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昨日取り上げた「肩紅花」の基本種であるホウチャクソウ(宝鐸草)も開花しました。昨年と比べて3日遅れの開花で、この程度なら誤差の範囲・・・と言い切っても、石を投げられることはなかろうと思います。 昨日取り上げた「肩紅花」は、このホウチャクソウの兄弟の中から、アゴの辺りがほんのりと赤みが差すものを選抜した・・・ぐらいの違いだろ?、などと軽く見ているというのが正直な話です。だったら、こちらのホウチャクソウからも10年、29年待てば、肩口が赤いものが出るか・・・というと、多分そうしたものは出ないと思います。理由は・・・・・・・・よく分かりません。
2024年04月30日
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ホウチャクソウの「肩紅花」が開花しました。昨年と比べて6日遅い開花です。「誤差の範囲」とは言いませんが、問題視するほどの幅でもありません。で、いつも通り咲き進む様子を眺めて楽しむことにします。 長い間「肩紅花」という命名に対して不満を書き並べていましたが、昨年、1番花から10日ほど遅れて「これなら名前通りだな」というのが現れました。こちらがその様子です。宝くじ並み・・・とまでは言いませんが、出現確率は甚だしく低いのですが、今後は命名に対する不満は封印することにします。ということで、もしかすると今年も・・・ということで、花期の終末頃に期待を寄せて、その時を待つことにします。
2024年04月29日
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山野草からは逸脱しますが、カテゴリーの多角化を目的に、今回、シャクナゲをリクルートしました。選定理由は、春の山野草の花期が一区切りとなるこの時期を、華やかに埋めて貰うことです。 品種としては西洋シャクナゲで「里の春」という銘が付されています。ツボミの段階では濃いピンクですが、開花すると画像の様に花弁のエッジがピンク、中心部が淡いピンクに変化するそうです。問題は①高温に弱いこと、②年を重ねるに連れ、樹高が確実に伸びること、などです。7~8月には軽く35℃を超える我が家で、生き延びるのは大変かもしれません。また集合住宅でやたら大きな樹木を栽培するのはヒンシュクを買う恐れがあります。障害は少なくありませんが、5月早々にも最初のハードル、一回り大きなポットかプランタへの植え替えが必要な状況で、これを乗り切れるかどうかが第一関門になりそうです。
2024年04月28日
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ミヤマオダマキが開花しました。昨年と比べて8日遅れの開花ですが、茎や葉を見る限りでは特段の異常は認められません。ということで、現時点でジタバタする必要はなさそうで、このまま様子を見守ることにします。 品種の特徴としては、生命力は強い方に属します。少々の水切れなどで枯死全滅するようなことはありませんが、事もあろうにその頑健品種を全滅させたことがありました。何ともお恥ずかしい限りですが、幸運なことにプチ花壇にこぼれて、しかも発芽が何かの理由で遅れたものが1年のブランクの後発芽する・・・という事件がありました。現在の開花品は、その時復活した個体が起源になっています。「趣味は園芸」を公言する以上、こうした情けないアクシデントは二度と起こす訳にはいきません。
2024年04月27日
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不気味系四天王の番外品、カラスビシャク(烏柄杓)も店開きしました。図体は単4乾電池ほどのミニサイズなので、不気味さは皆無ですが、分類上は同じ仲間です。カラスビシャクそのものは個体数は大量に繁茂しているのですが、仏炎苞を出すのは極めて少なく、今年もこの1点の他には気配を見せていません。ぶっちゃけた話、この品が大量に花開くのは困りものですが、全滅されるのも寂しい話です。適度の生存が望ましい・・・とは言いながら、そうそう都合よくコトが運ぶ訳もなく、頭痛のタネとの共生は続きます。
2024年04月26日
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昨日取り上げたスズランと同様に、4/23が「見做し開花日」となってしまった白花ミヤマオダマキです。この形で開花日が決まったものに適用しても意味はありませんが、敢えて昨年と比較すると、1日早い開花・・・ということになります。 この花に自然界で出逢うのは、かなり標高の高いところになってしまいます。標高に言い換えると1000mから2500mの山域で、開花時期は7月後半になります。3ヶ月も早く咲く訳で、ワタクシなら精神に異常を来しかねない、環境の激変ですが、この子たちは健気に子孫繁栄に向き合っています。 芽出しに時期をリコリス群に頭上を覆われて、殆ど日差しを受けられずに過ごしてしまいましたが、程なくリコリスは休眠に入り葉を失うので、日差し基準に考えれば、やっと春を迎えることになります。
