差し伸べられる手　～誰の上にも平等に訪れる事を願って～

向井樹里

境界性パーソナリティ障害・うつ病にて現在、半引きこもり状態。今迄何度となく音楽に心救われてきたので、音楽に対しての思い入れは、人一倍強いです。また活字中毒か収集癖といわれる程の本好きです。現在、飼っている11匹の猫(チンチラ)が心の拠り所。

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もの思う葦　（その二）

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2006.07.03

うーーーん。自分には重たすぎて何ともしがたい。

やはりさらっと。さらっと受け流して下されば。

実は私、結婚をかなり迷っておりまして。
…というか、あまりしたくないのですが。
かなりな爆弾発言です。以前の重大発表とはこれなんです。
もう彼氏の会社の人・親戚・お互いの家族を巻き込んだ
からには、どうにもなりませぬ。

何故迷っているのか？

２．やはり忘れがたきひとがいる
３．こんな卒業までせっぱ詰まった時期に、
　　それどころじゃねーよ！
４．何故私だけが環境の激化に絶えなければ
　　ならないのか？
５．だって関東って人が多いし、余り好きじゃ
　　ないんだもん
６．ダイエットも上手くいかないこんな姿で
　　人生の華やかな時を迎えたくない
７．それに私今鬱なんだもん……

あー、すっきりした！

こんな日記を書いたなら、彼氏は激怒するか？
そんな事ばかりもう考えてられないもん。

別に彼氏が嫌いな訳ではない。もちろん。
でも「大好き」と言えないのも事実。

彼氏かいないんだよなぁ。。。

実際に事態は動き始めている。困惑する私をよそに。
そんなに娘の結婚嬉しいかなー、父よ。
そんなに私の厄介払いをしたいのか、母よ。

「こんなんでも貰ってくれるっていうんだから」とは
父の言葉。
「もし結婚しないなら、家を出てって貰わないと」とは
母の言葉。

あああああ、そうかよそうかよ。私は「こんなん」かよ。
深夜に「死んじまおうかな…」と独り呟く私を、皆は
知らないだろう。そうだろう。

でも死ぬ前に逢いたいひとがいる。あああ煩悩の塊。
どうもできやしないわ、私一人では。。。
恋の逃避行でもしてみたい。。。

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