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今年の夏はホント暑い。養生園は山や森に囲まれているので都会よりはかなり涼して過ごしやすいのですがそれでも昼間の強い陽射しは強烈で時々くらくらっときてしまいます。今回の料理教室は2泊3日。1回目の調理実習を終えた日の午後は深緑の森をみんなでお散歩。森に一歩入るとがらりと世界が変わり全身がひんやりとした空気に包まれます。特に渓流沿いはマイナスイオンたっぷり。天然のクーラー。日頃の疲れを癒してくださいね。川まで降りると大きな岩がごろごろ。水の色は澄んでいて光の具合で水色や緑に変わる様子が美しい。遠く北アルプスからの山の雪解け水。冷たくて清らかな川の水。その流れる音に耳を澄ませていると不思議と心が落ち着きます。ほてったカラダをリフレッシュ。川を見たらやっぱり足をつけたくなります。心地のいい冷たさ。これぞ夏の醍醐味。清涼感を心ゆくまで味わいます。森と渓流も神様からのプレゼント。夏の料理教室のお楽しみにひとつ。暑さがあるからこそこの清涼感が味わえます。今回は初日の晩のオリエンテーションで甘酒を仕込んで朝のティーブレイクに試食してもらいました。甘酒って自分でも作れちゃうんですよね。お粥に麹を混ぜ合わせてそのまま炊飯器で保温しておきます。一晩経つとなんと甘酒の出来上がり。材料さえあれば簡単です。まずはそのままぱくっと試食。そして次の日はその甘酒を使ったスイーツをだしました。「甘酒豆乳ババロア風」。赤いソースはラズベリーソース。その下にはぷるぷるの甘酒豆乳ババロア。ハーブガーデンで摘んだミントをトッピング。ラズベリーソースの酸味が甘酒の甘みを引き立ててくれます。これにクリスプを添えました。せっかくの料理教室なので可能な限り「食」を楽しんでもらいたい。そして味わう楽しさをみんなで共有する喜びも…。私もスタッフもいつもとは違う新鮮な経験をすることができました。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.30
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今回は2回の調理実習を行いました。初回の土曜は洋風メニューです。ご飯も汁物も洋風仕立て。前回のブログで掲載した蒸し&ロースト野菜とドレッシングと共にこの一品も作りました。「車麩のステーキ野菜あんかけ」。しっかり下味をつけた車麩に粉をまぶしてソテー。それに玉ねぎたっぷりのあんかけを添えます。今回は朝採りの新鮮レタスを巻いて食べました。車麩は煮ても美味しいし焼いてもグッド。使用範囲が広い乾物のひとつ。養生園の定番メニュー。メインディッシュとして日頃大活躍している一品です。もちろんデザートも登場。「黒胡麻タルトきなこソース添え」。濃厚な胡麻の味わいがつまったタルト。ぷるるんとした食感の秘密は葛と粉寒天。胡麻は腎臓や肝臓の働きを促進してくれます。疲労回復にも効果的。夏バテに限らず四季を通じて頻繁に食べてもらいたい食材。これだけでも贅沢だけれどきなこソースが合わさってさらに美味しさアップ。是非おうちでも作ってみてね。お待ちかねの試食&ブランチタイム。並んだご馳走たち。盛り付けも参加者の皆さんに腕をふるってもらいました。みんなで食べるとさらに美味しい。畑で収穫したものを自分の手で調理し、そしてそれを実際味わう。養生園ならではの醍醐味。料理やその合間の会話を通じて皆さんがどんなに楽しみにしていたかよく伝わってきて私も自然とテンションが上がってきました。エネルギーの相互授受関係で料理も進んでいきます。今回は担当を振り分けることによりできるだけ多く参加者との会話を楽しみたいと思っていました。それができたことも大きな収穫です。料理教室の後もとても楽しかったという声や早速自宅で再現しているというメールもありとても嬉しい限り。充実感が広がる瞬間です。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.28
