2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全18件 (18件中 1-18件目)
1

音楽が流れますのでお気をつけて↓
2007/10/31
コメント(2)

結局のところ、郵政民営化問題の本質を最も鋭く認識した上で、日本国民の代表として誠実に行動したのは、郵政民営化法案に反対票を投じた自民党の国会議員たちであった。例えば、中堅では旧通産省出身の小林興起前衆議院議員、若手では旧大蔵省出身の小泉龍司前衆議院議員である。出身母体からして、両氏は郵政族ではなかった。旧通産省と旧大蔵省といえば、むしろ旧郵政省と激しくつばぜりあいを演じていた役所である。両氏が地盤としていた関東は、郵便局の存続に対する住民の切実度が低く、民営化してもほとんど失うものがない。中略こうした事情を知れば、小林興起氏が反対票を投じたのは利権のためでも選挙区事情のためでもなかったことは歴然としている。議席を維持する保身だけを優先するなら、おとなしく反対票を投じていれば済んだのだ。一方、小泉龍司氏は五月三十一日の衆議院特別委員会で『年次改革要望書』を示して竹中大臣を追及し、その後、自民党副幹事長の職を辞して衆院本会議で反対票を投じた。中略小林興起氏と小泉龍司氏が郵政民営化法案に反対したのは、米国政府の『年次改革要望書』を自ら子細に検証し、郵政民営化法案の中身を吟味して、その背後にある米国の国家戦略と、日本の国益を損なう危険性を性格に認識したからである。両氏は、05年通常国会で成立した新会社法の中の『外国株対価によるM&A』の解禁を一年凍結させるうえでも中心的存在として奮闘した。そのことは三月十二日の日本経済新聞が実名報道している通りである。この外国株対価によるM&Aが解禁されれば、世上を騒然とさせてきた堀江貴文氏、村上世彰氏ら日本人に替って、いよいよ外資が日本の大手企業買収の主役に躍り出ることになる。ちなみにホリエモンのニッポン放送株取得騒動をきっかけに、放送局に対する外資の敵対的買収への懸念が浮上し、外資の出資規制を強化するため電波法・放送法が改正された。このとき郵貯と簡保についても民営化以後の外資を出資を制限することを総務省が検討したがだめだった。放送事業と違って金融業については、外資の出資規制がWTO協定で認められていないからだ。外資による郵貯や簡保の買収を法律で禁ずるとWTOに提訴されてしまうのである。小林興起氏と小泉龍司は元官僚だけに、この種の複雑な法律の行間に潜む危険性を見抜くだけの高いリテラシーを持っていた。そして自らの信念を貫いて行動した結果、権力の逆鱗に触れ、見せしめとして、徹底的にいじめぬかれた。郵政民営化を唯一の争点とした05年総選挙の真相は、官邸が演出したような『改革派』対『保守派』ではなく、『対米迎合派』対『国益擁護派』の闘いだった、というのが私の理解である。しかし真の国益を守ろうとした自民党の勇気ある議員たちの警鐘は、単細胞的常套句の連呼にかき消されてしまった。我々国民は『小泉劇場』に踊らされ、これらの政策通の国会議員たちから議席を剥奪し、その穴埋めに、小泉総理にひたすら忠誠を誓う公募の新人を大量に送り込んだ。小泉総理のワンフレーズに比べ、反対票を投じた自民党議員たちの説明はわかりにくかったと、したり顔で指摘した識者が多い。だが、『政治はわかりやすくなければダメ』などというのは衆愚政治の極みであって、成熟した民主国家なら本来恥ずかしくて真顔で言えるようなことではない。日米保険協議以来の長きにわたるいきさつの大問題を、説明責任も果たさず、ただ『イエスかノーか』という二者択一に矮小化して国民に問う、などというのは容認しがたい欺瞞行為である。『自己責任』の名の下に、最終的につけを払わせられるのは我々国民なのだから。『奪われる日本』 関岡英之著 講談社現代新書 700円+税放送業界の外資による乗っ取りは避けられても、スポンサーというものに外資がそうとう影響力を増せば、これは乗っ取られたと同じことになりますね。例えば、サンデープロジェクトはスポンサーに東京電力がついてます。あの重大な柏崎刈羽原発の地震のときも、数分で終わりで、最後に田原さんが、大きな声で『原発は必要なんだからしょうがないでしょ!』というような言葉を言い切った。田原さんは、ジャーナリストではなく、大根役者?で、TBSで浜岡原発につて結審のことを特集した、といわれた方がいますがTBSって毎日系ではなかったでしょうか?何年も私のこのブログを読んでいる方なら、私が三社の中では毎日が良い、と言っているのはご存知ですよね。msnは毎日から産経にかえたようですが。朝日新聞について、この本の中で関岡さんは疑問を呈しています。読売、産経ならわかるが、なぜ、朝日まで『年次改革要望書』を取り上げないのか?と。おもしろいことにサンデープロジェクトの田原さんのことも書かれていて、私もとてもとても同感であります。で、今日は民主党&自民党の党首が会談し、物別れに終わったという。昨日の守屋さんの証人喚問で揺さぶって、お互い傷が広がる前に談合しようということだったのでしょうか?*小林興起さんのお名前、字を三箇所間違えていましたので 訂正して再登録しました。↓ 素敵な曲が流れますWithout You
2007/10/30
コメント(0)
これらの記述から、米国の狙いがおぼろげながら透けて見えてくる。簡保の政府保有株式は完全に市場に売却させ、『政府保証があるかのような認識が国民に生じないよう、十分な方策』を取らせる、つまり政府関与を完全に断ち切らせる。純粋な民間企業となった簡保に対しては、外資保険会社と『イコールフッティング』、つまり完全に対等な競争条件を要求していく。『民間企業と同様の・・・規制監督を適用』とは、簡保の所管官庁を現在の総務省から金融庁へ移管させて、その立ち入り検査を受けさせるということである。また、『完全な会計の透明性を含む適切な処置』とはおそらくソルベシー・マージンなどの公表を義務付け、会計事務所の会計監査も受けるということであろう。金融庁が民間の会計事務所と連携しながら、金融検査や会計監査を通じて真綿で首を絞めるように、りそなを国有化へ、UFJを身売り同然の合併へと追い込んでいった経緯は記憶に新しい。さらに、簡保を独禁法の適用対象とし『その市場支配力を駆使して競争を歪曲させることのないよう』公正取引委員会に調査させる。という筋書きである。公取委は検察当局と連携しつつ、日本道路公団を追い詰めた。そう遠からず簡保と郵貯に対しても、民業圧迫・市場独占批判、会社分割要求などの情報戦が顕在化してくるであろう。要するに、米国にとって民営化はゴールではなく、簡保を弱体化させ、最終的には分割、解体、経営破綻に追い込み、M&A(企業の合併・買収)や営業権譲渡などさまざまな手段を弄して、簡保が擁護している百二十兆円にのぼる資産を米国系民間保険会社に吸収させることが最終的な狙いなのである。簡保は小口であることと、無審査という簡単な手続きを特色としている。もともと簡易保険制度は、民間の生命保険に加入できない低所得者にも保険というセーフティーネットを提供することを目的として大正五年(1916年)に創設されたもので、ビジネスというよりは日本社会の安定化装置なのである。それが米国人の目には単なる市場としてしか映らない。安定化装置をはずした後に日本社会がどうなろうと一切関係がない。『官から民へ資金を流せ』、『民にできることは民にやらせろ』というときの『民』は、日本国民の『民』ではない。日本社会の行く末に責任を負わない米国民間保険会社の『民』にほかならないのである。そう話すと『それのどこがいけないのか?』と真顔で問い返す人が必ずいる。深層心理の階梯まで無国籍化した日本人の増殖は、まさに占領以来のゆがんだ戦後教育の『アッパレな』帰結というほかにはない。世を厭い隠棲したい衝動に駆られる。『奪われる日本』 関岡英之 著 講談社現代新書700円+税欲しい本を探していたら、この本にめぐり合った。2006年8月20日に発行されたもの。関岡さんと言えば、あまりにも有名な『拒否できない日本』で、元一銀行員の方が、野党の政治家さえも気づかないところをこの本で指摘された。戦後、日本が主権を奪われた占領下において、法制審議会商法部会委員として、商法改正に協力させられた東大法学部教授の石井照久さんという方が、関岡さんの母方の祖父だそうです。納得ですね。『祖父の屈辱は私の屈辱だ。祖父の苦悩もまた、私の苦悩である。本書を祖父に捧げたい』とこの本の最後に記してある。こういう方が議員になって欲しいですね。ところで今日の証人喚問、耐震偽装のときのようにトカゲの尻尾きりで終わらせないでくださいよ。確かにお役人特有の生真面目なんだか、不真面目なんだか解らない人ですが、この方の接待疑惑なんて小者で事が終わることがないようにしていただきたい。山田洋行やミライズ社と守屋さん、なんて簡単な図式ではないでしょう。で、ロッキードと同じであるなら、今回のこの件は誰を失脚させるストーリーなんでしょうか?自衛官の実態を書いた『自衛隊裏物語』後藤一信著 を読めば自衛隊に賭博は付き物。賭けマージャンや接待ゴルフ、そんなことを知りたいわけではない。この大きな利権は最終的に政治家に流れているのは間違いないでしょう。民主党の議員の名前は即答するけれど、一緒に接待を受けた与党の議員であろう方の名は、迷惑をかけるから、と出さない。沖縄の辺野古のV字型滑走路での大儲け、そのお金がどこに流れているのか?しっかり追究してくださいね。
2007/10/29
コメント(2)
それでは、世界の国々では民営化の流れになっているのだろうか?答えは“ノー”だ。自由競争、市場原理主義が素晴らしいなどと信じているのはごくごく一部のアメリカ人だけで、ほんとんどのの人が郵便などの最低限のライフラインは国営を維持すべきだと考えている。レーガンやサッチャーの口車に乗せられて民営化路線を維持した国々もその多くが失敗、揺り戻しがきている真っ最中だ。1. アメリカ・・・アメリカは日本に郵政民営化を押し付けておきながら、なんと自分達は国営の郵政事業を維持し続けている。アメリカ郵便庁に勤務する約86万人の身分は公務員。大統領委員会は今後とも公的機関が郵政事業を行うのが望ましいと指摘しているし、国民のほとんどもそれに賛成だ。つまり自分達がやりたくもないシステムを他人の国に押し付けようとしているのである。この一件を見るだけで、いかにアメリカが身勝手かわかるだろう。2. イギリス・・・政府が株を保有する国有会社が運営している。ローカル郵便局は採算が取れないので、結局、公的資金を導入して赤字を補填するころのなってしまった。ここ数年、個人ローンなどの取り扱いに力を入れたおかげで経営的には持ち直したが、難航続きだ。ブレア首相が日本の郵政民営化を見て、『日本は時代に逆行している』と失笑気味に語ったのは有名な話である。3. ドイツ・・・60パーセント以上を政府が出資している株式会社が運営、1990年に郵貯を分離して別会社にしたが、結局失敗して、郵便事業会社が買い戻す羽目になった。また、民営化によって郵便局が半減し国民生活に大打撃を与えたため、『ユニバーサルサービス令』を出してなんとか歯止めをかけようとしている状態だ。