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バレエ漬けの一年でした。ルジをきっかけに、いろいろと開眼した年でもありました。ルジにハマってから、ようやく2年近く。まだまだ未熟者です。ブログを始めてからまだ1年未満。来年、ルジの白鳥を観る7日がやっとブログ1周年です。そういえば、初めて書いたのは今年8日の、やっぱりルジの白鳥でした。なんか運命を感じるわ~。(←何の?)(白鳥の前の日付は遡って書いた日記なもので)ブログに書いて記録に残しておくと便利ですね。字を書くのはおっくうでも、キーを打つならラクラクだし、修正も簡単。いい時代になったことよ。おかげで、あれっていつだったっけ?とか誰が出てたっけ?とかボケたセリフを言わなくて済むし。ボケといえば、視覚でとらえたものを言葉に表す、書き記すってボケ防止にいいみたいですから、一石二鳥です。ルジ(の真摯な姿)を観ていて、ただのミーハーに走らずに(ん?反論あり?)、バレエそのものを好きになりました。バレエ・ダンサーを尊敬して、舞台芸術に感動して、バレエの歴史に興味をそそられ、音楽に感性を刺激されたり、とここ最近は左脳ばかり使っていたのが一転して右脳をフル回転してのめり込んだ感じがします。初めてルジを観たのが「ジゼル」だったのもかなり影響してるかな(2005年)。古典の物語バレエでいかにドラマをつくるか、ドラマを魅せるかはダンサーの力量と解釈の違いで印象が大きく変わる、ということに気づいてから、イロイロ観たくなってしまったし、ルジに至ってはすべてを観たくなってしまったので、この先バレエによる散財は免れません。今年は一流バレエ団の来日も目白押しで、とりあえず観てみよう、なんていざ観てみたら、とても勉強になりました。いいものは文句なくいいし、自分の感性に合わないものもあるけど、必ず発見があって、誰かしら好みのダンサーができて、興味は広がるばかり。ルジに会えずに待って待って待ちに待った6月、やっぱり自分はルジマトフというダンサーが好きでしょうがないんだな~と再度自覚。あのだぶっとした衣装を着ていても、放射状に発光するエネルギーを感じて圧倒されまくり、鋭い眼光に惚れまくり、踊りの確かさと力強さに目は釘付けならぬ、ハンダづけ。後日「次のシェヘラザード。半裸状態なのに、だいじょーぶだろうか、自分」といらぬ心配をちょっとだけしました。パリ・オペといい、世界バレエ・フェスといい、マリインスキーといい、一流どころのチケットの高さにも悲鳴を上げつつも観にいってしまうという、どうにも歯止めがきかない状態。素人ゆえにあれもこれもと観たくなってしまう時期でもあるけど...。といっても、観れば観ただけ生の舞台は得るものがあるからやめられない。吉田都さんの金平糖の精も特筆すべき素晴らしさだった。短い登場シーンなのに、すべてをさらってしまうほどの存在感があって、まばゆい宝石を見ているような、きらきらと心が幸福感で満たされるようだった。とても特別な時間でした。これもルジの舞台を観なかったら、目にすることのできなかった瞬間。吉田都さんの名前を知っていても、きっと体験できなかったはず。仕事に忙殺され始めた10月。シェヘラザード2回のはずが、2回ではどうにも欲求不満になりそうで1回追加。そして妄想は止まらなくなる...。金の奴隷がどんどん変化していくので3通りに引き込まれ、どこまでもお供したい気になりました。終わっても頭の中では果てしなくストーリーが展開されて、幾通りものルジマトフがR指定で駆け巡りました。それとは対極を成すソネットも、いつまでも脳裏に焼きつき思い返す作品だったなぁ。痛みを内側から搾り出し、透けて透明になるほど研ぎ澄まされて、空虚で愛に飢えたあの表情。あの時わたしたちは、ルジマトフのすべてを受け取り、理解し、一体化したのだ、と思った。感覚に強く訴える精神性の高さは、他に一体誰が表現できるというのか。どこにも見当たらない、と100%言い切ってしまえるのがルジマトフの個性の強さなんだな、と思う。このあとにも白鳥(ザハロワ)、マリインスキ-(ヴィシ、ロパートキナ)、シンデレラ(コジョカル)といくつか観てそれぞれに感動。(ってひとくくり…)いくら使ったかは考えること自体、封印しようっと。今日はルジの白鳥@神戸のチケットが届きました。ルジの白鳥は貴重なので、遠征することに決めました。年が明けたら(ってもうあと何分もないけど)、ルジの海賊が目前に迫っている。そして連戦~。夢のような時間はあっという間に過ぎるんでしょうね。来年は「ルジ・すべ」もあるし、ライモンダに出演だし、気持ちに羽が生えたようにルンルン~♪そしてお財布もどんどん軽くなる~。いいのだ。お金は使ってなんぼ。気持ちが豊かになるなら価値のあることなのよ!(力説)来年も沢山の素晴らしい舞台に出会えますように。素敵なルジに遭遇しますように。脱線しがちなブログですが、お読みいただいた方、コメントくださった方、ありがとうございました。来年も幸多い年となりますように。
2006年12月31日
