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<韓国ほろ酔い旅行5>出港後の玄界灘は、天気晴朗なれど波高し状態であったが、フェリーはパルパル(急げ急げ)の韓国人気質のように高速運転を続け・・・夜半早くも関門大橋を通過しました。夕食、朝食券は乗船チケット購入時に同時購入が必要なんですが、割高とのことで止めたわけで・・・・夕食は船中のコンビニで韓国弁当を買ったのですが、安いが美味くないのはいたし方ないところか?29日の朝食もコンビニのおにぎり、ヨーグルト、缶コーヒーで済ませたのだが・・・・旅行最後の食事がショボくなったけど、ま いいか♪29日朝のお目当ては瀬戸大橋と明石海峡大橋であるが・・・・飲み疲れの韓国人もこのときばかりは、カメラを下げてお出ましでした。瀬戸大橋1瀬戸大橋2明石海峡大橋1明石海峡大橋2大阪南港到着後の入国審査場所では、日本人の列は数名のみで、あとはぜんぶ韓国人観光客、それも若者が大部分というのが・・・パンスターフェリー事情でした。げに、玄界灘の往来は平和的に様変わりし、歴史を感じるが・・・これはこれでいいのかも♪<まとめ>今回の旅行のコンセプトは、宿泊費をけちり、呑み代、食費は潤沢に♪というものであったが・・・・それでも、4泊5日で約6万円(お土産含まず)という費用はけっこうお得ではあったと思うわけです。状況に応じて、その都度スケジュールを決める必要があったけど・・・・過ぎてしまえば、行き当たりバッタリで決めたフリープランが良かったでぇ♪事前計画と比較するために、旅行実績を次のように、したためました。計画倒れは真珠食堂に行けなかったこと、ソルロンタンが食べられなかったことくらいで、費用も含めてほぼ計画どおりであり、破調が少ないのが欠点かも?***************************************************************************<スケジュール詳細(実績)>6/25:・9時ころ自宅出発、11時半関空着、12時半までにチェックイン、13:55関空発、 仁川着15:45、AREXで16時半頃ソウル駅着 ・ソウル駅のインフォメーションや旅行社でパンスターフェリーの予約をトライしたが、不調 ・地下鉄で17時半頃鐘路3街着 ・鐘路3街駅から徒歩300mのHOTEL CATSを探しまわり、ようやくチェックイン ・夕食はホテル近くの焼肉屋で牛肉4種ほど(CASSと焼酎クラシックがうまい) ・HOTEL CATS泊6/26:・仁寺洞で朝食(おかゆ) ・徒歩で昌徳宮、その後タクシーで南山のソウルタワーへ ・南山登山、ソウルタワー、ロープウェイ ・昼食はタクシー運転手相手の店でブタ肉定食(CASS付き) ・2時間6万Wのタクシー観光で主に北岳山、北村巡り ・タプコル公園でタクシーを降りてマッコリ酒場探索後、ホテルでシャワー ・鐘路のマッコリ酒場でマッコリ、焼酎、パジョン、ホッケの開き、あと屋台で揚げパン (やかん入りのマッコリは2人分としては適量) ・HOTEL CATS泊6/27:・ホテル近辺で朝食(おかゆ) ・7時タクシーでソウル駅へ ・KTX移動(3hr)7:40~10:44釜山着、 ・昼食は駅付近の店でテジクッパ(CASS付き) ・タクシーでフェリー乗場へ ・パンスターフェリーの予約を行い、予約券をゲット、タクシーで東横インへ ・ホテルで風呂、昼寝。その後タクシーでチャガルチへ ・チャガルチの魚ビルで注文料理(魚3種にCASS、C1焼酎付き、8万W/2名) ・東横イン泊6/28:・東横インの無料朝食(美味くないが、文句を言えず) ・午前中は釜山シティツアーバスで海雲台へ ・昼食は釜山駅近くの食堂で。 ・13時フェリー乗場、土産と酒、つまみ購入、出国手続き、15時釜山出港 ・夕食は船中のコンビニで韓国弁当(安いが美味くない)★船旅From Busan to Osaka●釜山出航 【PM3:10】●対 馬 Daema lsland 【PM4:30~PM5:00】●関門大橋 Kanmon Great Bridge 【PM9:00~PM9:30】●来島大橋 Kurushima Great Bridge 【AM2:30~AM3:00】●瀬戸大橋 Seto Great Bridge 【AM5:30~AM6:00】 ●明石海峡大橋 Akashi Great Bridge 【AM8:30~AM9:00】 ●大阪南港着 【AM10:00】 6/29:・朝食は船中のコンビニでおにぎり、他(安いが美味くない) ・10時南港着、 ・12時ころ三宮着、友人と別れ、昼食は寿司屋で日本のビール(美味しい♪)**********************************************************************<スケジュール詳細(6/24時点の計画)>6/25:・10時自宅出発、13:55関空発、仁川15:45、AREX地下鉄で17時鐘路3街着 ・鐘路3街駅から徒歩300mのHOTEL CATSでチェックイン (ホテルでパンスターフェリーor KAL、アシアナの予約を行う) ・夕食は19時ころ鐘路マッコリ酒場、朝食の店はホテルに聞く。 ・HOTEL CATS泊6/26:・ホテル近辺で朝食(ソルロンタン) ・徒歩で昌徳宮、昼食は仁寺洞で、午後は東大門、ソウルタワー、貞洞劇場とか? ・ブチョンに移動、夕食は海鮮料理、ソウルに移動 ・HOTEL CATS泊6/27:・ホテル近辺で朝食(ソルロンタン) ・8時地下鉄でソウル駅へ ・KTX移動(3hr)9~11時釜山着、コインロッカーへ荷物、フェリー乗場へ (港でパンスターフェリーor KAL、アシアナの予約を行う) ・フェリー乗場付近で昼食、観光バスとか? ・18時ころ東横インでチェックイン ・チャガルチの屋台で夕食 ・東横イン泊6/28:・ホテル近辺で朝食(ソルロンタン) ・午前中はトンネ温泉? ・昼食は真珠食堂? ・13時フェリー乗場、手続き、15時釜山出港 ・夕食は船中★船旅From Busan to Osaka(フェリー予約ゲットの場合)●釜山出航 【PM3:10】●対 馬 Daema lsland 【PM4:30~PM5:00】●関門大橋 Kanmon Great Bridge 【PM9:00~PM9:30】●来島大橋 Kurushima Great Bridge 【AM2:30~AM3:00】●瀬戸大橋 Seto Great Bridge 【AM5:30~AM6:00】 ●明石海峡大橋 Akashi Great Bridge 【AM8:30~AM9:00】 ●大阪南港着 【AM10:00】 6/29:・朝食は船中 ・10時南港着、 ・12時ころ新神戸で昼食、友人と別れる**********************************************************************<ネット情報>参考になりそうなネット情報をメモしておきます。<ピーチ航空>LCCピーチ、ソウル線の運賃LCCピーチHPLCCピーチのコンタクトセンターTEL:0570-550-567<パンスターフェリー>【大阪~釜山・パンスタークルーズフェリー予約】大阪南港 15:10発【月・水・金曜日】(翌日)10:00 釜山港 15:10発【日・火・木曜日】 (翌日)10:00 ■パンスタークルーズフェリーへの乗下船時の注意 乗船日当日、釜山のパンスタークルーズフェリー・受付窓口で、チェックインをお済ませ下さい。又、釜山港湾施設使用料3,200WONと、パンスターフェリー・燃油サーチャージ15,000WONを現金でお支払下さい。<関釜フェリー>関釜フェリー予約、乗船手続き関釜フェリー運賃<LCC チェジュ航空>チェジュ航空HP仁川→関空便はあるが、釜山→関空便はなし。<大韓航空>大韓航空HP釜山→関空の片道便は韓国でないと予約できないホテルキャッツ京釜線KTX料金海外航空券、格安航空券のオンライン予約- フリーバードナビ的韓国語魚介類辞典!ピマッコルCASSビール**********************************************************************
2012.06.30
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<韓国ほろ酔い旅行4>4日目(28日)は13時半から出国手続きが始まるということで・・・午前中にシティツアーバス(1万W)で釜山巡りです。おもも 2階は青天井の新型バスやんけ♪これで、事故ったら怖い気もするが・・・運命を運転手のテクニックに託すしかないようです。このバスで海雲台に向かい、30分滞在したあと、後続のバスで釜山駅まで帰ってきたわけですが・・・・乗り降り自在のお手軽観光がいいですね。お昼は友人から石焼ビビンバが食べたいとのリクエストがあり・・・駅付近を探して入った食堂で、友人はビビンバ、私はクッパを所望しました。この後、フェリーターミナルに向かい、パンスター窓口でチェックインを行ったのだが・・・・これであとは、ウォンの残金処分(私は約7万W)が残っているわけです。処分としては日本円に両替するか、お土産を買うかであるが・・・フェリーターミナルのこのあじゅんまの日本語と色香に負けて、残金のほぼ全てをお土産に費やした、アホな大使でおました♪ちなみに、買ったお土産は、マッコリ2本、キムチ、ノリ、韓国菓子という定番で・・・しめて6万6千Wなりという後で思えば割高な買い物でした(アホやで!)13時40分から出国手続きが始まり、出国ゲートをくぐったわけですが・・・・パソコンを外に出す必要もなくて簡単なボデーチェックのみ、お土産もノーチェックで出国OKでした。長い通路をたどると・・・・おお パンスターフェリーが見えるが、大きいやんけ♪取ったクラスは二等に相当するスタンダードBなんですが、4人部屋に我々二人のみでした。・・・・ということは満員に達していないわけで、何かイベントでもない限り、この船は予約無しで駆けつけても乗れるようですね。スタンダードAは定員5人の大部屋タイプなんですが、乗って早々、韓国人グループの酒盛りが始まったようです。自動販売機の日本銘柄缶ビール(大300円)が、飛ぶような売れ行きでおま♪実は、私もそれを買って呑んでいるところなんですが(写真にも写っています)この後、出港であるが、長くなるので(続く)
2012.06.30
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<韓国ほろ酔い旅行3>ソウル駅でいちばん入口に近い窓口で「ここでKTXの切符は買えるのか?」と尋ねたら・・・・「どこまで?何時の?」「それは売り切れ!」とあじゅんまの機関銃のような英語に圧倒されるのです。でも7時40分発の一等席チケットをゲットしたので、仕事の速いあじゅんまをいたく賞賛する大使であった。釜山駅で快適なKTXを降りると昼飯時まじかなので、とにかくテジクッパを食おうということで・・・・駅付近を巡ると店頭で豚肉を煮ている店を見つけたので、「テジクッパ?」と聞くとうなづくあじゅんまであった。ちょっと、あっさり味だったけど、CASSも飲めたし・・・・ま~ま~でんな♪食事を済ますと、最大の懸案事、帰国便の予約が待っているので・・・・取るものも取りあえず、タクシーを拾ってフェリーターミナルに向かったのです。でも、日本やソウルであれだけ取れなかった予約券が、パンスターフェリー窓口であっけなくゲットできたのです♪これで、帰国の目処がたったわけで・・・・案ずるより生むが安しとは、このことでしょうか?このあと、フェリーターミナルのお土産店でウォン残金と相談しながら、売り子のあじゅんまを冷やかし・・・「明日買うからね、またね」と期待を持たせたのが、ちょっと罪深い気持ちがしたのです。15時チェックインまで時間をつぶして東横インに向かうのでした。東横インでは、会員なら62700W(約4200円)の安さに惹かれ、ダブルの部屋を2部屋取ったのですが・・・・日本での東横インのイメージを払拭するような、お徳感でした♪夕刻まで、風呂と昼寝をかまして・・・・万全の体調でチャガルチ市場に向かったのです。市場のおっさんが一人2000円で3種類の魚(選んだのは、ヒラメ、石鯛、アナゴ)を料理するという宣伝文句を信用して、2階席に上がったのです。出てきた料理はちょっと(大いに?)期待はずれであったが、CASSとC1焼酎があれば・・・・少々のミスは目をつぶる呑み助2人組である。写真に写っているチクワを揚げたように見えるのが、アナゴの天ぷらと称するものであるが・・・・料理人には日本でアナゴの天ぷらを食べて研鑽に励んでもらいたいと思うのである。二人で8万Wの散財であったが・・・友人からは、大満足の評価をいただき、これで良かったのかも。何といっても、給仕のあじゅんまのホスピタリティが良かったようですね♪(大使としても、チャガルチの注文料理を体験できて、満足でおま♪)ちょっと足りない分量を、屋台の鯛焼き(3尾1000W)でカバーしたが・・・ご飯より鯛焼きのほうが断然うまいのだ♪というわけで、チャガルチの夜はふけていった(続く)
2012.06.30
