全11件 (11件中 1-11件目)
1

雨上がりの今朝はゲストを連れてお散歩担当。しっとりとした緑の森の中を歩きました。小雨から曇り空へそして久しぶりの青い空。木々の合間から陽射しがこぼれおち緑のトンネルを明るく照らしてくれました。散歩から帰って庭を通ると雨露に濡れた花々が私たちをお出迎え。白いツツジの花。花びらが重なっていてひらひらとした華やかな雰囲気。よくあるツツジとは違った花のつくり。ゲストの方が見つけてくれました。初夏の深緑に映える美しさです。昨晩はスイーツお話し会を開催。テーマは「葛」。その素晴らしい効用をはじめ使い方のポイントやコツを伝授。実際に葛を練ってもらい作る楽しさと美味しさの両方を堪能。葛は消化に優れ冷えを改善し腸をはじめ様々な内臓の機能を高めてくれるなんとも素晴らしい食材です。美味しいだけでなくカラダに優しいこんなデザートが作れちゃうのです。たとえば…「キャロブパウダーのチョコ風葛練り」。キャロブパウダーはいなご豆を粉にしたもの。だからカフェインは一切なし。でもカカオ風味なのでまるで本物のチョコそのもの。頻繁に登場している定番の食材です。今回は豆乳にこのキャロブを加えて葛で練りました。甘みを控えめにしてビターな大人の味に。くるみやカシューナッツのクリスプをトッピング。養生園の定番メニューのひとつです。そしてジュースで作る葛のスイーツ。「みかんジュースの葛練り甘夏添え」。このさっぱりとした甘酸っぱさがうれしい。蒸し暑いこの時期はさらに美味しく感じます。このぷるぷるとした食感が何ともたまりません。ジュースと葛だけなのにリッチな味わい。滑らか口当たりでお腹にも優しい。改めて「葛」の偉大さに感服です。疲れが溜まって胃腸が疲れているときや消化能力がおちているとき、冷たいものをつい食べ過ぎてカラダが冷えているなぁと感じたら是非葛湯やこの葛のスイーツを食べてみてください。ホント元気が出てきますよ。カラダが冷えると気持ちも冷えてきます。だから落ち込み気味の時にも葛はオススメ。食に関心のあるゲストの方々や地元の参加者の方々も多くいて和やかな充実したひとときでした。帰ったら早速この葛のスイーツ作ってみようという声や楽しかったと笑顔で帰る姿がとても嬉しくて励みになりました。美味しいものは幸せの根源ですね。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.28
コメント(0)

なんと読むかわかりますか。「はちく」です。竹の子のひとつです。近くの農家さんからたくさん頂きました。竹の子といえば孟宗竹(もうそうだけ)がポピュラーですがこの辺ではこの淡竹がよく採れます。茶色の外側の皮をむいた姿。美しい淡い緑色。真竹の濃緑色よりかなり薄くて淡い色合いなのが名前の由来だとか。細くて上品でアクやえぐみも少なめ。長さは30~40センチくらい。採れたてをそのまま天ぷらにして塩で食べるのも美味しいし煮物や和え物、酢の物などいろいろ活用できます。まずはこれ!「淡竹入りの炊き込みご飯」。生姜の千切りと一緒に炊いた玄米ご飯に油揚げや干し椎茸と共に醤油味でしっかり煮付けた淡竹をざっくりと混ぜ合わせました。独特の歯ざわりと香りが口の中に広がります。この季節ならではの味わい。ゲストの方々もついおかわり…。まだたくさんあるから煮物も炒め物も作っちゃおうっと!明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.24
コメント(0)

