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土曜の剣道講義の後、食事をとる時間もなく、コロン劇場の講義へ向かって、書類を徹夜で作成。半年に渡る長いオーガナイズを終える手配をしています。この6ヶ月すべてを込めてきたといっても過言でない、非常に難しい仕事でした。尚引き続き調整を必要とされ、しかも労力に敬意を払われることもなく、ヒタスラ流れるばかりの時間と厳しい応対の数々、、 今後のことを打ち合わせも兼ねて再び日本食。ゴーヤちゃんプルーにエネルギーを頂いて仕切りなおし。大使館の文化担当官に御馳走して頂きました。この企画には多くの「夢」が詰まっている。もう一度がんばる覚悟を固めています。 Mari Sano 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.30
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ずっと気になっていたアレクサンダーという技術、、ダンス関係者の間で話題になっていたのですが、日に日に広がりを見せ、音楽関係者の方々が口にする機会によく遭遇することがあり、実際はどんなものなのか、、興味深々コロン劇場で開催された特別講義を受けてきました。 音楽家のためのアレクサンダー技術。音色、演奏の伝わりを身体の補整から変える技術、そしてエネルギーの行く先の調整。参加者から10人の演奏家を選出、実験台となり、その変化を見せて頂くことになりました。でもふと考えてみると、選ばれたとされた方が実は事前に演技をするように仕立てられていたら、、というのは、きっと洗脳セミナーなどの情報で疑いすぎなのかもしれません。ただエネルギーなどのテーマが大きく題目に出ているものは、少々苦手だったりもします。実験に選ばれていた音楽家が偶然、友人の一人でした。コロン劇場の室内での演奏ができることを友人はシンプルに喜んでいました。効果については急遽とりこめる内容ではなく、時間がキットかかるのだと思う、、とコメントしていました。確かに10人中の多くは補整によって音色が変わったり、良くなっていたことは確かですが、それは音楽家を目指している修行中の学生に効果があり、既に完成されたプロフェショナルな方々は逆効果を感じたりもしました。 なにはともあれ、気になっていたアレクサンダー技術を体験でき、不思議が解消されたことは良かった。でも、あくまで参考まで。全てにあてはまるとは思えない、、少し強引というか個性を消してしまう部分を感じました。何事も100%正しく、行わなくてはいけないという強制力はありえない気がしています。今日の目玉は「再会」。10年前にフローレス地区の写真コンテストに参加して銅賞を頂いた時に、撮影した歌手とギタリストが講義に訪れていました。何度もブエノスアイレスの街角でバッタリ遭遇する機会があったのですが、今日はじめてユックリ話すことができました。お互い円熟した10年後の再会。切磋琢磨の競争社会、音楽界隈では成し遂げようという勢いが強い時期は、ゆったりとした時間はなく、挨拶だけして走り去っていくことが多いため、本当の会話に至ることはナカナカありません。今日、初めてユックリはなしてみて、「蝶」のテーマを元に共感に至りました。10年という周期で至った現在の再会=本当の出会いが、今後どんな広がりをみせていくのか、、楽しみです。 Mari Sano 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.29
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引き続きダンスフェスティバルを見続けています。本当に頭が下がる、、多くの時間と労力が注がれたダンス作品の数々、その繊細で豪快な創造力に圧倒され続けています。IUNA ブエノスアイレス芸術学校の即興的な4作品の一つ Partida Tres 男性3人が身体、声、視線を通じての意表をつく会話、静と動の行き来に驚かされました。今年15年の歴史を誇る私設バレエ団CASTADIVAの作品は、サンマルティンバレエ団の系譜Monica Fracchiaが監督。スタンダードな振り付け、舞踊のレベルの高さと美しさ、この作品を見て彼女の授業を受けたくなりました。 地方からはメンドサの舞踊団の作品は、美しい振り付けと長椅子の利用して場所も普通の劇場ではない場所で映画PINAのような、、実際に作品の中に取り込まれていく感覚は初めての体験でした。友人が照明で参加しているMoerakiという作品はダントツでした。