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現役引退後、名古屋でレストランを経営中の郭源治さん。日本に帰化しているので日本で暮らしていて当然なのですが、郭泰源監督みたく国に帰って指導者になる気はないのかな、って思ってたたら、実際に台湾から監督就任の要請はあるのだそうです。では、なぜ監督にならないか? っていう話が載ってました。返台當教練? 郭源治:時機不對(big5)(9/28)「確かに、台湾のある球団から僕を監督にっていう話は来たんだけど、今はその『時機』じゃないんだ。だからいい返事はしてない。それに台湾ではまた八百長事件があったからね、近いうちはないよ。」彼の言う「時機」とは何か? 彼は続けた。「今は家庭を重視してるし、それにレストランで忙しいんだ。学ばないといけないことが多くてね。特に人間関係がいちばん大事。レストランを始めてから8ヵ月経つんだけど、毎朝10時半にはお店に入ってるんだ。何もわかってないから全てが勉強だよ。僕はずっと野球をして来たけど、指導者になったことはないんだ。それにコーチじゃなくて監督となると、いちばん大事なのは人間関係。僕は生活基盤が日本だから、台湾でチームを率いるにも、スタッフを引き連れて行くことはできない。ふさわしい台湾人コーチを見つけないといけないんだけど、これは短期間でできることじゃないよ。」これが彼が簡単に引き受けない理由だ。「日本の球団からの話も来るんだけどやっぱり時機じゃない。今の生活の計画を変えたくないしね。」今回の記事は、中国語初心者の私のヘナチョコな読解能力ではイマイチ細かいところがわからないのでぜひ上級者のかたにツッコミ&解説をお願いしたいところですが、私なりにまとめてみると。・台湾の球団からはコーチじゃなくて、いきなり監督になって欲しいと言われている。・監督になるには、ふさわしい台湾人コーチが必要。・が、日本が長かったせいで今は人脈がなく、それができない。つまりその「時機」ではない。だから断っている。・(お子さんがまだ中学生なので)日本での家族との生活も大事。こんな感じでしょうか。(間違ってたらここから下の文章意味ナシです)選手を辞めたあと、しばらくコーチをやってから監督にっていうのは良くあるケース。周りのコーチや選手といい人間関係を築いたあとで監督になる、っていうのは実際に理想的なんでしょう。でも、源治さんが要請されているのはコーチじゃなくて、いきなり監督。別にコーチから始めてもいいんじゃないかと思いますが、やっぱり源治さんくらいの人になると、人の下で働かせるわけには行かないんでしょうか。で、監督になるにはふさわしいコーチが必要だけど、ずっと日本にいたので人脈がない。だから今は無理、と。なるほどね、言われてみれば確かにそうかも。コーチの人たちとギクシャクしてたらいい成績残せるわけないもの。同じく、ずっと日本にいた郭泰源さんもコーチ経験がないままにいきなり監督になってますが、郭泰源さんは引退してからしばらく今は亡き台湾大聯盟の技術顧問(だったっけ)をされていたので、ここできっちりと人間関係を築いて監督に、っていうことなんでしょう。今の蛇のコーチ陣は台湾大聯盟出身のかたがほとんどです。ただ、源治さんはずっと日本にいたのではなく、日本を引退してから台湾のプロ野球で2年間、活躍されていたはず。だから、何にも脈がないわけじゃないだろうけど、まだまだ足りないってことなのかな。で、人脈作りのために何かされているのかというと、郭源治さんはレストラン経営をしつつ、ちょくちょく台湾に来られていろいろ活動されて帰って行くので、人間関係を着々と築いている最中なのでしょう。先日の日記で書いた日台韓プロ野球OB戦の計画なんて、まさにコーチ探しの人脈作りのため、なんていう風に見ることもできそうです。将来、監督になる気満々? 「時機」が来るのはそんなに遠い未来ではなさそうな予感。
2005年09月30日
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日本選手権では新たに東海地区で2代表が決まったそうです。→社会人野球日本選手権:トヨタと王子製紙が本大会出場決定(毎日新聞)トヨタ自動車(3年連続6回目)王子製紙(3年ぶり6回目)トヨタ自動車で先発した吉見一起投手は、ドラフトの希望枠で中日が獲得を目指すようです。一方、王子製紙が破ったホンダ鈴鹿の先発・高宮和也投手は、報知新聞によれば横浜の希望枠で決まりだとか。だんだんこういう話も増えて来ました。東海地区はあと2つ椅子が残っています。今日はこれ。アマ野球も07年春から低反発球に=来年10月に販売開始(時事通信)(Yahoo!ニュース)アマ野球:07年シーズンから、低反発球を導入(毎日新聞)アマチュア野球7団体は、プロ野球の一部球団で今年から導入された低反発球と同じ規格のボールを2007年から使用することを決めたそうです。ホームラン性の当たりの飛距離が従来より約2.1メートル抑えられるとのこと。目的は、事故防止と国際大会への対応のため。というわけで、時事通信の記事を見るとアマチュア野球7団体の中に日本野球連盟も入っていますので、社会人野球でも再来年から低反発球導入ってことのようです。どれくらい事故防止になるのかわかりませんが、国際試合への対応っていう点では良さそう。国際大会で使うボールは重くて飛ばないっていう風に聞きますので。(先日のワールドカップでは日本の選手たちはホームラン打ちまくってたけど、あれは例外的か?)再来年からはホームランが今より減りそうだけど、あんまり点の入らない試合ばかりになっても、盛り上がる場面がなくて退屈そう。やっぱりホームランが出ると応援席も盛り上がるし、ほどほどに出て欲しいところ。そこで、今日は「社会人野球ではどの程度、ホームランが出ているか?」について。今年の都市対抗野球では、木製バットが復活してから過去最高の59本のホームランが飛び出しました。社会人野球のBBSなどを見ていると、(昨年プロ野球で話題になった)「飛ぶボール」を使ってるんじゃないか、と言われたほど。実際、飛びやすいボールを使っていたのか、私は知りませんが、それはホームラン出すぎなのかどうか。31試合でホームラン59本だから、1試合あたり2本弱。1試合の中で、どちらのチームにも1本ずつホームランが出るくらいっていうことになります。どうでしょうか、この数字。せっかく試合を見に来たんだから、やっぱり自分の応援するチームのホームランを1本くらい見て帰りたいのでは? とすれば、このくらいがちょうど良いのかも知れません。比較のために、プロ野球ではどうかというと。2004プロ野球:1994本 (1試合あたり2.45本) 813試合2005プロ野球:1715本 (1試合あたり2.08本) 826試合 (9/30まで)「飛ぶボール」のせいでホームラン出すぎと言われた去年で2.45本。これくらい出ると、人はホームラン出すぎと感じるようです。「飛ばないボール」が導入された今年は2本強。やっぱりボール変更の効果はあったみたいで、ずいぶん減ってます。今年はホームラン出すぎっていう声をあまり聞かないような気がするので、やっぱり1試合2本くらいがちょうど良いのかも。では、社会人野球ではどれくらいホームランが出ているのか。木製バットになってからの都市対抗野球でのホームラン数を調べると、こんな感じです。2002都市対抗野球:30本 (1試合あたり1.11本)2003都市対抗野球:54本 (1試合あたり1.74本)2004都市対抗野球:40本 (1試合あたり1.29本)2005都市対抗野球:59本 (1試合あたり1.90本)(球場は東京ドーム)(2002年は出場28チーム)ホームランが少なかった2002年は木製バット復帰元年で、打者が木製バットに慣れていないせいと言われたもの。これは除外して考えると。試合数が少ないからあんまり確かな数字とは言えませんが、翌年以降は1.5本前後は出ています。今年は確かに木製になってから最高だったけど、2003年も54本出てるし、そんなに激増ってほどでもない。1試合あたり1.90本の今年は「飛ばないボール」を使ったプロ野球並にホームランが出たことになります。ただ、都市対抗の舞台はプロ野球でもホームランが出やすいっていう指摘がある東京ドーム。他の試合でも同じくらいホームランが出ているのかと言うと、必ずしもそうではなさそう。いま予選をやっている日本選手権の本大会では、こんな感じです。2002日本選手権:16本 (1試合あたり0.64本)2003日本選手権:26本 (1試合あたり1.04本)2004日本選手権:13本 (1試合あたり0.52本)(球場は大阪ドーム)全然出てません。他の大会ではどうか。スポニチ大会2004スポニチ大会:27本 (1試合あたり1.17本)2005スポニチ大会:22本 (1試合あたり0.96本)(球場はインボイス西武・横浜・神宮)都市対抗野球予選の代表決定戦2004都市対抗予選・代表決定戦:25本 (1試合あたり0.78本)2005都市対抗予選・代表決定戦:35本 (1試合あたり1.09本)(球場は全国各地。代表は32チームだから32試合です。)やっぱり出てません。1試合に1本程度ですね。今年のプロ野球は1試合約2本だから、半分です。データ少ないのであんまり確かなことは言えないけど、まとめると、「飛ばないボール」を使っているプロ野球に比べても、社会人野球の主要な大会ではせいぜいプロ野球の半分程度しかホームラン出ないってことになりそうです。ただし、都市対抗は例外。(原因はおそらく東京ドームはホームランが出やすいせい)ただでさえホームランが出ないのに、再来年からは低反発球が導入される。どの程度、ホームランが減るかわかりませんが、試合を見に行ってひいきチームのホームランが見られたら、それはかなりラッキー、ってことになるのかも。おまけ:メジャーリーグでは…2003年:5207本 (1試合あたり2.14本) 2430試合 2004年:5451本 (1試合あたり2.25本) 2428試合 2005年:4927本 (1試合あたり2.06本) 2386試合 (9/29まで)メジャーも2本強くらい。日本プロ野球とあんまり変わらない。台湾プロ野球では…2003年:298本 (1試合あたり0.99本) 300試合2004年:339本 (1試合あたり1.13本) 300試合2005年:282本 (1試合あたり1.04本) 272試合 (9/30まで)ずいぶん少ない。
2005年09月30日
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28日の日本選手権神奈川予選・最終日の記録です。今回も試合は見てないので、毎日新聞神奈川版から。記事の本文はこれ。→社会人野球:日本選手権・県予選 日産、12回目の優勝 /神奈川◇5位決定戦横浜金港クラブ000 000 0=0(2安打、3失策)106 010 x=8(10安打、1失策)三菱重工横浜硬式野球クラブ[金]四日市(3,7失点[自責4])、長谷川(2,1失点[自責0])、松本(1)-高林[三]門西(4)、矢島(2)、広瀬(2)-高安 (本)斉藤 (三)井上 (二)渡部、保谷2、瀧諒5露木慎-6菅沢-4妹尾-3今井-2高林-8小池-7近藤-D増田→HD中村-9山口崇6瀧諒-2高安-4塩沢→4今野-D渡部-5斉藤→R5本間-3田城→H3奥野-89後藤-9井上→8森下-7保谷◇3位決定戦三菱ふそう川崎000 000 2=2(7安打、0失策)250 000 2=9(11安打、1失策)新日本石油ENEOS[ふ]五嶋(1+1/3,6失点)、佐藤(5+1/3,3失点)-高根沢 (二)梶山[石]清見(4)、村上(2)、田沢(1/3,[自責0])、広瀬(2/3,[自責0])-池田樹 (二)岩本2、坂下、岩崎6渡辺-8長谷川→8西沢-5植山-3西郷-2高根沢-D三垣→HD石塚-4佐々木-79梶山-7梅原→H7根岸4岩崎-6仲田-5宮沢-9池辺-8平田-D岩本-7大可→7坂下-2池田樹→H池田克→R千代永-3大城◇決勝日産自動車100 000 000 01=2(4安打、0失策)100 000 000 00=1(3安打、0失策)東芝[産]高崎(10,1失点)-須田 (二)小山[芝]銭場(9,1失点)、木戸(1/3,1失点)、小野(1/3)、磯村(1/3)-飯田6梵-9村上-8吉浦-3小山-7市丸→H青柳→R南→7大庭-5伊藤-D渡辺→HD岡-4四之宮-2須田7長谷川-4露口→H4工藤-D安田-3結城-5平馬-9伊勢→H松田-6加藤-2飯田-8吉川→H8井関決勝戦、日産・高崎健太郎投手、20歳。東芝・銭場一浩投手、32歳。一回り年の違う二人の投手戦は延長戦の末、日産自動車に軍配でした。記事と成績を照らし合わせると、10回の日産自動車の攻撃は、東芝の投手が木戸一雄投手に交代して四球と暴投と犠打で走者が三塁に進み、3番手の小野亨投手から四之宮洋介選手が決勝タイムリー、ということみたいです。木戸投手と小野投手、二人とも1/3イニングしか投げないのに暴投1つずつ記録ですか。しっかりお願いしますよ。延長10回を一人で投げ抜いた高崎投手はオランダから帰って来て間もないのに、立上り以外はほとんど完璧だったようで、東芝打線をたったの3安打に封じました。まだ高卒2年目なのに、恐ろしい。最優秀選手賞を受賞。一方の銭場投手も9回を3安打の好投。それから都市対抗予選期間中にケガをした東芝・井関雅也選手、やっと復帰してこの大会は代打で出てましたが、決勝戦ではセンターの守備についています。完全復帰間近?表彰選手は最優秀選手賞:高崎健太郎(日産自動車)敢闘賞:山川智哉(東芝)首位打者:渡部英紀(三菱重工横浜硬式野球クラブ) 14打数8安打 .571でした。次はいよいよ日本選手権関東予選。連休明けの10月11日からスタートです。(連休明け、じゃなくて連休中が良かったのに)組合せはすでにJABAのページに載っています。→これ
2005年09月29日
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先週の日記で、週刊ベースボールなどで「台湾はプレーオフの出場チームは前後期ごとの成績は関係なく、年間勝率で決まる」って書かれていたことを紹介しましたが、コメント欄で小僧さんに教えていただいたとおり、やっぱりこれは間違いで、前期・後期どちらかで優勝すれば少なくともプレーオフには出られるみたいですね。だって聯盟のページに書いてあるんだから(「一、賽制」のところ)。これで違ってたら困る。→中華職棒簡介・聯盟組織架構(CPBL)(big5)なので、前期優勝の蛇はポストシーズンの出場が決定済み。後期は現在のところ牛が首位で、蛇牛以外での年間勝率トップは象。もし今、シーズンが終わったとすれば、牛蛇象の3チームがプレーオフ・台湾シリーズに出場ってことになるわけですね、おそらく。で、どうも記事をいろいろ読んだところ、前期に負けすぎた熊さんチームは28日の試合で負けたことで年間勝率で牛・蛇・象を上回ることができなくなり年間総合4位以下が決定、プレーオフに出るには後期で優勝するしかなくなったそうです。年間勝敗表(9/29まで)牛 47勝35敗6分 (後期現在トップ)蛇 45勝36敗8分 (前期優勝でポストシーズン出場権確保)象 45勝42敗4分鯨 42勝44敗4分獅 41勝46敗3分熊 35勝52敗3分 ←残り10試合、全部勝っても牛蛇象に追い付けないさて、プレーオフ・台湾シリーズが終わるとその後に待っているのは「コナミカップ・アジアシリーズ2005」in東京ドーム。日本ではセリーグで阪神タイガイースが優勝、韓国は早くもレギュラーシーズンの試合が全部終わって元中日の宣銅烈監督率いる三星ライオンズが1位だそうですが、どこの国もプレーオフがあるので、どのチームがアジアシリーズに出て来るかはまだまだわからない。で、そのアジアシリーズ関連の会見が行なわれ、象・彭政閔、蛇・鄭景益、鯨・曾兆豪の3選手が出席。中華大聯盟/彭政閔想打亞洲大賽 鄭景益説誠泰去定日本(big5)(9/28)先日、「電箱」を殴って骨折、お休み中の彭政閔選手曰く、「指はだんだん良くなってるところ。プレーオフやアジアシリーズには出られるよ」これを受けて鄭景益選手曰く、「象の皆さん、日本に僕ら蛇隊を応援しに来てくれるんですね、ありがとう」うははは、漫才師ですか、あなた達は。象と蛇は日本人や日本経験者が多いチームなので、ぜひもう一度、日本で試合をしたいと思っているとのこと。一方、選手は彼らから「東京は遊ぶところがいっぱいあっておもしろいぞ~」みたいなことをずいぶんと吹き込まれている様子。そんなこんなで、アジアシリーズに出たい、っていう気持ちは強いようです。もう1人の鯨の曾兆豪投手は「可能性は小さいけど、あきらめないよ」と優等生的なコメント。鯨は後期は借金生活で、ちょっと苦しそう。でもまだわからない。で、なぜこの3選手が会見したかというと、そのアジアシリーズを応援するために聯盟が東京まで応援しに行く500人の応援団ツアーを募集するので、そのため。一昨年の札幌のときも募集してましたよね。またあの賑やかな応援が日本にやって来るそうです。〈CPBL〉亞洲大賽募集500人勁戰部隊(big5)(9/28)ツアーは11月9~14日の5泊6日で、アジアシリーズではCPBL優勝チームの予選リーグ3試合と決勝戦を観戦。参加者には応援用の記念のタオルやTシャツをプレゼント。その他、東京・横浜などの観光つき。東京ドームの野球博物館、新横浜ラーメン博物館、アサヒビール工場(箱根?)を見学。参加費用は26000元(86000円くらい)ナリ。箱根方面まで足を伸ばす観光つき。ビール園でビール飲みまくり、でしょうか。しかし、野球博物館やラーメン博物館って、そんなに広いところじゃないような。いっぺんに500人来たらかなり混み混みでは? 11月に新横浜ラーメン博物館に行く皆様、台湾から500人の団体が押し寄せますのでご注意を~。もし、これで選手も応援団と一緒にラーメン博物館で食事、とかなら私もこっそり行っちゃうんだけどなー。どさくさに紛れてツアー客と混じって選手と握手!とか。(←ミーハー)
2005年09月29日
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また例によって1日遅れの日本選手権・神奈川予選の5日目詳細結果です。毎日新聞神奈川版紙面より。本文記事はこちら。→社会人野球:日本選手権・県予選 決勝は東芝VS日産/神奈川◇5位決定トーナメント一回戦横浜金港クラブ008 315 0=17(15安打、1失策)500 310 0=9 (11安打、4失策)相模原クラブ[横]藤元(1,5失点)、長谷川(3+2/3,4失点)、工藤(2+1/3)-藤野 (本)平野 (二)東、関[相]飛弾(3+0/3,[自責4])、工藤(2,[自責7])、川崎(2,[自責0])-下里 (本)松良 (三)新井幸、岩沢 (二)古館、下里4妹尾-5菅沢-3平野-D今井-6東-9小池-7関→7近藤-8増田-2藤野9新井幸→H山口-5松良-D古館-8溝口-2下里-3望月-6坂井-7岩沢-4新井敏→H若林(注:JABAの結果ページでは相模原クラブ・3番手の川崎投手は登板していないことになっています)旭中央クラブ000 000 00=0(3安打、0失策)220 000 22=8(9安打、0失策)三菱重工横浜硬式野球クラブ[旭]吉田幸(4,4失点)、竹内(3+0/3,4失点)-鈴木亮[三]永井(5)、瀧優(2)、亀川(1)-高安 (本)渡部[2ラン]、保谷、奥野[2ラン] (二)瀧諒、渡部、斉藤3鈴木大-4伊東-2鈴木亮-8佐々木-D井山-7荒井真→7高橋-6遠藤-9平川-5河田健6瀧諒-2高安-4塩沢-D渡部-5斉藤→R5本間-3田城-8後藤→H森下-9井上→H奥野-7保谷◇準決勝東芝100 100 500=7(12安打、1失策)000 001 001=2(5安打、2失策)三菱ふそう川崎[芝]山川(9,2失点[自責1])-飯田 (二)伊勢、飯田、平馬、長谷川[ふ]亀井(5,2失点[自責1])、徳丸(1+0/3,3失点)、佐藤(2,2失点)、平川(1)-高根沢 (二)三垣、長谷川、高根沢7長谷川-6加藤-D安田→HD松田-3結城-5平馬-9伊勢-4露口-8堺→H井関→8吉川-2飯田6渡辺-978長谷川-5植山-3西郷-2高根沢-D三垣-4佐々木-7根岸→9梶山-8西沢→H7梅原新日本石油ENEOS000 000 000=0(5安打、0失策)300 100 00x=4(7安打、1失策)日産自動車 [石]栂野(5+2/3,4失点)、広瀬(1+1/3)、片岡(1)-池田樹 (二)岩本、大城[産]三橋(9)-須田 (本)吉浦[3ラン]、小山[ソロ] (二)梵、小山5宮沢-4岩崎-98池辺-7大可-8高松→H9坂下-D岩本-3大城-6浅田→H池田克-2池田樹→H平田6梵-9村上-8吉浦-3小山-7市丸-5伊藤-D南→HD岩越-4四之宮-2須田(注:JABAでは日産自動車の長打の欄が、「(本)梵、小山 (二)吉浦、小山」になっています)準決勝2試合について少し書きますと。まず東芝は黒獅子旗の三菱ふそう川崎に7回の集中打で勝って決勝進出。また打順をいじって、3~5番は安田・結城・平馬と並べて来ました。「神奈川5強」相手の試合でも、結城充弘選手が四番のまま。入部したときはかなり評判だった結城選手、去年の秋は結構スタメンで出てましたが、今度こそレギュラー獲り? この日の結城選手は先制犠飛含めて1安打1打点でした。三菱ふそう川崎はワールドカップ組が復帰したものの、東芝の新人・山川智哉投手に5安打完投を許して敗戦。西郷泰之選手はノーヒット、高根沢力選手は二塁打一本でした。橋戸賞の植山幸亮選手が3番に入ってますね。橋戸賞選手が3・4番に並ぶ打線。うーん、ゴージャスだ。第二試合は三橋直樹投手が完封して日産自動車の勝ち。ENEOS先発の栂野雅史投手から打った2発のホームランで決まり。ENEOSはこの日も四番は大可弘満選手。しばらくこのオーダーで行くんでしょうか。以上、27日の結果。最終日となった今日(28日)の結果はというと。◇5位決定戦三菱重工横浜硬式野球クラブ 8-0 横浜金港クラブ (7回コールド)◇3位決定戦新日本石油ENEOS 9-2 三菱ふそう川崎 (7回コールド)◇決勝日産自動車 2-1 東芝 (延長10回)春に続いて日産自動車が連覇。オランダから帰国後、初登板となる高崎健太郎投手が延長10回を投げ切ったそうです。5位決定戦は三菱重工横浜硬式野球クラブがコールド勝ち。不調っぽかった斉藤裕次郎選手にようやく一本。調子出て来ましたか。3位決定戦は意外なコールド。ふそうさん、黒獅子旗を取ってから企業登録チーム相手には勝ちなしの3連敗です。代表権さえ取れればあんまり重要ではない試合といえ、ちょっと気になる結果。燃え尽き気味なんでしょうか。日本選手権予選は今日、北信越地区で二次予選が始まり、東海地区と合わせて2つの地区で二次予選が展開中です。両地区とも順調に行けば、10月2日までには代表が決まります。→社会人野球:日本選手権 28日の結果(毎日新聞)さて、東海地区予選で今日、負けて敗退が決まってしまった名古屋お茶の水医専学院に関して、こんな記事がありました。「1社1選手」クラブチーム 来月誕生へ 社会人野球「愛知方式」(読売ONLINE)「1社1選手」、つまり一企業が一選手ずつ雇用し、30社集めて新チームを作る。一社でチームを持つのは負担が大きすぎるので分散しようというもので、今後の社会人野球界に一石投じるかも知れないおもしろそうな試みです。発想自体は何か聞いたことあるような気がしますが、実践となると全国で初とのこと。選手はひとまず名古屋お茶の水医専学院の卒業生中心に集めて来月に発足、来年から大会参加などの活動開始予定だそうです。「広域チーム」をうたっているかずさマジックも、一人一社じゃないけどかなりたくさんの企業に選手が雇用されていて、それに近いものがありますよね。ただ、勤務先が全員バラバラだと、勤務時間や休みが合わなかったり移動に時間がかかったりで、全体で練習するのも大変そうな気がする。かずさマジックの場合は、平日の昼間にオープン戦やってるくらいだから、選手を雇用している各企業が選手の勤務時間を優遇して「野球が仕事」みたいな体制にしてあげているんでしょう。この愛知県にできるチームもそうするのかな。とすれば充分に練習できるし、結構強いチームができそうです。
