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LLサイズの腹ベルトがMaxです。炎天下。真夏の午後。向かうは病院で開かれる母親学級。ボン連れて列車の旅、これもあと数えるほど。駅に着き、「おしっこは?」「ないっ!!」強制的にトイレに引きずり込む。リスク管理はばっちり。「5分前にはお集まりください」と案内にあったが、ジャストに部屋到着。ジャマイカ帰り(?)やから許して!ふたを開けてみると参加者は6人(うちご主人1名)。経産婦は私含め2名。子連れはうちだけ。しかも”ハーフ”なのでのっけから異色度アピール。なぜだろう。こういう場で必ず聞かれる「日本語大丈夫?」ボンも私もバリバリ関西弁ですが・・。ボンはテーブルの上に持参のトミカを並べるも、助産師さんのトークにすっかり魅了されていた。ホワイトボードに描かれた「破水」のメカニズム説明図を指し「あれなあに!?」連れてくるべきじゃなかったのか。でもしょうがないやんか。「赤ちゃんやねんけど、下手な絵でゴメンなぁ」ノリのいい助産師さんでよかった。おしるし―破水―陣痛の一連のプロセスは、腹キリ決定組としては全くの他人事。でも助産師さんの話は興味深い。「ザバザバ破水」「うちには夫婦生活(=セックス)専門の助産師もいる」他のママさんたちは真剣に聞いてたけど、よく考えたらめちゃくちゃ面白いこと言ってませんか?この業界の専門用語(?)は突っ込みどころ満載。専門用語と言えば、「おシモ」の存在を忘れてはならない。再びこの「おシモ」を耳にした私は、もう引き返せない領域に足を踏み入れてしまったことを悟る。「経産婦の方に陣痛の話を伺いましょう」と、別のママさんがふられてた。「私、コレなんで・・」自分のお腹の上を人差し指で数字の「1」を描くように。「あっそうですか、じゃ○○さんは?」今度は私の番。「私もコレなんで・・」つられて人差し指でお腹に「1」。「あらー残念!」皆様のご期待に添えなかったけど、妙な連帯感がわいたのは言うまでもない。「私はコレで会社をやめました・・」じゃないが。「ご質問はありませんか?」という助産師さんに「ないっ!」と即答のボン。その後病棟の見学。病院の中は迷路のように入り組んでる。建物自体は古そうだが、分娩台などの設備は新しかった。ボンを産んだのは大阪市内の個人病院で、入院する病室が松竹梅のように値段でランク分けされていたのがリアリティだった。ここは基本的に全て個室らしい。新生児室の赤ちゃんは全て引き払った後でガランとしてた。他の病棟は満員御礼のようだったが・・。田舎の病院ってこんなものなのだろうか。助産師さんや研修生たちにかまわれてたボン。以前なら完全しかとだったが、「でんしゃでかえるねん!」と応答してた。旅行を境に人見知り克服?「あかちゃんはまわってでてくるねんで!」家に帰って家族にブリーフィングも欠かさない。でも、ドコから、というのはわかったのだろうか?