現代的な様々な要素が盛り込まれていて、、前後の空間移動と舞台の進行が距離感と共に、照明でココゾという変化を繊細に演出していました。色、場所、形、、友人と仕事をした時の選択肢の広さ、綿密な設計図を思い出していました。(最近の注目作品の傾向で全裸場面が多く、、画像は敢えてとりませんでした)友人の誘いで音楽公演を何度かみる機会があったのですが、、楽譜を見て歌う姿が多くて複雑な気持ちになりました。楽譜を見ながらの歌は伝わってこない。目を閉じても楽譜を見ている姿が想像できるほど、歌にこもる力が薄れてしまう。 ダンスの作品では何かを見ながら踊ることは決してありえない、、そんな基本的な部分で既に安心してみることができるほど、楽譜を見る歌手の多い今日この頃。煮詰める時間が芝居やダンスに比べて少ないのだろうか、、先日、講義をうけた舞台トレーニングの講師が5年間、煮詰めて発表をする話をしていて、最低でも1年間、舞台稽古の制作の時間をかけるそうです。圧倒されつつ、我が身も振り返る日々、、(溜息)Mari Sano 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.27
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口癖のように聞こえてしまうかもしれませんが、「早いもので」 15年の月日がたちました。お世話になっている大家さんが9月で60歳になるのですが、よく考えてみると出会った頃の年齢に自分が達している不思議。 毎年、この日に大家さん「58歳で亡くなるのは若すぎる」とシミジミ言うのですが、今年は何時になく真顔で「そう考えると長く生きていると思える」 父が生きていたら75歳、どんな75歳だっただろう。 6月産まれのチェゲバラは生きていたら85歳という話題で、つい先日盛り上がっていました。ジョンレノンもしかり、、若くして亡くなった方達は悔やまれますが、当時の勢いと永遠のみずみずしいエネルギー溢れる面影と共に誇りを保ち続けている。それはそれで素敵なことではないかと思ったりもする今日この頃。4年前に制作された追悼ドキュメンタリーをアラタメテ見つつ前進あるのみ。http://www.youtube.com/watch?v=mPcGfeY5e-s
2013.06.25
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ここ数日、満月の話題で盛り上がっていました。なんでも今世紀、最大の満月を見ることができるらしい。地球に最も近づくとの事でしたが、あいにくの曇り空でイマひとつブエノスアイレスからは不完全な鑑賞状況です。それでも雲に隠れる直前の満月を撮影することができました。 確かに今までになく力強いエネルギーを感じるかも。満月の光は撮影された画像をみても、照明とは違ったエネルギーを感じます。今までに撮影した満月の写真を整理、それを元に「満月」の歌の映像を製作中。2007年、6年ほど前にバイオリン奏者Sami Abadiと録音しました。今日の夜にアップできるといいのですが、、Vamos a ver..日本の全国ツアーの際に常にアンコールで歌ってきた個人的に思いの深い曲で、、満月を通じて今は亡き方と交信ができる気がする思いをこめました。父の日の祝い、サッカー、友人の公演訪問、、で盛り上がった激動の日曜日から早1週間。心的に多忙で、あっというまでした。メールも通じて多くの方に御祝いを頂いた御礼のビデオを制作、アップしたところです。 例のごとくマリオと共に6月の御挨拶http://www.youtube.com/watch?v=i2Mx5eAVauY
2013.06.23
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回を重ねるごとに充実、今回は特にハッキリとした指導方針に基づいて、各自の身体能力の可能性と更新がハッキリと目の当たりにできるのが嬉しい。1ヶ月は固まっている部分をほぐすことに徹し、2ヶ月目から強化していくことができれば、、と思っています。皆さん1時間以上かけて遠くから通ってきてくれている人が多く、そんな情熱に心打たれ尚一層はりきって、土曜日が待ち遠しいほどです。 今日から竹刀を使用しはじめたのですが、長く使用している竹刀の柄革が破れてしまいました。高校時代から使用している竹刀、「25年間おつかれさまでした」とシミジミ新しいものに取り替えています。そんな高校時代の恩師の定年式典が日本で行われていて、久しぶりな同級生の様子をインターネットを通じて垣間見ることができました。