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<韓国ほろ酔い旅行2>タクシーで南山を登っていると関門にでくわし、関門のおっさんが「タクシーはこれ以上登れないよ、歩けばタワーまであと100mくらい」というので、徒歩でソウルタワーまで行くことにしたのですが・・・・100mというのは大間違いで、3~4Kの山道を30分くらいかけて歩くことになったのです。(怒)あとで判ったのだが、3ヶ月くらい前からタクシーでのソウルタワー行きは禁止されたそうで、理由はぼったくりタクシー防止なんだそうです。(この日の運ちゃんは、それを知らなかったようです)写真には歩いたルートが写っているんですが・・・ハイキングするつもりは、全然なかったんですけどね。ロープウエイ南山からの下りは好都合にもロープウエイが利用できたのが、せめてもの救いでした。昼飯時なので、タクシー溜まり場でどこに行くか迷っていたら、運ちゃんが、「ここで食べれば」と、運ちゃん愛用の店に招き入れてくれたのです。ここで、ブタ肉定食(のようなもの)とCASSビールを美味しくいただきました♪・・・で、食後に、気の合った運ちゃん(日本語ペラペラの崔さん)が提案する「2時間6万W観光コース」にのったわけです。タクシーでは韓国人では入れないが日本人ならOKの北岳山観光となったわけですが、確かに青瓦台の近辺だから相当に厳重な警戒となっています。北岳山の山ろくには、観光客も近づかないセレブな街並みもありました。セレブな街並み北岳山から降りた後は、日本人が大好きな北村巡りとなりました。この地点がベストな撮影スポットということなので、パチリ。タプコル公園でタクシーを降りて、公園近くのマッコリ酒場を探索したのですが・・・仁寺洞の入り口近くで、ピマッコリ(避馬通り)の看板 見っけ♪ 一旦ホテルに帰り、シャワーを浴びたあと、満を持してマッコリ酒場に向かいました。マッコリ、焼酎、パジョン、ホッケの開きを堪能し、ちょっと足りないので屋台の揚げパンで腹の足しにしたのです。なお、やかん入りのマッコリは2人分としては適量でおま♪ とにかく、旅行テーマのメインイベントをクリアしたので、この後のどんな苦難にも耐えられると・・・意気軒昂な大使であった♪3日目(27日)の早朝に猫ホテルをパチリ。このホテルは、盛り場の中で、格安で、コーヒーとアイスクリームが無料で食べ放題というのが気に入りました。それにシブチンの外人も泊まっているので、案外お奨めホテルなのかも。このホテルに干していたパンツを置き忘れたが、電源ケーブルのように致命的でないので、ま いいか♪この後、KTXで釜山に向かうのですが、長くなるので(続く)
2012.06.29
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<韓国ほろ酔い旅行1>ピーチ航空が23日からソウル、関空間を3機に増便したそうだが、そのピーチ航空機を乗る前にパチリ。機内でもアテンダントもなんだか張り切っているようだから、メニュウにあるビールセット(有料)を、大使も奮発して注文したのです。格安航空ということで、座席の前後スペースが狭くヒザがつっかえるんですが・・・・ビールの酔いで帳消しにして、韓国ほろ酔い旅行もでだしから快調でおま♪インチョンからソウル駅に移動した後、先ず駅のインフォメーションや旅行社でパンスターフェリーの予約をトライしたが、これが不調なんですね。・・・・しかたないので、インターネットか釜山のフェリー乗り場でトライすることにしたのです。地下鉄で鐘路3街に着いたが、駅から徒歩300mというHOTEL CATSが見つからないわけで、地元の人に聞きまわり・・・・「ああ モーテルのCATね」ということで、やっと教えてもらいました。その猫ホテルにチェックインし、シャワーを浴びて、さてインターネットをつなごうとしたが・・・・電源ケーブルがない!約2kgとやや重いネットブックを持参したけど、家に電源ケーブルを置き忘れてきたアホな私。よくあることだということで、夕食にくりだしたのですが・・・・友人のリクエストは、何はともあれ牛が食いたいということです。ホテル近くの焼肉屋で牛肉4種ほどにアタックしました。お酒のほうはビール(CASSでないとダメ!)と焼酎(クラシック)がいけます。驚いたのは、ソウルの暑さです。31℃を超えていたようだけど、なんだか蒸し暑く、大陸性気候とは思えないけど、異常気象なんでは?・・・で、明日は短パンと決めた大使でした。2日目(26日)は朝食でソルロンタンを食べたかったけどホテル近辺で見あたらないので、仁寺洞でおかゆ(観光地値段で1万Wもした)を所望したのです。そのあと徒歩圏内の昌徳宮に向かい、9時開門の一番乗りで入場しました。その後タクシーで南山のソウルタワーへ向かったのですが、長くなるので(続く)
2012.06.29
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kyou pusann no feri-noriba de pannsuta-feri- no tiketto wo getto sitanodesu. korede 28niti no binn de oosakanannko ni tadorituku medo ga tatimasita.ima pusann no touyokoinn no pasokonn de kakikomisiteirunodesuga....sekkaku omoi pasokonn wo jisann site kannkoku de kannkokuyoukonnsennto wo kattanoni pasokonn no denngennke-buru wo jitaku ni okiwasuretekita aho na watasi.tyagaruti de nonnde kite ima gokigenn de kakikomi siteiru nodesuga.....kuwasii koto ha nihonn ni kaette kakikomimasu.
2012.06.27
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4泊5日の韓国ほろ酔いツアーに、これから出かけます。パソコン持参なので、ホテルのLANにうまく繋がれば、現地よりリアルタイムのレポートができるやも知れません。ネットブックが約2kgとちょっと重いけど、ダメモトで持っていきます。ソウルの天気予報はこの3、4日は晴れ♪それでは、行ってきま~す。 激ウマのテジクッパ!!お代わり自由♪♪なんか、いいかも。釜山の真珠食堂に行きたいんだけど、どなたかその場所をカキコしてください。やっぱり真珠食堂だなー!で百歳酒マウル 見っけ♪
2012.06.25
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25日出国がせまり、韓国旅行計画が着々と詰まっています(汗)昨日はソウルのホテル2泊を予約し、これで不安はかなり解消されました。ホテルは鐘路3街駅から徒歩300mのHOTEL CATSという格安ホテルなのだが・・・・これがまさに鐘路のマッコリ酒場地域(ピマッコル)のすぐ横という場所であり、酔って帰るには最適の場所でおます♪このあと、釜山の宿であるが・・・・チャガルチ市場とフェリー乗り場に近い東横イン釜山駅を予約する予定です。なんだか韓国ほろ酔いツワーのようになるが・・・・ま いいか♪帰国便がフェリーか飛行機か未定であるが、スケジュール詳細案です。**********************************************************************<スケジュール詳細(船旅ケース)>6/25:・10時自宅出発、13:55関空発、仁川15:45、AREX地下鉄で17時鐘路3街着 ・鐘路3街駅から徒歩300mのHOTEL CATSでチェックイン (ホテルでパンスターフェリーor KAL、アシアナの予約を行う) ・夕食は19時ころ鐘路マッコリ酒場、朝食の店はホテルに聞く。 ・HOTEL CATS泊6/26:・ホテル近辺で朝食(ソルロンタン) ・徒歩で昌徳宮、昼食は仁寺洞で、午後は東大門、ソウルタワー、貞洞劇場とか? ・ブチョンに移動、夕食は海鮮料理、ソウルに移動 ・HOTEL CATS泊6/27:・ホテル近辺で朝食(ソルロンタン) ・8時地下鉄でソウル駅へ ・KTX移動(3hr)9~11時釜山着、コインロッカーへ荷物、フェリー乗場へ (港でパンスターフェリーor KAL、アシアナの予約を行う) ・フェリー乗場付近で昼食、観光バスとか? ・18時ころ東横インでチェックイン ・チャガルチの屋台で夕食 ・東横イン泊6/28:・ホテル近辺で朝食(ソルロンタン) ・午前中はトンネ温泉? ・昼食は真珠食堂? ・13時フェリー乗場、手続き、15時釜山出港 ・夕食は船中★船旅From Busan to Osaka(フェリー予約ゲットの場合)●釜山出航 【PM3:10】●対 馬 Daema lsland 【PM4:30~PM5:00】●関門大橋 Kanmon Great Bridge 【PM9:00~PM9:30】●来島大橋 Kurushima Great Bridge 【AM2:30~AM3:00】●瀬戸大橋 Seto Great Bridge 【AM5:30~AM6:00】 ●明石海峡大橋 Akashi Great Bridge 【AM8:30~AM9:00】 ●大阪南港着 【AM10:00】 6/29:・朝食は船中 ・10時南港着、 ・12時ころ新神戸で昼食、友人と別れる<スケジュール詳細(飛行機ケース)>フェリー予約不調の場合は、6/28午後、ソウルに移動し1泊し、6/29のピーチ、KAL、アシアナ便で関空まで帰る予定。**********************************************************************ソウルの天気予報釜山の天気予報
2012.06.24
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<司馬遼ワールド>司馬史観は正しいかという論争はさておいて、私は司馬遼太郎に絡んでこんな本を読んできたのです。もう既に司馬史観を患っているんだろうか?それにしても面白半分で作っっている「蔵書録」が、威力を発揮してきたなぁ♪並べて眺めるだけでは、だめジャン・・・これをスタートにするのが「蔵書録」の威力というものかも?<蔵書録より>・時代の風音(1997年)・司馬遼太郎の遺産「街道をゆく」(1996年)・司馬遼太郎の風景2(1998年)・司馬遼太郎の「かたち」(2003年)・韓のくに紀行(1993年)・アメリカ素描(1989年)・日本とは何かということ(1997年)<読みたい本>・歴史と視点―私の雑記帖(1980年)*********************************************************************【時代の風音】堀田善衛×司馬遼太郎×宮崎駿著、朝日新聞社、1997年刊<「BOOK」データベース>より 20世紀とはどんな時代だったのか―。21世紀を「地球人」としていかに生きるべきか―。歴史の潮流の中から「国家」「宗教」、そして「日本人」がどう育ち、どこへ行こうとしているのかを読み解く。それぞれに世界的視野を持ちつつ日本を見つめ続けた三人が語る「未来への教科書」。 <大使寸評>今は亡きお二人を含め、なかなかの取り合わせである♪ 博識に溢れ、思索も深い鼎談です。この「未来への教科書」を、とりあえず歴史の範疇で並べておきます。この本のエッセンスを「難治の国」あるいは「20世紀の迷惑」 に載せています。Amazon時代の風音【司馬遼太郎の遺産「街道をゆく」】朝日新聞社編、朝日新聞社、1996年刊<「BOOK」データベース>より1996年2月に急逝した司馬遼太郎が、26年にわたり書き続けたエッセイ「街道をゆく」。深い親交のあった人々が語る作家・司馬遼太郎の魅力―。東西の道を共に歩んだ人々が明かす旅の本質―。時間と人間の営みの滔滔たる流れを見据えながら、絶えることなく読者を導いた渾身のライフワーク。 <大使寸評>追って記入Amazon司馬遼太郎の遺産「街道をゆく」【司馬遼太郎の風景2】司馬遼太郎著、日本放送出版協会、1998年刊<「BOOK」データベース>より近江から海を越えて朝鮮半島へ!日本人の祖形を探し求めた旅の始まりである。(湖西のみち・韓のくに紀行)。詩的な存在にして思索の原点モンゴル。草原の民の過酷な運命を辿り生きる意味を問う。(モンゴル紀行)。日本とはどういう国か日本人とは何者か「街道をゆく」における思索の道筋を追った、壮大な紀行ドキュメント。 <大使寸評>追って記入Amazon司馬遼太郎の風景2【司馬遼太郎の「かたち」】関川夏央著、文藝春秋、2003年刊<「BOOK」データベース>より国民的作家・司馬遼太郎が晩年の十年間、その全精力を傾注し「文芸春秋」に書き続けた「この国のかたち」。さまざまな問題を提起したこの連載の原稿には、必ず編集長宛の手紙が添えられていた。それら未発表の書簡をはじめ、関係者の証言、膨大な資料の検証を通じて浮かび上がる、その痛烈な姿と「憂国」の動機。 <大使寸評>司馬遼に関しては最強の評論家と言える著者が、司馬遼に成り変り「この国のかたち」を説いています。Amazon司馬遼太郎の「かたち」【韓のくに紀行】司馬遼太郎著、朝日新聞出版、新装版2008年刊<「BOOK」データベースより>「私が韓国にゆきたいと思ったのは、十代のおわりごろからである」―宿願をはたすため、いまだ“日帝支配三十六年”の傷口の乾かぬなかをゆく。素朴な農村をたどって加羅・新羅・百済の故地を訪ね、「韓」と「倭」の原型に触れようとする旅は、海峡をはさんだ両国の民が、はるかいにしえから分かちがたく交わってきたことを確認する旅でもあった。 <大使寸評>これも父の本棚にあったので引き継いでいる。新装版は2008年刊であるが、蔵書は1993年刊となっています。Amazon韓のくに紀行【アメリカ素描】司馬遼太郎著、新潮社、 改版1989年刊<「BOOK」データベース>より普遍性があって便利で快適なものを生み出すのが文明であるとすれば、いまの地球上にはアメリカ以外にそういうモノやコト、もしくは思想を生みつづける地域はないのではないか。―初めてこの地を旅した著者が、普遍的で合理的な「文明」と、むしろ不合理な、特定の集団(たとえば民族)でのみ通用する「文化」を見分ける独自の透徹した視点から、巨大な人工国家の全体像に迫る。<大使寸評>追って記入Amazonアメリカ素描【日本とは何かということ】司馬遼太郎×山折哲雄対談、日本放送出版協会、1997年刊<「BOOK」データベースより>海図なき不確定な時代、物狂いする異様な時代を、どう生きるのか。日本人の倫理の課題を思索しながら、宗教のこと、歴史のこと、そして民族問題、人類文明のことなど、古往今来のさまざまを、痛切な想いで語り合った最後の大型対論。 <大使寸評>追って記入、これも父の蔵書を受け継ぐものである。Amazon日本とは何かということこの本は、まろ0301さんに教えてもらった本ですが、面白そうな本である。【歴史と視点―私の雑記帖】 司馬遼太郎著、新潮社; 改版、1980年刊<カスタマーレビューより>特に知られざる日本の戦車についてこれほど正しく描かれた書物はないでしょう。技術的に全然だめな記述も思想的な偏りではなく事実に基づくものであり、痛快この上ありません。現実として日本の戦車はアメリカ軍のM4に全く歯が立たなかったわけですが、そのM4はドイツ軍やソ連軍の戦車には大苦戦を強いられたわけで、世界水準ではいかに日本の戦車はだめだったかという証左になります。<大使寸評>カスタマーレビューを読めば、軍事オタクの大使としては興味深いのです。まだ読んでいないので、図書館で借りて読もうと思っている。Amazon歴史と視点―私の雑記帖
