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小説すばる 2024年6月号翳りゆく午後 第十二回 伊岡 瞬真相を知っていそうな「あの人」に話を聞きに行く敏明ですが、軽くあしらわれて終わり・・・。敵もさる者ですな。そして、指示にしたがって見たものはかなりショッキングなものでしたね。あたふたしているうちに、遂に遂に、来てほしくない人物が来てしまいましたね。最悪の結果がもたらされます。おおお!どうなるんだ?次回も大注目です。
2024年05月30日

小説すばる 2024年6月号夏鶯 第二回 赤神 諒新年を迎えた金谷の道場には、血気盛んな若者たちが集まり、剣術の稽古に勤しんでいた。(小説すばるより転載)備前の国吉備藩金谷村の戸木家に仕える砲術家・滝田善四郎の次男・滝田蓮三郎の話。前回(第一回)から数年経っています。十七歳になった滝田蓮三郎は美男で、学問も武術も何でもござれの武士に育っていたが、傲慢だった。力信流道場でも傲慢な言動で皆に嫌われていた。こういう人っていますよね。完璧なんだけど、人を見下して凄く嫌なヤツ。滝田蓮三郎はそんなヤツだけど、戸木家の藩主に認められ、可愛がられている。実力はあるので、出世街道まっしぐらだったが・・・。もう滅茶苦茶面白いです。そして今回のボリュームのあること!今回だけで単行本になりそうな位の量と内容。面白すぎる・・・。ちょいちょい挟まれる美津と信乃の話もとってもいい感じです。滝田蓮三郎の話も凄いですが、後半出てくる晴姫のキャラがまた凄い。今回、蓮三郎のばく進街道の話だと思っていたら、最後にえっ!となる展開に・・・。一体何があったんだ・・・?次回物凄く楽しみです。
2024年05月29日

小説すばる 2024年6月号13月のカレンダー 第二回 宇佐美まこと祖父の書斎で見つけた十三月まであるカレンダー。祖父母の生きた軌跡を紐解くうち、侑平の胸には、自身の苦い記憶が蘇ってくるのだった。(小説すばるより転載)祖母の闘病記録を読む侑平。この闘病記録を読むのが辛いですね。そして祖父母の家で見つけた自分の年賀状。そこに書いてあった文章から、侑平の過去へ話が飛びます。これがまた辛い話(゜Д゜)この挫折はキツいですねえ。でも、本当にありそうな話です。しかし、これをきっかけに侑平の行動が変わる。謎のカレンダー、追うことが出来るのでしょうか?
2024年05月28日