4. ニュージーランド・・・政府が株を保有する国有会社が運営している。1987年に分割民営化。以後、不採算郵便局が次々に統廃合され、国民生活に大きな打撃を与えることになった。さらに、郵貯はオーストラリア銀行に買収され、庶民が利用できる小額決済の銀行が国から消滅するという大騒ぎに発展した。その結果、再び政府が出資して『キウイバンク』という国営金融機関を作ることに。民営化の大失敗例である。このように小泉政権が郵政民営化を強行するために言い募ってきた方便は、すべて真っ赤なウソ。民営化でうまくいった国はないし、今後の日本人の生活に間違いなく負の影響を与える。それは郵便が届かなくなるという次元だけの話しではない。もっと恐ろしいのは、350兆円の資産を持つ世界最大の金融機関である郵貯と簡保が民営化されることで、日本人が今まで営々と積み上げてきた財政が雲散霧消しれてしまうことだ。実は郵政民営化を押し付けてきたアメリカの真の狙いはここにある。暴かれた『闇の支配者』の正体 ベンジャミン。フルフォード著扶桑社今日のサンデープロジェクトには、またあの竹中さんがゲストで出演。コメンテーターも突っ込みを入れずに静観型しか出演していない、というのはどういうことなのか。今の与党で竹中批判している人たちを『そのとき閣僚だった人がそういうこと言いますかね』と薄ら笑い。確かにさっさと自民党を離党すればいいのに。が、竹中さんも言えた義理ですか。その前に自衛隊の武器購入の疑惑、沖縄のV字滑走路の疑惑、そのさなかに竹中さん本人も政府の一員であり、このV字滑走路も小泉さんが推し進めていた、ということもあるだろうに。平気な顔をして、そうですよ、こういう無駄を省けばいいんですよという。小泉さんがイラク侵略を支持する、といったのでイラクの戦費、日本は莫大な金額を米国に貢いだ、湾岸戦争なんて比べ物にならないくらいの金額。それを小泉政権で出したのだ。その無駄なお金、どうなるんでしょうか?とにかく守屋さん一人の責任に押し付けることはやめて欲しい。しかし米国の手先もよくこういう人物を探し出してきますね。小泉さん、竹中さん、ブッシュさん、ライスさん。ちょっと的をついた質問をしようとすると、機関銃のように喋りだす、と竹中さんを評した人がいるが本当にその通り。司会の田原さんは、この各国の状況を知らないのでしょうか?それとも田原さんが盆暮れのご挨拶は欠かさない森元総理から、竹中さんを持ち上げるようにでも言われているのでしょうか??グローバル、グローバルとバカの一つ覚えのように言う竹中さんに、じゃ、なぜアメリカは郵政民営化をしないんですかあのブレアさんまで、日本は時代に逆行している、と言っているのはどう思われますか?逆行しているのがグローバルってことですか?と。竹中さんに聞いてみたかったですね。たしか国会でも民主党から与党へ質問が出ていましたよね。米国の首脳から、郵政民営化について、竹中さんへの自筆入りの丁重なお礼状が届いている、と。その文面も先日、国会で民主党の議員から公開されているのに、この期に及んでも、あの( ̄□ ̄)!!をして平気でべらべらと喋りだす。こういう神経の持ち主、小泉さんといい、ブッシュさんといい、よい人選をするものだ、と感心するしだい。適材適所。このようにマスコミが、ヘタレウヨクと同レベルに成り下がるには、やはりスポンサー、最近とくに外資系の保険会社がラジオ&テレビのCMを占めているのも一因ではないかとフルフォードさんは言っている。もちろん郵政民営化には大手広告代理店が絡んでいたことは周知の事実ですが、そう言われてみると『入れます保険!!』安い保険料、審査が簡単、と魅力的なコマーシャルを繰り広げ、この私でも今すぐ電話しようかしら?と思ってしまう。しかし、ですね、あの映画『シッコ』、まったく癌には関係ないだろうと思われる皮膚のトラブルでも、加入時の未申告、それを理由に医療保険の支払い拒否をする米国の保険会社。今まで県民共済でも、簡保でも、比較的スムーズに支払われていた、と聞いています。とくに簡保は。『入れます保険!』にご加入の際は、『払いますか?医療保険?』と保険会社に聞いてみる必要が大ですね。そしてそのときは、必ず録音をしておく必要がありますで、元外交官の佐藤優さんが言われるには、『インテリジェンスの文法』というものがあるんですって。例えば、ポロニウムで殺害された人、いましたね。あの手口は絶対にロシアは使わないそうです。ポロニウムなんて政府関係者じゃなくては手に入らない。そんなおバカはしないそうです。みなさんドンパチするのが戦争だと思っていますが外交は、まさに戦争ですよね。アンポボケ&平和ボケして、テロとの戦いなんて寝言言ってる日本人よ、目を覚まして!とベンシャミン・フルフォードさんは言ってます。インテリジェンスの文法でいくと自殺&交通事故が殆どですって。そうでうしょね。死亡推定時刻なんて、それこそ異論が出ない確立された科学の分野だと思いますけれど平気で警察は、事実を曲げて嘘を記載するんです警察を牛耳っているのは与党でしょう。そういえば、元検察官の人が言ってました。自殺で片付けられているものは他殺の場合が多い、と。佐藤優さんのインテリジェンスの文法をもっと知りたいですね。*すいません カテゴリを間違えたので再登録しました
2007/10/28
コメント(2)
ヤクザや“エセ右翼”のやっていることをよく見るといい。彼らは北朝鮮を叩く、ロシアを叩く、中国を叩く、しかし、アメリカについては殆ど叩かない。口では愛国心を叫びながら、日本の国益のために働く政治家やジャーナリストを“抹殺”する一つも日本のためになることはやってない。それもそのはずで、彼らはアメリカの金で動き、アメリカのために働く暴力部隊にほかならないからだ。強力な後ろ盾があるから、財政界のお偉方や警察・検察もうかつに手が出せない。中略彼ら“闇の権力”はヤクザや“エセ右翼”を操って何をしようとしているのか。答えは簡単である。日本人が持つ世界一の個人資産1500兆円を奪い取ることだ。ここ数年立て続けに起きた経済事件や“構造改革”なるものは、すべてアメリカの“闇の権力”が日本人の財産を奪うために仕掛けたものに他ならない。事件や改革の裏で、暴力部隊あるヤクザや“エセ右翼”がフル稼働し、何百人もの罪の無い人たちが犠牲になっている。第一章、第二章で詳しく取り上げる。アメリカはこういった汚い手口で、日本のならず世界中の富を略奪してきたわけだが、今や多くの国がこのカラクリに気付きつつある。もはや“正義”と“自由”の守り神であるアメリカなど、まったくウソであったことはアフリカの子供でも知っている事実だ。ところが、日本人だけが、財産をどんどん奪われているとも知らずに「アメリカ万歳」を叫んでいる。暴かれた『闇の支配者』の正体 ベンジャミン・フルフォード著 扶桑社この中で、小泉・安倍路線として、二人を同格に扱っているけれど私は、安倍さんは小泉さんとは違う、と思う。現に安倍さんはアメリカに嫌われていた。りそな銀行のことも書いてある。植草さんのことはもちろん、このりそなを調べていた人たちは、不審な死を遂げたり、微罪逮捕されている、と。朝日監査法人の会計士、平田聡さん・・・・りそな銀行の監査を担当経済評論家の植草一秀・・・・りそな国有化問題で小泉・竹中がやったことを丹念に調べていた。国税調査官・太田光紀・・・・りそなの脱税問題を調査していた朝日新聞記者・鈴木啓一・・・・『りそな銀、自民党への融資残高10倍』この大スクープ記事で、朝日新聞を購読していませんが、この闇の権力者に狙われる読売新聞社員は、絶対にいない、ということですね。でも朝日新聞にも、闇の権力者に使われているひとがいる、とは別の情報できいていますが。しかし、私がこのブログを始めていつも不思議に感じていたことが、これでわかりました。ウヨクの後ろには、日本ではなくアメリカがある、と。でも皆さんにアメリカからのお金が流れているわけではありませんので、たぶんあの戦争を終わらせてくれた、アメリカ、チョコレートをばら撒いてくれたアメリカにとても感謝している人たちの影響でしょうし、また、最近の空気を読んで、みんなと反対のことを言うことができないのでしょうね。
2007/10/27
コメント(3)

今回の宜野湾の集会の人数は、主催者側の発表をそのまま載せるのに問題あり?と言われ、そのマスコミが事実確認もせず、報道したことが問題だと。私、この意見にとてもとても賛成なんですが。反論じゃなく、私への賛同意見として解釈しました。と言うのはですね、私がなぜこのブログを始めたか、という動機の一つがこの『マスコミの報道に意義あり!』みなさん、あまりにもマスコミ報道を鵜呑みにしすぎます。湾岸戦争のこともそうですが9.11のこともそうです。ちょっと調べれば、今までの科学を覆すようなことばかりでも皆さんそういう報道は、無視ですか?ですから、私は大手マスコミが伝えない事実が欲しくていろいろ調べているのですよ。この人数のことについては、私の日記にも書きレスにも書きました。ネッドさんへ ぼたんの花さん >だからなんですか?って話ですが。>何を言いたいのかはっきり言ってくれませんか?>こちらは朝日の明らかな捏造を責め、証言を検証してないのに教科書に載せるなって言ってるだけですが。朝日の明らかな捏造を責めるのなら読売の記事も捏造がないか、調べてください、と言ったまでです。なぜなら殆どの新聞は捏造?してますよ。だって現地へ行って調べればわかることを調べてないで警察発表や政府発表をそのまま掲載しているのですから。貴方がお幾つか存知ませんが、今まで新聞記事は捏造を繰り返してきました。よ。(2007/10/17 07:12:18 PM)返事を書くネッドさんへ 2 ぼたんの花さん ネッド。さん>どんどん論点がずれてます。>そもそも報道に関しては事実の一部しか報道されてないのは当たり前です。>だから色んな報道機関の情報を見る必要があるわけで。>今回の朝日の件は事実を伏せるのではなく、思いっきり「嘘」を書いたから叩いてるんですよ。-----何度も言っていますが、伏せるのではなく捏造している記事は、他の新聞も同じくらい、またはそれ以上捏造しています、と申し上げているのです。ただ、読売系の新聞は購読しない側の人々が、朝日嫌いの人のように大騒ぎしないのです。これは、私もいけないことだ、と思うのですが。あ、産経の記事、あ、読売ならねそうかくでしょう。と異議を唱えない。ですから今度は、あの読売が11万人と堂々と書いたのですからぜひ読売に総攻撃をかけてください!私も応援いたします、と申し上げているのです。(2007/10/17 07:17:35 PM)返事を書くで、今回レスに貼ってくださった、特殊な宗教の新聞に書いてありましたね。県警は、なぜ、4万人と発表なのか?それは、過去の集会で、数字を誤魔化した経緯があるからじゃないか、と。過去に数字を誤魔化した経緯があるから、公表できないのだと。こんなこと昔しから当たり前のように行われてきたことですよ。警察は、本土も沖縄も同じです。そしてこの特殊な新聞からも読み取れる過去に数字を誤魔化した、というのは、事実らしいですね。で、その理由は、過去に誤魔化したから、今回、大声で言えない、と思うのは、この新聞記事の推測の域をでません。