2024年04月25日
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4日間、草花を置き去りにして弘前まで行っていました。用件は ”あれ” の最後の見せ場、花筏だったのですが、生憎タイミングを外してしまい、かと言ってズルズル滞在を伸ばしていては自宅の草花が危ない、ということで今回は撤収してしまいました。 で、留守中の草花の方は?・・・というと、いくつかの開花が進んでいました。その一つが画像のドイツスズランです。やや増え過ぎた個体数のほぼ半数まで咲き進んでいました。出発前に開花寸前のものも散見され、20日から21日には開花していたかもしれませんが、現認日を開花日とする我が家のルールに照らして、開花日は昨日、つまり4/23ということになります。個体数は隣接する他品種への影響も広がっていて、花後大ナタを振るう必要がありそうです。 この他に、ポット植えの日本スズランも開花していましたが、これも今年の開花日は4/23となります。こちらも個体数の調整が必用ですが、実施は秋の手入れでの良さそうです。
2024年04月24日
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ジエビネの黄花品が開花しました。昨年と比べて6日遅れの開花ですが、10年遡ると分布の中心を大きく踏み外すものではありませんでした。ファミリーの増え方や花付きなど健康状態は良好で、懸念すべき点はなさそうです。とは言え、制約のない個体数増殖を許容できる環境でもないので、花後、密度や個体数の適正化に重きを置いた植替えを実施しようと思っています。
2024年04月19日
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一昨日の夜(16日・夜)は、この地方もかなり荒れた様です。報道によると、神戸市から姫路市にかけて雷雨と共に最大6.5cmに達する雹も降ったと言われています。カーテン越しに空が明るく照らし出されるのは認識しており、当然激しい雨はあるものと思っていましたが、雹までは想像していませんでした。 一夜明けて外に出てみると、屋外に配置した草花が手痛いダメージを受けていることに愕然としました。ツボミが膨らみ始めたばかりのクロユリは、再起不能な状態まで傷んでいます。画像は葉や仏炎苞の面積が大きく、被害が顕著に視認できるムサシアブミです。葉も仏炎苞も穴だらけといった有様で、今年はこのまま枯れるのを待つ他はありません。見た範囲では6.5cmの大型が降った形跡は見られませんでしたが、梅の実サイズのものはあったかもしれません。いやはや何とも実害の大きい気象現象に遭遇したものです。
2024年04月18日
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我が家の不気味系四天王の2番手、ウラシマソウが仏炎苞を開きました。昨年と比べると3日遅れですが、この程度は誤差の範囲としておきます。タイトルで ”開花" と表記してしまいましたが、この仲間は花ではないので ”開花” というのは甚だ不適切ではありますが、適当な用語が見当たらないのでこのままの表記を続けることにします。 四天王の内、残るマムシグサとユキモチソウは今年は作落ち確定です。原因は地中の芋が多数の小芋に分球してしまい、芽出しはしても仏炎苞までは手が回らない、というのが実態です。5月に入る頃に、現状のポットから露地に移して、濃厚な肥料漬けにしながら肥育に当ろうと思っています。こうした措置を講じても、仏炎苞が見られるのは早くても2年後になりそうです。
2024年04月17日
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イカリソウの2番手「楊貴妃」が開花しました。昨年と比べて2日遅れ・・・ということは、事実上同日と見做したい範囲です。昨日取り上げた「アンバークイーン」は、いきなり大量のツボミを送り出しましたが、こちら「楊貴妃」は慎重に1輪だけ送り出して様子を見ている様に見えます。小さいツボミは鈴生りになっていますが、すぐに後を追って開花しそうなツボミは見当たりません。1番花が散った後は少しブランクがありそうです。 と言った概況は横に置いて、淡いベージュの距と濃いピンクの萼弁の組み合わせは絶妙で、歴史的な美女の名に恥じない美しさです。今年は開花適齢期の個体数が少し増えており、楽しみは増えそうです。
2024年04月16日
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不気味系四兄弟の先頭を切って、ムサシアブミが仏炎苞を展開しました。前回掲載した画像はメインの栽培エリアでしたが、今回のものは日当たり良好な場所に仮植えした自然への回帰予定品です。本隊の個体群は仏炎苞は同程度に展開していますが、葉っぱの広がりが若干遅れ気味です。また四兄弟の内、残る三兄弟は近年芋の分裂が激しく、仏炎苞を生成できないものが2品(ユキモチソウ、マムシグサ)出てしまいました。ということで、残る1品、ウラシマソウは間もなく店開きの見込みです。 ところで昨日触れた黄花イカリソウの「アンバークイーン」は画像なしでの紹介に留まりましたが、改めて取り直したのがこちらです。花の数は年毎に増え続け、今年は分植した3ポット合わせると3桁に迫る勢いです。