2005年09月28日
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1日遅れの日本選手権神奈川予選、4日目の詳細。(試合は見てません)毎日新聞神奈川版の記事はこれ。→社会人野球:日本選手権・県予選 新日石、コールド勝ち 関東代表決定戦へ /神奈川(毎日新聞)◇二回戦代表決定戦横浜金港クラブ000 000 0=0(5安打、2失策)000 121 4=8(10安打、0失策)東芝[横]四日市(6,4失点[自責3])、藤元(0,4失点)-藤野[芝]磯村(7)-安田 (本)安田[満塁] (二)長谷川、露口5露木慎-6菅沢-4妹尾-3今井-7関-9伊藤-8増田-2藤野-D山口崇7長谷川-6加藤-D松田→H工藤-3結城-5平馬-2安田-9伊勢-4露口-8吉川→H井関→8堺新日本石油ENEOS000 501 1=7(7安打、0失策)000 000 0=0(4安打、0失策)三菱重工横浜硬式野球クラブ[石]清見(7)-池田樹 (本)岩本 (二)岩本、岩崎[三]岩崎(5+2/3,6失点)、亀川(1/3)、門西(1,1失点)-高安5宮沢-4岩崎-9池辺-7大可-8高松-D岩本-3大城-6浅田-2池田樹6瀧諒-2高安-4塩沢-D渡部-5斉藤-3田城-8後藤-9井上→H奥野-7保谷旭中央クラブ000 00=0(1安打、2失策)262 0x=10(9安打、1失策)日産自動車[旭]竹内(3,10失点[自責7])、吉田(1)-鈴木亮[産]石畝(4)、秋葉(1)-須田 (三)南 (二)須田9鈴木大-4伊東-3井山-8佐々木-6吉田慎-2鈴木亮-D荒井真→H高橋-5遠藤-7平川6梵-9村上-8吉浦-3小山→H渡辺→3大庭-7市丸→H7岡-5伊藤-D南-4四之宮-2須田(旭中央クラブのショートは「吉田真」ではないかと思うのですが、新聞表記のままにしておきます。東芝はまたオーダーをいじって、3番松田、4番結城、5番平馬とジグザグに並べて来ました。これで真中の結城充弘選手が打てれば、おもしろそうなオーダーです。安田真範選手も下位に置けるし。その安田選手が打って決着をつけたホームランは、満塁弾だったそうです。結城選手も2安打。第二試合で大勝したENEOSは大可弘満選手が4番。先日の一回戦も4番でしたが、この大事な試合になってもそのまま4番。ENEOSの4番も交代の時期ですか? でもこの日は4番を外れた岩本裕治選手が4打点と大暴れ。第三試合の日産はワールドカップ組がメンバーに戻って、市丸祐樹選手が5番に入っている以外は夏とほとんど同じになってます。以上は26日の結果。そして今日(27日)の結果は。◇5位決定トーナメント一回戦横浜金港クラブ 17-9 相模原クラブ三菱重工横浜硬式野球クラブ 8-0 旭中央クラブ◇準決勝東芝 7-2 三菱ふそう川崎日産自動車 4-0 新日本石油ENEOSでした。東芝の新人・山川智哉投手、日産・三橋直樹投手、それぞれ完投・完封勝利。山川投手、なかなかやりますね。この結果、春の大会と同じく、決勝は東芝と日産自動車の対戦になりました(春は日産の勝ち)。明日の予定。◇5位決定戦横浜金港クラブvs三菱重工横浜硬式野球クラブ◇3位決定戦三菱ふそう川崎vs新日本石油ENEOS◇決勝東芝vs日産自動車明日で最終日です。結局、今回は見に行けませんでした。二次予選は何日行けるかしらん。今日はこれ。2日続けてになりますが。野村氏楽天入りならシダックス廃部も(日刊スポーツ)シダックス・志太勤会長が、野村克也監督が楽天の監督になってチームを離れるなら廃部する、と発言。何だかまたずいぶんと極端な話です。らしくない発言と言いますか。本気ではなく、何かの駆け引き材料と思いたいところですが。なにしろ、この記事だけ読むと、発言の内容はとても感じ悪い。知らずに読んだ人には野球やスポーツに理解がなく、冷徹に無駄な物を切り捨てるドライな経営者、って映りそう。でも、実際の志太会長はいろいろなインタビュー記事で見る限り、野球が大好きな方で、とても情熱的。本当は道楽でチームを持っていたいんでしょう。本当に野球部を捨てざるを得ないのなら、とても辛いんだと思います。ただ、本気だとしても、なぜこの時期に?っていう気はやっぱりします。もうすぐ日本選手権の二次予選だというのに、いたずらに選手を動揺させなくても。たとえば、野村監督が抜けて広告価値が下がったことを廃部の理由にするなら、来年また別の大物監督に来てもらえるように当たってみるとか、それこそ野村さんに後任を紹介してもらうとか、しないんですかねぇ。野村さんの去就の報道がされてからまだ2日しか経ってないのに、あきらめが早すぎるような。まだ充分時間はあると思うんですが。ひとまず発言の真意のほどはわからないし、まだ決まった話でもないので、この話はこれくらいにしておきます。
2005年09月27日
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最後の直接対決までもつれるかと思ってたパ・リーグの3位争いは、西武が残り3試合の時点で3位を決め、その後プレーオフ出場も決定。消化試合になったから張誌家投手の出番もあるかも?と、ちょっとだけ期待したんですが、昨日の試合でも投げず、どうもこのまま今年1年一軍登板ゼロということになりそう。やれやれ。さて、往年の旅日球星・郭源治さんはいま台湾に帰って来ているそうです。何をしているのかと思ったら、オフに日本・台湾・韓国のプロ野球OB同士で親善試合をするために動いてらっしゃるんだって。台日韓職棒OB對抗賽11月中將開打 郭源治返國拜會體委會(big5)大郭為中日韓OB聯盟賽催生(big5)中日韓OB賽 [目分]11月在台灣開打(big5)大会の部分の内容をまとめると。・大会は11月17~20日に開催予定。・台湾はプロ野球OBに、郭源治、陳大豊(大豊さんです)、莊勝雄、呂明賜、高英傑、李來發らの日本OBを加えた最高のチームを作る。・日本は源治さんが所属する名古屋隊の選手中心。(名古屋隊とは、マスターズリーグの名古屋80D'sersのことっぽい)・韓国は宣銅烈、金在博、韓大化、柳志[火玄]らの選手に参加を要請。・郭源治曰く、「国内の野球会は問題がいろいろあるけど、往年の名選手が本当に試合するんだから、ファンにとっては新鮮だと思うよ。」先日の日記で書いたように、郭源治さんは日本で暮らしていて台湾プロ野球の指導者にはなってないけど、たびたび台湾球界のための活動はされています。今回は日台韓OB戦と来ました。源治さん本人も日本のマスターズリーグに入っているので、それがヒントになったようです。日本のマスターズリーグは結構お客さん入ってるらしいですね。台湾では成功するかな?日本から出るらしい名古屋80D'sersにはどんな選手がいるのかな、と思って調べてみると、こちらに載っていました。→名古屋エイティーデイザーズ失礼ながら昔すぎて私にはわからない選手のかたも多いですが、今中慎二投手とか、与田剛投手とか、彦野利勝選手とか、やっぱり中日OBのかたが多いみたいですねぇ。あ、高橋智選手もいるんだ。3年前は台湾でちょっとだけプレーしていた高橋選手、台湾は久しぶりでしょうか。それにしても、日本からは中日OBが多いチーム、台湾から源治さんに大豊さん、そして韓国からは宣銅烈さんが参加してくれるとなると、元中日の選手がずいぶん多い大会になりそうです。先ほど挙げた記事の中で、大会計画の他に郭源治さんについてちらっと書いてあったこと2件。1つ目は日本のマスターズリーグの試合について。「普段はレストランの仕事で忙しくて練習する時間がないんだ。だからほとんど素で投げてる。以前は3イニング投げられたけど、今は1イニングだけだね。投げた後は10~20日くらい腕が痛くて上がらないんだ」そんなに腕が痛かったらレストランの仕事ができないじゃないですか。ちょっと大げさ? 身体はお大事に。去年のマスターズリーグでの成績を見てみると、3試合投げて計3イニング。本当に1イニングずつしか投げてないんだ。点は取られていません。もう1つは、郭源治さんのお子さんのお話。いちばん上の中学生のお子さんは182cmもあって、野球ではなくてラグビーをしているんだって。へー。名古屋はラグビーが結構盛んだった気が。(2005/12/02修正:莊勝雄さんの名前が間違えていたので修正)
2005年09月27日
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26日の日本選手権予選、なぜか毎日新聞の結果記事が今日はバラバラに分かれています。→社会人野球日本選手権:東北で七十七銀とJR東東北名乗り→社会人野球:東邦ガスとトヨタ、西濃運輸が勝つ→社会人野球:日本選手権1次予選の記録(26日)というわけで、最終日だった東北地区は、七十七銀行(2年連続3回目)JR東日本東北(5年連続11回目)以上2チームが代表権を獲得しました。夏と同じ顔ぶれ。NTTグループ東北マークスは、夏に続いてあと一歩でした。北海道、東北とクラブ登録チームはあと1つのところで阻まれてますね。神奈川予選は雨で2日流れたあと、久々に開催。結果は…。◇二回戦代表決定戦東芝 8-0 横浜金港クラブ (7回コールド)新日本石油ENEOS 7-0 三菱重工横浜硬式野球クラブ (7回コールド)日産自動車 10-0 旭中央クラブ (5回コールド)東芝はオランダ帰りの磯村秀人投手が先発、えげつなく勝ちに行きました。まあね、勝たないと終わりだもの。横浜金港クラブ先発はやっぱり四日市直投手。雨で流れて休養充分? 東芝打線は3回までゼロだったももの、4回以降に得点を重ねてコールド勝ちでした。最後は安田真範選手のホームランかな。そして第二試合は予想外の大差。夏と同じ先発投手同士で始まった試合はENEOSが夏の雪辱を果たしたようです。第三試合もコールドで、これで二次進出4チームが出そろいました。27日の組合せはこれ。◇5位決定トーナメント一回戦 (三菱重工金沢グラウンド)相模原クラブvs横浜金港クラブ三菱重工横浜硬式野球クラブvs旭中央クラブ◇準決勝 (保土ヶ谷)三菱ふそう川崎vs東芝新日本石油ENEOSvs日産自動車準決勝の組合せは夏と同じ。どうなりますか。さてさて。やっぱり今日はこのニュース。楽天、田尾監督を解任 後任に野村氏の名もgoogleニュースで「社会人野球」で検索かけるとこの話ばっかりで、日本選手権の話が埋もれてしまってます。で、この記事だと、名前が挙がっているって程度の書き方だけど、その後の報道では野村さんで決まりみたいな感じ。社会人の監督を経験した人が、プロ野球の監督になるだなんて、ものすごく久しぶりのことでは?さて野村さんは受けるんでしょうか。シダックスのほうはどうするんだろう。まだチーム作り半ば、なのでは? 今年は呼ばなかったのか、呼べなかったのか、ほぼ毎年いたキューバ選手の来日がナシ。助っ人なしの普通のチームになったシダックスは新聞などでは良く「今年は真価を問われる年」って書かれてましたが、夏の結果はイマイチでした。このままチームを去ってしまうと、やっぱり助っ人頼みのチームだった、っていう評価を抜け出せないかも。でもまだ秋ありますので、ここで昨年以上の成績をあげてプロへ、っていう青写真でしょうか。とにかく例年以上に注目される秋になりそうです。シダックスは東京都一次予選3位で関東予選へ。気が早いけど、シダックスの後任は誰か、なんてことが気になったりします。今までキューバ人選手をはじめとして、何かと話題になる選手/監督が常に在籍していたチーム。野村さんが去ると特に話題性の高い人物がいなくなっちゃいますからね、何かおもしろいことやってくれそうな予感。監督トレードで田尾安志監督だったりして。キンデラン監督で再びキューバ王国とか。私は吉井憲治コーチが監督になって、「ピッチャー、オレ」とか言って欲しいですが。
2005年09月26日
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日本選手権神奈川予選は今日も中止。雨は予報ほど降らなかったみたいだけど、台風が近付いてれば仕方ない。2日連続の中止で、せっかくの3連休だったのに、その間で1日しか試合できませんでした。明日からはできそうです。東北の代表決定戦も中止で、代表決定戦は北海道だけ。なぜか毎日新聞のWeb版に結果がなく、JABAのページを見ますと、代表を決めたのは、サンワード貿易(3年連続6回目)でした。初出場してから、この7年間で6回出場。もう6回目なんですね。だんだん新興とは言えなくなって来ました。さて、プロ野球では、阪神タイガースがリーグ優勝目前。昨日(24日)の試合で勝ち投手になったのは大阪ガスから阪神へ行った能見篤史投手。夏の間は二軍に落ちていたみたいだけど、やっぱり秋になると調子出て来るんだ、変わってないんだな、ってちょっと懐かしい気分。というか、夏に弱い?それから同じく阪神のルーキーで、日本新薬から指名された橋本健太郎投手は中継ぎで結構活躍しているそうで。その橋本投手についての記事がありました。橋本投手の成長に感激・恩師の田村氏、阪神V心待ち(京都新聞)日本新薬・田村秀生コーチの話が載っています。凛々しい写真つき。私の頭の中では、日本新薬と言えば田村投手、っていう存在でした。(そして三菱自動車京都と言えば森憲久投手、でした。今はどちらへ?)記事を見ると、田村投手って一浪して大学に入ってたんだ。知りませんでした。で、入社後も活躍できない時期が長かったとのこと。私が見始めた頃はもう大エースみたいになってたので、全然そういう感じはしなくて。橋本投手は田村投手が現役最後の年に入社、「投手としての考え方」など、精神的なことを伝授。田村コーチがつきっきりで指導してくれたおかげ、と橋本投手も感謝しているとか。田村投手も、すっかりコーチなんですね。失礼ながら、やっぱり現役を引退されてしまうとだんだん存在を気にしなくなってしまうもので、久しぶりに田村投手の名前を見て懐かしく思ったのでした。プロ入りした選手が活躍したとき、アマチュア時代の監督さんが雑誌などで記事になっているのはわりと良く見ますが、コーチのかたが表に出ることはあまりないような気がします。私は社会人を見始めてまだ日が浅いので、監督をやってるかたの現役時代はほとんど知りませんが、コーチなら少しは知ってる。コーチのかたのほうが親しみがあります。だからこういう記事もいいな、と。日本新薬の日本選手権は京都府一次予選を2位で通過、近畿二次予選は10月4日から始まります。
2005年09月25日
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今日(24日)の神奈川予選は雨で中止、1日ずつ順延になりました。明日(25日)も1日雨っぽいです。前日・23日の試合の毎日新聞神奈川版の記事はこちら→社会人野球:日本選手権・県予選 終盤猛攻で三菱ふそう /神奈川(毎日新聞)昨日の予告どおり、今日は神奈川県にいなくて紙面は見てないので詳細は後日追記。今日(24日)は東京も雨で順延になってますが(1日順延じゃなくて26日に順延のようです)、他の地区では日本選手権予選がしっかり行なわれています。日本生命とNTT西日本はすごい試合をしたようで。→社会人野球:日本選手権 24日の結果(毎日新聞)北海道と東北はもう明日が代表決定戦なんですね。にしても、第一代表決定戦、敗者復活戦、第二代表決定戦を1日でやってしまう東北の日程は、今年もなかなか無茶です。さて、今日は立命館大学の金刃憲人投手が京都大学戦でノーヒットノーランという素晴らしい記録を達成したそうですが、日本選手権予選でも前日に参考記録ながら地味にノーヒットノーランが出たようです。舞台は日本選手権・滋賀奈良地区予選の準決勝。甲賀健康医療専門学校の高森投手(フルネームがわかりません)が帝塚山大OBクラブとの試合で7回を無安打無得点に抑えてコールド勝ち。→社会人野球:日本選手権 滋賀・奈良1次予選 甲賀医専が優勝/滋賀(毎日新聞)◇日本選手権滋賀奈良一次予選・準決勝代表決定戦甲賀健康医療専門学校702 010 3=13000 000 0=0(0安打)帝塚山大学OBクラブ[甲]高森-田中健[帝]貝本-柳川ノーヒットノーランは私がメモしている限り、社会人野球の公式戦で今年3度目です。・3月22日、大阪府の春季大会・二回戦でデュプロの松本幸大投手が大阪ペーシェンスクラブ相手に5回コールドのノーヒットノーラン(参考記録)・5月8日、都市対抗野球・大阪和歌山地区一次予選の敗者復活戦で、泉州大阪野球団の市川直樹投手が履正社学園相手に達成。これは9回を投げ切っていて、正式な記録。何か、関西ばっかりです。他にもあるのかも知れません。ノーヒットノーランは去年は5回(正式4回、参考1回)達成されていて、そのうち1回は甲賀健康医療専門学校がノーヒットノーランされている(達成したのは当時ミキハウス、現シダックスの大川英俊投手)ので、今回はお返しということに(相手違うけど)。(この試合、勝ったミキハウスもヒット1本だけでした)甲賀健康医療専門学校は続く決勝戦で、クラブ選手権準優勝の大和高田クラブをタイブレークの末に破って優勝(決勝点が2ランスクイズ!)、第一代表で近畿二次予選に駒を進めました。ちょっと気になる存在かも。
2005年09月24日
