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ここはコソボかモガディシュかと思うような映像。この国って内戦してたっけ?既に世界に流れた醜態。これでも観光国っていうんやからお笑いや。気を取り直して、田舎は平和です。今日は超音波検査へ。ダウンタウンは1ヶ月ぶりなのでピアスまでする気合の入れよう。ジリジリと紫外線に焼かれながら待った甲斐あり、バスはボンの座るスペースがあった(さすがに腹ボテで3歳児膝乗せはツライ)。ボン、隣の小学生とゲンコツ握手を交わす。男の子と絡むのが嬉しいお年頃。昨日も図書館で男の子と一緒に本読んでたし。「あれは、ご・み・と・ら・っ・く、ってゆうんだよぉ」小学生は妙にベタベタしてて正直気持ち悪かった。(そんなんこの子もわかっとるわい)としゃしゃり出たい気持ちを抑える。ダウンタウンは5mおきに露天商が華やかなサマードレスを売る。卸し元が同じなのか、全てキラキラインド綿のようなエスニック柄のベアトップワンピ。目的地に早く着いたので、診察も前倒しに、と期待したのは浅はかと言うもの。2時間も待たされてしまった。8時から来てるというファルマット(隣の教区)の女性は爆発。膀胱が限界や。最後にトイレに行って6時間以上。来た!こんな時に自分の存在を誇示する私の中の住人・・。これは何かのプレイに違いない。ボンは1ドル硬貨で大人しく遊んでる。診察客からも硬貨をもらい金が増えてた。最後まで残ってたのは私だけ。やっと名前が呼ばれる。げー、ヤロウか・・。モニターの灯りだけが頼りの暗い密室。なぜかジャズ(前回も)。技師、私服というのが胡散臭い。「性別もう分かると思うンすけど、知りたくないんでよろしく」「女の子がほしいの?サプライズがいいんだね?」と弱みを握ったような不適な笑み。馴れ馴れしいし(パトワやし)、過剰なスキンシップ・・。携帯に「YO!」と出た後は、お腹のジェル(これも暖められてなかったぞ)が乾くまで患者を放置。「いやぁ、ドゥドゥスは最後まで出てこんやろー」(←チボリ・ガーデンのニュースはここでも持ちきり)。ボンは室内をすべり回って”スキー”のつもり。なんとか終わり外に出ようとすると、待合室の人数は2倍以上に膨れ上がってた。2時間で済んで喜べってか。次は念願のKFCへ。CMですっかり洗脳されたボンはずっと食べたがっていた。日本ではやめてたのに、許してパメラ・アンダーソン(←アンチKFC)。「オリジナルですか?BBQ味ですか?」「ドリンクは?」ファーストフードでは、マニュアル化されたジャマイカ人というめずらしいものが見れる。戦利品手に、大急ぎでバス乗り場へ。「ミスチンこのドレス知ってる?中国直輸入やで!」インド製じゃないんや・・。例のドレス、500ドル(500円)らしい(いらん)。雨が降り出し、街は騒然とする。このカオスから一刻も早く脱出せねば。ちょうど雨季にあたり、午後からは毎日バケツをひっくり返したような雨が降るわが村。バスのフロントガラスに叩きつけられる雨しぶき。「おなかイタイ」とボン。朝トイレしてこなかったからなぁ・・。バスを降りた時にはちょうど雨も小休止、ハレルヤ!飯食って(ほとんど完食・・ジャンクフード恐るべし)クソして寝たボン。稼ぎの10ドルはバス代に使わせてもらった。親孝行?
