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関東は異常な雨に見舞われ、大きな被害が出ております。異常気象で暑い暑いと言っておりましたが、関西の私が住んでいる枚方は、朝晩が涼しくなり、夜寝る時はクーラーなしになりました。田畑や庭先から虫の音が聞こえ、秋を感じる頃になりました。日本最古の歌集『万葉集』に、コオロギを読んだ歌が、七首残されていることから、既に奈良時代には、虫の音を愛でる文化が、存在していたようです。平安時代になると、虫の音を楽しむことを「虫聞き=(むしきき)」と呼び、平安貴族の嗜(たしな)みの一つとされました。その後、江戸時代には、庶民にも「虫聞き」が広がりまました。江戸の町では、虫を売り歩く「虫売り」が、商売として成り立つほどに、「虫聞き」が流行しました。これも日本ならではの、一つの文化といえるでしょう。それともう一つ、卵を温めて孵化(ふか)させ、野生のスズムシよりも早く成虫に育てて、高値で売り出す業者もあったほどです。他にも、色んな駄菓子屋が、子供に売って歩いたと思われます。「虫聞き」は、虫が鳴いているときはもちろんですが、「鳴かないときの静寂もまた心地良い」とされます。これも、日本ならではの一つの情緒(じょうちょ)ではないでしょうか。西洋では虫の音は、ノイズと捉えられてしまうことも、多いといわれます。自国で育まれた風流な文化を大切に、美しい虫の音に包まれながら、秋の夜長を楽しみたいものです。私の子供頃は、第二次世界大戦に敗戦し、何も物がない時代でした。しかし、今よりも、人を気づかう気持ちがあったと思われます。それが理由か分かりませんが、何か充実した時間だったと思います。合掌
2026/09/08
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「目は口ほどに物を言う」といいますが、職場内で挨拶を交わす時や、人の話に耳を傾ける際にも、視線は意外と強い力を持ちます。出勤後、机に向かって仕事をしている時のことです。後から出勤した社員からの「おはようございます!」という声に気づき、挨拶を返そうとしました。顔をあげて、同僚を見やると、その社員は、既に次の人に向かっており、私の挨拶は、同僚の社員の背中に、小さくむなしく響いただけでした。その社員は、目を合わすことなく挨拶をして回っているのです、少し、むなしく感じた私ですが、そこで大きく気づくことがありました。よく考えてみると、自分も同じことをしていたのです。携帯に掛かってきた人が一番大切で、違う人と話していても、その人の前で携帯を見て、思わず返事してしまうのです。携帯では「今いいですか?」と聞かれますが、「いいですよ!」と返事してしまいます。冷静になって考えてみると、今、話している人が一番大切な人です。これまでは、外国の人と話したり、大切な地方のお客様と応答することを一番にしましたが、間違っていました。現在は、今話している人を一番大切にしております。それから、挨拶や返事は,よそ見をして行うより、しっかりと顔を向けたほうが、相手への関心の高さを示しやすくなるでしょう。相手に投げかける言葉に、視線を合わせることで、その人に対する印象はさらに良くなり、コミュニケーションも円滑になるのではないでしょうか。日常の何気ないしぐさを整えて、より良い人間関係を築きたいものです。合掌
2026/09/07
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そういえば福知山時代は、我が家の畑や空き地の隣は、真言宗のお寺でした。そのお寺は、四国の八十八か所のお地蔵さんが、八十八蔵並び、毎日お参りする人が絶えませんでした。私たち子どもは、そのお寺の敷地が遊び場で、当時は、必ず、かくれんぼをし、真ん中にある空海のお地蔵さんの後ろに、誰かが隠れたりしたものです。当時の遊びといえば、かくれんぼか、鬼ごっこで、今の様に、野球やサッカーなどは、ありませんでした。とにかく、今のように、野球道具やサッカーボールが、何もなかったのです。そのサッカーですが、日本では、1993年にリーグ戦が開始され、Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)は、3年前になりますが、30周年の節目を迎えました。発足当初は、10チームでしたが、現在は、60まで増え、41の都道府県にチームがあります。Jリーグの各チームは、本拠地の自治体や企業などと連携して行う「ホームタウン活動」を実施しています。これは、様々な形で、地域の人たちと、交流を深めるための取り組みです。選手によるサッカー教室や学校訪問、スタジアムを開放しての、イベント開催など、各チームが工夫を凝らして、地域貢献活動に取り組んでいます。こうした活動は、サッカーに興味がない人でもチームを身近に感じられる機会であり、地域に根差したチームを作ることにつながっています。Jリーグには、「Jリーグ100年構想~スポーツで、もっと、幸せな国へ~」というスローガンがあります。試合を行なうだけではなく、地域と一体となった活動を今後も続けて、多くの人に愛されるリーグを目指していきます。合掌