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ヴィシのHPに確か前はなかったGiselle 2006がGalleryにUPされてました。アルベルトはコールプ!(嬉)コールプの衣装(1幕)は白タイツに白のフリフリお袖にグレーのベスト姿。ヴィシの衣装がピンク系だからうまく調和している。茶系の黄土色だとヴィシが浮くから合わせたのかしら?一枚、どう見ても「妖艶おねーさんが脅しながら誘惑してるの図」があるんだけど、これって二股がばれて動揺してるアルベルトを脅す、じゃなかった、問い詰めるところ?「坊や、これって二股なの?」「すすす、すいません...」「遊びってこと?」「決してそんなつもりでは...」「では、あちらのご婦人はなに?」「ですから、そのー...(しどろもどろ)」この一枚で想像はふくらむ。是非みてみたいですねぇ。(動機不純)同じくヴィシのGalleryにGDB Evening 16.09.2006というタイトルで、アフロなヴィシの写真があり(何の演目かわたしには不明)、その一枚にコールプが並んで写っておりますが、なんですか、この超ワルぶりは。ヤクザ?街のギャングとか、ヤクの売人など、ヤバイ仕事に手を染めていらっしゃると思います。(←なぜか敬語)隣のヴィシはまるで人質...。拉致られて「オレ色」に染められた女みたい。大晦日だというのにこんな話題...。時間があったらルジで〆たい。
2006年12月31日
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今年も残すところあと1日。本日はバレエではなく、アニハーノフさんの指揮姿を見たくて【第九】に行ってきました。いつもオケピに隠れて頭と手くらいしか見えないけど、今日は勿論ど真ん中で主役の立ち位置。それでとっても目についたのが、アニハーノフさんのひらひらと舞う手の美しさ。手の甲も指もとっっっても長ーい。あぁ、ルジの揺れる指先を思い出すぢゃないの~。オケはもちろん素晴らしい。オケが素晴らしいって素晴らしいー。アニハーノフさんの手の動きを見ていると、どんな音の出し方を要求しているかがわかるんですねー。で、そのとおりにオケが応えている。音を平坦に出すのか、膨らますのか、高音で引っ張って次に絞るのか、どのタイミングで爆発するのか(←これは分かりやすい)、弦を震わせるだけなのか、いななくのか、轟かせるのか。ふーむ。指揮者目当てだと、座席位置は一考の余地がありそうだ。バレエでは敬遠しているL席R席も舞台寄りだとアニハーノフさんの没頭するお顔が拝見できるじゃないですか。しかし音響の観点からは横ってどうなんだ?とは思うけど。本日のコンマスは先日の眠りで感動した髭のお方でした~♪ヴァイオリン・ソロがなかったので惚れ惚れする独奏は聴けなかったけど、気になってアニハーノフさんと交替でみてました。あまりに気持ちの良い音でうっかり目をつぶって聴くと眠りそうになってしまうのが難点。(^_^;【第九】なので合唱つき。いやはや、人の声って力強いもんですね。魂の叫び、って感じでした。うむうむ、インストゥルメンタルもよいけど声と重なり合うのも違った広がりがあってこれもまた良し。アニハーノフさんの熱の入ったパフォーマンスがフルでみられて大変楽しかった。飛び上がって指揮する姿は噂には聞いていたけどホントに足が浮いてましたから。フィナーレで最高潮に盛り上がる音に、アニハーノフさん渾身の早業タクト振り。顔真っ赤にしてチカラこもってます!かっこいいっス。絶賛の拍手~。となりのおじさんも熱烈に拍手を送ってました。何度かご挨拶に登場するあいだ、アニハーノフさんはいつものようにちょっとだけはにかんだ笑みをみせて、ことさら大仰に観客にアピールせず、まわりを立てているのが人柄が出ている。コンマスの手をとって退場していきました。帰りにアニハーノフさんのCDを買ってしまいました~。・チャイコフスキー交響曲第6番 ロ長調 作品74 【悲愴】 チャイコフスキー ハ長調 作品48 【弦楽のためのセレナード】指揮:アンドレイ・アニハーノフ管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団...いいです。これ。チャイコはいいです。世間は「のだめ」でベートーヴェン・ブームらしいですが、(かくいう【第九】もベートーヴェンですが) チャイコの詩情あふれる曲想は五感を刺激してあたかも情景が浮かぶ、「浸れる」系です。悲愴というと、とても悲劇的なイメージがあるのに、旋律はあくまでも透明で美しい。解説を読んだら納得です。(以下抜粋)『日本語では「悲愴」と訳しているが、ロシア語のこの言葉は正確には「熱情」とか「強い感情」といった意味になる。だから、「悲愴」という言葉の使い方---例えば、「悲壮感漂う」といった、どことなく外面的な印象よりも、実は人間一般が持っている人生への恐怖、絶望といった内的感情を抽象的に表現していると言ったほうが適切だろう。』なるほど、なるほど、なるほどー!(以下も抜粋・要約)『ロシア人音楽家にとって、「ロシア」とは何かと尋ねられたとき、深く考えることなく自然に答えられる作品はチャイコフスキーの「悲愴交響曲」とラスマニノフの「交響曲第2番」なんです。』とのアニハーノフさんの言葉。『これらの作品は(ロシア人音楽家にとって)骨の髄までしみこんでいるということなのだろう。』『ロシア人以外の指揮者が「悲愴交響曲」を演奏しようものなら、作品を考えすぎて「やり過ぎ」もしくは「血の通わない」音楽になってしまうことが多い。』『ここに収められたチャイコフスキーの2曲はアニハーノフとレニングラード国立歌劇場管弦楽団のメンバーすべてが「自然に呼吸することで生まれた音楽」なのだ。』聴くとこれらの言葉がすっごいわかります。とても自然で流れがあってどこにも無理がない。もちろん平坦ということではない。音に物語り性があるとでも言いましょうか。耳にとても心地よく、精神的にリラックスできる音です。かといって眠りを誘う曲調ではなく、耳を傾ける素晴らしい曲(と演奏)です。バレエにはまって以来、クラシック曲のCDをいくつか購入したけど、ビンゴ!なのはやっぱりアニハーノフさんのCDなんだよね。「白鳥の湖」も指揮者によって違った味付けがされるので、こんなに違うものかと思いましたさ。テンポとか音の出し方とか。どの楽器の音を鳴らせるか、とか。「白鳥の湖」で退屈する音があったのはちょっと驚いたし、そんな音で踊るダンサーがいたら気の毒だと思ったことでした。これでますますレニ国のバレエ三昧が楽しくなりそう~。