2010/05/26
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朝は忙しい。洗濯・食器洗い・掃除。特に外出を控えてると殺気だつ。滝のように汗を流しほうきマシーンと化した私の前に立ちはだかるボン(昨日からタンバリンかぶりおまわりさんのつもり)。なぜ彼は掃きだまりを歩きたがるんだろう・・。今日は近所の図書館に行きたいんです。パソコンを使いたいのでできるだけ早く出たいんです。そんな切実な親心子知らず、着替えの最中も飛んで回って(円広志か)を止めないのでついにお尻ぺち!めったに手を出さないのでその効果はテキメン。しかし持続時間1分。「のーどぅだっ(Dont't do that)」と逆にパトワで怒られてしまった。最近の図書館、利用者増加傾向にあるようだが、みんなのお目当てはパソコン。大抵先客がいて、ボンと本を読みながら待つ。今朝はすぐ回ってきた。隣からよどみないキーパンチの音。つ、ツワモノ・・・。初めて遭遇、オタクin田舎図書館。ドレッドに見える短い三つ編み、ボーイッシュというよりただ素っ気無いファッション。私のデータによると、出会い系や動画サイトを静かに見てるユーザーが大半。キーを叩く音が部屋に響き渡ることなんて、かつてなかった。しかしここでもカーテルの靴チューン・・(彼女のPCから)。帰宅。借りてきたボンの絵本を読む。やばい、コレ。読み出したら涙がとまらなくなった。「もっとー」というボンに、かんべんしてくれと「ねずみさんのながいパン(こぐま社)」でお茶を濁す。こんな泣ける本書かいたん誰やー。タイトル:「someday(邦題:ちいさなあなたへ/アリスン・マギー)」添い寝したり、手をつないで歩いたり、日常のひとコマひとコマが、いつかセピア色の思い出になる。自分が死ぬ時とか、死んだ後に思い出されるかけがえのない一瞬になる、なんて・・。晩御飯は日本食恋しさのあまり小麦粉カレーライスに挑戦。料理というより実験に近い。見た目は完璧だったが、やはり「カレー」は色んな味の複合体。コンソメ、りんご、ウスターソースなどないものを省きまくったら、ま、まずい・・。市販のカレールウの味を期待した私が悪いのか。しかしうちのカレー王子はしっかりおかわり。そういえばカレーの王子様ってこんな味やったっけ?次回はせめてソースだけでも入れよう。夜のCVMニュースで、初めて「ラガ・シャンティ」なる人物を拝見。ヒッツFM(間違ってるかも)朝の顔で、視聴者参加番組がなぜかここじゃ大人気。毎朝彼のだみ声とバカ笑いが村中に響き渡る。名前から、ごっついコテコテのラスタマンを想像してたが、実物はつるっぱげ(スキンヘッド)俗物っぽい雰囲気プンプンのおっさんやった。浅田次郎を超えた・・涙で本が読めない。雪だるま・一瞬で昇天(made with冷蔵庫の霜)
2010/05/21
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今週はアーティストが3人も銃の犠牲になった(死んでないけど)。Voicemailのメンバー、マッド・コブラ、モバドのプロデューサーという面々。ジャマイカのショウビズの闇が浮き彫りにされた感じ。なんかだなぁ・・。旦那の朝は早い。その彼を待ち伏せしていたお向かいさんの声が聞こえる。ダウンタウンまで乗せてってくれ、と。しかも街で売る大量の作物を持って。親切も相手を選ばないととことこん利用されてしまう。旦那に見捨てられた後も、しつこく外でヒッチハイクを続けていた。タクシーかバス拾いや・・。会話の音でボン起きたやろうが~。窓に貼り付いて「ダダ、またおしごといったわーあうちゃんもおしごといきたかったけど・・」この人が今起きたら私が早起きした意味ないねん~!今朝のクールFM、ハーフ&ハーフのコーナーはフレディ・マクレガーVS.バリントン・リーヴィー(バリントン・リーヴィーは既出、前回の相手は確かハーフ・パイント)。両者全く毛色が違う。ナンセンスと目くじらを立てるより、この時代の歌に酔おう。ああ、私の青春・・。結果はフレディの圧勝。