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事務次官の要職にあった人が頻繁にゴルフ接待を受けて証人喚問を受けている姿は残念でなりません。聞くに堪えない質疑応答は怒りが込み上げてきます。組織の幹部の倫理観がこんな程度では全体が疑われても仕方のないことです。私たちの組織でも「発言しないこと」「大勢に従うこと」が身の安全と勘違いしている場合が多々見られます。勇気をもって発言することが組織改革には必須の条件です。日税連や日税政は全国の単位会が平等に1票の投票権を有しています。単位会を構成する会員数は東京会19,429人を筆頭に、近畿会13,387人、関信越会7,152人が上位3会です。全体(70,768人)の56.5%を占めています。最少は沖縄会の338人、2千人未満が4会、3千人未満が3会、5千人未満が4会の15単位会で構成しています。日税連会長は原則として選挙で選ばれるため、結果として多数派工作に協力した会が関連機関の人事では優位に立つことがあります。会員数の少ない単位会からの登用も目立ちます。各単位会が会員数に応じた会費を負担して日税連担が運営されていますが、正副会長会等の議決権は会員数に比例することはありません。すべての議事録や会務運営方法を公開して偏りのない会務を進めたいと考えています。
2007.10.31
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秋の夜のお月様が大きく見えるのはどうしてでしょうか。大きさが変化するはずがないのに不思議です。インドの夕日の大きさにビックリしたことが想い出されます。太陽や月は見る場所と季節で全く異なった姿になります。私の事務所の屋上から冬になると素晴らしい富士山の勇姿を見ることが出来ます。関東信越税理士会の会長室からも関東平野のほとんどと雪を被った富士山が拝めます。寒い冬でも良いところが沢山見つかることも不思議です。日曜日に横山さんの個展を訪ねたら作品のテーマが「雪」でした。キャンパスに雪を描くのは難しい技です。だって、どこを見ても真っ白な景色を絵にする感覚に驚きました。冬になれば春の訪れを期待し、一年が経過する繰り返しが人生です。辛いときも楽しいことも交互に繰り返しだんだんと耐えることも覚え喜ぶことも経験して大きな人物になるのだと思います。昨夜のお月様の形と大きさが印象に残り、取り留めのないブログになりました。
2007.10.30
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「脱法企業闇の連鎖」有森隆+グループK(講談社)という本を贈られて読んでいます。まえがきは『株式会社は、いまや国家公認の賭博場と化した。粉飾決算、インサイダー取引、裏口上場、仮装増資、相場操縦、インチキ賭博さながらの手法が、白昼堂々とまかり通る。投資事業組合を隠れ蓑にした反社会的勢力とのつながりも表面化した。』との書き出しです。具体的な事件を題材にした書き下ろし小説で興味深く読ませていただきました。大国の共産主義が姿を消し社会主義経済も衰えて、すっかり資本主義経済が世界を包んでしまいました。その結果、自由に過ぎる市場経済主義がはびこり問題が起きています。競争社会は短期間での結果責任が求められ、一時的な繁栄を目的の手法が法律すれすれの行動を生んでいます。長いスパンで見ると全くおかしな行動も正当化されてしまうから不思議です。人間の心の中に「悪」が潜んでいて隙さえあれば表面に出たがっているような気さえします。同時に「善」の心もあり、育て方や環境によっては善だけが表面化する場合も多くあります。自分なりの価値観をしっかりと持ちたいものです。
2007.10.29
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眼が覚めたら頭の中は「小さい秋」の歌詞で占められていました。すぐにパソコンに向かい「小さい秋」を検索したらメロディーが流れてきました。♪だれかさんが だれかさんが だれかさんが見つけた ちいさい秋 ・・・・ ♪ もずの声 コスモス とんぼ もみじ 栗 サツマイモ 銀杏 さんま 等々小さい秋がいっぱいです。この曲は、作詞者サトウハチローさんが、もう会うことの叶わないお母さんとの昔の想い出を歌った詩だそうです。(だれかさんのブログに書かれていました)台風一過空は雲一つない秋空です。久しぶりに絵を観賞してみたくなりました。個展の案内が来ていました「小さい幸せ」の休日を楽しんできます。
