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川岸の空に132匹のコイノボリが泳いでいます。朝のニュースで放送されていて、最寄りだったので自転車で駆けつけました。尾張旭の矢田川、、印旛橋の東側の両岸にかかっています。風がなかったのでズラリと並んだコイノボリはマルでシシャモのようでしたが、、赤、黒の大きな父母コイノボリが中心で、震災で亡くなった子供の追悼、そして被災した子供達の元気を祈って青色コイノボリは東北に送られたそうです。「青い鯉のぼり」プロジェクト。(5月5日まで泳いでいるそうです)尾張瀬戸でも様々な形で震災お見舞いの企画が展示されており、日常生活で皆さんのお見舞いと祈りの機会を目の当たりにします。そんな詳細を調べていて様々な募集をみつけました。 「キャンセルが出て4名足らない」という,, 被災地へ御訪問の旅の募集が,,,メキシコの日本人宿で特別な夜がありました。応接間に集っていた宿泊者全員が何らかの形で東北震災に携わっていて、看護師、調査員、現場援助 ,, 本格的に関わった方々の貴重な話を聞くことができました。ボランティアセンターのバスに乗って東京から福島へ行ってきたばかり・・という話によると、大変多くの方が現地に赴き活動してきたけれど、最近ではボランティアが不足しているそうです。彼曰く「まだまだ沢山やることはある」とのこと。誘って頂いた福島へ向かうバス出発日は丁度、帰国日の当日で間に合いませんでした。おしらせの出ていたページから即手続宮城県十八成浜ボランティア募集鯉のぼりに導かれ東北へ。微々たる力、こころ全て,, 何かお役に立てますように、、佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.30
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帰国してマズ最初にすること,, 最寄り図書館で本を借ります。10冊も借りられるのでユックリ日本語で視野を深める機会。北川民治さんの壁画が描かれたメキシコ風な瀬戸図書館の出口に様々なチラシがあり、「2016 あいちトリエンナーレ説明会」のお知らせに出会いました。母でないですが、キットこの情報に出会うために図書館に行ったのだ、、と思いつつ翌日、説明会に駆けつけました。 テーマは「虹のキャラバンサライ」、現代美術や舞台芸術のアーティストが「旅」の視点を取り入れた作品を展開。この機会に今までの旅を通じた物語と創作をお届けすることができれば、、と企画をまとめています。「旅」に欠かせない長年使用していた小型ラジオが壊れてしまったので新しいものを新調。帰りの電車で聞いてみると丁度、長淵剛さんの特別番組が放送されていました。富士山麓で夜通しで10万人コンサートが開催されるとのこと。歌も活動も情熱そのもの、、ほぼ同世代アーティスト 浜田省吾さんの新しいCDのキャンペーンもPALCOの入り口で開催されていました。学生時代に聞いていたアーティストの方々の御活躍の様子に、聞いていた当時の「情熱」と初心を思い出します。本当に時はあっという間に流れましたが、何事も情熱さえあれば進んでいける、、歩みを進めるべき場所に移動する事、「旅」の意味を確認。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.28
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実に15年ぶりに一緒に誕生日を祝いました。いつも離れたところから電話やメールで「おめでとー」と騒いでいましたが、ヤハリこうしてEn Vivo(直接)はいいものです。感覚的に誕生日に力を込めるのはラテン的な流れなのかも,,きっとヨーロッパも同じくだと思うので、西洋的と言った方がいいのかもしれません。が、母は基本的に誕生日にはクールです。でも、こうして朝食にロールケーキで御祝いできるのは実に新鮮な楽しさがあったみたいです。遠州森町の抹茶ケーキ、実にシットリ濃くがあって美味しい。ご案内マップを頂いてきたのですが、遠州森町は「南アルプス赤石山系に連なる森と清流の豊かな自然に包まれ、信仰の道、交易の道の要衝として栄えた町で千円余の歴史を刻む神社、仏閣も数多く、舞楽や祭、陶芸が独自の文化を形成している」とのこと、、そんな豊かな味わい深いケーキを食べて、遠州森町に伺う日を夢見ています。個人的に家族事に向かっていますが、新聞でネパール地震のことが数多く取り上げられていて言葉を失います。