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阪神の林威助選手が背番号31になるんだって。[記事]阪神の浜中、背番号が5に(朝日新聞)浜中おさむ選手が「31」から「5」に変更になり、林選手が代わりに「31」をつけるのだそうです。おおお、ミスタータイガースの番号じゃないですかぁ。これは猛烈に期待されているってことなんだろうな、きっと。●中華隊の3番候補林選手はワールドベースボールクラシック(WBC)の台湾代表候補60名の中に入選。先日の第1回の代表候補選手集合のときはまだ日本にいたのでサボったようですが、最終の30人に選出されればアテネオリンピックに続いて二度目の中華隊代表入り。アテネのときはスタメンに入れず、ほぼ代打出場でした。スタメンの選手がケガをして1試合だけスタメンで出た試合では2番打者。が、今度のWBCでは、林華韋監督は彼を3番打者で起用する方針らしい。1年半で控えから3番打者に。すごく成長してるんだろうな。[記事]中華台北 理想中心打線 總教練林華韋 擔心捕手搭配訓練問題(big5)[記事]林華韋:經典賽 中心打線有譜(big5)上のは大きな写真つきの記事です。林選手関連だけ2つまとめてざっくりと。中華隊代表・林華韋監督の考えでは、WBCに出場する中華隊の中心打線は台湾・日本・米国のプロ野球の結合になる。林威助・陳金鋒・彭政閔、この3人が3~5番を打つのが中華隊の最も理想的な中軸の並べ方だ。林監督曰く、「阪神の林威助は素晴らしい選手だ。打撃も守備もとてもいいし、足も速い。中華隊の中軸を打つにふさわしい力を持っている」。「打撃はもともといいが、傑出しているのは守備力だ。もしケガしてないかったら、2002年のドラフトでは7位じゃなくて、もっと高い順位で指名されていたはず。」阪神はすでに林選手のWBC参加に同意しており、12月10日に帰国して代表候補選手の練習に合流する予定だ。大絶賛ですねー。打つほうは日本の二軍でもあれだけ打ったし、あたりまえのように高評価。そして守備での評価も高いようです。守備力が傑出しているとまで書いてあります。日本での記事を見ると、守備のほうはあんまり得意じゃないみたいでこの記事でも「守備は課題」と書いてあり、今も特訓中みたいなことが載ってますが、台湾だと守備の名手になっちゃうんですねぇ。→[記事]林がブルペン“投げ込み”宣言(デイリースポーツ)(11/27)アテネ五輪のときの徐生明監督も、「林は守備がいいね。スタメンは無理だけど、守備固めに使えるよ」とか何とか言ってました。それって、台湾の他の選手がものすごく下手っぴってことかー? (実際には徐監督は代打で使ってたから、冗談かも知れないけど)記事中の構想では、3番が林威助選手、4番は陳金鋒選手(ドジャース)、5番は彭政閔選手(兄弟象)とのこと。そういえば陳金鋒選手の楽天の入団テストはどうなったんだろう? 厳しそうっていうニュースは見たけど、やっぱり不合格?●実はもう内定済み?[記事]林威助、WBC台湾代表に内定(Number)(11/24)これは先週の日本の記事。もう台湾代表に内定済みらしい。え、そうなの? 本当かなあ。だってまだそういう段階じゃないし、台湾でもそんな記事はないみたいですが…。しかも記事には誰々が発表したとかの情報源が書いてないので、いったい何だかわかりません。五輪にも選ばれてたし、あの頃より日本で実績を積んだ今回も実質的に選出は確実、だから内定ってことなのかなぁ。
2005年11月30日
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社会人野球って、結構ブラジル出身の選手っていますよね。ちょっと前なら今は楽天にいる玉木重雄投手(三菱自動車川崎)、今ではシダックスで4番を打つ佐藤二郎(ツギオ)選手やJR九州の田中マルシオ敬三選手が代表的でしょうか。(調べてみると、田中選手は出身はブラジルだけど、高校の頃から日本に留学&帰化している(?)ために日本人扱い、みたいです)前回のワールドカップ・キューバ大会で優勝候補大本命かつ地元のキューバ相手にあと1イニング抑えれば勝ち、ってところまで来たクレベル小島(克莱柏)投手も三菱重工広島にいた選手でした。翌年台湾で活躍し、現在はケガで帰国中。来年また台湾に戻って来るとか。さてさてこのたび、また新しくブラジルから選手がやって来るそうです。しかもブラジル代表クラスの。[記事]社会人野球のヤマハに新戦力 ブラジル代表2選手加入へ(中日新聞)ヤマハにブラジル人選手が2人加入。チアゴ・カンポス・デ・マガリャエス選手(24歳)と、ロドリゴ・ワタナベ・ミヤモト投手(24歳)。記事にもあるように、ロドリゴ投手はロドリゴ宮本、あるいはリーゴ宮本の登録名でヤクルトスワローズやミキハウスにいた選手。ミキハウスでは外野手をやっていたはずだけど、9月のワールドカップの名簿や記録を見ると投手で登録されてて登板もしてます。ヤマハでも投手をやるみたいです。もう一人のチアゴ選手のほうは全然知りません。珍しく日系人でもない。どんな選手なのかな。記事には「俊足強肩の右の大砲」とあります。まずはマイナーリーグ経験があるようなので、マイナーリーグでの成績を見てみると。[網頁]Tiago Camposマイナーリーグ4年間で通算572打数、打率.227、ホームラン10本。長打力は秘めているが、率が上がらない感じでしょうか。最下級のルーキー級では3割打ったけど、クラスが上がってシングルAになると打率1割台。このへんが壁だったかな。それから572打数で158三振と、ずいぶんと三振の多い打者のようです。そしてベストナインを獲得したという、9月にオランダで行われたワールドカップのときの成績を見てみると。[網頁]Offensive statistics for Brazilいちばん下、Tiago Magalhaesというのがチアゴ選手のことっぽい。みてみると、予選リーグ8試合に全て3番センターとして出場、29打数12安打 .414 二塁打3本、ホームラン1本。堂々のチーム首位打者。キューバや韓国、オランダからはノーヒットだった一方、中国やパナマからは固め打ちで3安打以上。はまるとすごいタイプ?打った相手に偏りはあってもトータルで打率.414なんだから立派なもんです。だって、4番に座ったシダックス・佐藤二郎(ツギオ)選手が.206しか打てなかったんだから。なお、ロドリゴ宮本投手のワールドカップでの成績は、記事では「17回を投げて2失点」と書いてありますが、ワールドカップのサイトで記録を調べてみると、4試合で合計12+1/3回を投げて5失点、自責が4というのが正しいみたい。→[網頁]Pitching statistics for Brazil●ヤマハ新体制[記事]社会人野球:ヤマハ新監督、高柳信英氏が復帰/静岡(毎日新聞;もうすぐ消えちゃうのでgoogleのキャッシュで)(11/2)これは今月頭の記事ですが、2名のブラジル人選手を迎えるヤマハは西川公紹監督が退任、高柳信英氏が監督に復帰とのことです。引退選手の情報も載ってますよ。関連する過去の日記:→[過去の日記]ブラジル代表には社会人の選手がいっぱい(9月4日の日記)
2005年11月30日
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日本のプロ野球ではもう来年の日程が発表されていますが、台湾はのんびりしたもので、毎年わりと直前になるまで決まらない気がする。来年の日程に関する記事がようやく出てますが、まだ方針を決めている段階らしい。[記事]中華大聯盟/明年球季3/18開打 採4連戰9/1日擴編到30人(big5)(11/28)来年の開幕は3月18日だそうです。今年は3月12日だったから、1週間遅いことに。理由は、ワールドベースボールクラシック(WBC)があるから。WBCの日程は以下のとおり。一次リーグ:3月3~5日二次リーグ:3月13~15日準決勝:3月18日決勝戦:3月20日WBCの準決勝の日に職棒は開幕です。…つまり、台湾は準決勝に進む気はないらしい。WBCもせっかくの野球界の大イベントなんだから、WBCが決勝戦まで終わってから職棒開幕したほうがいいんじゃないかと思うんだけどな。時差があるから時間的には重ならない、なので構わないって判断なのかしら。で、開幕がWBCのために繰り下がりるのでお尻も繰り下がるのかというと、それはできない。なぜなら、アジアシリーズがあるから。どうも11月6日までには台湾シリーズを終わらせないといけないらしい。そして、今年から始まったプレーオフ(季後賽)も継続。なので、来年の職棒は今年より短い期間で今年と同じ試合数をこなさなきゃ、ってことで例年よりも日程がちょっと圧縮されて、今までなかった"4連戦"もするらしい。どんな日程になるのかしらん。そして日程がキツくなるので選手を増やさないとねってことで、八百長騒ぎで"4"から"2"に削減されることになっていた外国人選手枠が"3"に戻る予定とのこと(熊さんチームが反対しているので決定ではない)。[記事]開放三洋將 熊[竹龠頁]CPBL不能再走回頭路(big5)熊の陳杰成さん曰く、「中華聯盟は世界中で試合数が少ないのに最もシーズンが長いリーグだ」そういえば台湾のシーズンって試合数のわりに長いですよね。あったかい気候のためか、日本やメジャーリーグに比べると早めに始まって、遅くまでやってます。台湾は2リーグが合併して新生CPBLになってから、1チームは1週間に3~4試合、全部で週10試合を行なう日程になってます。全部で300試合あるから、30週は絶対にかかるわけです。その上にオールスター休みや雨天順延分が入るので、もう少し長いことに。合併後のCPBLの開幕日と閉幕日は以下のとおり。2003年:3月01日に開幕して10月06日に閉幕 (220日) 100試合2004年:2月28日に開幕して10月31日に閉幕 (218日) 100試合2005年:3月12日に開幕して10月19日に閉幕 (222日) 100試合(2004年の日数は8月の五輪休み4週間28日を引き算したもの)ご近所や馴染みのあるリーグと比べると(2005年)。日本セ:4月01日に開幕して10月14日に閉幕 (198日) 146試合日本パ:3月26日に開幕して09月28日に閉幕 (188日) 136試合四国IL:4月29日に開幕して10月16日に閉幕 (171日) 090試合MLB:4月03日に開幕して10月02日に閉幕 (184日) 162試合韓国::4月02日に開幕して09月28日に閉幕 (181日) 126試合(日本パはプレーオフを含めると10月17日に閉幕)メジャーリーグはほとんど休みナシですね。週休1日ペース。日本と韓国は週休2日くらいのペースですか。それに比べて台湾は試合してない日のほうが多いです。台湾の場合はゆったりした日程だから選手数もあんまり多くなくて済むし、観客動員が見込める週末中心に試合ができる。四国アイランドリーグの日程に余裕があるのも似たような理由でしょう。ただし、陳杰成さんはこれじゃイカン、先進国に追いつくには日程も合わせないとっていう主張のようです。(ヨーロッパのリーグは台湾よりももっとゆったりしてるみたいですね)なお、その他の事項としては、メジャーリーグにならって来年は9月1日になったら登録枠が25人から30人に拡大されるとのことです。普段、あまり試合に出られない若手選手にチャンスを与えることが狙いなんだって。
2005年11月29日
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米国の独立リーグから撤退すると発表されていたサムライ・ベアーズが、「京都ファイアーバーズ」として再出発、社会人野球に登録するという記事について、先日の日記に書きました。→[過去の日記]日本選手権はベスト4決まる&サムライ・ベアーズは京都でクラブチームに(11月26日の日記)で、予定どおり、昨日(11/28)に設立会見が行われたそうです。夜のスポーツニュースでもやってました。記事ではこのあたりが詳しいです。[記事]京に社会人クラブチーム 「サムライ」母体 江本氏が設立会見(京都新聞)(11/28)[記事]「野球の底辺拡大と夢の実現」 江本氏、野球チーム設立(京都新聞)(11/28)[記事]京都に江本監督クラブチーム、選手は無給(日刊スポーツ)感想は。これって、サムライ・ベアーズとは全然違うチームじゃないの?ってこと。「サムライ・ベアーズに在籍したメンバーの数人が参加を希望しており」とあります。数人しか希望してないわけで、選手はほとんど入れ替わってしまうようです。支持母体(スポンサー?)はそのまま残るみたいですが、外野の人間から見れば選手がほとんど入れ替わるのなら違うチームって感じがします。新聞記事によってはサムライ・ベアーズとのつながりに一切触れないものもありました。海の向こうで苛酷な環境に耐えて腕を磨いて来た選手たちの集団が、そのまま日本に帰って来て社会人の頂点を目指す、なんていうドラマを期待してたのですが、そうはならないようです。ちょっと残念。今まで「プロ」として活動して来た選手ですから、クラブチームでは物足りなかったんでしょうか(社会人野球の登録規定のこともあるのかも)。遠征費などは支援者から出るそうで、クラブチームとしては恵まれた環境になりそうですが、やはり選手は無給とのこと。今までは厳しいながらも収入があったはず。もっと待遇の良いチームを求めて去って行ったのかも知れません。なお、スポーツ情報サイト・スポーツナビの携帯版ニュースによれば、江本孟紀監督も無給、とのことです。気になるのは、参加を希望しなかったほとんどの選手の今後の行き先。だいたい決まっているからこそ、ファイアーバーズのほうに参加を希望していないっていうことなのかな。プロ球団の入団テストを受験して高評価だった選手もいるようで、明後日(12/1)の「二次ドラフト」で指名される選手も出るのかも。また、江本さんも、サムライ・ベアーズの選手たちが路頭に迷って困っているから、彼らの面倒を見るために責任を取って日本にチームを作ったってことではないことがわかりました。京都のクラブチームは最近チームが増えてます。一緒に盛り上げて行って欲しいものです。サムライ・ベアーズはアメリカで戦う日本人だけのチームっていうのがアイデンテティであり、だからこそ注目された、っていう部分が大きいと思います。それが、これからは言わば普通のクラブチームになるわけで、何か面白いことをやって特色を出して欲しいな、と。京都ファイアーバーズは来月にトライアウトを開催して選手を募集し、来年度からの登録・3月からの公式戦出場を目指すとのことです。
2005年11月29日
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以前の日記で、郭源治さんが日本・台湾・韓国のプロ野球OB同士で親善試合を計画している、ということを書きました。マスターズリーグの国際版みたいな感じっぽいのですが。[過去の日記]郭源治さん日台韓OB戦を計画(9月27日)このときには11月17~20日に開催予定、とあったのに、そういえばもう過ぎてます。私もすっかり忘れてました(←おい!)。この大会は計画倒れでお流れになった…のではなく、続報が出ました。[記事]台韓日退役棒球明星 下月台北較量(big5)(11/26)どうも予定が変更になり、1ヶ月遅れて12月13~19日の開催となったようです。この記事は韓国の偉いかたの発言が元のようで、韓国チームの話題が中心。韓国の監督は韓国ロッテの成基英氏、選手は金城漢・張鍾熏・鄭森欠・朴盧俊・李光恩の各選手の名前が挙がっていますが…うー、どんなかたなのか、全然わかんないや。軽く検索してみると、金城漢さんはアテネ五輪予選のときの韓国代表コーチ、張鍾熏さんは韓国プロ野球歴代ホームラン記録保持者、だそうです。へー。韓国チームはすでに練習を始めていて、最低でも2勝1敗が目標とのこと。で、この記事で韓国チームの話ばかり出てくるのは韓国の新聞が情報源だから、みたいですねぇ。どれどれ、ってことで韓国の新聞も調べてみますと。[記事]韓国オールドスター代表チーム、来月13~19日までたいてい-日-台湾親善競技(朝鮮日報)(翻訳サイト経由)あったあった。しっかり記事になってました。翻訳サイトってすごいですねぇ、私はハングルは全然わかんないのに、何となく意味がわかっちゃう。選手名簿も載ってます(サッパリわかりませんが)。で、この記事によれば、日程は、12月14日 天母 18:30 韓国vs台湾12月16日 新莊 17:00 台湾vs日本12月17日 台中 18:30 韓国vs日本12月18日 高雄 未定 決勝とのことです。ウェイライスポーツ放送局(緯來?)で台湾全域に生中継だそうで。どんな試合になるのか楽しみ。
2005年11月28日
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日本選手権の間にもクラブチームの話題がいろいろありました。今日はそのネタで。●西多摩倶楽部監督に松岡弘さん[記事]社会人野球:元ヤクルトの松岡さんが西多摩倶楽部監督に(毎日新聞)西多摩倶楽部、退任した谷沢健一前監督の後任に松岡弘さんが就任されるとのこと。元プロのかたが社会人野球チームの監督を務められるのは珍しくはなくなりつつありますが、全体から見ればまだまだ少数、さらに2代続けて元プロ監督となるとかなり珍しいのでは? 西多摩倶楽部は今後もずっと元プロの監督を迎えますよ、っていう意志表示にも思えます。だんだんこういう流れも広がっていくんだろうなぁ。松岡さんというと、「テレビ東京の解説者をしてる、メガネをかけた色黒のオジサン」っていうイメージなのですが、現役時代はすごかったんですねぇ、通算191勝。沢村賞も獲ってるんだ。こりゃ失礼しました。ひろしさん、じゃなくて、ひろむさん、なんですね。松岡さんは1967年に三菱重工水島(←自動車じゃないよ)からヤクルトの前身であるサンケイにドラフト5位指名、後にプロ入団ということで、約40年ぶりに社会人野球界へ復帰となるそうです。[記事]元ヤクルト松岡氏が西多摩倶楽部新監督(日刊スポーツ)こちらの記事を見ると、昨日(27日)は「あきる野市長杯」という大会の決勝戦があり、松岡新監督も球場に来られたそうです。そういう大会があるんですねぇ。JABAに載ってないから、正式な公式戦ではないみたい。社会人野球の今年の公式戦は日本選手権で終わっちゃったけど、こういう大会はちょこちょこやってるのかも。ちょっと調べてみると、「あきる野市長杯」は今年で第6回目の開催で、西多摩倶楽部が自ら主催している大会とか。決勝戦で西多摩倶楽部は6-1で勝って優勝したとのこと。相手はどこだったのかしらん●谷沢クラブトライアウト一方、西多摩倶楽部を去った谷沢健一さんは千葉県柏市で「谷沢野球コミュニティ」(略称YBC)という団体を作り、傘下にクラブチームを設立して来年から新規参入するとか。最後の"C"がクラブじゃなくてコミュニティっていうのがちょっと変わってます。ただYBCというは団体名で、チーム名はまた別とのこと。現在募集中で、"YBC"が先頭について「YBC○○○○○」、というような名前になるらしい。→[記事]社会人野球:元中日・谷沢さんのクラブチームが名称募集/千葉(毎日新聞)さて、YBCの公式サイトを見ますと。[網頁]谷沢野球コミュニティ千葉 公式サイトすでに第1回トライアウトが行われたとのことで、合格者が載っています。谷沢さんが早稲田大学OBで現在も客員教授ってこともあり、早稲田大学の野球部から何人も受験→合格してるみたいですね。ところで、トップチームの合格者のところに名前のある「吉田英之」って、三菱重工横浜にいた吉田英之選手? 三菱重工横浜がクラブチームになったときに退部してしまった選手でした。まだ若かったのに。セカンドを守っていた選手と記憶。あんまり試合には出てなかったはず。何週か前の週刊ベースボールには、トライアウトを受けた吉田選手は企業チームに所属した経験がある、みたいなことを書かれてたし、それに以前の選手名鑑を見ると、元三菱重工横浜の吉田選手は市立柏高校の出身。YBCの本拠地は柏市。やっぱりそうかな?公式サイトを見る限りではYBCはなかなかしっかりした体制になりそうで、かずさマジックもうかうかしてられないですねぇ。
2005年11月28日