2007.10.28
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ボクシングの亀田問題もようやく決着になりそうです。あれだけ固い親子兄弟の結束を久しぶりに見させて頂きました。ボクシング観戦が大好きな私は、世界タイトルマッチの試合を時間さえあればテレビで必ず視ています。問題の試合もテレビ観戦をしていました。作られたタイトルマッチにビジネスのたくましさと汚さを感じただけでした。しかし、これは今の世の中そのものなのです。あおりに煽って調子に乗らせ英雄気取りにさせて、少しでも軌道を外れれば梯子をはずして強烈なバッシング「自己責任」を楯に攻め立てる。ボクシングや相撲のプロであってもマスコミ対策のプロではない若者はひとたまりもありません。マスコミ批判のターゲットにされたら通常の神経では耐えられる筈もないのが当たり前であると感じます。原因に自分の過ちがあるのだから尚更です。人は度々間違いを犯すものです。指弾されるほど有名でない場合はマスコミも相手にしてくれませんが、根本的過ちは自分自身が許してくれません。行動の選択権は自分自身です。天に唾する行為は愚かです。
2007.10.27
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「地域と共に15年」という小冊子を発刊しました。平成4年7月23日地元の埼玉県狭山市に狭山ケーブルテレビ株式会社を設立して社長に就任しました。私が47歳の時でした。その会社の15周年を記念して副題として「夢をかたちに」として3万部発行しました。毎月90回(7年半)にわたり執筆してきたコラムをまとめたものです。地域の情報化推進と地域経済発展を掲げ真正面から真面目に経営に取り組んで来ました。2011年7月24日アナログ放送の終了に備え、幹線をすべて光ケーブルに張替えました。テレビ放送だけでなく、インターネット接続、IP電話事業、教育システム事業等も加わり地域情報化の総合会社として活躍できる土台が固まりつつあります。設備投資過大な事業であり、金融ビッグバンの最盛期であった平成10年から12年頃は資金調達に苦労がありました。デジタル時代の幕開けと共に今まで目前にあった霧が晴れて見通しが明るくなりました。しかし、技術進歩と流行の変化の激しい業界でもあり専門的な経営者へのバトンタッチが必要になってきました。映像・編集技術やネットワークの知識等ケーブルテレビの経営から得られたノウハウを、税理士業界でも活かすことが出来ています。ホームページ、電子申告、テレビ会議、マルチメディア研修、電子税理士会等の構想でリーダー的役割が果たせるのはCATVのおかげです。
2007.10.26
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親から受け継いだ現金(財産)には相続税が掛かります。相続後その財産は使ったときには所得税は課税されません。所得が発生していないからです。親が支払った生命保険料の受取人になったとき相続により保険金を受領すれば「みなし相続財産」として相続税が課税され、受領時(当然に相続発生後)には所得税は非課税です。こんな当たり前のことが生命保険金を一時金で受けた場合と年金で受領した場合で課税が異なっています。後者には相続税に加えて受領時に所得税が課税されています。この理不尽な所得税(雑所得)課税に異議を唱え税務訴訟を起こした税理士さんがいます。長崎地裁では全面勝訴で、所得税非課税が認められました。この内容は10月9日のブログにも書いています。国の控訴により本日が福岡高裁で判決の日です。全面勝訴を期待しています。税務訴訟の際、税理士は補佐人として出頭し陳述することが認められています。課税庁では税務訴訟に備えて訟務官が置かれ対応しています。個人の税理士で税務訴訟を支えるには専門的知識と多くの時間を必要とします。公正な税制を求めるには税務訴訟を支援する制度が不可欠であると思います。ちなみに平成17年度の異議申立て件数は4,501件、審査請求は2,963件、税務訴訟提起は394件です。税務訴訟の原告勝訴割合は9.3%になっています。
2007.10.25