みな面影を残しつつ立派なプロフェショナルな横顔、もしくは母親としての佇まい、、素敵な大人の皆さんに感動。離れていても参加気分。マリオを肩にのせて参加できたら、、なんて夢見つつ懐かしい皆の写真を楽しんでいます。携帯からリアルタイムでアップもあり、本当に良い時代になりました。 講義の後は全力投球のため一気に消耗、マリオと寄り添いながら読書などユックリと過ごす土曜日の午後、「シャガール」の本を読み直しています。絵画好きな友人にお薦めしたい。前回、久しぶりに帰国した際に買い揃えてきたのですが、偉大な芸術家の人生が作品の紹介と共にトッテモ読みやすく、深く説明されています。他フリーだカーロとガウディのシリーズをもって帰りました。日本では図書館に全て揃っていて、20冊ほど借りて読みましたが、本当にこの「知の再発見」シリーズは素晴らしいです。土曜日は独自の追求日和となりました。Mari Sano 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.22
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昨年4月に国営放送の取材で、同じラジオ番組に訪れていたフランス出身、現アルゼンチン在住のゲストNANAeNADAの存在感に感動。歌声も音楽も特別でした。そんな彼女が1年後に自身のアルバムを完成させ、多くの公演をブエノスアイレスで行っています。 興味津々話題の劇場Noavestruzでの公演を見てきました。度肝を抜かれるというのは正にこのこと。超個性的でミュージカル仕込み、見事な芝居仕立てのビックリ箱をひっくりかえしたような、、物凄い演出と表現力、歌唱力、何よりメンバーもアダムスファミリーのような個性派揃い。本当に楽しかったです。公演を見てコンナに幸せな気持ちで眠る夜はココ数年なかった、、物凄い創造的パワーに触れる一夜でした。 フランス系のアルゼンチン人をFranco argentina というらしい、、フランスとアルゼンチンは濃密な芸術界隈の行き来を土台とする誇り高き歴史を感じます。彼女の存在は、その中でも新しい。潔く自身の創造世界をシャンソンとラテン音楽の融合で展開していく音楽的な冒険に共感、力強い個性的なアーティストに無条件に惹かれます。今後の展開がトッテモ楽しみ。7月6日Oreja Negla, 7月14日NOTORIUS 必見Facebook NANAeNADA
2013.06.21
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新しい歳を迎え早々、貴重な刺激を頂いています。良い鋭いものを見る機会、ショックというか衝撃的な作品に出会うことができました。サンマルティン文化センターの写真展は、作者の父親が幼い頃に自殺した生い立ちが作品に刻み込まれていました。写真家の方は双子の姉妹のようで、傷ついた二人が悲しみを癒すための深すぎる絆、そして父親の遺品、実際に父親が亡くなっていた様子を二人が演じていたり、、とにかくアマリの内容にギャラリーで一気に囲まれて目眩がするほど、鋭い素晴らしい作品でした。こんなに衝撃を受けた作品に出会ったのは初めてかもしれない。個人的な内容、物語をこのように築き上げた作者に拍手。この過程はある意味、自身の気持ちを整えるテラピーでもあったのかもしれません。この後の作品は、どうなっていくのだろう、、http://complejoteatral.gob.ar/ver/fotografia/258-MARIELA-SANCARI--El-caballo-de-dos-cabezas----Teatro-San-Martinブエノスアイレス大学主催のダンスフェスティバルが行われています。ディレクターAlejandro Cervera氏のインタビューが放送されているのを偶然きくことができました。彼曰く「最近のダンス作品はテクノロジーの発達と共にダンス自身の存在感が薄い、今回の作品は皆ダンス自身に重きをおいている」、、丁度その日に行われていた公演に駆けつけてみると、舞台の照明は実にシンプル、全く変化のないといいていいほど、柔らかい明るい照明がともされたまま、変化は始まりと終わりのみ、名コレオグラファーOscar Araiz 氏のダンサーの個性が輝く細やかな振り付け、ダイナミックで表情豊かな素晴らしい技術を満喫。繊細な芸術的な展開に感動と新たな衝撃、ディレクターの言うとおり、あまりの脚色は逆に生身の人間的な波動が薄れてしまう部分がある。シンプルな輝きの大切さと厳しさを心に刻む機会になりました。 29日まで必見Rojas Danza 2013
2013.06.18