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昨日はワールドベースボールクラシック(WBC)の候補選手60名のはじめての集合がありました。集合って何やるんだろう、せっかく集まるんだから軽く練習でもするのかと思ったら、偉い人の話を聞いて、あとユニフォームの採寸をしたとか、そんな感じらしい。「決起集会」のようなものだったみたいですね。高校を出てマリナーズと契約した156km/h右腕・黄佳安投手は胸囲が120cmもあるらしい。すんごいな。ただし、昨日は候補選手60人のうち、象の選手はファンの集い(?)のために欠席、獅の選手たちも欠席、メジャー帰りの陳金鋒選手は体検(って何?)のため欠席、日本組もあらかた帰国してないので欠席、結局60人中44人しか来なかったらしい。サボりすぎ。まぁ、「決起集会」程度なら他の用事があれば出なくてもいいよ、ってことなんでしょうか。●許銘傑投手も辞退?サボリ組にはケガで不参加決定的という曹錦輝投手(ロッキーズ)、先日の日記でも書いたように辞退を申し入れているらしい張誌家投手(西武)も含まれます。さらにこの記事によれば。真中へんに書いてありますが。[記事]經典賽中華隊報到 旅外光芒蓋本土(big5)西武の許銘傑投手も張誌家投手と同じく、辞退を申し入れているみたいです。WBCに出てる場合じゃない、ってことなんだろうけど、個人的にはとても残念。というか、来年の去就決まったの?[記事]日本ハム1巡目陽が台湾代表候補に(日刊スポーツ)日本ハムに指名された陽仲寿選手も欠席でした。これ、今日の日本の記事なんですが、何で今ごろ記事に? お兄さんのソフトバンク・陽耀勳投手はちゃんと出席です。●WBC中華隊・今後の予定[記事]經典賽中華隊名單 明年1月25日確定(big5)こちらの記事には中華隊の今後の予定が書いてあります。WBCの日本で行われる分の試合日程はまだ素案レベルみたいですが、しっかり載ってます。12月19~31日 代表合宿1月6~22日 金曜日~日曜日を使って練習&練習試合1月25日 代表30人決定2月01~13日 オーストラリアで国際招待大会(10試合を予定)2月13~27日 この間に練習試合(8~10試合を予定)2月27日 日本へ出発2月28日 千葉ロッテと練習試合@東京ドーム3月01~02日 日本で練習3月03日 WBC・中国戦(予定)3月04日 WBC・韓国戦(予定)3月05日 WBC・日本戦(予定)いちばん鍵となりそうな、そしていちばんおもしろそうな韓国戦は3月4日の見込み。カレンダーを見ると3月4日は…おー、土曜日じゃないですか。予定明けとかなきゃ。日本戦はきっとチケット高いし、混むだろうからパス。おうちで見ます。(2005/12/8追記:最終的にこの日程にはならず、3日が韓国戦、4日が日本戦、5日が中国戦になりました)他にもオーストラリアへ行ったり、千葉ロッテと練習試合したりするんですね。とても積極的です。日本チームもこのくらいやって欲しいもので。[記事]建仔報到聚焦 返美前配合中華隊團練(big5)こちらの記事だと、2月28日の練習試合の相手は千葉ロッテじゃなくてソフトバンクって書いてあるぞ…。まだ流動的なのかも知れません。関連の過去の日記:→[過去の日記]WBC中華隊代表候補60人発表(10月18日の日記)→[過去の日記]張誌家、WBC辞退?(11月23日の日記)
2005年11月27日
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日本選手権は松下電器が優勝でした。おめでとうございます!NTT西日本000 000 010 00=1000 000 100 01=2松下電器[N]岸田(6+1/3,1失点)、徳留(1)、大西(0)、斉藤(3+1/3,1失点)-大原[松]山本隆之(7+1/3,1失点)、田中稔(1/3)、山本隆司(3+1/3)-新田今年は地上波中継が放送時間をたっぷり延長してちゃんと最後までやってくれまして、松下電器・新田玄気選手のサヨナラ打による優勝決定の場面を見ることができました。優勝のシーンっていうのは何度見てもいいですね。試合は終始、松下電器がちょっとだけ押し気味だったかな。ヒットも松下電器のほうがずっと多かったし。でもほとんど互角で、どっちに転んでもおかしくなかった。四死球も少なくてテンポも良く、いい試合だったと思います。走者と野手がぶつかって守備妨害とか、打球が審判を直撃!とか、初めて見たかも。優勝した松下電器・北口正光監督、最後は泣いていたようで、インタビューのときも黒目が光ってうるんで見えました。マイクを向けられると、夏はドームに出られずに悔しい思いをしたことを語っておられました。ここ4年続けて都市対抗に出られなかったチームが優勝してるんですよね。悔しさをバネに、っていうやつでしょうか。言うのは簡単だけど、バネにできないチームだってたくさんあるんだし、一度は傾いたチームを立て直すには大変な苦労があったのでしょう。松下電器は5年ぶり2度目の優勝でした。5年前は決勝で東芝を破って優勝、今回は初戦で東芝を破って優勝…。次こそ勝つぞ!NTT西日本は再三のピンチをしのいでしのいで…。耐えたけど、最後は前進守備の頭の上を越されてしまいました。前に守るのはあの場面だから仕方ないのかな。テレビに映ってた限りだけど、試合が終わってしばらく経ってからも選手の皆さんには笑顔もなく、すごい悔しそうでした。最後打たれた斉藤信介投手なんてベンチ前に座り込んでたし。でも強い相手を次々に破って決勝まで勝ち進んだんだから立派ですよ。また来年です。毎日新聞の記事。社会人野球:松下電器が5年ぶり2回目の優勝 日本選手権(毎日新聞)<表彰選手>最高殊勲選手:山本隆之投手(松下電器)敢闘賞:岸田護投手(NTT西日本)打撃賞:吉田憲一郎選手(松下電器)首位打者賞:重石勝司選手(九州三菱自動車) 9打数6安打 .667決勝戦で5打数5安打の大活躍だった吉田憲一郎選手はテレビ中継で試合中盤に出た字幕でも5割近く、そのあともヒット量産でこれは首位打者賞間違いなし、って思ったら上がいらっしゃいました。日本選手権ではベスト8で負けちゃっても首位打者賞の対象なんですね(都市対抗ではベスト4以上でないとダメ)。吉田選手は15打数8安打で打率.533です。決勝戦の活躍もすごいものだったけど、東芝戦でも中野真博投手から決勝のソロホームラン。打撃賞だけではもったいないような活躍ぶりだったようです。早いもので、今年の社会人野球のシーズンも終わり。公式戦はしばらく見られません。今日は中継を見ながら、このままずっと試合が続けばいいのに、なーんて思ったりも。長いようで短いようなオフが始まります。皆さま、1年間おつかれさまでした!(blogは明日からネタ枯れ、と。あ、二次ドラフトがあったんだった)
2005年11月27日
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今日は兵役の記事です。先日の日記で、中日のチェン(陳偉殷)投手が兵役短縮になり、帰国して12日間の軍事訓練を受けるということを書きました。いまちょうど軍事訓練を受けているところみたいです。野球選手は大きな大会で代表チームに選ばれたりして顕著な実績を残すと兵役短縮になるみたいですが、何をすると短縮になるのかっていうのは良くわからない上に、コロコロ制度が変わってますます訳がわからず、私の場合は具体的に誰それがこうこうこういう理由で短縮になったよっていうのを新聞記事で見てそのつど勉強する、っていう感じになってます。(本当は法令集とかにはちゃんと書いてあるんだろうけど、私の読解力ではきっと難しくてワケ・ワカ・ラン、に違いない)で、黄俊中という投手がいます。高校を出てすぐにメジャーリーグのレッドソックスと契約した23歳、まだマイナーリーグの1Aまでしか進んでませんがアテネオリンピックにも台湾代表で出場した選手です。この黄俊中投手もオリンピックに出たために兵役期間が12日に短縮になる資格(「補充役」という)を得ていて、このたび米国から帰国して軍事訓練を満了したとのこと。ここまではわりと良くある話で、王建民投手・曹錦輝投手・林威助選手・チェン投手なども五輪に出たので補充役資格を取得し、同じようにオフの間に帰国して軍事訓練を受けました。で、彼らは軍事訓練期間満了のあと、また日本や米国に戻って選手を続けるわけですが、黄俊中投手の場合はそうは行かないらしい。ややこしいことになってるようで、いろいろと記事になってます。まず前提としてあるのが、黄俊中投手は今年の3月に故障を隠していた関係でレッドソックスとの契約を解除され、現在は無所属状態ということ。今シーズンはずっと米国でリハビリ。治ったらまた契約する、みたいなことが書いてある記事も前に見た気がするので、契約解除は一時的なことなのかも知れませんが。この「無所属状態」が話をややこしくしているみたいです。[記事]黄俊中非旅外 將被迫加入熊(big5)(11/25)[記事]眼前三條路 黄俊中還想回美復健(big5)(11/25)[記事]黄俊中何去何從 近日掲曉(big5)(11/25)[記事]道奇胡金龍 不敢貿然當兵(big5)(11/25)たくさんリンクしましたが、ざっくりと書いてあることをまとめると。・彼は現在のところ国外の球団と契約していない状態なので、海外選手が受ける特別扱いをしてもらえない。国内の選手と同じ扱いを受ける。・しばらくは勝手に出国することは禁止。・国内の選手は12日間の軍事訓練満了後、「代訓」扱いとなり、代訓ドラフトを経て2年間国内のプロ野球チームに振り分けられて練習しなくてはならない。これと同じになる。・すでに彼は代訓ドラフトの名簿に登録済み状態になっている。・もしも彼が「代訓」を拒むと補充役資格さえも取り消され、1年半の間、ただの兵士として兵役を受けなければならない。何だかひどいことになってます。本人はまた米国に戻って治療を続け、投げられるようになったら再就職先を探して、みたいなことを考えていたようですが、それは認められない模様。どうやら全ては無所属状態なのがいけなかったらしい。野球選手だから兵役期間を短くしてあげたのに無所属では意味がない、かつ海外の球団と契約していない以上、出国はまかりならん、ってことなんだって。ちゃんとした所属先の保証がない以上、万一、このまま国外逃亡されたら困るってことでしょうか。記事によれば、黄俊中投手の選択肢は3つ。1.今すぐ海外の球団と契約する。ただし、日本のプロ12球団かメジャーリーグに限り、独立リーグや短期リーグではダメ。2.国内の兵役選手と同じように代訓ドラフトにかかり、国内プロ6球団のどこかで今後二年間、練習する。3.ただの兵士として1年半、兵役を受ける。ほとんど2.しかないじゃないですか。ただの兵士になっちゃってその間は野球ができないんじゃあ、選手生命に関わりますよねぇ。(ブランクなんて関係ないよーん、とばかりにちゃんと復活した偉い選手もいるので一該には言えないけど)本人は「12日間の兵役が終わったらすぐに帰るつもりだった、こんなことになるとは思ってなかった」みたいなこと言ってるので、全くの予想外だったらしい。アメリカに荷物とかそのまま残して来てるんじゃないのかな。現地の友達や大切な人とも急に別れ別れになっちゃうだろうし。なんか気の毒です。「代訓ドラフト」は代訓選手がどのチームで練習し、期間満了後にどのチームが優先して契約できるかを決めるもので、28日の月曜日に行われるとのこと。もうあと2日しかありません。もしこのまま代訓ドラフトに参加することになれば指名順はウェーバー順なので、今年の年間順位でビリだったLaNew熊が1位指名することが確定的とのこと。となると、米国へ行った選手が台湾に戻って来て職棒に身を投じる初めてのケースになるそうです。以上、今日は兵役関連のお話でした。相変わらず兵役のことはわからないことが多いです。わかってないまま書いてるので、内容ボロボロかも。適宜ツッコミをお願い致します。
2005年11月26日
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日本選手権も、そして今年の社会人野球のシーズンも、もうすぐ終わってしまいます。今日は準決勝でした。◇準決勝松下電器 4-3 鷺宮製作所NTT西日本 2-0 ホンダ今日もチームの公式サイトで速報を提供してくれる松下電器&NTT西日本さんの文字速報でチェック。その2チームが勝ちました。東芝が二回戦で負けた松下電器、とうとう決勝まで行っちゃいました。毎日新聞などの戦力分析記事ではもう何年も「打撃が課題」と書かれることが多かったと思いますが、今大会はなかなか良く点を取ってる感じ。鷺宮製作所の良かったこと。一回戦・二回戦の勝利を伝える毎日新聞・東京版(Web版)の記事の見出しが「鷲」宮製作所になっていたのが、準々決勝ではやっと「鷺」宮に直ったこと。一回戦→社会人野球:日本選手権 鷲宮が初戦突破 シダックスは1-2で惜敗 /東京二回戦→社会人野球:日本選手権 鷲宮、逆転で8強 終盤、一気に集中打 /東京準々決勝→社会人野球:日本選手権 鷺宮、序盤から猛打 強豪・日生降し4強 /東京埼玉県には鷲宮町ってありますが…。第二試合、ホンダはたったの2安打に抑えられてしまったそうです。あれだけ良く打つホンダが2安打、ですかぁ。笠木伸二投手にはぜひ、千葉県方面に出張していただいて「ホンダ打線の抑え方」っていう講演会を開いていただきたいもので。さて、決勝戦は。◇決勝松下電器vsNTT西日本優勝経験のある松下電器と、優勝経験のないNTT西日本。都市対抗に出られなかった松下電器と、都市対抗に出たNTT西日本。一回戦不戦勝だった松下電器と、一回戦から勝ち上がったNTT西日本。ドラフト指名選手のいない松下電器と、5人も指名されているNTT西日本。いろいろ面白そうな要素はありますが、一回戦が不戦勝だったチームと一回戦から勝ち上がったチームが日本選手権の決勝で当たると、過去の成績では不戦勝チームのほうが12勝4敗と、圧倒的勝ち越し。やっぱり1試合少ない分、投手のやりくりが楽なんですかね。で、今年の両チームの対戦成績を調べると。同じ大阪に登録を持つ両チームだから、さぞかし今年だけでも何度も対戦してるのかと思ったら、不思議なものですねぇ、JABAのサイトの記録をたどったところ、公式戦での対戦は今年、一度もありません。NTT西日本は今年、大阪ガスと4回、日本生命と3回、デュプロと2回、NOMOクラブとも3回対戦してるのに、松下電器とはゼロ。で、両者の最新の対戦はというと、ちょうど1年前、日本選手権の準々決勝でした。このときはNTT西日本が序盤に松下電器先発の久保康保投手(いまは千葉ロッテ)を攻略して6-2で勝ってます。このときのNTT西日本の先発は岸田護投手、6回2失点で勝利投手でした。順番的には明日も先発かな。でも完投のあとの中1日はキツいか。明日は年に1度だけの地上波でのテレビ中継。試合は13時から、中継はNHK教育で14時からです。今年の社会人野球の公式戦もこれが最後のはず。じっくり楽しむぞ、と。
2005年11月26日
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蛇では郭泰源監督辞任に続いて呂明賜コーチまで自ら退団、さらに呉復連コーチも辞表出した?とかで、いったい何が起きちゃってるの?って感じになってますが、今日は獅のお話。獅は後期シーズンから大橋穣(大橋穰)監督が指揮をとっています。大橋さんの指揮のもと、後期の後半から猛烈な追い上げを見せて年間3位に入った獅はプレーオフに進出。が、蛇とのプレーオフの第3戦、9回に同点に追いついておきながらリリーフエースの凱撤投手を出さず、最後はサヨナラ押し出しで敗れた采配は獅迷にケチョンケチョンに。[記事]獅輸在失誤還是調度 不滿大橋穰 球迷罵翻:票選總教練(big5)(10/26)「来年の監督を決める投票はじめていいよ」「大橋監督が辞めないなら、もう統一の製品は買わないぞ」まぁ、すごいもんです。確かに凱撤投手はプレーオフ、ほとんど出番なくて宝の持ち腐れ状態でした。でも球団の偉いかたからはこの采配のことで信頼が揺らぐことはなかったようで、前期は借金生活だった獅が最後3位に入れたのは大橋監督の功績、ってことで、留任です。→[記事]獅第3 大橋穰留任(big5)(10/27)ここまでが1ヵ月前までの話。で、このたび、来年のコーチ陣が発表され、日本から新しく山森雅文さんがコーチに就任することになったそうです。→[記事]中華職棒》統一獅、總教頭大橋穰 續約(big5)山森さんってまだ阪急ブレーブスだった頃、完全にホームランになる当たりをフェンスの上によじ登り、身を乗り出してキャッチするスーパープレーでメジャーリーグの殿堂入りされたかたですよね。良く「珍プレー好プレー」とかの映像で見ました。現役時代も知ってるはず、なんだけどな。あんまり覚えてません。去年までオリックスの外野守備走塁コーチで、近鉄球団との合併のときに退任されていたそうです。なのでイメージでは守備コーチ、なんですが、獅では打撃コーチになるとのこと。大橋さんも確か元阪急の選手で、山森さんも阪急でしたよね。そのへんの縁でしょうか。これで獅は大橋穣監督、酒井光次郎投手コーチ、一色優トレーニングコーチ、そして山森雅文打撃コーチと、コーチングスタッフの半分が日本人という体制となりました。(日本のgoogleで"一色優"を検索するといちばん上に来るのは…何だこりゃ→一色優 - Google 検索 - )大橋監督は来年に向けて「優勝できなかったら辞任する」と、決意を語ったそうです。すごいこと言っちゃいますねぇ。それだけの覚悟ってことなんでしょう。来年も今から楽しみだ。
2005年11月26日
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日本選手権は今日は準々決勝4試合でした。大会で一番オモシロイと言われる準々決勝だというのに、今回はネット中継はおろか文字速報もないし、我が家には衛星放送などという近代的なモノはないので、せいぜい各企業のページで速報を見るだけ。要求不満気味。◇準々決勝鷺宮製作所 7-2 日本生命松下電器 13-2 九州三菱自動車 (7回コールド)NTT西日本 4-2 JR九州ホンダ 3-0 トヨタ自動車鷺宮製作所、今まで1つも勝ったことなかったのに、初勝利を挙げてから一気に3勝。前日まで強い勝ち方をしていた日本生命にも余裕のあるスコアで勝っちゃいました。こんなに打つチームでしたっけ。第二試合は松下電器さん速報サイトで。先制したのは九州三菱自動車だったし、途中まではそんなに一方的な展開でもなかったのに、7回裏に一気に8点入ってしまいました。文字速報で担当のかたが「九州三菱」と書くべきところを「東芝」と書いててちょっとおもしろかった。やっぱり同業他社(?)のことは意識するんだろか。第三試合はNTT西日本さんサイトの文字速報で。最初は一方的になりかけたけどJR九州さん2点まで追い付く。が、その先がなかなかチャンスにならなかった。オリックスに指名された岸田護投手、完投勝利。最後はホンダ・坂本保投手、完封勝ち。夏もドームで3試合投げて10イニング1点も取られず、秋は完封。すごい人です。ワールドカップでもそのピッチングをしてくれれば…。明日はいよいよ準決勝。頂点が見えてきます。◇準決勝鷺宮製作所vs松下電器NTT西日本vsホンダ関東と大阪対決、優勝経験アリとナシ対決、都市対抗出てない対決と都市対抗出た対決…。松下さんとNTT西日本さんが出るから明日も速報サイトでチェックできます。ありがたやありがたや。って映像で見たいなあ。待ち遠しいので決勝戦のビデオ録画、もうセットしちゃいましたよ。14時からNHK教育。試合は13時からだから、1時間遅れ、かぁ。できれば最初からやって欲しいけど、放送してもらえるだけありがたいです。放送は16時までで、延長アリだそうです。●JFE東日本も監督交代[記事]JFE東日本:蔵元修一氏が次期監督に就任へ(毎日新聞)JFE東日本、監督交代。退任する須合哲哉監督は社業に専念だそうです。須合さんも監督としては苦労が多かったことと思います。新監督は蔵元さん…、わかんないや。20年ほど前に川崎製鉄水島で監督をされたかた、だそうです。そのわりにはまだ49歳ですか。ずいぶん若くして監督になられたかたなんですね。というわけで千葉の2つの企業登録チーム、両方とも監督交代となりました。●サムライ・ベアーズは「京都ファイアーバーズ」に[記事]米独立リーグ:サムライ・ベアーズが日本で再出発(毎日新聞)元かずさマジックの佐々木大志投手が在籍ってことで、前にも何回か日記に書いたサムライ・ベアーズ。米国の独立リーグ所属の(ほぼ)日本人だけのチームということで話題を集めました。しかしこのたび、所属する米国の独立リーグが再編されてサムライ・ベアーズは削減対象となり、米国から撤退。国内のクラブチームとして連盟に登録し、再出発するとのこと。チーム名称は「京都ファイアーバーズ」で、江本孟紀さんが指揮をとるのだそうです。京都のクラブがまた賑やかになりますね。でも何で京都なのかしらん。他にも疑問点がいくつか。○その1:体制維持できるの?独立リーグで「プロ」だった頃と比べると、連盟に登録したクラブチームでは活動はかなり限られるでしょうし、有料試合をやるにしても、そんなに頻繁にできなさそう。今まで給料いくらだったのか知りませんが、もっと収入面では厳しくなるのではないのかなあ。メンバーもどのくらい残るんでしょうか。独立リーグの別のチームに移る選手とか、いないのかしら。記事にも新たに入団テストなどを行なう、と書かれていますが、収入条件が変わる以上、かなりメンバーは入れ替わるのかも知れません。○その2:元プロ扱い?今までサムライ・ベアーズに所属していた選手たちは「元プロ扱い」になるんでしょうか。もしそうなら、元プロ選手は1チーム3人まで(来年から)しか公式戦には出られない規定が大きく立ちはだかるような。○その3:どうなった独立リーグ?そもそも江本さんは新しく全国規模の独立リーグを立ち上げる予定だったはず。「京都ファイアーバーズ」との関係はどうなる?正式発表は28日とのこと。また注目してみようっと。
2005年11月25日