2012.06.22
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このたびの韓国旅行計画では、次のような制約条件があるのでなかなか固まらかったけど、片道切符を持って出発することになりました。・友人の都合により、6/29帰国でソウル、釜山を巡る4~5日のフリープラン・飛行機便はLCC(格安航空)を使う・往復のどちらかに船旅(関釜フェリーorパンスターフェリー)を組み込む計画していてわかったのですが、日本では飛行機もフェリーも、韓国→日本の片道切符の予約ができないんです(泣)・・・・しかたないので韓国に渡ってから帰国便を予約することで、本日、ピーチ航空の25日予約券をゲットしたのです。LCC(格安航空)の予約券も旅行直前になると割高になるようで、このあたりが辛いところだが、とにかく予約しないとスタートできないもんね。帰国便は以下考えられるが、はたして希望はかなうだろうか?第一希望:パンスターフェリー(釜山→大阪南港)第二希望:大手の航空(釜山→関空)第三希望:チェジュ航空(仁川→関空)第四希望:関釜フェリー(釜山→下関)帰国便の予約が定まらないという一抹の不安があるが、出たとこ勝負で、ま~なんとかなるだろう(大丈夫かいな?)今回の旅行で押さえるスポットとしては、以下考えているが・・・・・ソウルの王宮巡り(韓国が初めての友人のため)・鐘路のマッコリ酒場・チャガルチの屋台・釜山のテジクッパ(できれば真珠食堂で)・ポッサム、豚足、カルビタンなどなんか、酒のつまみばっかりになってしまった感があるが(ま いいか)さあこれから、いろいろなガイドブックを引っぱり出して計画をつめてみます。【地球の歩き方ポケット11 釜山&慶州、済州島】地球の歩き方編集室著、ダイヤモンド社; 改訂第5版、2008年刊<大使寸評>出張中の自由時間に釜山、慶州を巡るために買った本なんですが、リタイア後にも役に立ちそうです。なお、地球の歩き方ポケット11の最新版はまだ出ていないようです。地球の歩き方ホームページが充実しています。Amazon地球の歩き方ポケット11 釜山&慶州、済州島*************************************************************************【業務連絡】韓国にパソコンを持参するので、クラウド画面にメモしておきます。 韓国「釜山市内&近郊」観光ツアー京釜線KTX料金良洞民族村韓国料理大全ナビ的韓国語魚介類辞典!suzu1318さんの韓国大好きっ♪****************************************************************************<ピーチ航空>Peachソウル線を6月23日から1日3往復に増便LCCピーチ、ソウル線の運賃LCCピーチHPLCCピーチのコンタクトセンターTEL:0570-550-567Q.変更・キャンセル方法を教えてください。A.フライトの変更、キャンセルはインターネットまたはコンタクトセンター、空港カウンターにてご予約便の出発時刻1時間前まで*承ります。インターネットでの変更はこちらから運賃タイプの変更はインターネットではできません。コンタクトセンターまでお問い合わせください。予約変更時に発生する差額や手数料は、クレジットカード、またはピーチポイントでのお支払のみとなります。コンビニエンスストアやインターネットによる振込はできませんのでご了承ください。 Q.機内にはどのような手荷物を持ち込めますか。A.身の回りの品(ハンドバッグ・カメラ・傘など)のほか、お一人様1個まで手荷物のお持ち込みが可能です。機内持ち込みが可能なサイズは以下のとおりです: 1) 大きさ:3辺の合計が115cm以内 (各辺が55cm×40cm×25cm以内) 2) 重さ:10kgまで****************************************************************************<パンスターフェリー>【大阪~釜山・パンスタークルーズフェリー予約】大阪南港 15:10発【月・水・金曜日】(翌日)10:00 釜山港 15:10発【日・火・木曜日】 (翌日)10:00 スタンダード\15,000<韓国・釜山 パンスタークルーズフェリーへの乗船時(韓国・出国) ⇒ 大阪(南港) 下船時(日本・帰国)> ■乗船日当日、釜山のパンスタークルーズフェリー・受付窓口で、チェックインをお済ませ下さい。又、釜山港湾施設使用料3,200WONと、パンスターフェリー・燃油サーチャージ15,000WONを現金でお支払下さい。韓国・釜山出国時、日本人は『出国カード』は不要です。日本帰国時、日本人は、『入国カード』は不要です。パスポートの提示だけで,OKです。但し、税関では、『携帯品・別送品 申告書』の提出が、必要です。(用紙は、船内ロビーに備えられてあります。) *************************************************************************<LCC チェジュ航空>チェジュ航空HP釜山→関空便はなし、仁川→関空便はあるが、スケジュール的に無理(6/24に判明・・アホやで)****************************************************************************<大韓航空>大韓航空HP釜山→関空の片道便は韓国でないと予約できない****************************************************************************<関釜フェリー>関釜フェリー予約、乗船手続き釜山→下関の片道便は韓国でないと予約できない
2012.06.21
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TPPの本質は、官報のような大手メディアではなくて日本農業新聞のような業界紙に表れています。日本農業新聞は業界紙のひとつであるが、大手メディアはある意味、政府、官僚による業界紙なんでしょうね。20日の日本農業新聞報道からのツイートです。議論の内容が市民団体の情報入手で明らかになるのはおかしいとのことです。<JAグループTPP関連情報(6/20ツイッター)より>【TPP投資分野の合意案入手・解説1】秘密のベールに包まれてきたTPPの一端が見えてきた。貿易協定というよりも、投資や貿易、知的所有権の標準ルールを定め、米国を中心とした多国籍企業が儲けるための土俵を整備しようという側面が強いことが、今回の合意案からはっきりした。日本農業新聞【TPP投資分野の合意案・解説2】企業が相手政府の政策で不利益を被った場合、国際仲裁機関に損害賠償を訴えられるISD条項はこれまでのFTAにも組み込まれていたが、TPPではさらに企業が有利な形に「変化」。企業の範囲を幅広く定義し、政府が行えるセーフガードなどの裁量を狭めている。【TPP投資合意案・解説3】あまりの米国の突出ぶりに、米国以外の交渉参加国が反対に回っている項目もある。交渉は難航し、今年末までにまとめるという目標はずれこみそうだ。これだけ国民生活に直結する議論の内容と交渉参加国は公開せず、市民団体の情報入手で明らかになるのはおかしい。日本農業大使がフォローしている「JAグループTPP関連情報(@ja_tpp)」のプロフィールです。「JAグループTPP関連情報(@ja_tpp)」政府が進めようとしている環太平洋経済連携協定(TPP)。関税撤廃だけではなく医療、雇用、金融など21分野に関わる条約であり、国の主権を脅かすこの協定が締結されれば、農業分野のみならず、国民の生活が大きな打撃を受ける危険性があります。TPP交渉の最新情報を中心に、WTOなどの国際貿易に関する情報をお届けします。
2012.06.21
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まろ0301さんのエントリー見えるのか見えないのか・・に次のように書き込んだように・・・・柳田の『遠野物語』はまだ読んでいないのですが、オシラサマには興味があるので、民族学博物館の展示に見入ったりしました。悲しい童話のようであり、今も現存している神様、風習であるところが、この地域の独特なところかもしれませんね。「パンズラビリンス」という映画を観たのですが、牧神とはどういうものか?という興味があったわけです。ところがパン(牧神)はそれほど怖い存在ではないようで・・・・これだったら、オシラサマを題材にして「パンズラビリンス」以上の怖い悲恋ものの映画ができそうだと思ったものです。 大使が観た映画「パンズ・ラビリンス」、「千と千尋の神かくし」なんかと、オシラサマをつなぐものとは何だろう?・・・・日本の神(別冊太陽)に伊藤幹治「稲作の豊饒神」という記事がありました。このなかに、オシラサマの記述があるのだが、大使が労働神や豊饒神に拘ってきたのかと、なんとなくわかったような気がしたのです。伊藤幹治「稲作の豊饒神」より 日本の民間信仰の世界には、山の神や水神、石神、地神、市神、荒神、産神、子安神、厄病神などという、さまざまな小さな神がみがみられる。どの神もアニミズムに根ざしたもので、日本の村には、古くからこうした神がみと人びとの共存共栄のシステムがつくりだされている。 稲の生育を守護するといわれる田の神は、こうした小さな神がみの一つで、春になると、山の神が山から里に降りて田の神になり、秋になると、田の神が山に上って山の神になるとか、あるいは、田の神が、春になると天や家から田に出かけて、そこに滞在して稲の生長を見守り、秋になると、田から天や家に帰る、と伝えられていた。(中略) こうして農民生活のなかに深く根をおろした田の神は、長い歳月のあいだに成長をとげていった。そして、恵比寿や大黒、オシラ様、歳神、地神などという、民間の小さな神がみと習合し、こうした神がみと同一視されていった。 恵比寿と大黒は、中世以降、七福神のなかに加えられた代表的な福の神で、都市や村の人びとのあいだでひろく信仰されている。これに対してオシラ様は、本来、東北地方で家族の無事息災を願う守護神として祀られていた神であったが、これが養蚕の神とか農業や漁業の神として信仰されるようになった。 歳神は正月に祀られる神で、農業神としての性格が強い、地神は屋敷に祀られる神で、春秋の二度、農家に祀られている。田の神がこうした神がみと習合したのは、稲の豊饒を反映しているといってよいだろう。ギリシャ神話の牧神とかオシラサマへの興味は、(難しく言えば)労働に根ざした神様への民族学な興味だったのかもしれませんね。・・・で、八百万の神様という括りで、蔵書や観た映画を並べてみます。・日本の神(別冊太陽)(1990年)・日本と道教文化(2010年)・パンズ・ラビリンス・千と千尋の神かくし・『おしらさま』信仰wikipediaパーン (ギリシア神話)*******************************************************************************【日本の神(別冊太陽)】MOOK本:山折哲雄監修、平凡社、1990年刊<「BOOK」データベースより>古書扱いにつき、説明なし<大使寸評>これも父の蔵書を受け継ぐものである。とにかく、八百万のオールキャストが出ているので、壮観でおます。Amazonの日本のこころシリーズの1冊となっているが、この括りは、ええでぇ♪Amazon日本の神(別冊太陽)【日本と道教文化】坂出祥伸著、角川選書、2010年刊<裏表紙紹介>より長生きをしたい、金持ちになりたい、幸せになりたい、日常的な願望をかなえてくれる神さま、それが道教の神々だ。仏教でも神道でもない宗教的な風習、吉凶を占う「おみくじ」や疫病除けの「おふだ」も道教が起源。