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先日の日記で、元巨人・西武の鹿取義隆氏が読売新聞のアジアシリーズの取材で台湾を訪れ、蛇族を取材して行ったことを書きました。→鹿取さんがやって来たで、鹿取さん、さっそく23日付の読売新聞の朝刊でこの取材のことを書いてます。台湾では臨時コーチをしていたこともある鹿取さんですが、公式戦の試合を見るのは初めてだったらしい。そのコラムの内容は、こんな感じ。・新莊球場で会った獅の大橋穣監督曰く、「台湾の選手はまだまだ野球を知らない。まあ、プロ野球が始まって16年目だからね」・台湾の選手たちは淡白で、もう少し頑張れば、というところであきらめてしまう。球際に弱い原因。・投げる、打つという点では高いレベルの選手がいるし、スタンドから見ていると日本の野球と変わらないように見える。・しかし、実際にチームに入って一人一人の選手のプレーを見てみると、そうではない。走者が前の走者を見ていなかったり、状況に応じた守備ができなかったり。・特にチームプレーなど細かい野球はできていない。・これは指導者が足らないせい。プロができて16年しか経っていないから指導者不足。・蛇の郭泰源監督は台湾球界に新しい風を吹き込むかも知れない。・郭泰源監督はスーパースターだけど自分が知らないことは誰にでも積極的に聞くし、選手ともコミュニケーションが取れていて家庭的なチームを作っている。・台湾は体力的に恵まれている選手が多いので、大橋監督のような日本OBや郭泰源監督のような日本経験者の野球がきちんと伝えられれば大きくレベルアップする可能性がある。蛇ベンチを訪れた上に、「新莊で大橋監督と会った」ので、20日か21日の蛇と獅の試合に違いない。誰だ、前のランナー見ないで走ってたのは?郭泰源監督率いる蛇族がなかなか面白い集団だというのは、記事その他を読んで何となくそう思ってたけど、鹿取さんも家庭的だと感じたらしい。やっぱりそうなのね。ところで、台湾の指導者ってそんなに足らないんですかね。おそらく鹿取さんが言っているのは、レベルの高い指導者が足らない、ってことなんだろうけど。で、その原因は歴史が浅いせいなのかな。大橋監督や鹿取さんは台湾の選手たちは細かいプレーを知らないし、できないって言ってますが、じゃあ今の台湾プロ野球の一流選手たちがそのまま引退して指導者になっても、細かいプレーは教えられないってことになりそう。だって、知らないんだから。ただプロ野球の歴史を重ねるだけじゃなく、選手もどんどん日本やアメリカに挑戦して行って、技術を持ち帰ることが必要っぽい。でも考えてもみれば、台湾はプロができる前から日本のプロ野球や社会人野球などにたくさん選手を送り出していて、郭泰源監督以外にも、一段上の野球を経験した選手はたくさんいます。でも、鹿取さんは日本の野球がきちんと伝えられていないと感じているわけです。何がいけないんだろう? いま現在、日本経験者の中でプロ野球で指導者をやってる人って意外と少ない感じがします。どうもそれらの人たちを活かし切れていない気が。謝長亨さん林仲秋さん黄平洋さん、日本を経験して台湾プロ野球でも超一流の方々。一時期はプロ野球の現場を預っていたのに、今は離れてしまってますよね。郭源治さん莊勝雄さん大豊さん、日本のプロ野球で大活躍した方々。みんな日本に来たままです。もちろん彼らが日本で生活しているのは結婚相手が日本人のかただったり、生活面で日本のほうが良かったりするからでしょう、必ずしも野球界のせいじゃないと思うけど、彼らのような超がつく一流選手の技術が母国に充分に還元されないっていうのはとてももったいない話です。鹿取さんのコラムの中では「プロ野球が16年目」ってことで歴史が浅いせい、というのがずいぶん強調されてますが、じゃあこのまま20年30年と続ければ解消されるの?っていうと、必ずしもそうじゃない気がするのでした。歴史の浅さ以外にプロ野球を取り巻く環境とか、もっと根本に原因があるような。でも郭源治さんは監督就任の噂もあるし、郭李建夫さんは大学野球で指導者の修行中でしたっけ、今まではまだ若すぎただけで、これからどんどん日本プロ経験者が指導者になって行くのかも。それに最近はメジャーリーグに選手を送り出すようになっている台湾野球。先駆者の陳金鋒選手は来年から帰って来る?みたいだし、「指導者不足」の台湾にまたまた「新しい風」が吹き込まれるかも知れないです。
2005年09月24日
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今さらながら、1日遅れの日本選手権神奈川予選結果です。JABAの結果はこちら→日本選手権神奈川一次予選毎日新聞神奈川版の記事はこちら→社会人野球:日本選手権・県予選 東芝、初戦を突破 三菱、新日石コールド/神奈川例によって毎日新聞神奈川版紙面より。◇一回戦全川崎クラブ000 101 000=2(6安打、2失策)012 100 12x=7(7安打、1失策)東芝[川]有福(8,6失点)-志村[芝]中野(5,1失点)、山川(4,1失点)-飯田、安田 (本)工藤[2ラン] (三)加藤 (二)松田D大高下-2志村-8島村-9中島-6田村-4村田-7森山-3中條-D一戸7長谷川→H井関→R7佐藤-4露口→H4工藤-5平馬-3結城-9伊勢-D松田-6加藤-8吉川-2飯田→H2安田ウィーンベースボールクラブ100 000=1(4安打、2失策)221 124=12(15安打、0失策)三菱重工横浜硬式野球クラブ[ウ]草野(5,[自責7])、落合(1+2/3,[自責4])-中野 (二)長岡 (←イニング数がおかしいけど、そのままです)[三]矢島(4,1失点)、瀧優(2)-高安 (本)後藤、井上[3ラン] (三)井上、保谷 (二)田城5長岡-4草間-6渋江-2中野-D小島-3鶴谷-7下里-8津野-9岡田6瀧諒-2高安-4塩沢-D渡部-5斉藤-3田城-8後藤→H奥野-9井上-7保谷慶應EMANON 000 00=0(3安打、2失策)014 05=10(10安打、1失策)新日本石油ENEOS[慶]小池(3,5失点)、紺谷(1+2/3,5失点)-大場[E]岩田(5)-池田樹 (三)大可、浅田、岩崎7鶴岡-3青木-4佐藤-D後藤-9古閑-5横山-6棚田-2大場-8脇田5宮沢-4岩崎-9高松→H池辺-7大可-8平田-D岩本-3大城-6浅田-2池田樹えーと、はい、東芝、勝ったからいいんですけど、非常に心配な滑り出しとなりました。神奈川新聞を読んでみると、「全川崎クラブが善戦、先発・有福龍太郎が10四球を出すもコーナーを丁寧につく投球で…」みたく完全に全川崎クラブの側に立った書き方。東芝は打線の振りが鈍いとまで書かれてしまった。夏とは守備位置や打順をだいぶいじっていて、試している感じなのかな。(他の2試合は普通に勝ったほうのチームの側から見た書き方をしてました)前日に完封勝ちした横浜金港クラブの四日市直投手が「次は企業に勝ちたい」っていうことをちょっと挑戦的なコメントで表現していましたが、この調子だと二回戦は簡単には勝てなさそう。四日市投手に抑えられちゃうかも。怖い怖い。(四日市投手は元日石三菱です。元新日本石油だったかも)都市対抗予選でケガをしたらしく本戦に出られなかった井関雅也選手は代打で出場。どうも先日の関東選抜リーグからすでに出ていたらしいですが、昨日は四球(?)で出塁、代走を出されました。まだ満足な走塁はできない? 完全復帰にはもう少しかかるんでしょうか。ワールドカップ帰りの安田真範選手は代打から出場、3打数ノーヒット。不発だったけど、久しぶりにマスクも被ったようです。第二試合は三菱重工横浜クが最後、井上直嗣選手のポール直撃3ランでコールド勝ち。神奈川新聞に井上選手の笑顔の写真が大きく載ってました。珍しく指名打者に入った渡部英紀選手は4番の働きをしたけど、夏に大不振だった斉藤裕次郎選手はまたまたノーヒット。第三試合は新日本石油ENEOSの高卒新人・岩田雄大投手、9奪三振無四球の好投で二塁も踏ませず5回完封勝利。ワールドカップ組の池辺啓二選手は代打で出て1安打1打点だったとのこと。以上は昨日(22日)の試合です。今日の試合はもう終わっていて、以下のとおりでした。◇一回戦旭中央クラブ 4-2 京浜野球倶楽部日産自動車 10-0 小田原フレンドリークラブ (5回コールド)◇二回戦代表決定戦三菱ふそう川崎 8-1 相模原クラブ (8回コールド)三菱ふそう川崎、先制されて中盤まで同点と苦しんだようですが代表権獲得一番のりです。明日(24日)の組合せ。◇二回戦代表決定戦横浜金港クラブvs東芝三菱重工横浜硬式野球クラブvs新日本石油ENEOS旭中央クラブvs日産自動車さあ「神奈川5強」同士がぶつかる第二試合。負けたらもう二次はありません。酷なカードです。お天気が心配です。他の地区では阪和地区一次予選で松下電器がNOMOベースボールクラブに雪辱とか(負けても敗者復活があります)、東海地区で二次予選が始まって早々と有力チーム同士がぶつかり合ってるとか、北海道や東北はもう代表決定目前とか、いろいろありますが、代表が決まったら取り上げて行きたいと思います。→社会人野球:日本選手権予選の結果(毎日新聞)今のうちに予告。明日は毎日新聞神奈川版や神奈川新聞が読めなさそうなので(現在旅に出ています)、明日の日記には今日の神奈川予選の詳細メンバーなどは書けない予定です。後で追記しておきます。JABAのトップページを見ていたら、沖縄県で3月に開催された石川逢篤杯の結果が今ごろ載っていました。半年も経ってます。なぜ今ごろ…。試合の結果を知りたいとき、JABAで組合せさえ載ってないような大会でも、たいていの場合は毎日新聞の地方版にはしっかり結果が載るので何とでもなるのですが、沖縄県には毎日新聞がないらしくて結果が全然わからなかったのでした。今回、やっと判明。8月の夏期大会の結果も含めて、さっそくメモしました。来年はもっと早くお願い致します>JABA様去年までに比べれば全体的にずいぶん更新が早くなったように思うけど、どうも間違いが多いのと、せっかく載ってるトーナメント表の開始時間の文字がつぶれて読めなかったりするので、要改善点はまだまだいっぱい。
2005年09月23日
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東京や福岡がロンドンの次の2016年や、その次の2020年の夏の五輪に立候補するっていうニュースがありますね。確か、台湾も立候補するっていう話がありませんでしたっけ。検索してみると、まだ「立候補する用意がある」とか、そういうレベルの話みたいですが、台湾で五輪。うーん、とっても国際問題な気が。まぁとにかく、野球っていう視点から見ると、ロンドン五輪では野球はナシになってしまったけど、その次が日本や台湾で開催となれば公開競技とかで復活、なんてことになるかも知れない?で、ちょっと前の記事ですが、ひとまず最後ということになる北京五輪の野球競技のお話です。我爭[辛力辛]奧運資格賽(big5)(9/8)ワールドカップが行なわれていたオランダで国際野球連盟(IBAF)の総会が開かれ、北京五輪野球競技の最終予選の開催地に台湾が立候補した、という内容。野球の五輪予選は北京五輪から方式が変わり、まず各大陸ごとに予選をやって以下の5ヶ国がまず出場権を獲得。・開催国(中国大陸)・米大陸予選の1位・米大陸予選の2位・アジア予選の1位・ヨーロッパ予選の1位そして、以下の8ヶ国が一ヶ所に集まって最終予選を開催、残り3枚の切符をかけて争います。・米大陸予選の3位と4位・アジア予選の2位と3位・ヨーロッパ予選の2位と3位・オセアニア予選の1位・アフリカ予選の1位で、この最終予選の開催地に台湾が立候補というのが今回の記事。他に、アメリカとカナダが立候補しているとのことです。今回の記事には書いてありませんが、以前の報道だと確か、時期は2007年の秋か2008年の春っていう話でした。台湾はこういう国際大会の開催に積極的ですねぇ。ちょっと思い出しただけでも、2001年のワールドカップ、去年の世界AAA(高校生の大会)、来年のインターコネチネンタル杯の開催国。レベルの高い野球の試合を台湾の人に見てもらってレベルアップにつなげよう、っていう野球協会の方針だそうで、うらやましいことです。採算とか取れてるのかしら。それに比べて日本はとっても消極的な気が。国際大会を誘致してるっていう話さえ聞いたことないような。何でなんだろ。五輪にはちょくちょく立候補してるのにな。ちょっと考えると、台湾はこの北京五輪最終予選に出場する可能性がかなり高そう。中国は開催国だからアジア予選に出ないし、アジア予選1位は日本が有力だし。やっぱり、地元で予選を開催すれば有利、っていう計算もあるんでしょうね。本当は予選は中立地でやるのが良いんでしょうけど。
2005年09月23日
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昨日から日本選手権の神奈川県一次予選が始まっています。23日までの予定で、上位4チームまでが二次に進出。昨日は一回戦3試合でした。JABAの結果はこちら→日本選手権神奈川一次予選毎日新聞神奈川版の記事はこちら→社会人野球:日本選手権・県予選 三菱ふそう川崎が貫録のコールド発進/神奈川毎日新聞神奈川版の紙面にはメンバーと個人成績も載ってるので、軽く紹介。◇一回戦横浜球友クラブ000 000=0(6安打、2失策)530 002=10(7安打、0失策)三菱ふそう川崎[横]鷹觜(0/3,[自責2])、松尾(5+0/3,[自責5])-落合 (二)深町[ふ]亀井(3)、平川(3)-井川 (三)長谷川、植山 (二)西沢D松尾-5山崎-8内村-2落合-6高橋-4深町-9佐藤穣-3野村-7清水8西沢-6渡辺-9長谷川-5植山-3三垣-4佐々木-D梅原-7根岸-2井川国際総合伊勢原クラブ000 100 1=2(6安打、3失策)610 000 2=9(11安打、0失策)相模原クラブ[国]加藤真(2,7失点[自責3])、加藤雄(4+1/3,2失点[1自責])-長[相]飛弾(5,1失点)、川崎(2,1失点)-下里 (三)望月 (二)溝口7小川-6鎌田-5緒方-D小池-3井芹-2長-4内田-8小林-9高谷9新井幸-6松良-4若林-8溝口-2下里-D古館-3望月-5門倉-7岩沢横浜金港クラブ100 000 201=4(8安打、3失策)000 000 000=0(4安打、0失策)マルユウベースボールクラブ湘南[横]四日市(9)-藤野 (二)露木慎[マ]倉永(9,4失点)-上野、犬丸5露木慎-4高木-3平野-D今井-6東-7関→H7菅沢-9伊藤-8増田-2藤野6福士-5羽太→R7増田-4藤嶺-D遠藤-25上野-3永坂-8落合→H9安部川-7山口→2犬丸-98内海第一試合はふそうさん10得点で貫禄のコールド勝ちなんですが、ヒットは7本しか打ってません。9四死球が効いたみたいです。西郷泰之・高根沢力の日本代表両選手は不出場で、橋戸賞の植山幸亮選手が4番。都市対抗では9番だったのに。植山選手は先制タイムリーなど2安打3打点の活躍だったようです。横浜球友クラブもふそう先発の亀井泰慶投手から3回で5安打しましたが点になりませんでした。第二試合は相模原クラブが大勝。初回の大量点で決まってしまった感じ。国際総合伊勢原クラブは6安打に加えて四死球を10個ももらいながら2点しか取れず。第三試合は横浜金港クラブ、四日市直投手が4安打完封勝ちです。細かい話ですが、春季大会ではマルユウの上野選手と落合選手は新聞の表記では「上野拓」「上野修」「落合肇」でしたが、今回は「上野」・「落合」でした。三菱ふそう川崎さんは都市対抗制覇してから初めての県内での公式戦、毎日新聞の紙面には写真も載っているのですが(植山選手が先制タイムリーを打つ場面)、惜しくも川崎市のマークが入っている右袖のほうが写っていて黒獅子エンブレムは確認できず。気が利かないなぁ、なんて思ったり。今日も一回戦3試合です。◇一回戦全川崎クラブvs東芝三菱重工横浜硬式野球クラブvsウィーンベースボールクラブ新日本石油ENEOSvs慶應EMANON3試合とも「神奈川5強」が登場。そろそろ終わる時間ですか?余談。私は神奈川県に住んでいるので毎日新聞の神奈川版は普段から読むことができます。紙面を見ると、こうしてスタメンや個人成績も載ってます。貴重な情報源です。で、今日はたまたま東京へ行く用事があったんです。そういえば今、東京都でも一次予選をやっていて、昨日はシダックスやNTT東日本、鷺宮製作所が試合してたんでした。どんなメンバーだったのか知りたいな、と思って売店で毎日新聞を買い、東京版の紙面を見てみると…載ってないじゃないの。いや、載ってるんですが、スコアとバッテリー、長打だけ。つまりJABAの結果ページと同じ内容しか載ってません。スタメンや個人成績はナシ。東京はこうなんですねぇ。その代わり、東京は紙面と全く同じ内容をWeb版で読むことができます。一方、神奈川は個人成績が紙面で表扱いになっていて、Web版には表は載らないので、Web版だとスコアしかわかりません。バッテリーさえわからない。紙面を読まないとダメです。(2005/09/24修正:黒獅子エンブレムが入っているほうが左袖でした。だから川崎市のマークは右袖。直しました。なお、同日の神奈川新聞ではちゃんと黒獅子エンブレムが見える写真を使っていました)
2005年09月22日
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最近、ワールドカップやワールドベースボールクラシックにかまけている間に職棒のほうは早くも下半期日程の2/3を終了。状況はというと。最初、開幕10連勝と圧倒的に強くて独走だった蛇が8月になってぱったりと勝てなくなり、みるみる貯金を減らして5割スレスレに。あんなに強かったのになぁ。今は牛さんが着々と勝ち星を積み上げて首位、象&熊も貯金を作って混戦になってます。最後までわからなそう。さて、巨人・西武で活躍した鹿取義隆氏が台湾にやって来て蛇隊を訪れ、蛇・郭泰源監督の上半期優勝を祝福したそうです。中華大聯盟/日本媒體來台訪問 鹿取義隆祝福郭泰源奪冠(big5)亞洲職棒賽 日媒訪郭總(big5)鹿取さんは読売新聞の顧問としての訪問。先日、欽ちゃん球団のヘッドコーチを退任したというニュースがあったけど、こっちが本業?今回は読売新聞、日刊スポーツ、報知新聞の3紙が一緒に「アジアシリーズ」の取材に来ていて、これから中国大陸と韓国にも行くのだそうです。3紙は蛇隊を訪れて「三巨投」(林英傑・林恩宇・許竹見の本土10勝トリオ)と「下馬威連線」(謝佳賢・威拉斯・馬力欧の中軸3人;何で謝佳賢選手は「下」なんだっけ?)の様子を取材して行ったとか。おー、それは楽しみ。まめに新聞紙面をチェックしなくては。しばらく先でしょうけどね。アジアシリーズの直前あたりかな? テレビではやらないのかしらん。郭泰源監督と鹿取さんは西武で同じ年に引退して、確か引退試合も一緒にやったんじゃなかったかな。森監督が退任してからしばらく低迷していた西武が東尾監督になって初めて優勝したとき、ベテランだった二人はほとんど出番がなく、引退していったのでした。その後も親交が深いようですね。鹿取さん曰く、蛇には下半期も優勝して台湾シリーズも勝ってもらって、ぜひアジアシリーズに、とのこと。ところで、今週の週刊ベースボールを読んだら、前期・後期で優勝してもプレーオフには全然関係なくて、プレーオフには年間勝率の上位3チームが出られるって書いてありました。あれれ、半期で優勝すれば無条件にプレーオフに出られると思ってたのに。間違ってるんじゃ?と思ったら、「アジアシリーズ」のサイトの説明にもそう書いてあります。プレーオフ出場は年間順位で決まり、前期後期の優勝は関係なし…? えー、そうなの? じゃあ前期優勝の価値って…。→アジアシリーズ・中華職棒連盟
2005年09月21日
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台湾プロ野球のオーナーさんが、台湾が主催者から低く見られていてケシカラン、って理由で出ないかもと言っていたワールドベースボールクラシック(WBC)。だけど、昨日、オーナー会議が開かれた結果、やっぱり出ることにしたそうです。中華職棒聯盟 決定參加世界經典賽(big5)《中華職棒》聯盟急轉彎 參加經典賽(big5)「態度180度大転変」なんて書かれてるように、変わり身が早いなぁ、と思いつつ、まぁそうだよね、って感じ。出ない訳ないって思ってはいたけど、安心しました。日本に歩調を合わせてとか、そういう部分もあるんでしょう。めでたしめでたし。角逐經典賽》總教頭人選 棒協屬意王貞治(big5)で、今度は「代表チームは王さんに率いて欲しい」と来ました。中華棒協秘書長の林宗成氏曰く、「中華隊は必ずしも台湾出身の監督にこだわらない。台湾のパスポートを持つ王貞治氏は最有力候補だ。」だって。確かに、北京五輪の頃にはホークスの監督も勇退してるだろうから、ぜひ中華隊の監督は王監督に、なんていう記事は何度か見たことありますが、早くもWBCで王監督と来ました。でも、日本も今度のWBCは王監督なんじゃないの? そもそも記事にもあるとおり、王監督は台湾の選手のことほとんど知らないみたいだし。林宗成氏によれば、王さんはおそらく日本の監督になっちゃうだろうから台湾の監督になってくれる可能性は低いけど、要請はしてみる、っていうことみたいです。まぁ、たぶんないでしょうね。でも、こんな話が出るってことは、代表監督はこの人!っていうような人が台湾にはいないってことなんですかねぇ、良くわかんないけど。アテネを率いた徐生明監督は五輪で株下げちゃったみたいだし、病気のこともあるし。この際、いっそのこと郭源治監督とか、陳大豊監督とか…。(無理か)ところで、3番目にリンクした王監督の記事の写真(これ)、ダイエー時代の王監督がオープンカーに乗って優勝パレードしてる写真が使われているんだけど、王監督の隣に乗っているのは昨日、亡くなられた中内功オーナー(当時)だと思います。記者のかたは知っててこの写真を選んだんだろか。特に中内さんのことはキャプションでも記事中でも何ら触れられていませんが…。参考:→先日の日記(「ワールドベースボールクラシック」台湾は出ないかも?)