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お馴染み大家さん一家と合流、奥様の親友・子供病院の看護婦姉妹も駆けつけて下さって、久しぶりに賑やかに過ごしました。この一家の猫、犬みな揃って座っている独特な食卓にマリオも加わって、まさに生き物万歳的な様子にトテモ幸せを感じています。 大家さんの奥様が街角で見つけた特別なプレゼントを頂きました。大好きなフリーダカーロの絵がプリントされています。我が家にも原画のコピーされた額があるのですが、愛するインコと共に描かれた自画像。彼女もインコが大好きだったみたいです。衣装にしてほしいとのこと、、夏の公演にゲスト出演などの際にメキシコで使用できる日を夢みつつ、、 暖かい一家に感謝。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.17
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昼からタコヤキを持って久しぶりに大家さんの御宅へ伺います。その後、サッカークラブを訪問、そして夜は親しい友人のコンサート、、 一週間前から大家さんは大変はりきって祝宴を準備してくれていて、正直ハラハラしていました。人の記念日を祝うのはトッテモ好きなんですけど、自分のは避けたい、、。 恥ずかしいというよりもプレッシャーというか、一つ歳を重ねるごとに考えてしまう。 「一体なにやってんだ!」って声が聞こえてくるようで、、。 丁度、父の日でもあるので余計おおきく聞こえてきます。 大家さんは数日前、実は父の日であることにも気がついて、尚一層もりあがっています。そんな流れに暖かさと多くの物語の重なりを感じて、あたらめて感謝、感謝、ひたすら感謝。 この歳まで健康で、ここまでこられるとは思っていなかった。先日の列車事故を見てシミジミ思う、、あの列車にのっているか、いないか、、運というにはアマリに厳しい、そんな別れ道をドレだけ越えて、この歳に辿り着いたのか、、だからこそ意味のある日々になるように頑張らなければ。 尊敬する丁度10歳目上の音楽家の方が10年ほど前に私の歳を聞いて、「若いね、この歳は身体にこたえるよ」って言っていたことを思い出しています。その方の素敵な活動をフェイスブックを通じて日々知ることができて、元気を頂いています。国歌斉唱 http://youtu.be/y-nY4J7A93gただただ、ヒタスラ今日を積み重ねているだけですが、歴史はソレナリに刻まれていて、初めて先日アルゼンチンの国歌を舞台で歌うことができました。日本を出発した15年前=父が亡くなって15年、幼少を含めて20年のアルゼンチンとの物語を今一度、深夜かけて歳を重ねる前にふりかえっています。 これから何処へ向かっていくのか、将来の設計を建てる間もなく、きっと目の前のことに向かうことしかできない。10年後に世界の何処かで振り返ることができるか、できないか、、vamos a ver.. 感謝の一日の夜明け前、、佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.16
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2006年から初めて剣道基礎講義が充実しつつあります。回を重ねるたび改良、更新を続けてきました。どのように伝えたら、より身体に自由を得てもらえるか、、それが始まってからずっと課題になっています。というのは始めた当初、生徒の多くはアニメの影響が多く、実際に運動をシッカリ行ってきていない若者が多く、身体は硬く、柔軟性がないため、細やかな動きに苦戦していました。全ての競技の基本となるのは実は柔軟性と気がつき、ケガをしないためにもマズ心身をほぐすことから始めたところ、生徒の成長が非常に早く確実になっていきました。他の武道以上に剣道は早さとタイミング、腕力以上に一瞬の反応が全て。対応するための身体つくり、トレーニングとしての講義に形を変え、コミュニケーションも含めた交流の機会として煮詰めています。身体が成長していくなかで、それぞれの道へ進んでいけるように、、この機会を日常に生かしてほしい。あるものは俳優業に、あるものはストレスをほぐし、あるものは土台して剣道そのものの道程へ、、飛躍の身体つくりの願いをこめ「はちどり講座」として2013年は改名。 今日のトレーニングも良い形で仕上がりました。生徒さん達が喜んできてくれている、そして帰っていく姿を見送るのが本当に幸せです。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.15