2024年04月15日
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日本サクラソウの「南京小桜」が開花しました。昨年と比べると3日遅れの開花です。2日間家を空けざるを得ない事情があって、もしかすると一昨日開花したかもしれませんが、我が家では現認日を開花日として運用しているので、記録上は昨日が開花日となります。 この他に昨日覗いてみると開花、開帳したものが2点ありました。黄花イカリソウとスミレの「彩雲」ですが、薄暗くなっての撮影だったことで手ブレが甚だしく、この場で取り上げる訳にもいかず、これらは改めて取り直して紹介したいと思います。
2024年04月14日
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ジエビネが開花しました。昨年と比べると6日遅れの開花ですが、ま、この程度ならいつもより少しスペックを緩めて ”誤差の範囲” と見做すことにします。昨年までは開花初日の開花数は1-2輪というのが精一杯でしたが、今年は2桁に迫る勢いを見せています。 このジエビネは入手して6-7年になりますが、この2-3年は目に見えて株立ちが充実して来ました。花軸の数は現時点で本品が5芽、黄花品が2芽確認できます。この他にツボミが顔を出していない物が4芽ありますが、これらは黄花品の可能性が高そうで、両者概ね均衡を保ちながらファミリーを増強している様です。現在は半径20cmほどの範囲で両者まぜこぜで増殖中ですが、将来のことを思うと両者を分けることを考えなくてはいけません。
2024年04月11日
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シコタンソウ(色丹草)が開花しました。滅多に起きない事ですが、昨年と全く同じ日付(4/8)の開花です。取り扱う品種が増えれば珍しいことでもないのでしょうが、50や100品種程度では、この10年ほどでは起きた記憶がありません。 といった風な激珍な出来事ではありますが、現実は甚だしくシビアです。それは、①過去の開花と比べて花が小さく、②花の内側に散りばめられた赤や橙、黄色の斑点が、別品種か?と思いたくなるほど薄いことです。比較対象となる過去の個体は2年前に枯死して、現行品は欠員補充で新たに入手したものです。個体間でこれほど色合いの違いがでることに少なからぬショックを受けると共に、昔の色の濃い個体を再入手したい・・・という願望がふつふつと湧いています。
2024年04月10日
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日本サクラソウの「濡燕」が開花しました。昨年と比べて2日早い・・・ということは、殆ど ”同じ” と見做していい範囲です。サクラソウは残り2品と変異品2品が待機していますが、これらも今週中には開花するのでは?、と見ています。 という様な見通し論は脇に置いて、花の形状についてですが、4-5年前には花弁にフギレが入るものと入らないものを、ほぼほぼ半々の割合で揃えていたのですが、フギレありの「鋸峰」が全滅して以来フギレなし派が4:1で多数派となってしまいました。できるものなら「鋸峰」を復活させたいのですが、行きつけの山野草店でも扱っていない上に、ネット検索しても中々ヒットしない状態が続いています。
2024年04月09日
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ニリンソウが開花しました。昨年と比べて4日遅れですが、この程度の差異は慣例に従って ”誤差の範囲” ということにします。因みに10年ほど遡って開花日を調べてみると、概ね70%は4/5から4/10に入ります。今回開花したのは昨年秋の植え替えで3.5号の小さなポットに分植したもので、本隊の6号ポットは、「準備中」といった状況です。 尚、昨日はこの他に日本サクラソウの「鹿島」も開花しました。花軸が長く伸び上がる特徴が裏目に出て、葉っぱを含めて全体を捉えようとするとすると花の特徴が表現できず、逆に花をクローズアップすると葉や茎は画面外に消えるという扱い難い品ですが、花は実に綺麗です。1週間ほどでピーク期を迎えようかと思いますが、他の数品種を含めて旅に出るのも惜しくなる半月が始まりました。
2024年04月08日