2005年09月20日
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昨日発表されたニュースになりますが、千葉ロッテ・初芝清選手、引退表明です。初芝今季限り引退表明、ロッテ一筋17年(日刊スポーツ)社会人野球を見始めるきっかけが東芝府中だった私としては、ぜひとも取り上げたいところ。が、初芝選手の社会人時代は昔すぎて知らない。そして、特にロッテファンって訳でもないので、プロでのこともあんまり書けない。でもきっとキャラ的に親しみやすそうな初芝選手のことだから、私が書かずともたくさんのファンのかたが書いてくれるでしょう。私は初芝選手の都市対抗野球での成績を調べて、社会人時代の活躍ぶりに思いを馳せることにしたいと思います。私にできるのはそれくらい。初芝選手の都市対抗野球成績◇1986年 NTT東京に補強 背番号29 (初芝選手19歳)一回戦 1打数1安打(代打出場) vs国鉄名古屋計 1打数1安打弱冠19歳にして補強選手に選ばれるだなんて、そんな選手は滅多にいないのでは? 年齢からするに、高卒2年目でしょうか。さすがプロに行くだけのことはあります。この年は代打出場で見事ヒット。しかし、試合は大差で一回戦敗退でした。◇1987年 プリンスホテルに補強 背番号31 (初芝選手20歳)一回戦 3打数0安打(七番三塁でスタメン) vs日本IBM野洲二回戦 2打数2安打1ホームラン(代打出場) vs本田技研準々決 2打数0安打(七番三塁でスタメン) vsNTT信越準決勝 出番なし vs東芝計 7打数2安打1ホームラン後楽園最後の都市対抗はベスト4。初ホームランが出ました。打った相手は、本田技研の中屋桂介投手とのことです。準決勝の欠場は相手が東芝だから? 七番のところには代わりに石井浩郎選手(近鉄他)が入っていました。◇1988年 プリンスホテルに補強 背番号7 (初芝選手21歳)一回戦 4打数2安打(七番三塁でスタメン) vs大阪ガス計 4打数2安打ドーム元年の都市対抗もプリンスホテルに補強。初芝選手は2安打しましたが、延長戦の末に一回戦で敗退。この年の晩秋、ドラフト指名されてプロの世界へ。結局、自チームのユニフォームを着て出場することはできなかったんですねぇ。東芝府中が強くなかった頃の選手だったようです。なお、当時の都市対抗は金属バット使用、DH制ではなく投手も打席に入っていました。ものの本によれば、東芝府中からドラフト指名された選手は6人しかいないんだそうです。東芝は27人もいるのに(他に転籍してから指名された選手は含まず)。で、東芝府中からドラフト指名された最後の現役選手が初芝選手でした。これでゼロになっちゃいます。引退後は、千葉ロッテに何らかの形で残るとのことです。長い間、おつかれさまでした。
2005年09月20日
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今日の試合で日本生命から中日に進んだ佐藤充投手が初勝利を挙げたそうです。初先発初勝利だそうで。3年前の選手権、見に行きましたよ。優勝して佐藤投手はMVPでした。もうとっくの昔に活躍してないといけないはずなんだけど、ひとまずおめでとう。それにしても、こんな優勝争い終盤の直接対決で、初先発の投手を起用するとは落合監督も思い切ったことするもんです。さて、先週の14~18日に関東選抜リーグが行なわれました。結果はこれ→2005関東選抜リーグ戦(後期)(JABA)。ワールドカップで選手が抜けたチームもそのまま出場。結果、代表チームに選手を出したチームと出してないチームの対戦は、出したチーム側の2勝5敗。負けた原因は選手が欠けてたせいだけじゃないだろうけど、これだけ負けるとなるとやっぱりハンデだったかな、って気が。私が会員になっているかずさマジックと東芝も2試合ずつ消化しました。かずさはまず、15日に黒獅子旗チーム・三菱ふそう川崎と対戦。9/15:かずさマジック 2-0 三菱ふそう川崎ワールドカップで2選手が抜けているとはいえ、黒獅子旗チーム相手に完封勝利。これは自信になったのでは?ふそうさんは都市対抗優勝後の初の公式戦でしたが敗れました。これで関東選抜リーグ、1つも勝てずに終了(1分4敗)。続く17日にはかずさは鷺宮製作所と対戦。結果は…。9/17:鷺宮製作所 14-11 かずさマジック勝てば千葉市長杯出場圏内の3位に入れる試合だったけど、何だこりゃ。かずさ公式ページにはまだ結果詳細が出てないから良くわかんないけど、若手が投げたならともかく、吉元和広投手(コーチ兼任)のようなベテランが先発したのに序盤からこんなに大量点取られたら困っちゃいます。結果、かずさは2勝3敗のポイント4で、ブロック4位となりました。このあとは来月中旬の日本選手権関東予選まで公式戦はなく、オープン戦の日々が続くようです。一方の東芝ですが。磯村秀人投手・安田真範選手の2名を欠いての試合。9/17:ホンダ 3-0 東芝ホンダの新人・角田理生投手の前に完封負け。ホンダも代表で3人抜けてます。試合内容を探してblogを巡回してみると、2番手で出た左腕の小野亨投手が後ろ4イニングをゼロに抑えたようで、明るい材料、かな。翌18日は最終戦、富士重工業と対戦。9/18:富士重工業 12-8 東芝前日は投手戦(貧打戦?)の末に完封負けしたと思ったら、今度はこんな試合。まったく噛み合ってません。投手や二塁打の欄を見ると若手がたくさん出てますので、若手の力試しに徹した試合、なのかも知れないけど。東芝の関東選抜リーグは2勝3敗のブロック4位で終了。次は日本選手権の神奈川予選。東芝の初戦は22日、相手は全川崎クラブ。東芝の初戦は22日だけど、日本選手権の神奈川予選は21日から始まります。先週の関東選抜リーグで神奈川勢は1勝6敗。ENEOSさんが1つ勝っただけで、ふそう・日産・東芝は全敗。4チームとも代表選手を送り出しているとはいえ、都市対抗での大暴れがウソのよう。まぁ神奈川に限らず、どのチームも調整代わりなんでしょう。さて関東選抜リーグはこれで全日程終了。順位をまとめますと。(勝=2ポイント、分=1ポイント、負=0ポイント)J鷺産か住ふ×○○○○△=9:JR東日本●×○○○○=8:鷺宮製作所●●×○○○=6:日産自動車●●●×○○=4:かずさマジック●●●●×○=2:住友金属鹿島△●●●●×=1:三菱ふそう川崎東シ本芝富J×○○●○△=7:東京ガス●×△○○○=7:シダックス●△×○○○=7:ホンダ○●●×●○=4:東芝●●●○×△=3:富士重工業△●●●△×=2:JFE東日本通明立石N×○○●○=6:日本通運●×○○●=4:明治安田生命●●×○○=4:日立製作所○●●×○=4:新日本石油ENEOS●○●●×=2:NTT東日本(ずれてるかな?)(同ポイントの場合の順位の決め方を知らないので、直接対決優先で)例年どおりなら、千葉市長杯出場は各ブロックの上位3チームずつと、推薦出場の3チームの計12チーム。推薦出場は落選組の成績上位から選ばれることが多いのですが、かずさと東芝は単独でブロック4位だし、落選チームの中ではポイント上位だし、ってことで、おそらく各組4位までがすんなりと千葉市長杯出場となるんじゃないかと。(←ハズれても責任は持ちません)千葉市長杯を一年の最大の目標にしているという噂の富士重工業(ウソ)、今年は出られないかな。
2005年09月19日
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ずいぶん経ってしまいましたが、都市対抗野球の期間中に野球博物館の特別展示「世界の野球展」を見に行って来ましたので、その紹介をします。今日は台湾編。「世界の野球展」は一部屋を使ってのこじんまりとした展示でした。IBAFの歴史や国際大会の成績などはパネル展示で、展示物含め日本関係のものが大半でしたが(当り前か)、台湾関係のものもしっかりありました。これはCPBLの展示コーナー。韓国(KBO)、台湾(CPBL)、中国(CBL)の3リーグの展示が1つのケースに入れられていて、その一角。11月の「アジアシリーズ」の紹介展示ってことのようです。CPBL展示物その1:職棒元年の記念バッジ。左上が味全龍、左下が三商虎、右上が統一獅、右下が兄弟象、のようです。今やかなりの貴重品? 龍や虎も、ずいぶんとかわいらしいキャラクターだったんですねぇ。CPBL展示物その2:職棒元年の記念写真?キャプションがなかったのでわからないけど、絵ハガキ?左上の赤いのが味全龍、左下の青いのが三商虎らしい。右上のは今の牛さんのユニフォームみたく見えますが、統一なんだそうです。当時はこんなんだったんですね。象は今とほとんど変わってないようで。CPBL展示物その3:職棒2年(1991年)、統一獅が優勝したときの記念バット。その名も「獅子棒」だそうで。裏側や下側にまで選手の方々のサインがびっしりと入っていました。サインの解読を試みたんだけど、サインが普通に読める選手と、崩しすぎて誰だかサッパリわからないサインの差が激しすぎ。上から見ると、今は蛇にいる羅敏卿選手のサインもしっかりと。当時から現役だったんだ。大ベテランだっていうことが良くわかります。その右下(写真では右上)には、半分しか見えないけど、つい先日に引退した陳政賢選手のサインが。おつかれさまでした。他にサインが解読できた人:呉俊良コーチ、李坤哲コーチ、蛇の呂文生コーチ、謝長亨元監督(裏側)、曾智偵コーチ(裏側)、郭進興元投手(下側)こちらは国際大会の展示の一角。これはアテネ五輪の各国の記念バッジだそうです。そんなの作ってるんですねぇ(ああ、中華隊のバッジが1つ倒れている…)。選手同士で交換でもするんでしょうか。それから、5月に宮崎で行なわれたアジア選手権の展示ってことで、日本台湾中国韓国それぞれのナショナルチームのユニフォームが目立つように展示されていました。中華隊はこれ。袖のマークが誇らしげです。でも"34番・C.K.KAO"のこれはアテネ五輪などに出た現統一の高志綱捕手のユニフォームのような…。キャプションにはしっかりと、2005年アジア選手権のユニフォームとあるのですが。謎。(高捕手はアジア選手権には出てません)以上、「世界の野球展」台湾関係の展示でした。特別展示「世界の野球展」は25日までやってます。あと1週間。最初に書いたとおり、特別展示自体はこじんまりとしたものなので、10分もあれば全部見終わると思います。他に常設展示もあり。場所は東京ドームの外周道路沿いです。参考:→hotaruさんのblog(野球体育博物館にて)→先日の日記(明日から「世界の野球展」)
2005年09月19日
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ヤンキースの王建民投手は14日の水曜日に故障から復帰後2戦目の登板、かなり打たれたみたいだけど援護に恵まれ、久々勝利を挙げて7勝目。ワールドベースボールクラシックでも主戦格になってくれそうです。(ヤンキースが派遣拒否とかいう話がなくなれば)一方、旅日球星ではこんな記事が…旅日球員歸屬 蛇熊歡迎 許銘傑張誌家(big5)(9/13)西武に所属している許銘傑と張誌家は、今年はほとんどずっと二軍暮らし。2人は今シーズン終了後に台湾に戻って来る可能性が高い。許・張の去就は10月以降にはっきりするが、誠泰Cobrasの趙士強球団社長が言うには、もし二人が来年台湾でプレーするなら、ドラフトにかかる必要はなく、誠泰CobrasかLaNew熊に入ことになるだろう。許銘傑は西武と1年契約で、毎年成績をあげて翌年の契約を手に入れなければならない。張誌家の契約は9年間保証であるので、来年も西武に留まる可能性は比較的高い。国内の職棒チームは、許銘傑が来年も西武に留まる可能性は低く、帰国して中華職棒に加入するだろうと推測している。では、許銘傑が戻って来たら、どうやって所属チームを決定すべきか?趙士強氏は、許銘傑は日本に行く前は那魯湾(TML;台湾大聯盟のこと)に所属していたので、もし帰国するなら当然、那魯湾を母体とする蛇か熊に入ることになるのは疑いようがない、と強調する。しかし、すでに当時の那魯湾は現在のチームの経営権を持っておらず、チームもないのだから、ドラフトに参加させるのが合理的だ、との認識を持っている球団もあるのだ。いやいや、いきなり「2人は今シーズン終了後に台湾に戻って来る可能性が高い。」なんて書いてあるから、二人ともクビかと思った。あー、ビックリした。張投手が今年ダメなのはケガのせいだし、よっぽどのことがない限り来年も残留だと思うけど、どうかな。許投手のほうは確かに厳しいかも知れないけど、別にこの記事も西武に取材して記事書いてるわけじゃないっぽいし、ちゃんと発表されるまでわかりません。で、仮に許投手が戻って来るとして、おやっ、と思ったのは、趙士強さんが「蛇か熊に入る」って言ってること。あれ、熊の可能性もあるの?林英傑投手、許竹見投手、郭銘仁選手。彼らはTMLがなくなったときに兵役中で、あとで復帰した元那魯湾選手たち。みんな蛇に入っていて、熊には入ってません。なので、元那魯湾選手は無条件で蛇に入るものだと思ってました。だからもし許銘傑投手が西武をクビになっちゃっても、台湾に戻って郭泰源監督の下で続けるならいいかな、なんて思ったりも。が、本当は熊にも権利あり? でも林英傑投手らが復帰するときにはすんなり蛇に入り、熊入りの話は全然出なかったように記憶していますが…。それに彼らの復帰のときは、彼らもドラフトにかけなきゃダメじゃないか、って他のチームが文句言ったっていう話も聞かなかったけど、今回はそういう意見もあるそうです。兵役中だった選手と、海外に行っちゃった選手とは扱いが別、ってことなんですかね。まぁ、こんな記事が出てしまうのも、許張両投手がだらしないからでして。しっかりして欲しいんだけど。ちなみに二軍の成績を見ると、張誌家投手は9月4日に湘南相手に好投してから出番なし。許銘傑投手は昨日(17日)に延長戦でリリーフに出て、すぐに勝ち越し点を許して負け投手…。やれやれ。
2005年09月18日
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ワールドカップ・オランダ大会で5~8位決定戦にまわった日本チームは、16日にプエルトリコを5-0で破って予選リーグの「リベンジ」を果たすと、17日の5位決定戦でもニカラグアを8-1で破り、連勝。5位という結果になりました。プエルトリコ戦・Boxscore・Play by Playニカラグア戦・Boxscore・Play by Play2試合ともなかなか点が取れなかったけど、取るときには繋がって一気に取りました。エラーに乗じて点を取るっていう、いやらしい取り方。日本は2試合ともノーエラーで隙を与えず。投げるほうもプエルトリコ戦では斉藤信介投手がたったの3安打に抑え、ニカラグア戦では守護神役のはずの松井光介投手がこの日は先発で出て来て要所を締めました。この結果、日本は5位に。混戦だった予選リーグを戦った相手だし、メダルを逃して気が抜けてしまっていると2試合とも危ないかな、と思ったけど、展開を追う限りではこの2試合、日本は強かったです。5位と8位じゃだいぶ印象違いますもんね。ひとまず良かったです。実のところ、私は大会前は、もっと悪い成績になるんじゃないかと思ってた。なぜなら、3位に入った前回(2003年)の大会と比べると。・日本は日程に無理がある(都市対抗の翌日に開幕って)・参加チーム数が例年より多く、特にメンバー構成次第では力上位の中南米諸国が多数出場・他国にクラスの高いマイナーリーガが多数入り、相手が前回大会より強そういい条件1つもありません。なので、予選リーグは3位か4位でギリギリ通過、準々決勝でA組上位(キューバ、パナマあたり)と当たって負け、最終順位6~7位くらいこのくらいを予想してました。実際、前回大会とそれほど変わらないメンバー構成だった台湾は、前回4位(予選リーグ3位)→今回11位(予選リーグ6位)と大きく順位を落としているわけです。でも、日本は思ったよりも強かった。元メジャー選手がたくさん入った米国にも、その米国に大勝したニカラグアにも、アテネ銀メダリストがたくさんいたオーストラリアにも勝って、予選リーグ1位。(他国が思ったよりも弱かった?) これは結構行けるんじゃないかと。それだけに、準々決勝で負けてしまったのはとてももったいなかった。このたった1敗のせいで、今回の日本チームは失敗、やはり(ほぼ)社会人ではメダルは無理、なんていう評価になってしまいそう。痛恨でした。強いて言えば、今回は投手の柱が誰なのか、良くわからなかったですねぇ。先発投手が5回持たない試合もずいぶん多かったし。前回大会のときは、村上監督が前々から野間口貴彦投手(いま巨人)を先発エースで使うと語っていて、大事な大事な準々決勝の韓国戦でも彼が投げて見事に抑えて勝利。今回は、終わってみると3勝した斉藤信介投手が柱、だったかな。都市対抗のときは散々だったのに、わからないものです。ロングリリーフでほとんど完璧だった高崎健太郎投手も良かったみたい。彼らが準々決勝で先発していれば、あるいは…。結果論だけど、それだけもったいない試合でした。というわけで、ワールドカップ大会も終了。選手の皆様、都市対抗から続けてずっと重い物を背負いっぱなしで、おつかれさまでした。次回はもっとまともな日程でお願いします。大会はキューバが決勝で韓国を破って優勝、今大会も無敗で大会9連覇。途中、少々苦戦しても、最後は勝つキューバ。どんな展開になっても必ず勝ちます。本当に強い!
2005年09月18日
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オランダで行なわれていたワールドカップの代表選手たちは16日に帰国したそうです。おつかれさまでした。さてさて、メジャーリーグ主宰のほうの野球の国際大会・ワールドベースボールクラシック(長ったらしいので以下「WBC」と書きます)ですが、日本は参加を決めたようですね。日本側が不満だったいろいろな点が必ずしも解決されたわけではないみたいだけど、楽しみにしているファンの方もきっと多かったはず。めでたしめでたしってことで。この日本の参加表明で、これで大会に招待された全16ヶ国が全て参加を決定したことになり、大会は予定どおり行なわれることに…と思ったら、今度は台湾が出ないとか言ってます。中華職棒 無意參加世界經典棒球賽(big5)(9/15)象のオーナーであり、職棒聯盟の代理会長(?)をされている洪瑞河氏によれば、職棒聯盟はWBCの開催者から非常に軽視されていると感じていて、大会に出ないかも知れない、出るか出ないかは次のオーナー会議で検討するのだそうです。日本韓国を含めてアジア全体が軽視されていて、その中でも台湾は特に軽視されている。なぜかと言えば。・大会運営委員会に、日本は3人、韓国は2人の委員枠が与えられているのに、台湾はゼロであること。・大会の利益分配が、日本は7%、韓国は3%であるのに、台湾はたったの1%であること。洪オーナーが言うには、日本韓国台湾の3つのリーグの中では経営規模からして日本が傑出しているのは当然として、韓国と台湾ではそれほど差がないのにWBCでは待遇の差がありすぎる、のだそうです。韓国や日本も、同じように開催者側からの条件には不満なので、3つのリーグで協力して権利の拡大をはかって行きたいとのこと。うーむ。まぁ、オーナーという立場からすれば、こういう主張をされるというのは理解できなくもないです。運営委員会の枠がゼロって、ねぇ。どうせアジア予選で落ちるんでしょ、みたいに思われてるのかも知れない。でも、やっぱり思ってしまうことは、何で今ごろになってこんなことを?日本のプロ野球界の人たちも同じようなこと言ってましたが、もう何ヵ月も前から話し合った末に、出場することに決めたんですよね。台湾の職棒聯盟の人たちもそう思うなら、もっと早く話し合っておけば良かったのに。日本がなかなか参加表明しないから、歩調を合わせただけかな?で、このニュースを受けて、野球協会理事長の彭誠浩氏、牛の張泰山選手・黄忠義選手のコメントが載った記事が出てますが、この大会は台湾野球界にとって注目を集める絶好の機会であり、しかもレベルアップのチャンス、ぜひ出るべき、って言ってます。→希望國内棒球走出去 棒協將與聯盟溝通(big5)(9/15)→參加經典賽? 牛隊:交流才能成長(big5)日本の選手は調整の問題とかがあるので、必ずしも参加に積極的な選手ばかりじゃなく、選手会でも意見が分かれていたみたいだけど、台湾のこの2選手は出るべきっていう意見のようです。そういえば、台湾には選手会ってないんでしたっけ。聞いたことないような。FAとかもないし。というわけで、何だかWBCに向けてちょっぴり怪しげな感じになって来ましたが、この「台湾は出ないかも」のニュースは15日の朝のものなので、時間的には日本が参加表明をする前です。日本が参加を決めたとなれば、台湾もすんなり出るってことになると思うんだけど、どうかな。
2005年09月17日
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14日の日記で、佐賀に新しくクラブチームができることを書きました。今年はクラブチームの新規加盟がずいぶん目立ちます。新しくできるチームがあれば、去って行くチームがあるものです。今日はそのお話。新しくできるほうでは、14日付で日本野球連盟から新規加盟チームが2つ、発表されています。→JABA広報事項新規加盟・佐久コスモスターズ硬式野球クラブ・ウェルネス彩ベースボールクラブまず、佐久コスモスターズは「不屈の投手」野中徹博さんが監督ということで、以前の日記でも書きました(→これ)。7月のセレクションが終わって、チームとしての体裁が整って来たようです。公式戦参加は来年からかな。ウェルネス彩のほうは、名前からわかるように「アカデミーリーグ」のタイケン学園が選手を募集したチーム。7月の時点ですでに埼玉県の協会には加盟が認められていて、こちらも先日の日記で「リーグ埼玉」について書いたときに、ちょっと触れました(→これ)。今回、連盟に正式に承認されたということのようです。ウェルネス彩は先日行なわれたさいたま市長杯選抜クラブ対抗埼玉予選に出場、早くも公式戦初勝利を挙げています。→第12回JABAさいたま市長杯選抜クラブ対抗埼玉県予選会(JABA)ウェルネスといえば、「アカデミーリーグ」。あんまりニュース記事では聞見かけなくなってしまったアカデミーリーグだけど、リーグの公式サイトを見ると、いまトーナメントをやっているようです。→日本アカデミーリーグ本来なら今年からリーグ戦をやっているはずがトーナメントになってるし、参加しているチームも以前に見たときと違うしで、予定どおりとは行かないみたいですが、独立リーグ的な活動はしているみたいですね。というわけで、この2チームのことは以前から記事になっていたので、今回正式に加盟しても別段の驚きはありませんでしたが、知らずに読んだので驚いたのはこっち。社会人野球:日本選手権・県大会 バイタルネット、準決勝へ/新潟(毎日新聞)日本選手権の新潟県予選で、バイタルネットが勝ち進んだという記事ですが、最後にこんなことが書いてあります。◇7年間の歴史に幕○…クラブチームの強豪・新潟パッシオーネクラブがこの日の試合を最後に7年間の歴史に幕を下ろした。メンバーの平均年齢は毎年高くなるが、新しく入部する選手がいなかった。新潟パッシオーネクラブ、活動終了なんだそうです。これは…。新潟県内のクラブチームの中ではものすごく強いチームっていう印象だったのに。県内では最強と言って良いほどだったのでは。(←試合は見たことないので、成績からの判断)記事には「企業チームを倒すことを目的に結成されたチーム」とあります。へー、そうなんだ。最後の試合になってしまった昨日のバイタルネットとの試合は大敗だったけど、今まで決して企業チーム相手でも歯が立たなかったわけではなく、去年の日本選手権では二次予選に進出して伏木海陸運送を逆転サヨナラで破り、準決勝でもバイタルネットに延長11回まで戦うという、「たまたまの番狂わせ」では済まないような結果を残していました。そんな強いチームが、活動終了。しかも理由が「新入部員がいないから」。私みたいな無責任な部外者から見れば「何とかならないの?」って思ってしまいます。確かに、都市対抗予選のときの選手名鑑を見ると、選手は15人しかいません。20代の選手は5人だけ。「少数精鋭のチーム」という紹介がついていました。強いチームだから入部条件が厳しかった? 新潟県にはクラブチームがたくさんありすぎて選手が足らない? 詳しい事情はわかりませんが、7月から決まっていたことなのだそうです。つらい決断だったことでしょう。去年から今年にかけて、新しいクラブチームがたくさんできています。そして、それらの新規チームのセレクションに応募者が定員の何倍も集まった、っていうような記事を何度か見た気がします。野球をやりたい選手は世の中にたくさんいるんだなぁ、って思ったものですが、その一方で「新入部員がいないから」という理由で活動停止するチームがある。皮肉なもんです。
2005年09月16日
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現地の14日に行なわれたワールドカップ・オランダ大会の準々決勝、日本は韓国に1-5で敗れたことは昨日の朝に書きました。夜になったら詳しく書き直そうと思っていたのですが、書けず(旅に出ていたもので)。せっかくトラックバックもいただいたので昨日の日記はそのままにして、新しく書きますと。・Boxscore・Play by Play2回に失った3点が重く、継投もうまく行かずに8回に致命的な2失点。しかし磯村秀人投手はもうこの大会5試合目の登板になりますが、ぴしゃっと抑えた試合は1度もなかったのでは。調子悪すぎ? にも係わらず、この大事な試合の大事な場面でのリリーフ起用。でも期待に応えられませんでした。大丈夫?打つほうも毎回のように走者は出すけど後が続かない。最終回のノーアウト満塁でさえ点にならず。3回に梵英心選手のタイムリーで挙げた1点だけでした。今までたくさん出ていたホームランもこの日はなし。毎回のことだけど、決勝トーナメントに入るとなかなか打てないです。一方、韓国のほうはチャンスらしいチャンスはほとんどなかった。磯村投手の前、2番手で投げた高崎健太郎投手が3~7回を3人ずつで抑えていたので。でも、少ないチャンスで一気に点を取られてしまいました。ここまでほとんどエラーがなかった日本チームなのに、8回の2点にはエラーも絡んでしまったし。野球W杯:日本、準々決勝で韓国に敗れる(毎日新聞)杉本泰彦監督曰く、「力負け」。完敗だったそうです。日本打線を抑えた韓国のチェ・デソン投手は「崔大成」と書くんですね。オリックスにいた具臺晟(ク・デソン)投手と読み方は似てますが、漢字は全然違うんだ。まだ20歳の若者です。日本はこれで5位以下が決まり、5~8位決定戦にまわることになったのですが。残念というか、もったいないですねぇ。今回は都市対抗からの強行日程・事前準備期間のなさからして、予選リーグはギリギリ通過できればいい方かも、なんて私は思っていたので1位になれたのは想像以上。せっかくここまで頑張って強そうな国を次々と破って勝ち上がって来たのに、ここで負けてしまったらその頑張りも全部意味なしおちゃん(←古い)。後々には予選リーグで1位になったことはどっかへ行っちゃって、5位以下っていう最終結果しか印象に残らないですもん。これがたとえば予選リーグがギリギリ4位通過で、決勝トーナメント初戦負けだったら「やっぱり今回の日本は弱かったね」で終わるんだろうけど、そうじゃないんだから。とてももったいない。さて、5~8位決定戦の1戦目は本来は15日に予定されていたのが、雨で16日に順延になったそうで、これから。というか、今やってます(→Play by Play)。相手は接戦の末に予選リーグで唯一負けたプエルトリコ。準々決勝の他の試合でも日本が1位になった予選リーグB組に入っていた国はみんな負けちゃって、予選リーグの再戦みたいになってます。先ほどの毎日新聞の記事に載っていた西郷泰之選手のコメント:「社会人の意地として、最後までしっかりプレーしたい」そうそう、まだ2試合あります。お願いします。(って、西郷選手は今日はスタメン落ち)
2005年09月16日
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オランダで開催中のワールドカップ大会はベスト8による決勝トーナメントがスタート。日本はさきほど準々決勝を韓国と戦い、結果は1-5で負けてしまいました。打てなかったですねぇ。予選リーグでは絶好調に見えた打線ですが、韓国の大会奪三振王チェ・デソン投手にやられていしまいました。負けたら終わりの決勝トーナメント、相手がどんなに好投手を出して来ても打たないことには勝ち進めません。たまたま打てなかった、では済まされない。キューバなんかはどんなに苦戦しても、最後には必ず勝ちますもん。本当に強いんでしょうね。また夜に書きます。
2005年09月15日
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先日の日曜日に日本選手権の千葉県予選が行なわれました。その日の日記で、ワールドカップの試合がないときにこの予選の試合のことを書きます、というようなことを書きましたが、もう3日も前のことになっちゃったし、見てない私があれこれ書くより、観戦された方が書かれた立派な観戦記のほうが役に立つと思いますので、そちらをご紹介するにとどめたいと思います。・社会人野球情報室(りんかんさん)・Blog-BB(Baykinさん)一応、準決勝以降の結果だけ。準決勝代表決定戦JFE東日本5-1サウザンリーフ市原かずさマジック25-0JR千葉支社硬式野球クラブ(7回コールド)決勝JFE東日本8-4かずさマジックかずさはまた2位でした。県大会では少し前までJFE東日本さんにはずっと勝ってたのに、去年の秋から逆に負けっ放しです。県大会は代表権さえ取れれば良くて、良い投手をどんどん継ぎ込んで何が何でも勝つっていう試合ではなさそうだけど、こうも連勝・連敗が続くとそのときの両チームのチーム状態がちゃんと出ている感じもします。明日(15日)は関東選抜リーグで夏の王者・三菱ふそう川崎と対戦。都市対抗で優勝すると1年間つけられるっていう「黒獅子エンブレム」、もうつけて試合するのかな。さて、何日か前のスポーツ報知に載ってましたが、今度、佐賀県にもクラブチームができるんだそうです。監督は阪急で完全試合も達成したことのあるらしい今井雄太郎氏で、年内にも発足とのこと。九州には社会人野球のチームが企業登録・クラブ登録ともに1つもない県が宮崎・鹿児島・佐賀と3つもありましたが、宮崎と鹿児島にはすでに新しいクラブチーム設立のニュースがされているように、来年には3つとも「空白県」ではなくなるみたいですね。あと残る「空白県」は福井・鳥取・島根だけ、かな。今日は宮崎と鹿児島の新・クラブチームの続報について書きます。まず、宮崎には「欽ちゃん球団」こと、茨城ゴールデンゴールズの兄弟チームができるというお話。欽ちゃん姉妹球団「宮崎ゴールデンゴールズ」今秋結成(読売新聞;googleのキャッシュ)(9/2)何かこの記事だと、今回初めて判明したかのように書いてありますが、結成の話自体はずいぶん前から記事になっていたと思います。で、今回は順調に準備が進んでいるという話のようです。欽ちゃん弟球団25日入団テスト 宮崎Gゴールズ(西日本新聞;yahooニュース)入団テストも間もなく行なわれるみたいです。男女とも参加可とか。しかし、テストを受ける参加費が1万円もかかるんですねぇ。結構高いもんです。他のチームでも、それくらいが普通なんでしょうか。一方、鹿児島では、元巨人でタレントの定岡正二氏が監督の「鹿児島ホワイトウェーブ」というチームができるというのは以前のエントリで書きました。(→鹿児島に新チーム設立らしい)これに関連して、こういう記事があります。もうずいぶん前の記事ですが。「欽ちゃん」迎え撃て 鹿児島選抜野球団始動(西日本新聞)(7/19)「鹿児島ホワイトウェーブ」の選手集め・チーム結成の様子が書かれていますが、なかなかおもしろい話が。普通、練習試合を組むとき、どこどこにチームがあるから試合をしに行こう、っていう話になりそうなものですが、このチームは欽ちゃんが「(鹿児島に)ゴールデンゴールズが行くから、チームを作ってってお願いしたら」、今まで何年もチームがなかったところに新しくチームができちゃった、ってことなんだって。しかもそれが1試合限りじゃなくて、定常的に活動するチームが。欽ちゃんの影響力って、すごいんですねぇ。今度、「福井に行こう」って言えば福井にもチームができるのかしらん。まぁ、芸人さんらしく面白おかしく言ってるだけかも知れないので、真に受けないほうが良いのかも知れませんけどね。なお、鹿児島ホワイトウェーブと茨城ゴールデンゴールズの練習試合は8月16日に予定どおり行われ、鹿児島が結成緒戦を勝利で飾ったそうです。
2005年09月14日
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台湾のワールドカップ・予選リーグ最終戦は、アメリカとの対戦でした。すでに予選リーグ敗退が決まっていた台湾チーム、結果は4-5で負け。2005世棒賽/中華隊4比5不敵美國 戰績3勝5敗與8強絶縁(big5)台湾の先発・増菘[王韋]投手(台湾体育学院)が5回まで無失点の力投も、6回にエラーエラーエラーで逆転され、一時は1-4と3点差をつけられます。(この試合の3つのエラーが全部同じイニングに出るって、まったく…)が、台湾もホームランが出て2本で同点!これは行けるかも、と思ったけど、9回にきっちり勝ち越し点を取られ、負けました。今回もまた、ヒット数では上回っていたのに、惜しかった。最終回も同点のチャンスがあったのに、ゲッツーで終了。6回の3エラーが痛かったですねぇ。もっとも、米国側もすでに順位が決定済みだったようなので、調整代わりだったとは思いますけど。そんな中、王勝偉(台湾体育学院)、羅國輝(マリナーズ契約済)、廖英傑(国立体育学院)と3本のホームラン。ここまでホームランがチーム全体で5本しか出てなかったけど、最後で力を見せました。この結果、台湾チームは予選リーグ3勝5敗で、予選B組の6位という結果になりました。米大陸の国々に1つも勝てなかったです。参加18ヶ国中、11位か12位ってことになるのかな。大会前の目標が「予選リーグ3位以内&準決勝進出」だったこと、前回の2003年大会のときもアマチュア選手がほとんどで、今回とそれほど変わらないメンバー構成だったのに4位に入ったことを考えれば、今回の結果はかなり残念なものでした。が、思い出してみれば今回の代表チームは元はと言えば、"2006年第十五屆杜哈亞洲運動會棒球項目中華成棒培訓隊"、つまり来年のドーハ・アジア大会のための強化チームとして始まったチーム。まだ先の目標があるということです。また来年に向けて、がんばっていただきましょう。(今年の代表チームの活動はもう終わり?)