私が、推測するには、あの与党、自民党&公明党がバックについている沖縄県知事が、率先してやったことだから県警も大きな声では言えないのではないですか?どちらにしても県警もちゃんとした数字なんか、解らないですよ。ところで、某所に書いたレスは消されてしまいましたがそこにも書き込みました。『あの与党が押している知事さんが、率先して運動したこと、沖縄県庁のHPにも、読売のネットにも11万人と書かれているのでこの数字は、嘘っぽいですね。どうぞ、この数を徹底的に追究してください』というように書いたのですが、この書き込みもなぜか削除されました。で、ちょっと調べれば嘘だってことがすぐわかるのに平気で新聞もテレビも主催者側、例えば警察、政府、の発表をそのまま垂れ流しています。とくに酷いのが湾岸戦争の報道とアフガン・イラクの報道。例えば、読売なんか新聞だけならまだしも読売出版社として、自殺された人の様子を書いています。ホテルの八階から飛び降り、頭から血を流し・・・・なんてね。その死体の現場写真、八階から飛び降りたのに血も出ていない引っかき傷らしいものと、殴られたような顔の腫れなぜか、担架に載って、パンツ一枚のうつぶせの死体写真。遺書を数通書いたのに パンツ一枚で飛び降り自殺?これで、どうして頭から血、なんて書けるのか?死亡推定時刻も、病院へ行って調べれば、警察発表が大嘘だってわかるんですよ!マスコミの報道のあり方が問題だ!<これってどちらかというと私のような日記を書く人がよく言ってますよね?今後も、右左手をつないでマスコミの報道に徹底追究をしていきましょう!今日は、原子力の日・・・・・この原子力関連の報道は、特に読売報道は信用できません。で、地震の時、柏崎刈羽原発のデータが、ぶっ飛んで解らない、というのは東京電力に聴いてくださいね、鳩さんで、そのまま取り上げて新聞に書くのが問題・・・・・これって ♪い・ま・さ・ら 次郎 ♪<古過ぎてこの歌知らないか・・・追記・数を多くして自分を大きく見せる下等動物?この意見に同意。で、沖縄県庁のホームページも同じです。で、沖縄県庁を仕切っているのは、与党である公明党・自民党がバックに付いた県知事さんです。この人たちの意向が反映されないわけないでしょ?そういえば、今日は、亀田さんのお坊ちゃまくんが、マスコミで大仰に取り上げていますね。木を隠すときは、森に隠せニュースを隠すときは、ニュースで隠せで、、、こんなくだらないニュース、msnの画面を占領しています。まさにブッシュさんと仲の良いマイクロソフト社!ニュース検索でようやく出てきました。原告の請求棄却 浜岡原発差し止め訴訟 静岡地裁判決7月の新潟県中越沖地震で、東京電力柏崎刈羽原発で想定を超える揺れが発生するなどトラブルが相次ぎ、原発に対する司法判断が注目されたが、マグニチュード(M8)級の東海地震を想定し、国の指示に先駆けて自主的な耐震補強工事に取り組んできた中部電力の地震対策が支持される判断となった。 訴訟では、(1)東海地震の規模とそれに基づく耐震設計の妥当性(2)経年変化(老朽化)が耐震性にもたらす影響-が主な争点となった。 宮岡裁判長は、国の中央防災会議が安政元(1854)年の「安政東海地震」(M8・4)を基に策定した東海地震モデルを「M8・5の地震は十分安全側に立った地震の想定。科学的根拠に基づいている」と認定。http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071026/trl0710261110001-n1.htmさて、この裁判官は、柏崎刈羽原発のニュースを知らないのでしょうか?こういう大切なニュースの時は、くだらないニュースが画面を占領するんです。亀田一家は、マスコミの生贄にされました。で、大きく見せる下等動物のようなこと、これって旧日本軍のことも言ってます?これって、旧日本軍そのものでしょ?>もう、国民もそこまでバカじゃありません。>大衆は、アジればアジる程、白ける時代になってしまったのです。「空気読め」とね。空気を読む?これって国民がバカってことでしょ?空気はいずれは流れてしまうもの。。。で、その空気だけ読んで軍部を支持したのが、国民なんですよね。だから一億総懺悔空気を読むことについて、鳩さんは日記で何か言ってませんでしたかね。私は、とても共感したんですが。空気を読む必要はないけれど、空気を知る必要があるって書いてありましたよね。この言葉、沖縄県知事&与党に言ったほうがいいですよ。だいたいこの数字に反応したのは、一般国民ではなく、なぜか政府のほうでしょう?というか、この報道に乗って現政府が修正したかったことをしたんじゃないの?どうもこの数を県庁のHPと読売のネットに載った、ということが私は 解せません。で、これは政府の意向でしょう。安倍さんを引きずり降ろした日テレ30階内閣、黒幕は森元総理に読売&日テレ?>第五権力たるネット言論は、マスコミの専横を今回も打破しました。とんでもございませんですよ。。。まだまだ政界のお方も、大企業の方々もネットとは縁遠い人が多いです!米政府の発表通りと信じているのは、米国民の20パーセントしかいないで、大手マスコミでは、皆無といっていいほどのこの報道がない。日本国民にアンケートとったら、米政府の発表が真実と思っている人はどれくらいいるのでしょうか?たけしさんのような人が、番組で紹介してもまだ米政府の発表を信じている人は90パーセント近くいると思いますよ。で、米政府の自作自演と思っている人は、20パーセントもいない。追記 2▼アメリカが非難するほど人気が出るアハマディネジャド>> 会場から「あなたはホロコーストがなかったと言うのか」と尋ねられたアハ> マディネジャドは「問題は、自由な発言や研究が許されているはずのアメリカ> の大学で、ホロコーストがあったかどうかについて、疑問を抱くことが許され> ないことだ」「ホロコーストの賠償として、イスラエルがパレスチナ人の土地> を占領しているのは間違っている」などと反論した。>> アメリカ以外の多くの国(対米従属の言論統制が敷かれている日本などを除く)> では、アハマディネジャドの方が正しいと思う人の方が多数派である。そ> の意味で、アハマディネジャドの訪米は、世界の反米・反イスラエル感情を煽> るものとして成功だった。イスラエルの新聞は、アハマディネジャドの訪米に> おける敗北者はイスラエルである、と厳しい分析している。> http://www.haaretz.com/hasen/spages/906890.html> I Still Believe
2007/10/26
コメント(4)

11万人はデッチ上げと大騒ぎする馬鹿がいる。デモというものは、主催者側と警察発表とは、当たり前のよう食い違うのは昔から。主催者側とは何処なのか?この話題が出たとき、先日の日記に書きました、沖縄県庁のHPにも11万という数字は載っていました。そして読売のネットにも確かに載っていました。今、この数字を沖縄県庁と、読売は見ることはできるのでしょうか?http://plaza.rakuten.co.jp/botannohana/diary/200710090000/今回のこの集会は、沖縄県知事も職員などに参加を呼びかけ、バスなども手配した模様。で、なぜ警察発表を聞かないのか?こういう時は、数字がかけ離れても、主催者側と警察、両方調べるべきでしょう。で、言っておきますが、この沖縄県知事は、与党である自民党&公明党が支持しているのですよ。で、基地反対の人々が押していたのは、糸数さんなんです。なぜか落ちましたが。これは、去年の選挙ですから、みなさん まだ お忘れじゃないですよね?私が、『11万か4万か』という日記の後になぜ、沖縄シリーズを書いているか解らないのかな?過去には、大田知事を落選させるために、本土、与党自民党はどういう手を使ったか、ということを書いたんですよ。今回、沖縄は今までの中でも、最も重要な局面なんです。だから本土の与党があの手この手を使うことはわかりきったこと。その本土与党、自民党と公明党がバックについている沖縄県知事が、職員にまで声をかけ、宜野湾へ向かわせたのです。まだ、成り立ての県知事さんが本土の指示がなく動けますか?仲井真知事と沖縄県警、県警は本土の与党と連携していないわけないでしょう。あの野口さんの自殺とは、思えないような死まで、自殺とするんです。朝日や私に言う前に、ネットの読売にも載っていたのだから、沖縄県警と与党がバックについている沖縄県知事、自民党、とくにこの知事を応援した公明党に人数を聞いてみなさい!馬鹿どもよ!ついでに大田知事を落としたときのような裏工作をしたのかどうか聞きなさい!基地反対の人たちは、糸数さんに投票したのですよ。でも落選したんです。しかし、この宜野湾には、以前、米兵の少女暴行事件に抗議して、8万5千人くらい集まったことがあるんですが、あの数に嘘は無いようですね。沖縄のみなさんも、このときと同じくらいの悔しさがあることは当然、理解できますよね。↓素敵な音楽が流れます♪ One Sweet Day
2007/10/25
コメント(3)
こうした問題は複雑に絡みあい、解決への展望を予測することすら不可能だ。しかしどうすればいいかは明らかである。アメリカは、東アジアの国々との協定を変更し、アメリカ軍を無期限に駐留させることなく、国家対国家の対等な同盟に転換していく必要がある。米軍を前線配備することは、それ自体紛争を誘発しかねず、東アジアの大きな不安定要因になっているからだ。また米軍施設が東アジアの国々の中にアメリカの飛び領地のように存在することは、道義上の問題を引き起こしており、のちのちの信頼関係と協議関係を築いていくための基盤にひびを入れる。これまでのところ、ブッシュ政権が行ってきた外交は----とくに、朝鮮半島の平和についてまったく意に介さないことや、中国を罠にはめようとしてきたことに-----慎重さは見られず、ブッシュ政権がアメリカの経済的利益に無知であること、他国の意見に危険なほど無関心であることを露呈してきている。この現状に東アジアの衛星国は早晩反旗をひるがえすだろう。10年ほど前に、東ヨーロッパのソ連衛星国が示してみせたように。そうなっては手遅れだ。西太平洋地域におけるアメリカ軍の存在によって得てきた何もかもが失われてしまっているだろう。『帝国アメリカと日本 武力依存の構造』チャルマーズ・ジョンソン著 集英社新書660円+税 より引用ということで、日本も早晩反旗をひるがえす、とチャルマーズ・ジョンソンさんは書かれていますが、東アジアの衛星国、この中に日本は入らないと思います。もう、国民がプロ奴隷化してしまい、アメリカさまの言うとおりにただただ頭をたれてついていくのが幸せと感じている輩ばかりでございます。だから、あんな売国奴、小泉&竹中を支持するのです。で、あの大戦は、共産主義者が始めた、とお書きになった方がおられますが私は、その意見に反対はしません。今、ブッシュ政権が、、というよりアメリカが戦争をしたがる理由は、まるで共産主義のようだ、と評する人が多いですよ。米兵の脳にチップを埋め込む、なんて真剣に考えているのです。これは、健康状態をチェックという表向きのことですがこれがどういう意味を持つかご存知ですよね。そしてこれを世界に広めようなんて考えているのですから。そういうアメリカを支持する輩、共産主義ですかね?