2010/08/25
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翌日、鉄ちゃん親子の弟&甥っ子の案内で赤沢森林鉄道という名のトロッコ電車へ。どこへ行っても家族連れ。家族サービスに努める日本のパパママ。その献身ぶりに頭が下がる。機関車トーマス好き、鉄ちゃん予備軍のボンも、ナマ機関車や線路は怖いらしく頑として近寄らなかった。汽笛にもビビる。材木の運搬に使われていた鉄道。森林を走る短い旅に、しばし猛暑を忘れる。しかし、周りを見渡すと野球帽を被った男の子だらけ・・。トロッコを降り、長いすべり台へ。いとこを追いかけ上まで登るものの、立ち往生のボン。しょうがない、妊婦の出番。最初だけ一緒に滑る。その後はスイッチが入り、すべり台中毒患者のできあがり。いとこと競い合うようにしてエンドレス。「3歳になるとあんなにしっかりするんだー」野生児の背中に、上品ママ。彼女の息子さんももうすぐ3歳だという。パパママ交代で一緒に滑ってもらっていた。午後、弟宅へ。奥さんの出産&育児話インタビューも熱が入る。「分娩台に上がって20分」「すごくよく寝てくれる」新生児で既に布オムツの余裕。この差は何?私も楽したい!関東に魂を売った弟&にわか東京人の妹の標準語が気持ち悪い。こんな場でも我を貫くうちの母親。絵に描いたようないいご夫婦、と言った体の奥さんのご両親が前だけに恥ずかしい。おかずも(悪いけど)味濃いし~撤収したい~と思いつつ、舟和の芋ようかんには勝てなかった。いとことセッション?今夜もホテル泊。ボン、再び大浴場でフィーバー。私は朝食バイキングでハッスル。翌日は鉄ちゃん親子の案内で白馬へ。ここも妊婦イジメコース。今日のボンの初乗りはロープウェイ。この手の乗り物、旦那はアカンかったなぁ。って私もジャマイカ基準に毒され、あまり気持ちのいいものじゃない。ボンは最初こそフリーズしてたものの、乗り物の魅力には勝てず気に入ってた。この後、知る人ぞ知る鉄道マニアの名スポットへ。道楽か。人生の楽園か。何百万もする鉄道模型を森林に走らせ、乗車は一人500円。って採算とれてへんやんか!イベント時には全国から愛好家が集まり、ご自慢のマシーンを走らせるらしい。ご苦労さんです。白馬ミニトレインパークRead more!帰りは弟親子を駅まで見送る。ん?これはデジャヴ?見たことある風景。学生時代合宿で来た。駅の売店で宇能鴻一郎の文庫本を買い、友達と回し読んだ(←この頃から既にオッサン)。遠い夏の記憶に運命を感じつつ、ワイドビューしなのと並んでポーズ。うちらも立派な鉄ちゃん親子?最後までお読みいただきありがとうございました。
2010/08/17
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長いです。ゴメンなさい。弟のNewbornベイビーに会いに信州へ。カーステレオから流れるカーペンターズのように、この年で家族旅行ってどこか居心地悪い。高速道路の景色はツアコン時代頻繁に通った道。記憶は断片的で頼りない。途中いにしえの宿場町、妻篭に立ち寄る。どこまでも続く石畳と上り坂。妊婦イジメか。土産物屋や茶店が軒を連ね、昔の町並みが商売根性丸出しの景観。唯一心動かされたのが、ヒノキ専門店の洗濯板。ジャマイカ主婦魂健在です。本日のお宿はその名も木曽路。弟と甥っ子に合流。ボン、いとこ(甥っ子)を真似て自分のおじさんを「お父さん」呼ばわり。なんかみなしごみたいじゃないか?さて、彼は物心ついて初の温泉体験。岩風呂に最初は熱い、と躊躇していたものの「これ”ぬる”(ぬるい)やで!」を連発。引っ張り出すのに苦労。熱い風呂がダメだった父のDNAは継がなかったか。逆に私の風呂離れ著しく、湯船につかるのに時間を要した。こういう場所のすばらしいところはコンプリメンタリーの化粧品。今夜だけのムキ卵肌誕生。夕食バイキングへいざ出陣。たかが外れたように食い気に走る妊婦。焼きそば、チキン、寿司、タコ焼き、とジャンク一直線。ボンもタコ焼き、チキン、コーラ・・食育って何?夏のホテルの目玉に用意されていたのは、子供たちには縁日コーナー(わなげとか)。大人には「コンサート」多くを語らないホテルの人に、逆に好奇心をかきたてられ覗いてみる。ふたを開けてみると、地味すぎるおっさんのワンマンショー。「90年代ポップス」と謳っているだけあり、声も小田和正?槙原?久保田早紀の「異邦人」・・イントロだけでわかってしまう自分が嫌だ。前のオバサンはノリノリで手拍子。疲れがたたり、早々と部屋に引き上げボンより早く沈没。・・・2日目に続く・・・