2006年12月30日
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GalleryというサイトにあるPrincial Dancersの画像が28日にupdateされており、ヴィシニョーワとコールプの白鳥(写真は黒鳥)が5枚ほどありました。他に各国のプリンシパル・ダンサー達の写真が計151枚。[slideshow]にすればひとつひとつクリックする手間も省けて便利。残念ながらルジはなし。ドヴォロヴェンコの写真が多くて、あとはジュリー・ケントやジリアン・マーフィー、ダーシー・バッセル、パロマ・ヘレーラ、フェリ、マトヴィエンコ、ゼレンスキー、アンヘル・コレーラ、ヴィシ&マラーホフ(マノン)等等。ヴィシとコールプの白鳥(2006.11月キーロフ公演)もありますが、今月23日に更新されていました。37枚モノクロですが、美しいポートレートみたいでモノクロもいいですね。どっちもコールプがステキです。やはり生で王子が観たいなりよ。
2006年12月30日
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今年最後のバレエはエフセーエワちゃんの【眠り】。大変、タイヘン、たいへん、良かった。観どころいっぱいで忙しかった。なんか「年収めレニ国祭り」みたいだった。拍手に夢中で手が痛くなってしまった。今日のオケ。指揮はアニハーノフさんで、とてつもなく素晴らしかった。幕前の序奏で割れんばかりの拍手!なんて初めて見た。ヴァイオリンの音色があまりに秀逸で、アニハーノフさんも奏者(当然コンサートマスターと思われる)を立たせて挨拶(会釈)するほど。この奏者、1幕後の幕間にすらすらすら~とソロパートを弾いていて、かぶりつきでオケピに乗り出してる人までいました。それでも「あぁ、いい音~~」と聞き惚れていたのに、そのあとで本気モードの演奏を聴いたら、酔いしれてしまいました。うぅぅ、マジで全幕ヴァージョンのCD出して~!今日のお目当てのエフセーエワちゃんは、文句なし。最高。カツラだけ難あり…。あんなにかわいいのに黄色い髪のカツラつける意味あるのか?ピンクの衣装と白い肌に思いっきり黄色が浮いてるし。3幕の白い衣装に白いカツラのほうが自然だった。舞台用特殊アイメイクも最近見慣れたけど、変なアイラインはなくていいのに。誰に教わったのかなぁ。花婿候補のシヴァコフ王子、いいっ!オーロラに興味なさそうなフリをしてるけど目の端で追ってるみたいな、ちょっとひねくれ王子。口ヒゲが意外と似合っていい味出してた。他の王子となにやら目配せしてる顔の演技が面白い。「姫は別嬪さんですな。」「貴様にホレるわけなかろうが。」なーんてけん制し合ってる風にも見えるし、「クリギン王子、そなたの好みであろう?」「先に挨拶されよ。手前は最後でよい(最後がおいしい役どころだから)。」などと友人ぶってる策士なのか、わかりやすくないところがいい。ルダコ(デジレ)王子に最後姫を持ってかれたときは、内心「ひでー結末」と悪態ついてたんじゃ?隠してるけど唖然憮然といった顔に見えました。2幕でルダコ王子の友人演ってるときは、貴婦人ポリョフコがお気に入り?で隅でおしゃべり(演技)。ポリョフコ、美人だしね~。クリギンのわかりやすい演技も好き好き。仏頂面のシヴァ王子と対比で面白い。必要以上に深々とオーバーに姫にご挨拶~。「なんてラヴリ~」のマイム。ヴァイオリン弾きに「マ~ヴェラス!」つれない姫にショック…。(漫画だと「が~~ん」という文字が入るとこですね)ミリツェワは「呑気の精」と「ダイヤモンド」の二役でどちらからも目が離せなかった。身体のラインと踊りのきれいさで目立つ目立つ。顔がまるいのと、すらりとした姿勢にきれいな肉付きが、ちょっとマハリナっぽい。ハビブリナは身体がまだ重かった?腰まわりが緩んでる感じがしました。「元気の精」の衣装はかわいいとも言い難く(確か前もそう思った)、たまにはデザイン変えてみたらいいのに。ステパノワの「勇気の精」。まぁ、なんて役名がぴったり。ピンクの衣装がコワモテ(失礼)のステパノワさんに思いっきり似合わない…。きりりとしたポーズのたびに、強すぎる視線。にらまれたら石に変えられそうだ。(メドゥーサじゃないって) 後姿も男らしい。間違いなくミルタ向きですね。(褒めてないけどけなしてるわけじゃありません。その個性がいいんです。)マラト君の「王」はいい演技してました~。個性派キャラで輝くタイプだったんですね!?細かい演技がいっぱいあって楽しませてもらいました。随所で愛娘オーロラに目を細めてました。目の中に入れてもイタクナイというやつです。王妃に促されて編み物女を解放するとき、目と手がワナワナして最後に「もう、知らん!」っとくるりと後ろを向いて「はい降参」みたいにお許しを出したりとか。