2026/09/06
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子供・ベビー服ブランドの 「ファミリア」 は、戦後4人の女性たちが、 「子供のために、よりよいものを」 との思いから創業しました。そして、その4人が、すべてそれぞれの違った任務を果たしています。4人の創業者とは、坂野惇子(ばんのあつこ)氏、田村江つ子(たむらえつこ)氏、田村光子(たむらみつこ)氏、村井ミヨ子(むらいみよこ)氏の4人です。念のため、ネットで調べて下さい。4人の創業者は、すべて素晴らしい家庭の娘さんです。創業者の一人である坂野惇子(ばんのあつこ)さんは、NHK朝の連続テレビ小説 「べっぴんさん」のモデルにもなりました。現在は、坂野さんの孫にあたる、岡崎忠彦氏が五代目社長となり、「子供の可能性をクリエイトする」という企業理念を掲げています。彼は甲南大学経済学部を卒業し、米国でグラフィックデザインの勉強をしました。この理念に沿い、ファミリアはアパレルに留まらず、カフェやクリニック、レストランを併設した本店を作り、保育園事業を展開するなど、多角的に子供の成長をサポートし、ライフスタイルを提案する企業へと舵を切りました。時代が変わっても、企業には「何のためにあるのか」という変わらない目的や理念があります。そして、時代の発展や時々の情勢にともない、変化させるべき技術や事業の形態があります。いつ何が起こるか予測のできない現代だからこそ、改めて会社の目的を認識し、自分の取り組んでいる業務のあり方を見直したいものです。弊社は、その年の経営方針発表会で、パートタイマーも含め、全員に会社基本方針を渡しております。そして、その方針の進捗状況を毎月チェックしております。合掌
2026/09/05
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イソップ寓話の一つに「北風と太陽」があります。この話は、人に何かをさせるには、力ずくでやるよりも、相手がその気になるように、よく説明する方が、効き目が多いということを、教えています。物語は、多くの人がご存じだと思いますが、「北風と太陽」のどちらが先に、旅人の上着を脱がすか、力比べをする内容です。北風が、服を飛ばそうと風を強くしますが、旅人は、余計に飛ばないようにします。次に挑戦した太陽は、2段階、3段階で温かく照らします。我慢できなくなった旅人は、段階的に服を脱いでいきます。つまり、太陽の勝ちです。この寓話からは、多くの学びを得ることができますが、人材育成や、家庭教育など、指導者側の教訓として、読み解くこともできます。弊社は、受注生産で、お客様が希望されるケースを、ハード、ソフトに関わらず生産します。まず、ご希望のケースを図面化し、品質・価格・納期を伝え、そのいずれも承知してもらえれば受注決定です。アルミの切断や加工、組み立て、内装、その他の商品、ソフトケースと製造の現場や、営業・経理事務の7部門に分かれ、それぞれにリーダーが存在します。そして、毎日、朝礼を行ないます。毎日、朝礼を行ない、「職場の教養」の読み合わせ・所感を述べ合っていると、部門員のそれぞれの特徴や、性格がハッキリと分るようになります。人材育成は、各々の性格や特質、環境が異なるため、同一という訳にはいきません。しかし、会社で一つのものを複数人で作るため、気持ちを揃える必要があります。それが始業であり就業であり仕事です。毎日、同じことを繰り返していますが、弊社は、受注生産であり、毎日違ったものを生産しております。合掌
2026/09/04