2007/10/25
コメント(0)
森住さんからは、修正前も修正後も丁寧なるメールをいただきました。転送した方へこの訂正メールも再転送するようにとのことです。その後、掲載した方が、(こちらの管理人さんも含め)再掲載するか否かは、その管理人さんの責任であり、それがなぜ森住さんが梅澤さんに謝罪する、ということになるのか解せません。60余年経って、あの時の責任を追及するのも難しいかと思いますが、梅澤さんは、それについて裁判で証言をし、また証拠となるものを提出しているのですから、それについて批判が出ても真摯に受止め、もし、今回の証言がまったくの嘘と言われるのならまた堂々と裁判で汚名を晴らせばよいのではないでしょうか?証拠、証拠、と言われますが、東京裁判なども『証拠』や『証言』などは、あったようですね。それが嘘か誠かということを管理人さんも問われていらっしゃるようなので、今回のこの裁判もその類であることでしょう。裁判になれば、両者ともに古傷や垢は出てくるものです。そしてその人と成りが裁判の判決にも影響してくるものでしょう。これは普通の民事でも同じです。ましてや、終戦直後、軍はいろいろなものを償却しています。東京裁判で決着しているものも、多く否定している管理人さんが言われることに不思議を感じています。ところで、もう既に亡くなってしまった父が、言ったことを覚えています。『南京大虐殺の写真は、日本人は死体を一箇所に集める習性があり、その写真を撮られたのではないか』と。当時、私はとても幼くその言葉しか覚えていませんが。また日本兵が、なんの意味もなく一般の中国人を刀で切り刻んだ、ということも事実です。これは姉の嫁ぎ先のお舅さんから聞きました。こういう話は声だかには話しません。梅澤さんも言われているように『自衛隊員に聞かせたくないことは話さない』ということです。梅澤さんも命令した一人なのかどうかはわかりませんが、梅澤さんが住民に石を投げられるような存在であったことは、事実のようですね。http://www.kokuminrengo.net/2000/g95sumiya.htm『私が親しくしている友人は離島で沖縄戦を体験しました。 アメリカ軍が攻めてきて、いよいよだめということになり、全員集合せよと命令された。ところが集団自殺のための爆弾が不良品で爆発しない。しかし、集団自殺は軍の命令だ。当時、中学生だった私の友人は、刃物で母親を殺さざるをえなかった。母親を殺し妹たちを殺した上で、自分も死ぬつもりだった。しかし、母親を殺したあとで自分は死ねず、放浪し、最後は捕虜になった。 彼は母親を殺してしまったことを、長い間語ることができませんでした。自分の心に秘めた悲しい悲惨な出来事でした。彼はその後、キリスト教徒になり、神学校に入って牧師になり、最後は学校の先生になりました。いまから二十年くらい前、母親を殺したことをこれ以上秘密にしておけないと、どんな状況の中でどのように母親を殺したかを書きました。私はそれを読んで非常にショックでした。 このように悲惨な体験をしたのは彼一人ではありません。沖縄には、苦しくて人には言えない戦争体験をした人たちがたくさんいます。』苦しくて人には言えない戦争体験、これはあの原爆を体験した人たちも同じ事を言われます。あの地獄絵の中で生き延びるには、助けて、という人たちの声、水をくれ、という人の声を無視し、また死んだ人の靴などもとって、、などと60年経っても言えないことが多くあり、沈黙してしまうのです。私の父も、軍人恩給の話の時に、『お父さんも貰っているの?』と小学生の私が聞いたとき、『戦地でたくさんの戦友が死んでしまったのにお父さんがそんなもの貰って暮すわけにはいかない』と。管理人さんは、『日本はなぜ敗れるのか』山本七平さんの本を読まれたことはありますか?一年くらい前に買って、まだ読んでいなかったのですが、その本が今手元にあります。敗因21か条が書いてありますが、その中に 1.精兵主義の軍隊に精兵がいなかった事。然るに作戦その他で兵に要求されることは、総て精兵でなければできない仕事ばかりだった。武器も与えずに。米国は物量に物言わせ、未訓練兵でもできる作戦をやっていた。 2.物量、物資、資源、総て米国に比べて問題にならなかった。 3.日本の不合理性、米国の合理性 4.将兵の素質低下(精兵は満州、シナ事変と緒戦で殆ど死んでしまった。) 5.精神的に弱かったI一枚看板の大和魂も戦いになるとさっぱり威力無し) 6.日本の学問は実用化せず、米国の学問は実用化する 7.基礎科学の研究をしなかったこと 8.電波兵器の劣等 9.克己心の欠如10反省力なき事11.個人としての修養をしていないこと12.陸海軍の不協力13.一人よがりで同情心が無い事14.兵器の劣悪を自覚し、負け癖がついたこと15.バアーシー海峡の損害と戦意喪失16.思想的に徹底したものがなかったこと17.国民が戦いに厭きていた18.日本文化の確立なき為19.日本は人命を粗末にし、米国は大切にした20.日本文化の普遍性なき為21.指導者に生物学的常識がなかったこと19の部分は、異議あり、ですが、この"人命"を"兵士"と置き換えれば、米軍は兵士の命を大切にし(現代は米国は粗末にしていますが)日本軍は兵士の命を軽んじた、ということが沖縄での住民をも平気で戦闘に巻き込んだ、ということでしょう。全体的にみれば、日本兵はそういう心理状態になることは仕方がなかったということでしょうが、あの戦争の現実を直視せず、夢見心地に観る現代の日本人が軍隊を持っても、同じ運命を辿るだけでしょう。http://mid.parfe.jp/siryou/H19-10-15-umezawasyougenn/top.htm しかし、この新聞に書かれている梅澤氏の意見は必読です。自衛隊員に伝えたくないことは、話さない。とは・・・
2007/10/24
コメント(3)
家の近くの本屋さんで、本をさがしていたけれどやはり欲しい本がない雑誌と漫画はとても豊富なのについこの間までは本屋さんで取り寄せてもらう日にちがもったいない、待てなくて新宿の紀伊国屋さんまで行ってしまったで、この本屋さんには 欲しい本が置いていないのでちらちらと棚を見ていたら『白い本』が、あった”これは活字のない本です---読む本ではなくて、あなたがなかみを創る本です”『戦場から妻への絵手紙』を読んで、とても心をうたれた数行の文で あれほど相手への気持ちが伝えられるのか、と。大袈裟ではない言葉 さりげない描写 どうってことない気持ちでも 一生涯たいせつにしたい日常の言葉が 小さい葉書に浮かんでいるそれには とても素敵な絵が添えてあったから なおのこと伝わる戦地は 南の島字も絵も下手な私 でも この白い表紙の本に遺したいなにげない言葉で 綴るには 心を素直に 自由に 解き放さなくては気取らず 驕らず 力まず絵手紙用の色鉛筆を買おうかいやいや 下手な絵をそえるのなら 描かないほうがよいかも・・・誰宛でもなく 素直に自分が 感じたままの言葉を数行だけ書いてみようと思う。『白い本』 二見書房 1000円+税
2007/10/22
コメント(0)
テロとの戦い・テロとの戦い・テロとの戦い・テロとの戦い・テロとの戦い・テロとの戦いみなさんは、テロと戦わなくて良いんですか?と何回言ったでしょうか?今日の朝のNHKの番組で大島理森さん(自民党国対委員長)は何回も言いました。与野党と協議して政治を決めたい。謙虚に議論して、衆議院で話し合いをしたい合意を求める政治をしたい。決まらなかったら、解散して選挙すればいい、ということはよくない、と言われました。よく話し合い決する、よく話し合いをするのが国会である・・・とその国会で決まったことを反故にして、解散選挙したついこの間の自民党さんのことを忘れて何を言っているのでしょうか?他の政党の人たち、与党の公明党さんを含め、もう誰も『テロとの戦い』なんて言葉は、発していません。テロは米国政府の自作自演だという事はみなさん知っていて言わない、他の国も米国の自作自演だとは大声で言わない。他国は、米国の嘘をいかに見抜くか、ということが外交官の仕事だそうで元外交官の佐藤優さんは、インテリジェンスとは知っているけれど知らないそぶりをすることだと。アメリカの国民もあの9.11は、政府がなんらかの関わりがある、米政府の発表の通りだと思っている米国民は20パーセントしかいないのに自民党の大島理森さんは、情報も何も持っていない。今まで自民党の中にも素晴らしい政治家は何人もいた、と私は思っていました。が、あの小泉さんを総裁にし、あの竹中さんを党内に入れたことこのお二人が殆どの実権を握っていた。そしてこの大島さんが国対委員長、もう自民党はプロがいない。プロの政治家集団であった自民党は何処へ?野党は、テロとの戦いの本質が違ってきたから日本としての対応も変わるのは当たり前のこと、と言っているのに それでも、テロとの戦いテロとの戦いという大島国対委員長の哀れな姿本当にテロと戦うつもりなら米国政府と戦うことになりませんかね。9.11のテロが米政府の仕業なら米政府と戦うんですか?自民党の大島さんは米政府と戦うつもりでしょうかまた世論調査によると、米国民の51%は、米議会が911に関して、ブッシュ政権を調査すべきだと考えている。事件の6周年を期して「首謀者」のオサマ・ビンラディンらしき人物が米国民に呼びかけるビデオメッセージが出現したが、米国民の多くは、このビデオをニセモノと考えている。テロの恐怖を煽り、国民を政府の元に結束させようとする米当局が作ったニセモノではないかという見方もある。 http://tanakanews.com/070911terror.htm
2007/10/21
コメント(1)