「お父さん何故いってしまったの? 立派な大人になることを約束します」という置手紙が御遺体に添えてあったという話。(その横に足立区で起こった我が子をシッカリ育てられない親の事件の記事が・・)今年3月にメキシコで写真家のKumonさんを通じてネパールの素晴らしさを体感したばかり,,きっとKumonさんは多くの友人の暮らすネパールのことで非常に心を痛めているに違いない。丁度メキシコから出発する直前に、宿のオーナーさんが娘とネパールに行くことを夢見ていると話してくれたばかりでした。なにか微力でも出来ることはないか,,模索しています。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.27
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長旅の疲れと目的達成で、バタンキュー。倒れこんで深い深い眠りにおち、朝の小鳥たちの非常に賑やかなサエズリに目が覚めました。我が家の前には山と広場が広がっています。ガーデニングに徹している母自慢の庭はマルで森のよう。緑に包まれながら別世界にいるような穏やかな1日の始まり。今日は市長選挙が全国で行われていました。買い物ついでに母についていき、久しぶりの日本のスーパーでアマリに揃った品数に朦朧、、日本の豊かさをアラタメテ思い知りました。 庭仕事好きな母がコーディネイトしているという母の友人の庭をのぞいてみると、、普段留守にしている友人の方が丁度、帰宅されていて思わぬ再会となりました。アトリエ御訪問、画家で俳人のEMONさん新しい作品を描かれています。素敵な絵画、お話を満喫、すっかり長居してしまい選挙終了間際に慌てて選挙会場へ。母が自宅を出発するときに「会えるような気がする、、」と話していた正にその方に選挙会場の出口でバッタリ。いつも思うのですが、母はテレパシーが常に働いているような人で、どこかに出かけると必ず会いたいと思っている人に会えるそうです。私もソンナことがよくあるので血筋かもしれません。瀬戸市の実家で2日目。 人、自然との再会の一時。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.26
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23日に出発して25日に到着、時差の関係で日付がスゴイことになっていますが、実際は直行便なので意外な短さでトータルで15時間ほど。メキシコシティ発、モントレー経由、成田着。気が付くと到着アナウンスが流れていました。到着した成田で毎回、この看板に涙します。おかえりなさい、「無事帰ってこれました、ごぶさたしています」と一人つぶやきながら前に進みます。「おしごとですか?」「はい、海外公演のため楽器と機材になります」そこで公演のパンフや資料を見せます・・毎回のことですが荷物が多い割にスムーズに気持ちよく税関を通過。 宅急便でスーツケースを送り、リムジンバスで新宿へ。新宿から格安バスに乗ろうと思ったのですが、遅い便しかなく深夜に到着となってしまうため、東京駅からJRバス直行で名古屋に向かいました。2年ぶりの東京は電車もバス停も新しくなっていて、車内は水を打ったような静けさ・・ 賑やかな笑い声の響き渡る騒々しい車内に慣れてしまったため、あまりの静けさに緊張します。今回はトンネルの非常に多いコースで途中、初めて通過のサービスエリア静岡「遠州森町」で母の誕生日プレゼントケーキを購入しました。お茶好きな母にピッタリな抹茶ロールケーキ。リュックサックにはメキシコから持ってきた庭の壁にかける大きな民芸品も入っています。夜7時近く、、夕ご飯を食べようかとしている頃合いに実家に到着。予定通り突然、扉を開け「おたんじょうびおめでとー」 念願のサプライズ帰国を達成できました。 勘のいい母は「なにかおかしい,,」と思ってはいたようですが、まさか帰ってくるとは思っていなかったようで「あらっ!?」と一言、大変驚いてくれました。そして何事もなかったように一緒に夕食、日本第一食は母のカレー。サプライズ大作戦、まずはささやかな目標達成!束の間の日本での滞在で体制を整え、これから本格的に始まるメキシコに備えます。メキシコ予定6月 シティ/サウンドパフォーマンスフェスティバル・メインアクト7月 ベラクルス/ポエトリー芸術祭・ゲスト、 シティ/文化施設にて特別講義開催8月 シティ/平和祈念月間、文化施設、学校にて公演,講義6-8月 新作「鹿とハチドリ」制作・発表佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.25
