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お正月の家族合宿で六本木ヒルズの展望台に登ったことはすでに記した。その際下の写真のような工事中のビルが目についた、「天国への階段」のような出っ張りが気になった。そしてこれがガラスの色を変えたトリックアートなのかそれとも実際に鉄骨が張り出しているのか判断できないことも記した。その後どうしても疑問が解けず中途半端な気分が続いていたので地図、GoogleSky 、StreetViewを何度も見直していた。そしてこの建築中のビルが住友不動産が地下鉄六本木 1丁目駅前にに再開発中のビルであることを突き止めた。下の図はおそらくコンペのイメージ図のようなもので、実際の設計施工とは異なる可能性があるがいずれにしても変わったデザインの建物が建つのであろう。改めて建築会社のホームページからこのプロジェクトの概念図は下のようになっている。緑色の三つのゾーンの中央が40階建のオフィスビルである。 中央のビルが問題のビルであるが、なんと左右の両壁面に山型突起が記されている。この出っ張りはビルの上から下までというわけではなく、上の概念図にあるようにピラミッドの壁面にくっついたような形をしている。そうなるとやはりこのビルの壁面は平面ではなく突起のある曲面からなっている。ちょうどこの辺り高速道路の合流点で一般道路も入り組んでおり、高速道路も高架と地下を通り、さらに一般道が地上を通るという複雑な構造になっている、したがってStreetViewも数本重なっておりおり、なかなかその追跡が難しい。幸いなことに道路がここでUターンしており、丁度そのU字の底に位置しているのでこの建物を4方から眺めた写真を居ながらにして見ることができる。これから示す一連のストリートビュウの写真は昨年夏撮影のものなので当然現在は工事が進行しており、その外観もかなり異なると思われる。下の写真ででもう一つ工事中の左側のビルは上の概念図で一番下の緑部分の建物で、これは住宅棟である。この側面にはピラミッド型の突起はなく平面的であり上の概念図と一致する。さらにカメラを進ませるとさらにその右壁面が現れてくる。ここで注意して見ると上部で鉄骨が飛び出している様子が伺える。この段階では工事用の幕に囲まれているのでよくわからないが、少なくとも出っ張りのある部分から下は平面的な壁面となっている。さらにカメラを進めてその出っ張りのある壁面を眺めると斜めに線が走っている。奇妙なことにこの斜線は工事用の幕に描かれていることである。手の込んだことをしているらしく、実際の外壁がどうなっているかは断言できない。次の面も平面的であるがここはその中央部に出っ張りがあり上の概念図でも外廊下のような出っ張りが描かれているので間違いないであろう。そうして最後の壁面であるがここにもまた上部にピラミッド状突起がありこれも一番上の概念図に一致している以上ビルの建築初期段階をStreetViewの写真から検証してきたが、今一つ最初の写真の「天国への階段」のような部分がはたしてトリックアートなのか実際の骨組みなのか結論が出ないままである。というのも六本木ヒルズから見た最近の写真には上部にピラミッドのような突起がなく、昨年7月時点でのStreetViewの写真では現在見られる「天国への階段」がない。したがって私が正月に見た光景はピラミッドの突起が無い壁面のトリックアートの可能性が強いと思われる。いずれにしても突起の先端でのデスクワークは落ち着いて仕事できるであろうか。国立競技場もそうだが建築家の好奇心は利用者の気持ちを何れ程汲んでいるだろうか。以上部屋にこもって推理を重ね、シャーロックホームズ気分を味わったこを記録しておく。建築会社のホームページによるとこのプロジェクトは今年竣工するらしいので完成したらぜひ検証に出かけたいと思っている。
2016.01.21
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20年近く続いた家族合宿も今年が最後になりそうである。来年再来年と二人の孫が高校受験で、その直前は無理のようである。合宿場所も伊豆方面からだんだん東京に近づき今年は最後なので奮発して西新宿のホテルにした。このあたりは50階前後のビルが林立し東京でも特別なゾーンである。毎年他愛もないことをしているが去年と今年は、地方でカエルの声が聞こえる家に住んでいる孫達に東京の展望台廻りをさせた。正月2日、押上にあるスカイツリーに登ったあと夕食前にホテルの隣の都庁の200m展望室から富士山の向こうに沈む夕日と夕焼けを眺めようと言うことになった。元旦にはオープンしていたことを確認していたので行ってみると、2,3日だけはクローズされていた。そこで空を見上げると夕日は輝くビルと影になったビルがある。作戦として夕陽を見るには夕日の光を浴びていなければならない。