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とうとうこの日がやってきました。今年の料理教室。先週末の2泊3日。二回の調理実習を盛り込んだ豪華バージョン。毎回参加の常連さんをはじめ初めての参加者の方まで総勢16名の皆さん。次第にテンションが高まります。まずは初回の調理実習の様子より。みんなとても熱心。意欲的な姿勢に刺激されてどんどん話しが膨らみます。調理道具の使い方や食材の切り方、火の入れ方のコツ、食材の組み合わせの発想のアドバイスなど本のレシピにはなかなか載らないところも質問や会話を通じて深く伝えることができす。それが料理教室のいいところ。もちろんみんなで料理を作る醍醐味も味わいました。実習の前に行われた早朝の畑収穫。採りたてトマトをみんなでがぶっ。美味し~い!口の中で広がる濃厚な甘み。そんな新鮮夏野菜やハーブを使った料理の数々。蒸す、焼く、そしてオーブン焼きなどの調理法でそれぞれの野菜や食材の美味しさをたっぷりと堪能。ちなみに黄色の花はオクラの花。これも畑で収穫。なんと食べられます。オクラ同様にねばねばしてしかも美味。決してスーパーには出回らない貴重な食材のひとつ。それら味わい深い野菜たちをさらに引き立ててくれるのはドレッシング。今回は三種類のドレッシングを作りました。手前は摘みたてのバジルで作った「ジェノベーゼ」。ハーブガーデンでみんなで摘んだものです。やっぱり香りが違う!味見しながら一番美味しい按配で作りました。白いのは「豆腐のマヨネーズ風」。酸味は梅肉です。クエン酸が多く含まれているので疲労回復の効果バツグン。この暑さでバテ気味の方にもぴったり。ワカメなど海藻にもよく合います。そして「バルサミコ酢ドレッシング」。醤油も加わって和風な味わい。濃厚な酸味が食を進めてくれます。料理が全て仕上がってホッと一息。穏やかな団欒の風景。今回は森のキッチンではなく新しく去年からオープンした森のカフェで行いました。木の温かい作りの素敵な空間。 大きな窓からは夏の山の緑が一望に見えます。太陽と土の恵みが溢れた食卓。自然と笑顔がこぼれます。私もこの調和の一つであることの幸せ。穏やかでエキサイティングなひととき。心から感謝です。次回もまた料理教室の様子をお知らせします。どうぞお楽しみに…!明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.26
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先週のブログで掲載した蓮の池。小さな可愛らしいカエルが蓮の葉のあちこちでぴょこんぴょこんと遊んでいました。あれから一週間。固いつぼみだった蓮の花が今は次々と開きはじめています。ふんわりとほころんできた蓮の花。上品な薄いピンク色のグラデーション。観音様の手のひらのように丸く優しい曲線。開花した蓮の花は全て穏やかなオーラに包まれていて神聖な雰囲気を漂わせています。激しい猛暑の中でもこの蓮の池だけは別世界。凛とした空気が流れています。今週末はお料理教室を開催予定。2泊3日のロングバージョン。どんなに準備しても足りないくらい。いささかの緊張はありながらも調理実習の料理の出来上がりを想像していると自然とわくわくした気分になってきます。参加者の方との出会いも楽しみのひとつ。私にとって年の中でも指折りの大イベント。次回のブログでその様子をお知らせしますね。どうぞお楽しみに…!明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.21
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雨が明けました。今日からの天気予報はずっと晴れ。穂高でも最高気温は30℃を超えます。とうとう夏の盛りを迎えました。あ~暑い(くらくら…)。そんな夏の夕暮れ。昨日の夕食より。「玄米ビーフンと青菜のスープ」。ポタージュもミネストローネもスープは大得意だし、食べるのも大好きだけれどこうも暑いとさっぱり系の汁物が美味しく感じます。たっぷりの玉ねぎと椎茸をベイリーフと一緒にじっくり蒸し煮。スープストック(なければ水)を加えて塩で味付け。玄米ビーフンは消化が良くて扱いも簡単。でも崩れやすいので最後に加えます。あらかじめ塩茹でしておいた小松菜をトッピング。黄色は柚子粉。スタッフのお母様の手作り。味と香りのアクセント。玄米ビーフンは玄米を乾燥させて粉にしたもの。食欲がない時や胃腸が疲労している時などにぴったりの汁物。ポイントは玉ねぎを大量に使うところ。ひとり当たり1/2個は使います。少しのだし汁や水を加えて塩をふって蒸し煮。玉ねぎからも水分が出てしばらく経つと全体量の1/3位になります。鍋のふちから漂い良い香り。時間はかかるけれどこの蒸し煮した玉ねぎの甘いことといったら、もう…。疲れたカラダがほっとする甘さです。デトックス効果もばつぐん。もし買い残しの玉ねぎがあったら是非!フツーに味噌汁にしても美味しいですよ。特別なものを食べなくても今ある食材を大事に料理してゆっくりかみ締めて食べるだけで心もカラダも大喜び。一日のうちでわずかでもそんなひと時を持てる生活をしていきたいものです。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.18