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窓から見える翼がまるでエイのようです。Campecheで出会った杭の刺さったエイを思い出していました。そのエイの涙目が忘れられない,, 今頃どうしているのだろう。 Campecheで創った歌「夢の海辺」のミックスダウンが出発直前に送られてきました。追加されたギターが素晴らしい、、さすがの名ギタリストAngelさんの仕事。この歌に寄り添う映像に、この翼を加えたい。大きな大きなエイの翼..長い空の旅、持ってきた本をジックリ読んでいます。Gloria Contreraさん率いるUNAMのダンスカンパニーの成り立ちと自身の制作秘話。先日おこなわれたGuillermina Bravoさん、巨匠Amaria Hernandez、、メキシコの女性舞踊家は舞踊だけでなく哲学そのもの。天女のように君臨、舞踊制作における偉業・メキシコの舞台芸術の歴史を積み上げてこられた。 無知では失礼、慌てずマズじっくりと彼女達の仕事を理解してから進めるべき・・この本を読んでシミジミ。この本を執筆したManuel Blancoさんの文体が非常に繊細な優しい目線が心に響きます。名美術評論家Raquel Tibolさんようにメキシコでは、そんな巨匠にピッタリ寄り添う記者の存在が常にある。時差の関係で23日に出発して25日に到着するという途方に暮れる長い空の旅ですが、兼ねてから見たかった映画RIOも見ることができ感激、 飼われて幸せに暮らしている飛べないインコの冒険、、まさに「マリオそのもの」な物語で皆に薦められた訳がわかりました。(他、熊のPaddintong, Breaという子供むけ映画の中にあったものもトッテモ良かった)機内は充実した寺子屋。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.24
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次々と・・招待状(依頼)が届いて6,7,8月の予定が決まりつつあります。メキシコからブエノスアイレス帰国予定は5月27日だったのですが、メキシコでの公演&創作活動のため滞在を延長することを決めました。メキシコ長期滞在と仕事のための手続き、映像の編集、足らない(故障している)機材の追加、、そのために一時帰国が決定。しばし日本人宿に不在のため、いろいろ変更してきた「鍵作戦」など全てを引き継ぎ、いろいろアドバイスしてくれた長期滞在の方々に御挨拶。久しぶりの長い空の旅。父の代からお世話になっている旅行会社メキシコ観光に格安、破格な直行便を見つけて頂きました。日取り希望は「母の誕生日」直前。 1度でいいから黙って帰国して、扉を開けて「誕生日おめでとー」とやってみたかった! このアイディアに友人一同ワクワク、メキシコ、アルゼンチンの関係者が喜んでくれました。彼等は家族と誕生日を非常に大切にしています。すぐ戻るため出発の荷物は超少なめ、母と弟の誕生日プレゼントのみ。(弟の誕生日も実は間近) そんな「サプライズ一時帰国」の実施。 すぐ戻ってきます、いってきまーす!!メキシコ予定6月 シティ/サウンドパフォーマンスフェスティバル・メインアクト7月 ベラクルス/ポエトリー芸術祭・ゲスト、 シティ/文化施設にて特別講義開催8月 シティ/平和祈念月間、文化施設、学校にてオーガナイズ6-8月 新作「鹿とハチドリ」制作・発表佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.23
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3月9日より始まったメキシコでの新しい挑戦、メキシコ日本人宿・サンフェルナンド館のサポートスタッフ45日目、1か月半の間に重なった物語、友情、事件、、etc 正直ストレスでリタイヤした時期もありましたが、朝焼けの空の下、パンを担いで宿に戻ってくる道程が気持ちがよく、今となっては毎朝6時に起きて、朝ごはんを支度することが心地よいリズムとなりつつあります。宿泊者の様々な相談や、健康を損ねた際の応援、緊急事態発生時の対応、道案内からタクシーの手配、、最近取り組んだ「鍵の管理」に関しては特に力を入れ、鍵のことが気になって眠れないこともありました。