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私の子供の頃といえば、母親が呉服屋の娘で、体のサイズに合わせて、縫物(ぬいもの)でも、編み物(あみもの)でも、何でもつくってくれました。しかもどちらかいうと、少しハイカラでした。終戦後で、食べ物も着るものも何もない時代でしたが、私は大きな体で、少し、ハイカラにして、サイズの合った状態でしたので、学校でも有名になったものです。終戦後で、何もない時代でしたが、私たちは、数ある中から何かを選択する際、多くのエネルギーを消費するため、知らず知らずのうちに、ストレスを感じているようです。そのようなストレスや、エネルギー消費を、減らすために、日常生活の中で、「選択する」という労力を、減らす工夫をして、シンプルな生活を、送る人がいます。毎日、同じ服を着ることで有名だったのは、アップルの共同創業者であるスティーブ・ジョブス氏です。氏は生前、黒のタートルネックに、ジーンズ、スニーカーという、シンプルなスタイルを貫いていました。その理由を、「何を着るか決める時間やエネルギーを節約するため」と、ジョブス氏は語っています。自分の本来の仕事へ全力を注ぐために、些細な決断から、解放されたかったのです。医者から歳のせいで、運転を止めるよう勧められた私は、ブルーのアクテックの社名入りTシャツに、黒ズボンで、毎日バスに乗り、出社しています。1年を2回に分け、長袖か、半袖にしているだけで、会社の作業着の色・紺色は変わりません。会社のロッカーでの着替えを省略しています。しかし、洋服選びが楽しく、ストレス発散になるタイプの人もいるでしょう。エネルギーをどこに集中させるかは、人それぞれです。余計なことで、エネルギーを浪費しないためにも、仕事や生活のスタイルを見つめ直したいものです。合掌
2026/09/03
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今年は、秋になっても、8月並みの真夏日が続いています。毎日のテレビで、天気予報の人が、そういっているのですから、間違いありません。しかし、私は若い頃は暑がり屋でしたが、歳を取って血の巡りが悪くなったのか、この暑さでも会社や家のクーラーの寒さは、身に沁みます。家の部屋では、半袖の下着にセーターを着ていますしかし、毎日、出勤していますが、秋の訪れを感じる頃となりました。秋の七草の一つに数えられる葛は、この時期に紫色の花を咲かせます。日本では古くから親しまれ、葛粉を利用した葛切りや、葛餅、根を乾燥させた生薬の葛根湯(かっこんとう)は、馴染み深いものです。葛は繁殖力が強く、蔓(つる)を伸ばし、他の樹木に絡みつき、旺盛に繁茂します。そのため、植林した木の幹を締め付けて、林業被害を引き起こすこともあります。近年、この日本原産の葛がアメリカに渡り、日本とは比べ物にならないほどの猛威を振るっています。家畜の飼料や土壌流出防止を目的に植えた物が、爆発的に広がり、地域の生態系や産業に、多大な被害を与えました。そのため、国際自然保護連合から「世界の侵略的外来種ワースト100」に認定されてしまいました。日本とは違い、葛を食べる昆虫がいない、競争関係にある種がいない、冬季の寒さで成長が抑制されない、などの理由が考えられています。自然界は、様々な種が絶妙なバランスを保って成り立っているのでしょう。合掌
2026/09/02
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円柱は見る方向によって、丸に見えたり、四角に見えたりします。一方向から見た姿では、円柱だと分からないこともあります。これは人も同じことで、一方向からその人を見ただけでは、その人の思いや「人となり」は分からないでしょう。各部門のリーダーとは、毎朝顔を合わし、朝礼を行ないましたが、口うるさい先輩に対して苦手意識があり、いつの間にか避けるようになっていました。自分は最終責任者ですから、気づかれないようにしているつもりですが、半数以上が自分より年上のリーダー達は、いつも口うるさいリーダーを避けている私を見抜き、注意してくれました。たまたまその男性は、夫婦で働いており、奥さんは私に気遣っており、口うるさい本人は、私が若いけれど、立派なリーダーとして、やっていけるようにアドバイスしてくれていたのです。見かねた先輩リーダーは、「君のためを思って、いろいろ注意してくれているんだよ」と言ってくれたのです。考えてみると、口うるさいリーダーは、本当に何でもできる人でした。できるだけに、何もできない私にいろいろ注意してくれたのでした。そして、私を高く評価しているからこそ、注意してくれているのもよく分かりました。そして思い切って、その人に今までの態度を詫び、その人に積極的に質問することにしました。物事は、一変するものです。何もできなかった私が、いろんな機械が使えるようになったのです。それからは、人の好き嫌いをせず、素直に注意してくれる人のことを聞き、その通りにしました。合掌
2026/09/01
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