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日本選手権は折り返し点を過ぎて6日目。始まるまでは待ち遠しいのに、始まるとあっという間に終わっちゃいます。結果は。◇二回戦JR九州 5-0 三菱ふそう川崎ホンダ 5-1 JFE西日本トヨタ自動車 1-0 大阪ガスふそうさんは3回以降はたったの1安打だったとか。今大会は投げるほうが苦しそうかな、と思ったけど、これだけ打てなかったんだから投手陣が万全でもやっぱり負けてたでしょう。JR九州さんも強いです。次の相手はNTT西日本、去年の再戦です。第一試合で夏の王者が敗れたのに続いて、第2試合では昨年の王者・JFE西日本も敗退。ホンダの新人・角田理生投手、秋に入ってすごい調子いいみたいですねぇ。これは来年もホンダは手強そうだ。第3試合の結果次第では明日の準々決勝、4試合とも大阪のチームが出ることになるのかな、と思ったら、トヨタ自動車が大阪ガスを破って阻止。昨年の準優勝チームもドームを去りました。明日は準々決勝。夏は決勝まで勝ち進んだ神奈川のチームがみんな負けてしまってどよーんとした気分。でも好カードの連続です。(関西+東海)対(関東+九州)って感じになってます。◇準々決勝鷺宮製作所vs日本生命九州三菱自動車vs松下電器NTT西日本vsJR九州ホンダvsトヨタ自動車昨日の東芝の試合の記事が毎日新聞神奈川版に出ていました。[記事]社会人野球:日本選手権 東芝、松下電器に1-4 一時同点…粘り届かず /神奈川(毎日新聞)今年、打つほうでいちばん目立った活躍をした安田真範選手も姉さん女房なんですね。プロ野球選手では当り前だけど、社会人の選手でも結構多いような。「打つのは難しいんだぞ」っていうのが何かほほえましい。きっと、ご家族で「何であそこで打てないの!?」みたいな会話してるんだろうな。鈴木肇兼任コーチは「今年で引退する」のだそうです。これ、どういう意味なんでしょうか。選手だけ引退? それともコーチも引退?そもそも選手と兼任だったことすらほとんど忘れてました。3年前にコーチ兼任になってから1試合でも出たことあるのかしら。試合前にノックを受けているところさえ見たことありませんが…。なので今さら選手を引退って言われてもピンと来ない。やっぱりコーチも退くってことですかねぇ。となると、首脳陣もある程度は入れ換えかなあ。
2005年11月24日
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郭李建夫投手って憶えてますか? 1993年から1998年まで阪神タイガースに在籍。古くはバルセロナオリンピックで日本を二度破り、銀メダル獲得の主役になったとか。郭李投手は阪神を辞めたあと台湾に戻って鯨さんチームで現役を続け、最多勝や最優秀救援のタイトルを取った主力投手でした。ところが一昨年のオフに週刊誌に黒い交際をスッパ抜かれたとかで、本人は会見を開いて否定してたみたいですが結局引退。衰えて引退じゃなかったので大変残念。この時期、鯨は監督や主力選手が良くわからない理由で次々と辞任したり解雇されたりしてました。(私が鯨ファンでなくなった理由の一つ)●郭李監督、梅花旗で3位にで、郭李さんはその後、新設された開南管理学院という大学野球部の初代監督に就任。そして昨日、最終日を迎えた梅花旗という大学生の大会で文化大学や輔仁大学などの強豪を破って見事に第3位に入り、指導者としての手腕を示しました。[記事]開南5連勝 郭李樂透(big5)(11/19)この記事によれば、郭李監督の開南学院はまだ専用球場がなくて、室内投打練習場だけ。監督コーチが自分で整備して、学生は授業が終わって練習に来るのを待つのだそうです。大学野球の環境は良くわかりませんが恵まれているほうではないようで、なおかつ設立してまだ2年目なのに3位なんだからたいしたもの、っていうことみたい。記事の続きを読むと、どうも郭李監督は12月にチームを率いて大阪に来るようなことが書いてあります。大阪って、日本の大阪ですよね。フィリピンや、台湾の他の大学何校かが招待されるようです。12月6日から。どういう大会なんだろう? ちょっと日本の大学野球サイトなど検索してみたけどわかりませんでした。●大会表彰選手にアスピア学園の選手がズラリで、この梅花旗大会で優勝したのは林恩宇投手やチェン(陳偉殷)投手の母校の國立體院(國立體育学院)。今年に入って姜建銘・林彦峰両投手を日本と米国に送り出して戦力ダウンしたはずなのに、他の投手が頑張って大会を通じて自責点ゼロ、決勝戦も9-0の圧勝劇だったとのこと。この大会のタイトル獲得者は以下のとおりなのですが(一部略)。首位打者:呉弘傑(嘉義大学) .500打点王:李義偉(國立體院) 5打点本塁打王:廖英傑(國立體院) 1本投手賞:蔡明晋(國立體院)MVP:唐嘉駿(國立體院)今年、アスピア学園にやって来た選手がずらずらと並んでるじゃないですかぁ。これは将来楽しみだ。MVPの左腕・唐嘉駿投手は決勝戦で完封勝利。「9回投げて完封なんて初めて」。→[記事]梅花旗棒球賽》唐嘉駿 獲最有價値肯定(big5)林克謙(林古謙)選手はこの大会から投手に戻ったそうです。記事によれば抑え投手をやっていました。また、先ほどの記事にようれば、國立體院も郭李監督の開南学院と一緒に大阪に来るそうですよ。やっぱりどんな大会なのか非常に気になる。
2005年11月24日
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今日はテレビをつけたらお昼過ぎから駅伝をやっていて、スタートのときの音楽が「錨をあげて」でした。思わず「行くぞ開田~、突き放せ~♪」などと歌ってしまったことは言うまでもありません。さてさて、日本選手権は5日目です。結果は。◇二回戦九州三菱自動車 8-7 ホンダ鈴鹿松下電器 4-1 東芝NTT西日本 5-2 七十七銀行というわけで、夏に続いて秋も二回戦で終了。6年前の決勝に続き、また松下電器さんに勝てませんでした。今日は対戦相手・松下電器さんの速報サイトでチェック。最初からずっとリードされっぱなしでした。中盤に一度は追いついたんですけどね。追いついたらすぐ一発で取られるっていうのは3ヵ月ほど前と一緒だなあと。しかし銭場投手、出て来ていきなり致命的2点タイムリー三塁打っていうのは…。これがラストだったら悔しすぎでは。もちろん来年も現役ですよね?打つほうもヒットはソコソコ出るけど点が取れなかったみたいです。長打1本もナシ、ですか。今は大きいのが出ないと点が取れないですね。秋は公式戦10試合あって、全部が7得点以上か1得点以下かどっちか。ずいぶんムラのある打線でした。最後は残念でしたが、1年間おつかれさまでした。今年は「三大大会」で全部1勝ずつ、でしたねぇ。そしてこの試合で最後の選手のかたもいらっしゃることでしょう。今までおつかれさまでした。ネタは明日の新聞の記事で何かあれば拾ってみたいと思います。第一試合は九州三菱自動車が劇的大逆転勝ちとのこと。スコアだけ見ても興奮するような展開。この試合を見たかたは一生モノでは?[記事]社会人野球:日本選手権 九州三菱、着実に加点 ニチダイを5-0で降す /福岡(毎日新聞)(11/21)これは先日に見た一回戦の記事ですが、九州三菱自動車の本来の応援団が解散してしまったので、岡崎・京都の合同だったことが書かれています。そして、日本シリーズでMVPだった千葉ロッテ・今江敏晃選手の親御さんも京都の三菱自動車に勤務しておられる関係で、千葉ロッテの優勝パレードそっちのけで応援に来られたんだって。意外なところに縁があるものです。記者のかたも、良く気がつくものですねぇ。第三試合ではNTT西日本が勝ち、これで大阪のチームがベスト8進出3チーム目です。夏は関東のチームがベスト8のうちほとんど占めちゃいましたが、秋は大阪勢が好調。まだ大阪ガスさんも残ってますよ。明日でベスト8が出揃います。◇二回戦三菱ふそう川崎vsJR九州JFE西日本vsホンダトヨタ自動車vs大阪ガス
2005年11月23日
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ワールドベースボールクラシック(WBC)はメジャーリーガも含めた真の国別世界一決定戦、って触れ込みのはずですが、やっぱりいろいろあるようで。日本でも中日ドラゴンズの選手がゴッソリと辞退とか、マリナーズと契約したばかりの城島健司選手も辞退する方向とかで、「ベストメンバー」にはなりそうもない。王貞治監督も編成に苦労している、みたいな話が新聞に載ってます。台湾でも4人のメジャーリーガのうち曹錦輝投手(ロッキーズ)がケガでアウト、WBCには出場しないことに決定。王建民投手(ヤンキース)ら他の海外組主力選手も、ほとんどがまだ所属球団から参加の同意を取り付けていないとのこと。そして西武の張誌家投手が出場辞退の方向、っていう記事が出てます。[記事]張誌家 棄打經典賽(11/22)ざっくりと訳しますと。教練団がWBCの台湾代表主力投手として期待している旅日明星・張誌家だが、今年の故障による不振のために代表チームへの召集を拒否し、WBCに参加しない方向だ。張誌家は2001年のワールドカップで4勝を挙げて銅メダル獲得の主役となり、一躍「中華英雄」に。昨年のアテネ五輪のイタリア戦では期待を裏切ったが、中華隊に欠かせない投手であることに何ら変わりはない。しかし彼は今年、故障に苦しみ、一軍で数試合投げたあと(注:春のオープン戦のことでしょう)、二軍落ち。この1年、以前の覇気充分の投球は失われてしまった。中華棒協秘書長の林宗成氏曰く、「現在は彼との会話の中に、以前の自信タップリの彼の姿は感じられない。でも、だからといって中華隊には彼が必要。月末の帰国を待って、林華韋監督を通じて連絡を取る。」張誌家は先日、林宗成氏に対し、今年は調子が悪くて期待に応えられそうもないとの理由で代表選手の招集をやんわりと断ったという。張誌家が2001年のワールドカップで名を成したとき、監督は林華韋だった。今回のWBCで林華韋氏は監督に復帰。棒球協会は恩師である林華韋氏の説得で張誌家の心が動かされることを期待している。うーん、これは本当なら私としてはかなり残念。なぜなら、まず中華隊ユニフォームの張投手が見られないから。そしてこういうはっきりした目標があったほうが良いタイプかな、と思ってたから。アテネ五輪の年、絶対に五輪で活躍するぜ、ってな感じできっちり仕上げて前半戦かなり活躍しましたよね。しかも、辞退の理由が「期待に応えられそうもないから」、だなんて目立ちたがり屋さんの張投手らしくないです。が、これは口実で、本心は来年のシーズンにそれだけ賭けているのかな、と思えて来ました。文化放送のリポーター(?)の中川充四郎さんが毎日日記を書かれています。→[網頁]jushiro.com(中川充四郎さん)昨日(11月22日)の日記を読みますと、張投手は昨日のラジオでインタビューを受け、「来年は気持ちを改めてがんばります」みたいなことを語ったようです。中川さんも来年への意気込みを充分に感じたことが書かれています。これを読むと、ああ、とうとう張投手にも危機感が出て来たのかな、と。代表チームに行ってると、その間、西武の練習からは離れないといけないわけで、西武の首脳陣へのアピールはできなくなってしまう。西武で成績を残すにはWBCには出ずにチームに残るのがベスト、と考えたのかも知れません。許銘傑投手もアテネ五輪を断った理由が、結果を出さないと今の成績じゃクビになっちゃう、チームを離れてる場合じゃないよ、っていう危機感からでしたよね。(その危機感がその後の成績に結びついてませんが…)なお、中川さんの日記には通訳として「キューさん」というかたが出てきますが、↓この記事で出てくるように、お名前は邱俊雄さん。→[記事]旅日球星》西武小胖當張誌家鬧鐘+許銘傑翻譯(big5)(5/24)これは5月の記事なのですが、当時は許銘傑投手が一軍、張誌家投手が二軍に分かれていたので、邱さんは朝は二軍の試合で高崎に行き、夜は一軍の試合で所沢と、1日中大忙しだったことが書かれています。が、中川さんの日記によれば、肝心のインタビューの通訳は昨日が初体験!だったんだって。今年は二人ともダメでしたもんね。で、代表チーム候補選手60名は今月26日に台湾で全員集合、なんですが、許張両投手ともまだ帰って来ないみたいで、本当に辞退しちゃうのかしら。それに許投手のほうはどうするんだろう。
2005年11月23日
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月曜日は観戦記を書くだけで力尽きてしまったので、日本選手権の結果2日分まとめて。◇一回戦三菱ふそう川崎 6-3 サンワード貿易JFE西日本 6-4 TDK千曲川 (延長10回)ホンダ 3-1 デュプロトヨタ自動車 3-1 新日本石油ENEOS◇二回戦鷺宮製作所 6-1 伯和ビクトリーズ日本生命 8-2 東海REX3チーム出場した神奈川勢は一回戦2勝1敗でした。●三菱ふそう川崎は「苦戦発進」[記事]社会人野球:日本選手権 三菱ふそうが好発進 サンワード貿易に6-3 /神奈川(毎日新聞)[記事]三菱ふそう川崎 苦戦発進(スポニチ)[記事]社会人野球:三菱ふそう川崎、サンワード降す 日本選手権(毎日新聞;速報版)三菱ふそう川崎はスコア的には快勝で、毎日新聞の神奈川版には「好発進」って書いてあるけど、スポニチの見出しは「苦戦発進」。ピンチの連続でかなり苦戦したとのこと。前の日記で書いたように、主力の一人・佐藤大士投手は膝を手術して投げられない(→[過去の日記]夏秋連覇への道(10月30日の日記))。そのため、この日の投手リレーは徳丸哲史、亀井泰慶、五嶋貴幸、谷村逸郎。投げられる投手全部出しちゃった、みたいな。一回戦からいっぱいいっぱいの感じ。しかも毎日新聞の速報版のほうを見ると、亀井投手はアウト1つも取れず、五嶋投手も相変わらず四球が多かったようです。勝ち進んでもこんな感じの継投なんでしょうね。打つほうが頑張らないと。●ENEOSは敗退一方のENEOSは初戦敗退でした。[記事]社会人野球:トヨタが新日石に逃げ切る 日本選手権(毎日新聞;速報版)[記事]巨人3巡目栂野出番なく敗退/日本選手権(日刊スポーツ)あわや完封負けのところを坂下真太選手がホームランを打って逃れたとのこと。予選でシダックスにあわやノーヒットノーランされそうだったとき、9回にチーム唯一のヒットを打ったのも坂下選手。夏場はほとんど試合に出られなかったけど、秋は目立ってます。若林重喜監督はこの試合を最後に退任。若林さんは一応、現役時代をちょっとだけ知ってるんです。私にとって、現役時代を知ってるかたが監督になられたのは若林さんが初めてだった気がします。おつかれさまでした。23日の予定。◇二回戦ホンダ鈴鹿vs九州三菱自動車東芝vs松下電器七十七銀行vsNTT西日本
2005年11月22日
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関西に行っている間、台湾ネタはサボってましたが(思うようにニュース読めないんだもん)、通常進行に戻ります。アジアシリーズも終わり、新聞からは職棒のネタが一気に減ってアマチュア野球ネタのほうがメイン?になってます。そんな中、「旅外球星」が続々と帰国。米国組はすでにほとんど帰ってきているそうで、今度は日本組。中日のチェン(陳偉殷)投手は20日に台湾に帰ってきたそうです。[記事]經典賽 陳偉殷想迎戰日本 回國先當兵 明年1月返日春訓(big5)(11/20)[記事]陳偉殷返台 準備當兵(big5)(11/20)チェン投手は夏場にヒジを故障してしまって投げることができず、秋季キャンプでは徹底的に走り込み。おかげで体重が落ちて76kgに。ただ本人曰く、体脂肪率がまだ高いそうで、18%くらいあるんだって。何とトレーニングコーチのかたの体脂肪率は9%しかないらしい。9%ってすごい!オリンピック出場と、日本で一軍出場したご褒美で本来は2年間(?)の兵役が12日間の軍事訓練で済むことが決まり、帰国後はさっそく軍に出頭するとのこと。兵役を済ませたら来年1月にはまた日本に戻り、春季キャンプに備える予定だそうです。ところで。[記事]チェン投手が12日間の兵役に「頑張ってきます」(スポニチ)(10/29)これは1ヶ月近く前の日本の記事なのですが、大学に在籍したまま日本へ渡ったチェン投手について「すでに台湾国立体育学院を退学し」と書いてあります。退学理由は兵役と、野球に専念するため、とのこと。[記事]陳偉殷 月底服役(big5)(11/1)(下のほう)この記事は上の日本の記事が出てから3日後のもの。この記事だと、兵役が終わったら中日の練習に合流、練習が終わったら大学の補修授業を受ける、って書いてあります。この記事だと退学してないように読めますが、どうなんだろう。帰国のニュースに授業のことは全然書いてないから、やっぱり退学しちゃったのかな。去年は帰国してから眠い眠い言いながら大学で補修授業受けてたみたいですが。確か大学に籍があれば兵役を先に伸ばせるって話だったはずだけど、もう兵役もクリアになったし、野球に専念するには大学のほうは仕方ないって感じみたいですね。先日に帰国してから総統に会ったり名誉市民になったりしてる王建民投手(ヤンキース)は、今年の夏に大学を卒業。7年かかったそうです。毎年帰ってきて授業を受けてたってことなのかな。偉いもんだ。なお、巨人の姜建銘投手も帰国。こちらは痛めている腰の治療に専念するとか。チェン投手ともども、目標は来年のワールドベースボールクラシックの台湾代表に選ばれること。そして、日本相手に投げ、そして勝つこと、とのこと。西武の二人はいつ帰って来るのかしらん。そして来年の去就は…。
2005年11月21日
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日本選手権2日目・第二試合は東芝とJR東日本東北の対戦、この試合は5回まで観戦。東芝が中盤に大量点を挙げて、最後逃げ切って勝ったとのことです。東芝000 151 001=8000 001 000=1JR東日本東北[芝]銭場、中野-飯田[J]摂津、福家、中村-西村、小沢(スタメン)7長谷川-8井関-D安田-3松田-9伊勢-5平馬-4露口-6加藤-2飯田5大西-4鈴木-8金野-3大滝-7坂本-D山口-6佐藤-2西村-9桂田5回までの得点経過を書きますと。4回の東芝は先頭の4番・松田選手が四球で出て、バントと外野フライで三塁に進めます。二死三塁で7番の露口選手。あっさり追い込まれて、これは苦しいかな、と思ったら次の投球がワンバウンドでキャッチャー取り切れず、一塁方向に大きく転がる間に松田選手ホームイン。1点先制。さらに東芝は5回、1アウトから9番の飯田選手が真下に打ってホームベースに当たったような高いバウンド、これが投手捕手がお見合いするような形で内野安打になります。そのあとヒットと内野ゴロで二死一三塁になって、3番の安田選手。ブンって感じで振り抜くと、打球は左中間フェンス直撃。この二塁打で2点入ります。松田四球のあと、JR東日本東北は福家投手に交代。代わりばなこの日は5番に入っていた伊勢選手が3ランホームランでこの回5点。その後、双方とも点を取り合った後、東芝は8回から中野投手が出て逃げ切ったとのことです。[記事]社会人野球:九州三菱自が初勝利 日本選手権第2日(毎日新聞)[記事]社会人野球:日本選手権 東芝、打線爆発しJR東日本東北に快勝-1回戦/神奈川(毎日新聞)去年の一回戦は6-0から逆転負け。6点リードでも安心できないぞ、なんて思いつつ球場を後にしたのですが、勝ってくれました。関東予選での打撃好調は続いているようです。初回に満塁のチャンスを平馬選手サードゴロで逃したあとは摂津投手に2,3,4回とノーヒットに抑えられ(4回は1点入ったけど)、投手戦の気配。が、5回に一気に長打で大量点でした。伊勢選手のホームランは、打ったときはホームランになるような当たりには見えなかったのですが、意外と伸びてライトのポール際ギリギリでした。入るとき、「カシャーン」って金属音が聞こえたような。ポールの外側についている網か、あるいはフェンス上の手すりみたいな部分に当たったか。新聞記事によれば、高見監督から「ホームランを狙え」って指示を受けて打席に入ったそうです。狙って打てちゃうだなんて! 最初の打席でもきれいなライト前ヒットで、打球が強くて二塁走者が帰って来られないほどでした。5番打者と発表されたときは、正直「えー」って思ったんですが、ごめんなさい。対するJR東日本東北は銭場投手に対し5回まで3安打(うち内野安打が2本)1死球、毎回のように走者は出します。このランナーを盗塁、ヒットエンドラン、送りバントと、いろいろやって進めますが、あと1本が出ず。その中で2番の鈴木選手が銭場投手の球をうまくセンター方向に打ち返して2安打。翌日の新聞を見るとその後、もう1本打って3安打だったそうです。去年は来なかったような気がする応援団。今年はちゃんと三部セットで来てました。東芝の応援席は学生服やジャージを着た高校生らしき人がたくさん。ご近所の学校の生徒さんを招待したのでしょうか。応援客より多かったのでは?ところで、右のほうに写っている水色の服の人、これは新撰組のハッピを着て頭にも凝った飾りをつけていて目立つ目立つ。この新撰組おじさん、毎年見るような…(←つまり、私も毎年いるんですけどね)。名物男なのかしらん。前日は日本生命の応援スタンドに出没していました。以上で今年の大阪はおしまい。気がつけば、特別席・一般席・チーム席のチケット1枚ずつコレクションしてました。JABA会員だと、特別席が1600円→1000円、一般席が1000円→600円になりますよ。
2005年11月21日