そして上階にレストランがあり、エレベーターが動いていなければならない。住友三角ビルには50階あたりに富士山が望める展望デッキがあることは知っていた。下の写真左側のがそれで三角ビルの愛称で知られるが幸いその辺が輝いていた。50階の中心部を覗くと下まで吹き通しでその内側回廊から下を見ると三角形が見事に遠近法で並んでいる。美術の授業に使えそうな造形である。都庁で時間をロスしたので日没には少し遅れたが西の空は見事な夕焼けであった。観客も周りのレストランの予約客だけだったらしく我々のようにちゃっかり無料で眺めるのを申し訳なく感じた。富士山の下には丹沢山塊が続き、箱根の山々も認められる。翌三日は六本木ヒルズを目指した。墨田区のスカイツリー、新宿区の住友ビルからの東京の俯瞰図を見せたので今度は角度を変えて三角系の最後の地点からの俯瞰図を子供たちに焼き付ける努力である。六本木と芝は指呼の間で昨年登った芝の東京タワーが間近だ。スカイツリーもだいぶ距離はあるが霞んだ空でもはっきりと見える。 ツリー方向を見ていると今いる展望室の目前に変わったビルが見える。上から斜めに空中回廊が飛び出している。どう見ても立体的に飛び出したようにしか見えない。我が家族は私を除いて全員があれは立体的造形だという。でもあんな巨大なものがビルの壁面についていたら危険この上ない。私はトリックアートだと断言した。よく見るとこのビル左右の壁面も奇妙である。災害で歪んでしまったようにしか見えない。下の住宅群も変わった設計である、おもちゃのブロックを積んだようにしか見えない。建築家達の遊び心はわかるが住民の使い勝手はいかがであろうか。これも一種のトリックアートで意外と厚みのない薄っぺらな建物かも知れない。このあたり日本では最高級の地価である、土地をカンバスにするのも良いだろう。上で私がトリックだといった建物であるが縦横に直線を弾いて見ると、飛び出し部にも全く曲がりがない。左右の壁面もそうだが銀河鉄道の線路のように伸びた回廊は遠近法と陰影で立体感を出し我々の目を騙しているというのが私の結論である。しかももうひとつ書き加えなければならないことはこのトリックがスカイツリー展望台の角度から見るとその効果が出るように巧みにデザインされている点である。多分下の道路から見ても何も感じないのかも知れない。もし私の推理が正しければそのデザイナーに脱帽である。Google Street View で検証しようと努力したが結局今のところそのビルを特定できず100%の確証を示せないのは残念である。Google Sky や Street Viewでいくら探しても見つからないわけである。色々な語で検索したが今のところ何もヒットしいない。誰か知っている人が居れば教えていただきたいものである。
2016.01.09
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あいも変わらず今年もお正月は一家総動員での合宿、長男一と次男一家を合わせて79歳から13歳までの9人所帯での行動で去年と同じパターンで東京の展望台めぐり。スカイツリーは日時指定券を買っていたのでスイスイ入場、もう今は昨年までのような混雑はなく予約なしでも1時間も並べば入れそうだった。来年再来年と下の子たちの受験直前期で長年続いた正月の家族合宿も今年が最後になるようである。残念ながらこの日正月2日見透しはよくない。それでも新宿のビル群の左に雪の少ない富士山が見える。屋根のとんがったのが代々木のNTTビル、その右の白いのがオペラシティー、ツインタワーが都庁ビルである。 クローズアップすると都庁の右に繭形のモード学園・俗称コクーンビルが見える。墨田川の上流に向かってスカイツリーの影が濃い、もう昼近かっかので予想外であるがそれだけ塔が高いということだろう。300メートル以上の展望台でお相撲さんが子供や女の子と相撲を取っている、小さな子に負けるのはかなり技術が要りそうである。昼食は塔のまん前にあるパスタ屋で済ませたが、31階のガラス窓の前にはツリーの骨組みがあらわに見える。遠くから見るとあまり感心しないが近くで見るとその幾何学模様が案外美しい。窓際の席から見るとツリーの中央部だけした見えないが、ガラスにカメラをくっつけて撮るとかろうじて第二展望室やトップのアンテナがみえる。確か震災時工事中すでにアンテナ台までできていて、その上で大震災に会った工事人は大変な経験をしたことだろう。逆にカメラをガラスにつけて下を撮影すると運河や三角形の塔底部が見える。この塔は底部が三角形で上になるにつれてだんだん丸くなってくる。手前の丸屋根はプラネタリウムであろう。かっては汚かった十間川運河も今はすっかり綺麗になっている。
2016.01.08
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