2005年09月14日
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決勝トーナメント進出のために負けられない試合が続く台湾チームは12日にニカラグアと対戦、結果は4-11で大敗でした。2005世棒賽/投手出包中華4比11輸尼加拉瓜 幾乎無縁8強(big5)先発の鄭[金奇]鴻投手(ブルージェイズ)が1アウトも取れずに5連打を食らって降板したのが大誤算。結果的にはこの5点で試合は決まってしまいました。中華隊もすぐさま2点返して希望をつなぎますが、追いつけない間にリリーフの投手陣が踏ん張りきれずに次々と失点。コールドを逃れるのがやっとという感じに。郭俊佑選手(台湾体育学院)に一発が出てB組のホームラン王(4本)に並んだのが明るい材料、ですかねぇ。A組ではキューバのグリエル選手が6本打ってるので、B組のトップ(タイ)ってだけではたぶん賞はもらえなさそうです。負けられない試合に負けてしまった中華隊。現地のその日の夜の試合で米国がチェコを破ったため、台湾チームの決勝トーナメント進出は完全になくなりました。残念。2001年大会3位、2003年大会4位と、2大会続けてベスト4まで残っていたのに今年はダメでした。中華輸球8強渺茫 投手失常 壓不住尼國砲火(big5)こちらの記事だと、アメリカ人の球審の判定が不公平だった、なぜならこの試合で台湾が負けるとアメリカの決勝トーナメント進出がほぼ決まるから、なんてなことが書かれています。女性に大人気の[CHANG]智堯選手が三振したとき、悔しさのあまりベンチの方へバットを投げた?ら、主審のかたに抗議と取られて退場になってしまったのだとか。うーん。まぁ、そんなこと関係ないくらい大差ついちゃってますしねぇ。でも直接に抗議しなくても、態度が悪かったら退場になっちゃうんだ。初めて知りました。残念ながら決勝トーナメント進出はなりませんでしたが、試合はもう1つ、残ってます。米国との対戦。中華隊は勝てば予選リーグ5位、負ければ6位です。対戦相手の米国は4位が決まっているみたいなので、調整試合かな。全力で試合しないかも。何とか最後、勝って終わってくれるといいんだけど。
2005年09月13日
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ワールドカップ大会、日本の予選リーグ最終戦、勝ったほうが予選リーグ1位になるニカラグア戦。結果は11-3で大勝でした。・Boxscore・Play by Playこの日は西郷・池辺・高根沢といったレギュラー組のほとんどが出場せずお休み、控え選手中心のオーダー。負けても良いからレギュラー組の休養が優先なのか、それとも決勝トーナメントの相手を睨んで積極的に負けに行った? 杉本泰彦監督がどういう考えだったのかは記事でも出ない限りわかりません。が、結果は圧勝。控え組でも関係なく集中打が出て13安打11得点。ホームランこそゼロでしたが打線が良くつながりました。実は終わってみるとヒット数ではニカラグアのほうが多かったんだけど、もらった四死球の数が全然違いました(日本:8、ニカラグア:1)。しかし、最後に出てきた磯村秀人投手はほとほと調子が悪いのか、最終回いきなりノーアウト満塁にしてしまってどうなることかと。だいたい1イニングしか投げてないのにヒット5本も打たれてるし。良く1点で済んだものです。走者が打球に当たってアウト(記録はヒット)っていうので助かったみたい。これで予選リーグは1位で通過決定です。都市対抗から強行日程で準備期間も限られていたのに、良く1位になったものです。期待以上の成績。・TEAM STATICSここに各国の成績一覧がありますが(いま見ると10日の試合まで集計してあるみたい)、日本は打率とホームラン数はB組トップで打撃好調なんですが、目立つのはエラーの数。他の国は全て4つ以上エラーしているのに、日本はたったの1つです。しっかり守った上で攻撃するっていうスタイルが表れています。まだ予選リーグの日程は続いていますが、日本はひとあし早く予選リーグの全試合を終了。14日の準々決勝まで2日開きます。そして準々決勝の相手はA組4位の韓国。また韓国です。これで4大会連続して韓国とのベスト8。良く当たるもんです。過去3回はこんな感じ。1998年準々決勝 ●日本5-8韓国 (勝)姜[吉吉][王民] (敗)山村路直2001年準々決勝 ○日本3-1韓国 (勝)中村隼人 (敗)馬一英2003年準々決勝 ○日本2-0韓国 (勝)野間口貴彦 (敗)孫勝楽木製バットになってからは続けてロースコアの接戦。2年とも予選リーグ全勝で勝ちあがってきた日本が、予選リーグ4位だった韓国と当たるっていうパターンなのですが、予選リーグでいくら打撃好調でも、決勝トーナメントに入って韓国と当たると点が取れないっていう展開が続いています。今回は?さて韓国チームはほとんどの選手がプロの若手選手という話ですが、どんなチームなんでしょうか。・LEADERSここで打率、奪三振などの個人タイトルのトップ3選手が見られます(こちらもいま見ると10日までの集計)。打撃好調の日本の選手は打撃部門でしかランクインしていないんですねぇ。A組で1位のキューバの選手は打撃・投手両方いるのに。で、投手部門には韓国の選手がたくさんランクインしています。韓国は投手力で勝ってきたチームみたいですね。先ほどのチーム成績を見ても、韓国チームの打率は.203しかないし。個人タイトルでもイ・サンフン投手が2勝で最多勝タイ(2勝は大勢いるみたい)、チェ・デソン投手が奪三振王と、韓国の投手が二冠です。二人ともまだ20歳なんですね。順番的には、この奪三振王のチェ・デソン投手が日本戦の先発で来るのかな。どんな投手なんでしょうか。一方、日本の先発は…。誰なんでしょう。今回は誰がエースなのかも良くわからないや。決勝トーナメントの初戦・準々決勝は14日の19時から、日本時間の夜中の2時から開始です。
2005年09月12日
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台湾チームは予選リーグ通過に向けて崖っぷちの一戦。負ければ決勝トーナメント通過が絶望的になるオーストラリアとの試合の結果は、11-4で勝ち。日本が4-2でやっと勝った相手に、何だか拍子抜けするほどの圧勝でした。2005世棒賽/旅日好手姜建銘完投 中華隊火力全開勝澳洲(big5)前の日にコロンビアに負けて背水の陣になった中華隊の救世主になるべくマウンドに上がったのは、巨人の姜建銘投手。姜投手は大会中に腰を痛めてしまい、痛み止めの薬を飲みながらの投球だったようですが、気迫の投球でオーストラリア打線を2ランホームラン2本による4失点、たったの5安打に抑えて見事に114球の完投勝利。木佐貫洋投手から教わったというフォークボールを実戦で使い、これが良かったみたいですね。腰の痛みもあって、もともとは7回までの予定だったところを「打撃陣のがんばりに感動した」とのことで、そのまま完投してしまったのだそうです。大差がついていた上に次もあるんだし、早めに降りて次に備える作戦もあったと思いますが、そういうことはしなかったみたい。じゃあもう予選リーグはお役御免?→姜建銘用勝投治腰痛(big5)で、姜投手もがんばりましたが、この日がんばったのは打撃陣。何と18安打で11得点。4回にはトリプルプレイなんていう珍プレーもやってしまったようですが(走者一二塁で、ヒットエンドランを仕掛けたら一塁ライナー、走者戻れず)、その後はもう打つわ打つわ。何でこんなに打つかなぁ。もちろん打ってくれて文句はないけど、だったら前日に打ってくれー。前の日の試合でコロンビアから2点しか取れずに負けたチームとは思えない。しかもコロンビア、今日はスペインにも6点取られて負けてるし。どうもコロンビアも強いんだか弱いんだか良くわからないチームですが、中華隊も強いんだか弱いんだか。野球は投手の調子次第っていう、ありきたりの結論になってしまうのかしら。相性とか、あるんでしょうか。そのオーストラリアの先発はアンダーソン投手でした。アテネ五輪の銀メダリストで、今年、日本ウェルネススポーツ専門学校の選手として日本にやって来た選手の一人です。アンダーソン投手は先日の日記でも書いたように、マイナーリーグ(3A)でもかなりいい成績を残していて、五輪ではキューバを相手にしてもソコソコ好投したほどの投手。台湾打撃陣はそんなアンダーソン投手から大量点を取り、そのあと出て来たリリーフ投手も次々と打ち崩したんだから、良くがんばりました。じゃあなぜコロンビアに(←しつこい)。もっと安定して打てると良いんですけどねぇ。さて台湾チームは11日はお休みで、次はの試合は12日、日本が圧勝したニカラグアとの対戦です。負けられない試合が続きます。A組・11日終了時の勝敗表球隊古蘭馬韓加大巴瑞非古巴×○○○○○○○○ キューバ荷蘭●×○○○○○○○ オランダ巴拿●●×○○○○○- パナマ南韓●●●×○○○-○ 韓国加拿●●●●×○-○○ カナダ大陸●●●●●×○○○ 中国巴西●●●●-●×○○ ブラジル瑞典●●●-●●●×○ スウェーデン南非●●-●●●●●× 南アフリカB組・11日終了時の勝敗表球隊日尼派美台澳西可捷日本×○●○○○○○○ 日本尼加●×●○-○○○○ ニカラグア派多○○×●○●-○○ プエルトリコ美國●●○×-○○○- アメリカ中華●-●-×○○●○ 台湾澳洲●●○●●×○-○ オーストラリア西班●●-●●●×○○ スペイン可倫●●●●○-●×○ コロンビア捷克●●●-●●●●× チェコA組の勝敗表はきれいなもんです。全順位確定ですね、これは。B組のほうは「3すくみ」があちこちで起こって難解です。日本の1位は決定。2~4位はまだまだわかりません。
2005年09月11日
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昨日(10日)に行われたワールドカップ・オランダ大会の予選リーグ第7戦・米国との試合、日本は7-6で接戦をモノにして予選リーグの成績を6勝1敗とし、これで決勝トーナメント進出を決めたそうです。・Boxscore・Play by Playすっかり遅くなってしまったので、今日は短めに(もう次のニカラグアとの試合やってるし)。この試合は、西郷泰之選手さまさまでした。3-2でリードしていた6回裏に、高宮和也投手をリリーフした磯村秀人投手が逆転されて(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい)、しかも3点差をつけられて3-6。ほとんどマイナーリーガで固めて強そうな米国相手に3点差、これはかなり苦しいかなって感じだったけど、すぐに西郷選手が3ランホームラン。一振りで同点にしてくれました。そして9回のチャンスには見事に決勝タイムリー。2安打4打点の大活躍。西郷選手は前のオーストラリア戦ではノーヒットで、この日も3打席目までは音無し。調子下がってるのかな、と思ったけど、やってくれました。Boxscoreを見ると、勝ち投手は磯村投手だそうです。何か磯村投手、この大会は中継ぎで投げるたびに点を取られてて、成績からするとあんまり調子良くなさそうなのに、何だかんだで勝ち投手になります。これで大会2勝目。東芝では今年はあんまり勝ち運なかったのに。それから、途中でなぜか草野大輔選手と高根沢力選手が交代してしまったのが気になります。特に草野選手はホームランも打っていたのに、早いイニングで急に交代。どうしたのかしらん。もし何かあると心配です。今日も出てないみたいだし…。テレビ中継で見たかた、何かありました?アメリカチームでは、2人の元日本プロ野球選手が出場。先発は元ヤクルトのハッカミー投手でした。粋な演出です。6回を投げて3失点。もう一人、元巨人のレイサム選手は5番ライトで出場して、2三振含むノーヒット。打つほうでは良いところなし。プエルトリコとの試合で満塁ホームランを打ったりしていたのに、日本人投手は苦手?さて、1敗でここまで来た日本チーム、次は勝てば予選リーグ1位になれる予選リーグ最終戦はニカラグアとの対戦。もう始まっていて、日本が大量リードしているので勝ちそうです。また明日。かずさマジックは日本選手権の千葉県予選をまた2位で通過したみたいですね。これもワールドカップの試合のない日にでも。
2005年09月11日
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オランダで開催中のワールドカップ大会、9日はオーストラリアとの一戦。結果は4-2で日本が勝って予選リーグの成績を5勝1敗とし、決勝トーナメント進出に大きく前進しました。・Boxscore・Play by Playオーストラリアチームでは、今年の夏に助っ人として日本ウェルネススポーツ専門学校にやって来て都市対抗予選にも出た Rodney van Buizen 選手が9番ショートで、新潟のウェルネス魚沼チームで選手兼監督をしていた Andy Utting 選手が代打で途中から出場していました。二人ともアテネ五輪銀メダルメンバーです。アテネ五輪で銀メダルを取ったのときの選手名簿と見比べてみると、オーストラリアチームには彼らを含めて野手を中心にアテネ五輪にも出場した選手がかなり多く残っていました。五輪のときのオーストラリアは松坂投手からを奪った貴重な1点を守り切って勝った準決勝が印象深いですが、予選リーグでの日本戦では上位から下位まで連打で打線をつないで日本プロの豪華投手陣から9点も取っているんですよね。そのメンバーが多く残っているんだから、しっかり打力もありそう。だから投手陣がどれくらい抑えられるかが鍵かな、と予想しつつ、文字速報で観戦。結果は、ヒットはかなり打たれましたが要所を抑えて2失点でしのぎ、日本はヒットは相手の半分しか打ってないのに効率的に長打が出て4得点。ヒット数では圧倒していたのに相手の長打に負けたプエルトリコ戦と逆みたいな展開でした。先発の坂本保投手、4回途中から登板した高崎健太郎投手、ともに毎回走者を出しながらも何とか8回途中まで2失点で抑えます。打つほうはこれも五輪代表だったStephens投手からほとんどヒットが打てなかったのに、2回に金子洋平選手、同点に追いつかれた3回には池辺啓二選手のソロがいいところで出ました。1点リードが続いて息苦しい展開だった7回には佐々木正詞選手のタイムリー3ベースで待望の追加点。続く伊藤祐樹選手もタイムリーで差を広げ、最後は松井光介投手が締めました。予選リーグの序盤は主にヒットヒットで繋いで点を取っていた日本チーム、ここのところはヒット数では相手に負けているけど長打で点を取って勝ってます。これは打線に調子が出て来たってことでいいのかな。まぁ細かくでも大きいのでも、何でもいいから点を取るのがいい打線。この調子で頼みます。毎日新聞の記事では高崎健太郎投手がヒーローのようです。→野球W杯:日本、オーストラリア破り5勝目明日はアメリカとの対戦。3Aを中心としたマイナーリーガがメンバーのほとんどを占めるというアメリカ。予選Bグループでは最強かと思ってましたが、昨日の試合でニカラグアにコールドみたいな点差で負けてしまい、おやおやっていう感じ。つけいる隙は充分にある?試合は11日の朝の2時から。今日もテレビ中継があるようです(→放送予定)。私は見られないので文字速報で観戦です。ワールドカップ関連の記事で小ネタ1つ。第76回都市対抗野球:「来年こそは優勝」 準優勝・日産が慰労会 /神奈川(毎日新聞)(9/7)第76回都市対抗野球で準優勝した横須賀市代表の日産自動車野球部の慰労会が6日夜、同市庁舎で開かれた。(中略)午後6時からの会は、伊藤祐樹主将らユニホーム姿の選手が並んだ。これは3日前、先日の都市対抗で見事、準優勝した日産自動車の慰労会の記事ですが、伊藤選手も参加した、と書いてあります。あれれー、伊藤選手はワールドカップでオランダに行ってるから参加できませんよ。昨日のオーストラリア戦でも貴重な追加点をたたき出してます。毎日新聞さん、しっかりしてくださーい。…と思ったけど、大会の記録を良く見ると伊藤選手は4日のプエルトリコ戦と5日のチェコ戦、そして9日のオーストラリア戦には出たけど、6日と7日の試合は出てません。慰労会は6日の夜ですよね。航空時刻表を見てみますと。5日15:20ごろ ワールドカップ・チェコ戦終了(ロッテルダム)20:15 アムステルダム空港発:JAL412便6日14:35 成田空港着18:00 横須賀市庁舎で慰労会何とか間に合っちゃうみたい。もしかしてホントに帰って来てたのかも。とすれば、オランダに行くときもそうだったけど、またまた大変なスケジュールですねぇ。というか、慰労会って日本代表の試合を抜けて一時帰国までして出るほど大事なの?そして伊藤選手は本当に一時帰国して慰労会に出たんでしょうか。
2005年09月10日
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昨日のワールドカップ大会・予選リーグ5戦目は、コロンビアに2-3で負けてしまいました。〈世界盃〉哥倫比亞Roque Roman完投壓制 中華1分惜敗複賽危殆(big5)うーん、ここで負けてしまうとは。ここまでコロンビアは上位の国と当たっていたとはいえ4戦全敗で、しかも全部10失点以上のコールド負け。だから中華隊も、ある程度は点が取れると思っていたのに。でも取れた点は2点だけ。ヒットはソコソコ出ていたし、四球やエラーもたくさんもらい、振り逃げまであって塁上を賑わせたのにあと1本が出ず。コロンビア先発のRoman投手は完投勝利でした。送りバントしたら二塁に進んだ走者がオーバーランしてアウトとか、同点の8回には無死三塁で4番打者の絶好のチャンスでピッチャー強襲、しかしピッチャーゴロとか、もったいない場面もあったようです。投げるほうも蔡英峰投手(LaNew代訓)が5回2アウトまで完全試合という素晴らしい投球だったのに、エラーも絡んで少ないチャンスを全部モノにされてしまい、最後もきっちり犠牲フライを打たれて決勝点を許してしまいました。無念。これで予選リーグは2勝3敗。葉志仙監督が大会前に掲げていた「予選リーグ3位以内で通過、決勝トーナメント4位以上」の目標達成どころか、予選リーグ通過も風前の灯火。残す対戦国はオーストラリア、ニカラグア、米国と、強そうな国ばかり。もう1つも負けられない。次は日本が昨日の試合で競り勝ったオーストラリアとの試合。アテネでは王建民・曹錦輝のメジャーリーガーリレーで完封勝ちしましたが、今回はもちろん彼らはいません。救世主は現れるでしょうか。我不能再輸 姜建銘戰澳(big5)オーストラリア戦の先発は、代表チームで一番安定感のある巨人の姜建銘投手。ただ、姜投手は腰を痛めてしまったので朝に様子を見て、もし姜投手が投げられないなら米国短期留学帰りの増菘[王韋]投手が投げるのだそうです。野球の国際大会は五輪、ワールドカップ、そしてインターコンチネンタルカップが3大世界大会。毎年この3つの大会のうちのどれかが開催されます。今はオランダでワールドカップ大会が開かれていますが、来年のインターコンチネンタルカップの舞台は台湾です。明年我[辛力辛]洲際杯 [上下]斯楚兒子將率隊來台(big5)台湾野球協会理事長の彭誠浩氏は、来年11月上旬に台湾で開催されるインターコンチネンタルカップ大会に、正式にキューバチームの参加を要請したことを表明した。この大会には他に日本、米国、韓国、オーストラリア、オランダなどの8チームが参加する。また、同時にカストロ大統領の子息が大会中に台湾を訪れてくれるよう要請した。彭誠浩氏は今日(5日)、カストロ子息とキューバの体育部長、そしてキューバ野球協会会長と会談してインターコンチネンタルカップへの参加を要請。キューバ側は快諾し、カストロ子息も台湾訪問に高い関心を示したたという。インターコンチネンタルカップは推薦方式で、開催国が自由に参加国を選んで招待することができる。野球協会は世界の最強チームが台湾に集い、国際大会の舞台が盛り上がることを希望している。このほか、野球協会は来年に15人のコーチをキューバに派遣して両国の交流を図るとともに、キューバの打撃技術を吸収して台湾の技術向上に役立てることにした。3つの世界大会のうちインターコンチネンタルカップだけは、他の五輪やワールドカップと違って予選がなく、どうやって出場国を決めているんだろうと思ってたら、開催国が自分で決めて良いんですねぇ。もちろん日本も出るそうです。来年の大会は11月上旬、プロは一応シーズンオフなので(「アジアシリーズ」などとかぶりますが)、今度はプロも出るかも。で、何でこんなにカストロ大統領の息子さんの台湾訪問にこだわっているのかな。私はカストロ大統領はもちろん知ってますが、息子さんのことは全然知りません。どういう立場のかたなんだろう。やっぱり政治的に重要な人物、なんでしょうか。キューバの次期大統領とか?先日もご紹介したイタリアのasreggioさんのblog(→ITALIAN BASEBALL WEEK)によれば、このカストロ大統領の息子さんはアントニオさんといい、代表チームにメディカルスタッフとして帯同してイタリアのプレ大会に来ていたのだそうです。そのままワールドカップ開催地のオランダにも同行して、彭誠浩氏と会った、ってことなんでしょうね。