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会社法の施行により「会計参与」が会社の役員として誕生してから約1年半が経過しました。約1,000社(推定)が会計参与を設置されています。しかし、日本の法人数285万社に占める割合は0.004%にしかなりません。会計参与の意義は、中小企業の資金調達支援、中小企業の地域活性化への貢献、内部統制の徹底にあると思います。税理士会でも会計参与の普及促進に全力で取り組む方針です。税理士等の就任資格者からは、会計参与の責任の問題、万が一問題は発生した場合の損害賠償の処理等にネックがあると思われています。企業側でも、直接金融の資金調達のメリットについての認識が薄いこと、内部統制の早期徹底が今後の経営について必須事項であることの認識が遅れていること。等があります。関東信越税理士会では、一つのモデルとして会計参与設置会社の資金調達手法の多様化による企業経営の活性化と地域経済発展への貢献策を実証すべく実験をしたいと考えています。税理士が地域経済の発展に貢献することで日本の財政基盤まで好転させたいと大きな夢を描いています。
2007.10.24
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私たちが子どもの時代に食べ物の賞味期限は、自分の目で、鼻で、舌で判断していました。何時ごろから分かりませんが「賞味期限」が印刷表示されるようになり感覚が鈍くなりました。食べ物を長持ちさせる技術とアイディアは秘伝の部類に属する人間の英知であると思っていましたが、すっかりマスコミ等に管理される時代となりました。犬や猫は賞味期限を表示していなくても決して腐った肉は食べません。法律(?)で定めた賞味期限に違反した行為は会社の倒産に至る悪事となってしまいました。泡盛やワインは古酒が尊ばれ、味噌・醤油、梅干も長期間寝かせて熟成されるようです。人間も年を重ねることで渋みが増し味が出ると言われています。物が不足の時代に生まれ育った年代は「勿体ない」気持ちが先になり、なかなか捨てることが出来ません。ここ数年食べ物に関する事件で企業そのものの存在意義が問われています。食の安全の見地から監視は重要な要素でありますが、マスコミの報道がミスリードにならないよう配慮が必要です。本来の賞味期限は印刷物ではなく、生活の知恵から発見した自己責任の部類に属する選択眼であるような気がします。あらゆる役職も賞味期限が切れる前に自ら引退する勇気と行動力が求められています。
2007.10.23
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パソコンを持参して来ましたが、ホテルの通信環境不良のため、帰宅してから発信します。いつまで待ったらすべての税理士がパソコンを自由に利用できるようになるのでしょうか。通信回線も全国一律になるのに何年掛かるのか心配になります。私が役員をしているケーブルテレビ会社でもインターネット接続事業をしているのにNTT東西ともBフレッツの業務提携をして地域100%の世帯がインターネット利用環境の整備を進めています。昭和28年にスタートしたテレビ放送が全国に普及するまでに12年ほど掛かっています。インターネットが確実に全世帯で接続されるまであと4年必要であると推測しています。今日は、関東信越税理士会のゴルフ大会が埼玉県東松山CCで開催されます。昨夜から宿泊してホテルで朝5時前におきて発信しています。ホテルの通信が不調のため帰宅してからアップします。(午前5時3分)(午後6時)帰宅しました。今日午後から自宅のBフレッツの工事とパソコン接続、テレビ電話接続の設定を完了しました。我が家はCATVとBフレッツ両方が全室で利用可能となりました。通信環境としては最高の環境になりホームオフィスとしても充分な役割を果たします。一昔前では考えられない夢のような環境でウキウキしています。
2007.10.22
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平成19年度の税制改正項目は充分な研修を済まされたと思います。特に減価償却制度の改正は、実務に密着するため多くの時間を費やしてきました。中小企業税制も理解が進んできました。信託税制、国際課税に対する税制改正は一般的な税理士業務との距離が感じられ研修時間も少ないのが実態です。しかし内容は重要な改正点が多くありこれからの税理士業務に大きな影響を与えると感じています。84年ぶりに改正された信託法の改正と合わせ信託税制の理解が必要です。移転価格税制は課税された場合の税額が大きいことから専門的ではありますが特に注意が必要です。電子申告普及と住基カード取得促進のための所得税額控除の改正に対する対応も遅れが目立っています。電子申告の普及は納税者の「電子署名の省略」に係っていると言っても過言ではありません。平成20年度の改正で、所得税確定申告者すべて(代理送信を含む)の納税者に1,000円程度の電子申告控除の創設を期待したいものです。税理士から全国の国会議員に強力に提案してみたらどうでしょうか。このブログのアクセスが20万になりました。昨夜10時3分25秒に訪問された方が200,000番目の訪問者でした。つたないブログに多くの方からアクセスを賜り深く感謝しています。清水武信