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今さらですが日本選手権の2日目について書きます。◇一回戦九州三菱自動車 5-0 ニチダイ東芝 8-1 JR東日本東北NTT西日本 3-0 王子製紙遅刻&帰りの飛行機のために見た2試合とも中途半端になっちゃってます。その範囲で書きます。第一試合は、初回に先制した九州三菱自動車が中盤以降に追加点を挙げてニチダイを突き放し、「二大大会」で初勝利を挙げました。ニチダイ000 000 000=0100 010 30x=5九州三菱自動車[ニ]高尾、高田、松本修-松尾[九]平野、幸松-松本九州三菱自動車、いい点の取り方だなあって感じたので、得点経過を。(選手名は名字のみで)1点目は到着前で見てません。内野安打→送りバント→タイムリーだったそうです。5回は9番の佐藤がヒット。1番の石井がバント2つ続けてファウルのあとライト前へ運んで一三塁になります。続く藤島はスクイズ!が、このバント、三塁走者がホーム突入せずに一塁だけアウトでした。セーフティスクイズっていうやつですか、これ。結果、1アウト二三塁になります。次の3番前田が左中間に犠牲フライを打ち上げ2-0となりました。7回には先頭の8番の松本がヒット。続く佐藤の送りバントを高尾投手がダイビングキャッチ!1アウト一塁に。しかし続く石井がライトフェンス直撃の二塁打で1死二三塁。ここで高尾投手降板で、高田投手に交代。このチャンスで藤島はセンター前へのライナー。センター林、ダイビングキャッチを試みますが一歩及ばず、1点入ります。一度はグローブの中に入れたようにも見えたんですが。捕ったよ、すごい!って思った次の瞬間、ボールが転々と転がっていました。打った藤島が二塁に進んでまた1死二三塁。次の前田のときに暴投で1点追加。前田四球で1死一三塁。高田投手、アウトを取れずに降板でマウンドには松本修。迎えるは4番の坂井。ここでまたスクイズ!が、外角に外されます。失敗か?でも三塁走者はすぐ戻っていました。スタート切ってたはずなんだけど。これもセーフティスクイズでしょうか? 一塁走者は盗塁の形で二塁に達して1死二三塁。結局、坂井はレフトへ犠牲フライを打ち上げ、この回3点目。5-0とします。九州三菱自動車は平野投手がスイスイと抑えて、9回は幸松投手が出て来て三者連続三振。ニチダイは見る限り打線にいいところなく5安打完封負けでした。普通はチーム名や社名が書かれる応援席後ろの横断幕(というのかな)。九州三菱自動車はなかなか独特です。これでわかったこと:・別にチーム名を入れなくても良い。・何を書いても構わない。なお、ニチダイ側は「必勝ニチダイ旋風を巻き起こせ!」。第二試合の東芝は横断幕自体がありませんでした。初めて見る両チーム。ニチダイの応援は、日本新薬っぽいものでした。というか、全く同じ?チアリーダーがアルファベットが書かれたボードを1枚ずつ持って踊る応援、「チャイナ」というらしいですが。日本新薬は「S・H・I・N、YAKUしんやく」とコール。ニチダイは「N・I・C・H、IDAIにちだい」とコール。同じ文字数でうまい具合にはまるものだと妙に感心。両チームとも同じ大学に頼んでるんでしょうね。まさか、地区予選でも同じ応援してるのかな。ニチダイと日本新薬の試合では、両側のスタンドから全く同じ応援が?(これは同志社大学の応援なのだそうです。フクオ★アヤヤさんに教えていただきました)一方の九州三菱自動車の応援は曲目は三菱自動車岡崎っぽいもので、キューティーハニーとか「銀蝿」とかを使っていました。(岡崎以外に(旧)京都や、三菱重工神戸の応援団の混成だったそうです。ウリャー吉井コーチ頑張れさんに教えていただきました)九州三菱自動車はおもしろいデザインのユニフォームです。多くのチームでは、背番号がユニフォームの前側にもありますよね。その場合、胸のロゴの下、左の脇腹あたりにあるのが普通だと思いますが、このチームはもっと上、左胸に背番号があります。最初、何かと思った。わかりにくい写真ですが、左胸に背番号1(塚本選手)、背番号5(重石選手)が見えます。
2005年11月21日
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九州三菱自動車2-0ニチダイ(7回表終了)平野・高尾両投手です九州三菱自動車の応援は三菱自動車岡崎っぽいニチダイの応援は日本新薬っぽい(2005-11-20 12:24:58)九州三菱自動車5-0ニチダイでした。7回に九州三菱自動車が3安打集中して3点取って突き放し、9回は幸松投手が出て来て三者三振でした。(2005-11-20 13:21:06)第二試合は15分遅れの13時45分から。先発投手は東芝が銭場投手、JR東日本東北が摂津投手です。今日は伊勢選手が5番。調子いいのかな?(2005-11-20 13:38:23)東芝6-0JR東日本東北(5回終了)4回に四球の松田を三塁に進めてワイルドピッチで1点入りました。5回は2アウトから走者2人置いて安田選手フェンス直撃二塁打で2点追加、伊勢選手が代わった福家投手からライトポール際へ3ランホームラン。今日は応援団のかた、ブラスバンドも含めちゃんと来てます私は残念だけどここまで。(2005-11-20 15:16:57)第二試合はその後、東芝が8-1でJR東日本東北を破ったとのことです。詳細は翌日の日記に書きました。→九州三菱自動車「二大大会」初勝利(第一試合)→今年は6点差逆転されずに済みました(第二試合)
2005年11月20日
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今日の日本選手権・第三試合はシダックスと日本生命の対戦でした。おそらく一回戦屈指の好カードと思われますこの試合。6年前の覇者と、3年前の覇者の対決です。普段は赤いユニフォームを着ている両チーム、今日は一塁側のシダックスが白いユニフォーム着用でした。◇第32回日本選手権一回戦日本生命 000 002 000=2(8安打、0失策)シダックス100 000 000=1(4安打、0失策)[生]国安(7+2/3,1失点)、山脇(1/3)、土井(1)-藤田 (三)佐々木正、石田 (二)阿部[シ]武田(6,2失点[自責1])、森福(3)-小山、坂田9阿部-6田中-8佐々木正-D下野-7及川-4石田-5澄川→H3天野-3佐々木勇→5松瀬-2藤田7大江-6藤沢-8中村-4佐藤-3松岡-D入江-5高阪-9徳山-2小山→H2坂田経過を書きますと。(選手名は名字だけで行きます)シダックスが初回、四球で出た先頭の大江をバントで送った二死二塁から、四番の佐藤がセカンドとライトの間にポトリと落ちるタイムリーを打って1点先制します。試合はそのままゼロ行進で早くも中盤へ。3,4,5回と得点圏に走者を進めながら活かせなかった日本生命はようやく6回、先頭の佐々木正がライナーで右中間を突破、確か何年か前に大阪ドームでランニングホームランを打ってたと思いましたが今日も速い速い、センター中村の三塁への懸命の送球にも関わらず余裕で三塁セーフ。無死三塁の大チャンスを迎えます。しかし続く下野三振、及川も弱々しくショートへの小フライで2アウト。チャンスが遠のきます。が、続く石田の打球はライナーで二遊間を越え、同点。さらに速い球足で左中間をゴロで抜けて行く間に石田激走、ヘッドスライディングできわどく三塁を陥れます。結果的にはこれが大きかった。ここで日本生命、勝負どころと見たか、澄川に代わって代打の天野。その天野への初球、空振りしますがキャッチャーが後ろに逸している! 武田が素早くカバーに入ったものの送球は一瞬遅く、石田ホームイン、逆転。痛恨のバッテリーミスで小山、天を仰ぎます。シダックスは7回から高卒新人の森福が日本生命打線を封じますが、打つほうが全く奮わず。4回に満塁のチャンスを逃したあとはほとんどランナーさえ出せません。8回には藤沢・中村が右へ左へ大きな当たりを打ちましたが外野の守備範囲。続く佐藤が四球で出てようやく国安を退けますがワンポイント登板の山脇にかわされ、9回も土井の前に三者凡退。最後は徳山空振り三振でゲームセットでした。今年の選手権のコピーは「いざ、決戦」らしい。日生側は黄色いメガホンで応援、シダックス側は赤い帽子で応援席を赤く染めていました。決勝点こそミスで入りましたが、好守備あり、好走塁ありで、なかなかいい試合だったと思います。日本生命側で印象に残った大きなプレーは、6回の佐々木正・石田両選手の激走。特に石田選手はレフトへの当たりで三塁打。タイムリーってことで喜んでしまいそうなのに、走って走って三塁へ。打球を処理したのは肩の強い中村選手だと思ったけど、気迫のヘッドスライディングでセーフに。もしこのとき三塁へ行っていなければパスボールで逆転はなかったのだから、大きなプレーでした。投げるほうは先発の国安投手、130キロも出ないのに、シダックス打線にいい当たりさえほとんどさせません。初回の1点もポテンヒットだし、四球はちょっと多かったけど(4つ)、ほとんど完璧でした。今年は影が薄かったような気がしましたが、お見事なピッチング。一方、抑えで出て来た土井投手、こちらは速いですねぇ、来週には36歳の誕生日を迎えるというのに、年齢なんて関係ないとばかりに146km/h出してました。2年前の都市対抗でシダックスに逆転サヨナラ負けしたとき、最後にマウンドにいたのが土井投手。パーフェクトリリーフで借りを返しました。一方のシダックスは。やっぱりバッテリーエラーですかねぇ。バッテリーごと日本ハムにドラフト指名された二人だったのですが。武田投手は6回2アウトまでこぎつけたのに、そこから2失点。6回降板が予定どおりだったとすれば、あと1つだけ、たった1つのアウトを取れば無失点の最高の形で交代できたのに、台無しになってしまいました。ちなみに逆転された直後、動揺したのか天野に頭部死球。セリーグだと退場かな、あれは。痛恨のパスボールで逆転を許した小山捕手もこの場面、天野が何と盗塁!したんですが、このとき小山のセカンド送球は大暴投でセカンドベースの遥か上。エラーにこそならなかったけど、やっぱり動揺したんでしょうか。このあと代打を送られて途中交代。打つほうでも満塁のチャンスで三塁ファウルフライ。プロへ旅立つバッテリーには苦い試合となってしまいました。良かったのは森福投手。今年見るのはもう4度目、かな。私がシダックスの試合を見に行くと必ず出て来るような気が。今日も気持ちの良い投球で3回を2安打無失点。高卒新人ですよ。まったく末恐ろしいです。ところで小山選手なんですが、昨日見たドラフト指名選手のプロフィールに「両打ち」と書いてありました。あれ、そうだっけ?と思って「グランドスラム」を見ると、確かに両打ちになってます。左打席って全然印象になあ、って思いつつ、私が今まで良く見なかっただけかもってことで今日は注意して見ましたけど、右の国安に対してやっぱり右打席に入ってました。左打席は封印中?そして楽天の監督になる野村さんの最後の大会ってことで、特別席にも大きなカメラを持った人達が何人もウロウロしてたし、ベンチ脇のカメラマン席もいっぱい。結果的に野村さんのシダックスでの最後の采配となったわけですが、最後の打者のとき、集まったカメラがみんなシダックスベンチの中を撮ってます。誰もグラウンド撮ってません。試合より監督です。それだけ注目されていました。整列して挨拶を済ませるとさっそくベンチ前で監督を囲んでミーティング、その周りをさらに取材陣が囲み、監督にフラッシュの嵐を浴びせていました。3年間、おつかれさまでした。その野村監督を、これで最後なんだなあ、と思いつつ整列のときに背番号を見ると。あれ、14? 野村監督は19番ですよねえ。良く見ても、やっぱり14番。背中のネームを見ると、"HONMA"と書いてある。新人・本間投手のユニフォームを借りたようです。ひょっとして、このカメラに囲まれた大注目の舞台でユニフォーム忘れちゃいましたか?(以下、2005/11/20追記)朝刊を見ると、やっぱりユニフォーム忘れたみたいですね。後任監督は、6年前の優勝のときのMVP・田中善則コーチとのこと。田中コーチはこの日は三塁コーチをしてましたが…お腹がとっても立派になられました。ウリャーの吉井コーチも、もともとコロコロした体型ではありましたがこちらもずいぶんと立派なお腹に。(写真が少ないのは、途中でカメラが壊れたせいです。ひーん。何とか直ったから明日は撮れるぞっと。)
2005年11月19日
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今日、開幕しました日本選手権。初日は一回戦3試合でした。私は大阪まで来ていながら、野球そっちのけでのほほんと観光などを折り混ぜてしまう不届き者です。第二試合の途中から観戦。初日の結果は以下のとおりです。◇一回戦鷺宮製作所 3-2 三菱重工神戸東海REX 3-0 JR四国日本生命 2-1 シダックス第一試合はゆるーい球で相手を幻惑する岡崎淳二投手が持ち味を活かして好投、鷺宮製作所が日本選手権初勝利を挙げたとのことです。第三試合は全部見ましたので、別エントリに書きました。→日本生命逆転勝ちで野村シダックス終戦(11月19日の日記)第二試合は途中から見たので短めにレポートしますと。JR四国000 000 000=0(7安打、1失策)001 011 00x=3(5安打、0失策)東海REX [J]岩井(6,3失点[自責2])、中郷(2)-松谷[R]小西(5)、洗平(2)、後藤(2)-久保東海REX、ユニフォームがまるで西武ライオンズのビジターのようです。背中のネームがずいぶん詰めて書かれているのが特徴的。対するJR四国は白地に胸の2本ラインと脇の部分が青いユニフォーム。さながらユニフォームだけだと西武の紅白戦?得点経過ですが、東海REXの3回の先制点はスクイズだったそうです。この場面は見てません。5回の1点はショートへの当たりがタイムリーエラーとなったもの。そして6回は二死二塁で久保選手のレフトへのタイムリー二塁打でした。JR四国は終盤押せ押せで、7回に洗平投手を攻めて無死一二塁として、このあとヒットが出ましたがホームでアウト。9回も後藤投手から満塁としますが点にならず、安打数では上回りながら完封負け。西武ライオンズの紅白戦ではありません。ヒット数ではJR四国のほうが上でした。初めて見る東海REX、場内アナウンスでもわざわざ攻撃のたびに「硬式野球クラブ・東海REX」と正式名称(?)コール。東海REXの2番手は元中日の洗平竜也投手。初めて見ました。ものすごい剛腕だけどコントロール悪すぎてプロを解雇になったと聞いていましたが、イメージと違って135キロ前後しか出てなかったです。結果的に2回を0点に抑えたものの、走塁死に助けられたおかげで、たいへんに危なっかしいものでした。JR四国では、リリーフした中郷大樹投手、速いですねぇ、見た限り145km/h出ていました。まだ21歳なんですね。この試合は途中からだったので特に記録もつけずにのんびり見てましたが、守備妨害?でのアウトがあったり(攻撃側の東海REX・喜多崇監督が抗議してました)、打ったバッターが打席で座り込んでいてダブルプレーになったり(何だったんでしょうか)、バントシフトで猛ダッシュして来た一塁手がポロリ→ちょうど投手の真正面に転がってただの送りバントになったり(トスした一塁手に補殺がつく…わけないか)と、何だか変わったプレーが多かったです。この試合のお目当ては、かずさマジックの兄弟チーム的な存在である東海REXがどんな広報活動していたか、だったのですが。結論から書くと、主立っては何もしてないように見えました。まず到着して球場外のテントに行ってみたところ、私が行くのが遅かったっぽく、もう次の試合・日本生命のテントが出ていました。遅刻したのがいけなかった。場内でも何かチラシでも配ってるかと思ったのですが、やってなかった様子。終わっちゃってたのかな。強いて言えば、応援席の後ろに貼り出す横断幕、ここには目立つ赤い字で「広域複合企業型クラブチーム」と書かれていました。新しいチーム形態であることをアピールです。応援席ではチームの青い帽子をかぶった方がたくさん応援されてました。かずさの試合でも紫の会員帽をかぶったかた、たくさんいますよね。今回の東海REXは会員のかたなのか、それともシダックスと同じでその場で帽子を無料で配ってたのかは不明。また応援曲として、かずさマジックで言うところの「ファイヤーきみつ」を演奏していたことも共通点。でも昔のアニメソングらしいですね。ただの偶然かも。「チャンスの歌」とか、新日鉄っぽい応援曲はやってなかったように思えました。なお、かけ声では「かっとばせー、ティーレックス!」とコール。"T-REX"で恐竜、なんでしたっけ?場内アナウンスでは選手名のあとに所属企業名をアナウンスしていました明日も一回戦3試合です。◇一回戦ニチダイvs九州三菱自動車東芝vsJR東日本東北NTT西日本vs王子製紙私はおそらく第二試合の途中まで。おまけ:ジャンプ禁止です。千葉ロッテファンへの嫌がらせ…ではないでしょう、きっと。外野でならOKなのかな?
2005年11月19日
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さあドラフトも終わり(二次ドラフトがあるけど)、いよいよ日本選手権。今年も来ましたよ、大阪に。今日(18日)は開会式が行われたそうです。組合せ抽選のとき、日本選手権開幕の前日に開会式が行なわれるって記事が載っていて、へー、日本選手権も開会式やるんだー、ってことでちょっと興味あったんですが、「出場26チームの監督、選手ら約270人が出席」っていうこの書き方だと一般には非公開?ってことですかね。しかもホテルだし。開会式ってよりもパーティーみたいなもの?[記事]社会人野球:日本選手権開会式「熱い心で、いざ決戦」(毎日新聞)日本選手権でも10回出場すると表彰があるんですね。補強のない日本選手権で10回出場するってことは、10回地区予選を通過しないといけないっていうこと。相当な難関だと思います。都市対抗は10年「連続」で出ないと表彰してもらえないんでしたっけ。松下電器・田中稔投手、田原隆三郎選手、井上大選手、日本生命・天野義明選手、大阪ガス・沢多弘也選手の5人が表彰。[記事]日本野球連盟:改革案了承 日本選手権を「王座決定戦」に(毎日新聞)どうやら偉い方々の会議も行なわれたみたいです。再来年から日本選手権は「社会人野球の年間王座決定戦」って位置付けになり、今までどおり地区予選を勝ち抜いたチーム以外にも、現在の8つの地域連盟の公認大会、都市対抗やクラブ選手権の優勝チームにも出場権を与えるようにするとか。どうかなあ、これ。何か社会人野球って、やっぱり都市対抗が最高峰、極端に言えばあとは全部オマケ、みたいな風潮を感じるんですよね。この程度の改革だと、その風潮は変わらない気が。でも多くの方々がいろいろ考えた結果だと思いますので、再来年からの導入でどうなるか、期待したいと思います。あと、クラブ選手権は来年は23チームも出るそうです。23とは、また半端な数だこと。どういう内訳なのか、発表が楽しみです。さて、日本選手権は初日からドラフトで指名された選手が3人出場。この時期に真剣勝負が見られるだなんて、幸せなことです。久しぶりの大阪ドーム、楽しんできます。◇一回戦鷺宮製作所vs三菱重工神戸JR四国vs東海REXシダックスvs日本生命
2005年11月18日
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せっかく蛇隊のコーチ・選手ご一行様がディズニーランドやら河口湖温泉やらに来ているというのに、私は入れ替わるように関西へ来て紅葉見ながら京都のお散歩、なんてことをやっています。持って来ているのが例の繁字体がイマイチうまく読めないパソコンなので、思うようにニュースあさりができないもどかしさ。なので今日は前日のニュースから。[記事]洋將月薪上限考慮解除(11/17)外国人選手のお給料の制限を撤廃するかも知れない、っていうお話。アジアシリーズで、興農牛の打者が145km/h以上の速球や、変化球の球種にぜんぜん対応できなかったことを受けて、こりゃもっといい外国人選手に職棒に来てもらって台湾人選手を刺激してもらわないとレベル上がらないよ、じゃあもっといい外国人選手が来やすいようにお給料の制限をなくそうじゃないか、っていう流れのようです。外国人選手の給料の制限って、まだ厳密に決まってたんだ。ずいぶん前、二リーグ分立&放水騒ぎで職棒がドン底だった頃の「週刊ベースボール」で、経営が苦しいので外国人選手の給料をカットして上限をいくらまでにする、なんていう記事を見た憶えがあるのですが、それは昔話の世界かと思ってました。で、今は台湾の外国人選手は「月給」で、基本給の上限が8500米ドル、それに報奨金を加えても1万米ドル程度が上限ってことのようです。年俸にすると、1000万円くらいですか。去年の記事のメモを見てみると、象の中込伸・横田久則投手はともに年俸で750万円だったとか。あんなに活躍したのに、安い。そういえば蛇に来た佐藤秀樹・山崎(寺村)友和投手は上限いっぱいまでもらってたんでしたっけ。それでも1000万円だから安い。日本の外国人選手は、成績の悪い選手は解雇になっちゃうけど、活躍しさえすればそのまま残ってくれる選手が多いですよね。でも台湾の外国人選手って、活躍しても逃げちゃう選手が多い。それもいろいろ理由をつけて年の途中で帰っちゃったりする。いろいろと職棒の環境が悪いってことが主要因だそうですが、給料のこともあるんだろうなあ。西武に行ったライト(莱特)投手なんて、台湾時代の何倍も給料もらえたんだもの。そりゃ日本に行きますって。経済格差ってものがあるので、やむをえないことではありますが。今回のことは経営のこともあるので、必ずしも良いことなのかどうかわかりませんが、来年からは外国人枠が2人までに減るから余った分を回せばいいってことみたいです。なお、記事によれば韓国プロ野球にも上限があって、年俸で30万米ドルまでなんだそうです。それでも日本と比べるとずいぶん安いですね。日本は恵まれてます。