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一年の過ぎ去る早さを実感する特別な一日。なんか大したことしてないうちにどんどん月日が過ぎているという感じ。毎年加速しているようで少し焦ります。それでも誕生日は嬉しいもの。だって私がこの世界に誕生した記念すべき日だから。誕生日のお祝いでもらった花束。ハーブガーデンや庭で咲いている草花です。素朴ながらも可愛らしくて華やか。気持ちが和んで一気にお祝いムードになりました。ラズベリーとブルーベリーが並んだ豆腐クリームのパウンドケーキ。今年のバースディケーキです。汽車のような形。横に長い面白いデコレーション。誕生日会での一場面。ケーキも手作りパンもとても美味しかった。みんな、ありがとう!まだ梅雨が明けず今日も小雨と曇り空の連続。思いたって近くの蓮の池にお出掛け。養生園そばの穴場的な場所。きれいな蓮の花を期待して行ったけれど残念ながらまだつぼみ。でもちょっとしゃがんで池を眺めたら絵本の一ページのような場面が広がっています。池の水面に浮かぶ大小の蓮の葉。鏡のように映っている葉の姿も美しい。天に向かって伸びている傘のような葉がひらひらと風に揺れている様子がまた違う生き物のように見えてなんともユニーク。上から見下ろしていているだけだとわからない世界。視点を変えると見える別の景色。なんかちょっと得した気分です。花はまたそのうちいつかは楽しめるけれど今日のこの景色は今日だけ。曇りでも雨であっても自分が予想していた景色じゃなくても少しだけ視点を変えれば違う世界が見えてくる。人生は意外なことの繰り返しで期待や希望通りのことばかりではないけれど立ち止まってしゃがんでみたら違うものが見えてきてきっと何かの気づきがあるはず。人生に起こる全てのことは偶然はなく必ず意味があるものばかり。もしどんなにつらいことがあったとしてもせっかくならそこから一つでも多くのことに気づいて学んでそれをステップアップしていきたい。来週はきっと見事な蓮の花が咲いていることでしょう。今からとても楽しみです。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.14
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先週、近くの有機農家さんの畑に立ち寄ったら実り始めていた夏野菜たち。おばさんが一言「うちだけじゃ食べきれないのよね~」。はい、もちろん喜んで頂きます!持ち帰った今年初の夏野菜。ぴかぴかのお野菜たち。早速夕食に登場。「茄子の肉詰め風」。養生園の週末ご飯の表紙の料理です。「茄子の丸ごとステーキ」でレシピを掲載。今回は玉ねぎや生椎茸、ごぼうを炒めたものと青菜そしてオートミール、セイタンを加えてボリュームアップ。肉風な食感を強調。セイタンは植物性たんぱくの加工品のひとつ。すでに醤油味がついているのでそれを活かして味付け。オートミールのもっちり感は茄子にもぴったり。茄子の柔らかさがじゅわ~っと口の中で広がります。しっかり味付けした具をたっぷり詰めてフライパンでソテーしたら出来上がり。レタスも新鮮で味が濃い。太陽や大地のエネルギーが凝縮されています。イキイキと赤く色づいたトマト。甘みと酸味が食欲をそそります。この日はスープにしました。「トマトと小豆のスープ」。最近特にカラダが欲しているのが小豆。梅雨だからかな。だるい日には余計に食べたくなる。煮ただけの小豆がとても美味しい。この日は最近よく作る小豆のスープにもちきびでとろみをつけて頂いたミニトマトをたっぷり加えました。シンプルに塩で味付け。トッピングした青しその香りが加わって夏の味わいのスープに変身。トマトの赤い色素には血液中の活性酸素を除去を促す働きがあり脳血栓や動脈硬化を防いでくれます。赤ければ赤いほどより多くのリコピンが含まれているとのこと。真っ赤に熟したトマトを食べるのが楽しみな季節になりました。夕暮れ時の柔らかい光に包まれて並べられた料理が静かにたたずんでいます。平和なひととき。元気に無事に今日もまたこうして過ごせていることに心からありがたいとつくづく感じます。以前は全てのことが当たり前で「ありがたい」だなんて感じる心の余裕さえなかったけれど普段どれだけたくさんのものをもらって生きているかやっと今頃になって感じることができるようになりました。野菜のおかげかな。毎日たくさんの命をもらっているからなぁ。大きな宇宙の輪の中に私が存在します。なんかすごいなぁ~。生かされていることにただひたすらに感謝です。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.13