沖縄には三十八というたいへんな数の米軍基地があって、どこへ行っても基地から逃れることができない。ここでは、政治的にも倫理的にも、東アジアで米軍を受け入れているほかの国々には見られない激しさで問題が噴出している。1995年、世論を大きく動かしたレイプ事件のあった年には、沖縄には二万七千六百七十六人の米軍関係者がいた。これに対し、日本のほかの地域の米軍は、全て合わせても一万六千二0九人だ。さらに沖縄には米軍に雇われているアメリカ軍に雇われているアメリカ人軍属が二千百五十人、扶養家族数千人、さらに米軍人が沖縄女性に子供を産ませて見捨てた子供が二万人ぐらいいるものと思われる。アメリカ人と沖縄の人たちの間に生まれる子供は毎年200人強で、これは少なく見積もっても軍人100人に一人の計算になる。子供を作ったあと『アメリカ軍人は養育費を払わずに島を後にしてしまい、また日本とアメリカとの間にはそうした子供の養育を支援する法的措置は、何らとられていない』。イギリスとドイツはアメリカなどの政府と交渉し、NATOの軍人が任地に残していった家族を養わせる協定をしている。1945年から今日まで沖縄は、アメリカの軍事植民地である。1945年春の沖縄戦から1952年の講和条約まで、琉球諸島は戒厳令によって米軍に直接支配された。講和条約から沖縄は除外され、1952年から72年まで、アメリカは特権的に沖縄を所有し続けた。見かけ上は日本に、曖昧で実態のない「残余主権」付与して事実上の法的地位を誤魔化していた。民主主義を求め、1947年に施行された日本国憲法を沖縄にも適用することを求める運動を阻止するために、アメリカは沖縄に傀儡政権を置くこととした。その琉球政府はアメリカの琉球行政府代表のたびかさなる拒否権発動にいちいち従わなければならない存在だった。そして行政府代表をつとめたのは、常にアメリカ陸軍中将である。『帝国アメリカと日本 武力依存の構造』チャルンマーズ・ジョンソン著集英社新書 660円+税 より引用1961年には、沖縄の即時本土復帰を公約にした元教員の屋良朝苗が圧倒的多数で当選。アメリカ国内でも広がったベトナム戦争反対、そして沖縄でも軍への反発が大きくなると沖縄を日本へ返還することになるが、この時の返還条件は殆ど公表されない。この時、日米での裏取引があったことは、だいたいわかっていた。最近、少しは表面化されてきたけれど、あくまでも沖縄の米軍基地は、そのまま。核兵器を持ち込む場合は、事前協議とする、となっていたけれど、日本政府は事前には、協議しないこと、日本政府は米政府に事前協議を求めない、という非公開で合意、日本政府は、日本国民・沖縄県民を騙した。そしてこの時の首相、佐藤栄作首相。佐藤首相はノーベル平和賞を受賞する。
2007/10/18
コメント(0)
1999年から2000年にかけて、ペンタゴンは日本が再び軍国化するよう強く圧力を加え、また、北朝鮮や台湾海峡、インドネシアその他多くの紛争地でアメリカの戦争に加担する準備をさせてきた。この取り組みは2000年10月11日にアメリカ国防大学から発表された『アーミテイジ報告』に結実している。これはワシントンの右よりの軍事専門家たちが、新たに発足するジョージ・W・ブッシュ政権で高い地位を得ることが狙いの報告であった。日本に『太平洋同盟国としてさらなる役割を果たすこと』を強く求めていると同時に憲法を改正して有名な非戦条項(憲法九条)を削除するよう呼びかけている。共同親筆者の一人、クリントン政権で東アジア太平洋地域担当の国防次官代理をつとめ、大田知事の仇敵だったカート・キャンベルは、沖縄や日本の動向を歓迎し、こんなふうに書いている。『実際のところアメリカの安全保障機構としては、過去も現在も、基地を提供しホスト国として気前よく我々をもてなし、それでもいちいち説明を求めない同盟国(日本)ほど都合のよいうものはない』日本がまたとない衛星国だというおとぎ話は、2000年1月19日、沖縄県議会は史上初めて、全会一致で、しかも自民党の指導者たちも熱心に賛同して、アメリカ海兵隊に沖縄からの撤退を求める決議案を採択した。2001年2月24日、稲嶺知事は当時の外務大臣河野洋平に、沖縄県民は日本駐留米軍の圧倒的多数を引き受ける重荷を『これ以上、我慢ができない』と公式に申し入れた。東京とワシントンは沖縄の行政府と立法府に金でつれる操り人形を配しておけばいいと考えていたが、出口の見えない苦境に置かれた沖縄の人の思いがそんなたくらみに勝ったのだ。『帝国アメリカと日本 武力依存の構造』チャルマーズ・ジョンソン著 集英社新書 660円+税 より引用日本に駐留するアメリカ軍の法的立場を定めた、軍の地位に関する日米協定(SOFA)は、1960年以降、見直されず、ドイツや韓国との間に交わされている協定と比べて圧倒的に偏っているという。他の米軍基地を抱えている都道府県全てがSOFAの改定を求めたのに対し、米軍は全て拒否した。そして名護市沖合いに移設する海兵隊の飛行場は、天然記念物に指定されているジュゴンの棲息する珊瑚礁と藻場(もば)の保護を求めているのに対し、米国は無視している。当然、日本国政府も無視しているのだ。その政府が、地球温暖化を防止しようなんておこがましいにも程がある。また同じように米国の国内法である鯨については、日本をとても非難する。ところでビートルズのポール・マッカートニーさんは、ベジタリアンであり、犬を食す中国のオリンピックにブーイング、もちろん日本が食する捕鯨にもブーイング、ジュゴンを守ることに対してはどうなのでしょうか?ぜひジュゴンを守ることに協力して欲しいですね。鳥島での劣化ウラン弾1520発を撃ち込み、西原の廃棄物処理場には、使用済みの弾薬筒が無造作に捨てられている。コソボで従軍した24名のNATO軍の兵士が癌で亡くなった原因は、三万発使用された劣化ウラン弾が原因、と発表されても日本政府も米政府も、『放射能は検出されません』。バカにするのもいい加減にして欲しい。昨日の放送された日本テレビの番組、私は初めて観ましたが、楠田恵理子さんは、ご健在なんですね。おふざけ番組のようでしたので、最後には、ビート・たけしさんが、ギャグでも言って終わらせるのかと思ってみていましたが、真剣な顔つきで、最後にコメントも入れませんでした。入れてもカットされたのかもしれませんが。このアメリカ製の9.11の謎、ノーカットではないと思いますが、他にどんな疑問が呈されたのか。昨日の番組では、ツインタワーの崩壊速度が、自然落下と同じであることの疑問、このタワーは、当時のボーイング707型の衝突にも耐えられるよう設計されていたので、あのような崩壊にはならない、ということ、そして、9.11の数週間前にビルが長い間停電をしていた、崩壊前に、爆発音を多数の人が聞いており、ビルの崩壊する直前に爆発らしき煙がいくつか出ている、飛行機燃料で鉄を溶かすことは有り得ない、火事で崩壊したというが、ビル火災、ツインタワーよりも長い時間、燃え続けたビルでも崩壊した例は、世界中を探しても、今だかつてない、ツインタワーの火災の映像を見ると、黒煙がもうもうとあがっていて、火はおさまっている。アメリカの物理学者、スティーブン・ジョーンズ氏は、WTCで崩壊した瓦礫や粉塵を分析したら、サーメイト反応が出た、と。硫黄をプラスしてサーメイト反応を強めた特殊な爆薬は米軍が鉄製構造物の切断や破壊によく使用するという。WTCの賃貸権は、ラリー・シルバースタインが、9.11の数ヶ月前に取得した。そして巨額の保険金を手に入れた。このWTCは、古く、アスベストも使用しているので、ビル自体が不要なお荷物であったこと。第七ビルは、少し離れた場所にあるにもかかわらず、ツインタワーと同じように崩れ、しかも周りのビルに損傷を与えずに崩壊している。このビルもラリー・シルバースタインが賃貸権を持っている。BBC放送は、第七ビルが崩壊する23分前に、テレビの放送で、現地スタッフとの会話、“第七ビルが崩壊して・・・・”と語っている。日本国内で生放送する場合、その下準備には数時間かかるのに、いとも簡単に世界中へと配信できるほどの手際の良さ。こう考えると事件現場の生々しい映像を撮れるのは、よほど運がよく?なければ無理。今年の出来事では、長崎市市長の伊藤一長さんの銃撃現場、ごく最近ではミヤンマーノ日本人ジャーナリスの銃撃の映像、タイミングがよすぎますね。この番組だけを見て、9.11の疑惑はラリー・シルバースタインが巨額の保険をかけ、事前に各方面に手回しをした、米軍の爆薬をどこからか、何者かが手に入れ、ビルを爆破した。という感想にでものなるのだろうか?9/21号のフライデーに載る、と買ったが、ここに出てくるのもスティーブン・ジョーンズ氏の“科学的なコメント”9.11の瓦礫をいつから手にいれたのか知らないが、水爆使用説もある。コンクリートが、あのように水分を含まず、パウダー状になるには、水爆ではないか?というもの。この元のアメリカ製のテレビ番組を全部放送したのかどうか、が、解らないが、フライデーの中途半端な記事には、『爆薬を仕掛けてまで全部崩壊させなければならない理由が他の陰謀説と同様に納得する説がない』というように書いてあることを読むと、フライデーも落ちぶれたものだ、と思うと同時に日本テレビの言いたいのは何だったのか?それから先は自分で考えなさい、と視聴者に判断を丸投げする姿勢には好感が持てるが、ペンタゴンにあいた不思議な穴のことを放送しないでは、疑いたくなる。ツインタワーを崩壊させなければならない理由、それだけではなく第七ビルも崩壊しなければ、ならなかった理由は、日本人のジャーナリストもアメリカのジャーナリストでも、私たちが納得する理由などはとっくに指摘している。
2007/10/16
コメント(0)