2010/08/15
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ニッケル・アンド・ダイムド/バーバラ・エーレンライクワーキング・プアという言葉が聞かれるようになった頃。図書館で予約するも半年待ち。順番が回ってきた時はボンの出産と重なりそれどころじゃなかった。今回こうして手に取ると運命のようなものを感じる。田舎の図書館司書さん、見つけてくれてありがとう。3つの州で低賃金サービス業で働き、その実態をレポートする潜入ドキュメント。著者自らが体当たりで挑む。それが、子供も立派に成人した、50代のコラムニストというからそのバイタリティに頭が下がる。「本書くためにウェイトレスしてんねん!」て、こんなお母さんオモロイかも・・。日本でもそうだが、ジャマイカにいても、アメリカから入る情報はスーパー洗脳ファンタジー。アメリカ・イズ・ナンバーワン!セレブたちが織り成すキラキラまばゆい世界。大きな家。かっこいい車。運転席にはアッシャー(またはリアナ?)。妄想と現実が交錯しやがて、経済大国原理主義アメリカ住みたい派信者の誕生だ。誰だって物質的に満たされたい。でもこの本の中身は、テレビや映画で見るアメリカとは対極の、先進国の裏の顔。モーテルにひしめきあって暮らし、ランチはスナック菓子を半分。水もトイレ休憩もままならない究極の労働環境。それがブラックやヒスパニックではなく、白人アメリカ人の姿というのもダブルショック(固定観念というのは根深い、これも洗脳のなせる業か)。この本、仕事や住居が劣悪になればなるほど著者のユーモアが冴え渡るのが興味深い。人間、逆境に身をおくと笑いに磨きがかかるようだ。自己防衛のようなものか?それに何だこの充実感は。抑圧された人々の姿に、「清貧」とか「質素」とか忘れられた美徳が見え隠れする。掃除婦として働くエピソードが面白い。家の中をクリーニング中、その家の主人に「自分で掃除すればシェイプアップなんか必要ないわね」と言われる。その主人の仕事というのが個人トレーナーというのだから世話ない。確かにダイエットや痩身は、豊かな階級の特権だと思う。豊かな国アメリカに、クラッカー1個で空腹をしのぎ、汗水垂らし働く人がいる。そういう社会の暗部は、テレビや映画じゃ見えてこない。
2010/08/14
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ついにこの日がやってきた。来客を想定してないこの家。午前中は掃除に暮れ、とりあえず体裁を取り繕う。すばらしいタイミングで冷蔵庫ダウン。お客様にご用意するドリンクは全て常温。こんな辺ぴな場所に、渋滞に巻き込まれながら3名様ご到着。トランクに積んだセカンドハンドのおもちゃの数々!チラシやペットボトルといった廃品で遊んでたボンが、ようやく報われた。こんな場所、都会のちびっ子には退屈しまいかと思っていたのが杞憂に終わる。常温ウェルカムドリンクに口もつけず、さっそく客人たちは探検開始。私も少年たちの生態観察。男はハンター。動くものは追わずにいられない習性らしい。金魚、虫、猫。寄生虫、もとい帰省中の妹の猫たちは格好の餌食に。母親も妹も外泊のため、無法地帯。大富豪で革命が起こったかのごとく、ヒエラルキーの最上層から最下層?へ引き摺り下ろされた愛玩動物たち。いい気味や。「猫がいやがるから静かにして!」とボンが怒られてるこの家に違和感を抱かずにはいられなかった私。釣竿型の猫のおもちゃ片手にフィーバーしてる彼らに、ざりがに釣りに興じる古きよき時代の少年たちの姿が重なる。これでいいのだ。兄貴たちと絡むのが嬉しいボン。兄貴たちも心得たもので、ボンを背負いバスごっこ。あんな笑い声、しばらく聞いてなかったなぁ(って前も言ってたな)。