2007.10.21
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朝4時半起きてゴルフの準備でこれから出発です。昨日の全国税理士共栄会の第33回の定期総会で関東信越税理士会の大手泰治氏が会長に就任されました。ホテルのロビーは騒がしくて文章がまとまりません。帰宅してからゴルフの反省を含めて編集し直すつもりです。福岡空港発17時40分のフライトです。少し早めに空港に到着したのでビジネスルームでパソコンを借りています。個室でソフトドリンク付で無料サービス(クレジットカード提示)でとっても便利です。こんな部屋があれば時間が余っても仕事ができてとても便利です。今日のゴルフはアウト46、イン45、グロス91、HD14.4、NET76.6で80人中36位でした。風が強く半袖ではすこし寒い気候です。日税連の登録審査会、正副会長会に出席して2泊3日の有意義な旅となりました。一年に1回の遠征会議来年は沖縄で開催される予定です。 福岡空港にて
2007.10.20
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福岡のホテル日航に宿泊しています。福岡の空はうす曇ですが気温は20度を超えて残暑が残っているようです。インドの株式が下落した、アメリカのサブプライム問題が波及して世界的に悪影響を受けている株価ですが、日本が一番出遅れている感がします。特に小型株のPER(株価÷1株当たり利益)が10倍以下、PBR(株価÷1株当たり純資産)が1倍程度の株価の会社が多いのが特徴です。資産運用を株式で行って利益を得ることが罪悪のように感じてきた伝統から未だに脱却できていないのが日本人の長所でもあり短所でもあります。金融商品取引法(金商法)の施行により証券会社、証券仲介行への規制が強化されたと受け取っているいる人が多いようです。政治家の株式運用は厳しい目で監視されていることから、株式市場を遠目で見ている政治家が多すぎると思います。日本経済の底強い成長の大きな要因は株式相場です。金商法が日本の株式市場の停滞にならないようお願いしたいと思います。
2007.10.19
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太陽の昇る場所が移動してすっかり秋めいてきました。今日から3日間福岡に出張になります。過去数年間の10月18日行動記録を振り返ってみました。2002年は横浜で日税連公開討論会参加、2003年はロンドン・スイス訪問視察旅行、2004年は税理士会会長立候補決断日、2006年は札幌での全税共総会出席で出張中でした。この5年間で私の環境は大きく変化しています。特に3年前の関東信越税理士会の会長選挙立候補決断から生活が変わっています。毎日が税理士会の会務中心で動き顧問先の税務調査立会いもままならなくなっています。深く反省もしているところです。昨日、税務署の女性調査官から「税理士資格のない職員の税務調査同席は認められない」として調査がストップしてしまいました。当然に税務代理業務は税理士だけに認められた独占業務であります。が税理士業務補助者としての担当職員が同席することで税務調査が短期間でスムースに進行する要因にもなっています。税務調査は会計に関する部分の正確性をチェックするものでもあり調査官の見解に疑問があります。電子申告の普及拡大等においても税理士と課税庁との協力体制を維持することにより適正な納税義務の実現に貢献していると思います。税務調査の際、税理士事務所職員が同席することを税務署職員から拒否された事例がありましたら教えてください。
2007.10.18