小説すばる 2024年6月号命の横どり 第一回 久坂部 羊臓器移植は命の贈り物か、横どりか。移植コーディネーターの立花真知は、拡張型心筋症のフィギュアスケーター・池端麗を担当することになるが・・・。(小説すばるより転載)久坂部羊さんの新連載。今回は臓器移植というヘビーなテーマ。将来を嘱望されたフィギュアスケーターの池端麗が拡張型心筋症を患います。完治するのには心臓移植しかない・・・。日本ではただでさえ移植が難しいのに、池端麗はある問題を抱えていて、移植出来る確率が物凄く低い。池端麗の苦悩が描かれていて、読んでいるこちらも胸が締め付けられます。一方、池端麗を担当している移植コーディネーターの立花真知も、話が進まない心臓移植に心を痛めていた。二人の本音が出るパートが、益々心苦しいですねえ。全てはドナーが少ないのが問題、と繰り返し語られます。この先もヘビーな内容が続きそうですが、話がどう展開していくのか気になります。
2024年05月27日
名探偵のいけにえ: 人民教会殺人事件 白井智之病気も怪我も存在せず、失われた四肢さえ蘇る、奇蹟の楽園ジョーデンタウン。調査に赴いたまま戻らない助手を心配して教団の本拠地に乗り込んだ探偵・大塒は、次々と不審な死に遭遇する。奇蹟を信じる人々に、現実世界のロジックは通用するのか?圧巻の解決編一五〇ページ!特殊条件、多重解決推理の最前線!2023年本格ミステリ・ベスト10(原書房)国内第1位このミステリーがすごい!2023年度版(宝島社)国内編第2位週刊文春ミステリーベスト10 2022 国内部門第2位という、高評価で話題の作品。特殊設定ミステリーのジャンルですけど、どちらかというとクローズドサークルなのではないのでしょうか?まあ、様々な要素が詰め込まれたミステリー、ということで。浮気調査専門の探偵と優秀な助手というコンビが、不可能犯罪に挑みます。ジョーデンタウンの殺人事件なのですが、最初は日本での話がずっと続き、はて?どういう繋がりがあるのだろう、と思いますが、徐々にそれは判明してきます。ジョーデンタウンの殺人事件を推理するのですが、後半に推理がいくつも披露されます。いったいどの推理を信じたらよいのか、まったく判らず・・・。井上真偽さんの「その可能性は考えた」の多重推理も凄かったですが、こちらも凄まじい。多重推理の強烈さに圧倒されていると、最後の最後に、強烈などんでん返しが待ってます。これは凄い・・・。一番最後に、タイトルの意味がわかります。これには鳥肌が立ちましたね。確かに大傑作でした。読むのが止まらずに、貪るように読んでしまいました。
2024年05月21日

小説すばる 2024年5月号スターゲイザー 後編 佐原ひかりアイドルを描いた小説の最終回。年齢制限のある「余命」を迎える若林優人を中心に、個性溢れるアイドルたちの日々精進する様子を描いた作品。アイドルの裏側というか向こう側を描いていて、大変興味深い小説でした。どうすればファンの期待に応えることが出来るのか、という難しいテーマに挑むアイドル。ちょっとアイドルの内面を覗けたような気がしました。面白かった~。
2024年05月20日

小説すばる 2024年5月号猪之噛 第八回 矢野隆父・健吉のもとを訪れた後、優太は見知らぬ人物たちに声をかけられる。集落は俄にざわつき始めた。(小説すばるより転載)事件が起きて、他の地域からも注目されだした集落。まあ、そうなりますわな。明神マリアは、己の弱さを克服したいと強く思っている。しかし、どこをどうすればよいのか?一郎の言葉に言い返せない明神マリア。悩みどころですね。役所も対応に追われて、やはり大変。でも、役所はこう言うしかないですよね。みな、もどかしい。
2024年05月16日

小説すばる 2024年5月号うまれたての星 第十九回 大島真須美楢橋編集長が就任し、新体制となった週デ。風通しがよくなった編集部の様子を感慨深げにながめる綿貫誠治だったが・・・。(小説すばるより転載)週刊デイジーにギャグマンガ家が登場します。串田みつこ先生。これって、土田よしこ先生がモデルですよね(^^;)週刊連載のギャグマンガを載せることがいかに大変かが書いてあります。そりゃそうだ。週刊でギャグマンガなんてあり得ないですよね・・・。最後にコンクールに応募してきた大ヒットを飛ばす新人て、誰なんでしょう?全然見当がつきません。それにしても、楽しい小説です。
2024年05月15日

小説すばる 2024年5月号翳りゆく午後 第十一回 伊岡瞬敏明に送ってくる「これ」、何が目的なんでしょうね?脅しなのか、揺さぶりなのか?本当に知っているのかどうなのかも不明。敏明も追い詰められていますから、思考が偏っていて、あの人を犯人と決めつけているのが、気になります。違うかも知れないのに。それにしても、最後の一行、怖すぎます。次回大注目。
2024年05月14日