大田知事が三期を目指して知事選に出馬すると表明した1998年11月15日東京の日本政府は大田の追い落としをはかる準備を始めた。自由民主党は、昔ながらの金権政治ですでに地盤を固めていた。1996年11月、当時の内閣総理大臣橋本龍太郎と、内閣官房長官梶山静六は、アメリカにパイプを持つ、元外交官の岡本行夫に、沖縄問題の私的諮問機関を作らせた。機関は、アメリカ軍事基地のある沖縄の町や村を地盤とする政治家の支持を取り付けるため、最高1000億円の振興策支援を提言した。この工作の表の顔は、慶応大学の島田春雄教授を座長とする『沖縄軍事基地所在市町村に関する懇談会』で、島田は『中央政府が公表を控えたい沖縄に関する政策を実現するには不可欠の人物』と言われていた。沖縄で根強い人気のある大田を負かすために、東京はまず対抗馬になりうる候補者を見つけ、更に有権者がその候補者のもとに付きたくなるような条件を作り出す必要があった。1998年7月、人気の薄かった橋本龍太郎に代わって首相の座についた小渕恵三は、前任者よりもはるかに抜け目のないところを早速発揮した。外相経験のある小渕は、ワシントンとの円滑な関係作りに大田がいかに障害になっているか、よく承知していた。また彼は多くの本土の人たちと違って、古くから沖縄には個人的な思い入れがあった。学生だった1960年代には沖縄に旅行し、復帰運動にも参加したこともあるし、革新知事の屋良朝苗にも会っていた。1979年にはじめて入閣したときのポストも、沖縄開発庁長官だった。『帝国アメリカと日本 武力依存の構造』 チャルマーズ・ジョンソン著集英社新書 660円+税 より引用大田氏の対抗馬である稲嶺恵三さんは、基地に反対する大田知事とは別な選挙戦をとる。非現実的で夢想肌の知事が平和に凝り固まって沖縄の経済を低迷させた、と批判し、それに呼応して政府は、1998年から大田知事との接触を拒み続け、沖縄に対する“通常の補助金”まで打ち切った。そして、沖縄の失業率が悪化、全国平均の二倍、9.2パーセントの失業率となる。すると稲嶺氏は、その9.2パーセントという数字を前面に出し、選挙ポスターに『9.2パーセント』と書き、沖縄じゅうに貼り出した。稲嶺氏は、海兵普天間飛行場を名護沖の施設に移転することとし、政府のご機嫌をとる。結局、52.1%対46.9% で大田氏は稲嶺氏に破れた。票は、仕事のある年長者は大田氏、仕事にあぶれた若い層が稲嶺氏、という結果になった。稲嶺氏に流れた内閣官房長官からの一億円を超える選挙資金は、外務省機密費から出たといわれている。この頃、外務省の機密費の使途が、マスコミをにぎわせたが、あの頃、機密費問題でテレビなどの報道によく流れたのは、沖縄県知事候補へ流用された選挙資金ではなく、ノンキャリアの外務省役人が、愛人だ、競馬の馬主だ、外務官僚のワイン代だ、ということばかりでした。その後、沖縄サミットのとき、既に小渕さんは急逝され、総理となったのは今もなお自民党を牛耳っている森総理。その沖縄サミットに政府がかけた費用はなんと810臆円!そう考えると、森元総理があの頃、どういう役目をはたしていたかがわかり、今も小泉総理をはじめとして、安倍総理にまで影響を及ぼし、今回の福田総理擁立にまで関わっている。日本テレビの30階で、森元総理、日テレの氏家氏や、読売新聞のナベツネさんがいかに関わっているか、たかが一民放の社長と新聞社の役員、国民に選挙で選ばれたわけでもなんでもない人たち、支持率がとても低かった森善朗元首相がこの日本政府を牛耳って、本当の愛国心のある自民党員は、離党するか、蚊帳の外。 1998年バーミンガムサミットは11臆円、1999年ケルン・サミットは7億円。 2000年沖縄サミットは、810億円。森善郎首相は、警備のために必要な額、と。 『これまで君たちは、数え切れないほどの戦争を防止してきた』沖縄県民のヒューマンチェーンに驚いた米兵たち、そのとき沖縄の米兵たちにこう、クリントン大統領は、語りかけた。なぜなら、嘉手納基地を沖縄の人々が、17キロに及ぶ人間の鎖をつなぎ、参加者は2万7000人。さて、チャルマーズ・ジョンソンさんもこの本の中で書かれていますが、スクール・オブ・ジ・アメリカズという存在があります。これはさすがに米国議会でも問題にしましたが、名前を変えて未だに存在しています。この学校?害未だにあるということは、アメリカは多くの戦争を防止してきたのではなく、多くの争いごとの火種をまいてきたという事実です。今日、夜八時から日本テレビで、『世界まる見え!テレビ特捜部』で、9.11の謎という番組を放送するそうです。この9.11の事件についてあの日本テレビが、大手民放では、はじめて取り扱うということなので、私も驚きました。2チャンネルでは、9.11の件について書き込みが増えてきているそうです。あの2チャンネルでさえ、今頃ですか?という感はしますが。(私は2チャンネルを見たことがありませんが)が、こういう時によくあるのが、大きくなってきた批判を別方向へ煽り、誘導させる、という手もよく使われることです。CIAのスパイであったと暴露されたあの正力松太郎、その後を受け継いでいる氏家氏とナベツネさんが牛耳る日本テレビと読売新聞。その人たちが“名誉挽回のため”に率先してこれを報道するのか?それとも“愛国心に目覚めて”、多くの日本国民に知らせようとするのか?それは番組を見てから私も判断したいと思います。六年たった今、この9.11は政府の仕業、または政府が絡んでいる、アメリカ国民の80パーセントは、こう思っている、というのに大手マスコミは、どこも放送しませんでした。去年、私が行った集会にもテレビ朝日が取材にきていたのに、未だに放送しません。 1.ペンタゴンにあいた穴が小さすぎる説明 2.ツインタワーのコンクリートが何故、粉末状になったのか。 3.ツインタワー崩壊の前に何度もあった爆発音の解説 4.飛行機もぶつかっていない、また、他のビルとも距離が離れていた 第7ビルがなぜツインタワーと同じ状態で崩壊したのかの説明 5.飛行機は、一機なのか、二機なのか?この五つの点をどう説明しているかで、この番組の意図を確かめようと私は思っています。なぜなら、9.11と湾岸戦争のことは、今国会でもよく引き合いに出されます。もちろん米政府に従った解釈で、特措法の延長がもっともらしく語られています。アメリカでは、911に対する米政府の説明がすべて本当だと思っている人は、国民の20%しかいない状態だ。
2007/10/15
コメント(3)
もう一つアメリカ軍が東アジアに留まりたがる理由は、単純にそこでの生活が気に入っているからだ。将校も兵士もアメリカでは望めないいい暮らしができる。将校クラブ、家庭用の住居、プール、専用ビーチ、ジム、教会、レストラン、ゴルフ場、野球場、ボウリング場、スロットマシンのあるゲームセンター、―――どれも日本がお金を出しているのに、米軍によって運営され、地元の司法当局は、手が出せない。―――いずれも、ここに居続けたいと願う強力な動機になっている。韓国や沖縄で、そしてまもなくフィリピンでもまた同じようなことが起きるだろうが、アメリカ軍が存在する負の側面は、犯され、殴られ、ときには命さえ奪われる女性たち、少女たちだ。そのほかにも米軍の酔っぱらい運転が引き起こすひき逃げ事件、環境汚染、絶え間なく日常を脅かす戦闘機やヘリコプターの爆音、そしてアメリカ大使がほとんど毎月のようにホスト国に謝罪する「悲劇的な事故」―――同じことが自分の街で起きたなら、アメリカ市民は黙っていないだろう。アメリカ軍が東アジアに存在することの「影響」を評価してみると、政治経済のプラスマイナスはかなりはっきりしている。経済に関してアメリカは日本にいまも特権を与え、日本がアメリカに対して相当な貿易黒字を上げているが、その代わり日本が米軍を駐留することにも、その基地の周りが植民地にも似た境遇に直面させられていることにも、おおかた口をつぐんでいる。しかし米軍の存在が日米関係の倫理面に落としている影については、通常まず論じられることが無い。アメリカ帝国は特権を与えられすぎて、民主的な手続きを無視する尊大さがしみついてしまっているし、一方主権を狭められた日本には、卑屈さと自己卑下が身についてしまった。そうしたツケがどこよりもはっきりと現れているのが、沖縄という土地だ。「帝国アメリカと日本 武力依存の構造」より引用チャルマーズ・ジョンソン著 集英社新書 660円+税この本は、以前からHPのトップで紹介しています。チャルマーズ・ジョンソンさんがどういう意図でこの本を書かれたかは私にもわかりません。米国日本政策研究所の所長であられた方なので日本についてはとても詳しく書かれています。この中に沖縄問題について、書かれた部分がありますが米軍と日本政府が、沖縄について、どのようにしてきたか、が書かれています。時代を振り返ってみると、その時々の情勢と一致して、なるほど、と思うことばかり。多くの県民に支持されていた大田知事が、政府自民党によってどういう手を使い、失脚させられたか。それを読んでいると、あの小泉売国奴DV変態首相が、あの選挙で圧勝した時の選挙、(と言っても得票数は、民主党のほうが多かった)この事例に酷似していて、政府自民党の使う手は、いつも同じである、と再認識した次第です。米国と共に政府が沖縄県民の民主的な選挙を妨害したこと。そして大田さんの後に知事になった稲嶺さんも最初は、本土政府の言いなりになっていたけれど米兵による県民への被害が多くなるにつれ最後には、沖縄県民と共に戦っていく。今年の知事選で、当選してまだ日の浅い仲井真弘多知事、自民・公明推薦。知事になられて間もないこの重要な沖縄県知事が、与党に反旗を翻すような真似は、まだしないだろう。沖縄県庁のホームページでも、11万人と載せ、市民運動を大々的に報じることは滅多にしない読売新聞が、11万人と報じていることに、今回もきっと与党である自民・公明の思惑が裏にあるのか、と私は思う。しかし、本土の人たちは、唯一、地上戦となった沖縄に対し、その悲惨さが実感としてないのかもしれない。これを視点を変えて見れば、近隣国へ日本軍がしたことと同じではないだろうか?そして近隣国が味わったことと同じ感情なのだろう。戦争を始めるのは簡単、どう終わらせるかが重要なこと。その終わりの仕方も無い、負けて終わることしかできなかった戦争であったこと。末端の兵士達は、この戦争が勝利しないことをすでに感じていた。お国のために死ぬことしか教わらなかった、と。その時点で、日本国が負けることは確実であり個々の兵士が、住民に自決の命令を下したことは少しも不思議ではない。アジアを守るための戦争だったか、侵略戦争だったのか、そのどちらにしても、沖縄と同じような経験を近隣国は味わった。同じ国民である沖縄の痛みを理解することが出来なければ、日本は、近々、また敗戦国となるでしょう。基地がなければ経済が破綻する、と沖縄県民を洗脳させることと原発が無ければ、地方自治がたちいかない、と洗脳すること原発がなければ、資源の無い日本は困る、などという大嘘嫌なことを押し付ける場合によく政府が使う手だ、ということを肝に銘じておきましょう。そして住民に嫌なことを押し付ける時にはかならずその一方で巨額の富を得る輩がいるということ。米が仕掛けた悪夢の戦争また同じ過ちを日本は繰り返えしませんように。
2007/10/13
コメント(0)