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平成20年度の税制改正は、今年も12月に自民党税調の大綱が発表され1月の閣議で決定されると思います。ここ数年、突然の中小企業を狙い撃ちした税制改正に悩まされてきました。特殊支配同族会社の役員給与一部損金不参入の対象企業は、改正案審議の段階で説明されていた約5万社は、各種アンケート結果による65万社にも及ぶことが確実視されること等から、急遽、適用除外基準の所得金額を800万円から1,600万円に引き上げられました。税理士会ではあくまでも「廃止」を目標に建議を提出していますが、実現のためには運動が必要です。その運動も来月中旬までが重要になります。日税政を中心に全国的なキャンペーンが期待されるところです。「同族会社性悪説」のような税制の見直しは急務です。そして一方で税理士は独立した公正な立場で適正な納税義務を果たすための役割を果たす使命を持っています。
2007.10.17
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内閣総理大臣の年収は4,165万円、公認会計士1,426万円、税理士1,266万円だそうです。どこの調査か分かりませんがこんな数字が出ていました。収入を得るのには必要経費があります。税理士の必要経費は合格するまでの学習費用だけでなく日常の研修、書籍、調査費用等があります。税理士会で「税務相談室」の設置の会議がありました。税理士にとって知識の仕入に要する費用は当然に必要経費であり、そのスピードや深度が差別化の原点です。税制改正等最低限の情報は一律配布にしても個別具体的な案件に係る情報収集は当然に有償取得が原則であると思います。無料相談は、経済的な理由により謝金を支払うことができない者に限定して提供する社会貢献事業であります。この範囲が拡大してプロフェッショナルな職業人に対してまで「無料相談」の議論をする羽目になってきました。税務訴訟の問題、解釈が複数あり選択に迷う場合、新しい業務に対する問題等は税理士会として支援体制を確立する必要がありますが、簡易な疑問、質問は自己解決すべきと考えます。
2007.10.16
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10月13日朝、首都圏のJR自動改札機が一斉にダウンして使用不能に陥った。原因はプログラムミスによるもので乗客はスイカ等のカードなしで乗降することになった。私は、その日に名古屋出張で山手線を利用したが、切符での乗降であったため影響を受けることがありませんでした。「財務プログラム」については、自分でも深く作成に関与した時もあり、今回の様な事故に関心を持っています。一つの論理的ミスが大きな影響を起こす原因になり恐ろしいことです。プログラム作成時にはあらゆる可能性を分析しフローチャートを検討して完全を尽くすつもりでありますがバグ(プログラムのミス)が付き物です。バグを徹底的に潰してシステムに組み込まれます。それでもミスが発生するのがコンピュータのプログラムです。今回のように動作不能になれば原因究明が図られ修正可能です。問題は、誰もが気付かずに平常通り作動を続けてしまうプログラムミスにあります。年金処理などは、気付いていても修正されずに放置隠蔽され、ミスを重ねて取り返しのつかないところまで腐敗しているのが人間の一番の問題です。人間のミスは年金問題に限りません。どこでも何時でも発生する可能性があります。
2007.10.15
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「日本がおかしな方向に進んでいるのではないか」との疑問はバブル経済が崩壊して自信を失いグローバルスタンダードが幅を利かせるようになってから強く感じています。「何をしても勝たなければならない」「勝つためなら手段を選ばない」そしてマスコミを中心に「勝者を礼賛しすぎる」風潮は、日本に道義なき戦争的な考え方をはびこらしてしまった不安があります。「心意気」「プロセス」より結果第一主義に走り、選挙でもスポーツでも学問でも上辺だけを大切にする野獣のような考えと行動と評価が多くの人の選択を支配しています。「礼に始まり礼に終わる」考え方が日本の最も優れた思想及び行動規範でありました。派手なパホーマンスより目立たなくとも地道な努力が認められる社会でありました。新聞の記事で大きく取り上げられるは、相撲やボクシングの分野が多いのですが、本当の礼節が政治家、経営者、学者等の世界で薄くなってしまったことを反省すべきであると感じています。素晴らしい思想的な潜在能力を持つ日本人が「礼」を無くしてしまったら取り返しのつかないことになります。
2007.10.14
