかと心配している。
2016.11.08
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アメリカでは白黒といえば人種差別問題のことを指す。日本では時間管理についての会社や上司の区別を指す。アメリカでは時間管理などはそんなに問題にならない。黒が存在しえないからである。しかし、時間管理の白で会社経営をしてゆくと仕事は海外に逃げてゆく。トランプ氏は力づくで仕事を米国に引き戻すというが、時間の大本である歴史の針を逆に戻せるだろうか。地球上に生まれた人々の論理に竿をさせるだろうか。かくいう私の現役時代は黒であった。黒といっても自分の働き方であって、組合もしっかりしている会社で残業時間はしっかりと認定し、支払いもしてもらっていたが、残業ぐらいしてよ、この時期の年休は勘弁してよで仕事してきた。もちろん土曜日なども1週間の仕事の集計と翌週の活動の仕込みを行うために事務所に出ていた。今、NPOの性格をもつ団体で仕事をしているが、もちろん立ち上げの時期はブラックから始まり、少しづつ支援資金の裏付けや活動の微々たる報酬が出るようになると、ブラック活動の一部の経費が埋まるようになる。その意味ではグレーかもしれない。しかし、このような団体であっても、ブラックやグレーでは人は集まらず、ホワイトで扱わないと実務は進まない。かくて、グレーとホワイトが入り乱れての活動になる。グレーでも歯を食いしばって活動してくれる人は、活動の理念に同調してくれる人である。多少ならブラックでも支援してくれるような人である。一方で今までホワイトで仕事し続けてきた人には、理念に同調した活動というセンスが乏しい。いろんな意味でグローバル化で世界のいろいろな人との協調をしてゆかねばならないが、真っ白なままで仕事の共感や広がりを持つことが難しい時代を迎えつつあるのだが。
2016.11.07
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17年春入社の新卒学生採用はほとんど終わっているようだ。しかし、海外留学生に関しては、今大詰めを迎えている。大手の会社は海外留学生も終えているようだが、中小企業では今が厚い局面を迎えている。というのも今就職先を決めて、年内に就労ビザを申請しなければ春入社に間に合わないからのようである。海外の就活は、日本に比べて遅く始まる。したがって、日本の学生のように卒業一年以上前に就活が佳境をも迎えるというのにはなかなかなじまないのも一因である。日本に留学している学生も多くが日本で就職を希望しているが30%ぐらいしか就職できないようである。したがって、今就職戦線に出てくる学生はハングリーであり、中には優秀なのに就職活動遅れをしてしまった学生もいて、残り福をひくような学生も多い。また、今の時期になってやっと就職活動が何たるかがわかってきて真価を見せる学生もいるからだ。海外人材は日本人材よりも意欲が高く、率直であるといわれる。採用には今が一番の時期ではないだろうか。
2016.11.06
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高校の合唱団OBの同じパートに6名が集まって歌い始めた。青春時代のときめきを蘇らす曲を歌うのだが、それぞれが少し違ったジャンルを楽しんだのが面白い。サイモン&ガーファンクルからスタートして合唱し始めたのだが、ピーターポール&マリー、ついにはボブディランとレパートリーにする挑戦することになった。お得意にしているメンバーがいるので、リードしてもらいながら演奏するので、仕上がりは早いように思う。フォークから次にはカンツォーネ展開する気配である。次にはシャンソンまで及びそうであり、今からが楽しみである。高校の同窓会があった時には参加者に楽しんでもらえるのではないかと思う。宗教曲や硬い曲ばかり高校時代には聞かせていたので、丸くなった合唱を聞かせたいものである。
2016.11.06
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留学生と中小企業の在外公館の主催で交流会を開催した。しかし、留学生の情報の詳細を事前に知らせてほしいなど中小企業は言いたい放題である。日本政府に対して要求するのならわかるが在外公館に要求するというのは筋違いである。税金を納めているわけではないからである。それでもどうしてこんな要求が出るのかと考えると、日本政府が中小企業を厚遇し、手取り足取りの支援していて、支援なれしてしまっているからだろう。日本から一歩外に出ると大変なおねだりをしているということの自覚が必要だと思う。中小企業が大変なことはよくわかるのだが、外国にもこのようなおねだりが通じると錯覚されるのはいかがなものかと思う。中小企業も公的機関のお世話になっていることを自覚して、各種サポートのありがたさを自覚すると、態度から変わってくるものと思う。甘えは日本の国内だけで通じるものなのだと思い起こしてほしい。
2016.11.04
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京都大学の公開セミナーを聴講した。山と火、水ということで、火山研究、山と水脈の研究に関する発表であった。最新の研究で防災や予報に関するもので、日ごろ目に振らないものばかりで、気象庁の警報などのベースになるものだ。予報になるまでに災害が起こってしまっていることが多いが、その裏には予報を提言する数多い活動があることが知らされた。予報なしに起こった災害も、多くはその予兆を学者がしていることは驚きであった。聴衆は高齢者が多く、教授の話し方がうまかったとか厳しい指摘も多かったが、噺家を期待しているのではなく、その中身に注目したいと思った。このような講座こそ、若者に聞いてほしかったと思う。社会には研究するテーマがいっぱいあるのに、若者は内診点をあげたり、テストの成績を上げることばかりに集中しているのが残念である。これほど素晴らしい先生がおられるのだから、できるだけ早い機会に社会にあるテーマにDNAが共振するような経験をしてもらいたいものである。
2016.11.03
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留学生の就活支援をしているが、会社見学会の日程を打ち合わせるだけでも、コミュニケーションや行動力のテストになる。携帯電話でやさしく日程打ち合わせをして、詳細をメールするので、携帯メールに学生自身のアドレスを送ってほしいと要望すると、的確に行動できるかどうかはわかるし、連絡が取れなかった学生の電話番号やアドレスを教えてほしいというと、その回答から正確な行動ができるかどうかがわかる。わざわざ試験をしないでも日常の活動を行うだけで、どれだけの理解力があり、行動力があるかどうかはわかる。日常活動がいかに大事かが再認識される。振り返ると、OBになりこの爺、もうろくしてきたなあと思われることもあるだろうと反省しきりである。
2016.11.02
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他国の動きをみているとだんだん日本の良さを再認識させられる。世界から見ると見分けがつかない日本と韓国。しかし、中国と北朝鮮との駆け引きに神経をすり減らす歴史は2,000年の昔から続いている。日本は海を隔ててのことであり、両国ほどに神経がすり減らない。両国の首相に襲い掛かるストレスは日本にはその比ではないだろう。両国からの日本への旅行者は増える一方である。ある韓国人に言わせれば、中国には現実的に上手に接してゆかねばならない。うまくいかなくなった時には、逃げ込まないといけない一番の候補地は日本のようである。日本は穏やかで、平和的であるということだろう。それゆえに日本側も韓国からの旅行者をすげなく接することもあるようだが、偏狭な偏見は克服して、大きな人間観で接する国民性を作り上げることを心掛け、日本の前向きな風評を広げていただくようにしたいものである。
2016.11.01
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