薬草を発見した神農、七福神のひとり福禄寿、邪気を払う鐘軌、疫病除けの神獣・白沢など奇怪不可思議な神々に彩られた道教の世界を日中にわたり紹介し、日常生活に溶け込んだ多様な道教文化を再発見する道教入門書。<大使寸評>道教とは漢民族独自の宗教であり、その成り立ちは日本の神道と似てなくもないわけであるが、「福禄寿」への拘りが、お茶漬けサラサラの日本よりは強いように感じられたのです。Amazon日本と道教文化日本と道教文化byドングリ【パンズ・ラビリンス】ギレルモ・デル・トロ監督、H24.1.25観賞<解説>より1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女の前に妖精が現れ、森の中の迷宮へと導く。そこではパン(牧神)が王女の帰還を待っていた。オフェリアは魔法の王国に戻るために3つの試練を与えられるのだった。<大使寸評>パンは羊の角を持つギリシャ神話の神とのこと。とうとう牧畜の文化を持たなかった日本にとって異質な神とも言える。goo映画パンズ・ラビリンスパンズ・ラビリンスbyドングリ【千と千尋の神かくし】宮崎駿監督、2001年制作、2001年観賞<解説>より10歳の千尋が両親と共に引越し先の家に向かう途中、不思議な町に迷い込んでしまう。そこは、神々のためのお風呂屋を経営する魔女、湯婆婆に支配された妖怪の町だった。貪欲な両親はブタの姿に変えられてしまい、千尋は生まれて初めて一人ぼっちになってしまう。名前を千と変えられた彼女は、生き抜くために奇妙な妖怪たちを相手に必死に働き始める。<大使寸評>追って記入goo映画千と千尋の神かくし『おしらさま』信仰より青森、岩手の両県に残る“おしらさま”信仰も、馬産と深いつながりがあります。柳田国男著『遠野物語』によって全国的に知られるようになりました。最近では宮崎駿監督のアニメ映画『千と千尋の神隠し』にも登場しています。“おしらさま”は、桑の木で作った男女二体。男の頭部は立てエボシ、あるいは折れエボシをかたどっていますが、もとは馬頭だったと言われています。女はお姫様。「馬姫婚姻譚」がイタコによって語られています。“おしらさま”は、普段は厳重な箱の中に収められ、誰も目にすることができません。年に一度、小正月の1月15日になると、一族の女性が大人から子どもまで集まって“おしらさま”の顔に白粉を塗り、「おせんだく」と言って新しい布を被せるのです。毎年新しい布が被せられていくため、年月を経たおしらさまは何十、何百にも布を重ね着しています。土地によって細部は変化するものの、名馬と姫が主役で、蚕がキーワードとなることは変わりません。“おしらさま”は、「山の神」あるいは「田の神」に対して「家の神」。また人と馬の恋慕譚や蚕の起源から「女の神」ともされています。“おしらさま”の祭文によって広まったことは、馬と養蚕という南部地方の農家における、主婦の副業とのかかわり合いを物語っています。中東という狭い地域で生まれ、今では世界を席巻している一神教は、原理主義という攻撃性でプリミティブな多神教を駆逐したのではないだろうか?でも、日本やケルトのような文明化の遅れた辺境の地域は、多神教やアニミズムが生き残っています。もしかして多神教の再評価から、アルカイーダや福音主義という原理主義をいさめるヒントでも生まれるかも?なお、「日本と道教文化」を読めば・・・いまも道教を信じる漢民族がそれほど悪いわけではなくて、漢民族を束ねる組織が悪かったとわかりますね。
2012.06.20
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<ユニクロってアップルと同じじゃないか>ユニクロといえば英語公用化、中国進出で知られているし、強い日本企業ということでナショナリズムをくすぐるわけです。だけど、このエントリーを見ると、何だアップルと同じじゃないか。差別化できる商品を持っているが、その秘密は、こんな労務管理でコストカットしていたわけですね。『MyNewsJapan』の5/6エントリーを紹介します。5/6ユニクロ「離職率3年で5割、5年で8割超」の人材“排出”企業より 5年以内に同期入社の8割超が、主に体や心の異常から辞めていく、という人材「排出」企業・ユニクロ。レジのリードタイムから挨拶の言葉ごとのお辞儀角度まで事細かに決める徹底したマニュアル化で、人間が工場の機械のように精密に動くことを求められつつ、過酷な長時間拘束と「絶対なくならない」サービス残業で実労働が300時間を超える月も。「有休は毎年20日ずつ捨てる」という休みなき環境で、肉体的に疲弊していく。上からは「内部監査」、下からは「ホットライン」の監視ストレスで精神的にも疲弊。昨年まで4年超にわたって在籍し、複数店舗で店長も務めた元社員に、「そこまでやるから儲かるのか」という納得の仕組みについて、詳細に聞いた。【Digest】◇「絶対になくならない」サービス残業◇「ホットライン」という密告制度◇「内部監査」のための仕事◇お辞儀の角度までマニュアル化◇痩せるか、太る◇店長の1日(早番、11時オープンの場合)◇子育て店長「聞いたことない」◇3年目に店長就任◇中国は手を挙げれば…◇合言葉は「エンター押した?」のべルリッツ◇非店長の社員が店を支える◇FCを目指すか、店長を続けるか◇CSのヘンな競争◇店長は年収550万円◇「SVは貧乏クジだ」 **********************************************************************◇「絶対になくならない」サービス残業 私は大学卒業後、新卒採用で入社しました。同期は約400人いましたが、3年目には既に半分以上が辞めていて、5年目には50人残っていないくらいになっていました。つまり、5年離職率は8割超にもなります。他の代は分かりませんが、大差あるとは思えません。 辞める人は多いですが、「人材輩出企業」とは到底言えません。次の仕事で活躍している話はあまり聞かないし、ステップアップで前向きな理由から辞めて行くわけではなくて、「体や心を壊して」という辞め方が圧倒的に多いからです。体調不良や鬱で何カ月も休職する人が、知っている範囲でも、同期で10人はいました。「えっ?この人が?」っていう意外な人が倒れちゃう。 まず、サービス残業を含め、拘束時間が長いんです。サビ残は絶対になくならない。これは賭けてもいい。やらないと店が回らないんです。現場の実態としては、午前11時オープンの店で早番だと、朝8時には出勤して、閉店が21時なので、だいたい21時半までは現場にいます。つまり、1日14時間拘束がざらにある。 店長の評価者にあたるSV(スーパーバイザー)に何か言われたとき、店のことは全て店長が把握していなければいけないルールなので、部下から聞く二度手間の時間を作るよりも、自分で現場にいて把握したほうが効率がいいんです。 17時半が定時ですが、PC上で退勤ボタンを押してから、普通に仕事を続けます。月の労働時間が上限240時間と決められていて、超えると始末書を書かされる。まともに21時半までつけたら毎日4時間ずつ残業になってすぐオーバーしてしまうため、自分で打刻時間を調整します。調整できる仕組みになっていて、「239時間59分」で出す社員もいます。 実際には11~12月の繁忙期など、普通に実労働が月300時間を超えますので、時給を計算したら、店長でも700円台でした。店長になりたて(=「S2」ランク)だと額面で30万円台には乗らず、手取りだと25万円前後。これを320時間で割ったら、781円になります。下手するとアルバイトより安い。もっとも、ボーナスが別にあるわけですが。 外のカフェに一回ふらっと行ってから戻ってきて、ボランティアとして働く店長もいます。SVとしても「自分が通ってきた道」なので、見逃すしかない。発見したらSVの上司にあたる「リーダー」に報告しなきゃいけないルールなので、知っていても、見ないふりをする。会社としても、分かっていて黙認しています。打刻時間を調整できる仕組みになっていますし、そもそも有休を消化すると店が回らなくなる業務量が設定されていますから。 有給休暇は権利ではなく「努力目標」とされ、従って、消化しないのが当たり前。半年で10日ずつ貯まって、貯められる上限の40日間に張り付く3年目からは、ほとんどの社員が半期で10日ずつ有休を捨てているのが実態です。有休を使っても店が回る業務量に設定するのが会社の義務ですが、実際には有休を全員が消化すると店が絶対に回らない。そのあたりのコンプライアンスは、全くできていません。ユニクロとアップルが同じと言ったのは、労務管理、多国籍企業が同じというところなんです。で、この記事は倫理なき多国籍企業3に入れておきます。
2012.06.19
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今夜8時からのなでしこジャパン:日米戦が楽しみですね♪なでしこジャパン公式サイトで最新情報を仕入れて・・・・・それから「なでしこJapan 世界に花咲く」というグラフィック誌を本棚から引っ張り出してきて、準備OKでおます♪沢も出るらしいし、川澄が連発してくれる予感がするでぇ♪【なでしこJapan 世界に花咲く(2011年 8/13号)】 雑誌、毎日新聞社、2011年刊<内容紹介より>ドイツで開催されたサッカーW杯女子大会で、日本チーム「なでしこJAPAN」が次々と優勝候補・開催国ドイツらを破り決勝まで進み、みごと世界ランクナンバーワンのアメリカにPK戦で勝ち優勝を成し遂げた。日本国内では東日本大震災など暗い話題の多い中、この戦いぶりは、女子サッカーの存在すら知らなかった人にも多くの勇気と感動を与えた。本誌ではW杯での「なでしこJAPAN」の予選から決勝までの活躍をグラビア中心に感動満載で伝えます。<大使寸評>奇跡的な優勝でしたね。自分自身を鼓舞する意味でこの本を運動関連に並べておきます。AmazonなでしこJapan 世界に花咲くなでしこジャパンbyドングリあー 1:4で負けちゃったね。モーガンとワンバックは、やっぱり怖いで。オリンピック前に、いい練習になったと思うしかないか。
2012.06.18
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昨夜(17日)、NHKでETV特集「不滅のプロジェクト」が放映されたので、ツイッターでメモしながらフォローしてみました。2兆円の国策「核燃料サイクル」の50年が、開発当事者の肉声、映像で語られています。国策として官僚が絡む場合の陥穽は予想された内容であったが、プルトニウムの軍事利用(核オプション)の話まで出てくるとは予想外でした。NHKの頑張りがあったのか?ここまでは情報公開できるものなのか?と思ったものです。ツイッターの内容を並べてみます。****************************************************************************ETV特集「不滅のプロジェクト~核燃料サイクル 半世紀の軌跡~」が始まった。一度決めたら変えられない官僚制度が下敷きとしてあるようです。posted at 22:07:391 科技庁の島村政策課長たちが核燃サイクルを目指した理由:資源のない日本では、プルトニウムの増殖が日本に向いていると考えた。科学者たちの間には、軍事利用は念頭になく平和利用に徹していた。2 アメリカのFBRで炉心溶融事故が起きたことにより、アメリカはFBRに見切りをつけ、軽水炉開発に切り替えたが、科技庁の路線は変らなかった。理由は使用済み燃料の再利用に有用性を見ていたからである。 島村研究会は固執したが、日本の科学者は懐疑的であった。3 中、印の核開発が進むなか、カーター大統領が日本の核燃サイクル開発の中止を求めてきた。科技庁や外務省の官僚(矢田部)、政治家(源田)たちは、憤然として核オプション維持の必要性を唱えた。プルトニウム爆弾製造は半年~1年で可能との見解が示されていた。4 佐藤政権の中にも志垣を中心に4人の官僚、科学者による核武装研究グループ(カナマロ会)が出来ていた。アメリカは日本が1980年代初期に核武装することを恐れた。しかし、英、独が再処理を進めるなかで、日本の平和利用目的の再処理が認められた。5 核廃棄物処理の目処が立たないなか、プルトニウムが溜まり、1990年代にはFBRもんじゅの建設が急がされたが、電力会社側からの要望で六ヶ所の再処理施設を共同出資して建設することになった。6 1995年もんじゅの配管漏洩事故が発生し、以降もんじゅは一度も稼動できていないが、国は繋ぎの国策としてプルサーマルを進めることにした。福島第一3号機はプルサーマル4基のうちの1基であった。核燃料サイクル見直しが進み、今夏には検討結果が出される。7 官僚には「プロジェクト不滅の法則」があるそうだが、年老いた当事者の間にはマンネリズムではなかったかという自戒の言葉が洩れた。・・・・大きすぎて潰せない、針路変更できないという役人根性が見えますね。終わり。posted at 23:31:18****************************************************************************科学者たちの間では「核燃サイクル、FBRに対しては、動燃のお手並み拝見とするのが正しい態度」との見識があったそうだが・・・これが、科学者の限界なんでしょうね。「カナマロ会」の顛末は、みんな楽しくHappyがいい♪さんのエントリー”核”を求めた日本ー被爆国の知られざる真実に詳しくでています。