2005年11月18日
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大学・社会人ドラフト。散歩しながらチラチラと携帯電話でチェックしてました。指名選手一覧はこちらに載っています。→[網頁]大学・社会人ドラフト(日刊スポーツ)社会人の選手を見ると。今年もまた、ずいぶんたくさんの選手が指名されました。が、指名された選手はほぼ全員、事前に名前が出ていた選手、かな。チームは事前報道と違ったりしてるけど。新聞記者のかたの取材能力ってすごいんだなー、って思うのでした。プロの関係者のかたがペラペラしゃべりすぎなのかも知れないけど。チーム別に見ると、NTT西日本から5人! シダックスも監督・エース・正捕手がごっそりプロへ。他にも複数選手が指名されたチームがいくつか。ファンのかたは来年が心配になってしまうのでは。きっとその分、いい新人さんがたくさん来るんでしょうね。私の住んでる神奈川では。ENEOSの栂野雅史投手はすったもんだしたようですが結局、巨人なんですねぇ。今年は都市対抗予選と本戦で1度ずつ見ました。過去の日記で都市対抗予選のときの感想を読み返してみると、速い球を投げるのですが、なかなかストライク取れなかったし、間合いも長くてあんまり気持ちの良い投球じゃないな、って思ったことが書いてありました。実際、打たれちゃったし。本人も社会人3年間不完全燃焼だった、っていう記事が出ていたように、年間通した成績も良くなかったはず。プロで勉強することがたくさんありそうですが、争奪戦の末の上位指名。期待は大きいのでしょう。新聞で成績のはっきりわかる大会ってことで、今年の春秋県大会(準決勝以降)、都市対抗二次予選・本戦、日本選手権二次予選の成績を計算してみると、8試合で27回を投げて自責点が16、防御率5.33っていう成績です。日産は二人でした。三橋直樹投手と、梵英心選手。今の日産って誰がエースなんだか良くわからない状態になってますが、先発して無難に試合を作るって点では、今年は三橋投手がいちばんだったのかも。先ほどの栂野投手が打たれた試合の相手が日産で、先発が三橋投手でした。このときもきっちり6回途中まで1失点。同じように春秋県大会(準決勝以降)、都市対抗二次予選・本戦、日本選手権二次予選の成績を計算してみると、9試合で44回を投げて自責点が13、防御率2.66、でした。栂野投手と三橋投手が投げ合った試合。→[過去の日記]神奈川予選準決勝を見てきました(6月25日の日記)梵英心選手はもう説明不要の存在で、言わずと知れた久慈賞選手。ワールドカップでもレギュラー格、秋の大会でも高打率。これだけの成績を残せば胸を張ってプロ、なのでしょうね。都市対抗予選では、東芝との代表決定戦で銭場投手からうまーく流し打っていたのが印象的でした。梵選手と日本代表で二遊間を組んでいた草野大輔選手もとうとうプロ入りですか。他にも日本代表の選手がたくさん指名されて、またずいぶん顔ぶれが変わりそうです。東芝は今年もナシ。候補っぽい選手もいなかったですもんね。ある意味、日曜日は落ち着いて観戦できます。内定していた相原勝幸投手(富士大学)はロッテに指名。プロ表明してたの? ってことでちょっとびっくりしたかずさ・鬼崎智史選手も指名なし。ご本人にとっては残念でしょうが、チームにとっては欠かせない中心選手。来年も頼みますよ。ついでにちょっと過去の日記を見返してみると、東京から指名された松井光介投手(JR東日本)と武田勝投手(シダックス)はちょうど同じ日に登板して、見に行ってました。ただし、この日は二人とも負け。→[過去の日記]東京予選結果(6月19日)この二人は今年の春の「グランドスラム」25号でも対談記事が載っていて、プロについて語っています。年齢的には結構行ってますが、長い間、チームを支え続けた印象のある二人。プロに行くからにはぜひ活躍してもらいましょう。(じゃないと虚しいので)
2005年11月18日
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今年から実施の分離ドラフト。明日は大学・社会人のドラフト会議です。ドラフトは選手の方々の夢が1つ叶う喜ばしい日である半面、チームにとっては大事な主力選手を取られるってことでもあるので毎年複雑な気持ちになります。さて、今年はどんな選手が指名有力なのかしらん、と思ってドラフト関連の掲示板をうろうろしてみると。ナニ、鬼崎智史選手がプロ希望表明した???ええええ、なんですとー。本当かしらん、ってことで図書館で調べてみると。あったあった。千葉市長杯で負けた翌日、11月9日付の日刊スポーツ。「プロ表明」っていう見出しの小さい記事に、かずさマジックの鬼崎智史選手もプロ入りを希望した、と書いてあります。ええええ、泣きっ面に蜂っていう奴ですか、これ。確かに日刊スポーツWeb版の進路調査では、ずいぶん前から進路希望は「プロ」って書いてあったけど…。でも、ご本人がプロ行きたいのなら仕方ないですねぇ。いい話があれば。といっても、プロ表明しても指名されなかった選手はいっぱいいるし、当日にならないとわからないですよね。そもそもプロ表明って何なんでしょう。表明しないとスカウトと接触しちゃいけない? 用紙に記入して連盟に届でも出すんでしょうか。それとも試合が終わったあと、新聞記者の人が取材に来て、「進路はどうするの? プロも考えてる?」「ええ、チャンスがあればやってみたいです」なんて言ったら、それでプロ表明ってことになっちゃうのかな。良くわかりませんが、とにかく明日はドラフトです。神奈川では、ENEOSの栂野雅史投手のことで、巨人と横浜がゴチャゴチャやってるとか。選手が行きたいところに行けるのがいいんでしょうけど、それがドラフトですからねぇ。必要としてくれる球団が2つもあるのだから、幸せなことではないのかな。日産の選手も何人か引っ張られるみたいですね。東芝は…今年も無縁かしら。なお、もともとの予定では「準支配下選手」を指名する「二次ドラフト」も明日の予定でしたが、こちらは、12月1日に延期になったようです。名称も「準支配下選手」ではなく「育成選手」「研修生」になったとか。→「選手育成制度」の大筋固まる…2次ドラフト12・ 1実施(サンスポ)(11/10)
2005年11月17日
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すごく前のことになりますが、4月に「かずさの新人さん」っていう日記を書きました。→[過去の日記]かずさの新人さん(4月11日)かずさマジックの大卒新人3選手について、週刊ベースボール増刊「大学野球」の記述から拾って紹介するというものでした。私は大学野球のことは良く知らないので本から拾うしかできませんで。で、東芝の新人さんのこともそのうち書こうと思ってるうちに、今年ももうすぐ終わりじゃないか! 選手権も近いことだし、今がラストチャンス。ってことで、今さらながら書いてみます。東芝の今年の新人は4選手。いずれも大卒。・藤田卓史投手(九州共立大学)・山川智哉投手(愛知工業大学)・加藤佑介選手(九州共立大学)・長谷川卓選手(横浜商科大学)週刊ベースボール増刊「大学野球」は、東京六大学や東都、首都、関西学生リーグなどは個人成績もある程度載っているのですが、東芝の新人選手たちの所属リーグは全て「その他」扱いのリーグ。タイトルを獲ったりベストナインに選ばれたりしないと名前が載りません。成績もほとんどわかりません。獲得タイトルと、本文中の記述を拾ってみます。●藤田卓史投手藤田投手は九州の強豪・九州共立大の出身。福岡六大学連盟です。4年間で獲得タイトルはなく、本文中での記述のみです。2005春:「投手陣は高橋(現ソフトバンク)、藤田(現東芝)の抜けた穴を…」出てくるのはこれだけ。しかも卒業した後。また、2004秋号では「ドラフト候補40選手グラフ」という特集の中で、ソフトバンク高橋秀聡投手とセットみたいな形で取り上げられています。ドラフト候補だったらしい。そこには、「4年生の春のリーグ戦で突如、頭角を現してきた」と書いてあります。あんまり活躍期間は長くなかったようです。藤田投手の入部後の成績を調べると、春の県大会でデビューし、ベーブルース杯・九州大会・関東選抜リーグなどで7試合に登板、短いイニングしか投げていないにもかかわらず、ほとんどの登板で失点して公式戦通算で7試合、9回を投げて自責が11、防御率11.00という成績のようです。●山川智哉投手のっぺりした顔の山川投手は愛知工業大学出身。高見泰範監督の出身大学です。が、「大学野球」本文中の記述は一切、見つかりません。というのは愛知工業大学が所属している愛知大学野球連盟は5部まであるので、リーグ戦の成績を載せるだけで紙面がほとんど埋まってしまって、個々の選手のことはほとんど書いていないのです。必ずしも大学時代に活躍しなかったことを意味しているのではないはず、だ。入部後の山川投手は春からわりと多く出番が与えられて都市対抗予選や日本選手権予選でも中継ぎで登板、秋の県大会では敢闘賞も受賞。公式戦通算で13試合、39回を投げて自責が8、防御率は1.85と、数字で見ると好成績ですが、本当に重要な試合での信頼度はまだまだかな。●加藤佑介選手都市対抗予選・関東最後の椅子をかけたJFE東日本との代表決定戦で決勝の二塁打を打ち、代表権獲得に大きな働きをした加藤選手は、藤田投手と同じ九州共立大でした。獲得タイトルは以下のとおり。・2002秋 三塁手ベストナイン・2003春 首位打者(打率.429) 盗塁王(10盗塁) (でもベストナインではない)・2004春 最優秀選手賞 (でもベストナインではない)本文中では。2003秋:「九州共立大 野手陣も加藤、小関、林直、林伸らで組む強力打線はどこからでも得点できる」(写真つきで紹介されていて、そのキャプションでは)「(加藤は)内野手登録であるが右翼を守る。リーグ戦では打率…」2004秋:「九州共立大が6季連続優勝を飾った。その原動力となったエース高橋、内野手の加藤ら4年生がチームに残るか否かによって、カラーは一変しそうだ」まとめると。・野手では中心的存在だった。・本職は内野だけど、外野を守っていたこともある。(東芝ではサード、ショート、レフト)4年の春はリーグMVPです。そして、2004年度の日本学生野球協会表彰選手26人の一人になっています。何か表彰されるようなイイことしたんでしょうか?守備と小技が目立つ感じの加藤選手は春こそ出遅れた感じでしたが、夏からすっかりレギュラー。都市対抗でもスタメンでした。ポジションはコロコロ変わって、秋はショートです。ちなみに、加藤選手が大学で初めて三塁でベストナインに選ばれたのは2002年の秋。その1つ前のシーズンである2002年春の三塁ベストナインはかずさマジックの鬼崎智史選手(同じく九州共立大)なのだそうです。鬼崎選手って外野でしか見たことなかったけど、社会人に入る寸前までサードだったんですねぇ。●長谷川卓選手スポニチ大会で5番サードでスタメン出場、新人の中では最も早くデビューした長谷川選手は神奈川大学連盟の横浜商科大学出身。大学時代に獲得したタイトルは以下のとおり。・2001秋 外野手ベストナイン・2002春 外野手ベストナイン・2002秋 外野手ベストナイン 打点王(12打点)・2003春 外野手ベストナイン 首位打者(打率.447)・2004春 三塁手ベストナイン・2004秋 三塁手ベストナイン本文中にも毎年出て来ます。2003春:「横浜商科大はプロ注目の好捕手・堂上(元・日産自動車)が攻守の要で、強打が自慢の長谷川とのコンビは破壊力抜群だ。」2003秋:「横浜商科大は(略)長谷川を中心とした打線は破壊力十分で、…」2004春:「横浜商科大は(略)ハイアベレージを常にキープできる主将・長谷川を軸に、…」2004秋:「横浜商科大は(略)主将の長谷川に春の打点王を獲得した宮内、新川を中心とするリーグ最強の破壊力を誇る打撃陣も万全で(略)」まとめると。・1年生からベストナイン取りまくり、8季中6季でベストナイン・3年生までは外野手で、4年生からサード(東芝でも春は三塁手で秋は外野)・打線の軸だった・4年生のときは主将だった猛烈に輝かしい学生生活だったようです。デビューは早かった長谷川選手だけど、都市対抗予選など夏の間はほとんど出番なし。しかし秋になって1番レフトでレギュラーの座を掴んでなかなかの活躍、日本選手権出場に貢献しました。以上、今さらながら、東芝の新人さんについての調査でした。日本選手権では大会2日目の日曜日、第二試合でJR東日本東北との対戦。楽しみです。そうそう、東芝は去年は一回戦で負けてしまったのですが、確か去年は応援団による応援リードなくて、ステージの上はガランとしてたはず。都市対抗の頃の新聞記事によると、東芝の応援指導部って2人だけになっちゃったそうです。都市対抗のときも、男女リーダーのほとんど全員が学生アルバイトのかただったとか。今回はどうなるかわからないけど、応援が楽しみで来るかたはあんまり期待しないほうがいいかも。それから東芝野球部の公式ページを見てみたら、マスコットガールのかたが交代して、都市対抗のときとは別のかたがなるようです。今までは夏も秋も同じかたがやってたような気がするんだけど、違ったかしらん。
2005年11月17日
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すでに小僧さんのblog(→タイゾー、五つの賞を受賞)に詳しく書かれていますが、15日にはタイトル獲得選手の表彰を行なう、日本でいうプロ野球コンベンションが開催され新人王やMVPも発表されました。結果…、林恩宇投手が五冠。すでに決まっていた防御率王に加えて、最佳九人(ベストナイン)、金手套(ゴールデングラブ)、新人王、MVPまで持って行っちゃいました。日本球界経験者(ちょっとの間だけど)がこうやって大きい賞をもらうだなんて、何かうれしいかも。新人王とMVPを両方いっぺんに獲るのはその後中日に行った曹竣揚投手(獅)以来、五冠は2002年に宋肇基投手(鯨)が六冠総ナメして以来だそうです。(この2人はその後、冴えませんが)投票で選ばれた受賞者一覧は、聯盟の記事で。appledailyの図もキレイです。→[記事]2005年度頒獎典禮 林恩宇包[辛力辛]年度MVP五項大獎(big5)→[画像]タイトル一覧●服装いろいろ表彰式の記事を見てておもしろいのが選手の服装。普段、記事で目にする選手はユニフォームやジャージ姿の写真がほとんど。それが表彰式では私服の選手たちの写真が見られます。[記事]中華職棒頒獎典禮 星光大道夜風情 球員[手高]時尚 家人齊入鏡(big5)いやいやいや、皆さん個性的です。五冠の林恩宇投手、ラフすぎ。そのへんのお兄さん?奪三振王の林英傑投手(蛇)はスーツなんだけど、シャツ出し&ネクタイゆるゆる。遅刻しそうだからとりあえず出かけてみました、みたいな。長髪の黄龍義選手(熊)は、メガネをかけて登場。これはヨン様らしい。ウケます。ずいぶんと足の短いヨン様ですねぇ。日本だと、表彰式ではほとんど例外なく全員スーツのはず。台湾では別の記事などを見ても、スーツ着てる人もそれなりにいますが、ネクタイのない人も多い。自由ですねー。→[記事]得獎感言(big5)なお、きれいな女性を連れているのは必ずしも奥様・彼女ではなく、スポンサーのチアリーダーのかただったりするみたい。●日台MVPの選び方日本のMVPは記者の方々の投票によって決まるそうですが、全くの自由投票っぽいですよね。今年の投票結果を見ると。→[網頁]2005年度 表彰選手 投票結果(最優秀選手)(NPB)今年、ほとんど出てない太陽投手(阪神)にも票が入ってるくらいだから、誰に入れてもいいってことでしょう(太陽投手に投票した人は何を考えて入れたんだろう?)。一方、台湾は、誰が決めてるのか知りませんが前もってMVPも新人王も候補選手が6人に絞られていました。どうやって決めてるんだろう。予備投票でもしてるのかしらん。→[記事]中華大聯盟/個人獎入圍林恩宇4項最多 戰玉飛無縁MVP(big5)(10/20)今年のMVP候補は林恩宇、林英傑、潘威倫、潘忠韋、陽森、謝佳賢の6選手でした。この記事はプレーオフが始まる前のもので、この時点でこの6人に決まってた。日本ではMVPはたいていの場合は優勝チームから選ばれるし、そういう暗黙の了解のようなものがあるように思えます。が、台湾優勝チームである牛の選手、6人の候補の段階で1人も入ってません。牛のエースとして活躍した戦玉飛投手(16勝8敗2S,防2.16)は最初から候補にも入ってない。断トツ最多勝で防御率も3位なのに。それより明らかに成績の悪い獅の潘威倫投手(12勝8敗1S,防2.79)は入ってます。外国人選手は最初から資格がない? 去年のMVPは凱撤投手だったからそんなことはないはず。どうして? 詳しいかた、教えてくださいませ。
2005年11月16日
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日本選手権まで一週間を切りまして、毎日新聞では直前企画ってことで連載記事が載ってます。連載は3回で、1回目が就任後はじめての日本選手権を迎える日本野球連盟・松田昌士会長のインタビュー、3回目がこの大会が最後の指揮となるシダックス・野村克也監督。そして2回目が、かずさマジックの兄弟チーム的存在である東海REXの記事でした。[記事]挑戦・社会人野球:第32回日本選手権を前に/中 東海REX(毎日新聞)(11/13)東海REXチームの運営の話が出てます。広域チームになって3年目。個人会員が1口2000円っていうのはかずさマジックと同じですが、個人会員は発足当初4000人いたのに、約3300人に減ってしまったのだそうです。ちょっとこちらの記事も見てみると。[記事]社会人野球:「東海REX」が交流会、応援の恩返しに地元小学生ら指導 /愛知(毎日新聞)(10/30)これは少し前の10月の記事。こちらの記事には約3400人と書いてあります。また減っちゃった? こんなわずかな期間にわざわざ脱会するとは思えないので、おそらく3350人前後ってことなのでしょう。それでも当初の約4000人と比べると、約2割近く減、ってわけですね。結構減っちゃったんだなあ。しばらくドームから遠ざかっていたせいでしょうか。そして最初の記事での気になる一文は、東海REX事務局のかたのこのコメント。「日本選手権に出場できなかったら、運営方法を変えなければならなかったかもしれない」今までがどういう運営なのかも良くわからないのでどう変えるのかも想像の域を出ませんが、文の流れからして、オカネのかからないように活動縮小するって方向なんでしょうね、きっと。とすると、思うように練習できなくなって、ますますドームに出るのが難しく、ってことになりそう。うー、怖い怖い。ギリギリのところで崖っぷちを脱したって感じなんだろうな。今回のドーム出場=即、会員増ってことでもないだろうけど、いいきっかけにはなるでしょう。ドームでどんな広報活動をするのか、見に行ってみようっと。一方かずさマジックはというと。[記事]スタンドを超えて<2>/千葉県上総地方/市民球団地域と一体(河北新報)(2/6)「一時は7000人近かった会員が6000人を割り込んだ」とあります。これは今年の2月の記事。2年間で1000人減、ですか? 年度の変わり目の頃だから会員登録更新してない人が多かったのかも知れません。私は申込み自体は確か去年のうちにやったのですが、会員証などが届いたのは3月スポニチ大会が終わったあと。私は数に入ってるのかしらん。[記事]白球にかける:岩手・社会人野球事情/下 新しい動き 花開け、熱い思い /岩手(毎日新聞;googleのキャッシュ)(6/3)こちらの6月の記事だと約6500人。4ヶ月で持ち直したかな。いずれにせよ、東海REXに比べて個人会員の数では恵まれているのはわかります。でも来年はかなり減っちゃうだろうな。東海REXは広域チームになってから2年間、ドームに出られず、3年目もダメなら「運営方法を変えなければ」のところまで来ちゃったわけです。かずさマジックも丸2年、ドームに出てません。これで来年もダメだったら…。怖い怖い。来年こそは。日本選手権まであと4日、東海REXは大会初日の第二試合、JR四国との対戦です。
2005年11月15日