色々な事で頭がイッパイになってしまうため、「これは絶対よくない」(本業に差し支える)と思ったのですが、歯車さえ噛み合えば、1日が今までの何倍もの意味を持っていくような気がする,,様々な人生経験を積んでいる旅人の皆さんとの日々は濃厚です。2004年からメキシコにくる度に滞在してきてオーナーさん一家、特に娘さん達の眩しい成長ぶりを見るのも嬉しい。初めて訪れた時、長女は3歳、次女は生まれる前。今年15歳、11歳になる彼女達。きっとソレゾレの進むべき道程へ向かって高校、大学と進学していくのでしょう。そんなサンフェルナンド館のFacebookとTwitterを引き続き更新していますので、よろしくおねがいします。http://twitter.com/sanfernandokanhttp://www.facebook.com/mexicohostalsanfernando
2015.04.22
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ショート・ポエトリーフィルム「はちどり」を共に制作したコロンビアの映像作家マルセーラがメキシコにやってきました。彼女は非常に長い時間をかけて制作している自身初の本格的な長編ドキュメンタリーの完成にむけ頑張っていて、その後1歩の映像の色調整をメキシコで行っています。「はちどりの想い Sentimiento del Colibrihttp://www.youtube.com/watch?v=2i8Ez9TjlAY「踊るチャランゴ」発想の拠点となった場所、Palacio de las bellas artes 王宮芸術劇場で再会を果たすことができ感激。丁度、写真家Henri Caltier Bresson の特別な展示が行われていて、一緒にジックリみることができました。本当に素晴らしい写真の数々,, 92歳で亡くなるまで歴史に残る素晴らしい写真を撮り続け、最後は自画像を残して他界。どの写真も構図とタイミングが特別で、惹きこまれる作品ばかりです。17日まで開催されています。(入館料49ペソですが一見の価値,大あり )展示会場の後、3階の壁画も目の前でジックリ見ることができます最上階のシケイロス、オロスコ、ディエゴの巨大な壁画の前で暫く佇んできました。あまりの迫力に呆然・・マルセーラも「この時代のメキシコのアーティストはずば抜けている」 一緒に作品と公演を作ってきた彼女と感動を共にできることが幸せでした。そのあと彼女がフト「1度も見ていないプロレスを見に行ってみたい」というのでArenamexicoへ。メキシコならではのショービジネスなプロレスに大受け、彼女がアマリに大笑いするので一緒に笑っていましたが、、この日の試合は正直イマヒトツでした。間延びしているというか,, 個人的には真剣勝負が見たい。先日のSHURIさんやKamaitachiさんの試合ではソンナことが伝わってきたので心に響く一時に興奮。この日はソレが全く感じられず下手なチャンバラを見ているような味気無さ,,帰り道にマルセーラが「メキシコのシュールレアリスムがたまらない」,, 先日アルゼンチンから来ている写真家マルシアも同じことをいっていました。自由で豪快、そんなメキシコの佇まいに多くの人が惹かれています。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.21
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Radio UNAM スタッフの皆さんは社会派。日々Facebookなどを通じてメキシコを中心に世界で起こっている様々なことに関する意見交換が放送だけでなく、日常でも交わされています。自分のこと以上に社会に関心があって、、報道や活動を通じて何かを還元していこうとする方々。特に仲良しな折り鶴企画のカロリーナと、デザイナーのパトリシアが連れてきたスペインから来たばかりの哲学者のマルタさんと共にイロイロ話し合ってきました。今日のテーマはメキシコで最近、子供が頻繁にさらわれてしまう,,という怖い話題。臓器移植や労働のために子供が必要とされ誘拐されているという,,。 シティで普通に生活しているとメキシコは平和で安全になりつつあると錯覚してしまうのですが、地方では頻繁に事件が起こっていて、都心でも思わぬ出来事が隠されています。お馴染み愛息子Haritzのいるカロリーナは本当に心から憤り心配していました。子供といえば、、この日スペインのバルセロナでは13歳の少年が多くの武器を持って登校、「先生を皆殺しにする」と普段から口にしていたそうですが、実際に行動に出てしまい、先生一人が犠牲になりました。この事件はメキシコでもニュースでカナリ取り上げられていて、アメリカの銃乱射の事件のようなことがスペインでも起こってしまったことに、息子さんもいるスペイン人マルタさんは非常にショックのようでした。子供のいる女性の注目する二つのテーマを独身族のパトリシアと私はシミジミと聞きつつ、それぞれの最近かかわった作品の内容を説明。子供を産み育てる創造性と、作品を産み育てる創造性の交信が嬉しかった。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.20