小説すばる 2024年5月号書楼弔堂 探書甘壱 蒐集 京極夏彦印刷造本改良會で、活字を起こすための元の字を書いている甲野。下宿で親爺と喋っていたところ、小僧が現れ弔堂への遣いを頼まれる。弔堂には先客がいるようだったが、果たして・・・。(小説すばるより転載)今のシリーズは、比較的判りやすい話が続いていましたが、今回は久しぶりに訳がワカラン・・・。京極さん特有のグダグダ説明が続いて、読んでいても全く頭に入ってこない(^^;)ただ、最後の、客と弔堂との会話は明治の話ですけど、今も同じような状況ですよね。この最後の話のためだけに、前半のグダグダがあったのでしょうか?ワカラン。
2024年05月13日

小説すばる 2024年5月号路、爆ぜる 第七回 増島拓哉ジョーダンの身許特定を独断で進める澤田。そんな中、愚狼會の創設メンバーたちの経歴をめぐる”ある符号”に気づくが・・・。(小説すばるより転載)個人的恨みから愚狼會を追っかける澤田ですが、優秀な刑事であるので、真相を見抜く力は抜群。ジョーダンを通じて愚狼會を追い詰めようとする澤田に揺さぶられて、迷いに迷うジョーダン。この決断は難しい・・・。ジョーダンはどの道を選ぶのか、興味津々。次回も大注目。
2024年05月10日

小説すばる 2024年5月号ウロボロスの環 第十二回 小池真理子俊輔のアルコール飲料が半端なく増えている。伊万里焼のコーヒーカップの意味深な発言。俊輔が何を考えているのか判らず、不気味で怖い。そして俊輔の出張。この後何が起こるのか、ドキドキしてしまいます。次回大注目。
2024年05月09日

小説すばる 2024年5月号青の純度 第七回 篠田節子ヴァレーズの行方を執念の聞き込みで捜す有沢真由子はヴァレーズの妻を追う。いや~、色々判ってきましたね~。作中に沢山出てくる、画家や絵画の話は、本当のようでもあり、架空のようでもあり、非常に興味深く描かれています。そして、最後に衝撃の事実が明らかになります。あの人物がやっぱりキーパーソンですね。この後、どうなるのか、大注目です。
2024年05月08日

小説すばる 2024年5月号ヒトラー 第四部 第八回 佐藤賢一英仏独伊の間で行われたミュンヒェン会議によって、ズデーテンランドは平和裡にドイツへと割譲されたが・・・。(小説すばるより転載)ドイツ国内でユダヤ人排斥が強化されます。有無を言わさずに国外追放。ひどい話ですが、この後のホロコーストを考えると、まだマトモな対応だったのだな、と思わせます。ズデーテンランドをドイツ領に併合した後、チェコスロヴァキアも飲み込もうとするヒトラー。それにしても、チェコスロヴァキアの複雑な背景は、紛争の素、としか言いようがないですね。民族が細かく別れている上に、チェコ人が支配されているとあっては、独立運動が起きるのは当たり前ですよね。ヒトラーはそれを最大限に利用しようとする。うまくいかないと、あの手この手で何が何でも介入しようとするその姿勢は恐ろしいの一言です。しかし、当時のヨーロッパはドイツだけでなく、ハンガリーも領土拡大を試みていて、恐ろしい時代だったんですねえ・・・。ヒトラーの飽くなき領土拡大意欲。それを可能にした独裁政治と軍拡、悪夢以外の何物でもないですね。
2024年05月07日

小説すばる 2024年5月号馬鹿化かし 第四回 藍銅ツバメ山田家の重要な稼業である「薬」。死体の肝を用いた薬は、労咳に効くといわれているが・・・。その薬を求めて、一人の若者が訪れる。(小説すばるより転載)前回に続いて、今回も幕末の有名人が登場。益々楽しくなってきましたね。そして遂に半蔵の過去が語られます。なるほど、そういうことでしたか。半蔵の謎が解けて、現在の不思議な言動がすべて納得です。それにしても、死神に取り憑かれた人間の悲しさは想像を絶しますね。
2024年05月01日
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