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アジアシリーズを終えた牛さんチームの皆さんはその後、ショッピングや東京観光などを楽しんだそうです。千葉ロッテと三星の決勝戦を見に来たのは葉君璋捕手だけだったんだって。うーん、せっかくの機会なんだから見ればいいのに。チケット高いのかしら。そして14日に帰国し、15日のリーグ表彰式に備えたそうです。空港に出迎えたファンのかたは、アテネ五輪予選の凱旋帰国のときと比べて大幅に少なく、約20人だけだったとか。劉榮華監督には、千葉ロッテ戦での大敗に対する厳しい質問も飛んだようです。確かに大差になってしまったけど、初めての試みとなる大会で、他国の単独チームとの実力差を認識する良い機会になったのではないかと思います。結果を責めるのは酷な気がしますが、生卵を持った人達が集まってなかっただけマシかしら。→[記事]牛返國 球迷冷清接機(big5)なお、応援団「勁戦部隊」のツアーの皆さんも14日に帰国とのこと。おつかれさまでした。今日はアジアシリーズのネタを引っ張ります。スコアボードの上方にの掲揚台に、掲げられていた旗が6枚。真中の2枚は出場チームである興農牛と三星ライオンズのそれぞれの球団旗と思われるもの。その隣はそれぞれのプロ野球リーグである中華職棒連盟と韓国野球委員会の旗のようです。そしていちばん外側は台湾・韓国両国の国旗。これは試合前の練習が終わったとき。派手な服のオバサマが、両手に台湾の国旗を持って声援を送っています。あれ、さっきの国旗と違うぞ…。今までも両方とも見たことあるような気がします。調べてみると、このオバサマが持ってるのが台湾の国旗で「青天白日満地紅旗」といい、掲揚されていた梅の花のような白い旗はオリンピックの旗で、政治的な事情でスポーツイベントのときはこちらが使われるのだそうです。なるほどね。三星との試合では応援スタンドで多くの人が「青天白日満地紅旗」の小旗を振って応援してました。オリンピックの旗を振っていた人は見なかったように思います。この旗をめぐって、ひと悶着あったようです。[記事]中國對手欄寫「中國台北」 施壓禁用國旗加油(big5)(11/10)アジアシリーズの初日、興農牛と中国代表・チャイナスターズとの試合のとき、中国側からクレームがついて、警察(警備員?)が出て来て「青天白日満地紅旗」の小旗を振っての応援が禁止されてしまったんだって。仕方がないので興農牛の旗を使って応援したとのこと。ずいぶん神経質だなぁ、と思ったんですが、これ、良くあることというか、中国側から見れば当然の措置のようで、国旗を出すこと自体が禁止で没収されるっていう国もあるんだって。へー。三星や千葉ロッテとの試合で普通に旗を振って応援できたこと自体が、世界的にはそれほどないことなのだそうです。アジアシリーズ出場国は政治の世界では何だか関係がギクシャクしてますが、私が行った三星との試合の現場やテレビ中継を見る限り、大会自体はとてもいい雰囲気で行なわれたように見えました。が、裏ではやっぱりいろいろあるんですねぇ。この日記はszyuさんのblog「梅と桜 ―日本台湾年軽人的事情―」のエントリ、台湾の国際試合と応用例を参考にさせていただきました。
2005年11月15日
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待たされたほうが不利?都市対抗野球になくて、日本選手権にあるもの、なーんだ?・NHKでの地上波テレビ中継。・前座の少年野球の試合…は都市対抗でもやるようになったんでしたっけ。いくつか思い付きますが、模範回答は「不戦勝」。今日は不戦勝関連のお話です。今年はプロ野球のパリーグ・プレーオフや日本シリーズで、しきりに「試合勘」っていう言葉が使われました。「待たされたほうが不利」。実際に監督や選手のかたも、待たされて試合勘が鈍って本来の力を出せなかったと言っていたそうです。今までだってリーグ優勝から間隔が空いた日本シリーズだってあったし、たいして関係ないのでは、なんて私は思うのですが、現場のかたがそう言ってるんだから軽く扱うこともできないでしょう。来年からはもうひと工夫、手が加えられるんじゃないかと思います。ではトーナメントの社会人野球では? 日本選手権には近年は26チームが出場、6チームが一回戦不戦勝となり、待たされます。「待たされたほうが不利」?どうでしょう、私はむしろ逆で、一回戦から出場するチームのほうが、一回戦でエース投手を使わざるを得ないから二回戦で不戦勝チームと当たると不利かと思ってました。一回戦を勝った「勢い」や「試合勘」っていうプラス材料はありますが、それは精神論に過ぎないような気もしますが…。というわけで、疑問に思ったことは調べてみましょう。●不戦勝チームはどのように決まる?まず、不戦勝チームはどのように選ばれるのでしょうか。組合せ抽選のとき、たとえば地区予選で好成績のチームが優先的に不戦勝になるのなら、不戦勝チームが強くてアタリマエってことになります。高校野球の県大会とかだと、強いチームほどシードされて不戦勝になりますよね。日本選手権の抽選がどのように行なわれるのか知らないので、過去のトーナメント表から推察すると。それほど強そうでないチームや、地区予選をストレートで通過していないチームでも不戦勝になっています。不戦勝チームについては無作為抽選に近いようです。なので、「どのチームが一回戦不戦勝になるかは平等である」ということにしたいと思います。(じゃないと先に進まない)●二回戦はほぼ互角で、過去の日本選手権のトーナメント表をぜーんぶ調べてみると(←暇な奴)。二回戦で、不戦勝チームと一回戦勝利チームが戦ったのは過去31回の歴史の中で、204試合あります。その対戦結果は、というと…。不戦勝チームの 108勝96敗勝率にして.529不戦勝チームのほうが若干勝ち越してます。予想どおり? 私は不戦勝のほうがもっと有利かと思ってたので、ちょっとだけ意外。でも約200試合のサンプル数でこの程度の差だと、有意な差があるとは言えない水準なのだそうです。●準決勝以降は差が二回戦ではほとんど差がない、という結果になりました。その先、準々決勝以降で不戦勝チームと一回戦勝利チームの対戦結果も調べてみると、以下のようになります。(不戦勝チームから見た勝敗、カッコ内は勝率)二回戦:108勝96敗 (.529)準々決:32勝34敗 (.485)準決勝:10勝21敗 (.323)決勝戦:12勝04敗 (.750)二回戦では若干優勢だった不戦勝チームですが、準々決勝はほぼ拮抗。そしてなぜか準決勝は圧倒的負け越し、逆に決勝戦では圧倒的勝ち越し。不戦勝チームは勝ち上がっても準決勝でほとんど負けてしまうが、決勝まで勝ち残ると優勝する可能性が高い、っていうことになります。不戦勝は全部で232チームが出場。優勝16回、準優勝8回。一回戦から出場は全部で528チームで、一回戦勝利チームは半分の264チームです。数は不戦勝チームとあまり変わりません。優勝は15回ですが、準優勝は23回もあります。●結論?以上の結果をサンプル数が少ないことは棚に上げて、無理矢理に理由づけして結論っぽいことを書いてしまうと、こんな感じになります。・トーナメントの前半では、一回戦が不戦勝かどうかはほとんど勝敗に関係ない。「待たされたほうが不利」とは言えない。・一回戦から出場するチームは、初戦を突破すれば準決勝までは勢いで勝てるが、連戦の無理がたたって決勝では消耗の少ない不戦勝チームに負けてしまう。・不戦勝チームは意外と有利ではなく、準決勝でほとんど負けてしまうが、決勝まで進出すれば優勝する可能性が高い。今年の不戦勝チームは伯和ビクトリーズ、ホンダ鈴鹿、松下電器、七十七銀行、JR九州、大阪ガス。優勝するのはこのうちのいずれかか、それとも…。日本選手権は今週土曜日に開幕です。(一応、慎重に調べたつもりですが、間違いなど発見されましたらコメント欄までお願いします)
2005年11月14日
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昨日、行って来たアジアシリーズの興農牛vs三星ライオンズ戦。せっかく写真を撮って来たので、観戦記の補足ということで写真レポートを書いてみました。いつものことであんまり映り良くないですが、ご勘弁を。昨日の日記はこちら。→[過去の日記]興農牛よくがんばりました(11月12日の日記)入り口正面です。おー、何か普段とは違うぞ(←普段都市対抗でしか来ないくせに)。ワクワク度が高まります。試合前のノック。牛さんの守備練習に間に合いました。控え捕手の鄭志雄選手は今でも名簿では外野登録になってるけど、やっぱりキャッチャーで守備練習をしてました。そりゃキャッチャー一人だけのわけないよねー。一人だけ上着を着ている陽建福投手(っぽい選手)がノック係の張文宗コーチにボールを渡す役目をしていました。ノック終了後、ベンチ前に集合する牛さんチーム。ケガしてるはずの選手たちも揃って耳を傾けます。ウィンドブレーカーを着た劉榮華監督の隣、背広を着たオジサマが話してますが、どなた?ちなみに輪のいちばん外にいた蔡仲南投手は誰かを探していたのか、しきりに観客席に目線をやり、ぜーんぜん聞いてなかった様子。スタメンの発表のときのセレモニー。最初に監督、続いてスタメンの選手が一番バッターから一人ずつコールされて、グラウンドに出て来る形式でした。こういうのもいいですね。これは三星の選手が紹介されているところです。始球式は象の洪瑞河さん。洪さんは「中華職業棒球聯盟・コミッショナー代行」と紹介されていました。まだ新しいコミッショナー決まらないんでしたっけ。これは始球式を終えて引き上げるところ。右は三星・陳甲龍捕手。ちなみに始球式はどんな球だったかというと…。写真を撮るのに夢中で、見てません。何やってんだか。映りが悪いですが、帽子に注目。無地に「牛」の一文字。これは日本で被って街を歩けば注目されること間違いなし!この画期的なデザインの帽子を被ったこのオジサマ方は、皆さん背広での観戦。牛球団の偉い人たち、なのかな。この日は9番に下がった張家浩選手は、サラサラヘアーが乱れるのがイヤなのか、ウェイティングサークルの間からしきりにヘルメットを脱いで髪型をチェック。打席に入るときもまたチェック。ちょくちょくヘルメット取ってました。張泰山選手は一回もヘルメット取らなかったのに(←何を期待?)。それとも暑がりなのかな?5回の猛攻のときには痛烈な惜しいライナーを打ったけど、守備で2エラーは痛かった。葉君璋捕手は今日は三回の大ピンチのとき、落ち着いて挟殺プレー2つでダブルプレー完成。盗塁も刺したし、打点も挙げたし、勝っていればヒーローってことで、試合後も他の選手が引き上げたあともしばらく取材を受けていました。が、取材が終わって退場するときは怒っているような表情で、かなり悔しそうに見えました。打席は三星の三番に入っていた梁竣赫選手(本当は「竣」じゃなくて、土へん)。なかなか個性的な構えなので撮ってみました。今日の主審は日本の川口さん。足首ネンザで休んでいた曾華偉選手はスタメンに復帰。さすが人気者、スタメンが発表されたとき、「酷龍!酷龍!」と他の選手より大きな声援が飛んでました。痛がる素ぶりも見せずにプレーした曾華偉選手でしたが、残念ながら打撃結果はゴロと三振ばっかり。一気に追い付く5回のチャンスも三塁ゴロ。足が痛くなければ1本くらい内野安打になったかなあ。暑がり?の張家浩選手と違って、曾華偉選手は手をこすったりして何だか寒そうにしてました。そうそう、初回の曾華偉選手の打席はバットをヘシ折られてのピッチャーゴロだったんだけど、折れたバットがバックネットを越えて私のほうへ真っすぐにすっとんで来たんですよ。うひゃ~ってことで、あわてて逃げました。よけなければ直撃だった?そして折れたバットは私の席の何列か後ろの通路に落下。その脇の席のお兄さんが素早く拾ってバットをゲット。折れてるとはいえ酷龍さんのバットがもらえるなんて、いい記念になるだろうな~って思ったら、すぐに警備員のかたが来て、お兄さんからバット取り上げて持ってっちゃいました。没収なんだろうか?静かに出番を待つ張泰山選手。残念ながらこの日はノーヒット。でも8回の大飛球は惜しかった。やっぱり打席での雰囲気はいちばんありますね。残念ながら試合は1点差で敗戦。試合後はベンチ前に整列して一礼のあと、一列に並んで引き上げていきました。、引き上げる選手の中に、ケガで出場機会がなかった鄭兆行選手発見。見た目は元気そうでしたよ。こちらはハイタッチで勝利を祝いながらベンチに戻る三星の選手。三星の選手は興農の選手が引き上げたあとも、かなりの選手がグラウンドに残ってました。この日は点差こそ小さかったけど、得意の継投が決まっての快心の勝利、かな。なぜか試合終了後にはホームベースの後ろのところに柵で迷路のような通路が作られ、選手はそこを通って退場。柵を作る意図は何だろう? ブレちゃってわかりにくいけど、いちばん左が蔡仲南投手、その隣が好投した克提茲投手かな。真ん中の背番号3・許國隆選手はチーム唯一の2安打で取材受けてます。引き上げるとき、いちばん後ろを歩いていたのが曾華偉選手と張泰山選手で、客席からの「酷龍加油~」「泰山加油~」の声援に、両選手ともチラっと客席のほうを向いて挨拶してました。堅い表情の中、一瞬、笑顔も見えたかな。ちなみに、写真の左上に写ってるハリボテのようなもの、これ、お立ち台です。ハリボテの向こうで三星・宣銅烈監督が勝利監督インタビューでしゃべってました。見えないっつーの。以上、写真レポートでした。おまけ:球場で売ってたアジアシリーズのパンフレット。何と1000円もします。自由席の入場料と同じ値段。高いよ、と思ったけど、60ページもあってほぼ全部カラーだし、各国の野球の歴史や、選手の写真がたくさん載ってます。こんな風に選手名鑑もついてます。高いだけの価値はあったかな。
2005年11月13日
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アジアシリーズの予選リーグ最終戦。台湾の代表として出場した興農牛は韓国の三星ライオンズに3-4で負けてしまい、予選リーグは1勝2敗で3位という結果になりました。→[網頁]スコア速報・アジアシリーズ サムスン対興農(日刊スポーツ)→[網頁]線上転播(CPBL)(big5)だいたいの展開は上のリンクでわかると思いますがちょっとだけ書くと、試合は序盤はエラー連発で、ファウルフライを捕って犠牲フライにしてしまうまずい判断もあって(わかってて捕ったのかなあ?)、2回で早くも4点のビハインド。またコールドなんてやだようって思ったけど、3回途中で勇壯投手のあとを受けた克提茲投手が無死二三塁の大ピンチを切りぬけると、いままでやや元気がなかった応援団、まるで勝ったような大盛り上がり。これで流れが変わったのか、それまで三振の山だった牛打線にいい当たりが出るようになり、5回には3安打に振り逃げと四球も絡んで3点を返し、一気に1点差に!しかし、その後は三星の1イニングずつの継投の前に、いい当たりが出てもヒットにならず。8回にはランナー一塁で張泰山選手、高く上がったフライは意外と伸びてレフトが後退。入れば逆転2ラン!だったけど、フェンス前で落ちて来てしまいました。最後は代打の羅松永選手が空振り三振。興農牛のアジアシリーズは終わりました。終了後、宣銅烈監督インタビュー中。スコアボードは今日も英字表記でした。残念ながら牛は負けちゃったけど、充分に楽しかったです。まず東京ドームで牛と韓国のチームが試合してるってこと自体、不思議な光景。入場前から周りのお客さんも多国籍っぽく、ここはいったいどこの国なんだろう、なんていう感覚に陥ります。おそらく日本人以外は台湾のかた、韓国のかたがほとんどだとは思いますが、外見だと良くわかんないですね。隣の席に「職業棒球」を読んでる濃い顔のお兄さんがいるから台湾のかたかと思ったら日本語で話してたり、反対に日本のかたかな、と思った人が話してるのが北京語だったり。もちろん中にはわかりやすい顔立ちのかたもいましたが、とにかく、席の周りでも日本語以外の言葉が激しく飛び交っていました。前の席のオジサンが加油のこと「ガーヨー」って発音してたのは何語なんだろか?」(「ガーユー」だったかも)牛さん側の応援スタンドに行ってみると、多国籍ならぬ多チームファン連合なのか、牛さんユニフォームを着ているかたはそれほど多くなくて、さまざまななユニフォームを着たかたがいました。象、獅、中華隊、ヤンキースに加えて、中には台湾體院のユニフォーム着てるマニアなかたも(日本人のかたっぽかったけど)。売ってるの?盛り上がる牛応援席。ちょっと何かあると、すぐにこんな旗振り回し状態になります。ブレちゃってて見えにくいですが、CPBLの聯盟旗を振っています。これ、わざわざ用意したのかな? 日本の応援団だって普段、NPBの旗なんて持ってないのでは?牛さんの応援は、応援リーダーの笛と太鼓に合わせて声援を送るスタイルでした。台湾の試合の中継を見ていつも思う、あの「プワーン」という音の楽器は何だろう。笛の一種とは思うんだけど。また、応援中はところどころで何かを歌ってるようでした。が、歌っている人が少ないのか声量が小さく、私のところまでは良く聞こえませんでした。個人ごとの応援歌?それから前の席のお姉さんが、余賢明選手が打席に入ると大声で「余賢明、余賢明、○○、△△△!」と歌ってたけど、私の語学力では良くわからず。歌ってほどでもないか。(2005/11/17追記:どうも「Salu,Salu,チャチャチャ」と言っていたらしい。サル、サルと言ってるように聞こえて、サルは張家浩選手(紅猴)じゃないのか? なーんて思ってました。それじゃ日本語だってば。Saluは余賢明選手のあだ名なんだそうです。意味や由来は全くわかりません)しかし牛の応援席は、アウトを取っただけで勝ったような盛り上がり、ランナーが出るとさらに盛り上がり、点が入るともうお祭り騒ぎ。ノリ良すぎです。これは三星側応援スタンド。真中やや左に写ってる黄緑色のものが都市対抗でもおなじみのステージ。韓国の応援は女子チアリーダーもいて都市対抗っぽいと聞いていましたが、反対側のスタンドから見た限りではだいぶ違う感じ。どう違うかというと。・女子リーダー、攻撃中は踊りません。応援リーダーのかけ声に合わせてチアスティックを振ります。観客はリーダーの動きに合わせてチアスティックを振ってました。・イニングの合間に曲に合わせて踊りますが、チアリーディングっぽいダンスじゃなくて、歌謡番組のバックダンサーが踊るような感じの踊り。(←何て表現すれば良いのかわからない)・つまり、いわゆる「チアリーディング」はしません。・曲はブラスバンドが演奏しているのではなく、場内のスピーカーから流れているようでした。どうも鳴り物応援が禁止?のようでしたし、これが韓国での普段の応援スタイルなのかどうかはわからないです。一方、こちらが牛さん側応援スタンド。お客さんは興農側のほうがちょっと多かったかな。全体的な客入りとしては、あんまり入ってないときの都市対抗くらいでしょうか。5~6000人くらい?これを多いと見るか少ないと見るかは意見が分かれそうだけど、野球の試合で、日本やメジャーのチームが出ないのに何千人もお客さん集まるだなんて、結構すごいことじゃないかと思います。というわけで、あー、楽しかった。来年もやってくださいねー。絶対に見に行きますよ。(やるの?)おまけ:蛇迷の皆さん?うははは、牛の試合だってのに大胆です。早くも来年を見据えています。(2005/11/12追記:写真レポートを書いてみました。観戦記の補足ってことで。→興農対三星・写真レポート(11月12日の日記))
2005年11月12日
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先日、掲示板のほうでイタリア在住のasreggio2006さんからバトンが回ってきました。私も回って来るのは初めてです。バトンのお題は休日の過ごし方、なのですが、私の場合、休日の設定はかなりいい加減で、野球を見に行く日を無理矢理に休日にしちゃったりします。逆に、土日祝日を野球に費やすことはあんまりないかも(今日は行くけど)。asreggio2006さんは私が野球好きってことで渡してくださったと思いますので意図とはちょっと違うかも知れませんが、「野球を見に行かない休日」について主に書きたいと思います。1・休日は、外出派? それとも自宅でまったり派?半々くらいかな。外出といっても、親戚の家に行くことが大半だったりします。2・休日の朝は何時に起きますか?外出するときは早起きします。でも、そうじゃないときは家族揃って昼頃まで寝てます。良くないですね。時間がもったいない。 3・休日の前夜は、夜更かし派ですか?早寝派ですか?思いっきり夜更かし。というか、休日の前夜じゃなくても常に夜更かしだったりします。(日記の更新が2時3時だったりするし)4・休日に外出をする時には、主に誰と出掛けますか?もちろん家族。一人で出かけることはほとんどありません。5・休日の外出は、車? それとも他の交通機関?車持ってないもので…。でも運転も好きなので、ごくたま~にレンタカー借りてドライブもします。6・テーマパークと映画では、どちらに行きたいですか?強いて言えばテーマパーク、かなあ。家族で見たい映画が合えば、映画も行くのですが。どちらも最近行ってないです。7・ショッピングと自然散策では、どちらが好きですか?散歩が好きなので、気候がいい時期なら自然散策です。でもこれから寒くなるからやりにくくなりますね。8・休日の夕食は、外食が多い? それとも自宅で?外食することはほとんどないです。9・バトンを回す方回って来るのが初めてなので、回すのも初めてです。必ずしも回さなくても良いみたいなのでどうしようかな、と思いましたが、社会人ネタ・台湾ネタでいつもお世話になっている・りんかんさん・小僧さんよろしければ受け取ってくださいませ。[記事]モトスミ・ブレーメン通り商店街 13日にフライマルクト(タウンニュース)東急東横線の元住吉駅前「モトスミ・ブレーメン通り商店街」でリニューアル工事が完成、その式典の中で都市対抗野球で優勝した三菱ふそう川崎野球部がパレードするのだそうです。お近くのかた、休日のお出かけにいかがですか?