そのあとに式典長を軽く責めたりして、「(何かあったりしたら)分かってんだ・ろ・ー・な?」と指を突き立てたり。3幕のカツラ「横巻きロール段々重ね」みたいなヘアスタイルも意外にすんなり似合ってて、髪型で王妃より目立ってました。ロマチェンコワは「優しさの精」より「フロリナ王女」のほうがインパクトありました。濃い色の衣装も似合ってたし。「青い鳥」のアントン・プロームが良かった。あの衣装があんなに似合うとは。ジャンプは跳んでました。それに浮いてました。騎兵隊の休日で見た素のままよりも、青い鳥のメイクのほうがよかったよ。へたれルダコ。なんか一生懸命でした。エフセーエワの腰を支えて回転させるサポートは傾きがちだったけど、エフセーエワが自力で?立て直してたような。笑顔は絶やさず(うすら笑いぎみ)、ちょっと気弱すぎる王子だけど、前回よりはもたもたしてなかった気がする…。ヴァリエーションは頑張ってました。一生懸命だけどきっと自信がないんだな。しまいには応援モードに。(そんな王子でいいのか?>オーロラ)ペレンの「リラの精」、なかなかよかった。慣れている役だけあって危なっかしいところがない。結構温かみもあり、毅然としたリラの精でした。気配だけで逃げ出すカラボス達。「わー!リラの精が来たー!逃げろ逃げろ、ほら早く」一応部下が全員逃げるのを尻叩いて見届けて、最後にカラボスが逃げてゆく。えらいなー、ちゃんと「ボス」してるね。なんて変なとこに感心したりして。ローズ・アダージオではあまりに完璧で泣けた。音楽との絶妙なハーモニー。震えもしない脚。バランスも気品も保ちつつ、愛らしい姫の大技、華のような笑顔つき。アニハーノフさんがタクトを一振りし音楽がやむと、嵐のような拍手……。素敵だった~。
2006年12月26日
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メリークリスマスなにげにYahoo! Videoでテリョーシキナの映像があったので見てみたら、……絶句するほどすごかった。なによりダントツに脚のラインがきれい。特に膝下がザハロワみたいに内側に弓なりの曲線を描いていて、足首に向かってきゅ~~っと細くなってるから余計に長く見える。画質は今ひとつ、いやボケボケなのに、脚だけじゃなくてなんだかすべてが輝いてますー。あぁ、どうしてヴィシ・ガラ@大阪のバヤデルカでガムザッティを降板したのでしょう。あれが唯一今回彼女を見られるチャンスだったのに。やっぱりルジが才能あるダンサーだと言っていただけのことはある。次回のルジすべに連れてきてくれないかしら~。映像は"Dance Open Gala 2005"のもので、テリョーシキナとコールサコフの"Grand pas Classique"。コールサコフも、すごい。
2006年12月25日
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レニ国第一弾。くるみ割り。いや~、エフセーエワちゃんは美しくなりましたね~。ちょっと前の若さ弾ける肉付きのよさがすっかりすらーりとなって。足がきれいに上がること!顔も大人びてきてすっかりステキなお嬢さんになっちゃって。(親戚のおばさん目線)笑顔は変わらず満開でした。カールした髪に細いティアラが似合うこと。1幕は写真のピンクの衣装ではなく、薄いブルー系を着てました。 ねずみ達がうようよ登場すると、ソファに飛び乗り恐くてしくしく泣いてる後姿の演技がかわいいー。しなやかで可憐で美しく、それなのに腹筋背筋が一体どれだけあるのか、と感嘆する超人ぶり。アクロバティックなリフトも余裕の笑み。すごいわ。シヴァコフってヅラがまるで似合わないのね。竹取でも相当似合わなかったが...。後ろから地毛がはみ出してたよー!お肌ぴかぴかですっごい健康的な王子さま。笑った顔がチャーミングでついつい見てしまいました。はやくその笑顔をヅラなしで見たい。「王子様」というよりは、素でやってる感じでした。ヅラがないほうがよっぽど若くて美しい王子度が上がったのに。びっくりしたのは、ドロッセルマイヤーのマラト。ホントーにマラト・シュミウノフ君?顔わかんなかったよ(メイクがすごくて...)。それに随分身体が絞れて動いてました。背は高いし足は絡まりそうに長い。パンフレットに『身長195センチ、かかとからウエストまでは124センチ。』との説明。長~い!去年の夏ガラでエフセーエワと踊った「春の水」では、顔にも肉がついていたマラト君ですが、脂肪が取れた分キレが出たみたい。なりきってました。次は是非化粧なしで(海賊のコンラッドとか)観たい。ポリョフコは雰囲気たっぷり。何着ても目立つ人です。バヤデルカでまた太鼓の踊りを踊ってください。あれのファンです。スペイン人形のマスロボエフが意外に違和感なかった。これまで違和感ばかり感じる青い鳥とか(衣装が似合わない)、太鼓の踊りの黒髪ボブのヅラが変(同じヅラなのに、ひとりだけどうしても浮く)というイメージで定着してたので、違和感がないのがかえって新鮮だったりして。っって、全然褒めてないよなぁ。同じくスペイン人形のミリツェワは文句なくかわいい。はつらつと明るい太陽のようなスペインでした。このままキトリもいけそう。真っ赤な衣装も似合うし、扇子さばきも観てみたいぞ。アラビアの人形は手前のオシポワさんそっちのけで、うしろの踊り手を見てました。顔がちっちゃいから九頭身に見えた人。他の3人が伏せ目がちなのに一人だけねっとりとした視線を投げてきてインパクトありました。