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蒸し暑い日が続いてます。酢の物が美味しく感じる季節になりました。カラダを適度に冷やしてくれるお酢。さっぱりとした口当たりで玄米ご飯にもよく合います。今晩の夕食より。「もずくとズッキーニの酢の物」。沖縄在住の常連ゲストの方が送ってくれた「もずく」。太くて歯ごたえばつぐん。濃くて味わい深いもずくです。酢の物は定番メニュー。今回組み合わせたのは養生園の畑で収穫されたズッキーニ。生のまま千切りにして塩もみしたもの。コクがありキュウリとは違う美味しさ。これも酢の物にぴったり。味付けは米酢と醤油。甘みを加えるためあらかじめ軽く蒸し煮した玉ねぎをもずく酢に混ぜ合わせました。玉ねぎの甘さが加わってまろやかな味わいに…。彩りにふのりも加えて出来上がり。涼しげな一品です。もずくは海藻のなかでも水溶性食物繊維が豊富。便秘解消にもってこいです。またこのぬめりには動脈硬化や高血圧の予防からなんとガン細胞を抑制する力まで含まれている優れもの。酢と一緒に摂取するとその有効成分が効率よく吸収できます。もずくが手に入ったらまずは酢の物ですね。数日前の夕食の副菜。「もずく入り茶巾蒸し豆腐」。なめらかな食感の蒸し豆腐ともずくのぬめりがよく合います。人参や絹さや、干し椎茸も一緒に加えました。水切りした木綿豆腐をフードプロセッサーにかけて白胡麻ペーストや塩などで味付け。葛粉も少しづつ加えてよく攪拌します。豆腐1丁につき葛粉大さじ2~3が目安。もずく以外はあらかじめ火を通しておいて攪拌した豆腐に混ぜ合わせ茶巾の形にしてから蒸し器で約10分弱蒸して出来上がり。この日は疲労で胃腸が弱っているゲストがいたのでこれに葛あんをかけました。甘夏の皮のみじん切りを添えて盛り付け。ほっとする優しい味わい。柔らかさがお腹にしみます。暑い季節になってもたまにはこんな一品があると心もカラダも落ち着きますね。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.07
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先月末の休日。久しぶりの青空に誘われてお出かけ。養生園から約40km北の方にある白馬五竜。標高1500mの見晴らしです。梅雨の合間の貴重な晴れ。灰色の厚い雲が風に吹かれて次第に薄くなり残雪を抱く青々とした山脈が見えてきました。美しく雄大な山の風景。空気がさらに澄んで清々しい気持ち。身体の芯から癒されます。今年は雪解けが遅くまだどころどころに雪が残っています。それでも初夏を迎えつつある山では様々な高山植物が花盛り。「コマクサ(駒草)」。淡いピンクの色合いでうつむき加減で咲く姿がとても可愛らしい。花を横から見るとその形が馬の顔に似ていることがこの名前の由来だとか。最初は「う~ん、馬かぁ」という感じでしたが見慣れてくるとそれも納得。岩の合間や砂礫などの厳しい環境に自生するたくましさを持つ山草。高山植物の女王と言われる山に咲く代表的な花。可憐ながらも静かな強さを感じます。「ザゼンソウ(座禅草)」。水芭蕉のような形をした花。仏像の光背のような形の花びらの中で僧侶が座禅を組んでいるように見えるのでこの名前がついたそうです。それぞれ特徴があって面白い。高山の湿地帯に生えています。雪解けに咲く花。今年は雪解けが遅いのでまだこのザゼンソウが花盛りです。こちらも春の花。まだ見ることができてラッキー。「カタクリの花」。北側や日陰にひっそりとたくましく咲いている花。紫の花びらの上品な雰囲気。これも下を向いて咲いているのでかがむようにして写真を撮りました。高山植物は少ない栄養分でもしっかりと生きていけるように小さくて可憐な花が多いです。眺めていると愛おしくなって両手でそぉ~っと包み込みたくなるほど。でもこんな華やかな花も…。「ゲンチアナ・ベルナ」。遠くスイスの高山の花でりんどうの一種。何とも鮮やかなコバルトブルー。目が覚めるようです。ここ白馬五竜には独自の植物園があって外国の珍しい花がたくさん移植されています。日本の高山植物は物静か。外国の花は遠くからでもよく分るほど自己主張がはっきり。どちらも個性豊かで見ていてとても楽しいです。そして最後を飾るのは高山植物の中でも知名度バツグンのこの花。「チングルマ(稚児車)」。バラ科の高山植物。約3cm程度の小さな花だけれどこうして一面のお花畑になるとかなり壮観。白と黄色のじゅうたん。花が散った後の綿毛の群生が気持ち良さそうに風に揺れる様がとても美しい。そして秋になると鮮やかに紅葉し山を彩る錦のひとつになります。季節それぞれに楽しませてくれる高山植物たち。可憐で美しいながらも厳しい高山で生き抜く力も持ち合わせています。その姿は内に秘めた情熱を感じるほど。久々に山を歩いて気分転換。次に行けるのはいつかな…。その時にはまたどんな花々や風景が見られるのか今からとても楽しみです。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.05