(私達とはNHK取材班をさしています・・・・すごい報道番組ですね)日本には実際に核兵器をつくる能力があったのか取材を始めて半年、私達は政府が核兵器を作る具体的な方法を調査していた事実をつかみました当時調査に当たった責任者を探し出しました志垣民郎さん87歳(元内閣調査室主幹)です志垣さんは当時の調査の全容を初めて私達に明かしました志垣さんが所属していたのは政府中枢の情報機関、内閣調査室ですそこで核兵器に関する調査研究の責任者をしていました当時の志垣さんの日記です志垣さんの日記鈴木、椎原さんと国際文化会館に行き、カナマロ会垣花氏より濃縮ウランについて・・核兵器の原料となるウランを確保する方法そして、核弾頭を製造する技術調査は中国の核実験をきっかけに本格的に始まったと言います志垣さん:中国が核を持ったということは、当然日本に脅威を与えますねだから日本はこれに対応しなきゃいけないんじゃないかと核というのはどういうものなのか、とできるのか、可能か、そういうことを勉強しなきゃいけないと議論しましたね志垣さんが集めたのは第一線の専門家たちです核物理学者や安全保障の専門家、防衛庁からも担当者が参加していました内閣調査室がまとめた調査報告書ですー核爆弾の製造方法、ミサイルに使うロケットの技術目標を正確に攻撃するための誘導装置の開発核兵器の原料となるプルトニウムを生産する方法まで記されていました原爆を少数製造する事は可能であり、また、比較的容易である報告書は竿つ秘書官の首席秘書官に提出したと言います志垣さん:「いつでも持てるんだぞ」と「やろうと思えばできるんだぞ」と示しておくこと、諸外国に対してねそれは必要じゃないですか?そういう力を持っているという事はね日本原子力発電 東海発電所 茨城東海村核兵器の原料を作れる場所として報告書に記されていたのは当時運転を開始したばかりの、この原子力発電所でした発電所の技術者は政府が進めていた調査の事を知っていたのか当時の技術責任者で後に所長も務めた武田充司さん(元東海発電所所長 78)です政府の内閣調査室という組織、ま、調査機関なんですけれども武田さんは内閣調査室の報告書の存在を全く知りませんでした「核燃料を従来よりも2~3倍大量に使用し、また、その燃料の取り換えの作業を行うという事になる」武田さんが注目したのは核兵器の原料となる純度の高いプルトニウムを作る方法が記されていた事でした(中略)取材を始めるきっかけとなった、村田良平元外務事務次官亡くなる直前まで核をめぐる日本の現実を厳しく見つめていました村田良平(元外務事務次官):具体的にね、どうすれば核があっても意味がない世界というものを作れるかと、そういう核論の勉強は進まないままに来てしまいましたよ。はっきり言って。要するにタブーだという現状が今日まで続いてるんだと思います核廃絶を掲げながら核の力を求め続けていた日本この矛盾と私達はどう向き合って来たのでしょうか
2012.06.18
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<書籍のネット販売あれこれ>最近まで蔵書録を作っていて思い立ったのですが、ネット販売業界にまで踏みこんでみるか♪ということです。(暇なこっちゃ)・・・書籍のネット販売にはAmazonの他にもjbook、honto、楽天、各出版社などありますね。それで、ネット販売の種類や使い勝手とか、書籍のデータベースについて以下のとおり集めてみました。なお、私の場合、書籍のネット購入実績はいまのところアマゾンだけなんですが。・村上春樹にご用心(2007年):Amazon・村上春樹にご用心(2007年):honto・テレサ・テン 没後一周年追悼展(1996年):楽天・追悼!噂の真相(2004年):jbook・日本の樹木(27)カツラ・サワグルミ(2004年):jbook・ヤスジのメッタクチャバカ(1977年):古書どらびび・活字からウェブへの・・・(2009年):新潮社・新・韓国風土記(第一巻)(1989年):webcatplus・句集カオス(2000年):575ブックス・THE BIG ISSUE JAPAN 第2号:bigissue・L'histoire vecue de la seconde guerre mondialeII(1963年):bibliopoche・Le Petit Prince(1968年):Amazon(和文)・Le Francais Commercial Manuel(1971年):Amazon(英文)・Penguin Science Fiction(1966年):SF DATEBASE古本ねこや*********************************************************************<ネット販売の検索例>【村上春樹にご用心】内田樹著、アルテスパブリッシング、2007年刊<内容紹介>よりベストセラー『下流志向』のウチダ教授が村上文学の秘密をついに解きあかす! 本文より 「私たちの平凡な日常そのものが宇宙論的なドラマの「現場」なのだということを実感させてくれるからこそ、人々は村上春樹を読むと、少し元気になって、お掃除をしたりアイロンかけをしたり、友だちに電話をしたりするのである。それはとってもとってもとっても、たいせつなことだと私は思う。」 <在庫状況>中古品の出品:9品 1280円よりAmazon村上春樹にご用心【村上春樹にご用心】内田樹著、アルテスパブリッシング、2007年刊<「MARC」データベースより>村上春樹はなぜ世界中で読まれているのか? 文芸批評家からなぜ憎まれるのか? 雪かき仕事はなぜ世界を救うのか? 「下流志向」のウチダ先生が、ハルキ文学の秘密を解き明かす。<在庫状況>なしhonto村上春樹にご用心【テレサ・テン 没後一周年追悼展】朝日新聞社編、朝日新聞社、1996年刊<大使寸評>テレサ・テン本のバイブルのような資料です。さすがにアマゾンのロングテールもデパート展覧会の資料まではフォローしていません。ただ、楽天オークションがCDの付録としてこの資料を載せていました(逆ではないか)楽天テレサテン 没後一周年追悼展/CD付【追悼!噂の真相】 雑誌、噂の真相、2004年刊<目次>より■[カラーグラビア]表紙で見る「噂の真相」の軌跡1979ー2004 ■アラーキー、噂の真相を撮る! 荒木経惟が編集室を撮り下ろし! ■[Photo Scandal Special]あの岩井志麻子が本誌編集長にG街でディープキス! ■『噂の真相』岡留安則編集長に直撃インタビューで最後の肉迫!●インタビュー中森明夫 ■ファイナルワイド企画:『噂の真相』が断念したスクープネタ“最後の公開” ■「噂真」休刊に寄せてあの人この人からの最後のメッセージ!本誌協力者、執筆者、支持者から、スキャンダルを書かれて激怒した人たちまで50人が登場!●噂の真相トラブル全史1979-2004満身創痍、波瀾万丈、休刊までの25年間の内実はこれだ! <大使寸評>雑誌紹介はAmazonよりjbookが充実しているようです。jbook追悼!噂の真相【日本の樹木(27)カツラ・サワグルミ】学習研究社、2004年刊<内容紹介より><巨樹に会いにゆく>では「女甑山の大カツラ」「高坂の大カツラ」(ともに山形県)を紹介します。<大使寸評>カツラの葉っぱフェチの大使としては、この本を外せません。amazonではこの本が見つからないので、JBOOKでやっと見つけた。JBOOK日本の樹木(27)カツラ・サワグルミ【ヤスジのメッタクチャバカ】谷岡ヤスジ著、コミック社、1977年刊<大使寸評>この本はアマゾンのロングテールにかからなかった。つまり、希少本で高価なのかも?(大使、保存の動機が不純です)とにかく、谷岡ヤスジの独創的なギャグには脱帽です。谷岡ヤスジ作品のキャラクターがいいですね♪古書どらびびヤスジのメッタクチャバカ【活字からウェブへの・・・】季刊誌、新潮社、1996年刊(文字数制約のため省略)<大使寸評>新潮社のこの本のWeb頁に目次、一部記事が載っていて充実しています。新潮社活字からウェブへの・・・ 考える人【新・韓国風土記(第一巻)】安宇植編、読売新聞社、1989年刊(文字数制約のため省略)webcatplus新・韓国風土記(第一巻)【句集カオス】いとう岬著、編集工房森樹、2000年刊<内容紹介>第1句集。序文=大西俊和氏。「つぎつぎと夜を運んでくる鴉」「一期一会の蝶もつれあう観覧車」<大使寸評>この本はブログ仲間から贈呈された本なんですが・・・・Amazonにはかからなかったが、575ブックスなるネット古書店に出ていました。《「575ブックス」は、俳句・短歌・川柳など「短詩型」に関する本を専門に取り扱う、ネット専業の古書店です》575ブックス句集カオス【THE BIG ISSUE JAPAN 第2号】雑誌、ビッグイシュー日本、2003年刊(文字数制約のため省略)bigissueTHE BIG ISSUE JAPAN 第2号【L'histoire vecue de la seconde guerre mondiale II : Le siege】Marabout社、1963年刊(文字数制約のため省略)フランスの書籍ECは古書に関しても、いけてるやん♪bibliopocheL'histoire vecue de la seconde guerre mondiale II : Le siege【Le Petit Prince】Antoine De Saint-Exupery著、HEINEMANN EDUCATIONAL、1968年刊(文字数制約のため省略)AmazonLe Petit Prince【Le Francais Commercial Manuel】Mauger×Charon著、LAROUSSE社、1971年刊(文字数制約のため省略)AmazonLe Francais Commercial Manuel【Penguin Science Fiction 1638】 Brian Aldiss編、Penguin Books、1966年刊(文字数制約のため省略)SF DATEBASEPenguin Science Fiction 1638**********************************************************************トレンドは電子書籍やで♪・・・ということで、次は電子書籍を調べてみる予定です。<電子書籍関連>Rabooとは?アヒルと鴨のコインロッカー/Rabooネットショップ開業/All About
2012.06.17
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「ニッポンの映画監督」というMook本に2008年時点での“映画のプロが選ぶベスト10”なるものが載っています。さて、貴方の予想は?そして、何本観ているでしょう。第1位 :『EUREKAユリイカ』2001年、青山真治第2位 :『誰も知らない』2004年、是枝裕和第3位 :『ゆれる』2006年、西川美和第4位 :『下妻物語』2004年、中島哲也第5位 :『それでもボクはやっていない』2007年、周防正行第6位 :『ハッシュ!』2002年、橋口亮輔第7位 :『いつか読書する日』2005年、緒方明第8位 :『パッチギ!』2005年、井筒和幸第9位 :『血と骨』2004年、崔洋一第10位:『フラガール』2006年、李相日私は5本観ていたけど・・・・見逃していた作品の多さに驚いた次第です。とにかく第1位 の『EUREKAユリイカ』については、早速、大学図書館で観ることにいたしましょう♪【ニッポンの映画監督】AERA Mook、朝日新聞出版、2008年刊<内容紹介より>大ヒット続出で活況を呈する日本映画界。新しい才能から世界が注目する奇才まで、21世紀に活躍する映画監督70人以上を一冊にまとめた名鑑スタイルのムック。目玉企画は識者・映画関係者に大アンケートを実施した「21世紀の日本映画ベスト10」。見巧者たちがいま観るべき映画を指南。そのほか、インタビューや初顔合わせの対談をはじめ、映画界の現状がわかる読み物も満載。DVD鑑賞のガイドブックとしても楽しめる保存版の一冊。 <大使寸評>とにかく、充実した内容で読みどころ満載でおま♪Amazonニッポンの映画監督********************************************************************この記事を書いたあと、第1位 の『EUREKAユリイカ』を観たので、私は都合6本観たことになりました。・・・・で、その6本について、くだんの観賞フォームを作ってみました。・『EUREKAユリイカ』・『誰も知らない』・『それでもボクはやっていない』・『パッチギ!』・『血と骨』・『フラガール』【EUREKA ユリイカ】青山真治監督、2000年制作、H24.6.11観賞<goo映画解説>より浅野忠信主演の『Helpless』やARATA主演の『シェイディー・グローヴ』などで一部に熱狂的なファンを持つ青山真治監督が、白黒シネマスコープ画面で3時間37分という破格のスケールで描き出す叙事詩的な人間ドラマ。バスジャック事件に遭遇して生き残ったものの、多くのものを失った運転手と幼い兄妹が”生きること”のリアリティを取り戻すため、擬似家族を形成し、小さなバスで旅立つ姿を追っていく。<大使寸評>通り魔事件の翌日に、たまたまDVDで「ユリイカ」を観たが、バスジャックと通り魔を扱っていた。 通り魔となった少年に寄り添い、更正を願う主人公は言って見れば、現代の救世主みたいなものか♪ それにしても3時間半の映画は長いなあ。少女役で幼き日の宮崎あおいが出ていたが、役者根性はなかなかなのものです。goo映画EUREKA ユリイカ【誰も知らない】是枝裕和監督、2004年制作、2004年観賞<goo映画解説>よりとあるアパートに暮らす母(YOU)と4人の子供たち。