2005年09月10日
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都市対抗も終わってまだ間もないですが、すでに日本選手権の予選が始まっています。東北地方を中心に、都市対抗の前にすでに終わっちゃったところとかもありますが、これから本格的に予選スタート。千葉県は明日(10日)からです。で、千葉県予選の組合せは…って、JABAに載ってないじゃないか。明日から始まるというのに。仕方がないので、かずさの公式ページから。→日本選手権千葉県大会組み合わせ(なぜかPDFです)このPDFファイル、見てみると、右上に「かずさマジック・南」と書いてありますが、南マネージャがご自分で作られたんでしょうか? あと、開催は天台球場だけど、雨で順延すると君津球場なんだ、へー。今まで気づかなかった。組み合わせを見てみると、10日はクラブチームによる一回戦・二回戦でかずさの試合はなく、11日に代表権をかけた準決勝と、1位2位決定戦が行われます。まずは確実に準決勝を勝って二次予選への権利を取ってもらって、勝てば決勝は、まぁいつもの組み合わせになる可能性が高いのでしょう。代表権さえ取れれば1位も2位もこの先の有利・不利はたいして変わらない気がしますが、都市対抗の前あたりからかずさは公式戦であまりいいところがないので、できればここで負け癖を払拭していただきたいものです。そして、来週は関東選抜リーグがあります。場所は県営大宮球場で、日程は14,15,17,18日の4日間。17日と18日は土日です。土日に開催とは珍しい。注目は15日の第三試合。先日の都市対抗を制した三菱ふそう川崎が出てきます。そして相手はかずさマジックです。かずさが、黒獅子旗チームの優勝明けの映えある最初の公式戦対戦チームに選ばれました!(←偶然?)。たぶん一般的な見方としては、黒獅子旗のふそうさんが、ここのところドームを逃しているかずさを調整代わりに軽~く一蹴して日本選手権予選に弾み、ってなところでしょう。が、三菱ふそう川崎は関東選抜リーグでは1分3敗で、ブロックの6チーム中、ビリです。かずさとの試合がリーグ最終戦で、もし勝っても千葉市長杯出場権のある3位以内に届きません。一方のかずさはリーグ戦1勝2敗で、3位を争っている最中。関東選抜リーグの成績だけで言えば、かずさのほうが格上なのです。(←負け越し同士の低レベルな争いとか言わない)しかもふそうさんは西郷泰之選手と高根沢力選手がワールドカップに行っていて不在(日本が予選リーグで敗退しなければ)。まぁ2人いなくても、本気出せば充分強いとは思いますが。というわけで、この試合はかずさのほうが勝敗への本気度が高そうで、かつ、通常よりは勝てそうな材料があるわけです。そしてもし、本当にここで黒獅子旗チームに勝てればチームにとって大きな自信になるのでは。なので、この試合にはかなり期待しています。一方、東芝も、この関東選抜リーグが都市対抗野球で二回戦敗退したあとの最初の公式戦になります。17,18日にそれぞれホンダ、富士重工業と対戦。東芝はリーグ戦ここまで2勝1敗、やはり3位を争っている最中。神奈川の日本選手権予選は翌週の21日に開幕し、東芝は22日が初戦です。そのための調整の場としては、ちょうど良い間隔が空いた日程になっている感じです(→日本選手権神奈川一次予選組み合わせ)。東芝もワールドカップで磯村秀人投手と安田真範選手がいませんが、じゃあ安田選手がいないとどういう打線を組むのか、とか考えるとなかなか楽しみです。
2005年09月09日
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ちょっと前の話になりますが、今週の日曜日(4日)に西武の張誌家投手が二軍で登板、6回を3安打無失点と好投したそうです。→インボイス通信やっと好投してくれたよ、うれしい! でも悲しい。何が悲しいって、せっかく投げたのに台湾でさえも全然ニュースになってないから。今までは張投手が投げると、たとえ二軍の試合でも必ず記事になっていたのに…。この前の二軍の登板のときは3回持たず7失点のボロボロで、そのときはこんな風(→旅外球星 / 其他球員)に、旅外球星のその他扱いにされてましたが、ちゃんと載ってました。でも今回は0点に抑えたのに記事ナシ。まぁもっと時間をかけて隅々まで探せば載ってる記事もあるのかも知れないけど、今まで載せてくれていた、私がいつも巡回しているニュースサイトでは見つからなかったです。台湾でも存在感なくなっちゃってるのかなあ。今年の成績じゃ仕方ないけど。西武はいま、オリックスとのプレーオフ争い真只中。投手を試す余裕なんてなさそう。今年中に一軍で投げるチャンスがあるのかどうか。同じく西武の許銘傑投手のほうは、二軍で中継ぎで間を空けてちょこちょこと投げているみたいですが、あんまり結果が出ていないようです。張投手よりもっと存在感ないですね…。さて、ワールドカップのことばかり書いてる間に、メジャーリーグで動きがいくつか。まとめて。○郭泓志投手、メジャーデビューメジャーリーグって、9月になると何でか知らないけどベンチ入りの枠が増えるみたいなんですが、この増えた枠を使ってドジャースの左腕・郭泓志投手がメジャーに昇格。台湾人4人目のメジャーリーガとなりました。左投手としては初めてです。2Aで防御率1点台のかなり良い成績だったので、このたび3Aを飛び越えて一気にメジャー昇格となったのだそうです。左腕で159km/hを出したとかいう投手ですね。さっそく2日のロッキーズとの試合でメジャーリーグデビューを果たしましたが、これがいきなり満塁のピンチでの登板。大差で負けていたとはいえ、またすごい場面でデビューさせるもんです。このときのピンチは内野フライで見事に切り抜けます。が、次の回に四球を2つ出してここで降板。リリーフ投手がこの2人の走者をホームに還してしまって2失点。防御率54.00っていう成績になりました。→MLB/郭泓志大聯盟初登板 後援送出2保送2分責失(big5)(9/3)あれから1週間近く立ちますが、その後は登板がないみたいです。○王建民投手、メジャー復帰7月に肩をケガしてお休みしていたヤンキースの王建民投手、ちょうど今日がメジャー復帰戦でした。この間にマイナーリーグで2試合投げてちょっとイマイチだったみたですが、めだたく2ヶ月ぶりのメジャー登板です。相手はデビルレイズ。結果は、立ち上がりに連打で先制されるなどしてヒットを8本も打たれ、散々ランナーを出しながら何とか5回を3失点にまとめました。しかし、打線が抑えられて負け投手。まぁでもケガからの復帰初戦としてはまずまずかな。これから調子を上げて行けばまた活躍できそうです。ケガの影響もあんまりないみたいだし。ヤンキースもプレーオフ進出のために必死の戦い中。他の台湾人選手はプレーオフはもうダメそうで、王投手が唯一の望みになりそう。○陳金鋒は昇格ナシ郭泓志投手が昇格した9月のベンチ入り枠拡大ですが、同じドジャース傘下の陳金鋒選手にはお声がかからず。チームメイトの中村紀洋選手も同じように昇格を見送られたみたいですね。マイナーリーグの試合はもう終わってしまったので、もうしばらく待ってみてメジャー昇格がなければ帰国するそうです。来年、アメリカで挑戦を続けるか、日本に行くか、はたまた帰国して職棒に身を投じるか、全てはまだ未定とのこと。→旅美球星》3A季賽結束 鋒仔留美等機會(big5)今年はうれしいメジャー初ヒットもありましたが、3Aでの成績は打率.278、ホームランは15本。3Aに上がってから3年間、ずっと20本以上打っていたのと比べると、今年やや振るいませんでした。○林威助選手in週刊ベースボールメジャーじゃなくて日本ですが、阪神の林威助選手、今週の「週刊ベースボール」のファーム通信、でしたっけ、二軍選手を紹介するコーナーで、一軍に最も近い打者ってことで2ページ取り上げられてました。彼が高校のとき台湾から日本に来て、いちばん驚いたことは日本は休みナシでたくさん練習することだそうで、留学して一気に痩せたそうです。台湾の高校もずいぶん練習しているみたいですが、日本はそれ以上なんですねぇ。
2005年09月09日
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昨日のワールドカップ・日本戦の結果は社会人野球のほうのエントリに書きました。中盤まではむしろ押し気味に試合を進めたものの、結果は1-7の負け。ヒットは日本より多い9安打、四死球も3つあったのに、10残塁で得点はたったの1点。不運な当たりもあったみたいですが、あと1本が出なかったみたい。アジア選手権のとき、葉志仙監督(だったかな)が「日本の投手はピンチに動じず、切りぬける能力に優れている」って言ってましたが、今回もそのとおりに。負けはしましたが、今回は海外組も呼んでるとはいえ、春のときは11-2のスコアで、しかも序盤から一方的に負けたことを考えれば、今回の戦いぶりは代表チームの若い選手たちに成長があったってことかも知れません。(たった1試合の結果だけでどうこう言えないとは思いますが)これで台湾は予選リーグ2勝2敗。星勘定として日本戦の負けは計算のうちでしょうが、予選リーグ突破の4位以内はかなり厳しくなって来ました。予選リーグB組はちょっと混戦模様になりつつある?ので残り全部勝たないと予選通過できないかも。B組・7日終了時の勝敗表球隊美尼澳派日台西可捷美國×-○○--○○- アメリカ尼加-×○---○-○ ニカラグア澳洲●●×○----○ オーストラリア派多●-●×○○-○- プエルトリコ日本---●×○○○○ 日本中華---●●×○-○ 台湾西班●●--●●×-○ スペイン可倫●--●●--×- コロンビア捷克-●●-●●●-× チェコ-は試合前勝率順ではなく、○(白星)が全部表の左上側に来るような順番にしたものです。こう並べると、日本は実質5位、台湾は実質6位…? 日本も実は危ないのかも。とにかく上位のチームを倒さないと、決勝トーナメントに進めるグループ4位以内はありません。ついでにA組も。A組・7日終了時の勝敗表球隊古蘭馬韓加大巴瑞非古巴×-○--○○○○ キューバ荷蘭-×-○-○○○○ オランダ巴拿●-×○○○-○- パナマ南韓-●●×○-○-- 韓国加拿--●●×--○○ カナダ大陸●●●--×○-○ 中国巴西●●-●-●×-○ ブラジル瑞典●●●-●--×- スウェーデン南非●●--●●●-× 南アフリカ台湾も今日(8日)はお休みで、明日は今のところまだ勝ち星のないコロンビアと対戦です。ゆっくり休んでくださいね。この大会に参加している、巨人に入団した姜建銘投手の記事がありました。姜建銘沒表現鬱卒(big5)適当に略しながら訳しますと。「ワールドカップはテレビ中継してるの?」これは姜建銘がワールドカップ大会の舞台のオランダに来てからずっと気にしていたことだ。「ないよ。放送するための権利金が高くて、テレビ局が買えなかったんだよ」この答えに、彼はがっかりした表情を見せた。ワールドカップで好投する姿を所属の巨人軍の人たちに見てもらって、早く一軍に上がるためにアピールしたかったからだ。テレビ中継はなくても、彼には楽しみがあった。実はコーチは大会前、彼に日本戦の先発と他の試合でのリリーフを命じていた。これを聞いて彼は意気込んだ。彼の感覚では日本の社会人のベテラン選手は日本プロ一軍の若手選手やキューバの打者よりも抑えるのが難しく、もし彼らを抑えて日本に勝てば、自分の実力を証明できる絶好の機会になるからだ。しかし、大会に入って日本戦の先発は耿伯軒投手になり、彼にはリリーフ待機が命じられた。彼は落ち込んだ。テレビ中継と、日本戦の先発。二つとも願いは叶わなかった。プエルトリコ戦での1イニングのリリーフ登板のあと、投手コーチは彼の投球内容を褒め讃えたが、彼の心は晴れなかった。ロッテルダムの選手村に戻り、彼は1人で街を歩いた。そこで腰に痛みがあるのを感じた。ネット仲間が占ってくれた「日本戦の前はケガに注意」の予言が当たってしまったのか? 日本との試合前、彼はかなり落ち込んでいたのだった。ふーん、テレビ中継がないのはテレビ放映権が高くて買えなかったから、なのか。台湾でもテレビ中継はないらしいですね。で、感想。何か、アピールに必死で、ずいぶん焦ってる感じがしますねぇ。まるでこれから日本に売り込もうっていう選手みたい。巨人ではあんまり認めてもらってないって感じてるのかしらん。彼の場合はもう入団してるし、まだ若いんだから、じっくり着実に二軍で結果を残して行けば自然と一軍への道は拓けて来る思うんですけどね。くよくよせず、焦らずに、さ。最後にちょっと書いてある腰痛は心配ですが。たいしたことないと良いんだけど。で、彼は日本戦で中継ぎ登板。結果は1+1/3回を投げて3失点(自責は2)。三振2つ奪いましたが、西郷選手に二塁打、そして金子選手にはホームランを打たれてしまいました。ちょっとこれだとアピールにならなかったっぽい。テレビ中継がなくてかえって良かった?
2005年09月08日
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昨日(7日)に行われたワールドカップの予選リーグ5戦目は台湾と対戦、結果は7-1で日本の勝ち。・Boxscore・Play by Play日本000 102 202=7(8安打、0失策)台湾000 100 000=1(9安打、2失策)[日]斉藤(3回)、○磯村(2回1失点)、武田(1回)、高崎(2回)、松井(1回)-高根沢 (本)草野[ソロ]、金子[2ラン]、西郷[2ラン][台]耿伯軒(3+0/3回1失点)、●黄義哲(1+2/3回1失点[自責0])、姜建銘(1+1/3回3失点[自責2])、唐嘉駿(2回2失点)-陳智弘、李義偉最後は大差ついたけど、中盤まではどちらが勝つかわからなかったです。Play by Play と、台湾の新聞に載っていた経過補足から、展開をまるで見てきたかのように書きますと。3回までは台湾の先発・耿伯軒投手(ブルージェイズ)の前にノーヒット。双方無得点。4回、ようやく出た初ヒットはホームラン。草野大輔選手でした。そのあと、四球と2本のヒットで二死満塁のチャンスを作り、中村真人選手は強烈な当たりを放ちますが、台湾のセカンド陳[金庸]基選手(マリナーズ)が好守備で処理して点になりません。このプレーで勢いづいたか台湾チーム、4回から代わった磯村秀人投手が連打ですぐに同点にされてしまいます(やれやれ)。5回にも二死一二塁のピンチ、6回には代わった武田勝投手も連打で一死一三塁とされてセカンドライナーで併殺と、ヒヤヒヤもののピンチが続きますが極どくしのぎます。沈黙していた打線はようやく6回。5回途中から登板していた黄義哲投手(文化大)から四球を足がかりに二死二塁として、ここで巨人入りした「守護神」姜建銘投手が登板。鈴木勘弥選手の打球は弱々しいフライでセカンドとセンターの間に飛び、交錯したのか譲り合ったのか、最後はセンターの郭俊佑選手(台湾体育学院)が一旦はグラブに入れながら落球。二塁走者還ってラッキーな勝ち越し点が入ります。さらに中村選手に今度こそタイムリーが出て2点差に。そして7回には5番の金子洋平選手、どうも今まで影が薄かった感じの金子選手に、出ました2ラン。姜建銘投手から打ちました。4点差。これで台湾チームは戦意を大きく削がれたそうで、7,8回と高崎健太郎投手が難なく抑えます。9回にも西郷泰之選手が左腕の唐嘉駿投手(國立体育学院)から2ランしてダメを押すと、最後は松井光介投手が締めくくりました。途中までは危ないかな、って感じでしたが、3~5番にきれいに1本ずつホームランが出て、結果的には大差勝ち。今までの試合はわりとコツコツと点を取って来た日本ですが、この日は一発で勝ちました。台湾はヒット数では日本を上回っていて、もしノーヒットだった4番5番の中軸に一本出ていれば危なかったかも。全日本野球会議の結果ページでのヒーローは、7回に2ランを打った金子選手でした。→全日本野球会議・試合結果。昨年のハーレム大会では出番に恵まれずにノーヒットだった金子選手、代表チームでは初ホームランだそうです。これで日本は4勝1敗。残りのオーストラリア(日本が負けたプエルトリコに勝った)・米国(全勝)・ニカラグア(これまた全勝)の3試合で2つ勝てば予選リーグは通過は確実っぽいですが、この先は強敵ばかりですねぇ。大丈夫かな。1勝だけでも他の国次第では何とかなりそうですけども。日本チームは今日(8日)はお休みで、明日はオーストラリアとの対戦です。今度は現地の夜の試合で日本では深夜1時から開始。この試合はテレビでも放送するそうです。→第36回IBAFワールドカップ放送予定私は「J SPORTSってナニ?」って状態なので、いつもどおり文字速報で見ます。ワールドカップの記事は、結果だけ書いた記事以外はほとんど載ってませんが、検索していたら1つ見つけました。台湾戦でも先発した斉藤信介投手の記事。→【われらピン球人】NTT西日本・斉藤信介投手(サンスポ・東北版)岸田護投手が代表チームを辞退したのは肩痛のため、だそうです。都市対抗も残念でした。しかし、なぜ東北版?斉藤投手の経歴を見ると東北とは縁がなさそうですが。もしかして楽天がドラフトで指名予定、とか?