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名古屋に来ています。ホテルの部屋から目の前に名古屋城の美しい姿が眺められます。昨日の日税連公開研究討論会は素晴らしい内容でした。一日中真剣に勉強させられました。同族会社の問題も、信託法の改正による組織・経営の自由度拡大も興味のある内容であり大変参考になりました。今日はまったくのフリーな一日です、有効に活用させて頂きます。天気も良し、名古屋からの帰路を楽しむつもりです。
2007.10.13
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日税連では「公開研究討論会」を毎年開催しています。今年で35回目を迎え東海税理士会と名古屋税理士会が担当してウェスティンナゴヤキャッスルホテルで実施されます。狭山市駅を6時29分に出発予定で忙しい朝です。今年のテーマは「同族会社の課税を巡る諸問題」と「さまざまな組織形態における課税のあり方」で楽しみにしています。10月1日から進めているマイコモン「電子税理士会」も日毎にアクセスが多くなり活性化してきました。テレビ会議とテレビ電話の機能を加えて関東信越税理士会は大きく脱皮しつつあります。2年後がすごく楽しみです。すべての会員から期待される会務と社会から信頼される税理士会の構築に本気で取り組んでいます。自分の所属する事務所(税理士法人SKJ)の運営が手薄にならないように気を配りながらの会務を進めます。
2007.10.12
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人は周りの変化は楽しむが自分の変化を好まない。ゲームには難しいものに好んで挑戦するが自分の仕事は易しいものを選択しがちです。壁を乗り越える潜在能力を持っていても、メリットと比較して実行を躊躇しているのが現実です。行動を選択するにはキッカケが必要です。そのためのリーダーが求められます。電子申告の普及促進のために段階を設けて数値目標を設定して進めてきました。税務署でも成績優秀者の表彰も考えられてきたようです。2010年(平成22年)の電子申告・手続き50%の目標に向けて官民挙げて新たな仕掛けが必要であると思います。電子申告控除の創設(住基カード取得促進策でない)、還付申告者への対応、ICカードリーダーライター設置のパソコン、操作の簡易化など具体的なアイディアを具現化する価値は充分にあります。巨額を投じて進めている電子政府の根幹をなす電子申告が数値目標達成を達成できれば日本全体が変化すると思います。
2007.10.11
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正副会長会でマイコモン「電子税理士会」の操作説明を実施したのが10月5日でした。その後三連休で昨日事務所に出社したら、10月5日に名南経営グループ代表の佐藤澄男先生の訃報が届きました。あまりの急逝に驚くばかりでした。佐藤先生とは、昭和60年頃に知り合い現在まで20年以上にもわたり事務所経営において先輩を目標として歩んで参りました。何度か事務所にも訪問し経営者としても尊敬しています。税理士会会務にマイコモンを利用させて頂く決心をして本格的にスタートする「その日」に亡くなられてしまいました。ご冥福を心からお祈り申し上げます。佐藤先生のマイコモンの開発と顧問先へのサービス精神に注がれた理念を継承し、一人でも多くの会計人が喜んで利用させて頂くため努力したいと思っています。佐藤先生は昭和7年の生まれで、私は丁度一回り違いの申年で、格別な想いを持って尊敬する先輩であり残念でなりません。
2007.10.10
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平成19年7月11日に近畿税理士会制度部主催で開催された「税務訴訟から学ぶ税理士の役割」(年金受給権の二重課税問題を検証)の研修ビデオ約3時間を受講しました。九州北部税理士会所属の税理士江崎鶴男先生が長崎地裁での税務訴訟を解説された講演とパネルディスカッションの2部構成のすべてを受講しました。裁判の内容をご承知の方も多いと思いますが、みなし相続財産として課税された生命保険金を一時金で受領した場合、所得税は非課税であるが、年金で受領したら相続税と所得税の両方が課税され二重課税であるとの問題を争った事例です。平成18年11月7日長崎地裁の判決は納税者勝訴です。国は平成19年1月11日に福岡高裁に控訴しています。去る9月13日に高裁判決の予定であったようですが、10月25日に延期されたと聞いています。私は、江崎先生の主張に全面的に同意しています。いずれにしても最高裁まで争われることは確実視されていますが、このような税務訴訟に対して税理士会としても支援体制の整備が必要であると思います。