母はそれぞれ父親の違う子供たちを世間の目から隠すように、学校にも行かせず部屋に閉じこめ、仕事に出かけていく。家事や弟妹の面倒は12歳の長男・明(柳楽優弥)の仕事だ。そんなある日、母は現金20万円と「しばらく頼むね」という書置きを明に残し、姿を消してしまう。それでも明の働きで、4人兄弟は子供だけの楽しい生活を送るのだが、やがてお金が底をつきはじめ…。<大使寸評>異常なストーリーをドキュメンタリータッチで淡々と描くこの映画からは、如何様にも感想、批評が生まれるだろう。この映画は弱者に対する冷たい仕打ちを声高に表現しないが・・・・・社会のゆがみを、深い底から糾弾しているのかも知れないですね。goo映画誰も知らない誰も知らないbyドングリ【それでもボクはやっていない】周防正行監督、2007年制作、2007年観賞<goo映画解説>より大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった金子徹平。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる…。<大使寸評>冤罪事件を題材にして映画にした、周防監督の「コロンブスの卵」のような着想と粘り強い制作に拍手です。頻発する冤罪事件の逆転判決にいくらかでも力になったのではないでしょうか。goo映画それでもボクはやっていないそれでもボクはやっていないbyドングリ【パッチギ!】井筒和幸監督、2004年制作、2005年観賞<goo映画解説>よりグループ・サウンズ全盛の1968年。京都府立東高校の空手部と、朝鮮高校の番長・アンソン(高岡蒼佑)一派は、激しく対立していた。アンソンの妹で、フルートが得意なキョンジャ(沢尻エリカ)に心を奪われた、東校の松山康介(塩谷瞬)は、彼女が奏でる美しい曲が、「イムジン河」という朝鮮半島に思いを馳せた歌だと、音楽に詳しい坂崎(オダギリジョー)に教えられる。<大使寸評>ブラバンが演奏する「イムジン河」と、松山がスタジオで歌う「イムジン河」にはしびれたのです。歌の持つ力なんでしょうね。goo映画パッチギ!パッチギ byドングリ【血と骨】崔洋一監督、 2004年制作、H24.4.24観賞<goo映画解説>より1923年。成功を夢見て祖国から大阪へ渡った少年・金俊平。朝鮮人集落での裸一貫の船出から、持ち前の腕力と上昇志向で自分の蒲鉾工場を構えるまでにのし上がった俊平だが、並外れた凶暴さと強欲さで悪名も高く、家族までがその存在を怖れていた。俊平の息子・正雄は、父を「頭のおかしいオッサン」と軽蔑しつつ、その巨大さに憧憬とも畏怖ともつかない感情を抱く。<大使寸評>タケシならではの凶暴な父親役が圧巻であり、これほど欲望のおもむくままの人生もあったのかという感じですね。怒りにまかせて家を壊すような、破壊力がすごーい♪また、チョイ役ではあったが、若き日の(今でも若いが)オダギリジョーが息子役を好演しています。goo映画血と骨【フラガール】李相日監督、2006年制作、2006年観賞<goo映画解説>より昭和40年。エネルギーの需要は石炭から石油へとシフト、世界中の炭鉱が次々と閉山していた。そんな中、福島県いわき市の炭鉱会社は、地元の温泉を活かしたレジャー施設「常磐ハワイアンセンター」の計画を進めていた。目玉となるのは、フラダンスのショー。早速、本場ハワイでフラダンスを学び、松竹歌劇団で踊っていたという平山まどかを東京から招き、地元の娘たちのダンス特訓を始める。<大使寸評>フラガールの街は石炭閉山と原発事故と二度の苦難を受けたが、頑張って再興してほしいものです。映画フラガールを演じたダンサーも本物のダンサーも、ええでぇ♪goo映画フラガール フラガール良かった! byドングリこのあと『ゆれる』、『アカルイミライ』あたりを観る予定です。
2012.06.16
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<ネイティブに寄り添う映画> 最近、イーストウッド監督の「アウトロー」を観たのだが、インディアンとの交流が描かれています。ヨーロッパからの入植者たちは“自由の天地”で横暴の限りをつくしたわけであるが・・・・この際、ネイティブに寄り添う映画を集めてみました。なお、イーストウッド監督の「グラン・トリノ」はモン族との交流を描いているが、アメリカへ移民したモン族はネイティヴとは言いがたいので除外しています。・アウトロー(1976年)・ダンス・ウィズ・ウルブス(1990年)・父親たちの星条旗 (2006年) ・アバター (2009年) 【アウトロー】クリント・イーストウッド監督・主演、1976年制作、H24.6.13観賞<解説>より南北戦争も終わろうとしていた1860年代なかば。ミズリーの丘を越えてやってきたカンサス・レッドレッグ(北軍秘密軍事組織)の一隊が、罪もない農夫ジョージー・ウェールズ(クリント・イーストウッド)の妻と息子を殺し、リーダーのテリル大尉(ビル・マッキニー)の剣で重傷を負ったジョージーを残して立ち去った・・・・南北戦争時代。北軍に妻子を殺された男の復讐の旅を描く。製作はロバート・デイリー、監督は「アイガー・サンクション」のクリント・イーストウッド、脚本はフィリップ・カウフマンとソニア・チャーナス。<大使寸評>「グラントリノ」にも見られたイーストウッド監督・主演のプリンシプルが、ここにも見られました。。つまり、マイノリティに寄り添い、単身でも暴力集団に立ち向かう基本が1976年の作品にすでに貫かれています。インディアンとの交流は「ダンス・ウィズ・ウルブス」を、暴力集団との攻防は「7人の侍」を彷彿とします。とにかく、インディアンをまともに描いた西部劇という点では、「ダンス・ウィズ・ウルブス」と双璧ではないでしょうか♪(そんなにたくさん西部劇を観たわけではないが)goo映画アウトロー【ダンス・ウィズ・ウルブス】ケヴィン・コスナー監督・主演、1990年制作、1991年観賞<解説>より1863年秋、南北戦争の激戦地テネシー州セント・デービッド。足に重傷を負い、片足を切断されると思い込んだ北軍中尉ジョン・ダンバー(ケヴィン・コスナー)は、北軍と南軍両陣営の眺み合いが続く中、決死の覚悟で単身馬を駆って敵陣に飛び込んだ。南軍が虚を突かれた隙に、北軍は一勢に彼の後に続いて攻め込み、勝利を収めた。戦闘が終わって一躍英雄となったダンバーは、殊勲者として勤務地を選ぶ権利を与えられ、フロンティアと呼ばれていた当時の最西部、サウスダコタのセッジウィック砦に赴任した・・・<大使寸評>goo映画の解説がいみじくもエコロジー西部劇と呼んでいるが、北米大自然のスケールと美しさが描かれています。オオカミもよくなついています。goo映画ダンス・ウィズ・ウルブスダンス・ウィズ・ウルブスbyドングリ【父親たちの星条旗】クリント・イーストウッド監督、2006年制作、2007年観賞<大使寸評>むかし「硫黄島の砂」という戦意高揚プロパガンダのような映画を観た記憶がかすかにあるのですが・・・・この「父親たちの星条旗」はプロパガンダそのものを描いた映画でもあり、ストレートな反戦ではないかも知れないが、戦意高揚とは相容れない映画なんですね。硫黄島の戦いは、国単位で争った地上戦としては最も過酷なものだったかもしれないが・・・この壮大な喪失を描く映画で、何か語るとしたらやはりイーストウッド監督のことばになるのでしょう。事実を風化することなく記憶することが、双方の死者に対する最善の弔意になるのかもしれませんね。星条旗を打ち立てた兵士のひとりにネイティブがいるのだが、プロパガンダに従事したこの兵士の凋落が哀れです。goo映画父親たちの星条旗【アバター】ジェームズ・キャメロン監督、2009年制作、H24.2.6観賞<大使寸評>この映画でマッチョな海兵隊が壊滅するのが、大使には小気味いいのだが・・・・アメリカの映画界や観客に非対称戦争や環境破壊に嫌悪感があるようだから、ハリウッドは意外に健全なのかも・・・・と思ったのです。異星人の体をアバターとして利用するアイデアがかなりアメリカ的であるが、この異星人が、かってのインディアンを彷彿とさせるのです。このあたりに、かなり贖罪感が感じられます(贖罪がちょっと遅すぎたけど)goo映画アバター過去の「ダンス・ウィズ・ウルブス」の記事を再掲します。 <ダンス・ウィズ・ウルブス> ケビンコスナー初の監督作品が主演、監督、製作の「ダンス・ウィズ・ウルブス」であるが、役柄のダンバー中尉と共にケビンコスナーその人にほれぼれしてしまう。3時間もの長い映画であるが、ダンバー中尉が如何にして白人社会からネイチブアメリカン側に身を投じたかを描くには、そしてコスナーの思いを伝えるには このゆったりした時間が必要なのかもしれない。インディアンを描いた映画は数あるが、「ダンス・ウィズ・ウルブス」はインディアンの立場に立った初めての映画だそうだ。映画の3分の1がスー族の部族語(ラコタ語)であることも、リアリティの追求とともに、インディアンに対する監督の敬意が感じられる。現在も 居留地に暮らすインディアンは世界一豊かな国で、一番貧しい。ラコタ語も久しく禁止され、話せる人は少ないらしい。(薄情な日本人もアイヌ民族にここまで冷たくはない)インディアンたちは、この映画で威厳を持った過去のインディアンを見て泣いたという。ちなみに“ダンス・ウィズ・ウルブス”はダンバー中尉のインディアン名であり、恋人役の女性には“拳を握って立つ女”という素晴らしい名がつけられている。変人とも思われるダンバー中尉が、映画の中で愛してやまないものは、歴史の中でアメリカが失ったものばかりである。この映画はアメリカが失ったものへの愛惜、憧れが描かれているのかもしれない。バッファローの大群の疾走、野生オオカミ、紅葉する木々の美しさ、はだか馬で疾走するインディアンなど・・・解説者の川本さんがいみじくも言った“エコロジーウェスタン”であり、過って自然をこれまで美しく描いた西部劇は無かったように思う。自分の望むものを造るためには製作、監督まで努め、はだか馬に両手を離して乗る訓練も厭わないコスナーには素晴らしい拘りがある。また スペクタクルでありながら人間のデリケートさも描いた映画としては「アラビアのロレンス」と双璧でないかとも思う。コスナーが演じる映画に共通するのは、彼の演じる人物すべてが、本人像を反映しているらしいことである。優しく、鋭い感性を持つコスナーにはアメリカ人の素晴らしさが凝縮しているように思うが・・・・片や原理主義的なブッシュも存在するのがいかにも多様なアメリカらしい。ダンバー中尉(ダンスウィズウルブス)
2012.06.16
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図書館で借りた福岡先生の「動的平衡」を、過去の日記より再読してみます。(大使にとって、ガン細胞は切実な題材である)***************************************************************************NHK-BSの若冲4夜特集に福岡博士がゲスト出演していました。「若冲の絵が草木国土悉皆成仏を彷彿とさせる」だって・・・・福岡博士は自然に寄り添う若冲を評価するが、自然を塗り替えようとするアメリカ主導の科学がクローズアップされるわけです。(大使の場合)博士がカルトがかった一神教の国からカミングアウトしたのも、わかるような気がします。虻に双鶏図(若冲ミラクルワールドより)【動的平衡】 福岡伸一著、木楽舎、2009年刊<「BOOK」データベースより>生命とは、絶え間ない流れの中にある動的なものである。読んだら世界がちがってみえる。哲学する分子生物学者が問う「命の不思議」。今まで体験したことのないサイエンス・ストーリー。 <大使寸評>胃を全摘した大使にとって、ガン細胞は切実な題材である。そういう意味で再読に耐えうる本といえるのです。Amazon動的平衡この本のエッセンスの一部を紹介します。p110~113<現代人の栄養失調> 飽食の時代に生きる現代人は、常時、オーバーカロリーの危険性にさらされることはあっても栄養素が欠乏することはほとんどありえない。それは糖質、タンパク質、脂肪の三大基本栄養素はもちろん、身体が作り出すことのできないビタミンとミネラルでもそうである。 これは毎年、厚生労働省が行う栄養調査でも明らかになっていることで、少なくとも普通の食生活をしている日本人であれば、不足する栄養素は一つとしてない。 逆に、日本人の栄養所要量を数年ごとに定める研究会は、ビタミンやミネラルの摂取上限を策定する作業を進めているくらいである。 つまり、私たちが、どこか身体の調子が悪い、なぜか疲れが取れない、お肌の調子がおかしい、そんなふうに感じた時に「きっとこれは何らかの栄養素が不足しているからだ」と思うのは幻覚なのであり、サプリメエントを欠かさず飲んで、不足がちな栄養素を補うという行為は、栄養障害でもなんでもなく、むしろ脅迫的な神経障害に近いと言える。 栄養所要量は、たとえばカロリーベースなら1日あたり2000キロカロリー、カルシウムなら600ミリグラム、ビタミンAは・・・・・、という具合に定められている。私は先に「普通の食生活をしている日本人であれば、不足する栄養素は一つとしてない」と記した。しかし、この事実の別の一面にまったく無自覚であるというわけではない。 栄養所要量はあくまで「1日あたり」の摂取の目安である。ほとんどの栄養素は程度の差こそあれ貯蔵できる。だから、たとえ多い日、少ない日があったとしても平均してだいたい所要量に見合った摂取が行われている限り、収支は維持されうる。しかし、貯蔵することのできない栄養素であれば?ここに問題の所在がある。 タンパク質は貯蔵できない。