主催者側の発表と警察の発表は、いつも食い違う。これは、デモをする時の常識でした。ですから両方の真ん中の数を取る、ということも昔は常識でした。しかし、ワールドピースナウ主催の最近のピースパレード、参加者人数は、実数と殆ど差が無いのです。私も、9.11以降、はじめてピースパレードというものに何回か参加しました。米国のイラク侵攻直後の参加がいちばん多かったと思いますがそれでも一万人くらいだったと記憶しています。今年の五月三日の憲法集会では、久しぶりに多くの人たちが集まりそれでも主催者側の発表は六千人でした。私は、もっと多いと感じていました。集会の途中からでも人数は増え続けていました。殆ど、銀座を拠点とする集会、パレードに参加ですが日比谷の野音の状態の感覚で判断する数は、比較的正確です。このぐらいだと、野音では何人だから、、、というふうに。で、何度かパレードに参加した私は、いつも翌日の新聞報道に唖然とします。人数は、三分の一、五分の一、として報道され、その人数には主催者発表、警察発表、などと断り書きがない時が殆ど。もっと酷いのは、一万人のパレードでも、読売新聞は一行も載せないのです。最近はパレードがあっても翌日の新聞の比較はしませんが。で、先ほどネットで調べたら、なんと読売に教科書検定 島ぐるみ意義…沖縄県民大会、11万6000人集うと書いてありましたがビックリですね~http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news008.htmということは、11万人という数は、不正確かもしれません。東京のピースパレードは、米国大使館の近くも通りますから米国への批判になるような、パレードの人数は載せないけれど旧日本軍が悪い、という沖縄の集会は、東京裁判を否定していない、安倍前首相のように東京裁判を否定することばかりするのではブッシュ政権の怒りをまた買ってしまいます。なにしろあの靖国史観まで、米国の要望ですんなり変えるのですから。米国の怒りをかわない、米国へのサービスで載せたのでしょうか?さすが正力松太郎さんが、CIAのスパイであったそしてその正力さんに見込まれたナベツネさんエセウヨクの読売新聞は違いますね。私は現地に行っていないので、本当の人数は把握できません。産経は四万人、読売は11万人で、とても不思議に思うのですが、世界日報が四万人なぜ統一教会の新聞を引き合いに出す人が多いのでしょうか?数は、11万人は多すぎる、では、四万人は少ないか?とんでもございませんよ。ピースパレードで一万人くらいの時は、それこそ仏教からキリスト教80歳はすぎていると思われる方から、高校生まで、老若男女がすごい人数で集まった!と交通の便利な都内でもやっと一万人ですよ。それでもすごい人数が集まったとびっくりするくらい。沖縄は、戦前にはあった鉄道もなくなり、バスか車で移動するしかない四万人、もし、それが二万人だとしても、これはものすごい数ですよ。本当にびっくりです。宜野湾へ行くバスはどれも満員で、通過して乗れなかった、という人も大勢いるときいています。で、読売新聞には、辺野古の座り込み、住民の反対運動やもろもろの基地のニュースは読売さんは載せているのでしょうか?そう考えると11万人は、本土の与党がいつも手回しする沖縄知事選で当選した県知事さんが、沖縄県のHPで発表しているので嘘っぽいですね。が、、、、沖縄の集団自決、県民の多くに体験者がいます。米軍上陸前に手榴弾を多くの民間人が持たされていた、それを考えた時軍の関与があったか無かったか、と問うほうが馬鹿みたいじゃないでしょうか。一つは、米軍に、もう一つは自決のために。でもその手榴弾も、不良品で爆発しないもの、使い方が下手で爆発しないものその中で追いつめられ、家族を自分の手で・・・・・記憶が曖昧だろうとか、あとから刷り込みされたのだろうとかまったくお馬鹿を言っている人が多いから沖縄県人は怒るのです。沖縄での住民の戦い、沖縄へ行ったことのある人はわかるでしょうが殆どが基地ですよ。そして住民の畑も、いつアメリカ軍が戦車で踏み込んでも文句も言えず。読売新聞さん、沖縄での基地関連のことはまったく伝えずこのことだけ11万人と伝えて、どういうつもりですか?今日は、ジョン・レノンの誕生日なんですって。ビートルズのレコードもテープもCDも、持ってなかったのです。(息子がギターを引き出したとき、ビートルズのCDをプレゼントしましたが)若かりし頃は、渋い音楽が好みだったので。昨日、THE U.S. VS. JOHN LENNON というCDを買いました。12月には、映画も上映されるようですジョン・レノン この方の偉大さが 私には 今頃、わかったようです。しかしですよ この都内でも 四万人の集会なんて 私は見たことがありませんよ沖縄に基地がなく、米軍もいなく 綺麗な海が守られていたらはたして四万人も集まったでしょうか?もし集団自決の話が嘘だと思うのならまだその体験をした人が生きているうちに沖縄へ行って聞いてきなさいな
2007/10/09
コメント(62)

先週、話題の映画を観てきた。「シッコ」感想1.アメリカ国民は、マイケル・ムーアさんに言われなくても、日々、切実に感じている現実であり、この映画を今、観ることが必要なのは、むしろ日本国民だと思った。民間にできることは、民間に、とまさしくバカの一つ覚えの小泉&竹中。どこでどういうふうに議論されたのか、司法も、医療も、変わっていく。もちろん建築基準法も、その中のひとつだった。国民の安全を守るための制度ではない、アメリカが日本国民を守るために制度の改革を推進させるわけがないのに、全てにおいて「規制緩和」「行政改革」とお題目が立派なわりに、中身は“骨太の改革”どころか、”骨粗しょう症改革“。これをすすめたのが、あの売国奴ペア小泉&竹中。実際に動いた人、知っていた人は、建築基準法の改悪でわかるように自民党の中にも多くいるでしょう。なにしろ小泉さんは、なんにも知らないアホですから。でも小泉さんの息子さんには気をつけないと。今、売国奴になる訓練を受けています。で、話しを戻して、この映画「シッコ」について、日本国民のほうが見るべき価値がある。アメリカには国民皆保険制度がない。公的医療保険制度の導入は、官僚的であり社会主義への第一歩である、と恐怖を煽ったことと、ニクソン大統領が保険制度に興味がなかったから、この悪夢が始まった、そしてヒラリー・クリントンは国民皆保険制度に積極的だったけれど、最終的には保険業界から献金を受ける立場になった、と映画では主張。健康保険制度の調査で、アメリカの医療制度のランキングは世界で37番目。この映画で、イギリス、カナダ、フランス、キューバの医療事情が紹介されている。それを見た限りでは、この四カ国では、日本よりも医療費負担が少なく、日本よりも質の良い医療が受けられている。ムーアさんにもぜひ日本を引き合いに出してほしかった。アメリカ国民の60パーセントが民間医療保険、高齢者、貧困層に対しては、公的医療保険25パーセント、15パーセントは無保険者。この数字は、シッコのプログラムに書かれているもので、アメリカの何年の統計かは、不明。数年前には、アメリカ国民のカード破産の内容は、その殆は医療費が原因、ということは知っていた。そのために中流階級が一気に下層階級に流れてしまった。国民60パーセント利用の民間医療保険会社は、加入している人にも、ありとあらゆる理由をつけて、医療費の支払いを拒否する。いくつかの例が出ているが、それはそれは酷い。ムーアさんの話ですと、この医療問題を政治課題にしている大統領候補は、米国にはいない、ということ。それが本当ならムーアさんが問題にしても、あと10年は、米国の医療事情は改善されないだろう。☆ ☆☆☆☆感想2.さて、この映画はとても素晴らしく、ムーアさんのパワーもすごい。なにしろカメラを回しながら、一般の米国民をボートであのキューバへ上陸させて、撮影までしている。ここで思い出すのが、「華氏911」。何年か前に、ぼたんの花ブログに書き込みがあった。それは、私もリンクを貼っている田中宇さんが、華氏911で謀略をしているのは、ブッシュさんではなくマイケル・ムーアさんのほうである、と言っていると。その記事を読んで、田中宇さんが、ムーアさんが謀略しているとは書いていない、アメリカで熱心にニュースウオッチをしている人たちが、そうネットで言っているのであって、田中宇さんはそう思っていない、と私はそのときに判断した。映画を見終わったときの感想は、あの程度の内容はとっくに知っていることであり、米国民は、今頃、ムーアさんの映画を見て知ったの?と。田中宇さんは、あの映画では、大切なことを見えなくしている、という。ビンラディン家とブッシュ家がとても親しい間柄、サウジの王家のことは確かに言っていた。が、ネオコンのことは言っていなかったように思う。田中宇さんは直接的な言い回しは、いつもしない。が、これは田中宇さんの文章の意味を私が読み間違えたようだ。マイケル・ムーアが映画の中で謀略をしている。と田中宇さんも思っているのだろう。あの時、ムーアさんは、民主党のケリーさんを応援していた。誰でもいい、ブッシュに勝てれば!と。あの時、1つだけ私が気になったこと、ケリーさんもスカル&ボーンズの出身者であり、ブッシュさんと同じ。これだけ政治的なことを取材しているムーアさんが、そのことを知らないはずは無い、と私も思っていた。ムーアさんは映画以外でも、ネットでメッセージを送っていたので、私はそちらの情報を頭の中で優先していたのかもしれない。今回、この「シッコ」を見る前の情報では、あのグアンタナモにいるテロの犯人のほうが、米国民より高度な医療を受けている、とムーアさんがこの映画で言っていると知った時、これは危ない、と感じた。去年、「僕たちが見た真実」という映画の中の主人公である二人、イスラム系のイギリス人、青年二人が来日。直接、お話を聴いてきた。「僕たちが見た真実」、内容は、とてもソフトであり、二人が見た真実をこの映画は、ぜんぜん伝えていなかった。米国内の法律を無視することができる、キューバにある米軍のグアンタナモの実態は、どうであるか想像ができるでしょう。イラクのアブグレイブ刑務所には、グアンタナモを担当している米兵たちが来たそうだそして「シッコ」に登場する9.11での被害者たち。あの非常時にボランティアで活躍したひとたち、消防士、が、医療を受けたくても米国では受けられない。いろいろな症状に関するものの証明が難しいからだ。WTCのビル崩壊、あの中にあったコンピュータ約五万台、一台あたり4~12ポンドの鉛を含み、ビルに使用されていた何百トンものアスベスト、何万台もの煙探知器に使用されていた放射性物質アメリシウム241、何万の蛍光灯には、水銀などが含まれている。米国の環境保護局は、消防署員には、住民が不安になるという理由で、防護マスクの使用を禁止させた。あの時。多くのボランティアが、あの粉塵の中で作業をしていた。2003年になり、環境保護局は、当時、非常に危険であると警告を発したが、業務の遂行上、仕方なく安全宣言をしたことを認めたという。9.11、あの時、善意で多くの人たちが作業をしていた。