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小説すばる 2024年4月号凶花 第三回 黒川博行尼崎のサバキで桑原の手を借りることになった二宮。桑原の舎弟・セツオとともに向かった解体現場では、船越建設の関係者を名乗る二人の男が待ち受けていて・・・。(小説すばるより転載)現場で小肥りと痩せぎすの二人の男は脅しをかけてくる。しかし桑原が脅しに怯むわけがない。案の定二人をたたきのめして、正体を暴き出す。バックを聞き出すが、詳しいことはわからないので、桑原の知り合いに情報をもらいに行く。多分毎回そうなんでしょうけど、反社会の人物が大量に出てきて、誰が誰やら全く覚えられません。二蝶会三代目組長 嶋田大燈会 二蝶会と同じ川坂会の直系団体大燈会組長 緒方 清(本家若頭補佐)豊嶋組 豊嶋敏之(本家本部長) 大燈会の緒方清の弟分三尾 裕匡 豊嶋組の企業舎弟 サムデイ(都市開発会社)
2024年03月28日

小説すばる 2024年4月号書楼弔堂 探書廿 複製 京極夏彦父が木版彫師をしていた縁で、印刷造本改良會に就職することになり信濃から上京した甲野。活字を起こすための元の字を書く仕事らしいのだが、何を書けばいいのか判らない。解らないなら、弔堂に行けと言われ・・・。(小説すばるより転載)フォントを作ろうとしている甲野だが、どういうフォントにすればよいのか皆目見当がつかない。甲野の言うとおり、確かに「川」という文字ひとつをとっても、難しいですね・・・。当時、既に楷書体があったようです。甲野が作ろうとしているのは明朝体。文字のそのもののバランスも大事だし、他の文字とのバランスも要求される。難しすぎる。私だったら、投げてしまいそうです。一方、甲野は同じ下宿の尾形という小説家に頼まれて、浮世絵の売却を頼まれる。困った甲野は、またもや弔堂に相談に行くのだった。弔堂で出会う大人物。浮世絵のウンチクがたくさん語られます。ただ、前回までのシリーズよりは大分解りやすいウンチクで、意外と読みやすくてホッとしました。色々タメになる小説です。
2024年03月27日

小説すばる 2024年4月号馬鹿化かし 第三回 藍堂ツバメ暁右衛門が手をかける罪人には、攘夷派の志士たちが多くいた。そんな彼のもとに、古い友人が訪ねてくる。(小説すばるより転載)首斬り役人の山田暁五右衛門のところに、清水紺太夫が突然訪ねてくる。清水紺太夫は同門で剣の腕を磨いていた仲だ。清水紺太夫が訪ねてきた理由は、さる人物に会って欲しいからだった・・・。前回までは、怪奇現象のような妖しい話でしたが、今回はやけに現実的な攘夷がらみの話が展開されました。攘夷で有名なある人物が登場します。今回は陰陽師は出番無し。その代わり、半蔵が大活躍します。半蔵は毎回大活躍なのですが、今回は色々意味深な行動をとります。半蔵に対する疑問は山田暁五右衛門も当然感じていて、本人に疑問をぶつけますが、半蔵に躱されて終わり。半蔵の答えがものすごく気になります。
2024年03月26日

小説すばる 2024年4月号給水塔から見た虹は 第二回 窪美澄クラスで除け者にされ、寄る辺ない思いを抱えたベトナム人の少年・ヒュウ。ある日、団地の隅で群れる不良たちのグループに顔を出すようになり・・・。(小説すばるより転載)ベトナム人のヒュウの過去と現在の絶望的な状況が明かされます。ううう、これは語るも涙、聞くも涙ですね・・・。大人なら、何とか自分で打開出来るのかもしれませんが、中学生のヒュウは、何も出来ないですよねえ。ティエンのグループが、ヒュウの心のよりどころになるのはもう必然としか言いようがない。しかし、ティエンのグループは「不良」ですから、どうしても悪い方向に行ってしまいます。うんん、これも仕方無いか・・・。読んでいて辛いです。
2024年03月25日
2024年3月30日21時から、テレビ朝日系列でドラマ「黄金の刻 ~服部金太郎物語~」が放映されます。小説すばるで連載されていた、楡周平さんの小説のドラマ化です。2時間ドラマなので、かなり端折った内容になりそうですけど、服部金太郎の一代記、面白くなりそうです。楽しみだなあ。
2024年03月24日