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若干16歳の少女がゴミ箱に捨てられていた事件に始まり、今日の朝は再び列車追突事故。昨年の2月に大事故を起こしたSarmiento線で、ブレーキが利かずに停車していた列車に衝突、死者3人、ケガ人は300人以上にのぼる大惨事。集中治療室で35人が重体で治療を受けているとのこと、、同じような事故が繰り返されるのは人災。全テレビ局が中継している様子を見ていて、怒りと哀しみで多くの国民が沈んでいた1日。難を逃れた方も電車が24時間停止となったため、帰宅に苦労したことでしょう。 今度こそ、今度こそ、2度と起こらないように、、2度あることは、、には絶対なってほしくない。とはいえ、、多くのことが明確にならないまま時が流れるばかり。16歳の少女の件は警備カメラが発展している時代ならでは。 彼女の蒸発するまでの道程が様々なカメラに撮影されていて、なんと最期にカメラに目撃されたのは自宅に入るところとのこと。一気に報道は急展開、犯人は御家族の誰かとして捜査が進んでいるようです。 昨日までは犯罪者が未だ辺りに存在していることを皆で心配し、治安の悪さに焦点がおかれていましたが、、家族神話の壊れた社会の寂しさ、恐ろしさへ話題は急展開。 近所の高齢の方が「結局、誰も信用できない世の中なのね」、、家族から離れ一人暮らす高齢者の多い集合住宅で、ふと皆さんの経緯を考えてしまいました。家族の幸せが絶対ではない、、憧れに近い「暖かい家族物語」というものが本音なのかもしれません。そんな多くの家族の問題を抱える中で他人の幸せを願う余裕はないのかもしれません。 週末、大家さんに誕生祝いに招待されました。父の日でもある大家さん一家の団欒に加わります。心をこめたタコヤキを持って参加する予定なのですが、せっかくなので御近所の皆さんにもタコヤキを配ろうかと思っています。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.13
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周囲は風邪をひいている人、発熱中の方が多く、ブエノスアイレス近郊では流行の風邪で死者が8人ほど出ているそうです。毎日、生姜を食べているせいか、何時になく丈夫な今日この頃。少々のどが痛んだので自宅待機、先週トレーニングに集中していて、たまってしまった事務作業を行いつつ自宅待機。 5月に連絡をとっていたスペインの文化イベントから正式な招聘の連絡を受け、ブエノスアイレスで御馴染みのライブカフェからも新しいデュオでの企画における良い返事を頂いて、自宅にいながら気持ち的に多忙な1日でした。これもそれもインターネットのお陰、、以前では考えられない、自宅が世界に繋がっているこの感覚を利用できるかどうかで仕事に繋がっていきます。 今日もマリオを肩にのせパソコンに向かい世界を旅する日々。今日は何時になくブエノスアイレスに霧が立ち込めているらしい。気温は何時になく暖かです。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.11
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6月に入ってからフルで身体を使用して煮詰めた日々の個人的な御褒美、久しぶりに大好きなワインValmont、焼肉でエネルギー回復。ユックリ眠ってすごしました。 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.09
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情熱的なアクター講義終了の翌日、久しぶりに剣道基礎講座が再開。新しい生徒に今までとは全く違う流れでの授業を展開しています。今回は尚一層コンテンポラリーダンスの要素に趣をおいて、身体作りを徹底的に煮詰めることから始めました。寒い中、駆けつけてくれた生徒達、皆満足して帰っていったようで手ごたえのある初日を終えました。今後の展開、成長を楽しみにしています。 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.08