誰だったのかしら~。今日のオケは素晴らしかった。指揮はホリコフさん。音楽がいいと舞台に集中できて実に快適。これが普通だと思ってたのよね。前は。あたり前じゃないとわかるととてもありがたいです。アニハーノフさん指揮の「第九」も聴きに行っちゃいます。バレエをみない友人もこの第九は二回も行くらしいです。今回のパンフレットはまるでルジの写真集みたい。光藍社さん、ありがとう~~。記憶がよみがえるわ。【くるみ割り人形】 12月23日(東京国際フォーラム)<キャスト>マーシャ: エレーナ・エフセーエワ王子: ミハイル・シヴァコフドロッセルマイヤー: マラト・シュミウノフくるみ割り人形: デニス・トルマチョフフリッツ: アンドレイ・ラプシャノフ父: ミハイル・ヴェンシコフ母: オリガ・ポリョフコネズミの王様: アレクセイ・マラーホフコロンビーナ: アレクサンドラ・ラツスカヤピエロ: マクシム・ポドショーノフスペイン人形: タチアナ・ミリツェワ、アンドレイ・マスロボエフ中国の人形: ナタリア・リィコワ、アレクセイ・クズネツォフアラビアの人形: ナタリア・オシポワパストラル: ナタリア・エゴロワ、エレーナ・ニキフォロワ、デニス・モロゾフトレバック(ロシアの人形): オリガ・ポリョフコ、アンナ・スホワ、ラシッド・マミン、パヴェル・シャルシャコフ
2006年12月23日
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本日のレニ国くるみ公演でもらった「キエフ・バレエ」のチラシをなにげに裏返したら、「ルジマトフ出演!」の小さな文字がっっ!表もよくよく見たら、「ルジマトフがアブデラフマン役で出演!」と書いてあった。幻じゃありませんね?裏面は優先予約申込書になってるので、うっかり捨てちゃいけません。お問い合わせ先は光藍社さん。公演予定: (ルジだけ抜粋)2007年12月4日(火)18:30開演 オーチャードホール 「ライモンダ」12月5日(水)18:30開演 オーチャードホール 「ライモンダ」S席15000円が特別割引で14000円。一日くらい週末にしてくれたら嬉しいのに~~。観~た~い~。
2006年12月23日
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気がつけば、もう年末。早っ。年末といえば年忘れ飲み会の数々。そして今日も飲み、気がつけば明日はエフセーエワちゃんの「くるみ」♪ 明日は何時だっけ?そうそう確認しないとね。......って12:30開演。確認してよかった~。あやうく昼ごろ起きて愕然とするとこだった。レニ国は今チケットぴあで会員割引販売をしてるのでお得です。割引は東京国際フォーラム・東京文化会館・オーチャードホールのS席A席のみ。→ぴあかくいう自分もシヴァとペレンの白鳥を追加してしまった。だって、S席13000円→8000円、A席11000円→6000円なんだものーー。シヴァ王子を見たかったのだ。バレエ鑑賞って際限ないからコワい。今日も「バレエおたく」って言われちゃった。オタクって言わないでせめて「バレエ好き」と言って!今年白鳥を何回か観たから、そのあとにレニ国の白鳥をみてどういう印象を受けるのかも楽しみ。というより、ルジの恋するプリンスぶりが早いとこ見たい。そしてアク漬けになりたい。(ビョーキか?)多分恋の病に近い。平静を装っても見られる限りすべて観たい衝動に勝てないのがその証拠。で、平静を装ってもあーだこーだとゴタクを並べる。ルジの何を見ても脳の妄想分野が刺激されるらしい。そういえばルジ以外では、どれもオデット・オディールばかり見てしまって、ジークフリートに釘付けになったのはなかったな。強いて言えばマトヴィ。あのブルーのヴェルヴェット調衣装に白タイツといういでたちは美しかったし似合ってた。おぉ、なかなかよいではないか、と愛でていたのに、白鳥が登場したら完全にザハロワに注目してしまった。二人いっぺんに観ていてもまずザハロワを堪能してから、次マトヴィ。でも二人で物語を感じたから浸ることのできた、余韻の残る舞台だった。パリ・オペラ座の王子達は自分にはヒットしなかったので、やはり注目したのはオデット・オディール。でも今思い返すと、確かにヌレエフ版は王子と家庭教師の関係や家庭教師/ロットバルトの描き方に独自性があって、王子の心理に焦点を当てたものなのだとよくわかる。家庭教師とアヤシイ関係というのはあまりいい設定とも思えないけど、幼少のころより王子の理解者=信頼関係=度が過ぎるとそうかもね。という構図はまぁまぁ納得。とはいえ、わたしにとってはパリ・オペの白鳥はやっぱりルテステュとジロが主役だった。マリインスキーで観た白鳥は、代役のイワンチェンコ。彼の印象がねー、無いんですね。ソロは確かに見た。オデットとも踊ってた。でも印象がない。どんなサポートしてたっけ??ほぼロパートキナだけを観ていたので、自主的に彼を観てないんですね。なので書けることがなにもない。振り返って1月に観たルジのジークフリートは、実に多くをその演技から語り、手足指先、頭からつま先、全身全霊見事に表現の塊。一挙手一投足を目で追いつづけ、腕の軌道さえ美しかった。そのプリンスが金の奴隷と同一人物だったとは。逆にいうと、芸術的な肉体の持ち主が、今度は白タイツを履くかと思うと、感慨深い。いろんなパートナー君たちがそれなりなのに「無難」と感じたりするのは、強烈な美しさを無意識に求めるがゆえなのね。きっと。怒涛のルジ祭りが早くも年明けに開幕するのが待ちきれない。どうかケガだけはしないで、無事にその姿をみられますように。