いや、だから比べるもんとちゃうし。ここ2、3日、断水か、茶色い水か、という究極の選択にさらされてた。今日は?と外の元栓をひねると茶色が乳白色に変わっていた。判断にあぐね、旦那にtext、指示を乞う。悩んでる母の横で、ボンは大喜びでコップに水を入れて捨てる、という行為にふける。「もっとぽいする!」GOが出たので貯水作業スタート。うん、よく見たらキレイ。我が家の未完成のキッチン。日本の土間の感覚、といえば聞こえはいいが、要するに下はまだ土。食器洗いをする私の横で、砂遊び(?)に興じるボン。ジャマイカの親とちがい、ここは寛容な私(というか放置?)。三輪車(これも室内用、だったが・・)も道連れに。横倒しにしてタイヤをハンドルがわり「トラックうんてんしてんねん!うしろドアあいてるやうー(やろー)」子供って何でこんな汚れるんや??ズボンもう明日はけない・・。午後激しい雨。大急ぎで取り入れた洗濯物も自分も濡れてしまった。でも嬉しい!恵みの雨!水不足・断水が解消されますように。夜、旦那が帰ってきてスーパーへ買出し。車の前でちびっこギャングに取り囲まれる。「○○(ボンの名前)、ゆあきゃりみ?(つれてってや)」こんな時だけ友達ヅラがここにも。今夜は三日月。緯度のせいで、ここの月はほぼ真横。いやらしいスマイルに見える。スーパーと八百屋で私と旦那二手に別れ、ボンは私につくのが常だが(小姐にキャンディもらえるから)、今夜は違った。オトンを使命。父に手を引かれ道路を走るボンは、大きくなったといえどやはり小さく、赤ん坊の面影を残す。ボンと二人だけで過ごすこともなくなるんやなぁ。立ち木のポーズ!
2010/05/15
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CVMテレビの「Simply Muta」は大好きな番組。放送開始からまだ1年未満、今までなかったのが不思議なくらいムタ・バルーカ一色。しかしそのキワドイ内容に納得しつつ、そういう放送コードには意外とジャマイカも保守的やったりして?と憶測がとぶ。ある日のテーマは「マリファナ」。ジャマイカ音楽界のカリスマ、クリス・ブラックウェルが見れた。ボブ・マーリーの元マネージャーでアイランド・レコード社長。クイーンズ・イングリッシュで抑制をきかせつつマリファナ肯定論を語る。おっさんも好きやのぉ~。ムタ先生との2ショットが違和感。濃ゆ~いラスタVS.日曜日のお父さん、といったところ。お父さん仕事上この手のキワモノは慣れてそうやけど。目からウロコだった放送は、聖書の矛盾をことごとく指摘し、「なんちゅう作り話や!」とこきおろした回。一般的にラスタも広義のキリスト信者。その点、ムータはリベラルな視点で、独自の価値観を展開しているらしい。「信仰と知識は別物」「知識は力である」この国の狂信的なキリスト教(狂)信仰に、反発してる私。まさに勇気を与えられる金言、メモメモ。毎週日曜、ラジオ局はハイジャックされたかのようにヒステリックなゴスペルを垂れ流し、お向かいでは昼夜問わず近所迷惑を顧みない「おつとめ」の声が聞こえ(爆音CDで応戦する私)、勧誘という名の業務妨害が家を訪れる。「神様が助けてくれるんか?もっと子供の面倒みたらんかい!学べ!スキルつけろ!」と一石投じたい衝動にかられるが、実際忙しいのと、口では完全に負けそうなのでいつも機を逃してる。ムータの金言をいつか使おうと暖めておこう。でも、宗教って戦争の引き金になるぐらい禁忌だったりする。だからこそ気安く勧誘なんてやめてほしいんやけど。前置きがメインみたいになってしまったが、今週はマーカス・ガーヴェイ特集やった。中学校で学生相手にレクチャーするムータ。国立図書館で関連図書や当時の資料を見るムータ。博物館を訪れるムータ。「ワシはマーカス・ガーヴェイと誕生日が2日違いなんや!」というのは旦那の決まり文句(ちなみにカストロもですよ)。そんな旦那、TVかじりつき。マーカス・ガーヴェイが影響を与えた人物にマルコムXの名も!執筆活動も精力的に行っていたマーカス・ガーヴェイ。