小説すばる 2024年3月号海風 第十一回 今野敏これで日本の進歩は十年遅れる。老中・阿部伊勢守の急死により、公儀は激しく揺れ動いていた。(小説すばるより転載)永井や堀が怒ったのも無理もないですね。この国内外が大きく動いている時に、要となる人物がいなくなってしまったのですから。公儀に優秀な人材がかなりいたとはいえ、阿部伊勢守は群を抜いたリーダーでしたからね。阿部伊勢守の後では、ほとんどの人物が「小さい」か「弱い」でしょう。外国の列強が押し寄せているのに、徳川の継承問題も起こって、もうてんやわんや。当事者は地獄のような日々であったでしょう・・・。ここから、幕末の大混乱が始まりますね。公儀側から見た幕末はどうなるんでしょう?
2024年03月19日

小説すばる 2024年3月号猪之噛(いのがみ) 第六回 矢野隆巨大な猪と対峙したマリアは恐怖におののく・・・。他の猟師はマリアのことを心配するが、どうにもできないことは、皆わかっている。そして、恐れていたことが、遂に起こってしまう・・・。闘うしかないんでしょうね・・・。闘えるのは猟師しかいないのだから。しかし、どうやって闘うのでしょうか?余りにも強すぎる相手。次回も大注目です。
2024年03月18日

小説すばる 2024年3月号ウロボロスの環 第十回 小池真理子今迄、異様な緊迫感に包まれていましたが、遂に均衡が破れて、物語が大きく動きました。今のところ、野々宮はまだ渦に巻き込まれていませんが、次回から、遂に渦のまっただ中に巻き込まれそう。ううう、この先の展開が恐ろしい予感。怖いもの見たさで次回が待ち遠しい。
2024年03月14日

小説すばる 2024年3月号路爆ぜる 第五回 増島拓哉襲撃を受けた椎名たち。物凄く強い相手に、なす術も無い。しかし、顔役の面々は、スゴスゴと引き下がるわけが無い。蛇の道は蛇で、襲撃者(らしい人物)を探り当てる。愚狼會と顔役の全面戦争。周りの人間や店も巻き込まれて、えらいことになっていきます。最初から登場していた、刑事の澤田と愚狼會の関係がようやく理解出来た回。なるほどねえ、それなら執拗に追うわけだ。顔役は、ちょっとはマトモっぽいですけど、ヤク売っているので、犯罪者集団なのは間違いなく、どこにも感情移入できずに読んでます。
2024年03月13日

小説すばる 2024年3月号青の純度 第五回 篠田節子ヴァレーズを探す真由子だが、全く手応えが無い。ツテを辿っていくが・・・。日本で聞いた話と全然違う感じになってきましたね。それでも懸命の追求で、おぼろげながらに足どりが見えてきました。そして、重要な人物が浮かび上がってきました。これは一癖も二癖もありそうな人物ですねえ。面白すぎる・・・。次回も大注目。
2024年03月12日

小説すばる 2024年3月号翳りゆく午後 第九回 伊岡瞬「カトレア」で目撃したのは意外な人物だった。どうも嘘をつかれたようだ。といっても、父親の言葉を全面的に信じるわけにもいかない。しかし、父親は思ったよりしっかりしているのでは?しかも、自分の記憶が弱いのを自覚している様子。どこに真相があるのか、わからなくなってきてます。父親が正しければ、怪しい人物が二人。といっても目的がわかりませんけどね。
2024年03月11日