2006年12月22日
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金曜にいたく気に入ったので、また観て来ました。当日券なのにA席のめちゃめちゃ見やすい席でした。満足~。やっぱりなんといっても、コジョカルは激カワイイ!これに尽きます。父親を見る愛情こもった眼差しがたまらなくかわいい。老女にパンを与える振る舞いがなによりも気高く崇高。(敬虔なクリスチャンもきっと叶わず)ホウキに向ける瞳さえきらきらと輝いて、ホウキが照れるんじゃないかと思うほど。舞踏会で王子に手を取られてステップを降りてきたくせに、舞い上がってて王子と気づいてないのがその顔にありありと。夢見心地の表情がうわずった気持ちそのままなのね。目線を上目にしたまま階段をスローモーションのように降りるのはかなり緊張を強いられると思うのですが、プログラムにあるウェンディ・エリス・サムスが語るアシュトンの言葉に、『足の横側で階段の角を感じながら降りなさい』という助言があった、というので、今日はコジョカルの足もとにも注目して見てました。確かに足の側面で階段の角に触れながら降りてきているようでした。あとはもう、ボネッリのサポートを信じるのみ。泣き顔のような笑みのコジョカルと、まばゆいばかりの衣装のきらきらと、低速の緊張感で、とにもかくにもなんだか素晴しい~。(支離滅裂)トリッキーで足を引っ掛けそうな、はっきりとキメをつくるポーズが多い振付はロイヤルらしいと言っていいのでしょーか。ロイヤルに詳しいわけではないけど、なんとなく。気持ち前のめりのアラベスクで手足が直線的になるポーズなんかを、サポートされてくるっ、ぴたっ、くるっ、ぴたっ、とキレよくキメられると、都さんの金平糖の精を思い出したりして。えーと、その他細かいことははしょって......、以上。(はしょりすぎだ)ただただコジョカルがかわいいと書きたかっただけです。あ。ひとつだけ。篠原聖一さん演ずる義理の姉(の妹)はホリケンに見えて仕方なかった。
2006年12月17日
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深夜に放送されたマリインスキー白夜祭の白鳥の湖を録画して見ました。ロパートキナ&コルスンツェフという最強パートナー。あぁ、これを生で観たかったよー。コルスンツェフと組むロパートキナの踊りには愛があった。愛が込められていたというべきか。視線の持っていき方とか、寄り添う距離感とか、二人の呼吸がそんなふうに思わせる。彼女の腕の軌道はとても不思議で、ふわりふわりと幻を見ているような、少しずつ白い残像を残してゆるやかに上下する。それは黒い邪悪なオディールでも感じられる。強さとスピードが加わってもその動きは直線的ではない。たとえ腕をさっと振り下ろしても、前後の動作から途切れることのない流れを感じることができる。この動きが独特なんですよね。2幕のアダージオ(マリインスキーだと1幕2場)もステキですが、3幕(2幕)のGPdDが最高。特にヴァリは見入ってしまいました。オデットも良いけど、オディールのロパートキナもいいです。オディールが向きを変えて王子を拒否るところが映ってなかったのが残念。王子が傷つくのを知ってて、くるりと背を向けるときの「だめよ」ポーズが好きなのに。それとオディールの高笑いが映ってない。といっても、ロパートキナはこの前の公演でも鼻で笑うくらいだった気がするので、してない可能性も。湖畔に戻り王子と踊るオデットの瞳には悲しみが湛えられていました。王子の腕をふりほどいて、眼でちょっと非難しているよう。悪の化身とわたしを間違えるなんて。ロットバルトが倒されているのを目にしたオデットもポイント高し。悪のロットバルトがこうして息絶えている。「ということは...!」と王子を振り返る。わかりやすい「うれしい」表情なしに、「王子が運命を変えてくれた。」と気づくオデット。朝焼けの中に立っている自分にちょっと感動してる風でもある。これまで青白い夜の光の下にいた白鳥たちが、暖かいピンク色に染まって、happy endで良かったと思った。それにしても白鳥たちは美しい。美人ぞろいだから眼福でした。白鳥たちの登場シーンも大好き。大きな白鳥が良いな~と思ったけど、名前が一致しないのでどれが誰なのかいまいちわかりません。オケは素晴らしかった。やっぱり一軍は違う。ゲルギエフは...暑苦しかった。(笑)e+ Theatrix!に「ロパートキナのすべて」の様子がレポートされていましたが、これを見にいけなくてホントに残念でした。栄養ドリンク(ユンケル)を勧められて2本飲んでガラ公演に臨んだとか。値段の高いユンケルは効くらしいですからね~。
2006年12月16日