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先日おこなった録音の続編、リコーダーソロとパーカッション、チャランゴの変更などを一気に行い、最終的なミックスダウン前の状態に何とか辿り着くことができました。この録音のために管楽器奏者Guillermoさんの御宅に伺ってアレンジを煮詰め直し、準備万全でのぞんだのですが、なにしろ時間はあっという間に過ぎでしまいます。 この仮録音の音源を元に映像編集を行い、最終的には再び学校へ届けることができるまで、日々できる全てを行なうのみ。あとは作品のエネルギーの行方におまかせ・・ 初日、2日目と伺ったポエトリーリーディングフェスティバルの最終日。Rosalio Castellanosの詩をChiapaの先住民族の言葉で朗読、朗読の合間に演奏されたインストゥルメンタルな音楽の演奏が素晴らしかった。哲学者であり詩人であるEduardo Galeano氏が亡くなられた日に始まり、その追悼と共に非常に想い入れの深い演出で、コーディネートを行なったメキシコ人の詩人Ana Francoさんが称賛されていました。繊細な周波数の一致による出会いの演出に開眼。公演終了後のレセプションでお店の宣伝も兼ねてMoshi Moshiという寿司屋さんが御食事を提供していました。会場には再び一人で訪れたのですが、同じく一人で訪れている方とSUSHIをつつきながら談笑、意気投合。ベラクルスから訪れている語り部のルイスさんは、同じようなイベントを準備しているとのこと。Moshi Moshi Sushihttp://www.moshimoshi.com.mx/6,7月の予定が次々と決まり、、メキシコでの日々を続投する可能性がでてきました。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.04.19
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スペイン女性創造者フェスティバルで御一緒したダンサー、カロリーナ Calorina Cortes が先日発表した作品 Reina Roja のドキュメンタリーを映像で紹介、常に伝統文化と大地との関係を模索し続けている彼女は、映像上映の後、リクレーション講義も取り入れて多くの参加者に大地とのコンタクトを促していました。きっと彼女も彼女の周囲の方達も大切にしているのはキット物凄くシンプルなこと。 自然との繋がりや、古くから伝わる習慣や薬草の研究、、そんな交流会がシティ各地で開催されています。彼女の友人、詩人、音楽家の方も特別な方々で、公園でフト笛を取り出し、鳥と会話を始めたり.. 彼等と偶然立ち寄った公園には、円形の素敵なドームがあって床は木製で特別な組み方が施され神秘的な世界満載。彼等に導かれ、異次元にワープしてしまったような・・再会の記念に乾杯。彼等のお薦めの店で「特大のフラスコビール」と40cm大のタコス。サン・コスメ周辺の面白さ発見の一日。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2015.04.18
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メキシコのコンテポラリーダンスの大きな基盤を築いた偉人、、国立バレエ団の監督を長く務めたGillermina Bravoさんの功績を称える本が完成。その記念講演がPalacio de bellas artes 王宮芸術劇場で行われました。メキシコの舞踊の歴史を築いた多くの偉大な女性コレオグラファーAmalia Hernandez, Gloria Contrelas,,,、この劇場を訪れる度に重量感のあるメキシコ文化、新しい時代を築いてきた芸術家の方々の道程、、ここに初めて訪れることができた72年以来、多くのことに憧れ続けています。数年前に手にした本「メキシコ現代舞踊の歴史」に大きく取り上げられていた方、Gillermina Bravoさんの関係者が一堂に介し、それぞれが彼女にまつわる思い出と仕事の背景を語っておられました。彼女の舞踊哲学、そして若者の可能性をダンスを通じて模索。迫力のある人生を皆さんのお話、そして上映された映像で目の当たりにして、つくづく思う。「まだまだ足りない・・」 遥か彼方の憧れの場所、高すぎる山の頂を見上げるばかり。今後のメキシコでの道程をジックリ、心して進めていくことをお約束。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.16
