差し伸べられる手　～誰の上にも平等に訪れる事を願って～

向井樹里

境界性パーソナリティ障害・うつ病にて現在、半引きこもり状態。今迄何度となく音楽に心救われてきたので、音楽に対しての思い入れは、人一倍強いです。また活字中毒か収集癖といわれる程の本好きです。現在、飼っている11匹の猫(チンチラ)が心の拠り所。

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もの思う葦　（その二）

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2006.06.29

ほんとうに、なんて醜いの！

私は鏡の中の自分にそう叫ぶ。
嫌だ。こんなの嫌だ。自分の姿を直視できない。
私は自分をさらに軽蔑し、鏡が大嫌いになった。

これまでの人生の中で、今が最も太っている。
ダイエットをしているのに、だ。
炭水化物も抜いている、水も２リットル飲んでいる、
毎朝毎晩25分ずつ、ストレッチや背筋・腹筋している。

馬鹿馬鹿しい。これじゃ何をしようがしまいが、
大した変わりはないじゃないか！！

吐き気がする。こんな自分を嫌悪する。最低。
何もかもがウザイ。自分の存在が一番ウザイ。
身体中にナイフで斬り付けたい。切り刻みたい。

いや。もうアンタなんか死んじゃえ。
どうせこれまでも何も変わらなかったじゃないか。
病気だってまだ引きずっているし、治る見込みも薄い。

ここに毒物があったなら。私はそれを飲むだろうか。
農薬は酷く苦しむと、何かに書いてあった。
そうやすやすと死ぬ方法はないのだろう。

そんな自分は生きる価値なし。早く逝ってしまえ！！！！
このブタ女！！！！！！！！！！！！！！

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