2007.10.09
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パソコンもワードとエクセルだけでは能力半減までに至らない事が実感です。 通信環境のないパソコンは、羽のない鳥のようで中途半端です。そんな中で携帯電話からブログを発信します。人生の中で、自分にしか出来ないことに集中して能力を発揮する必要性を強く感じます。40年も前の話しですが、設計図を作成する時に利用したT定規を頭に浮かべ、浅く広範囲な知識の中に一点では狭く深い知識が求められ、T定規のような形の人間が重要だと教えられました。 社会から私に求められていることで、私にしか出来ないこと探しをするのが私の人生です。
2007.10.08
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三連休を利用して軽井沢に来ています。外気は6度です。 昨日午後から思い付きで別所温泉の松茸料理を食べに来ました。予約無しのため長野県上田支部の税理士さんから情報収集をして松茸づくしの秋の夜を楽しみました。 パソコンを持参してきたのですが、軽井沢は通信環境が悪いため携帯電話で送信しています。携帯での文章打ち込みが苦手のため今朝のブログはこの程度にさせて頂きます。
2007.10.07
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朝は出来るだけ外部からの情報を断って、パソコンのスイッチを入れてもインターネットに接続せず自分の文書作成をすることを習慣にしています。今日は休みのためNIKKEI NET(日経ネット)に接続して様々なニュース、論説を読んでいました。この中にNETアイ プロの視点 http://www.nikkei.co.jp/neteye5/ があります。面白くて時間が経つのを忘れて読み続けてしまいました。インターネットを通じてあらゆる情報を取得することが可能となりました。情報の取捨選択が重要になります。昨日の正副会長会の前にマイコモン「電子税理士会」操作説明研修をしました。関東信越税理士会では全会員がインターネットに接続し、「原則としてすべての情報を公開する」基本方針の徹底を進めるつもりです。
2007.10.06
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上位20%で全体の80%を占めてしまう。パレートの法則といいます。イタリアの経済学者パレートが発見した冪乗(べきじょう)法則です。インターネットの接続スピードは光接続で100MBであるとか、CATV・ADSLのスピードは幾つとか宣伝されています。本当はこんなスピードが必要であるのかすごく疑問です。インターネット利用者の80%は、ホームページを見る、メールのやり取りで、たまに動画配信を見る程度のことです。必要な接続スピードは数メガ(4MBくらい)あれば充分です。ほんの数%のヘビーユーザーが常時動画や音楽の配信及び受信を繰り返し伝送帯域を独占して利用しているに過ぎません。一般のユーザーはこれに付き合わされている感じです。ほとんど無駄な競争に巻き込まれ多額の接続料を負担させられていると思います。便利すぎる道具であるからこそ、利用する人としない人との格差が拡大してしまいます。冪乗法則にはこのほか、ジップ(ジフ)の法則やスタージョンの法則があります。パソコンで検索してみて下さい。きっと参考になると思います。
2007.10.05
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今朝は、税理士会の会報に連載している「会長月信」の原稿を作成していました。平成17年4月に関東信越税理士会の会長就任から先月号までの題名を調べてみました。今月で31回目になります。毎日ブログを書き、様々な原稿を書いているとダブってしまう心配があります。パソコンに向かっても何も浮かばないことがあります。書きたいことが多すぎて困ることもあります。私のテーマには情報化の内容が多いのも特徴です。私は朝型人間で原稿のほとんどは早朝に書いています。2時間くらいは集中力が持続できるのですが、根気が続きません。電話もなし、来訪者もなし純粋に自分の時間が早朝の時間です。事務所へ出る時間までに一日分の仕事をしたような気分になっていることがあります。今日も幾つかの会議がありますが、孫(舜司)の2歳の誕生日のためお祝いをしてから行動開始します。10月4日は「天使の日」、「投資の日」だと聞いたのが2年前でした。