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昨日に続いてポエトリーリーディングフェスティバル2日目。今日はplaza de Sonora 音響広場で8個のスピーカーを別々に機能させての詩の朗読がありました。立ち位置によって別物に聞こえるというので、広場を歩き回りつつ楽しんでいる観衆と森林、広がる音色、声、、不思議で素敵な空間が広がっていました。昨日出発した直後、扉を開けると飛行機に乗っているはずの方が立っていらして、玄関で2分ほど固まってしまいました。「入れて頂いていいですか?」・・ それからは航空会社に交渉と苦情を交互に行って目的達成。メキシコの出国カードは侮れません。離陸寸前に搭乗口で出国カードがないと大変なことになります。メキシコにお越しの際はクレグレもご注意を。そんな珍道中で満ち溢れたANANさん(宇宙名)とハトを愛するTSUJIさんと一緒にグアダルーペ寺院へ。「教会でよくみかけるハトが何故か下を向いている・・理由」 ものを書いていらっしゃる方は日常みすごしていることをフト掘り下げる機会を提供してくださいます。 そんな大きな下向きハトに出会い一同感激。天からのメッセージを身体にとりこむ・・ そんな意味合いがあるそうです。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.15
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Casa del lago..湖の家。以前から気になっていた森林の中、多くの文化施設がある場所に初めて伺いました。講義や映画祭、ダンス、コンサートなど多くのイベントがCasa del lagoで行われています。Festival de poesia voz en alta の告知には詩の朗読との様々な共演があり、フランスのダンサーMichell Raji が気になって駆けつけてみると、主催者から「表玄関で待機してください」との指示。歩いてきた道を戻り入り口で待っているとダンサーMichell Raji と詩の朗読者がやってきて「私たちの旗は透明です」とビニール袋と棒を配った後、参加者にマジックを渡され何かを書くようにとの指示をうけました。「空とぶハチドリ aleteo de las grullas 」と書くと多くの参加者が「あ、日本語だ」と嬉しそうに写真をとっていました。その旗を持って森林ロードを歩き会場へ。舞台の前の通路には詩の書かれた紙の上にトマトが置いてあり、朗読をしながらトマトをつぶしていきます、、(個人的にはトマトを投げる祭など、食べ物を粗末にするのは嫌いなのですが、先日のダンス公演も同じくトマトをつぶす場面にメキシコではよく遭遇します)舞台の前にはAyotzinapaの犠牲者の写真、、辿り着いた舞台で本格的なダンスを見ることができました。舞踏、トルコ舞踊の要素がフンダンに取り入れられた個性的で迫力のある舞踊での詩の朗読との饗宴。舞台終了直後に話しかけてきてくれた方は山小屋を経営されている方で意気投合。フェスティバル初日のパーティーに参加して一緒に楽しみつつ記念撮影をしていると背後から先ほど踊っていらしたMichell Rajiさんが・・ サプライズな記念撮影に大感激です。本当に目からウロコな良い1日でした。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.14