なぜならタンパク質(正確に言えばその構成要素であるアミノ酸)の流れ、すなわち動的平衡こそが「生きている」ということと同義語だからである。タンパク質の合成と分解のサイクルはとどめることができず、この回転を維持するために、外部から常にタンパク質の補給をしなければならない。 成人の一日あたりのタンパク質所要量は60グラム(乾燥重量)だ。だから、私たちは何も毎日、血の滴る何百グラムものプライムリブを常食する必要はもちろんない。しかし、一日に60グラムのタンパク質は、身体の代謝回転を駆動するためにいつも必要とされているのである。(中略) 私たちの身体の中でタンパク質の代謝回転が最も早い臓器はどこか?それは膵臓である。膵臓は常時、大量の消化酵素を合成し分泌するため、高速度のタンパク質代謝を行っている。 私自身もともとは膵臓の生化学的メカニズムを研究することから科学の世界に入った。実験動物を絶食させると、短時間であってもたちまち膵臓のチモーゲン顆粒という酵素を貯める細胞内小器官に異常が認められる。 現代人がこれと同じ状態にあるとしたら?私は21世紀に新しい栄養失調(マル・ニュートリション)の研究が必要だと思い至り、現在、研究を進めている。胃を全摘した大使にとって、胃とともに排除したガン細胞は切実な題材である。未分化段階を目指して分裂と増殖をやめることがないとのこと・・・・怖い。p154~156<ガン細胞とES細胞の共通点> ES細胞は万能細胞と呼ばれている。しかしES細胞だけから一つの固体は決してできない。一つの細胞から一つの固体を生み出せるのは受精卵だけである。その意味で真の万能細胞は受精卵しかない。ES細胞は全体を作ることはできないが、その一部とはなりうる。だから正確には多機能性細胞と呼ぶべきである。 実は、ES細胞にそっくりの特徴を持つもう一つの細胞を、私たちはずっと昔から知っていた。ガン細胞である。ガン細胞はいったんは分化を果たして、生体内での自分の天命を知った細胞である。身体の一部として、その役割を果たしてきた。 ところが、偶然が重なって、分化の過程を逆戻りし、未分化段階に戻ってしまった。それでいて分裂と増殖をやめることがない。 このような暴走細胞が身体の様々な場所に散らばり、他の細胞の秩序を撹乱するのが、とりもなおさずガンの正体である。 自分の分際を見失って、しかし無限に増殖することはやめない細胞。この点において、ガン細胞はES細胞と極めて似通った、おそらく表裏一体の関係にある。 私たちがもし、ガン細胞に再び正気を取り戻させ、人体組織の一部に分化することを思い出させることができたなら、私たちはガンを制御することができるはずである。 しかし、長年の研究を経ても、未だガン細胞に再び「空気を読ませる」ことに誰も成功していない。おそらく、現段階では、私たちはガン細胞を制御するのとほとんど同じ程度にしか、ES細胞やiPS細胞(ES細胞と同質で、より簡単に胚以外の細胞から作りだせる)を制御できないだろう。 それは分化をコントロールすることに関して、同じ科学と同じ技術を必要とするからである。つまり過去、何度も何度も喧伝されたガン征圧の勇ましいプロミスが「果たされた」のと同じ程度にしか、再生医療へのバラ色のプロミスも果たされることはないだろう。私にはそう思える。 p231~233<「動的な平衡」とは何か> 生体を構成している分子は、すべて高速で分解され、食物として摂取した分子と置き換えられている。身体のあらゆる組織や細胞の中身はこうして常に作り変えられ、更新され続けているのである。 だから、私たちの身体は分子的な実体としては、数ヶ月前の自分とはまったく別物になっている。分子は環境からやってきて、一時、淀みとして私たちを作り出し、次の瞬間にはまた環境へと解き放たれていく。 つまり、環境は私たちの身体の中を通り抜けている。いや「通り抜ける」という表現も正確ではない。なぜなら、そこには分子が「通り過ぎる」べき容れ物があったわけではなく、ここで容れ物と呼んでいる私たちの身体自体も「通り過ぎつつある」分子が、一時的に形作っているにすぎないからである。 つまり、そこにあるのは、流れそのものでしかない。その流れの中で、私たちの身体は変わりつつ、かろうじて一定の状態を保っている。その流れ自体が「生きている」ということなのである。シェーンマイヤーは、この生命の特異的なありように「動的な平衡」という素敵な名前をつけた。 ここで私たちは改めて「生命とは何か?」という問いに答えることができる。「生命とは動的な平衡状態にあるシステムである」という回答である。 そして、ここにはもう一つの重要な啓示がある。それは可変的でサスティナブルを特徴とする生命というシステムは、その物質的構造基盤、つまり構成分子そのものに依存しているのではなく、その流れがもたらす「効果」であるということだ。生命現象とは構造でなく「効果」なのである。(中略) このように考えると、サスティナブルであることは、何かを物質的・制度的に保存したり、死守したりすることではないのがおのずと知れる。 サスティナブルなものは、一見、不変のように見えて、実は常に動きながら平衡を保ち、かつわずかながら変化し続けている。その軌跡と運動のあり方を、ずっと後になって「進化」と呼べることに、私たちは気づくのだ。
2012.06.15
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<クリント・イーストウッド監督作品集> 昨日、大学図書館で「アウトロー」を観たのだが、大使好みの映画でした。「グラントリノ」にも似たテイストの映画というか、「グラントリノ」の原点のような映画なんでしょう。とにかく歳を経ても基本がぶれないのがいいではないですか。監督としても秀逸なクリント・イーストウッド・・・・長生きしてくれよな~。これまでに観たクリント・イーストウッド監督作品を集めてみます。私がベスト3を選ぶなら、1:グラン・トリノ、2:硫黄島からの手紙、3:アウトローあたりになります。・ヒヤアフター(2010年)・グラン・トリノ (2008年)・父親たちの星条旗 (2006年) ・硫黄島からの手紙 (2006年) ・ミリオンダラー・ベイビー (2004年)・ミスティック・リバー (2003年) ・スペース・カウボーイ (2000年) ・パーフェクト・ワールド(1993年)・アウトロー(1976年)wikipediaクリント・イーストウッド【ヒアアフター】クリント・イーストウッド監督、2010年制作、H24.5.9観賞<大使寸評>クリント・イーストウッド監督の最新作ということで観たのだが・・・・とにかく冒頭の津波の場面がリアルである。(津波の場面があったので、東日本大震災のあと公開中止になったとか?) 米英には、わりと霊能者テーマの作品が多いようだが、ご贔屓にしていたシャーリー・マクレーンが神掛かってしまい、いたく幻滅したように・・・・クリント・イーストウッド監督作品であっても、霊能者テーマにはもうひとつのりきれない大使である。goo映画ヒアアフター【グラン・トリノ】クリント・イーストウッド監督・主演、2008年制作、2009年観賞<大使寸評>朝鮮戦争の英雄でもあるコワルスキーは子育てに失敗しているような有様で、つれあいを失ったあとは生活が崩壊しかかるが・・・・隣屋のモン族の一家の優しさに、徐々にその偏見が溶けていくのです♪一家の息子の意気地なさに業を煮やしたコワルスキーが、建設会社への就職前に男としての特訓を行うのだが・・・・・なに 建設会社のオーナーの気を惹く態度、ため口の特訓なのだが、笑ってしまいます。寅さんのため口をもっと柄を悪くしたようなもので、このへんのセンスは日本人の不得意とするもので・・・・・それは見てのお楽しみ♪その隣屋が、チャイナマフィアのようなごろつき連中から機関銃の掃射を受けるや・・・・・行き着けの散髪屋で髪をととのえ風呂にまで入り(つまり死に装束を調えて)、丸腰で出かけるが・・・・連中を死出の道連れにしてして一掃するところが、過激な老人の面目躍如というところです。連隊記念のライターを握り締めて、こときれるところなんか・・・泣けるぜ。goo映画グラン・トリノグラントリノbyドングリ【父親たちの星条旗】クリント・イーストウッド監督、2006年制作、2007年観賞<大使寸評>むかし「硫黄島の砂」という戦意高揚プロパガンダのような映画を観た記憶がかすかにあるのですが・・・・この「父親たちの星条旗」はプロパガンダそのものを描いた映画でもあり、ストレートな反戦ではないかも知れないが、戦意高揚とは相容れない映画なんですね。硫黄島の戦いは、国単位で争った地上戦としては最も過酷なものだったかもしれないが・・・この壮大な喪失を描く映画で、何か語るとしたらやはりイーストウッド監督のことばになるのでしょう。事実を風化することなく記憶することが、双方の死者に対する最善の弔意になるのかもしれませんね。goo映画父親たちの星条旗【硫黄島からの手紙】クリント・イーストウッド監督、2006年制作、2007年観賞<大使寸評>せりふは全て日本語であり、役者は全て日本人だし・・・見終わったあと、これはアメリカ人監督の作った映画だったんだとあらためて思った。確かな考証があり、日本人が見ても違和感のない“日本映画”であったと思うが・・・・まず感慨を覚えるのはこのような“日本映画”を作ったアメリカ人とは?監督とは、脚本家とはどんな人なのか?ということです。goo映画硫黄島からの手紙【ミリオンダラー・ベイビー】クリント・イーストウッド監督・主演、2004年制作、H24.1.27観賞<解説>より「自分を守れ」が信条の老トレーナー、フランキーは、23年来の付き合いとなる雑用係のスクラップと、昔ながらのジム、ヒット・ピットでボクサーを育成している。有望株のウィリーは、教え子を大事に思う余りタイトル戦を先延ばしにするフランキーにしびれを切らし、別のマネージャーの下へと去ってゆく。そんな折、フランキーの前に現れた女性ボクサー、マギー。マギーはフランキーの指導を乞うが、昔気質のフランキーは女のボクサーを認めようとしない。<大使寸評>マッチョだけど弱い者の味方という(桃太郎のような)イーストウッドの基本を押さえた作品です。終わり方が静かすぎるのはやや拍子ぬけという感もあるが、これがいいのかも知れません。goo映画ミリオンダラー・ベイビーミリオンダラー・ベイビーbyドングリ【ミスティック・リバー 】(1エントリー10000文字という制約のため省略)【スペース・カウボーイ】クリント・イーストウッド監督・出演、2000年制作、2001年観賞<解説>よりロシアの宇宙衛星が事故を起こし、これを修理できるのは、伝説のパイロット・チーム“ダイダロス”の一員だったフランクしかいないことが判明する。フランクはかつての仲間たちと宇宙へ飛び出すことを条件に、ミッションを引き受ける。40年前宇宙へ飛び出す機会を、こともあろうにチンパンジーにさらわれた4人のパイロットたち。その夢をついに実現させる勇気と誇りの物語。<大使寸評>この映画の記憶が薄れています。goo映画スペース・カウボーイ【パーフェクト・ワールド】クリント・イーストウッド監督・出演、1993年制作、1994年観賞<解説>より脱獄犯と人質の少年との交流、そして男を追う警察署長の苦悩を描いた犯罪ドラマ。「ボディガード(1992)」のケヴィン・コスナーが主演し、「ザ・シークレット・サービス」のクリント・イーストウッドが監督・出演と、二大スターの初顔合わせが話題を呼んだ。<大使寸評>ケヴィン・コスナーがいい味出てます。この二大スターには多民族の血が混じっているところが似ています。goo映画パーフェクト・ワールド【アウトロー】クリント・イーストウッド監督・主演、1976年制作、H24.6.13観賞<解説>より南北戦争も終わろうとしていた1860年代なかば。ミズリーの丘を越えてやってきたカンサス・レッドレッグ(北軍秘密軍事組織)の一隊が、罪もない農夫ジョージー・ウェールズ(クリント・イーストウッド)の妻と息子を殺し、リーダーのテリル大尉(ビル・マッキニー)の剣で重傷を負ったジョージーを残して立ち去った・・・・南北戦争時代。北軍に妻子を殺された男の復讐の旅を描く。製作はロバート・デイリー、監督は「アイガー・サンクション」のクリント・イーストウッド、脚本はフィリップ・カウフマンとソニア・チャーナス。<大使寸評>「グラントリノ」にも見られたイーストウッド監督・主演のプリンシプルが、ここにも見られました。。つまり、マイノリティに寄り添い、単身でも暴力集団に立ち向かう基本が1976年の作品にすでに貫かれています。インディアンとの交流は「ダンス・ウィズ・ウルブス」を、暴力集団との攻防は「7人の侍」を彷彿とします。とにかく、インディアンをまともに描いた西部劇という点では、「ダンス・ウィズ・ウルブス」と双璧ではないでしょうか♪(そんなにたくさん西部劇を観たわけではないが)goo映画アウトロー<監督プロフィール、監督作品>(1エントリー10000文字という制約のため省略、全文は左の頁を参照ください)
2012.06.14