小説すばる 2024年3月号うまれたての星 第十七回 大島真寿美組織変更の煽りで経理の業務が立て込み、ストレス解消のために神保町をぶらつく辰巳牧子。そこで思いがけない人物と再会するが・・・。(小説すばるより転載)辰巳牧子は、神保町で思いがけない人物とばったり出会う。経理の業務が、一部の社員のせいで、精算出来なくてイライラしている辰巳牧子はその人物に思いっきり愚痴をこぼす。その人物は、編集部の事を色々聞いてくるのが、辰巳牧子にとっては不思議だった。この人物がどこに勤めているのか、本人は口を濁しているので詳しくはわかりませんが、週刊デイジーと関係してくるんですかね?週刊デイジーの編集長が交代した。川名編集長が部署全体を統括するので、楢橋功雄が新編集長に就任。川名編集長は六月創刊予定の女性誌ファッショナブル・マガジンに傾注する、とのこと。これって例の「non-no」のことでしょうか?後半は、藤原修子の目線で週刊デイジーの編集が描かれます。読者と編集の関係が非常に興味深く書かれています。高度成長期の雑誌の編集、熱くていいですね。
2024年03月07日

小説すばる 2024年3月号ヒトラー 第四部 第六回 佐藤賢一「ジーク・ハイル、ジーク・ハイル」民衆の歓喜の声が響くなか、ヒトラーの悲願である独墺合邦が実現。果たして次に目指すものは・・・。(小説すばるより転載)オーストリアを併合して、次はチェコスロバキアに侵攻を目論むヒトラー。ズーテンランド紛争に乗じて、介入を目論む。しかし、チェコスロバキアに侵攻すれば、オーストリアの時とは比べ物にならない程他国の反発が激しくなる。ここからまた世界大戦に突入の危機感が他国だけでなく、ドイツにも広がる。イギリスやフランスはもちろん、ドイツの軍人にも、反対する人々がいたんですね。それも大勢。しかし、その前段階で、ヒトラーの権力が強くなりすぎていた。何だか、今の日本とあまりにも状況がそっくりで、読んでいて背筋が寒くなります。世界大戦を防ごうと、イギリスも精一杯の努力をしているようにみえますが、あまり効果がなさそうです。実際、世界大戦になってしまいましたよね・・・。ドイツはもちろん、ヨーロッパが益々危機的状況に。恐ろしい話が続きます・・・。
2024年03月06日

小説すばる 2024年3月号馬鹿化かし 第二回 藍銅ツバメ首切り役人暁右衛門のもとに異様な依頼が舞い込む。それは、女の小指を譲って欲しい、というものだった。(小説すばるより転載)暁右衛門は首切りの死体を自宅に保管してある。吉原から女の小指を譲って欲しい、という依頼で小指を死体から切り取るが、その依頼が頻繁にくるのを疑問に思い、半蔵に調べさせる。半蔵が調べたところ、花魁の芍扇という者が女の小指を集めているらしい。納得をした暁右衛門だが、今度は江戸の街で指狩りが出た、と聞き、また調べようという気になる・・・。いやはや、実に面白い。エンタメ時代小説とはこうあるべき、という感じで、絶好調です。堅物の主人公、得体の知れない半蔵、もっと得体の知れない晟明、三人の役割分担が最高の組み合わせで、あり得ない話を楽しませてくれます。次回も滅茶苦茶楽しみです!
2024年03月05日

小説すばる 2024年3月号カット・イン/カット・アウト 第二回 僕はなんのために 松井玲奈大反響の作家・松井玲奈の最新小説!アイドルの中野ももがヒロインを務めると話題の「劇団潮祭」の舞台。ついに初日の幕が開けるが・・・。(小説すばるより転載)中野ももは初日の前日になって舞台を突然降板した。中野もも推しの大学生が、中野ももの舞台の初日を見に行く。中野ももが演じるはずの舞台を確かめたかったから。そこで見たものは、中野ももの代役の女性の圧倒的な演技だった・・・。長年脇役でくすぶっていたマル子が正当な評価をされるのは本人はどう感じたのでしょうか?代役で脚光を浴びる、というのは時々聞きますよね。一方、降板した中野ももも気になります。推しは一途に応援してくれますが・・・。
2024年03月04日
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