昨晩からの雨がやんで午後は久しぶりに明るい陽射しが差し込みました。お昼休みに近くを散歩。ふと道脇に目を向けるとあちこちに鮮やかなオレンジ色の実が目に飛び込んできます。そう、モミジイチゴ。その名前の由来は葉がモミジに似ているから。別名は黄イチゴ。大きく熟した実は黄金色をしていてみるからに食欲をそそります。散歩の途中で自生のおやつに出会える何ともラッキーなこの季節。もちろんデザートにも登場。「畑のイチゴとモミジイチゴのクッキーサンド」。二つのイチゴで鮮やかにデコレーション。添えたクリームは定番の豆腐クリーム。キャロブ粉を加えてチョコクリーム風にしました。いなご豆の粉であるキャロブはノンカフェインなのにしっかりカカオ風味。ホントのチョコみたいな香りと味わい。甘みは三年番茶で煮たプルーン。煮汁ごとフードプロセッサーでペーストにして上記のキャロブ豆腐クリームによく混ぜ合わせます。なめらかで濃厚なクリームに変身。イチゴとチョコの相性はバツグン(個人的好み…)たっぷりのクリームとイチゴたちをオートミール入りのさくさくクッキーでサンド。この鮮やかな色合いと甘酸っぱさが梅雨のじめじめとした雰囲気を吹き飛ばしてくれます。季節折々の味わい。う~ん、ありがたいです。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.23
コメント(0)

とにかく毎日蒸し暑い。穂高でさえこうなんだからさぞや都会では…と想像してしまいます。こんな気候のなかでも畑のイチゴたちはますます元気。日々赤く熟しています。先週末の夕食より。 「イチゴのショートケーキ風」。採れたて新鮮なイチゴをたっぷり。もうそれだけで贅沢なのにしっとり豆腐クリームでサンドしました。玄米菓子のポンセンを加えて香ばしくさせメープルで甘み付け。バニラエッセンスもちょっぴり入れてリッチな大人の香り。練り白胡麻でコクをだして出来上がり。甘酸っぱいイチゴによく合います。これを食べられるのは今だけ。養生園の初夏を彩るデザート。料理できるシアワセをしみじみと感じます。今は夜。間もなく養生園の消灯時間。窓から涼しい夜風が流れてます。一日の中でほっとするひととき。冷却されたこの気持ちいい空気は森と山からのプレゼント。最近では19時過ぎまで明るいので夕食後はベランダでゲスト同士がのんびり団欒。気持ち良さそう…。静かに暮れていく短いひととき。大切にかみしめられる瞬間。特別なことをしなくてもその季節ならではのささやかな楽しみを味わえる環境を備えているところが養生園の良さ。ゲストの方々にとっては非日常の空間ですから。つかの間であっても日頃の疲れを癒して自己を再生する力を蘇らせる時間を過ごしてもらえたらとても嬉しいです。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.22
コメント(0)

今日は全国的に猛暑でした。穂高でも30℃超えたほど。梅雨の合間の晴れの暑いことと言ったら…。とうとうこの季節がやってきたか、という感じ。でも夕暮れ時になればさぁ~っと涼しい夜風が吹いてほてったカラダをクールダウン。遠くの山並みが静かに闇に染まっていく様子はまさしく夏の夜の始まりです。先週末の夕食より。「蕎麦の実ソーセージ」粒々は蕎麦の実。ハーブガーデンのセージを摘んできざんでたくさん混ぜ込みます。このセージの香りが新鮮。なんか本当のソーセージっぽくなります。長いものすりおろしや玉ねぎと生しいたけのみじん切りを炒めたものをセージと一緒に炊いた蕎麦の実に加えて混ぜ合わせます。つなぎは地粉。成形したら葛粉をたっぷりまぶして蒸した後フライパンでソテーして美味しそうな焼き目がついたら出来上がり。去年はセージが少なかったのでほぼ二年ぶりの料理。分量を思い出しながら作りました。添えているソースはマスタードに麦味噌を加えてりんごジュースでのばしたもの。たまに作る洋風な料理は目新しくてわくわくします。青い花はセージの花。今ハーブガーデン咲いています。お泊りの際には是非ハーブガーデンにも立ち寄ってくださいね。付け添えは二つ。蒸し長ねぎの磯和えとさつま芋マッシュサラダ。長ねぎは梅肉や塩をまぶして蒸すだけで甘くなって美味しい。口の中でとろっととろけるようです。磯海苔をたっぷりと和えたシンプルな一品。これは簡単で鍋ひとつでできちゃうのでオススメ。さつま芋マッシュサラダに入れているのは茹でたスナップえんどうと蒸した人参。彩りが鮮やか。さつま芋は炒めてから煮ると驚くほど甘く何も加えなくてもそれだけでごちそうです。芋好きにはたまりません。この春から初夏にかけて頻繁に登場したよもぎ料理。「よもぎと芽ひじきのご飯」。デザートにもたくさん使ったけれどこのご飯が一番のお気に入り。よもぎの香りと味わいがたっぷりと堪能できます。先端の若くて柔らかい部分だけを採取し塩茹でしてから刻んで塩炒めにしたものをカルシウム豊富なひじきと白胡麻も一緒に炊きたてのご飯に混ぜ合わせます。よもぎは古くから薬草として活用され血液の浄化や造血効果、胃腸機能の促進、精神安定まで幅広い効用があります。なんと言っても美味しい。これが一番。もうかなり大きくなっているけれどまだ食べられます。今週末も作ろうかな。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.17
コメント(0)

