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2024.04.24
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クリスティアン・ロー「リトル・エッラ」元町映画館 ​​​予告編を見ていて、子供が主役のようなので出かけました。見たのは クリスティアン・ロー という監督の スウェーデン映画 「リトル・エッラ」 です。​​​
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ 主人公の エッラ は男の子だと思っていたら女の子でした。これで、まずびっくりでした(笑)。小学校の 3年生 くらいで 一人っ子 のようなのですが、 両親 は休暇に出かけると会って、 彼女 おばーちゃん のところに預けていってしまいます。ここで二度目のびっくり(笑)。 彼女 彼女 で、 おばーちゃん より、 おじさん トミー が大好きだということで、 トミー叔父さん のところにもぐりこむというあたりからお話が展開し始めました。
 で、大好きな トミーおじさん エッラ と大の仲良しで、プールとか、遊園地とか、一緒に遊んでくれるのですが、実は 恋人 がいて、その 恋人 スティーブ というオランダ人の男性だということに、三度目のびっくりでした(笑)。その上、恋人同士の二人は エッラ の前で、何の遠慮もなく抱き合いますし、 彼女 にはわからない英語の会話で仲良くするのを見て、 彼女 はブチギレて、ボクは呆れました(笑)。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​ と、まあ、ここまでが前段で、ここから、エッラが転校生のオットー君の知恵を借りて、二人の仲を裂くというか、あれ、これ意地悪を実行してというふうに、まあ、お話はすすむのですが、見ているこちらは、展開のあまりの あどけなさ についていけません。​
​​​ 「なんなんだ、この映画は?」 ​​
​​  ​見終えて、悪い印象はありませんし、お話もよくわかります。しかし
​​ 「なんだったんだ?」 ​​
​  が残ります。​
​​​​​ で、帰ってきて謎が解けました。 スウェーデン 絵本作家ピア・リンデンバウム という人の 「リトルズラタンと大好きなおじさん」 という
​絵本​童話の映画化!​
​  だったのです。
​​ ナルホド!(笑) ​​
​  でした。​​​​​
​ ボクは、たいていの映画をジジーというか、大人の目で見ていて、たとえば、 この映画 のように、あくまでも子供にわかる子供の視線で描こうとしている世界に出合った時には、そうだと気付かない時には、ついていけないんですよね。​
​​  ​童話​ 絵本 を、読んだり、見たりすることは、多分、同世代のじいさん、ばあさんよりは、多分、頻繁にしているし、好きでもあるんです。作品について理解もしていると思い込んでいましたが、怪しいものですね。
 いやー、だからどうするというわけではありませんが、
​​発見!​​
​  でしたね。
 子供や若い人の目で見るとか、まあ、そういう、きいたふうなことを言いたがることがあるのですが、まず、自分を振り返った方がいいですね(笑)。​
​​​​ まあ、それにしても、 スウェーデン とか、やっぱり違いますね。イロイロびっくりしました。というわけで、 エッラちゃん オットー君 拍手! でした。​​​​
監督 クリスティアン・ロー
原作 ピア・リンデンバウム
脚本 エラ・レムハーゲン ヤンネ・ビエルト サーラ・シェー
撮影 シーモン・オルソン
美術 オーサ・ニルソン
衣装 エッベ・ハーデル
編集 アーリル・トリッゲスタッド
音楽 スタイン・ベルグ・スベンドセン
キャスト
アグネス・コリアンデル(エッラ:少女)
シーモン・J・ベリエル(トミー:叔父さん)
ティボール・ルーカス(スティーブ:おじさんの恋人)
ダニヤ・ゼイダニオグル(オットー:転校生)
ウィリアム・スペッツ(マイサン)
インゲル・ニルセン(おばあちゃん)
ミカエル・バーデンホルト(三つ子)
パトリック・バーデンホルト(三つ子)
ロビン・バーデンホルト(三つ子)
マリア・グルデモ=エル=ハイエク(オットーの母)
テレース・リンドベリ(エッラの母)
ビョーン・エーケングレン・アウグスツソン(エッラの父)
2022年・81分・G・スウェーデン・ノルウェー合作
原題「Lill-Zlatan och morbror Raring」
2024・04・23・no061・元町映画館no242
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最終更新日  2024.05.04 03:01:07
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