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毎日4時間に渡る授業、Suzuki Vew Point Training 講義が終了しました。5日間、非常にハードで緊迫した日々が続き、久しぶりに体力的な限界に挑戦する日々を送ることができ、多くの発見、感動が盛り沢山。講師のエルネスト・マルティネス先生に感謝しています。 多くの東洋文化を吸収する機会を目にする度、参加したい気持ちは山々なのですが、どう考えても自然な授業の流れに逆らってしまいそうな気がして見送り続けています。逆に考えれば、タンゴの授業を日本人の先生が日本で行っているとして、そこにアルゼンチン人が現れたら先生はプレッシャーを感じずにはいられないと思うのですが、きっと同じ状況になってしまう、、今回ふみきったのは、続けている踊るチャランゴ、そして剣道講義の日々を重ねるにつけ、学んでいるバレエ、コンテンポラリーダンスと武道が自然に関りあっていく流れの中で、今一度たしかめたいことがありました。創設者の鈴木先生自身も、歌舞伎、能の技術にバレエ技術を深く取り入れることになったとのこと、最初の授業で学んだ基本姿勢はバレエのグランプリエと、剣道における蹲踞の融合。その狭間で保ち続けなければいけない、体力的に厳しい姿勢を保つことに趣が置かれていました。 2日目からはシェークスピアの長めのセリフを覚えなければならず、そのセリフを厳しい姿勢の中で言い切らなければいけない。スペイン語の難解なセリフを覚えることさえままならない上に、スピードの変化、ストップ、全員で揃えること、、など課題も盛り沢山。個人的には東洋の動きにスペイン語のセリフは違和感があり、決して学んではいないものの、能の動きの際は頭の中で自然に古典の言い回しが聞こえてきて、一気にセリフが白紙となってしまいます。日本人であることを認識する機会でもありました。参加者は皆さん舞台俳優として活躍する方ばかり、中にはカナリ有名な方もいらっしゃったようです。存在感が格別でした。しかもウルグアイ、ブラジル、チリ、コスタリカなど、このために遠方からワザワザ訪れている方もいて、アラタメテ演劇人の情熱と意識の高さ、集中力と逞しさに圧倒されました。レベルの高いメンバーに混じって講義を重ねるごとに、舞台で全てを解放するという個人的に最も苦手で苦痛な状況も、最終日には楽しめるようになりました。 授業の合間の先生の演劇メソッドも非常に豊かで、一気に視野が開かれる機会となり、大きく物の見方、意識を方向転換させられた貴重な機会に感謝しています。このメンバーで後もう1週間、1ヶ月、煮詰めてみたい、、終わってから個性的な面々の様々な場面を振り返っています。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.07
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数日前に届いたラテン舞台芸術センターからのおしらせに、舞台芸術に携わる人のためのトレーニングの講座の知らせを受け取り、初めてSUZUKIメソッドを知りました。講師はアメリカで鈴木忠志のお弟子さんに学んできたというコロンビアの演出監督、そして俳優を勤める方。この面白い流れにのってみました。 佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.03
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御馴染みサンタクルス教会の日曜・夜のミサに初めて参加しました。今日は特別な日だったようです。到着すると教会の外で賑やかな歌声が聞こえていて、カルロス神父が彼等に入場を促すと、大勢の若者が歌いながら、なだれ込んできました。そのまま彼等は教会の中央で歌い踊り続け、冬の始まりの寒い夜のミサは一気にカーニバルモード。その陽気さに皆、微笑んでしまいつつ、戸惑っていると、カルロス神父曰く「彼等はMrcubyaという儀式を終えて、特別な体験を重ねてきました。彼等に話を聞きましょう」と5人ほどのグループを作り、若者の話を聞きました。 神を通じて特別な体験をしたらしい、、18歳から26歳までの年齢限定。大都会ブエノスアイレスで精神的な拠り所を探している若者達。多くの悲しみを共有できる信じられる仲間との出会い、解放された心持ちを語ってくれました。 教会で過ごす静かで穏やかな一時に惹かれているのですが、若者の足を教会へ向かうことを促すには、こういった賑やかに集合する一時を演出する必要があるのかもしれません。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2013.06.02
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