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当日券で観て来ました。楽しかった~♪どうやら本日の当日券最後の一枚だったらしい。ラッキーvS席で大変に良席。真ん中じゃないけど、舞台がよく見えてとっても満足です。なんといってもコジョカルちゃんはかわゆい~~~。なんかまわりがきらっきらしてました。例の(?)ちょっと困ったちゃん眉に愛らしいお目々。華奢で顔がちっちゃくて、超ラブリー。カワイコちゃんにデレデレのオヤジ状態と化してました。自分はおばさんよりおじさんになるんじゃないかと思う。もうなってるかも。専業主婦の気持ちより、仕事でくたびれたおっさんの方が共感できるし...。コジョカルの音の取り方や間合いが好みです。音の抑揚に合わせて流れるような感じで、世界バレエフェスの感想にもこう書いてました。『流れる動きのなかにも緩急があって、腕が音楽を掴んでいるような。旋律のとらえどころが音楽的のように思う。』 その後のダンマガのインタビューで本人もそんなことをコメントしてましたっけ。『音をカウントするのが嫌いなんです。音楽と戯れるのが好き。空中を漂う音楽を掴み取るんです。』-- いやーん、まさに!ボロボロの衣装を着ててもダントツにかわいい。(まさにコレそのまんま)ホウキと踊っててもかわいさ爆発。舞踏会に憧れる夢見心地の瞳が愛らしい。お姫さま衣装はさぞや!-- もう、それはそれはキュート。王子も即効メロメロですね。華やかな舞踏会の場に、まだ信じられないというような顔で王子に手をとられてステップを一段一段降りてくるシンデレラ。あー、かわいい。(こればっかり)ボネッリは舞台でさすがに映えます。ちょっともっさりしてる感はあるけど、タッパがあるので見栄えがします。二人並ぶとコジョカルちゃんがますます華奢に見える。(都さんの時もそう感じました) 王子の周りをシンデレラがくるくると回転しながらゆっくり2回まわるシーンがありますが、あそこで王子は完全に恋に落ちたのではないかなー。かわいすぎて。コジョカルは脚の運びが、とってもバレリーナ!(なんのこっちゃ)顔はかわいく、ポーズは美しく、演技は芸が細かく、バランス力もあって非の打ち所のない出来でした。あと印象に残ったのは、春の精の西山裕子さんと冬の精の寺島ひろみさん。西山さんはひとつひとつのフォルムが美しく目にとまり、寺島さんは冷たい冬の精らしくポーズにメリハリがあって目を引きました。コール・ドは揃っていて見ていてきもちよかった。それにこの作品の楽しいうきうきするような雰囲気がとっても幸せな気分にさせてくれました。王子からもらうオレンジがさりげない伏線なのもいい。シンデレラが夢だったのかとがっかりしているところに、義理の姉たち(英語では醜い姉達になってるのがストレートすぎる)が自慢げに持ち帰ったオレンジ。姉達がドレスを脱いでだらしなく寛いでいると、計ったように王子が訪ねてくる。姉達のコミカルな演技はベタベタなのに楽しい。そこへ控えめなシンデレラ。却って可憐さが際立つのよね。小さなガラスの靴に無理やり足をねじ込もうとする姉達の演技も、ぎゃははは、もっとやってくれ。やればやるほどシンデレラが小さくて可愛い存在になる。王子が探していたのがシンデレラだとわかって、どこかの姫ではない、みすぼらしい身なりをした娘にすぐに手を差し伸べる王子もステキ。(こんなところについ感動)シンデレラも嬉しかったと思うけど、お父様が喜んでましたねー。(ホロリ)フィナーレで星降る満天の空きらめくバルコニーに肩寄せあう二人。幸せオーラで満たされて、Happy, Happyなエンディング。あー、楽しかった。
2006年12月15日
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今回は疲れも溜まってたせいか、観た後の反応が我ながら鈍い。世紀のプリマ・ロパートキナを観るのが初めてで、多分わたしの好きなタイプではないだろうと勝手に思っていたりしたのだけど、観なきゃ一生の損失みたいな評を見るにつけ、とにかくなんとかして見てみようと思ったのです。そう決めてチケットを取ったのが公演2日前。座席は満席に近かったと思うので、よくぞ空いてました、2階正面。最近間際にチケットを購入してる気が...。今回は2日前になってやっとどうにか行けそうな一筋の光が見えたもので。公演中寝やしないかと心配でした。会場に着くと、コルスンツェフ降板の貼り紙。がーーん。今回の公演中とても評判がよろしくて、ロパートキナとの絶妙のパートナーシップが見られると結構期待してたのに...。ついに一度も見られず仕舞い。ロパートキナは身長もあり手足が長く、よく見ると筋肉質で、それでいてか細い印象。手と足が別々の生き物のようでした。彼女のオデットはとてもまろやかで、んー、なんと言ったらいいのでしょう。隙のないたおやかさというか、決して意思を前に押し出してはいないけど、弱々しいだけの存在じゃないというか。百合のような可憐な花が、水中で音もなくゆっくりとつぼみを広げていくよう。腕はゆらめく波か風に揺れる枝垂桜(しだれざくら)のように自由。(羽のように?)こういう滑らかさって、訓練の賜物なのでしょうね。自分でやるとよく分かるけど、自分の腕でも自分の意思どおりには動いてくれないもので、カクカクしてしまいには肩を痛めてしまいそうになる。 実はこのあまりにもコントロールされた完璧さは、代役王子との愛のなさも手伝ってか、観ている時は『感動』に結びつかなかったのですが(この辺が鈍ってる)、どういうわけか、今になって度々思い返したりしています。パートナーがコルスンツェフだったらどんな感じだったのでしょう。ふたりの距離感が近くて胸詰まる感じなのかな? 代役のイワチェンコは、いい人そうだけど、一目見て恋に落ちるには難あり。「いいお友達でいましょう」か、「とりあえず付き合ってみないとわからない」タイプ。なので、オデットはオデットの物語をひとりで踊っていたように見えました。この辺が孤高といわれる所以?つづきはあとで。(のつもり)
