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2003年03月05日
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 小泉首相が参院予算委員会で、さまざまな世論調査でイラクへの武力行使に反対する声が多いことについて、「世論の動向に左右されて正しいかというのは、歴史の事実をみればそうでない場合も多々ある。イラクは圧力をかけると今まで協力してなかった部分を小出しにする。そういうこともよく判断しないといけない」と述べ、米英などの路線を支持する姿勢を示した、と報じられている。

 たしかに世論が誤ることはあるかもしれない。多数者の考えが真理であるとは限らない。しかし世論の動向を考慮しないで自分の方針を貫くことは民主主義国家のリーダーのすることではない。世論に与さないのであれば世論が誤っていることをきちんと説明するのでなければ独裁国家のリーダーと同じであるといわなければならない。そのようなリーダーであっても手続き的には民主的に選ばれたのであり、かつてこの首相は圧倒的に支持されていたのであるが。

 今日僕はタクシーに乗った。京都の街は寒く雪が舞っていた。比叡山には雪が積もり、いつもよりも山は近くに感じられた。異常に気づいたのはまもなくのことだった。直進すればいいはずの車がふいに車線を外れ、またすぐにもとの車線に戻ったりする。バックミラーに映る運転手を見て驚いた。居眠りしているのである。命の危険を感じた。

 愚かなリーダーが一国の宰相を務めるというのはこんな感じだろう。リーダーの判断ミスが致命的な事故を引き起こす。後ろに乗る乗客である国民が何をする術もなければ致命的な事故に巻き込まれることになる。

 運転手の居眠りに相当するような何か問題が起こった場合、乗客つまり国民がその問題を指摘できなければならない。大きな声をかけ目覚めてもらい必要があれば運転手を交代してもらう。あるいは休息を取ってもらわなければならない。タクシーを降りた後見たらこの運転中に居眠りをした運転者は道に車を止め仮眠を取っていた。幸い事故にはならなかったが運転できないほど疲れる前に手を打つべきだった。

 運転のプロである人ですら誤ることがある。それならば乗客が注意を促すしかない。なのに小泉首相のような運転手は乗客(国民)の声に耳を傾けようとはしない。あるいは、ロンドンのタクシーが乗客の声が運転手には聞こえないようになっているように(もちろん、これは乗客のプライバシーを守るためなのだが)声は運転手に届かない。かくて国家という車は破滅へと突き進むことになる。





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最終更新日  2003年03月05日 21時54分07秒
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