とうとう穂高も梅雨入り。蒸し暑く気温の高い日もあれば肌寒くて冷たい空気の日もあり寒暖の差が大きい時期です。じめじめと湿度も高く心なしかカラダが重く感じる季節。こんな時期にはお腹に優しいスープで一日を終えたいものです。先週の夕食より。「きゃべつと大根、ヒエのスープ」。どれも消化が良くて胃腸に負担の少ない食材。ほっとする味わいです。まずは玉ねぎをにんにくと生姜のみじんぎりと共に甘い香りがするまで炒め煮した後適当な大きさに切った大根を加えて柔らかくなるまで煮ます。同時に雑穀のヒエも加えて一緒に煮てとろみづけに…。ヒエは鉄分などのミネラルが豊富で冷え性改善にも効果的。粒が小さいので火を通すのが楽です。あればベイリーフも入れて煮るとぐっと深い味になります。全てに火が通ったらフードプロセッサーでペーストにして鍋にもどしお好みでだし汁と豆乳でのばしてから塩で味付け。一口サイズに切った蒸しキャベツをざっくり混ぜ合わせて出来あがり。庭で採れた蕨をトッピング。疲労が溜まりつつあるカラダにぴったり。多めに作って冷凍しておけば忙しい日でも野菜たっぷりのスープが楽しめます。ヒエを入れなければさらさらとしたスープになって別の美味しさを味わえるので全ての食材をそろえなくてもOK。あるものをうまく有効利用します。先週の日曜の夕食より。「小豆入り根菜ミネストローネ」。玉ねぎや人参をはじめ、ごぼうや大根などの根菜をサイコロ型に切り小豆も加えて一緒に煮ます。その滋味深い煮汁ごとスープに…。それぞれの根菜からいいだしが出るんですよね。味付けは塩だけで充分。小豆も入ることによって栄養も美味しさもアップ。腎の働きを促し利尿効果バツグンの小豆。体内の余計な水分を排出。今回はシメジや長芋、ブロッコリーも加えました。可能であれば最初のスープと同様ににんにくと生姜のみじん切りも加えベイリーフも一緒に煮るとさらに美味しさが深まります。材料はこのほかに蓮根やさつま芋、じゃが芋、セロリ、かぶ、いんげん、かぼちゃなどその季節で手元にあるもの何でもOK。冷蔵庫の整理にも大助かり。心もカラダも元気になれる具だくさんのスープ。でも腹八分目を心がけて(つい食べちゃうので反省…)胃腸の負担を軽くして快適に過ごしたいものです。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.16
コメント(0)

今養生園の畑で一際輝く存在。待ちに待ったこのとき。赤く熟したイチゴ。先月のブログに掲載した可愛らしいイチゴの花。その花が終わるとこうしてイチゴが生ってくるのです。GW以降気温が低い日が続いていましたがここ数日でいっきに熟してきました。まさに今食べごろ。もちろんデザートに登場です。昨晩の夕食より。「イチゴと柚子風味ババロア風」。眩しいほど鮮やかなイチゴたち。生で食べるのが一番美味しいからリンゴジュース寒天のなかにごろっとそのまま。下の白いところは豆乳と玄米甘酒で作るババロア風。柚子果汁で酸味をきかせ粉寒天と葛で練ってぷるぷるの柔らかさに固めたもの。この柑橘系の酸味と香りが摘みたて新鮮イチゴの甘さをさらに引き立たせてくれます。一番下はキャロブパウダーと全粒粉で作るチョコ風味のさくさくタルト。イチゴとの相性ばっちり。文句なしの美味しさ。何とも贅沢な一品。今年もまたイチゴの季節がやってきました。さて次はどんなデザートを作ろうかな。ゲストの方々の喜ぶ顔がまた今からとても楽しみです。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.14
コメント(2)