2006年12月13日
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先週まで毎日その日のうちに帰れない日々がつづいて、さすがにヘロってました。海賊は諦め8日の白鳥だけ観られました。が、9日早朝から旅行に行ってたので感想も書けずじまい。記憶が薄れてやしないかと、ちと心配。それに回数行けないからと、今回は奮発してしまったのだ。S席20000円也~。ひぇ~。大不評のオケ。白鳥ではやめて欲しかったよ、ほへっ、てガスが抜けたみたいな音。絶対はずしてほしくないとこでも膝が抜けそうに音がダブってた。しゃべりで言うと、カミカミ状態。ちゃんと吹いてるのか?ちゃんと。まるでエンコしながら走ってる若葉マークの軽自動車みたい。(オートマなのにエンコしてた友人がいたなぁ。一体どうやってエンコするんだ!)幕が開く前の冒頭の演奏も、なんか、只今練習しております、みたいな雑な音の出し方で、いつもなら「いよいよ白鳥!」と気分が乗るところが「おいおいリハーサルしたのか?」と客を心配させる素人っぷり。音がね~。鳴ってないんですね。楽器は表現する道具なんだから、音出してるだけじゃダメじゃん。ダンサーは気の毒でしたが、つられずにある意味変な音は無視してました。(いいのか、そんなんで)せっかくの引越し公演なのに3軍選手を送り込むのはやめてほしい。いくらダンサーのパフォーマンスがメインでもオケがスカッてると気分も萎えるし、チケット代が高い分罪重いぞ~。なんかオケのことばかりで中途半端ですが、そのほかのことはあとで。
2006年12月11日
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大阪は遠い...。寝坊したのでアセッた。いやー、もう諦めようか、ってな時間に起きちゃったのでどーしようかと思ったけど、『乗り換え案内』はほんと便利。最寄り駅に3分前に着く計算をはじき出してくれたので頑張って行ってきました。ぎりぎりでも行く。成せば成る。会場は空席が目立ってなんかちと淋しかったなー。ロパートキナ・ガラも結構空席があったそうで。もったいない。感想は、えー、『ヴィシ・すべ』なのに、「コールプーーー!!」よかったー。コールプの髪型がお猿さんじゃなくて。適度にかっこよく、適度にワルな感じが良い良い。お髭も素敵じゃないの~。なにせコールプを見たのが去年の『ルジ・すべ』の妖しい「ばらの精」と特殊な「白鳥」だったもんで、すっかり悩まし系くねりがインプットされていたのね。ヴィシとの眠りの映像もなんだか腰がくねってたので。今日は、かっこいい、と思いましたです。『シンデレラ』の王子役で上下白い衣装だから見た目いかにも王子。(顔を除く) 王子なのに一癖ありそうで、不真面目そうに見える。女好きのようでもあり、気品よりもワイルドな魅力があってヤンキーぽい。が、しかし。シンデレラのヴィシが登場すると、とってもやさしくサポートして頼りがいがあるというか、お任せしたくなっちゃうというか。別にラブラブ光線を熱烈に送ってるわけじゃないけど、シンデレラが愛しくて丁寧に大切に扱ってる感じが優雅でやわらかい。あ。やっぱり高貴なお人なのね。それにヤワじゃないのがいい。二人で立ったまま左右にゆ~らゆら揺れながら、シンデレラの手を握りたくて(と見えた)ビミョーに手をずらして触れたか触れないかドキドキしてるコールプの顔がいじらしいっ。それに気づかないのか、ぱっと離れて踊るシンデレラは夢見る天真爛漫。かわいくて、つかまえておきたくなる初々しさ。コールプとヴィシのパートナーシップが良かったので、全部コールプが良かったなー、なんて。『バヤデルカ』のサラファーノフ@ソロルは、どうみてもまだ14歳くらいのお子様政略結婚なのでストーリーに身が入らず。キミ、本当に戦士?幼児体形なのがどうしても...。悩みや苦悩はさほど感じられなかったなー。ヴィシが肉感的だから、釣り合いがとれんだろう。そう、ヴィシが誘惑してたみたいになっちゃうのよ。ボクには濃すぎて逃げてきました、みたいな。ガムザッティ(テリョーシキナ→オスモールキナに変更)も気が強そうだから尻に敷かれるのは目に見えてるけど。さすがに若いのとテクに自信があるだけあって、ほぉ~と感嘆するとこもあったけど、もうちょっと肩幅があるといいのにね。なで肩かと思ったけど、肩がないらしい。頭でっかちに見えるのは貧弱な体つきと肩なしのせいかと思われ...。金の仏像役のシクリャローフは、写真で見ると幼いのに美男子な上に体格もよくいいカラダしてました。金を塗りたくっても美男子だとわかるのはすごい。幼な顔をメイクでキリっと仕上げてるのかな?『ルビー』のファジェーエフはなにしろ屈託がない。きれいめと言うべきか、クセがなさすぎというべきか。ヴィシが濃いキャラなのでこれくらいが中和されていいのかしらん。もうちょっと絡みつく粘りがあるといいような...。視線もいたってノーマル。楽しく踊ってとても健全なイメージ。コ-ルプとだったらどんなだったかな。片栗粉を足さなくても粘着質でヴィシと独特の世界をつくってズドーンと来たような気がする。世界バレエ・フェスで腹の底に来たダイヤモンドみたいに、他とは違う異質な重力を感じたかったのよね。ヴィシだから。(ヴィシはいいのよ。でもパートナーによってパワーアップすると思うので)
2006年12月03日
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