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紅ヒゴスミレが開花しました。昨年と比べて13日遅い開花です。ここでも暖冬に反しての割り切れなさが漂います。 それはそれとして、名前に「紅」を冠しながら、花の命である顔を正面から見ると「紅」は殆ど感じさせません。実は赤いのは「裏の顔」だけで、画像右のツボミの頃には確かに「紅」を帯びています。ということで嘘つき商品とまでは言いませんが、誠に残念な命名ではあります。もう一つの特徴として、葉っぱに細かなフギレが入る点が挙げられます。こうしたフギレはスミレでは珍しいらしく、ワタクシとしてはこのフギレに釣られてしまった・・・というのが正直な話です。
2024年04月07日
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濃色シコクカッコソウ(四国鞨鼓草)が開花しました。先代の株が枯死して、3年のブランクを経ての開花であり、感激はひとしおです。外出の予定があって、大急ぎで撮影したため、日差しの向きも調整する余裕がなく、できた画像は花の顔面が影だらけというお粗末なものになってしまいました。もう少し開花数が増えた頃に、取り直して画像のみ差し替えることにします。
2024年04月06日
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プルサチラ・ブルガリスの白花品が開花しました。長い長いご無沙汰だったので、直ちに「何年ぶり」かは浮かびませんでしたが、数年間の記録を遡ってみると”5年ぶり”であったことが判明しました。株は辛うじて枯死を免れ、健康状態は回復途上にあり、今年はこの1輪が精一杯という状況ですが、1年後には2輪か3輪、首を揃えられる様、サポートして行きたいと思っています。スタミナの温存、という観点からいうと、好ましいことではありませんが、何とか種子を採取して、枯死のリスクに備えておきたいと考えています。
2024年04月05日
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リコリス群の陰に隠れて、普段の行動パターンでは目に付きにくいムサシアブミ(武蔵鐙)が、大きく図体を伸ばして、店開きが間近であることを主張しています。芝生の草抜きが一巡して、プチ花壇の草抜きに手を付けた際気付いたもので、撮影は4/2です。この状態を踏まえて、仏炎苞の御開帳は、昨年(4/9)並みか、若干遅れるくらいか、と予想していますが、果してどうなることか ... それはそれとして、この品種も個体数が増えて、扱いに困る状態に立ち至ってしまいました。この場所に収容できるのは2芽か3芽で、それを超える分は新たな居場所が必要です。近年個体数の減少が著しいとも言われており、新たな安住の地探しに本気で取り組まなくてはいけません。
2024年04月04日
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白花タンポポが爆咲きモードに入りました。ほんの1ヶ月前には、画像ぐらいの群落4つで1日に1輪、多くて2~3輪ほどしか咲いていませんでしたが、ここに来て同じ4群落で15輪ほどが常時咲く状況です。お陰で花後の摘果が大忙し、という日々が続いています。因みに先般芝生の本品群落を大幅に縮小した件を紹介しましたが、その群落が当家の定住群で、他の3群楽はいずれは他所に引っ越しさせる予定です。こうした爆咲きモードは今月下旬には終了し、梅雨入りと前後して休眠に入ります。
2024年04月03日
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2/20に開花したコシノコバイモは3週間ほどで散ってしまいました。それから更に3週間が経過したことになりますが、ここに来て種子が急速に大きくなって来ました。この品種を断続的に栽培して10年ほどになりますが、種子を結んだことはこれまで一度もありませんでした。 特定の目的がないのなら、このまま成熟させるのはスタミナの消耗になるだけなので、多くの栽培指南サイトでは摘果を推奨しています。ワタクシとしては可能なら種子の発芽から初花に至るプロセスを観察してみたい、という願望もあって、このまま成熟まで進んで貰いたいと思っています。開花時は気温も低く、受粉を仲介する昆虫もいたかどうかわかりません。完全な受粉ができているか分かりませんが、このまま見守ることにします。
2024年04月02日
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オキナグサが開花しました。我が家でこの花が開花するのは3年ぶりになります。その時のデータと比較しても、余り意味はないとは思いますが、その年は3/10の開花でした。 この品種は私が山野草の栽培を始めた最初の品種です。ざっと20年も前のことです。そうした経緯もあって、取り立てて綺麗という訳ではありませんが、この花には特別な思い入れの様なものがあり、極力品揃えに加える様にしています。余談ですが、3年前に枯死した先代の個体で採取した種子から発芽した若株が、今生育の途上にあり、早ければ2年後には開花適齢期に到達する筈です。
2024年04月01日
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