ここ数日は真夏のような暑さです。今年も酸味が美味しく感じる季節になりました。夏に近づくと食べたくなる「大豆の酢醤油漬け」。「養生園の週末ご飯」本にも掲載。作りおきが可能なので日を追う毎に味が染み込んでさらに美味しさUP。アレンジもいろいろ。昨日の朝食より。 「大豆入り長いもマッシュサラダ」。皮ごと蒸してマッシュした長いもに味がしっかり染み込んだ大豆と畑で採れたてのベビーレタスを混ぜ合わせました。蒸しただけでも美味しい長いもと酢醤油の味わい深い大豆の組み合わせはもう絶妙な美味しさ。夏になると必ず登場する一品。大豆を漬けておけば蒸し野菜や青菜のおひたしに加えるだけで別の味わいを楽しめます。手軽で美味しい料理のひとつ。養生園の料理を家でも再現したい。日常に使える料理のポイントを知りたい…。そんな声にお応えして毎年行っている料理教室。2010年は7月23~25日で行います。今回は2泊3日に期間を延ばし2回のクッキングクラスと朝の畑収穫に加えてさらに養生園を楽しんでもらえうようにバージョンアップ。すでにキャンセル待ちですが空きが出れば参加可能です。また「スイーツお話し会」も第三回目を今月開催します。■テーマ:「葛を使った簡単スイーツ」■日 時:6月27日(日)夜8時から■場 所:養生園 里の家ホール血液を浄化し免疫力を向上させる葛。優しい味わいは消化力もバツグンで数多くの漢方薬にも使われるほど幅広い効用があります。美味しい上にカラダにいいなんて一石二鳥。 「きなこ豆乳とみかんジュースのババロア風」。みかんの甘酢っぱさはきなこの香ばしさと甘さにベストマッチ。どちらも葛を使ってぷるぷる感をだしています。「葛はだまになるし、使い方がよくわからない…」なんていう方には特におすすめ。実際葛を練るデモンストレーションを行いながらそのコツと美味しさを楽しんでもらう内容です。葛を使いこなせば料理の幅はどんどん広がります。是非一緒に葛のスイーツを楽しみませんか。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.11
コメント(0)

一番身近な食材、玉ねぎ。いつでもこれだけは欠かさずに手元にあります。安くて使用範囲が広くスープや煮物などではいつでも名脇役。補助的な役割が多いけれどこの一品は玉ねぎが主役。今朝の朝食より。「タカキビ入り玉ねぎ味噌和え」。厚揚げと大根をさっと煮たものにタカキビを加えた玉ねぎ味噌をこってりとからめました。タカキビのつぶつぶ感が食感とボリュームのアクセント。濃厚な玉ねぎ味噌の旨みがさらにアップです。塩茹でして添えたスナップえんどうのぽりぽりした食感もよく合います。一見地味だけれど食べると誰もがとりこになるこの玉ねぎ味噌。まずは薄くスライス(できれば回り切り)した玉ねぎを少量の油でざっと炒めてからそのまま蒸し煮していきます。しっかりと蓋がしまる鍋がオススメ。炒めてら甘みが増すように塩をふり入れます。玉ねぎそのものの水分を利用して煮るので途中で焦げつきそうになった時だけ少量の水をじゅ~っと差します。玉ねぎのかさが減りくたくたになって甘い香りが漂ってきたらお好みで味噌を玉ねぎの上にのせて再び蓋をします。味噌がふわ~っとほころんできたら全体を混ぜ合わせ味を馴染ませてからあらかじめ炊いておいたタカキビをざっくりと混ぜ合わせて出来上がり。麦味噌はあっさりめに豆味噌だと濃厚でこってり系になります。今日は麦味噌と玄米味噌を合わせて作りました。ホントはそばの実を入れたかったのですがそばアレルギーのゲストのためにタカキビに変更。どちらも玉ねぎ味噌との相性はばっちり。玉ねぎは香味野菜のひとつ。その苦味や辛味には血液をさらさらに浄化する役目があり体内の余計な脂肪分を排出したり風邪予防から動脈硬化や脳卒中などの生活習慣病の改善にも効果的な食材。ひいてはガン抑制効果もあるほど。さらに玉ねぎには旨み成分の宝庫、アミノ酸が豊富。だからスープや煮物などに加えるといいだしが出て旨みが倍増するわけです。なんか玉ねぎってすごいですね。大切に食べようっと…!明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.10
コメント(0)

