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細かい雨が木々を濡らす音。よりによってこんな日に・・。今日は初めて車で検診へ行くんです。雨の日の運転は初めてという、どこまでもビギナーな私(後日、旦那に電話で”Scary”と一笑された)。交差点右折の待ち方、間違ってますか?対向車のおっさんの一瞥を受け、急に自信がなくなる。「この道やったら遅くなるわ」追い討ちをかける母の一言(今日は同伴)。しかしナビより彼女の道案内を信じるほどの勇気は、私は持ち合わせていない。「この先、カーブに注意してください」かと言ってナビの指示も軽く流してしまう傾向にあり、ガードレールに突進するところだった。やがてシナプスがつながるように、なじみの場所にたどりつく。ここに出るのか。枯葉マークがまぶしい前の軽トラ。悠々と進むその姿勢、見習いたい。後続車を意識し、ついアクセルを踏んでしまう自分に反省。Take it slow。予約時間1分前に到着。まず検尿。高度な技術を要するここのトイレの鍵。前回も「しまりません!」「じゃ私見てますんで!」というやりとりを耳にした(私もうまくいかずボンを見張りに立てた)。今回はスムーズ、幸先いい。血圧&体重。緊張の一瞬・・しかし予想を裏切り体重が増えてない!1ヶ月前から横ばい。食いまくったものはいずこへ?恐るべし、3歳児相手の消耗度?10kg近い重りを24時間ぶらさげてるようなもんだから、想像以上にカロリー消費してるのかも。待合室に戻ると母親とボンが「北海道の特急」というマニアックな乗り物ビデオを見ている。今日はいつもより混んでいて、ビデオ鑑賞の後は絵本三昧(←アンパンマンのビデオにはノーリアクションのボン)。待たされてもせいぜい1時間。いよいよ診察タイム。最大の課題は腹の中の子が2500g超えてるかどうか。診察台で黒い腹(←日焼けで)を出し先生の反応を伺う。「うーん・・」何?ダメ?「よし!OKやね!」よかった・・未熟児で生まれる可能性がこれで消えた。その後レントゲン室へ。若い兄ちゃん技師前にしても、素っ裸になるのをいとわない自分がいる。どうせハラキリする身、何も怖いものはない。「上だけぬいでこれを着てください」カーテンで仕切られた脱衣所を指し、ガウンをわたされる。なんや、肩透かし。次は心電図。確かにこの病院は古い。壁に入ったひびを眺めながら検査を受ける。帰る頃には雨はすっかりやんでいた。1時間に1本の電車を待たなくていい幸せ!張り止めの薬ウテメリン(なつかしい)と漢方薬を薬局でピックアップし、車は回転寿司とパン屋の100均セールへと向かう。私を止めるものは、もうない。
2010/09/14
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兄弟/余華文化大革命、毛沢東、人工処女膜、巨乳男、宇宙旅行・・。悪趣味。純愛。家族愛。何でもアリ。怒涛のドタバタ中華絵巻。冒頭シーンは「肥溜め」。それ自体強烈な個性(悪臭?)を放ち、普通の小説じゃない予感。兄弟の「弟」で主人公の一人、李光頭の父親が肥溜めで溺死という因果からこの尋常じゃないストーリーは始まってる。上巻の「文革篇」では、歴史のうねりに翻弄される幼い兄弟。泣きどころてんこ盛りで、号泣がお約束なのかもしれないが、全体的にテンポが漫画っぽく、カンフー映画を見てるようであまり泣けない。パワフル中国の底力?それより何より文化大革命で迫害を受ける地主や資産家たちが悲惨。大衆総出でリンチする、集団の狂気。それだけ価値観も何もかもを崩壊させたのが文革だったのでしょうか。下巻「開放経済篇」になるとガラリとトーンが変わり、高度成長まっしぐら。人民服を着て自転車に乗り、つつましく生活してた人々が、「金」「セックス」に暴走。欲望に目がくらんだ大衆はこれまたカオス。