2005年11月12日
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楽天イーグルスの秋季キャンプに合流して入団テストを受けていた陳金鋒選手(ドジャース)と増菘[王韋]投手(國立台湾體育学院)がテスト終了し、帰国するそうです。テストの様子はどんな感じだったかというと。[記事]鋒仔 測試賽呑三K(big5)[記事]日本職棒》陳金鋒測試 日媒體評價不佳(big5)(11/11)というわけで、陳金鋒選手はどうもイマイチだったようで。陳金鋒選手は10日の練習試合で谷中真二・小山伸一郎・一場靖弘の各投手の前に3三振、1四球。最初の2つの三振は外角の変化球に三振、最後のは一場投手の速球に三振。合格にはほど遠い内容だったとのこと。どうやらしばらく病気をしていて実戦から遠ざかっていたそうで、山下大輔編成部長も「これは本来の姿ではない」ってことで多少は大目に見てもらえるみたいですが、苦戦しているようです。山下部長は「変化球の多い日本では苦労するかも」という評価。ただし、打撃練習では関口伊織打撃投手と朝井秀樹投手から65スイング中13本のホームランを打ち、ストレートを飛ばす力は披露することができたとのことです。[記事]野村楽天入りを熱望!台湾選手2人が入団テストのため来日(サンスポ)(11/8)[記事]台湾人テスト生明暗(日刊スポーツ)こちらは日本語の記事2つ。陳金鋒選手はイマイチだったけど、増菘[王韋]投手のほうは期待以上の投球を見せ、将来性は首脳陣から高く評価されているようです。ただ、外国人枠もあるので、合否は微妙な様子。文中で松井優典二軍監督のコメントとして「スンは将来性を感じる」と書いてあるように、名字のツェン(増)じゃなくて、名前の1文字目のスン(菘)と、ニックネームで呼ばれてるみたい。と思ったら、本文に「スン・ウェイツェン」と書いてある。スンが名字だと思われている? 良く見ると、2つの新聞とも陳金鋒(チェン・ジンフェン)選手のことも「ジン・フェンチェン」と書いてある。2つの新聞で両方ともそう書いてあるということは、楽天での登録名(?)ではそうなっているってことかも。なお、合否は来週にも決まるとのこと。野村克也新監督もビデオで見て合否判定に一枚噛むようです。陳金鋒選手は実績のある選手だし、絶対合格すると思ってた。こんな風に微妙なことになるとは予想外。増投手は大学生だからいいけど、陳選手のほうは不合格だったらどうするのかしらん。過去の関連日記→[過去の日記]台湾二選手が楽天キャンプで入団テスト(11月6日の日記)→[過去の日記]陳金鋒、楽天入り?(11月1日の日記)
2005年11月12日
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アジアシリーズにかまけて社会人野球のことはサボり気味です。千葉市長杯は10日の木曜日に最終日を迎え、決勝でシダックスがJFE東日本を破って優勝したそうです。→[記事]社会人野球:千葉市長杯争奪大会 10日(毎日新聞)シダックス、廃部騒ぎがあってから公式戦負けなしの6連勝、かな。日本選手権に向けて調整は順調のようです。千葉市長杯は「来年へ向けてモード」で若手選手を多く使う傾向の大会、他のチームにもそういう投手起用をしているチームが多いように思えますが、シダックスは少なくとも投手リレーを見る限りでは主力投手をどんどん使い、勝つ気満々。野村克也監督退任まで全勝で行くぞ!って感じでしょうか。そんな中で、今までリリーフばっかりだったイメージのある上田博之投手が先発やってるのは、ドラフトで投手が抜けそうってことで来年を見据えて、なのかな。しっかり後のことも考えているのかも知れません。ところでシダックス関連で1つ。白夜書房の雑誌・「野球小僧」の新しい号が出ています。この最新号に、シダックス・梅沢直充マネージャの特集記事が。ちょっと読んでみると、野村監督と梅沢マネージャはたいへんいい関係を築いておられるようで。マネージャさんはチームの仕事をするためにいるのかと思ったら、梅沢さんの場合は野村監督を送り迎えする車の運転とか取材の対応とか、野村監督の付き人みたいな仕事をされてるんですね。名簿を見ると、シダックスにはマネージャさんが2人。チームの仕事と野村監督周りの仕事と、分担してるんでしょうか。普通の監督さんはチームと一緒にバスで移動らしいですが、野村監督はさすがに特別待遇で専用車で送迎とのこと。私が大田スタジアムに行って写真を撮ったときに写ってた黒い車(→これ)。車種からして、野村監督を送り迎えするときに使う車みたいですが、これは社有車なんだって。野村監督個人の車かと思ってた。就任当初は中古車で送迎だったんだけど、それじゃ恥ずかしいってことで、梅沢さんが会社に頼み込んで用意してもらったものなのだそうです。へー。もしかしたら一緒に東北楽天に連れて行く?みたいなことも書いてありますね。マネージャさんに脚光が当たることはあまりないので、ちょっと勉強になりました。
2005年11月11日
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興農牛のアジアシリーズ第2戦は千葉ロッテ戦。結果は12-1の7回コールドでボロ負け。私はビデオ観戦でしたが。千葉ロッテ打線、すごいですねぇ。打ちすぎ。打球が速いし、良く飛びます。清水直行投手も良かった、のかな? 普段を良く知らないからわからないけど、三振の山だし、何かこう、全く打てそうもないとうか、強い打球がほとんど打てなかった。東京ドームで投げる清水投手を見るのは、赤いユニフォームを着て打たれてうなだれていたとき以来、6年ぶりです。そういうピッチングは6年前にしてください。元東芝府中ファンより。ボロ負けだったけど、陽建福投手の5連続奪三振もあったし(5連続のうちの最後の1つしか放送時間に入ってなかったけどさ)、1点返して意地も見せたし、何よりも牛さんが日本のチームと試合してるところを映像で見られたってことだけで一応、満足だったりします。差があるのは仕方ない、その中でキラッと光るいい場面があればそれで良いのです、はい。最初から中継して欲しかったなぁ。早く終わっちゃって最後、放送時間余ってたし。その余っちゃった放送時間を使って、「日本プロ野球・歴代名外国人選手特集」みたいな企画をやってて、郭源治投手・郭泰源投手・呂明賜選手の当時の映像が。おー、なつかしいぞ。特に背番号12の郭泰源、なつかしい。西武に入ったときは12でしたね。やっぱり今見ても速いです。まだ日本にいるのかな?(ナニナニ、趙士強社長が郭泰源に会うために来日? ってことはまだ滞在中なんですね。→[記事]趙士強11日悄然赴日 將訪郭泰源與西武隊)●国内球迷はご立腹[記事]亞洲大賽/興農慘遭提前球迷批國恥 輸球還笑[足包]壘不積極(big5)台湾国内のファンの皆様はたいへんにご立腹のようであります。大敗も気に食わないけど、態度がいけなったようで。「国の恥」「見ていて恥ずかしかった」「もう来年は出なくていいよ」「日本の二軍にだって勝てない」「負けてるのでベンチの中で笑ってるのは何事だ」「負けは仕方ないが、態度が良くない。内野ゴロで走らないし、振り逃げのときも走ってなかった。こんな試合態度は今までに見たことない。」台湾のかたにしてみれば国の代表として送り出してるチーム。不甲斐ない試合は許さない、ってところでしょうか。内野ゴロで走らなかった場面ってどれだろう。ビデオ見直してみたけど、テレビ中継の間はほとんど三振とフライばかりで内野ゴロは1つしかなかなくて良くわからず。中継が始まる前の話なのかな。本当なら確かに良くないなぁ。●劉總「全力は尽くした」[記事] 興農ブルズ 試合後会見 「KONAMI CUP アジアシリーズ2005」2日目 劉榮華監督の会見。「恥ずかしい結果だったけど、全力を尽くした」とのこと。「国際試合の実戦という経験を積んで欲しいから外国人投手じゃなくて本土投手で」っていうのは、劉監督は前から言ってました。確かに日本のチームと真剣勝負ができる機会なんて滅多にないわけで、いい経験になったのでは。結果は悪かったけど、チームの本土投手でいちばんの好投手2人を出してぶつかって行った結果です。ダメだったところはしっかりと反省材料にしていただければ。牛さんチームだけじゃなくて、球界全体で。●明日は勇壯vsハリカーラ[記事]亞洲大賽/力[手弁]晉級中止台韓職棒7連敗 興農勇壯戰三星(big5)三星ライオンズとの試合は、牛は台湾歴代最多勝の勇壯投手。三星はメジャーリーグから今年途中入団したらしいハリカーラ投手。記事にも書いてあるとおり、韓国のチームには親善試合・練習試合で全く勝てず7戦7敗。勝つのは難しそうな感じだけど、普段着の野球でしっかりぶつかって行けばそれで良いのではないかと思います。あとは、ファンをがっかりさせない「態度」でお願いします。→韓国チーム相手はとても分が悪い(11月9日の日記)千葉ロッテとの試合のテレビ中継では、応援の様子とかベンチの様子とか、楽しみにしていた部分があんまり良くわからなかった。生で見てきます。楽しみ。
2005年11月11日
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とうとう始まりましたよ、アジアシリーズ。私は昼間は外出の用事が入ってしまったので聯盟ページで速報をチェックできず、あとでニュースを見て牛の勝利を確認。良かった良かった。夜の千葉ロッテと三星の試合はビデオ録画して観戦です。どんなジャッジをするのかな、と思ってた台湾の主審のかた、アクションとかはそれほど日本と変わらない感じ。中国の一塁塁審のかたのほうがおもしろいというか、変わってた。オーバーアクション気味だし、それにまだボール捕ってないんじゃないの?っていうくらいタイミングが早かったです。あと、スコアボードの選手名が英字表記なんですね。かなりの違和感が。しかも文字数が足らないから、フルネームが表示されない選手もいる。こりゃスコアボード見ただけじゃ誰が誰だかわからなそう。観戦のときは英字表記も調べて行かなきゃ。さて、記念すべきアジアシリーズの第一試合は、興農牛が中国代表・チャイナスターズを6-0で破りました。→[網頁]線上転播(big5)メンバーを見ると、昨日の練習中に怪我をした曾華偉選手は欠場でした。あああ、早く治りますように。試合経過では、牛は中国の投手の2つのボークでチャンスを広げて得点に結びつけるとともに、曾華偉選手の代わりに3番センターに入った張建銘選手の3ランホームランが大きく効いたみたいです。[記事]チャイナvs.興農 試合後会見 「KONAMI CUP アジアシリーズ2005」初日(スポーツナビ)記念すべきアジアシリーズ史上第一号ホームランを打った張建銘選手、いい笑顔で写っています。「僕はホームランバッターじゃないのに打てるだなんて、とっても意外!」とのこと。台湾では去年はホームラン1本、今年も2本しか打ってないんだって。でも昨日の練習では5本も打っちゃったそうで。ボールが良く飛ぶらしい。→[記事]亞洲大賽/東京巨蛋轟全壘打名留青史 張建銘:好意外(big5)さて、このスポーツナビの記事では先発の戦玉飛投手のことが「ツァン・ユフェ投手」とカタカタ表記されてますが、"・"が入ってるのが気になる。"・"が入ってるのはアジアシリーズのオフィシャルページでもそうなっていて、どうも"・"入りで登録されているようです。→[網頁]興農ブルズ・詳細&選手一覧スポーツナビの記事に戻ると、さらに文中には「ツァン投手のコメント」と書かれている。そこで切れるんですねぇ。「戦」が名字で「玉飛」が名前みたいな扱いみたい。台湾でも「戦」と「玉飛」で切って発音するのかしらん。他の外国人選手も見てみると、克提茲投手も「クゥ・テイツ」と"・"が入ってます。「克」が名字で「提茲」が名前? でも、本名の"CORTES"の発音を漢字表記して「克提茲」なんだから、それはないか。そして、勇壮投手だけは、「オスバルド・マルティネス」って本名で登録されているんですねぇ。おもしろいな。他にも千葉ロッテの登録選手一覧のところを見ると、サブロー選手がなぜか本名の「大村三郎」で登録。何でだろ~(←古い)●興農牛vs日本明日の牛さんチームは日本チャンピオン・千葉ロッテマリーンズとの対戦です。地上波でテレビ中継があるし、史上最も台湾の単独チームが日本のファンの注目を集める試合になる? 大げさな言い方をすれば、この1試合で日本における台湾野球のイメージが決まりますよ。過去の日本チームとの対戦では、牛は2年前に福岡ダイエーホークスが台湾遠征して来たとき、1試合、ホークスと試合してます。結果はこれ。→[網頁]福岡ダイエーホークス 8-1 興農牛(日刊九州)(2003/11/16)牛のメンバーは2年経ってもほとんど変わってないですねぇ。今はケガで何人かいないけど。このときの打線はベストメンバーと言って良さそうです。一方、ホークスのメンバーを見ると、ほとんど良く知らない選手。二軍級?1.5軍?なのにスコアは8-1。しかも台湾のホームでの試合で、この結果なのでありました。●明日の先発は陽建福と清水直行[記事]亞洲大賽/興農牛11日大戰日本羅徳 陽建福對決清水直行明日の先発は、ケガしなければ牛のエースだったはずの陽建福投手と、本来ならロッテのエースだったはずの清水直行投手。両投手とも今年のシーズン成績は不本意だったことと思いますが、シリーズでは活躍しました。楽しみな対決です。●始球式は郭源治さんところで、今日の牛の試合は大豊さんが始球式だったそうですね。そして明日の牛と千葉ロッテの試合の始球式は郭源治さんだそうです。へ~。→[記事]亞洲大賽/陳大豐為中台戰開球 郭源治將在中日大戰開球(big5)でも今日もそうだったけど、明日の試合も地上波の中継(TBS)は試合開始からやってくれません。試合開始は18時。でも中継は18時55分から。始球式は中継で見られなそう。残念。
2005年11月10日
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こまごまとアジアシリーズ関連のニュース。●曾華偉、ケガ[記事]亞洲大賽/曾華偉練球[手率]倒右[月卻]踝受傷 本次比賽恐難上場(big5)[記事]〈亞洲大賽〉曾華偉意外[手丑]傷 遭擔架抬出球場(big5)曾華偉選手が守備練習時に大きなフライを捕ろうとしたとき、フェンス前の赤土色のゾーンの境目に足を取られてつまずいて転倒。歩くことができずに担架で運ばれたほどで、診断の結果は足首の軽いネンザ。10日の試合は様子を見てとのことで、下手をするとアジアシリーズ全休になる可能性もある。ありゃりゃりゃ、欠場となればこりゃ痛い…。人工芝用のスパイクを履かずに守っていて転倒した、って書いてある記事もあります。慣れない人工芝球場の影響がこんなところに出てしまったってことに。確か、曾華偉選手って五輪もケガで棒に振ったんでしたっけ。もし今回もダメなら、ついてない人です。●蔡仲南もダメ[記事]蔡仲南坐板[登几]鬱卒(big5)蔡仲南投手も痛めた手肘の回復が思わしくなく、アジアシリーズは完全にお休みだそうです。「キャプテンの鄭兆行と一緒に応援団に専念するよ」ってことで、鄭兆行選手もまだ治ってなくて無理みたい。こちらはある程度、予想されていたこととはいえ、ケガ人多いです。●中国チームもケガ人[記事]賽前叫陣 4教頭先禮後兵(big5)相手の中国・チャイナスターも、中国最高の外野手で1番打者の孫嶺峰選手がケガにより登録から外れたとのこと。●台湾・中国ともに白い天井に苦労[記事]〈亞洲大賽〉中國隊外野手不適應白色蛋頂(big5)[記事]〈亞洲大賽〉興農早起査敵情 突破投手成重點(big5)[記事]〈亞洲大賽〉聯盟裁判提醒興農注意特殊場地規定(big5)中国チームの東京ドーム練習の様子を牛のコーチ陣および葉君璋捕手が偵察。外野の守備で、白い天井のせいでフライを見失う場面が多発。中継プレーでもきめ細かいプレーができていなくて、このあたりが弱点かも、とのこと。中国のラフィーバー監督も、「打ってから捕球するまで絶対にボールから目を離すな!」一方、台湾チームもやっぱり白い天井には手を焼いているようで、劉榮華監督曰く「この白い天井はホントに見にくいよ」。かつてこの地で都市対抗野球を観戦した牛のコーチの一人は、「もしフライを見失ったときは、大声を出して他の外野手に知らせること!」と指示。都市対抗野球でも毎年のようにありますもんね、「ドーム失球」。双方条件は同じだけど、「ドーム失球」で試合が決まってしまうと白けた気分になります。なるべく出ないといいんだけど。ところで都市対抗を見に来た牛のコーチって、誰だろう?●ボール飛びすぎ?[記事]亞洲大賽/興農牛10日首戰中國 戰玉飛先發大戰陳坤(big5)劉榮華監督の会見によると、台湾ではホームランをほとんど打たない選手が、この日の打撃練習でポンポンとフェンスオーバーの打球を打ったそうです。[記事]“森林王子”「台湾より球がよく飛ぶ」興農ブルズ公開練習(スポーツナビ)こちらの日本の記事でも張泰山選手が語ってるように、ボールがだいぶ飛びやすい模様。しかもホームランが出やすい東京ドーム。牛さんはあんまりホームランが多いチームじゃないみたいだけど、これは結構出るかも。●審判も出番です[記事]亞洲職棒大賽日韓大戰 中華職棒裁判擔任主審(big5)アジアシリーズでは、参加四ヶ国から三人ずつの審判員と一人の記録員を派遣、共同して試合の執行にあたる。台湾からは許福利・陳海峰・張展榮の三人の審判員と陳宋卿記録員が派遣。さっそく明日の千葉ロッテvs三星の試合で主審と二塁塁審、左翼線審、そして記録員を務める。台湾プロ野球の審判が国際大会の主審をつとめるのは初めて。この後も3人の審判員は牛が出ない試合全てで審判を務める。ただ、主審をするのは最初の試合のみ。というわけで、明日の千葉ロッテvs三星の試合は審判員6人のうち3人が台湾の審判で、書いてないけど残り3人は中国の審判のかた、ということみたい。線審もつけて、審判は6人制で行なわれるみたいですね。台湾と中国の審判員が担当。うーむ。台湾の審判のかたは、たびたび誤審騒動が記事になったり、聯盟が審判員の技術水準が低いことで頭を悩ませているなど、どうもあまりよろしくない評判ばかり聞こえてきます(日本もヨソのこと言えないかも知れないけど)。中国の審判のかたも上手とはあまり思えない。ストライクゾーンも各国で微妙に違うようだし、モメ事の原因になったりしないかしらん。そんな心配もありますが、ここはビシッとしっかり裁いていただきましょう。
2005年11月09日
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明日はいよいよアジアシリーズ開幕。今からワクワクします。興農牛の初戦は中国代表チームのチャイナスターズ。政治的にはとっても険悪っぽい中国と台湾。その影響は野球界にも及び、台湾で野球の国際大会が開かれると、中国代表チームは出場してくれません。でも両国の野球界が全く断絶しているのかと言えばそうでもなく、中国のリーグには台湾から結構な数の指導者が行っていて、往年の名選手だった(らしい)廖敏雄・江泰権・郭建成(元ヤクルトスワローズ)といった人達が指導に行っているとか。その縁で中国リーグのチームもわりとちょくちょく台湾に来て地元チームと練習試合などしているそうです。2年前にはシーズン前の練習試合とはいえ、台湾プロの中信鯨が中国の上海金鷹チームに負けてしまった、っていう記事が出ていました。中国の単独チームにも、それだけの力はあるということでしょう。そして代表チームでの試合でも、今年の8月に行なわれたイタリアでの大会で、とうとう台湾代表は中国代表に負け。代表チームといっても台湾はアマチュア代表ですが、今まで代表チーム同士の試合では一度も負けたことがなかったのに中国はどんどん強くなっていると、少なからず衝撃を与えたようです。→イタリアプレ大会・台湾チーム結果(9月3日の日記)そもそも、台湾が「ドリームチーム」だったアテネ五輪予選だって3-1とスコア的には僅差でした。打点は全てドジャースの陳金鋒選手が挙げたものだし、中国打線を1点に抑えたのは西武の張誌家投手。台湾国内の選手だけだったら、もしかしたら…っていう内容。もちろん今回は陳金鋒選手も張誌家投手もいません。牛にとって、そんなに楽観できる相手でもなさそうです。●明日の先発は戦玉飛と陳坤[記事]亞洲大賽/興農牛10日首戰中國 戰玉飛先發大戰陳坤(big5)牛の先発は既報のとおり、外国人投手で今年の最多勝・戦玉飛投手。一方、中国は陳坤投手とのことで、中華隊が悩まされて来た天敵の左腕・王楠投手じゃありませんでした。これはどうなのかな? ラッキー? それとも…。試合は明日の11時から開始です。私はたぶん、見られないんですけどね。聯盟のページで速報するそうなので、チェックしたいと思います。
2005年11月09日
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1日遅れになりますが、かずさマジックが最後の公式戦となる千葉市長杯に出場、一回戦でシダックスと対戦しました。結果は。シダックス 11-0 かずさマジック (7回コールド)シダックス、容赦ありません。かずさ市民応援団の結果報告によれば、投手野手ともに若手起用で、特に先発は高卒新人の今成純太郎投手。「勝ちに行った試合」ではないだろうけど、それにしても気が滅入る結果です。あんまり変な試合が続くと、スポンサーが逃げちゃうんじゃないかと心配。何かいい材料はないかというと。生観戦されたBaykinさんが書かれた観戦記(選手の採点つきの力作)によりますと、この試合、かずさ打線はヒットを5本も打ったらしい。この前は0本だったのに、5本。大きな進歩じゃないですか。このまま10本、15本と増やして行けばいいのです。次は1点くらい取ってください。(←ヤケ気味)かずさ市民応援団の予定表によれば、これで今年の公式戦は全て終了とのこと。1年間、おつかれさまでした、とは、あんまり言いたくない気分。異様なほどに弱かったですねぇ、今年は。日立市長杯の頃までは順調に来てたように感じたのに、それ以降はどんどん結果が出なくなって行ったような。また来年です。退部される選手のかた。こちらは本当におつかれさまです。おそらくあの選手のかたも…。正式発表が怖い。●千葉県にまた新クラブ[記事]千葉に“モリケン球団”発足へ(スポニチ)俳優の森田健作さんが千葉県のどこかに新しくチームを作られるとのこと。まだ何だか良くわかりませんが、とにかくそういうことだそうです。最近、芸能人のかたがチームを作るっていう記事を見てもだんだん何とも思わなくなって来ました。が、このチームは監督になられる予定の元阪神・若生智男氏、現役投手もやるそうで、何と69歳のプレーイングマネージャー! どんなかたが全然存じませんが、すごいです。谷沢健一さんが柏市に作られるという「谷沢野球コミュニティ千葉」と合わせて千葉県は少なくとも2つ、チームが増えってことになりそうです。千葉もずいぶんクラブが増えたものです。その谷沢野球コミュニティ千葉の入団テストは今週土曜日だそうで。→[記事]社会人野球:元中日・谷沢氏結成のチーム、入団テスト概要決まる /千葉(毎日新聞)(10/22)
2005年11月09日