2005年09月08日
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ワールドカップの予選リーグ・台湾戦は間もなく日本時間の夜8時から試合開始。日本と台湾の対戦ということで勝手に盛り上がっています。・スコアは→ここ・打席ごとの経過は→ここで見られます。台湾では社会人野球がニュースになることは滅多にありませんが(都市対抗のニュースも見かけなかった)、代表チームの試合になると話は別で、社会人の選手のことが記事になります。記事を通して、台湾からは社会人の選手がどう思われているのかが少しわかります。5月のアジア選手権のときは、こうでした(→台湾から見たアジア選手権日本チーム)。今回はこういう記事。→耿伯軒奇兵抗日(big5)長いですが、全部。台湾チームは今夜8時に艾莫瑞(Almere)で強敵日本と対戦する。台湾は意表をつく作戦で、マイナーリーグで中継ぎを担っている秘密兵器・耿伯軒を先発させる。最も警戒すべきは日本の捕手・高根沢力だ。前回のワールドカップ大会(2003年)の3位決定戦では、台湾チームは彼に決勝ホームランを打たれたし、今回の大会でも3試合連続で本塁打している。5月22日に行なわれたアジア選手権・宮崎大会の決勝戦では、台湾チームは5人の投手をマウンドに送り出したが、「社会人」を主軸とした日本には通用せず、17安打を打たれて2-11で惨敗した。このアジア選手権での大敗はショックで、台湾の選手たちの記憶に深く刻まれた。今回の代表チームの自己紹介資料でも、「いままででいちばん忘れられない試合は?」との質問に外野の鍾承佑・三塁の林益全・一塁の余宗翰の3人が「アジア選手権決勝で日本に大敗したこと」と書いている。中でも日本の主力捕手である高根沢力は、このアジア選手権で打率6割、大会の首位打者。2年前のキューバでのワールドカップでも3位決定戦で莊宏亮から決勝ホームランを打ち、台湾のメダルの希望を打ち砕いた。今回の大会でも3試合で8打数5安打、7打点と好調だ。他にも、ベテランの西郷泰之はアマチュア全日本チームの4番で現在のところ打率.545、1番を打つ池辺啓二は11打数8安打、2試合連続本塁打。台湾は彼を出塁させないことを考えなければならない。読売ジャイアンツの二軍にいる姜建銘が言うには、「社会人のベテランは、プロの若手よりも抑えるのが難しいよ」。チェコ戦で勝ち投手になった蔡英峰も、「どっちか選べって言われたら、キューバ相手に投げるほうがいいな。日本はイヤだよ。」平均21歳の若い台湾チームは、今日再び日本の強いオジサンチームと対戦する。「日本チームは、姜建銘が先発じゃないかってことで、長いこと彼を偵察してたよ。」葉志仙監督は言う。「耿伯軒は彼らとは対戦したことがないし、先発するとは思ってないだろうね。姜建銘はリリーフで。」耿伯軒は今年、ブルージェイズ傘下の1Aで28試合に出場(先発10回)、5勝5敗で防御率5.08の成績。代表チームに合流する直前の29日の試合では先発して6回を無失点、8三振を奪っており、目下のところ絶好調だ。長いんで、かいつまんで。・台湾にとって、いちばんマークすべきなのは高根沢選手。それから西郷選手と池辺選手。知ってか知らずか、都市対抗優勝メンバー3人です。もっとも、首脳陣が本当にそう思っているのか、記者が大会の成績を見て勝手に選んで書いてるのかわかりませんが。・5月のアジア選手権での大敗は台湾の選手たちにはショック、投手陣にも社会人の打者はプロの若手やキューバよりもかえって嫌がられているらしい。キューバのほうが打ちそうだけど、何でかな。・先発の耿伯軒投手は「秘密兵器」。と言っても、大会前から耿伯軒投手は4人で回すと言っていた先発候補投手のうちの1人だったし、他の3人はもう投げたのだから耿投手の先発は順番どおりです。それに日本との対戦経験が少ないといっても五輪に出た投手なんだから、日本チームだって当然マークしているのでは? 今回どの程度、情報収集活動をしているのかわかりませんが。では、先発予定の耿伯軒投手についてちょっと書いてみます。私が以前に新聞記事を読んで書き留めておいたメモには、こう書いてあります。「最速で146km/h、変則フォームでチェンジアップとカーブが武器のコントロール投手」。「変則」と来ました。アジア選手権のときは「日本には左打者が多いので左投手で」ってことで左を多く当ててきた台湾チームですが、あんまり通用しなかったからか、今回は「変則」です。変則というのは、写真を見る限りではサイドスロー気味なことを指してるみたい。動いているところも見てみたいな。で、この耿伯軒投手とアマチュア日本チームは昨年、対戦しました。→日本、台湾に敗れる/ハーレム大会(日刊スポーツ)(2004/07/29)この記事にあるように、昨年のアテネ五輪直前に行なわれたハーレム大会で、社会人のみの日本代表は台湾アマチュア代表に2-3で敗れましたが、このとき先発して5回を2失点(自責0)に抑えて勝ち投手になったのが、当時大学1年生だった耿伯軒投手。日本は5回で2安打しか打てず。彼はこのあとアテネ五輪に出て、ブルージェイズにスカウトされて行きました。この試合の成績はこれ。→ハーレム大会 全日本代表チーム-チャイニーズタイペイ(JABA)当時と今回は同じ(ほぼ)社会人日本代表といってもメンバーはほとんど入れ替わっていますが、当時のメンバーも所属の社会人チームでは主力を務める選手たちがずらりと並んでいます。これを抑えたんだからたいしたものです。このとき出場した打者で、今回も代表になっているのは草野大輔選手だけですね。今日の鍵になる選手、かも。日本のほうは誰が投げるんでしょうね。昨日までで投手は全員投げました。もし先発が4人とすれば、順番的には斉藤信介投手。5月のアジア選手権の決勝戦で勝ったときも斉藤投手でしたが、今回はどうなりますか。さあ、間もなくです。
2005年09月07日
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台湾チームはワールドカップの予選リーグ3戦目。プエルトリコとの対戦は4-6で逆転負けして初黒星でした。2005世棒賽/中繼投手無法守成 中華隊不敵波多黎各(big5)日本がプエルトリコに負けたときは「あと1本」が出ない間に長打攻勢にやられた感じだったけど、台湾チームのほうは力負け、かな。ヒット数でも大きく負けてるし。それでも2本のホームランで効率良く得点したのですが、及ばず。途中、エラーでつかんだチャンスから郭俊佑選手が逆転3ランしたときは勝てそうな気がしたんだけど、直後にまたホームランを打たれて再逆転。さすが、メジャーリーグ経験者がスタメンに5人も入っているらしいプエルトリコ、勝てませんでした。にしても、郭俊佑選手はスタメン2試合目にしてホームラン3本目ですか。予選Bグループでの中では、現在ホームラン王と打点王の二冠。なかなかやりますね。最後、巨人に行った姜建銘投手が出て来て1イニング無失点。もしかして明日の日本戦で先発っていう嫌らしい起用をするのかな、なんて思ったのですが、今大会は主にリリーフ起用ということで、予定どおりのようです。さあ、次は日本戦。先発はブルージェイズ1Aの耿伯軒投手とのこと。昨年のハーレム大会では日本を破った耿投手。再度、"抗日英雄"になれるかどうか?11月に行われる「アジアシリーズ」の入場券販売方法が発表になったようです。→10日からアジアシリーズ入場券を販売(日刊スポーツ)(9/5)指定席だけ、9月10日から先行発売するそうです。詳しい内容は日本野球機構に出ていました。→アジアシリーズ・チケット情報(日本野球機構)見ると、やっぱり日本絡みの試合と決勝戦は、指定席だといい値段しますねぇ。私は見に行くとしても自由席でいいや。台湾と韓国の試合なら、ネット裏と「エキサイトシート」以外は全部自由席みたいだし。ベンチ後ろの最前列でさえも。でも、早く並ばないといい席は座れないかな?実際のところ、アジアシリーズはどれくらいお客さん入るんでしょうね。特に日本以外の試合。見当もつきません。
2005年09月06日
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ワールドカップ大会、昨日のチェコとの試合の新聞記事も、相変わらず結果と簡単な経過くらいしか書いてない記事ばかりで、おもしろくないですねぇ。先日、サンスポが予選リーグ最初の試合の様子をわりと大きく載せてくれたのは何だったんだろう。ドラフト候補(斉藤信介投手)が活躍したから、なのかなぁ。それとも私の探し方が悪いんでしょうか。そんな中、例によって、全日本野球会議の試合経過には少し詳しめに載っています。先発して三振の山を築いた武田勝投手のコメントつき。「日本代表のユニホームを着て投げるのが夢だった」、ですか。うれしいことを言ってくれます。日本代表チームのあり方にはいろいろ意見があると思いますが、どうせならこういう気持ちを持った選手にこそ代表チームのユニフォームを着て欲しいです。→全日本野球会議・試合経過さて、予選リーグ4試合目となる今日のコロンビアとの試合は、大量リードで迎えた7回裏に草野大輔選手の「サヨナラ3ランホームラン」が出て12-0でコールド勝ちでした。・打席ごとの経過→これ (←リンク先を間違えてました。2005/09/07修正)・個人成績→これ(そのうち載るはず)初回に池辺啓二選手の先頭打者ホームランで先制点を取ると、序盤はちょっと残塁が多かったけど小刻みに点を取り、中盤に入って投手が代わってからは一気に長打を絡めた大量点で決着をつけました。今までの3試合で唯一ヒットのなかった澄川昌也選手にもヒットが出て、これで野手全員にヒットが出たってことでいいのかな。先発は35歳・土井善和投手。前日の武田投手は奪三振ショーとは対照的に、土井投手は三振は2つだけ。打たせて取って、アウトの大半が内野ゴロでした。毎日新聞の記事では、ヒーローは池辺選手です。→野球W杯:日本、コロンビアにコールド勝ち 3勝1敗に(毎日新聞)経過を見ていた感想としては、コロンビア、思いのほかに強くなかった感じ。米大陸予選を、地の利など有利な条件があったとはいえ、キューバに続く2位で勝ち上がってきたチームが相手で、こんな大差になるとは。コロンビアはいったいどんなメンバー構成だったんだろう? ということで、コロンビアの代表選手の名簿から、名前を頼りにマイナーリーグの選手の検索サイトで調べてみたところ、メンバーの中でマイナーリーグに所属してる選手は1人しかいませんでした。それも同姓同名の別人かも知れない。コロンビアはメジャーリーグ組織外の選手がほとんどのようです。一方、この前に日本が惜しいところで負けたプエルトリコの選手は、試しに何人か入力してみると今度はずらずら引っかかります。マイナーリーグ所属の選手が主体だった模様。日本戦のスタメンのうち5人がメジャーリーグ経験者だったそうです。とすれば、やっぱりプエルトリコのほうが強くて当然、ってことになりそう。さて明日は台湾との試合。日本も台湾もプエルトリコに負けてここまで1敗。決勝トーナメントに進むには、負けられるのはせいぜい3つまで。後半に強そうな国との対戦を残している以上、負けるとこの先厳しくなりそう。互いに負けられません。私としては両方とも勝ってもらいたいくらいなんですが。5月のアジア選手権のときは11-2でホームの日本が圧勝しました。日本はこのときとほぼ同じメンバー。一方の台湾はあれから試合経験をたくさん積み、マイナーリーグの選手も4人召集して強くなっている、はず。やってみないとわからない。今日のニュースはこれ。社会人野球:ミキハウスがチーム解散、廃部に(毎日新聞)ミキハウス、やっぱり解散です。うむむ。確かに思い出してみると、昨年秋の時点で本来なら活動停止するところを特別に今年の都市対抗までの間は規模を縮小した同好会的な活動を認める、というような話だったはずですが、予定どおりっていうことになってしまいました。でも都市対抗大会前の報道では、活動停止について断定的な書き方をしていた記事はあまりなかったと思います。大会パンフレット「サンデー毎日増刊」を見てみても「最後になるかもしれない」と、存続に含みを持たせる表現。なので、大会前の時点では、このまま同好会的に存続するのかな、って私は思ってました。でもやっぱり存続はありませんでした。今回の記事にも書いてあるとおり、解散は活動縮小時からの規定方針だったということですが、そうと決まっているなら都市対抗前からはっきり書いてくれれば良かったのに。新聞も負けた途端に「歴史に幕を下ろした」とか、断定的な表現になるんだもの。私はそうとは知らず、都市対抗野球では無邪気に普通に東芝のほうを応援しちゃいましたよ。知っていたらもっとたくさん写真を撮っていたと思うし、試合の見方や試合中の気持ちも違っていたかも知れません。でも今となると、私みたいな相手チームのファンに余計な気を使わせず、いつもと同じの平常心で応援できるように、っていう配慮だったのかな、なんて風にも思えます。創部は95年11月だそうですので、活動期間はほぼ丸10年。都市対抗1回、日本選手権出場2回(最高位:ベスト4)の記録はしっかりと歴史に刻まれました。
2005年09月06日
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ワールドカップの4日の試合で日本はプエルトリコに惜しいところで負けましたが、プエルトリコの最後に出てきた投手はほんの何ヶ月か前まで獅さんにいた阿波羅投手だったんですねぇ。台湾ではほとんど先発だったと思いますが、代表チームでは抑え投手として出てきました。でもマウンドに上がったときには3点のリードがあったのに打たれて1点差に迫られ、最後もあわや。冷や汗モノだっただろうな。さて、台湾チームは5日はスペインと対戦。結果は12-2で7回コールドの圧勝でした。→2005世棒賽/中華12比2棒打西班牙 郭俊佑單場雙響砲(big5)前の試合のスタメン落ちから、この日は7番に入った郭俊佑選手、ホームラン2本の大暴れだったそうです。さすが、昨年秋の大会のホームラン王だっただけのことはあります。投げるほうはアメリカ帰りで疲労が溜まって本調子でないと伝えられていた増菘[王韋]投手、今回は今後へ向けたテスト登板の意味合いもあったそうですが、結果は6回でホームラン1本を含む6安打で2失点。微妙かな。どういう評価になりますか。次の相手は日本が敗れたプエルトリコです。プエルトリコはここまでオーストラリア・日本・コロンビアと強そうなチームを破って3戦3勝。かなり強そう。先発は左腕の鄭[金奇]鴻投手(ブルージェイズ)の予定とのこと。カーブが大きく曲がる投手みたいです。今回は試合じゃない記事から選手たちの様子を2つ。冰棒[イ肖]洋[女丑] 球員討抱抱(big5)若い選手たちだけあって、きれいな女の人には目がないようで…。開会式のあと、食べ物探しを始めた台湾チーム。目ざとい陳鴻文・黄義哲・唐家駿の3人はアイスを売っていた美女を発見。見つけて近づき、"You are so beautiful"。1人1個ずつアイスを買った。彼女の名前を聞くと、伊莉莎白(エリザベス?)。台湾チームの選手たちは美女を見て喜び、全員が走ってきてアイス購入。陳鴻文・黄義哲先の2人は食べ終わってもまだ粘り、カタコトの英語で彼女と会話。また1本アイス購入。しまいには「国際的礼儀」で抱擁を求めて2度ずつハグ。アイス1本は2ユーロ、280円程度だが、今回儲かったのはアイスを売った彼女ではなく、買った選手のほうかも知れない。あっはっは、何やってんだか。さすが、若い選手が揃ってるだけあります。[CHANG]智堯迷倒荷蘭妹(big5)こちらはカッコイイ選手はどこへ行ってもカッコイイっていう話。台湾チームの背番号8番・[CHANG]智堯はハンサムで、国内で多くの女性ファンがいるが、オランダでも彼の魅力は抑えきれないようだ。台湾チームが昨日、ロッテルダム球場に到着して練習を始めると、観客席にいたオランダソフトボール選手少女たちが彼に狙いを定めた。14歳の少女二人は、彼の練習している方向に向かって"Number 8!"を連呼。「私たちのチームはみんな背番号8番の彼が好きなの」。歓声を受けた[CHANG]智堯はしぶしぶ観客席に近づくが、恥ずかしいので話はせずにサインだけ。一緒に写真を撮ったときもとても恥ずかしがって顔が真っ赤になっていた。さっきの記事の軽い感じとはだいぶ違いますね。ハンサムなのに奥手なんでしょうか。にしても、[CHANG]智堯選手って国内でもそんなに人気があるんだ、へぇー。前にアジア選手権の候補選手になったとき、私も写真だけで判断してかっちょいい選手の一人に挙げましたが(→当時の日記)、私の美的感覚もそれほど一般とかけ離れていなかったらしい。台湾のカッコイイ選手は彫りの深い選手が多い中で、彼はわりとのっぺり系。今回の記事の中の写真では少し日焼けしてますが、私が見た写真ではもっと色白で、あどけないものでした。写真うつりのせいかも、と思ったけど、本当にかっこいいみたいです。しかし、お堅い野球の記事だけでなくてこういう軽い話を載せてくれるappledailyはいいですねぇ。選手の普段の様子が伝わって来ますもん。記号や成績の羅列だけじゃなくて、こういう記事も載ってると面白い。日本の新聞もこれくらい書いてくれないかしらん。
2005年09月05日
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昨日の日本とプエルトリコとの試合の記事をニュースサイトで探したのですが、負けたからか、監督や選手のコメントとか、詳しく書いてある記事が全然見つかりませんでした。ニュース記事じゃないけど、全日本野球会議のページに高根沢力選手のコメントがちょっと載ってました。→これ(全日本野球会議)高根沢選手はホームランを打つなど打撃では活躍したが、投手陣が打たれてしまったことについては不満で、「甘く入ったらまずいと力んで、逆に自分の投球ができずに制球を乱している。そこを助言して修正させたい」とのこと。中南米の選手って、何だか大きいの打ちそうな選手多い感じがしますもんねぇ。経験豊富な投手たちでも意識してしまうらしい。で、今日は気を取り直してチェコとの試合。結果は、あんまり強くなさそうな相手とはいえ、「あと1本」が出なかった昨日の憂さを晴らすような20安打19得点で19-0の圧勝。打席ごとの経過→Play by Play個人成績→Boxscore(まだ載ってません。そのうち載るでしょう)これだけ点が入ると展開も何もないって感じですが、序盤の7点はほとんどがコツコツとヒットを積み重ねて、取ったもの。そして最後は長打長打で打者一巡。ホームランも全部で3本出ました。昨日までノーヒットでちょっと心配だった草野大輔選手も、最初の打席でいきなりタイムリー。3打席全部出塁でした。それから経過を見た感じだと、相手の隙をつく走塁が多く出た感じ、タイムリーヒットのときの本塁送球の間に二塁へ、とか多かったし、盗塁も1回と2回だけで3つ決めました。牽制アウトもいくつかありましたが…。今後、簡単には打てない強いチーム相手にも、こういう1つでも前の塁を狙う走塁ができて、そして「あと1本」が出るといいんだけど。投げるほうも3投手のリレーで2安打完封。先発の武田勝投手、5回で何と11奪三振。3投手合わせて7回で15三振。しかも毎回2つ以上奪三振。完璧でした。ところで相手のチェコは最初の台湾との試合では8つもエラーしたのに、前のスペインとの試合では3個、そして日本戦ではエラー1個だけでした。急遽出場したチームだけど、だんだん慣れてきて守備は良くなっているようです。日本チームもほとんど全体練習なしで来たわけだから、試合するうちにチーム全体がどんどん良くなって行くはず、だ。今後も期待。次の試合はまた現地の昼(日本の夜)、相手はコロンビア。ビサの関係で開会式には5人しか選手が現れなかったらしく、予選リーグ初戦も延期になったコロンビアですが、その後はちゃんと選手が揃って試合ができているようです。強いんだか弱いんだかわかりませんが、どうなりますやら。都市対抗が終わってからワールドカップのことばかり書いてますが、久しぶりに国内大会のことも。クラブ選手権は最終日、準決勝と決勝戦が行われ、決勝ではNOMOベースボールクラブが昨年準優勝の大和高田クラブを破って優勝したとのことです。今年のクラブ選手権はメディアの注目度がいつになく高かったようで、優勝決定の様子もテレビのスポーツニュースでやってました。見ると、最後の打者を三振に取って優勝を決めても、選手たちは思いのほかに淡々としたもの。バッテリーが駆け寄って抱き合うとかもナシ。ベンチから選手が飛び出してマウンドに選手の輪が、っていうのもナシ。まるで普通の試合のよう。都市対抗に出場したチームなんだから優勝して当たり前、負けられないっていう強い気持ちで戦っていたんでしょうか。(それとも、あれは優勝決定の場面じゃなかったのかな?) 胴挙げはしてましたが。記事ではこれが↓詳しめ。→クラブ野球選手権:NOMO、大和高田を破り初優勝(毎日新聞)NOMOクラブは活動3年目・登録2年目で、もう全国のクラブの頂点です。(一昨年優勝の札幌ホーネッツも創部3年目でしたね)3日で4試合の厳しい日程でも、勝ち進むごとに点差を広げるところは選手層の厚さを感じます。NOMOクラブはクラブチームの中では資金的に恵まれていると聞きますが、それでも短期間でこんなに強くなるとは、並大抵のことじゃありません。記事を見ると、この優勝は他のチームに類を見ない、夜7時から深夜までの豊富な練習量のたまものとのことですが、普通、いくら野球が好きでも働きながらではそこまでなかなかできないでしょう。やはり何が何でもプロへ行きたい、っていう意識の高さがそうさせているんでしょうね、きっと。最優秀選手賞に選ばれた藤江均投手の記事もあります。家から車で5分のところにNOMOクラブがあったのか。これも何かの縁なのでしょう。→ひと:藤江均さん クラブ野球選手権優勝、NOMOク投手(毎日新聞)一方、大和高田クラブはまた準優勝。ここ6年で5回も決勝進出とは驚き。敢闘賞は元中日で、台湾にもちょっとだけいた辻田摂選手。この間、東京ドームで拝見したときは不発で、元プロらしい打撃は見ることはできなかったけど(ミキハウスへの補強で出場)、今回は大活躍だったようです。首位打者賞の野々村順選手は2年連続で首位打者。去年は金属バット、今年は木製でしたっけ。これも大変な記録でしょう。
2005年09月05日
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オランダで開催中のワールドカップ大会、日本の予選リーグ2試合目はプエルトリコと対戦、終盤もつれましたが4-5で敗れました。日本の夜の時間の試合だったので、ニュースサイトもまだこんな感じの簡単な記事しかないですね。→日本、プエルトリコに敗れ1勝1敗に 野球W杯第3日(朝日新聞)選手のコメントとかは明日の朝刊まで待たないとダメっぽい。ただ、今回はどんな様子だったのかは大会の公式サイトでちゃんと速報されていたので、知ることができます。打者ごとの経過はこれ(→Play by Play)。個人成績はこれ(→Boxscore)。この試合から都市対抗決勝戦出場組もスタメンに名前を連ねて、状態はともかくベストのメンバーで臨めるようになったみたいですね。簡単に経過を書きますと、先発の坂本保投手が立ち上がり、いきなり四球→ヒット→3ランホームランで、アウト1つも取れない間に3点取られてしまいます。坂本投手、その後はヒット1本も許さなかったのに。日本は3回に高根沢力選手のホームランで1点返します。が、このあとは走者は出すけど点にならない。4回に3連打で作った一死満塁は、これはワイルドピッチが出て西郷泰之選手がホーム突入したけどアウトになったってことなのかな。5回も一死満塁で3・4番だったのに、草野大輔・西郷選手で点にならず。このへんで1本出ていれば…。そうこうしてる間にリリーフの磯村秀人投手がホームランで1点追加されてしまいます。磯村投手、またホームランですか。最近こういうの多い気が。日本がなかなか1点が取れないのに、プエルトリコは一振りで1点。ここまで3安打で4点。効率良すぎ。日本は終盤にやっと高根沢選手、西郷選手にタイムリーが出て追い上げたけど、最後も同点のチャンスであと1本のところで届かずでした。経過を見ていて、あれだけヒットが出てチャンスを作って終盤まで1点だけっていうのはストレスが溜まります。12残塁でした。結果的には最初の3ランが痛かったですねぇ。首脳陣の方々がどのように星勘定しているのかわかりませんが、強そうなチームは予選リーグ後半に控えているので、前半はもう負けられません。痛い負けではあるけど、個々の選手の調子自体は決して悪くなさそうなのはいい材料。強行日程にもかかわらず、都市対抗決勝出場組も池辺啓二選手猛打賞、西郷選手2安打、梵英心選手2盗塁と、激戦のあとの疲れを感じさせない活躍。3番の草野選手が2日続けてノーヒットなのがちょっと気になりますが。明日も現地の昼(日本の夜)の試合で、相手はギリシャに代わって急遽出場したチェコです。気を取り直してがんばってもらいましょう。おまけ:大会ページに載っていた池辺選手の写真(→これ)。これは捕ったのかな? 捕ってたらスーパープレイっぽい。それからプエルトリコチームで出場している元日本ハムのエチェバリア選手は、4番から6番に打順を下げられ、併殺打を打つなどしてまたノーヒットでした。なかなか調子が出ないようです。
2005年09月04日