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もう終わりかと思っていた畑のイチゴ。小さいながらもまだわずかに残っていました。名残り惜しいので今日もまたイチゴのデザートを作っちゃいました。今晩の夕食より。「あじさい寒天ゼリー」。紫さつま芋の粉と粉寒天をりんごジュースに加えてよく煮溶かして固めてまずは寒天ゼリーを作ります。5ミリほどのサイコロ型にカットしておきます。白いんげん豆をことこと煮て米飴で甘みづけし、練って裏ごしして白あんにします。イチゴを入れて白あんのおまんじゅうを作り表面に上記の寒天ゼリーをたっぷりとつけたら出来上がり。赤紫の色が華やか。お皿がお花畑のようです。ぱくっと食べると顔を出すイチゴ。ジューシーな甘さがなんとも嬉しい。こんな感じです。緑の葉のうえに映える赤のグラデーション。終わりがけの小ぶりのイチゴたちが大活躍。甘酸っぱいイチゴとまったりとした白あん、そして寒天のさっぱりとした美味しさがひとつのハーモニーを奏でてくれます。見ているだけで気持ちがハッピー。大地の神様に感謝。心もカラダも満たされました。明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.04
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もうそろそろ畑のイチゴも終わり頃かな。ちょっと残念だけれどしばしのお別れです。今年もたっぷりと味わいさせてもらいました。ちょこんと添えるだけでとても華やか。畑の中でもひときわ愛おしい存在です。「モミジイチゴの豆腐チーズケーキ風タルト」。先月のブログではイチゴと一緒にこのモミジイチゴをトッピングに使いましたが今回はタルトの中にたっぷりと混ぜ合わせて焼きました。この焼きめがなんとも美味しそう。モミジイチゴのぷちぷちとした食感が口の中に広がります。添えている赤いソースはイチゴ。傷みかけのイチゴがたくさんあったので食べられる部分だけをフードプロセッサーでペーストにしました。何も加えずただそれだけ。酸味と甘さがたっぷりの贅沢なソース。豆腐のチーズケーキとの相性バツグンです。去り行く季節を感じながら味わいました。次の季節ではどんなデザートが登場するかな。どうぞお楽しみに…!明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.02
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夕方に降りだした激しいどしゃぶりの雨。雨足も風も強く、バケツをひっくりかえしたような感じ。あっという間に雨雲が去り窓からはクーラーのようなひんやりした風。バリ島のスコールを思い出しました。温暖化の影響でしょうか。確実に気候が変わりつつあります。複雑な気分の夕暮れでした。以前のブログでも紹介した淡竹。酢味噌和えや汁物などいろいろ作りましたがなかでも一番のお気に入りはこれ。「大豆たんぱくと淡竹の中華風炒め煮」。大きめにごろっと切った根菜もたっぷり。酢醤油でさっぱりとした味付けです。じめじめとしたこの季節にぴったり。淡竹も美味しくいただけます。ポイントはお肉のような食感の大豆たんぱく。乾物なので生姜醤油でしっかり味付けしてフライパンでソテー。その後で淡竹や根菜、黒きくらげなどと一緒に炒めて煮付けます。甘酸っぱくしたかったので少しだけ玄米甘酒も加えました。一緒に加えた春雨にこの美味しい煮汁がしっかりと染み込んでます。畑のスナップえんどうの塩茹でを添えて。イキイキとした緑色が美しい。たくさん味わった淡竹。今年もありがとう。この日の副菜は大好きな高野豆腐。「高野豆腐とヒエのサンド」。たっぷりのだし汁で煮た高野豆腐。醤油でしっかりめに味付け。少し多めの水で炊いたヒエ。冷めると固まる性質を利用してサンドにしました。手前は青海苔とカシューナッツ。奥は人参とふのりのバージョンです。カリカリのナッツの香ばしさと青海苔の風味が意外なハーモニー。寒い時期はこれに葛あんをかけますが今回はシンプルに水菜のうえに盛り付け。ジューシーな高野豆腐にしっとりとしたヒエの組み合わせ。それぞれの具材の味わいで楽しめます。次回は夏野菜バージョンかな。どうぞお楽しみに…!明日も皆さんにとって良い一日になりますように。大地の恵みに感謝…!
2010.07.01
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