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土曜日のアジアシリーズ観戦に向けて、三星ライオンズについて勉強中。主力選手の名前や成績は簡単に調べられるんですが、やはり特徴というか、個性までは良くわからないですねぇ。それは現地で見ないとね。あと、難しいと思うのは発音。私は韓国の選手も漢字表記のほうがすすすすっと頭に入るのですが、同じ漢字でも台湾の選手と韓国の選手では発音が違うから、読み方がなかなか覚えられない。当日までにはすらすら言えるくらいになりたいな。当日のスコアボード表記はカタカナ?漢字? そんな細かいことも気になるのでした。参考にしたページをいくつか挙げておきます。日本語だと。→[網頁]アジアシリーズ2005(読売新聞) 各国の戦力紹介記事があります。→[網頁]コナミカップ アジアシリーズ2005(スポーツナビ) こちらも各国の戦力紹介記事があります。→[網頁]韓国シリーズ制覇 サムソン(サムスン)ライオンズ! 解説つき選手名鑑があります。台湾の記事だと。→[記事]三星獅主力戰將解析(big5) 主力選手の紹介記事です。→[記事]宣銅烈掌符首年就奪冠(big5) 三星の今季の戦いぶりについて。→[画像]南韓三星獅主力選手本季成績 主力選手の成績一覧。さて、一般的には台湾と韓国のプロ球団同士だと、どちらが強いと思われているんでしょうか。先日、TBSテレビのお仕事で台湾シリーズ観戦にやって来た元巨人の槙原寛己さんは「アジアシリーズの四ヶ国の中では日本が抜けていて、韓国台湾は同じくらい。中国はだいぶ差がある」とコメントしていたそうです。確かに代表チーム同士の試合、たとえばオリンピックの予選だと、台湾と韓国はいい勝負。ではプロ球団同士だと?過去の戦績を引っ張り出してみましょう。去年の秋と今年の春の二度、台湾の球団が韓国の球団を招いて親善試合をするっていう機会がありました。●兄弟象vs三星ライオンズ昨年の秋に象さんチームが韓国から三星ライオンズを招いて親善試合を開催。確か、三星は元中日の宣銅烈さんが監督に就任したばかりで、この大会が初采配だったと思います。象の成績は、昨年は年間勝率3位。今年は4位タイ。三星ライオンズは昨年は2位。今年は韓国チャンピオンとして来日。結果は。2004/11/19 三星 8-7 兄弟 ○權奕 ●莊培全2004/11/20 三星 12-7 兄弟 ○羅炯珍 ●劉文貿2004/11/21 三星 7-1 兄弟 ○金珍雄 ●劉俊男(詳しいスコアはこちら)三星の3戦全勝。この大会、両チームともベストメンバーではありませんでした。まず、双方ともに外国人選手はナシ。三星はエース(らしい)の裴英洙(ペ・ヨンス)投手、韓国代表の林昌勇(イム・チャンヨン)投手らが来台せず、野手のスタメンもレギュラーの選手は半分くらいで「一軍半」のメンバーだったとのこと。一方の象もこの頃からすでにケガ人が多くて、陳瑞振選手・陳瑞昌選手・呉俊億投手らが欠場。完全に外国人選手に寄りかかった状態だった去年の象さん投手陣、本土選手だけになると弱くて3試合とも大量失点。打つほうは1戦目2戦目は終盤に追い上げて接戦になってますが、これは三星が主力投手を引っ込めたからだそうで、非主力の投手からは点が取れるけど主力投手が出て来ると全く打てないのは問題だ、というようなことが当時の記事には書かれてました。特に三星が主力2投手を起用した第3戦はヒット3本しか打てず、12三振を喫して完敗。●統一獅&LaNew熊vs起亞タイガース兄弟象屈辱の三連敗から三ヵ月、年が明けて今年の春には、統一獅が韓国から起亞タイガースを招いて親善試合を開催。起亞は日程終了後もしばらく台湾に残って練習を続け、熊とも練習試合を行ないました。韓国の起亜タイガースは昨年は4位、今年は8位(ビリ)だったチーム。獅は昨年は前期優勝、今年は年間3位。熊は昨年・今年とも年間順位ではビリ。結果は。2005/02/26 起亞 2-0 統一 ○朴正太 ●成本年秀2005/02/27 起亞 8-3 統一 ○尹亨鎮 ●潘威倫2005/03/01 起亞 8-3 LaNew ○崔尚徳 ●許志華2005/03/03 起亞 1-0 統一 ○朴正太 ●林岳平(詳しいスコアはこちら)また台湾の全敗。これらの試合では双方とも外国人選手が入り、調整途上とはいえベストに近いメンバーで行なわれたようです。この大会は事前の新聞記事では、統一・LaNewは台湾リーグ開幕まであと2週間ほど、開幕直前に近い状態。起亞は韓国リーグ開幕まであと一ヵ月以上もあって調整不十分。よって条件的には台湾側有利。っていう論調が多かったように思います。が、結果はまたも台湾側の全敗。以上、ここ1年の韓国チームとの試合は、私が知ってる限りでは7戦7敗。しかも台湾のホームで試合してこの結果。完敗です。親善試合・練習試合とはいえ、結果だけで判断すれば、歴然とした差があるとしか思えません。さらに今回は地の利がない東京ドーム、しかも不慣れな人工芝とドーム球場。勝つのはかなり困難?というわけで、土曜日は負けてもともと、勝てればラッキーくらいの心構えであんまり勝敗にはこだわらずに、牛がんばれ~ってことでまったりと応援して来ます。
2005年11月09日
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許銘傑投手、残留決定ですか?[記事]郭總請辭 竟[手止]到猫仔(big5)一応、訳してみます。(細かいところがイマイチだけど、大意はあってるはずだ。間違ってたらツッコミのほどを)許銘傑は台湾に帰ってくるというウワサがあったが、彼が昨日、電話取材で明らかにするところには、「来年も西武に残れることに決まりました。今のところ台湾に戻ってプレーするつもりはありません」。昨日辞任した誠泰Cobrasの郭泰源監督が蛇隊の投手の誰かを連れて西武入りし、交換で許銘傑は弾き出されるというウワサは早くからあった。また、昨日のオーナー会議では海外組の選手について話題になり、聯盟としては成績不振の選手には帰ってきて欲しいこと、その中に許銘傑の名前もあり、あるオーナーは許銘傑は来年は台湾に戻ってくることが決まっている、とまで言った。これを聞いた許銘傑曰く、「僕っていつの間にこんな人気モノになったのかなあ。どうしてそんな話になってるのか知らないけど、まさか彼らは西武の偉い人と情報交換でもしてるの?そんなことを話し合うなんて失礼じゃないの?」彼が言うには、西武球団は現在、主力選手の案件について処理中であり(注:豊田清投手や石井貴投手のことかな?)、彼については今のところ球団からは特に戦力外のような連絡はなく、まして彼はちゃんと秋季キャンプに参加している。来年も残留することに支障はなく、あとは契約の話し合いをするだけだという。日本に来て6年、彼は毎年、今年が日本最後の年だと言って自分を追い込んで来た。彼はまだ日本でもっともっと頑張りたいという。「今は台湾に戻ってプレーするつもりはないよ。」現在、許銘傑は手に少しケガをしていて故障者リストに入っているが、すでに二軍の練習に参加していて投球練習も行っている。現在は来年の開幕に間に合わせるために、コンディションの維持とケガの治療を重点的に行っているという。また、郭泰源は監督辞任後、すぐに飛行機で日本へ飛んだが、許銘傑は郭泰源辞任の知らせは知っているものの、今のところ連絡はないという。良かった良かった。今年のダメっぷりじゃあもう残れないかと思った。本人が言ってるんだから、信じていいのかな。確かに、この時期になっても戦力外にならないんだから、残留の可能性は高いのかも、と思いつつ、残留確定っていうニュースもないから心配だったのです。本人が勝手に残れると思って記者に話してるだけでないことを祈りつつ、続報を待ちます。[記事]《中華職棒》許銘傑若返台 熊蛇有得喬(big5)言ってるそばからこんな記事も出てるし。戻ってきたら熊か蛇に入団っていうものですが。「続約のニュースが聞こえて来ないので、来年台湾に戻ってくる可能性は否定できない」…確かにそのとおりです。早く安心させてください。2005/11/09追記。[記事]西武 シコースキー獲得に名乗り(スポニチ)「現時点で許は来季の構想外で新外国人を調査中」…がーん。どっちなんだよう…。要は新外国人補強に失敗したら残れるとか、そんな感じなのかなあ。
2005年11月08日
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アジアシリーズに出場する牛さんご一行は、お揃いのスーツに身を包んで出発し、無事に日本に到着。牛さんもスーツ作ったんだ。揃いのスーツを作ったのは熊・蛇に続いて3チーム目だとか。熊は何の行事で作ったんだろ?牛さんご一行は到着後、会見とパーティが行なわれた高輪プリンスホテルへ移動。わいわいとゴハン食べてた様子が、一瞬だけどスポーツニュースでも流れました。一瞬すぎて誰だかわからなかったです。到着後の記事を1つ。[記事]〈亞洲大賽〉興農抵達東京 明午最後調整(big5)多くの牛の選手たちは、試合に向けてこう語る。「台湾シリーズの疲れも取れたし、調整はほとんどバッチリ。あとは球場に慣れることだね。シューズを履き慣れることと、あと燈光問題が残ってるんだ。」 燈光問題って何だろう? ドーム球場は初めての選手も多いから照明が目に入らないように注意とか、かしら。そういえば東京ドームの天井は白いから、昼間はフライがすごく見にくいんだった。日本の選手でもたまにフライを見失うくらいだから、普段の試合でもフライが捕れないことがあるらしい台湾の選手なら、なおさら見失いやすいに違いない。しっかり練習して、できるだけ慣れておかないと。幸いにも昼間の試合は最初の中国戦だけ。相手も条件は同じです。それからシューズを履き慣れるというのは、昨日、出発するときにスポンサーから人工芝用のスパイクを支給されたことを指しているのでしょう。台湾にいる間に履き慣らそうにも、台湾には人工芝の球場がないんでしたっけ? 大丈夫かなぁ。慣れないから守備中に靴が脱げちゃったりする珍プレーとか起きたりして。スパイクといえば、こういう記事があります。[記事]〈亞洲大賽〉東京巨蛋場地新 攻守交換需換鞋(big5)アテネオリンピック予選で使用した札幌ドームと違って、東京ドームの人工芝は厚みがある。だから普段使っている堅い刃のスパイクを履いて守備をすると、滑べって転んでしまう可能性が高い。専用の軟らかい刃のスパイクは必需品だ。一方で、東京ドームは塁の周りと塁間に土の区域があり、打撃のときは台湾の普段の試合と変わらないから堅い刃のスパイクが適している。だから野手は攻守交代のたびにスパイクを履き替えなければならないかも知れない。東京ドームでの試合って、選手は攻守のたびにわざわざスパイクを履き替えてるんですか? 確かに、そんなような場面を見たことあるような気がするけど…。良く憶えてないや。もし本当に履き替えるなら、日本の選手は当然、手慣れたものでしょう。でも、台湾の選手は初めてみたい。こういうところにも「文化の違い」が表れるものなんですねぇ。明日の10時から4時までの間に、各チームとも東京ドームで練習を行なうとのこと。そして、明後日にはいよいよ本番を迎えます。
2005年11月08日
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例の江藤省三さんのチーム・神奈川BBトリニティの記事が載っています。[記事]社会人野球:野球評論家・江藤省三さん、横浜にクラブチーム結成(毎日新聞)マルユウベースボールクラブ湘南の公式ページによれば、昨日の神奈川県クラブチーム対抗戦の試合後にこの江藤省三さんのチームとのエキシビジョンマッチがあったそうですが、それはこの記事によれば、県野球協会への加盟を審査するテストマッチだったんだって。へー、試合で審査するんだ。弱すぎるとダメってことなんでしょうか。そのテストマッチは途中で雨天打ち切りになってしまったそうですが、6回表で1点勝ってたとのこと。きっと合格でしょう。まだセレクションしたばかりでそれほど練習してないはずなのに、結構強そうです。今日、開幕した千葉市長杯の結果は、JABAによりますと以下のとおりだそうです。◇一回戦新日本石油ENEOS 5-3 鷺宮製作所日立製作所 2x-1 日産自動車日本選手権に出るチーム同士の試合と、出ないチーム同士の試合。神奈川勢は1勝1敗でした。第二試合の結果がこちらにあるのですが(→これ)、日産のバッテリーのところに「南」とあります。日産の新人・南貴之選手って、外野だと思ってたけどキャッチャーもやるんだ。それとも単なる間違い?(追記:翌日の毎日新聞でも捕手・南ですので、間違いじゃないみたいです。高校・大学時代は投手やショートもやっていたと以前、教えていただきましたが、キャッチャーもできるらしい。器用な選手なんですね)明日は第一試合でかずさマジックが登場します。相手はシダックス。もう「来年へ向けてモード」だろうけど、この前の悔しさをどれだけバネにできたかどうか。期待して結果を待ちたいと思います。
2005年11月07日
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ずっと気づかなかったのですが、アジアシリーズ公式サイトで今年のオールスター(+ホームラン競争)と、昨年の總冠軍賽第7戦のビデオが見られるんですね。[網頁]KONAMI CUP アジアシリーズ2005フラッシュを見たあと(SKIPしても可)、CPBLのロゴをつついて「オールスターのムービーはこちら」のところをたどると出てきます。おー、馬力歐が生きてる! 象の二軍でホームラン競争優勝しちゃった陳任冠選手ってこんな感じの選手なのね。總冠軍賽では獅のショート陽森選手のトンネル。鮮やかすぎ。あんなエラーだったんだ。もちろん他の国のビデオも見られますよ。(プロモーションムービーは、見た人が国家代表チーム同士の試合だと勘違いしそうな内容でかなり疑問符。相当前に作ったんだろうか。)さて、アジアシリーズまであと3日。今日は牛さんチームの出発会見が行われ、先発投手も発表されたそうです。[記事]亞洲大賽/陽建福先發抗日本 戰玉飛、勇壯戰中國與韓國(big5)これによりますと、アジアシリーズの先発投手は以下のとおり。10日:中国・チャイナスターズ戦→戦玉飛投手11日:日本・千葉ロッテマリーンズ戦→陽建福投手12日:韓国・三星ライオンズ戦→勇壯投手以前の報道とちょっと違いますが、蔡仲南投手はまだケガの具合が思わしくないようで無理とのこと。台湾シリーズで投げた3投手になりました。順当なところ。では、なぜこのような順番にしたのか。劉榮華監督曰く。・中国戦は絶対に負けることが許されない試合なので、今年もっとも安定した活躍を見せた最多勝・戦玉飛投手。・千葉ロッテ戦が陽建福投手なのは、彼が現在で台湾最強投手であるが、アジア最強の日本チームと対戦できる機会はめったになく、世界の野球の潮流を学ぶにもいい経験になるだろうから、という理由。・三星戦が勇壯投手なのは特に理由は書いてない。台湾シリーズの先発もこの3人だったし、残り1人が勇壯投手ってところでしょう。これを見ての感想は…正直に戦う感じ、ですかね。弱気にも思えます。先日の記事では劉監督は「もちろん優勝を狙う」とコメントしてましたが、小細工して優勝を狙う気はないらしい。たとえば、中国には勝って当然、楽に勝てなければ優勝はありえないってことで少し投手の格を落とし、最強・日本戦は完全に捨てて、三星戦を全力を挙げて勝ちに行くってことで戦玉飛投手あるいは陽建福投手を当てる。予選リーグ突破→あわよくば優勝を狙うにはこういう作戦もアリかな、と。でも、それだと日本戦は大敗必至。せっかく楽しみにしていた大勢のお客さんをガッカリさせてしまうし、せっかく日本と戦える機会なのにもったいない。ならば日本にもいい投手を当て、正面から戦おう。そんな感じにも思えます。もう一つ、弱気だな、と思う理由は、決勝戦のこと何にも言ってないから。こういう記事があります。サムスン宣銅烈監督「日本が一枚上手だが最善尽くす」(朝鮮日報)これを見ると、三星ライオンズの先発は以下のとおりだそうです。10日:日本・千葉ロッテマリーンズ戦→バルガス投手11日:中国・チャイナスターズ戦→田炳浩(チョン・ビョンホ)投手12日:台湾・興農牛戦→ハリカーラ投手13日:決勝戦→裴英洙(ペ・ヨンス)投手(「裴」は本当は[なべぶたに裴])ほら、決勝戦にエース(らしい)裴英洙投手を持ってきてる。エースを温存しても決勝に進めるっていう自信があるんでしょう、きっと。とっても強気です。それに比べて牛は、決勝戦なんてたぶん無理、って風にも読めてしまいます。まぁ台湾は投手のコマも少ないし、普段4連戦なんてないから、もし決勝に進めたらそのとき考えようって感じかも知れません。ってことは、私が見に行く予定の牛と三星の試合は外国人投手同士の対決なわけか。勇壯vsハリカーラ。ハリカーラ投手は今年途中までメジャーリーガだったらしい。台湾歴代最多勝投手と、ついこの間までメジャーリーガだった投手の投げ合いを見られるなんて幸せモノだ。[記事]亞洲大賽/對日本羅徳先發 陽建福:很高興但也很陌生(big5)日本戦に先発する陽建福。彼は今年はシーズンのほとんどをケガの治療に費やしたが9月に復帰。まだ投球は以前のレベルには回復していないが、台湾シリーズ第3戦では先発で8回を投げ勝ち投手となった。ここ数年、陽建福が国際大会で日本と対戦した機会はあまりなく、また、彼が言うには普段はメジャーリーグばかり見ているので日本プロ野球の打者のことは良く知らないという。しかし、千葉ロッテの試合のビデオを見たので打者の特徴などは了解済。「投げるチャンスをもらえてうれしい。チームがロッテに勝てるようにがんばるよ。」で、この陽建福投手、冒頭に書いたアジアシリーズ公式サイトのビデオにも結構出てきますが(背番号46です)、阪神が狙ってるんだって。→[記事]ケビン獲得検討(下のほう)一昨年が中日、去年がオリックスと来て、今年は阪神。日本から大人気です。そのわりにはメジャーリーグばっかり見てるのかぁ。実は日本にはあんまり興味ないのかな。
2005年11月07日
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[記事]郭總請辭誠泰聲明稿(big5)蛇隊の郭泰源監督が球団に辞意を申し出て、球団側は郭監督の健康と、家族を気遣う気持ち考慮した結果、誠に残念ではあるが、辞任を了承したとのこと。ひとまず呂文生コーチが秋季キャンプを仕切り、後任人事はこれから。いやいやいや、とうとう来ちゃいました。日本復帰はあくまでウワサ。これからどうなりますやら。[記事]中華大聯盟/郭泰源請辭後隨即赴日 可能接西武投手教練(big5)え、もう日本に来てるの? アジアシリーズの応援…じゃないよなあ。やっぱり日本入り交渉?前に日本の新聞でコーチ候補に挙がっていたソフトバンクからは話は来てないとか、西武のコーチになるかもとか、林英傑投手or林恩宇投手の日本入り協力のためとか、そんなウワサ話が載っております。[記事]中華大聯盟/誰接任誠泰總教練? 呉復連、呂明賜呼聲高(big5)ひとまず秋季キャンプは呂文生コーチが面倒みますが、監督となると台湾大聯盟時代に最強・金剛を率いたことがある呉復連ヘッドコーチや、日本でもおなじみの呂明賜コーチが有力なんだとか。郭泰源監督は練習方法などに日本式のやり方を持ち込んだと聞きますが、呉復連・呂明賜両氏とも日本経験者。郭監督の残したチームをきっちりと引き継いで行ってくれることでしょう。ところで佐藤秀樹コーチ補佐はどうなるの?
2005年11月07日
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神奈川県クラブチーム対抗戦は結局行けず。日本選手権前の最後の社会人野球観戦の機会だったけど、ダメでした。大会二回戦は無事行なわれたようです。今週の平日は無理だし、来週はアジアシリーズ。次回の社会人の観戦は大阪までおあずけ。さて、明日から千葉マリンスタジアムで千葉市長杯。4月から9月にかけて行なわれた関東選抜リーグの上位チームと推薦チームによって争われる千葉市長杯は、日本選手権に出るチームにとっては本番前の調整の場、出ないチームにとっては一年最後の公式戦で締めの大会って感じの位置付けかと思います。過去の結果を見ても若手起用のチームも多いようで、「何が何でも勝つ」っていう大会とはだいぶ違いそう。組合せはこちら。→第17回千葉市長杯争奪社会人野球大会兼2005関東リーグ戦決勝トーナメント(JABAより)明治安田生命が、報道のとおり本業でいろいろとあった影響で出場辞退、出場は11チームになりました。今年は千葉市長杯を一年の目標にして調整している(←ウソ)富士重工業が出場しないので、例年以上に優勝予想が難しそうです。さて、推薦で出場のかずさマジックは一回戦から出場。大会2日目の第一試合に登場で、相手はシダックス。ここのところのスポーツ新聞各紙(Web版)を見ると、ほぼ毎日のように野村克也監督がこれこれこういう発言をしたっていう記事が載ってる。記者がべったり貼りついているらしい。何だか雑音の多い試合になりそうですが、そんなことはかずさには関係ない。橋本浩二新監督の初采配となる大会だし、そして何よりも日本選手権予選であんな負け方をして以来の公式戦。あのまま年を越すなんて悲しすぎなので、少しはいいところ見せてください。(「あんな負け方」→大田スタジアムで見たものは…(10月12日の日記))といっても私は観戦予定がないので、結果で示して欲しいところ。この前よりも好結果を。せめて1点でも、いや、せめてヒット1本でも打ってくれるといいな、と。(←目標低すぎ)冗談はともかく、来年もまた会費を払って応援するぞー、っていう気分にさせてくれる結果を期待したいと思います。
2005年11月06日
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先日の日記に、楽天がドジャースの陳金鋒選手を獲得に動いているっていうことを書きました。→[過去の日記]陳金鋒、楽天入り?(11月1日の日記)このときの記事では、陳金鋒選手は早ければ宮崎の秋季キャンプに合流するって書いてありましたが、他の記事をいろいろ探すと、どうもこれは入団が決まったらキャンプ合流じゃなくて、まずキャンプに合流させてから入団テストをする、っていうことみたいです。[記事]楽天が外国人テスト(報知;googleのキャッシュ)(11/2)楽天の山下編成本部長(横浜の監督だった山下大輔さんですよね)のコメントとして、「秋季キャンプで陳金鋒外野手(台湾)や元ヤクルトのベバリン投手らの入団テストを行う」と書いてあります。入団テスト、かぁ。助っ人外国人選手の獲得に入団テストって、どうなんだろう。大物選手だとテストなんてしないで交渉だけで入団させることがほとんどで、入団テストをやるのはあんまり実績のない選手とかの場合じゃないのかなあ。良くわかりませんが、陳金鋒選手って、実際にはそれほど評価高くないのかしら。あれだけ実績のある選手なんだから、入団テストなんてしないでいいじゃないか、なんて思わなくもないですが。まぁ台湾と日本は近いから呼びやすいし、楽天の首脳陣の方々も実際に見てから判断したいだろうし、もう台湾に戻って来ている陳選手のほうも秋季練習代わりに日本でキャンプやるのも悪くない、ってことなんだろうと解釈しておきます。で、先ほどの記事に気になる一文が。8日から陳ら台湾2選手が練習に参加する予定え、2選手? 陳金鋒選手だけじゃないんだ。もう一人は誰? 台湾の記事を探してみると。[記事]陳金鋒8日赴日測試 尚未簽約測試通過 將參加樂天隊秋訓(big5)(11/4)この記事には、もう一人は「ワールドベースボールクラシック(WBC)の候補60名に入っているアマチュア投手」と書いてある。WBCの候補に入っているアマチュア投手は4人いますが、誰だ? 気になるなぁ。と昨日まで思ってたら、ようやく新聞に名前が載りました。國立台湾體育学院の3年生・増菘[王韋](ツォン・スンウェイ)投手だそうです。[記事]陳金鋒、増菘[王韋] 進軍日本職棒?(big5)(11/5)記事の中の画像に経歴も書かれています。原住民の阿美族で、もうすぐ21歳。増菘[王韋]投手関連の部分を適当に訳しますと。陳金鋒は明日、代理人の張嘉元氏を伴って日本へ飛び、楽天の入団テストを受けるとともに秋季キャンプに参加する。また、ワールドベースボールクラシックの台湾代表60人に名を連ねている台湾體育学院の増菘[王韋]投手も同じく入団テストを受ける。彼は7月のワールドカップ大会で150km/hの速球を投げた台湾アマチュア代表の「速球王」だ。楽天は現在、宮崎で秋季キャンプを行なっている。台湾の野球ファンの関心は陳金鋒の動向に集中しているが、アマチュアでトップクラスの増菘[王韋]も将来の進路がたいへん期待されている選手だ。彼は台湾體育学院に入学して昨年の世界大学野球選手権、今年のアジア選手権およびワールドカップ大会で代表入りし、ワールドベースボールクラシックの候補選手にも選ばれている。増菘[王韋]は過去の最速は146km/hほどだったが、ワールドカップ大会のメキシコ戦で150km/hを記録(注1)。このときはリリーフで7回を投げたが、最後の1イニングでも148km/hを記録し、結果、台湾代表チームの大会初勝利を手にした。彼はこのときの球速について「ちょっと信じられないね」。しかし大会のスピードガンがこの数字を計測したのだから、これが彼にとっての最速記録である(注2)。楽天はパリーグ最下位となって戦力補強を急いでおり、日本入りの意欲がある増菘[王韋]との希望が一致した。彼は陳金鋒より一足早く宮崎キャンプに参加。二人が楽天入りするかどうかは17日のキャンプ終了時にはおおよそ明らかになるだろう。(注1:150km/hを記録したのは今年のワールドカップ大会のメキシコ戦とありますが、これは誤りで、本当は昨年に台湾で行なわれた世界大学野球選手権のメキシコ戦です。そもそも今年のワールドカップにはメキシコは出てません)(注2:この試合は台南球場で行なわれたのですが、台南球場のスピードガンは通常より速く表示されるらしく、このときも登板した大学生投手がみんな自己最速を記録してしまって非常に怪しいのだそうです。記事にもそのようなニュアンスを感じます)というわけで、またまた台湾のアマチュア界から日本のプロに挑戦する選手がまた一人。「アジア枠」のせいか、日本入りラッシュです。まだ入団と決まったわけじゃないけど。増菘[王韋]投手のことはアマチュア代表チームの話題のときにチラホラと日記に書いたように、今年の国際大会でもなかなかの活躍。→台湾代表、ワールドカップへ出発(8月24日)→イタリアプレ大会・台湾チーム結果(9月3日)→台湾は予選リーグ6位で日程終了(9月14日)以前に保存しておいた写真や動画を見ると、なかなかかっちょいい顔をした青年であります。(追記:写真入り記事が出ました。→[記事]陳金鋒、増菘[王韋] 近日將參加樂天秋訓測試(big5)訳すならこっちの記事のほうが良かったなー。たぶんこのリンクは早く見ないと消えます。)今のところはこれくらいにして、合格したらいろいろと記事も出るだろうし、またそのときに。ちょっと気になる材料としては。楽天新監督の野村克也監督は少なくとも社会人日本選手権が終わるまで楽天には合流しないはずで、その頃には楽天の秋季キャンプは終わってる。どなたが二選手のチェックをして合否の判断を下すのかわかりませんが、もし合格→入団となっても野村監督のお気に召さなければ先行き暗いですよね。野村監督にビデオを送って最終判断を仰ぐ、とかするのかな。だといいんだけど。それから「アジア枠」って、どうなったんだろう。もう導入決定?
2005年11月06日
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