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折り鶴プロジェクトの続編として誕生した音楽制作。先日リハーサルで試したものを持ち寄って一気に録音してみました。まずベースとなるチャランゴを録音、友人である歌手カロリーナのお兄さんが録音エンジニアを担当してくれました。前回の滞在でお会いした際にマリアッチを歌ってくれた方、こんな形で再会できる魔法に感激しつつ・・しかも息子さんは日本語を勉強しているというのでコーラスに参加してもらうことになりました。続いて管楽器の名手ギジェルモの木管フルートとカロリーナの歌、彼女の暖かい歌声はトッテモ魅力的で、この歌にピッタリと寄り添ってくれました。次の日曜日に再度、アレンジも含めての微調整を行います。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.12
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リハーサルのため伺った名ギタリスト、アンヘル・チャコンの御宅で話の流れはCampeche での様々な出来事、(エイを助けたり、ゴミを拾ったり etc )から歌が生まれた話へ・・ そのまま彼の自宅スタジオでレコーディングとなりました。エキスパートな方々との制作はスピードはモチロンですが、音色や和音における厳しさ、次々と生まれるアイディアを交わす激しさ、一瞬、一瞬の閃きが刺激的です。 レコーディングで突如カルミーナが別のメロディを歌い始め、戸惑いましたが即興で彼女の歌についていきました。 曲が変わってしまって戸惑いつつ・・再度、聞き直してみると悪くないかも・・。カルミーナが変えてしまった流れが実は非常に良い締めとなっている気がする・・ 彼女曰く「自然に流れていった、海にうちよせる波のように」メキシコシティは暖かな日差しでハカランダが満開。日本と同じく・・春、生まれる季節。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.07
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不思議なお客様、約2名の攻撃的で自己中心な波動にスッカリ消耗。様々な問題も発生して長時間対応でストレス大抱え状態になり、午前中に一旦宿を出て友人の家に避難させてもらいました。歌手カルミーナに宿の状況を話すと「トンデモナイ人は何処にでもいる、敢えて関わる必要はない」、、といっても・・受付をしている以上、関わらない訳にはいかないもので・・。 仕事柄どれだけ関わりがコントロールされていたかにアラタメテ気が付きました。カンペーチェの写真を一緒に見直しながらフト、「明日、楽器をもってきて」 突然リハーサルに誘われました。 彼女の公演に2009年参加して以来、歌声も創造性も特別な彼女と何かできるのは本当に刺激的で嬉しい。話は前後しますが、昨日はイースター最終・復活の日でした。再びグアダルーペ寺院にて、小犬が何気に参加している姿に癒されつつ、、疲労回復、復活あるのみ。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.06
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共演者となる鹿さん、、アーティストLiaの授業に参加、彼女のエッセンスを体感することで制作の方向性を見直します。午前中はDiego RiveraのAnahuacalli美術館にて、即興のオカリナ生演奏で彼女の生徒達に踊ってもらいました。カタツムリ登場。ひさしぶりにジックリ姿を見てみると、実に面白い。手に乗せるとベタッとするのはチョット苦手ですが、娘のXUEちゃんと観察。午後からは幼稚園児から小学生低学年の子供達へのダンスの授業、特別講師として参加。この子供達は将来的にLiaの指導でハチドリの舞台を制作するそうです。 子供達のダンス授業は本当に皆で遊んでいるような楽しさがあって、賑やかで楽しい。授業を終えてから再び打合せ。今日は一気に最後まで舞台のストーリーを煮詰めることができました。後はリハーサルと制作あるのみ。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.04