狂気のワンダーランド。そんな中、主人公である「兄弟」。実際は再婚した親の連れ子同士、血のつながりはないのだけど、その絆は水よりも濃い。悲しいほど純粋で美男の宋鋼と、下品で粗野で超俗物の李光頭(肥溜め溺死男の息子)。三蔵法師と猪八戒と例えられるほど、対照的な二人(この例えがいかにも中国!)。彼らの運命は、中国の歴史の大変動にさらされながら、残酷でスキャンダラスでどこかコミカル。冷蔵庫で冷やした飲み物。キャンディー。そんなものを初めて口にした少年時代から、経済成長を遂げた中国で、実業家としてアルマーニのスーツで白ベンツ・黒BMWを乗り回す人生。こういう人が存在する中国。もう誰にも止められない。中国ってやっぱりすごい・・。本の中にしばしば登場する肉まんが、たまらなくおいしそうやった。鶏ミンチで作ってみようかな。
2010/09/13
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ひぽくり/ばんぱいや/かんからー/きんぐ・せらしあい・・・。ぬるま湯日本では耳にすることのない危険なラスタ用語が際限なく。カーステに入れたMorgan Heritage。こんな反社会的思想が身近に存在する。なんてすっかり忘れてました。さて、駅まで徒歩20分の道のりを車で。実は一本前の電車に乗り遅れたんです。1時間に1本のダメージは大きい。今日一日の体力を全て使い果たし(走ってしまった、妊婦なのに)、ボンもすっかり意気消沈。2回目も駐車に手間取りギリギリセーフのスリル(ほんま体に悪いわ)。運転席向かって最前列の席を確保。連接作業に没頭しているボンは、私に旗振り役を課し、持参のミニカーを電車に見立てる。私は旗代わりのハンカチをふりつつ、目は週刊ポストの吊り下げ広告を凝視。セックス特集「男が知らない女たちの性」「男と女で好きな体位はこんなに違う」読まなくても内容が推測できるあたり手垢にまみれたテーマというか。(おじさんたちの)セックス論が退化している証拠だろう(といいつつ亀のように首を伸ばして字を追ってる私)。乗り換えなしがありがたい1時間の電車の旅。引越ししたばかりの友達の家へ。駅を降り、都会の熱の歓迎を受けつつ待ち合わせの場所へ。マダム登場。新生児の時に見たっきりのお嬢ちゃんはストローラーに乗り、いぶかしげに不審者親子を観察。友達のバッグにぶら下げられたキーホルダーには見慣れたマークが。「おなかにあかちゃんがいます」(私も持ってたがボンのおもちゃになり捨てた)。何と彼女もおめでた。引越しで大変な中、つわりで料理もままならないのに昼ごはんを呼ばれるうちらって。恒例のボンのおもちゃ荒らしスタート。しかしここは乙女の家。主はさっそくベビーカーに乗せられた”ポポちゃん”の口に哺乳瓶をあてがう。女の子や~。遊びが違う~。トラックもパトカーもない、新鮮な空間。ボンはかろうじて車輪のついているアイテムだけに固執し、二人の世界が交わることは決してなかった(年が違うせいもあるかも)。初期のアンパンマンの絵本を見せてもらう。クラシックバージョンとでもいうのか、教祖さながら絶大な人気を誇るヒーローとは似て似つかぬ、それは暗くみじめな姿だった。話題はNHKの子供番組に。「いすの番組(註:みいつけた!)ボン嫌いやねん、私はわりと好き、ちょっとブラックで」「サボさん好きってお母さん多いで」「いないいないばあのわんわんとかぶるな、自虐キャラが。着ぐるみ着てる男の子も好き」「オフロスキーやろ、あれも好きなお母さん多いで」以上、NHK子供番組のマニアックな会話でした。終始年下ギャルと絡むことがなかったボン。最後に写真を撮る時、そっと肩を抱いてあげていた。家を出る時も背中に手を当てるエスコートぶり。女の子の扱いは難しいぞー。帰り際、友達とお互いの腹を見せ合って別れる。「妊娠線はできる時はできる!」鉄則です。亜都利絵~2010年秋コレ後編入院着(というか寝巻き?やっぱ前開きですよね)ミニマザーバッグ&小物(おむつとか)入れになるであろうバケツトート猫ボウタイ