そのことは「シッコ」の中でもマイケル・ムーアさんも言っている。それ以上に問題なのは、キューバで診療をし、薬を処方してもらった人々の容態を一切、映画の中で言及していないこと。キューバで薬を安く買って、診察もしてもらっただけですむ問題では決してないのだ。グアンタナモの医療設備の立派さを紹介しているが、その中にあのときのテロの犯人ではないか、と今でも何百人と収監されている人々は、どうなっているのか?そういうことを一言もこの映画は言っていない。WTCの崩壊で、呼吸器系の病気に晒されている人は、いったい何百人いるのか?この映画で印象に残るのは、ヒラリーさんの政治姿勢、グアンタナモも囚人たちに立派な医療を受けさせている、今、米国の大統領候補で医療制度を問題にしている人はいない、ということ。が、大健闘した米民主党のデニス・クシニッチさんをムーアさんが知らないはずはない。アメリカ最大のインターネット投票で民主党の候補9人中、二位になったこと、彼は、米国の医療制度をとても問題にしていることを。他の候補者たちは、官僚的で企業がコントロールする医療システムをゆっくりと 変えていくことを提案していますが、私は国民健康皆保険を提案します。 他の候補者たちは、世界中の労働者と環境を痛めつけてきたグローバライゼーションを擁護していますが、私はNAFTAとWTOを廃止して、フェアトレードを推進し、労働者の水準を高め、地球を守ります。私はあのとき世界中の環境や労働組合の活動家たちと一緒に、シアトルをデモ行進しました。 私は米国下院議会において違法でうそだらけのイラク戦争に反対し、そして今も 毎日、議会で政府からの回答を要求しています。また私は米国愛国法に反対した唯一の候補者でもあります。 私たちのキャンペーンはまったく新しいことをやろうとしているのです。私たち のやっているのは、さまざまな運動の大連合によるキャンペーンです。平和運動、経済的公正さを求める運動、環境運動、労働運動、女性の権利擁護の運動、市民 の自由や権利擁護の運動などすべてによるキャンペーンであり、インターネットによってエネルギーを得ています。まさにあの2月15日の反戦デモや、シアト ルの反グローバリゼーションのデモが世界中を揺るがしたように。デニス・クシニッチ ムーアさんの映画は、米国民の不満のガス抜きの役割を果たすのが目的、という人もいます。華氏911から、もう三年も経ったのですね。9.11は不意打ちの攻撃では無い、と考えているひと、ニューヨーク市民の半数がそう考えている、という数年前のこのDVD。今年の田中宇さんからの情報では、米国民の80パーセントの人が、9.11は米政府が関わっている、と考えているそうです。そこをムーアさんは問題にしていない。淀川長治さんは、生前、つまらない映画を見たとき、映画の解説はどうするのか、という質問に「ワンシーンでもその映画の良いところを探す」と言われていた。例えば、歩き方がよかったとか食べ方がよかったとか。「だからこの映画は、行動を起こすことを呼びかけている。マイケル・ムーアではなく、みんなが行動を起こすことを呼びかけている」とムーアさんは、プログラムの中で言われていますが、映画の中からは、それらを感じとれませんでしたが、米国の医療の実態にそうだ!そうだ!という共感はありました。911の直後の米国民の地に足がつかない舞い上がった愛国心、その直後に映す9.11のヒーローたちのみじめな実態。この部分の対比は、みごとでした。良かったです。 写真は、銀座にある小さな映画館の同じ建物にあったスコッチパブ“オールドムービー”。入り口には、このジェームス・ディーン。カクテルは、すべて俳優さんの名前。コースターは、俳優さんの顔が書いてある。八ミリ映写機があり、店内ではオールドムービーを上映していた。が、このお店もいつの間にか閉店した。お値段も銀座のど真ん中とは思えぬほどリーズナブル、女性客向けのお料理は、とても安くなっていた。長いカウンター席があり、そこには時々、淀川長治さんの姿があったそうだ。同じ建物の三階には、試写室があり、テレビの洋画劇場で、淀川さんが解説をするとき、その収録に使われていたそうだ。Give Peace A Chance
2007/10/07
コメント(1)
文部科学省の高校歴史教科書検定で沖縄戦における「集団自決」(強制集団死)の日本軍強制の記述が削除・修正された問題で、29日午後3時から宜野湾市の宜野湾海浜公園で開催された「教科書検定意見撤回を求める県民大会」(同実行委員会主催)には11万人が参加、宮古、八重山の郡民大会も含めると、県内外から11万6千人(主催者発表)が結集した。1995年10月21日の米兵による少女乱暴事件に抗議する県民大会(宮古、八重山を含め9万人)を上回る復帰後最大の抗議集会となった。検定意見撤回と記述回復を求める決議を満場一致で採択。県民の声を追い風に、実行委員会は10月15日に上京し、福田康夫首相や渡海紀三朗文科相らに要請する意向。 仲井真弘多知事は国への要請行動に参加する方向で、週明けに日程調整に入る。 宮古、八重山大会参加の5市町村長を除く全36市町村長が大会に参加。舞台では市町村長のほか、県選出・出身国会議員、県議、市町村議会議長らが並んで座った。 諸見里宏美県PTA連合会長の「県民へのアピール」に続き、仲里利信大会実行委員長(県議会議長)、仲井真知事があいさつ。仲井真知事は「『集団自決』の日本軍の関与については、当時の教育を含む時代状況の総合的な背景や手りゅう弾が配られるなどの証言から覆い隠すことのできない事実である」と強調。県民の要請を受け入れない文科省を「極めて遺憾」と批判し、「県民を代表する者として、今回の文科省の検定意見に対して強く抗議し、遺憾の意を表明するとともに、検定意見が速やかに撤回され、記述の復活がなされることを強く要望する」と訴えた。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070930-00000016-ryu-oki日本軍がまだ組織的な抵抗戦を行っていた頃は、三和地区のガマはまだ平穏であった。首里の軍司令部が組織的に崩壊し、南部撤退(五月下旬)以降様相が一変する。ガマを中心とした戦争遂行の建て直しを計りながらも、日本軍は急速にその組織を崩壊していく。同時にガマも、これまでの機能(避難壕、病院壕、軍隊壕、弾薬貯蔵庫、)を失い、避難壕としての機能を拡大させていった。それは、地元住民と避難民、学徒隊、日本兵の雑居を意味し、日本兵の蛮行も随所で行われるようになる。俗に言われる日本兵による住民虐殺等である。 ガマ追い出し、住民スパイ容疑、幼児の惨殺(斬殺、絞殺、毒殺等)、住民銃殺、米軍攻撃のつい立て、食料強奪、封じ込め、住民投降妨害等が無数に行われている。戦争遂行組織の中に組み込まれた兵士集団に、個の発現はない。天皇を頂点とする皇国史観に立脚した日本軍であれば、尚更のことである。しかし、組織的崩壊をきたしたことによって日本軍は消滅し、日本兵として個々の行動をとるようになる。 ガマでの日本兵の行動は、日本軍という強大な軍隊の亡霊を背負った兵士たちの蛮行がほとんであった。中には一部だが、この亡霊から解き放された個の人格の発露として、人間性の滲み出た行動をとる日本兵もいた。もちろん、一人ひとりの個としての行動が、日本軍という強大な蛮行を精算できるわけはない。 もし、ガマが無かったらどうなっていたのだろうか、と。歴史の解釈に仮定は成立しないことは百も承知だが、犠牲の多くは、ガマの存在を抜きにして考えることはできない。 ガマがその機能を失い、避難壕化していった頃から、戦死者は増えていった。一方、ガマの中で辛うじて命をとりとめた人々は、戦後「ガマのおかげで助かった」と証言している。 ガマに入れて貰えずに、入口付近で親子共々艦砲で殺された家族があったことを、ガマの中で死を免れた人々が証言している。それほど米軍の艦砲は激しかったのである。しかし一方、ガマの中で殺され死んでいった人々には、その証言が出来ないのである。 中略現に、投降を呼びかけてもそれに応じなければ一転して、容赦無い攻撃を続けた。馬乗り、催涙ガス、黄燐弾、手榴弾、火焔放射等による攻撃が多く、時にはガソリンを流して火を放つなどもしている。また、三和地区では、国吉部落、真栄里部落が米軍の無差別攻撃を受けている。バグナー中将の戦死の報復攻撃であった、と一時期言われたこともあるが、それほどすさまじい猛攻撃であったことが証言されている。 このようなことからしても、日本軍に比べて米軍がやさしかった云々が成立する根拠は何もない。あるのは、戦場に放り出された人間一人ひとりが、それぞれの違った戦争体験を持っているという事実だけである。http://hc6.seikyou.ne.jp/home/okisennokioku-bunkan/okinawasentogama/okinawasentogama.html戦争というものは、どう大義名分をたててみたところで、大虐殺であることには変わりない。それは、勝った国であろうが、負けた国であろうが同じこと。広島、長崎はもちろん空襲にあったそれぞれもが大変な犠牲があったことに間違いはない。で、沖縄戦と原爆についての共通点は、60余年経った今でもその影響が続いていることであり、その影響を同じ国民が無視し続けていること、見ようとしないことだ。沖縄には鉄道も無く、車、バス、以外に交通手段がないこと。米軍基地殆ど占領し、その代わりにと交付金を出す。沖縄知事選などは、与党が根まわしをし、沖縄県民の口をふさいでいく。このことは、チャルマーズ・ジョンソンさんも本に書いている。広島・長崎の被害にしても、ヒバクという影響が出てくる。このヒバクは、今は原発や他国の核実験などの影響で、日本国中に広がっている。これは子々孫々にまで影響を与える。沖縄の集団自決について、軍の強制はあったのか、無かったのか、ただそれだけが問題ではないのだ。沖縄返還というまやかしの中で、今をも沖縄県民に日本の負の遺産を押し付けて、本土のひとたち、そして政府がそれを裏から手をまわし、強制していることが問題なのだ。日本政府が、いくら温暖化などで環境保護の立場を主張しても、素晴らしい沖縄の自然を米軍から守れないのなら無意味。まず、目の前の自然を守ること。アフガン・イラク そして沖縄、これは私たちの国が関わっている問題であり、これを無視せずしっかりと向き合おう。
2007/10/01
コメント(0)
全18件 (18件中 1-18件目)
1