その本はムータに「ワシのバイブル」と言わしめてた。私もほしい!(でもアマゾンで1万円近くした・・)ジャマイカの英雄、マーカス・ガーヴェイはどれぐらいのジャマイカ人に指示されてるんやろう?悲しいかな、ヴァイブス・カーテルのほうが知名度高かったりして。靴のブランドの歌がただ今大ヒット中(1日に何回も聞こえます)。アイリーFMの朝のミニ番組でこの曲を取り上げ「ジャマイカ人は消費者にしかなれない。何も創造しない。」と言われていた。カーテルの曲そのものも消費されるだけで、後世まで聞き継がれることはないでしょう、きっと。Muta先生今週はシナモンロールに挑戦。む、難しい・・・
2010/05/10
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Killshot/Elmore Leonard本棚の奥からエルモア・レナードを発見。数少ない私の知ってる外国作家。圧倒的に利用者の少ないわが村の図書館ですが、この本は人気があるようで4回ほど貸し出されてた。平凡ながら幸せな日々を過ごす中年夫婦ウェインとカルメン。ささいなことから、アルマンドとリッチーという筋金入り殺し屋コンビに命を狙われる。執拗に迫る魔の手、頼れない警察に、自ら銃をてに立ち上がる――。ステレオタイプかもしれないけど、これぞアメリカ!といった感じ。TVディナー。エルヴィス・プレスリー。キャデラック。ペプシやアイスクリーム(を愛す大人の男)。袋に包んだウィスキー瓶も定番アイテム。そして、人々の生活に身近な存在の「銃」。殺伐としていながらウィットに富んでいるところがレナード節というのか。この手の犯罪小説を量産し続ける熟練の技。ファンも多いんやろうなぁ・・。「パルプ・フィクション」とか「ジャッキー・ブラウン」の世界ですね。個性的なキャラクターと、彼らが背負っている微細なエピソード。一見どうでもいいことの羅列に見えて、この具体性がレナード印のリアリティでしょうか。「絶対いそう、こういう人~!」みたいな説得力。人を殺める苦悶とか心の闇は全く皆無。あっけらかんと人が殺される。涙と血の匂いが漂う高湿多潤のアジア犯罪小説・馳星周ワールドとはえらい違い。こっちは感情も湿気もシャットアウトの世界。ハリウッドお得意のエンターテイメント的殺人でした。クライマックスもハリウッド的ラストが用意されてる。chick and gunってやつですか。chickはとうのたった主婦というのがなかなか「おつ」でしたが、私と同い年というのがちょっとつらかった。そのchick・カルメン、息子は既に一人立ち、夫と二人悠々自適の第二の人生を歩んでる(そんな二人の間にも愛の営みがあるところがまたリアル)。生活臭漂うおばさんを想像していたら、私もカルメンの歳やんか!生活臭漂うおばさん=>はい、それは私です。そのカルメン、自分の命が危険にさらされてるのに、冷蔵庫の中身を心配。「冷蔵庫の牛乳は捨ててください」と旦那にメモを残したり。いかなる状況でも育児・家事にプライオリティを置くのは主婦の悲しいサガか。そんな私も出産入院前にネギとゴボウをひたすらきざんで冷凍庫へ保存する作業に追われてたっけ。この小説、同名で08年に映画化され、主婦カルメン役はダイアン・レイン。80年代に出版されてる小説ゆえ、「夜中にやってるひと昔の映画の空気感」を大切にしてほしかった。ゴールデン・ホーンとか適役では。ちなみに同名で日本語版の小説も出てます。おまけ画像・その1:今週のパンはカラルー入りパン。おまけは自家製ラムレーズン入りマフィン。手作りラムレーズン、おススメです!軽くゆでたレーズンをラム酒につけるだけ。ちょっと入れるだけで、アイスやお菓子が劇的に変わりますよ!おまけ画像・その2:2ヶ月ぶりにミシンを踏みました。久しぶりに息子のシャツ・・・超ざつ!クールにインポーツっぽく仕上げるつもりが、耳なしほういちみたいになってしまった。ほういちシャツと命名。
2010/05/06
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