2007.10.04
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関東信越税務連絡協議会の総会に出席してきました。税理士会、青色申告会、法人会、間税会、納税貯蓄組合の5団体で構成しています。国税局を含めた6者で協議会を持ちお互いの連絡協議会も開催しました。11月の「税を考える週間」で協力し合い効果を増幅させたいと思います。当面はe―Taxの普及が重要課題のトップです。税理士会でも専門部会を設置して電子申告の普及拡大に全力を尽くした結果、申告件数で全国一の実績を挙げています。法人の電子申告は、税理士関与が90%近くになっていることから税理士の取り組みが重要です。個人の電子申告は還付申告対象者への対応策を考える必要があります。電子申告は、課税庁にとって省力化の切り札であるだけでなく、納税者にとってもメリットが求められています。平成19年分または20年分の個人の確定申告を電子申告で送信すると5千円を限度(1回のみ)として所得税の税額控除があります。これは納税者個人が市町村から「住基カード」を入手する必要があります。しかし、市町村役場での対応が充分には整備されていないのが現状です。「電子政府」完全実施までにはまだまだ多くの課題が残っています。「電子税理士会」構想の方が先に達成できそうです。
2007.10.03
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私と一緒に仕事をする人に大変忙しい思いをさせてしまうことがあります。昨日は、マイコモンを利用した「電子税理士会」構想の実験スタートの記念日になりました。10月1日スタートにこだわって準備を進めてきましたが、当初の予定500名を超えて658名へのID配布と電子会議室の組織図や機能変更で「てんやわんや」でした。どうにか予定通りスタートすることが出来ました。木谷さん、神山さん、辻さん、事務局の全員に最大限の努力をして頂きました。深く感謝しています。今朝は、朝早くから「第一声」の書き込みに全力投球をしていました。この小さな種が大きく成長することを期待しています。私は五つの約束をいつも大事にしています。大きな目標を掲げよう、良い習慣を身につけよう、愛の心を持って考えよう、今すぐ行動に移そう、成功するまで耐え抜こう、の五つです。もう一つ3枚のカードを持っています。「何もしなければ何も起こらない」、「やってみなければ分からない」、「私は、目標に向かって一歩一歩前進しています」辛いとき、苦しいときにいつも五つの約束と3枚のカードに励まされています。
2007.10.02
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私は、10年を一スパンとして人生計画を組んできました。昭和19年8月10日に埼玉県入間郡入間村生まれ、昭和29年7月1日に近隣の町村合併で狭山市になりました。昭和39年には東京オリンピックが開催され高度経済成長の緒につきました。昭和45年2月に25歳で税理士登録、昭和46年7月5日に株式会社日立製作所を退職してコンピュータを利用した中小企業のための経営助言を業として独立した。昭和49年10月1日に狭山計算センター株式会社を設立し、昭和59年10月1日に株式会社クリエイトを設立しました。今日、10月1日は私にとって記念すべき日でもあります。税理士事務所は、12月から5月までが比較的多忙であり6月から11月までが余裕のある半年です。6月から新規事業を考案し10月1日に創業するパターンを作ってきました。それも、10年のスパンにこだわってきました。途中、青年会議所(JC)活動に没頭し、地域貢献のケーブルテレビ事業に情熱を傾け、還暦を機に関東信越税理士会の会長として税理士会の情報化に本気で取り組んでいます。今日、平成19年10月1日からマイコモンを利用した「電子税理士会」の実験を始めます。電子会議室、税務相談、e―ラーニング、電子申告、会計参与の普及拡大など夢は大きく広がっています。2014年(平成26年)70歳の誕生日を迎えるまで達成したい目標を幾つか持っています。健康に留意して経験を活かした社会貢献を果たしたいと思っています。
2007.10.01
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