2010/09/07
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海の中で目が覚めた。子供の寝しょんべん指数で見つける小さな秋。今朝は少し涼しい朝でした。処理に追われていると異変を察知しボン異例の6時起床(いつもは8時起き)。おかげさまでEarly Birdを体現する有意義な1日のスタートをきれた。今日は車で友達の家に遊びに行くんです。そんないっぱしのママさんの真似事に半ば興奮しつつ、ダンプリンを揚げながら手土産のパンを焼く。ここは田舎。ケーキ片手にお呼ばれなんて洒落た真似は不可能。みんな、人ん家行く時はどうしてるんだろう。やはり畑で採れた野菜を持っていくのだろうか。ナビに目的地を登録し、いざ。緊張と暑さで運転中は砂漠の遭難者のごとく喉がカラカラ。しかしドリンクホルダーの、エビアンのボトルに入れられた麦茶に手を伸ばす余裕はない。「およそ700m、左ななめ方向です」700mの距離感がわかれば世話ないわ。言われるがままに国道を外れたら、また国道に戻ってきた。彼女は私に何を求めているのか。機械に翻弄させられる愚かな人間の典型を演じる。心もとないままハンドルを握っていると、目的地に近づいてきたようだ。そう、実は迷いようがないぐらいの近さ。未だに旧姓で呼んでるせいで、新しい苗字もうろ覚え。半信半疑で表札を見ながらインターホンを押す。でかい家だ。周りの家も。駐車スペースなんかちょっとした食べ物屋さんぐらいある。家の中はディズニーランド。ボン興奮のおもちゃの数々。「ぜーんぶもらいもん」と彼女は言う。ボン、まさかの失禁。あぁ、私としたことが。いつものように「ない!」「ある!」と強引に引きずっていけばよかったのか。詰めの甘さに自己嫌悪に陥る私を、風呂場へ誘導、事後処理、着替えの用意と手際のよい友達(フローリングはこういう時いいなぁ)。ボンの醜態はそれだけに留まらず、おもちゃをめぐり敵意をむき出し。相手はかなり年下なのに・・。あー先が思いやられる。「赤ちゃん返りするやろね。でもすぐお兄ちゃんになるって(ニッコリ)」今はその言葉だけが救い。図書館に寄るつもりで、昼前においとまのつもりが、目当ての本がここにあった(ドラえもんのようにクローゼットから取り出して来た友達)。結局昼ごはんまで居座る。子供同士なら食の細いボンも食べてくれるだろうという判断である(→手土産を返品・・どこまであつかましいんや)。ここのお子たちの、食に対する姿勢ときたら。手土産のパンを食べ物と即座に認識した後は、目の前から消えると泣き出すほどの執着ぶり(出されると魔法のようにピタッ)。自らの手で、慈しむように、黙々と、時に「ピーマンを食べる自分」をアピールするのも忘れない(ボンは残すのに)。牛乳で流し込む裏技も駆使し完食。作ってきてよかった。自分のやってきた事が初めて報われたような、感動に包まれた瞬間。彼らには生まれる前から生存競争をサバイブするDNAが備わっているのかもしれない。あっぱれ双子ちゃん。ついでに足りなくてあせっていたベビー用品もゲット。わらしべ長者か。ボンにも変化が。その晩の食卓。何かにつけ「もうお兄ちゃんやもん」を連発。いつもは口にしない魚や野菜をもりもり。ゴーヤまで食べていた。後片付けも手伝った。三日坊主じゃないことだけを祈る。トラヤ presents 亜都利絵~2010年秋コレ前編定番ボンの迷彩パンツ。魚偏ばかりの漢字プリントワンピ。アラフォーが着るオールインワン(ジャマイカなら許される?)。猫シュシュ。
2010/09/04
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