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台湾チームのワールドカップ初戦はチェコと対戦、10-1の大勝でした。1回2回で大量7得点、終盤にも加点して楽々逃げ切ったようです。→2005世棒賽/中華首戰捷克 13支安打火力示範10比1大勝(big5)成績を見てみると(→Boxscore)…、何だかエラーの多い試合だったみたいで。両チームあわせて10失策ですか。特にチェコは8失策。チェコの野球レベルは知りませんが、そこまでエラーしますか。どうも牽制悪送球とか、内野ゴロでの悪送球とかが多かったみたいですね。ギリシャの辞退で急に出てきたチームなので、内野の連携とかが不十分だったのかも。台湾チームは上位打線が活発で13安打。陳[金庸]基、胡金龍の海外組もしっかり活躍。前回大会のときは海外組はまったく打てなかったけど、今回は大丈夫そう。次の試合は1日お休みをはさんで5日の現地時間13時、相手はスペインです。中華職棒 前洋將喜相逢(big5)以前、職棒にいた外国人選手たちも何人か国の代表として参加しているようですね。記事にはついこの間まで獅にいた阿波羅投手がプエルトリコ代表、去年まで象にいた馬丁尼投手がパナマ代表で出ているとあります。本をパラパラとめくってみると、阿波羅投手の本名はJose Alberroというみたいです。昨日の試合の成績を見てみると(→Boxscore)。投げてないみたいですね。…ん、4番ファーストのところに名前が。ピッチャーなのに4番を打つとは、阿波羅は打撃もいいのか!と思ったけど、こちら(→Play by Play)を見ると、4番には元日本ハムのエチェバリア選手が入ってます。やっぱり何かの間違いっぽい。阿波羅曰く、「また台湾でプレーする機会があれば、どこのチームでも行くよ!」だって。象の馬丁尼投手はGomez Martinezというのが本名。で、パナマの名簿(→これ)を見ると…いないじゃないか。記事の間違い? じゃあ、ってことで生年月日が同じ選手を探すと、背番号31のMiguel Gomesっていう選手が同じ生年月日です。この選手が馬丁尼ってことでいいのかな。何か名前が似てるし。とすれば、昨日の韓国戦で勝ち投手になってますね。馬丁尼投手はいまの職棒の順位を聞いて、「蛇が1位?ウソでしょ~」みたいな表情をしたそうな。失礼な。まぁ、去年の後期の蛇からすれば信じられないかも。
2005年09月04日
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2日に開幕したワールドカップ・オランダ大会、3日に行われた日本の開幕戦は9-2でスペインに勝ったそうです。新聞記事だと、サンスポのこの記事がいちばん詳しいかな。→日本がスペインに快勝し白星発進-W杯第2日(サンスポ)投げるほうは7回を12奪三振の斉藤信介投手、打つほうは3安打の鈴木勘弥選手が活躍とのこと。大会の公式サイト(→これ)では、試合中に一打席ごとの速報のようなことをしているのですが、昨日はなぜか日本の試合だけナシ。だから誰がどういう場面で打ったとか、展開がわからない。うーん、残念。個人成績のほうは、こちらにしっかり載っていました(→Boxscore)。9回に4点取って突き放していますが、8回までだと5-2と、ちょっと打線に元気がなかったみたいですねぇ。ちょっと心配になりますが、最初だからそんなもんでしょうか。5月のアジア選手権でも最初の試合はフィリピンの投手からそれほど点が取れずにやきもきしたけど、試合するうちに調子出てきたし。気になる出場メンバーを書いておくと、以下のとおりです。7佐々木正詞(日本生命)8中村真人(シダックス)4草野大輔(ホンダ熊本)3田中政則(日立製作所)→H安田真範(東芝)→3西郷泰之(三菱ふそう川崎)D金子洋平(ホンダ)6鈴木勘弥(三菱重工長崎)→55澄川昌也(日本生命)→H6梵英心(日産自動車)2佐伯亮(ホンダ)9藤井淳志(NTT西日本)P斉藤信介(NTT西日本)(7回1失点)P宮西尚生(関西学院大)(1回1失点)P松井光介(JR東日本)(1回)(西郷選手はBoxscoreには出て来ませんが、個人成績では出場のところに"1"が入っているので守備だけ出たっぽい。安田選手のあとに入ったと推測)1日の都市対抗決勝戦に出ていた6選手はスタメンから外れましたが、梵選手が代打で出ているので現地入りはしているみたい(全員一緒に行動していれば)。一方で31日の準決勝に出ていた草野選手はさっそくスタメン。中2日で海を渡って試合に出るとは。昨日はノーヒットでしたが、お疲れなことです。草野選手まで休むと内野手が足りなくなっちゃいますもんね。さて、次は4日の現地13時からプエルトリコ戦。時差は7時間みたいなので、日本時間の夜8時から。プエルトリコは昨日はオーストラリアに2-4で負けてますが、4番が日本ハムにいたエンジェル・エチェバリア選手でした。昨日はチャンスですべて凡退と、いいところなしだったみたいですが、このレベルの選手が入っているとなれば強そうです。どうなるかな。昨日の結果は以下のとおり。A組オランダ(2勝) 18-0 スゥエーデン(1敗)キューバ(1勝) 12-2 南アフリカ(1敗)パナマ(1勝) 5-3 韓国(1敗)中国(1勝1敗) 6-5 ブラジル(1敗)B組台湾(1勝) 10-1 チェコ(1敗)オーストラリア(1勝) 4-2 プエルトリコ(1敗)日本(1勝) 9-2 スペイン(1敗)ニカラグア(延期)コロンビアコロンビアとニカラグアの試合は延期になってます。どうも、コロンビアはマフィアのせいで国際的に評判の悪い国で、欧州の国々はコロンビア人にはなかなか入国ビザを出してくれないみたいです。今回の代表選手もビザが下りず、開会式には選手が5人しか来ていなかったらしい。やっぱり選手が揃わずに延期、なんでしょうか。また、ギリシャの代わりに急遽出場が決まったチェコも、あまりに急すぎたせいか、開会式には誰も来なくて国旗だけが入場行進したそうです。→中華戰捷克不輕敵 98'年對決1勝1敗 教頭下令盡全力(big5)他国のメンバーを見ると、ブラジルチームには日本でプレーしていた選手がずいぶんたくさんいますね。(→ブラジルのメンバー表、中国戦のBoxscore)名前だけで判断してますが、・2番ファーストのSato Estevaoは三菱自動車岡崎にいた佐藤天一郎選手・4番セカンドのSato Reinaldoはヤクルト→シダックスの佐藤二郎(ツギオ)選手(←2005/09/04追記)・5番キャッチャーのルイス・カマルゴ選手は元三菱重工広島・6番DHの佐藤レナン選手は現・白鴎大っぽい(大学のリーグ戦は?)・先発した松本ジョー投手は元NKK・最後、負け投手になった坂根マルシオ投手は元シダックスじゃないかと思います。(同姓同名かも)昨日は出なかった選手でも、ヤクルトからミキハウスに行った宮本ロドリゴ選手、現・住友金属鹿島の今井エンリッケ投手、あと三菱ふそう川崎の茅野ルイス捕手らしき名前も見えます。他にもいそうです。茅野選手は都市対抗のときにベンチに入っていた気がしますが(うろ覚え)、閉会式に出てから現地入りしたんですかね? 強行日程は日本の選手だけじゃなかったのかも。
2005年09月04日
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イタリアでのプレ大会はちょっとイマイチな結果に終わったっぽい台湾代表チームは、プレ大会終了後にさっそくワールドカップの会場・オランダに移動。開幕に備えています。が、到着までには何やらいろいろとトラブルがあったようで。球員機場苦等4小時(big5)現地1日にイタリアから空路でオランダのアムステルダム空港に到着した代表チームですが、選手村に向かうためのバスが故障してしまって空港で4時間足止めを食らい、選手村に着いたのは夜になってから。選手もコーチ陣もほとほと疲れたそうです。イタリアでも慣れない環境の上に、毎日球場への移動に時間がかかって寝不足、疲労がたまっていたそうですが、加えてこの事態。海外遠征っていうのは結構大変です。このように国内組は4時間足止め。他に海外組5選手が宿舎で合流。が、彼らの道のりも平坦ではなかったようで。沒人顧選手險成孤兒(big5)(9/2)かいつまんで。マイナーリーグ所属の陳[金庸]基、耿伯軒、鄭[金奇]鴻の3選手はワールドカップ出場のために、米国デトロイト空港から7時間かけてオランダに到着。しかし彼らはロッテルダムの選手村への行き方を知らず、棒協からの指示もなかったために空港で待ちぼうけ。棒協の職員は高校生のアジアAAA大会のために韓国に行ってしまっており、棒協は「オランダ台湾同郷会」に彼らを出迎えるよう依頼していたが、お互いに面識がなくて3時間探しても見つからない。西海岸から到着した胡金龍選手も合流して4人となった彼ら、仕方がないので記者と一緒に列車に乗って選手村に向かうことに決めた。大きな荷物も自分で持ち、列車代やタクシー代も立て替える羽目になり、4人はこの待遇に不満タラタラ。まったくしょうもないですね…。海外の空港で、案内してくれる予定の人が見つからないんじゃ途方に暮れちゃいますよね。3時間も待つとはお疲れなことです。日本チームは無事に着いたんだろか。到着したっていう記事さえ見つかりませんが。一方、いったん台湾に帰っていたこともあって、海外組の中で最も遅く到着した姜建銘投手(巨人)は幸いにも空港で「オランダ台湾同郷会」の人と会うことができ、苦労せずに選手村入りしたそうです。ということは、選手団の中で唯一の予定どおりの到着、ってことかな。運の良い選手です。(他が運悪すぎ?)中華明晨首戰捷克 蔡英峰先發 教頭:要敢投内角球(big5)(9/3)さて到着までにはいろいろありましたが、翌日は代表選手全員が揃って最初で最後の大会前練習。海外組が合流したので、連携やサインの確認に時間を費やしたとのこと。そしていよいよ本番。予選リーグの初戦はギリシャが辞退したので急遽チェコに変わったそうですが、先発にはLaNew代訓の蔡英峰投手が指名されました。国内組ではいちばん状態が良いらしい。以前から150km/h近くを投げる剛速球投手ってイメージがあった蔡英峰投手。2年前に同じオランダの大会でキューバに勝ったことがあり、相性の良い舞台のようです。いつの間にか代表チームの投手コーチになっているRondonコーチは、ストライクゾーンの違いを気にせず内角をどんどん衝け、の指示。もうすぐ試合開始です。
2005年09月03日
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ワールドカップは昨日の2日に開幕。開会式の様子が国際野球連盟のサイトにちょっと載ってます。→(こちら)。日本の選手がちゃんと揃っているかどうか見たかったんですが、載ってないですね。写真の中で、しゃべってるノタリ会長の脇にいる不気味な気ぐるみは何でしょう。他の写真にも出てきますが、まさか大会のマスコット?2日は1試合だけで、開幕ゲームとして行われたオランダと中国の試合は13-3でオランダが勝ったそうです。大会は今日から本格的にスタート。長い予選リーグが始まります。予選リーグB組に入っているのは、日本が対戦する順にスペイン、プエルトリコ、ギリシャ(*)、コロンビア、台湾、オーストラリア、米国、ニカラグア。どういう相手なのか、日本の報道ではちっともわかりませんが、台湾ではちょこちょこ記事になっているので、ちょっと拾ってみました。(*:ギリシャじゃなくなったそうです。詳細は下で)・スペインまず初戦の相手のスペインは特に記事が見つからなかったので、いきなりパス。・プエルトリコ世界杯棒球賽系列一》葉志仙:不能比上屆差(big5)(8/27)2戦目は4日の13時からのプエルトリコ。この記事の下のほうに書いてありますが、プエルトリコは大会前にA組のキューバ、パナマと対抗戦を行なったそうです。●プエルトリコ7-8キューバ●プエルトリコ0-9キューバ●プエルトリコ0-14キューバ●プエルトリコ7-8パナマ結果は全敗。でもキューバとの1試合は接戦です。どうなんでしょうか。・ギリシャじゃなくてチェコ3戦目はギリシャ、のはずがチェコになりました。沒有經費希臘棄賽(big5)(9/3)ギリシャの野球協会の会長が言うには、ギリシャ政府がこの大会のために補助をしてくれず、出国するための経費がないので大会出場を断念。代わりにチェコが出ます。・コロンビア4戦目のコロンビアは特になし。・台湾5戦目の台湾は別に散々書いたのでパス。国内のアマチュア選手に日本の二軍と米国の1Aからプロ選手5人を加えた陣容です。・オーストラリア世界杯棒球賽系列一》葉志仙:不能比上屆差(big5)(8/27)(プエルトリコと同じ記事です)6戦目のオーストラリアは昨年、銀メダルを獲得した五輪代表から野手6人が出場、費格森(Fingleson)、金曼(Kingman)、路易士(Lewis)、倫柏格(Ronberg)、凡布任(van Buizen)、歐傑特(Oeltjen)の6人だそうです。(漢字の名前から推測。間違ってるかも知れません)Kingman選手は五輪の準決勝で松坂投手から決勝のタイムリーヒットを打った選手、van Buizen選手は来日して日本ウェルネススポーツ専門学校の選手として都市対抗予選に出場していた選手ですね。記事中の林華韋氏(元ヤマハ発動機)によれば、打撃は強いが投手は弱い、との評価。・米国精鋭盡出 美國隊可怕(big5)(8/31)7戦目の米国は先日の日記にも書きましたが、マイナーリーグを中心に組まれ、24人中7人がメジャー経験者とのこと。元巨人のレイサム選手、元ヤクルトのハッカミー投手らしいき選手が入っています。メジャーの40人枠から外れた選手たちで構成されたそうですが、この中で最もメジャーに近いのはデビルレイズにいるJosh Phelps一塁手(27歳)で、過去3年でメジャーで52本塁打もしているんだって。今年は47試合出場で3Aに落とされ、今回の出場となったらしい。(→Phelps選手の成績)ニカラグア世界杯熱身賽》尼加拉瓜勝荷蘭(big5)(9/1)予選リーグ最後のニカラグアは先にオランダ入りしてオランダチームと練習試合、同点で迎えた8回にニカラグアCardoze選手の2ランが出て、6-4でオランダに勝ったそうです。ニカラグアでいちばん有名なのはMarvin Benard外野手(35歳)で、ジャイアンツで1999~2001年は3年連続二桁ホームラン、年俸420万ドルももらってたんですねぇ。(→Benard選手の成績)台湾チームもニカラグアは決して弱くはないってことで警戒しているようです。さあ日本チームの初戦・スペイン戦は現地の19時から。日本の真夜中くらいですね。起きた頃には結果が出ているのでしょう。ちゃんと全選手揃っているんでしょうか、日本チーム。どんなスタメンになるのか、誰が投げるのか、結果はどうなるのか、非常に楽しみです。
2005年09月03日
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ワールドカップの日本チームはあわただしくオランダに出発しましたが、台湾チームはひとあし早く欧州入りして現地調整、26日から31日までイタリアでのプレ大会に出場しました。今日はプレ大会での台湾チームについて書きます。代表選手名簿はこちら。名前だけだけど。→2005年第36屆世界盃棒球錦標賽中華成棒代表隊名單(big5)この大会の詳しい成績や他の国の選手名簿等はこちら。→Italian Baseball Week(イタリア野球連盟)26日:●2-3イタリア(延長10回)台湾の投手:王泯皓(6回)、黄義哲(1+1/3回)、●陳鴻文(2+2/3回)8安打を放つも12三振を喫してチャンスを活かせず、延長戦の決勝犠牲フライで敗戦。去年のアテネ五輪でもイタリアに痛恨の1敗を喫して予選リーグ敗退になってしまった台湾チーム、また負け。時差ボケやストライクゾーンの違いに投打ともに戸惑い、力を出せなかったとのことですが。心配な滑り出し。ところでイタリアはワールドカップに出ません。どうして?27日:(中止)キューバ雨で中止。28日 ●2-3中国台湾の投手:●蔡英峰(6回)、高敏靜(3回)7安打を放つも9三振を喫してチャンスを活かせず(イタリア戦と同じじゃないか)。9回裏に一死満塁のチャンスも得点にならなかったそうです。エラーなしだったのは良かった材料とのことですが…。またも中国の左腕・王楠投手にやられてます。アテネ五輪予選でもまったく打てなかった王楠投手は先発して6回を投げて1失点(自責は0)。球は遅いけど変則で打ちにくいのだとか。これ、史上初の中国大陸チーム相手の敗戦だったとのこと。29日:○6-1イタリア台湾の投手:○曾俊彦(5回)、唐嘉駿(2回)、増菘[王韋](1回)、陳鴻文(1回)3日前に負けたイタリアに、今度は勝利。台湾8安打、イタリア9安打とヒットの数では負けているのにこの日は打線がつながり、童顔のホームラン王・郭俊佑選手の2ランも飛び出して完勝。これがこの大会唯一の台湾チームのホームランでした。葉志仙監督曰く、時差ボケもようやく直って来て、欧州の環境への適応も進んで力を出せるようになって来たとのこと。先発した曾俊彦投手は無失点だったけど毎回走者を背負う苦しい投球。でもこの投手はワールドカップ代表じゃなくてこの大会だけの参加、いい思い出になったとか。2番手の左腕・唐嘉駿投手も本当は代表選手じゃありませんが、2回で4三振を奪う好投。唐嘉駿投手にはこのあと、ご褒美が。唯一失点した米国短期留学帰りの増菘[王韋]投手は肩の具合が悪く、3連打を浴びての失点。要観察とのこと。30日:●1-8キューバ台湾の投手:●王泯皓(2+2/3回)、黄義哲(5+1/3回)キューバ投手の速球の前に台湾打線たったの2安打、10三振。守備もキューバ選手の俊足にかきまわされて2失策と乱れ、記録にならないエラーもあったそうです。キューバとはじめて試合する選手が多く、レベルの高さに戸惑って打撃と守備でいつもの力を発揮できなかったとか。キューバの選手を見ると、パレとかエンリケスとかグリエルとかウルティアとか、おなじみの名前が並んでます。まさに国家代表チームみたいですね。投手のほうはこの試合で投げた3人はちょっとわからない選手ばかりかな。結果的には大差になりましたが、8失点のうち7点は王泯皓投手が3回までに取られたもので、リリーフした黄義哲投手は5+1/3回を1失点、収穫だったとのこと。31日:○5-2中国台湾の投手:曾嘉敏、増菘[王韋]、蔡英峰、高敏靜、陳鴻文5投手のリレーで中国大陸を4安打に抑え、攻撃は3-2で迎えた9回にダメ押しの2点を奪い、勝ってプレ大会を終えました。…と、31日の試合は中国に勝ったと台湾の新聞には書いてあります。→2005世棒賽/熱身賽最終戰中華勝中國 一雪前仗落敗之仇→世棒熱身賽最後一場 中華隊五比二勝中國隊が、この日の相手は北京五輪を目指すイタリアの若手チームだったと書いてある記事もあります。→中華5投聯手克義スコア一緒だし、ヒットや三振の数も一緒だし、片方は具体名書いてないけど5投手のリレーっていうのも一緒。別の試合とは思えない。どうなってるんでしょ。冒頭に載せたイタリア野球連盟の結果ページを見ると(→これ)、31日に台湾チームが5-2で勝ったのはイタリア・"Sperimentale"チームとのスペシャルイベントの試合で、同日の中国大陸との試合には0-9で負けたことになってますねぇ。(Sperimentaleって何でしょう?)中国に0-9って…。そんな大差で負けるとは。まさか試合放棄とかですか? でも良く見ると、イタリア・"Sperimentale"チームとの試合も中国との試合も両方とも試合時間が20時になってるし…。同時にできるわけありません。やっぱり良くわかんないや。(追記:最終日は中国チームが棄権したために9-0で台湾チームの勝ち扱いとなり(スコアが逆です)、代わりにイタリア・"Sperimentale"チームとの試合が組まれて5-2というスコアだったそうです。詳しくはコメント欄へ。mariさんありがとう)なお、他の試合は以下のとおりだったそうです。キューバはやっぱり全勝。26日 キューバ13-3中国27日 イタリア8-1中国28日 キューバ(中止)イタリア29日 キューバ7-2中国30日 中国4-1イタリア31日 キューバ12-2イタリア打撃復甦 中華宰地主(big5)(8/31)このイタリアでの大会は欧州の慣れない環境で苦労した上に、宿舎から球場まで1.5~2時間ほどの距離があり、かつ試合開始時間が夜の9時だったので、宿舎に戻って食事をするのが夜中の3時、寝るのは夜中の4~5時くらいだったそうです。はるばる台湾から飛んでいって時差ボケ、さらに現地にいがならにして時差ボケみたいなもんですね。2005世棒賽/葉志仙目標前4名 倪福徳受傷、唐嘉駿遞補(big5)(9/1)プレ大会の間にワールドカップ代表選手の入れ替えが。左腕の倪福徳投手、この選手はアジア選手権の決勝・日本戦で先発した投手ですが、ケガの状態が思わしくないので同じく左腕の唐嘉駿投手と交代。去年・今年とアスピア学園に来た投手ですね。大チャンスです。関連記事→ITALIAN BASEBALL WEEK現地のasreggioさんからのレポート。キューバとの試合での写真がたくさんありますよ。
2005年09月03日
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今日、本屋さんに行ったら「大学野球」(週刊ベースボール増刊)の秋号が売ってたので、その場で買ってしまいました。私は大学野球はあんまり良く知らなくて、この雑誌を買っても特集されている選手の名前を覚えるのが精一杯って感じ。でも3年くらいしてから読み直すと知ってる選手がいっぱいなんですよね。さて、この雑誌の22ページに、「グランドスラム」(小学館)の次号予告が載ってました。いつもの都市対抗やクラブ選手権のレポート以外に、今回はこんな内容だそうです。・「東北二次予選レポート」今年は東北です。・「ターニングポイント」飯塚智広・根岸弘・牧野光将どんな企画なんでしょう?・「OBスペシャル対談」渡辺俊介×杉内俊哉シドニー五輪でチームメイトでしたね。・「MVP’S」市場靖人、大原周作、梶本将文、市丸祐樹ほかこれは今年の各種大会でMVPを獲った選手たちの特集のようです。そして・「日本代表密着!」この日本代表の記事が今回の目玉なのか、広告には日本代表の大きな写真が使われています。広告全体の半分くらいの大きさ。場面は、5月のアジア選手権の決勝戦・日本対台湾の試合前整列時のもの。何だかうれしい。この写真、スタンドにお客さんが全然いないのは仕方ないとして(外野スタンドだし)、写真を見てへー、って思ったのは、スコアボードにちゃんと台湾の選手たちの名前が書いてあること。そんなの当たり前?でも台湾の人名って、なかなか正しく書けないんです。私もこのときのアジア選手権の代表選手だと[CHANG]智堯とか[シ余]壮勳とか、ウソの字で無理やり書いて来ましたが、[CHANG]とか[シ余]とかの漢字、パソコンで出ません。日本にないんでしょうか。それとも私だけ?([CHANG]は「擔」の字のつくり部分です)正確には出ないというか、台湾のニュース記事を見るともちろんちゃんと表示されているのに、それを日本語の文章の中にコピペすると「??」とかになっちゃう。が、この写真に写っているスコアボードを見ると、2番のところに[CHANG]智堯、7番のところに[シ余]壮勳、ちゃんと正しい形で表示されてます。偉い、サンマリンスタジアムのスコアボード。でも何で出るんだろ。そして、何でパソコンだと出ないんだろ。パソコンって難しいですねぇ。何だか話が逸れましたが、「グランドスラム」26号は、10月15日発売予定だそうです。関連するおまけ:前号の「グランドスラム」(25号)の188ページを見ていただくと、昨年末に台湾で行われた「アジア都市対抗テスト大会」のレポートがあります。そこにはシダックス・坂田精二郎選手の名前がスコアボードに「阪田」や「板田」と表示されている写真が載っていて、本文やキャプションにはこれは誤字で台湾側の不手際みたいに書いてありますが、台湾では「坂」の字がないらしい。だからスコアボードで出なくても仕方のないことでしょう。松坂大輔投手も新聞では「松阪」とか「松土反」と書かれます。でもちゃんと「松坂」って書いてある記事も見るような…。謎。
2005年09月02日
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都市対抗の間、台湾ネタはかなりサボってましたが、ここ1週間でいちばんインパクトのあったニュースはこれ。〈CPBL〉自責怒[手追]電箱 彭政閔右掌骨斷本季恐報銷(big5)(8/27)先日、象の馮勝賢選手が死球を受けて指を骨折、新記録まであと1年に迫っていた連続試合出場がストップしたことを書きましたが、象は今度は4番でチームの看板選手・彭政閔選手まで骨折。この骨折の原因は何かというと…。彭政閔選手は26日の蛇との試合で3回の第二打席、三振した腹いせにベンチに引き上げてから「電箱」を殴りつけて骨折、経過観察に6週間を要するケガ。(「電箱」って何でしょう?)なぜ別にものすごく重要って場面でもないのに三振したくらいでそんな馬鹿なことをしたのか良くわかりませんが、どうも伏線として、前の打席に足に死球を当てられたことがあるみたい。(それでもやっぱりわかんないけど)日本で腹いせにモノに当たってケガというと、もちろん思い出されるのはこのあたり。最近、流行っているらしい。→豊田 五輪辞退(スポニチ)(2003/09/25)(真ん中へん)西武・豊田清投手がリードを守り切れなかったことに対する腹立ちからベンチ内のクーラーボックスを右手で強打し、割れたガラスで甲を3針縫って登録抹消、五輪予選も辞退。→杉内、ベンチ殴り両手骨折(日刊九州)(2004/06/02)ダイエー(当時)・杉内俊哉投手が先発して2回7失点、一塁側ベンチに戻るとイスを両手で殴り「両手の第5中手(ちゅうしゅ)骨骨折」の負傷を負った。今回の骨折で彭政閔選手は今季試合に出ることは難しくなり、タイトル争いもほぼ無理。すでにギリギリ規定打席には達しているので、首位打者だけは何とか獲れるかも、っていう状況とのこと。でも蛇の外人・威拉斯選手とたったの1厘差です。守れるかどうか。もし守り切れば3年連続の首位打者。首位打者争い(9/1まで)1.彭政閔 .3392.威拉斯 .3383.羅徳里茲 .329で、このことを聞いた洪瑞河オーナーはカンカンに怒って彭政閔選手の月給を1/3カット。彭政閔選手の給料は台湾人選手で最高額で月給30万元でしたが、これが20万元に減らされてしまったそうです。→恰恰[手追]斷手指 減薪10萬(big5)(8/28)もともと高給取りでも、一気に給料2/3になったら痛いですよねぇ。誰のせいでもないとはいえ、踏んだり蹴ったりです。なお、杉内投手の罰金は100万円だったそうで。ちょっと話は変わって、6チームの中でなぜか牛だけ前期が終わると給料調整をやるんですが、今年も行われた結果、彭政閔選手が減俸になったために張泰山選手が最高給取りの座についたそうです。→牛調薪 泰山破29萬(big5)(8/31)
2005年09月02日
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