破れた空気ベッドでトランポリン。興奮で失禁のボン。迂闊やった・・。楽しすぎると尿意も何もかもが、宇宙の彼方へ吹っ飛ぶ。夜は夜で、ボンを風呂に入れてやる、と言う。血のつながった家族からもなかったオファー。熱いものがこみあげる。湯船でしぶきを上げるボン。男同士、裸の付き合い、ってやつ。母たちは早々とダウン(撃沈トップバッターはボンでした)。11時過ぎても獲物を追い回すギャングスタたち。未来のボンの姿が重なり身震い、いや武者震い。翌日は好天に恵まれビーチへ。兄貴たちのラブコールを、今日は頑なに拒むボン。ここではハードプレイは敬遠してるのだろうか。水への恐怖心が芽生えてるようでちと心配。少年たちの、時折見せる「男」の顔が頼もしい。友達の面影ともダブって不思議な感覚に。高3の夏、一緒にスパイク・リーの映画を見に行ったのが彼女やった。今は男の子を持つ先輩ママ。
2010/08/11
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自分の素性を隠したい気にさせられる、都会に出ると。ココナツとバナナの木に囲まれ、タライで洗濯してた野蛮人の過去は今は隠したい。「ちょっと買い物に来た親子」に見えますか?「船場センタービルは何番出口ですか?」地下鉄の駅員さんに尋ねるのも、腹ボテで無駄足踏みたくないだけ。おのぼりさんだからではない。やさしい駅員さんはボンと私の腹を見やり「歩かはんの・・?」地下鉄を乗り換え別の駅で降りる事を勧める。いつも自転車だったから、わからなかっただけ。目当ては激安腕時計。旅行安全の祈願のごとく、渡ジャマ前に必ず詣でる店。旦那用のブツを仕入れ(本人リクエスト)、次はシェイキーズへ。その前に立ちはだかる障害の数々。「タイムセール シャツ200円」「ソックス100円」こういう所に来ると、何の疑問も持たず憑かれたように物色してる自分がいる。250円の帽子、1200円の水着をちゃっかり購入。シェイキーズに着いた時は約束の時間の20分前。妊婦&幼児の足で待合せ場所まで15分かかるとして、猶予は5分か。幸か不幸はここはバイキング。北心斎橋店はバイキングらしからぬゆったり空間。広いボックス席で用意どん。人間(私だけ?)はおろかな生き物や。いや、執念深いと言ったほうがいいのか。あの過ちを再び繰り返すのか?それともこれをリベンジと呼ぶのか?どうせ2nd Roundで味は意地に変わり、ひたすら詰め込むのが関の山やというのに。ボンはカレーライスと、あのスパイシーなポテトが気に入った様子。ファミリー連れもいたので気後れすることもなかったようだ。幸い自分の時計が10分進んでいることに気づき、ラストスパート。逃げるように店を出て、ミナミを目指す。ココには全てがある。安物。ブランド。アゲ嬢。ホスト。ここがうわさのドーナツショップか。世代も全く異なる客たちを前に、おっさん警備員は何を思う。ボンにはっぱをかけつつ何とか目的地付近に着くが、店の場所がわからん!今回何度目かの「人に尋ねる」。私、これでも地元やったんです・・1年半前までは。1年ぶりに見る顔はいつもと変わらず、「今来たとこ?本当に本当?」お互い遅刻ってパターンも毎度。彼女が指定したのは昭和レトロ漂う店。古いドラマの世界観に傾倒してるうちらにふさわしい場所かもしれない。1万マイル越えてきたというのに、会うと他愛ない話に終始してしまう。コーヒーは、野蛮人には少しだけ苦かった。ラストは服地屋とらや。ここを外したら何のために日本に帰ってきたのかわからない。ジャマイカで恋焦がれていた唯一の場所。と言っても過言ではない。創造とインスピレーションの原点。自分やボン用。ベビーの布オムツを探す。さらしを手に「これってオムツ用ですか?」「オムツはうち置いてない・・昔は置いてたけど」男性店員に一笑に付される。昔って3年前のこと?これから怒涛のミシンWEEKがスタートする。アンパン作ってみました。(パン生地の色味が悪いのは抹茶のせい)よく考えたらジャマイカでも作れる(red peasで)。
2010/08/04
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