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本日イースターJueves Santo、午前中にグアダルーペ寺院へ訪れる際に、路面バスの中で沸々と浮かんで現地で一気に仕上げた出来立てホヤホヤの「新しい歌」を抱えて、折り鶴企画で御一緒した美術と音楽の先生、カロリーナとギジェルモと合流。二人ともソレゾレの個性的な音楽活動を実施しつつ、教職に携わる素敵な佇まい。彼等と過ごすことのできる非常に和やかで暖かな一時がまず嬉しい。編曲も含めて煮詰めてみました。「祈りの翼」Letra y musica Mari Sano雨に打たれる 命の灯何も知らない 夢の道私たちは いつも 未来を描きたいすべてに 虹がかかる日を 守り続けたい祈りの翼 羽ばたく ここから遥か遠くの 哀しみの街へ丁度この日の朝、ケニアで150人にのぼる学生が殺されてしまったニュースがテレビで伝えられていて、憤りと悔しさで頭がイッパイになりながら、イースター直前のグアダルーペ寺院に向かいました。全体の音楽とメインの歌詞はできていたのですが、トータルな歌詞に至らず、、彼等との打ち合わせ程度を予定していたのですが、まるで光が差し込んでくるように一気にトータルで煮詰めることできました。 今回の滞在は特に、ソンナ押し出されるような瞬間に数多く遭遇する日々。 将来的には生徒さん達自身の歌、演奏におまかせできれば・・と思いつつ、寺院の花束の上に鶴を置いてきました。Mil grullas por la paz en Colegio Madridhttp://madridcomunica.mx/?p=5831Grullas en el dia Internacional de felicidadhttp://madridcomunica.mx/?p=5846佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.03
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メキシコだけでなく世界的にイースターはクリスマスのように家族団欒の一時。サンフェルナンド館のオーナーさんも、久しぶりの家族での一時を過ごすため旅立ってしまい、丁度時期を同じくしてお客様が沢山、、なんだか多忙な日々が始まりました。出たり入ったりな状況なので、今日は宿待機。仕事の打ち合わせ先も変更、ダンサーの友人に宿にきてもらいました。昨年に出会ったLiaとアラタメテ今後の企画を煮詰めています。創造的な彼女とは本当にアイディアの循環がスムーズで、娘のXueちゃんも6歳とは思えない頭の切れの良さ。今日も偉大なダンサーIsadora Duncanの人生について語り始め驚かされました。ちなみにサンフェルナンド館前の墓地はベニートフアーレスの墓で有名ですが、なぜかIsadra Duncanのプラカードも設置されています。メキシコとの芸術的な深い繋がりがあったとのこと。ダンスにおける非常に大きな動きがあるメキシコならではの背景。「鹿とハチドリ Venada y Colibri」今日から、いよいよ始動。今年こそ42年越しの夢・達成への道程を築いてみたい。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.02
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友人の写真家パトリシアの「semanasanta聖週間の特別な場所に今から向かう、またとない貴重な機会」という誘いに、大雨が降りそうだったので少し迷ったのですが、彼女が師匠と慕うカルロス・コントレラスさんを中心とする報道写真チームについていきました。Iztapalapaのトルネーロという、市内からはダイブ離れた山の上で、現地に到着する前、車の中で「ここには決して一人で来てはイケない、この辺りの多くの家は誘拐犯だから・・」!? 昨日そんな地区で育ったダンサーの一人舞台を見たばかり。まさに現場に翌日きてしまったという、、まるで前触れのように物事は流れていく、、。その地区の教会の中で着付けをしているキリスト役の青年マヌエルくんを撮影。彼は8歳の頃からキリストの役を演じることを夢見ていたそうです。傍には彼が背負う125キロの十字架がありました。実際に持ってみて、その重さに唖然。しかも担いで歩いている間に多くの人に蹴られたり殴られたりするそうで、まさにキリスト最期の人生を実際に演じる、、そんなSemanasanta 聖週間の芝居 Crusificacion を地区の住民が創っています。キリストは3年に1度変更。マルエル君は変わって1年目、デビュー目前。悪魔役の青年は既に15年演じ続けているとのこと。大雨の中、ビニール袋を被って奮闘、撮影に徹しました。 幸い芝居が行われている際は雨があがり、水たまりで反射する光が美しく効果的でした。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.04.01
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