今日は久しぶりの雨。畑の作物にとっては恵みの雨ですが続くとじめじめと湿っぽい。そんな梅雨がやってくるのももうすぐ。そうなると乾物が大活躍です。お日様の光を浴びてカラカラに乾いているのでカラダの中の余分な水分を吸収し体外に排出する助けをしてくれます。その代表的なもの、高野豆腐。「高野豆腐サンドの葛あんかけ」。生姜のスライスと共にだし汁と醤油で下煮した高野豆腐。それだけも美味しいけれど中に白和えをサンドしました。炒めた人参や黒きくらげ、畑のあさつきが入っています。梅肉と白胡麻ペースト、塩などで味付け。さっぱりとした味わい。濃いめに作った葛あんをたっぷりとかけます。器の中が湖面に映る木々のよう。庭の木の芽を添えて出来上がり。中の具は何でもOK。磯海苔やふのりなどの乾物も合います。手軽に混ぜ合わせることができるので簡単。アイデア次第でいろいろ広がりますね。小豆も梅雨時にはぴったりの食材。腎臓の働きを促進し利尿効果に優れむくみをとる働きがあります。「小豆クリームとよもぎ粉のロールケーキ」。なめやしと一緒に煮た小豆のクリーム。優しい甘み。いつ食べてもほっとする味わいです。乾燥よもぎの粉末は料理にもデザートにも大活躍。ほんのりとよもぎの苦味と香りが広がります。小豆の甘さにもぴったり。シックな和風デザートです。山からの雪解けの水。きりりと冷たくて身が引き締まりそう。川は天からの一滴から始まります。大地を潤したくさんの恵みを私たちに与えてくれる水。雨も四季を構成する大切な要素。うまくつきあって楽しみたいものです。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.08
コメント(0)

養生園の畑では今青菜がすくすくと成長中。畑の「ミックスレタス」たち。朝日を浴びてきらきら輝いてます。美しい新鮮な緑色。ひらひらした可愛らしい二色のリーフ。食べやすい一口サイズ。今日も朝食の揚げごぼうと和えて盛り付けました。採れたては新鮮で味が濃い。小さくても存在感たっぷり。サラダや添えものに大活躍です。絹さやや小松菜も収穫スタート。贅沢にもこんなスープを作ってみました。昨日の夕食より。「小松菜のスープ」。なんとも鮮やかな緑色。小松菜を塩茹でしてフードプロセッサーでペーストにしました。窓の外の新緑がスープの中に入り込んだように見えます。使っている食材は青菜だけではありません。まずは新玉ねぎのスライスとえのきを、にんにくと生姜と一緒に甘くなるまでよく炒め煮します。途中で香りづけのために入れたベイリーフを取り除いてフードプロセッサーにかけます。別にペーストにしておいた白いんげん豆と共に鍋にもどしてだし汁を加えながら適度な濃度にします。豆乳を少し加えるとまろやかさとコクがさらにアップ。最後はお好みで塩で味付け。美しい色を保つために小松菜のペーストを混ぜ合わせるのは食べる直前にします。サイコロ型の蒸し大根をのせて麻の実を散らし蓮根の薄切りチップスをトッピングしました。えのきや玉ねぎの甘さと旨みが小松菜に合います。青菜が多いのに水っぽくならずコクのあるスープ。豆も入っているのでたんぱく質も豊富。新緑の季節にぴったりのスープです。昨日は十数年ぶりの再会があり懐かしさでいっぱいのひとときを過ごしました。あの頃の風景やいろいろな場面が鮮明に思い出され、今の環境との違いを実感し大きな時の流れに思いを馳せました。変化したものと変わらないもの。根底にある静かな情熱や柔らかさはそのまま。深みのある年齢の重ね方をしていきたいと最近よく感じます。ま、理想とは随分とかけ離れていますけれど、ね。ゲストの方々との交流や何気ない語らいは私にとってパワーの源です。是非お気軽に声かけてくださいね。明日も良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.06.01
コメント(4)
全11件 (11件中 1-11件目)
1