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<北朝鮮のサイバー攻撃> 13日の国会中継でもサイバー攻撃対策が議題に登っているが、新防衛大臣、外務大臣の答弁もまだ生ぬるいようです。 韓国、北朝鮮間では、ハード面では休戦状態であるが、サイバー空間では交戦状態にあることが、見落とされている。デイリーNKという北朝鮮ウォッチャーの情報によれば、9日の中央日報へのサイバー攻撃は制御システムの破壊を狙ったものだったようです。6/12 中央日報ハッキングは北の犯行か… 北朝鮮が最近韓国の主要メディアを「照準打撃」すると威嚇するなか、中央日報が9日サイバー攻撃を受けた。実際に北朝鮮によるものであるかについて関心が寄せられる。北朝鮮は4日、人民軍総参謀部の公開通牒状で「朝鮮日報、中央日報、東亜日報のチャンネルA放送、KBS、CBS、MBC、SBS放送をはじめとする各種メディアが最高尊厳を中傷している」と主張し、各拠点の座標まで言及し「無慈悲な報復戦争」を云々した。専門家によれば中央日報に対するハッキングはサーバーの破壊を目的とする「クラッキング」で、 ▲緻密で組織的に行われた ▲新聞制作サーバーを主な攻撃対象とした などの点から、一般的な「ディードス(DDos.分散サービス拒否)」攻撃とは異なり深刻な被害が発生する。新聞発行が不可能になる事態も起こりうるということだ。現在、中央日報サーバーハッキング事件は警察庁サイバーテロ対応センターと韓国インターネット振興院が共同となって、テロ主体の侵入経路を把握中。捜査当局は北朝鮮の公開威嚇の直後に中央日報がサーバーハッキング攻撃を受けた点に注目している。警察庁のサイバーテロ対応センター担当者も「北朝鮮の犯行であるとの可能性を踏まえ、捜査を進めている」と述べた。北朝鮮は2009年「7?7ディードス」と2011年「3?4ディードス」テロを強行し政府主要機関と主要インターネットウェブサイトを対象にサイバーテロを行った。当時、関連ウェブサイトは過負荷状態となり接続が遮断された。昨年4月にも北朝鮮は農協の電算システムをハッキングし、農協のインターネットバンキング?ATMサービスなどが機能停止した。一部のコンピューターを「ゾンビPC」に仕立て、攻撃を強行する低いレベルのハッキングとは違い、農協が受けたハッキングは管理者を割り当て、そのコンピューターを感染させて攻撃するという多少レベルの高いハッキングだった。仮に今回の中央日報ハッキング事件も北朝鮮の犯行であることが判明すれば、サイバーテロもまた北朝鮮の対南挑発行為の手段であるといえる。これに対する国家レベルの対策が必要との指摘もなされている。サイバーテロは行為主体の特定が難しく、特別な投資をしなくとも甚大な被害を加えることができるという特徴がある。そのため、金正日が「未来戦はサイバー戦」と述べ、サイバー戦士育成を強調したことがある。治安政策研究所のユ・ドンヨル専任研究官はデイリーNKに「中央日報のハッキング事件に関する正式な発表は出てないが、最近北朝鮮は革命武力の特別行動などと発言し、中央日刊紙などを特定した。北朝鮮のサイバーテロ能力は米国のCIAを上回るほどで、中央日報のハッキングくらいはそう難しくないはず。韓国はIT強国でほとんどの国民がオンライン上で仕事を処理する。そのため北朝鮮は低費用?高効率?挑発行為拠点確定不可能などのメリットがあるサイバーテロに注目している」と説明した。いずれにしても、北朝鮮のサイバー攻撃が始まったわけだが、韓国は有効な対抗策をとれるだろうか?そして、もし北朝鮮や人民解放軍が韓国や日本の原発の制御システムを狙ったらどうなるか?・・・・これは開戦にも匹敵する被害を受けることになりますね。北朝鮮がかけた「持続的標的型攻撃」(APT:Advanced Persistent Threat)と呼ばれるサイバー攻撃とはどんなものなのか?11日の日経BPを見てみましょう。図16/11 原子力発電所の設備を狙う「Stuxnet」 ここ数年、電力・ガス・水道や鉄道・交通といった人々の生活を支える重要社会インフラである制御システムにおいて、セキュリティの脅威が増大している。これまで閉じられた環境で構築、運用されていたため安全であると信じられてきた制御システムで、多くのセキュリティインシデント(事件)が発生しているのである。 この特集では、制御システムを取り巻く環境と脅威事例を紹介した後、制御システム特有のセキュリティ要件を情報システムとの相対比較によって導出し、今後のセキュリティ対策の方向性を検討してみたい。 <原発のクローズドネットワークに侵入> 2010年7月、イランのブシェール原子力発電所が不正プログラム「Stuxnet」(スタクスネット)による攻撃を受けていたことが判明した。原子力発電所の稼働を妨害する目的があったと見られている。このセキュリティインシデントは、明確に制御システムを狙ったサイバー攻撃として世界に衝撃を与えた。2012年6月に、Stuxnetは米国とイスラエル政府が主導していたとの米ニューヨーク・タイムズによる報道もあり、一種の“サイバー戦争”とも見なせる動きとなっている。 Stuxnetは具体的にどのような攻撃手法をとった不正プログラムだったのだろうか。これまでの調査から、大きく分けて三つのステップで制御システムを攻撃したと推定されている(図1)。 まず、USBメモリーやネットワークを通じて、情報システムに感染する。その後、システムの脆弱性を利用して管理者権限を奪取し、Stuxnet自身を拡散する。次にバックドアを作成し、外部の指令コンピュータであるC&Cサーバー(Command and Control server)と80番ポートを通じて通信する。これにより新たな不正プログラムをダウンロードするなど、攻撃を強化する様々な手が打たれる。 最後に情報システムから制御システムに侵入し、独シーメンス製のSCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)ソフトウエアや、PLC(Programmable Logic Controller)エンジニアリング・ツールに感染。制御システムを停止させるなどの影響を与えたと推測されている。 Stuxnetの攻撃は最新のサイバー攻撃手法である「標的型攻撃」の一つに分類できる。特に「持続的標的型攻撃」(APT:Advanced Persistent Threat)と呼ばれるものだ。時間、手段、手法を問わず、目的達成に向けて特定の標的に執拗かつ継続的な攻撃を仕掛ける。 Stuxnetは、さらにもう一つの点でも“新しい”攻撃といえる。パソコンやサーバー全般を狙う「共通攻撃手法」と、特定の組織やシステムに特化した「個別攻撃手法」の組み合わせで構成された攻撃手法である点だ。情報処理推進機構(IPA)では「新しいタイプの攻撃」などと呼称している。 Stuxnetは典型的な持続的標的型攻撃であり、かつ新しいタイプの攻撃手法を取った脅威と言える。攻撃当初は通常の情報システムの脆弱性を利用して感染を拡大させ、その後に特定の制御システムを攻撃しているからだ。 不正プログラムの作成者は、WindowsだけでなくWinCC(SIMATEC WinCC:シーメンス製SCADAソフトウエア)やSTEP7(SIMATEC STEP7:シーメンス製PLCエンジニアリング・ツール)といった特定の制御システムについても深い知識と経験を持っていたと考えられている。 (中略) クローズドな環境であるがゆえ、セキュリティ脅威についてほとんど意識されてこなかった。しかし近年、高機能化やコストダウンを理由に制御システムのオープン化が進んでいる。汎用OSや標準プロトコルの採用、USBメモリーなどリムーバブルメディアの使用といった変化が起き、クローズドからオープンな環境に移行してきている。 当然ながらオープンな環境になるほどセキュリティの脅威は高まる。しかし制御システムにおけるセキュリティは現状、パソコンやサーバーといった一般的な情報システムと比較すると手つかずに近い状態とされている。このような環境下にある制御システムが、持続的標的型攻撃の対象になってきているのが実態だ。社会インフラとしての制御システムの重要性を考慮すると、セキュリティ対策が急務になっている。 去る5月のサイバー攻撃でインチョン空港の空港機能の一部が麻痺したが、東亜日報が、次のような記事で警告していました。5/07北朝鮮のサイバー攻撃時は5分で主要インフラ崩壊、専門家が警告より 北朝鮮が大韓民国に対して最悪の「サイバー挑発」をしたと仮定した話だが、北朝鮮専門家らは、北朝鮮が電子攻撃を強行する場合、このようなことはいくらでも発生する可能性があると警告する。飛行機と船舶を狙って、衛星利用測位システム(GPS)電波攻撃を試みた北朝鮮が、電磁パルス(EMP)爆弾や「スタクスネット」(コンピュータウイルス)など、高次元の攻撃技術を使う場合、社会全般の統制力が一瞬にして崩壊する可能性があるということだ。現代戦はサイバー攻撃であり、相手の主要情報技術(IT)インフラをマヒさせ、大混乱に乗じて本格的な軍事攻撃をする方法で進められると予測されている。 高麗(コリョ)大学の林鍾仁情報保護大学院長は、北朝鮮が本格的にサイバー攻撃をする場合、5分以内に韓国の主要施設が焦土になると警告した。攻撃開始の時間を設定した「タイム・ボム(time-bomb)」を装着したスタクスネットがあれば、韓国電力、ソウルメトロ、KTX、仁川空港、警察庁、証券取引所などの主要インフラを同時にマヒさせることができるというのだ。 スタクスネットは、2010年7月に初めて発見されたコンピュータウイルスで、ドイツ・シーメンス社の産業制御システム「WinCC」が攻撃されたことがある。イランのブーシェフル原子力発電所や1000余りの中国の産業システムも感染し、被害を受けた。 林院長は、「北朝鮮がスタクスネットのサンプルを手に入れて変種をつくり、USBに入れて国内の主要施設のコンピュータを感染させる瞬間、ゲームは終わる」とし、「地下鉄の信号システムをコントロールして地下鉄を衝突させ、民間航空機と軍用機を墜落させることもできる」と警告した。韓国電力と原発を攻撃すれば一瞬にして全国が停電になり、上下水道システムをマヒさせ、断水になる恐れもあるということだ。韓国貿易センターや63ビルのように数万人が常駐する高層ビルのシステムをハッキングする場合、エレベーターや電力システムをマヒさせ、人命被害が出る可能性もある。 主要インフラの近くで、EMP爆弾を爆発させる方法もある。EMP爆弾は大きさによって、小さい場合は大部屋一部屋ほどの規模から、大きい場合は半径数百キロにあるデジタルシステムを破壊する。北朝鮮は主にロシアの闇市場でEMPを購入するという。 林院長は、「サイバー攻撃に無策でやられるなら、あらゆる先端兵器や堅固な韓米同盟も無用の長物になる」とし、「北朝鮮のサイバー攻撃の脅威が現実になりつつあるため、レベルの高いサイバーセキュリティの人材を育て、支援しなければならない」と強調した。
2012.06.14
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空洞化、リストラが進む昨今では、企業が進める合理化、労務管理はパワーハラスメントと言い換えることさえできるような有様である。経験の乏しい若年社員がうつ病に陥る恐れが増しているが・・・・一方で「柳に風」と受け流すスキルが注目されているようです。新世代の社会学者といわれる古市憲寿さんが「このままフワーッと行ければいいですね」と述べているので、読んでみます。このままフワーッと行ければいいですねより 第7刷の帯にはデカデカと「全国紙制覇!」と書かれている。まずは社会にどんなふうに受け止められているかをバシッと示す。上野千鶴子や小熊英二から寄せられた推薦の言葉は裏側。古市憲寿が26歳のときに(といっても去年だけど)出版した『絶望の国の幸福な若者たち』である。現在の若者のあり方をざっくりとつかんだ1冊。この“ざっくり”が実は重要。というか、ざっくりとしかつかめないのが事実。“そもそも若者っていう生ものを扱う以上、「若者のすべて」を記述するなんて無理(中略)だけど現代における若者を理解するための補助線にはなると思う。たとえば「若者資料集(二〇一一年度版)」ぐらいには”(本書より)若者という概念の発生と終焉を膨大な資料をもとにきっちり語り、実は若者なんて、ある年齢層だけを切り取ってカテゴライズできないことを示しつつ、その過程で過去の若者論をディスりたおす。そこまで言ったら自分の立ち位置なくなるぞ…というレベルまで行きながら、オリジナルな論を生み出す。実にスリリング。で、言ってること自体、納得。面白そうでしょ?「あんまりにも世の中が“若者が不幸だ”って言うから、それって何なんだろうなっていう思いがあったんです。論文とか研究書ってどれだけ中立を装っていても、書く人のパーソナリティが出る。世の中に恨みとかルサンチマンの発散のために書いてるケースも少なくないので(笑)、社会評論はどうしても不幸寄りになるんです。そんなもの読まないし、そんなこと考えない若者が大多数なのに“不幸な若者”という像だけが独り歩きしていることに違和感を持っていて、何か僕自身が感じたことを出せたらなと思って」R25ももちろんそうだが、雑誌やらニュースやらで若者が不幸呼ばわりされる例は枚挙に暇がない。やれ少子高齢化だ、財政赤字1000兆円だ、現役世代の負担増だ、と。それはどれも事実なのだが、だからといって当の若者は必ずしも不幸とは思っていないというのが、古市憲寿の分析だ。単に同世代としての感覚だけでものを言っているのではない。膨大な資料を漁って提示する。一方で、10年の南アフリカW杯の渋谷センター街の騒動の中にいて、11年4月10日・高円寺に1万人以上を動員した「原発やめろデモ」に参加して、生の声を拾っている。「まあ暇なんで(笑)。図書館で統計見てコピー取るぐらい、普通です。いろんな場所に出向くのも“研究だ!”とか思ったわけではなくて普通に遊びに行っているだけなんで。水族館とか映画館はずーっとやってるけど、W杯とかデモってその日しかやってないじゃないですか? だから友だちと“デモでも行くか”って行って、日記みたいにまとめてるだけなんで、特別なことはしてないです」データをまとめるのは「子どものころからの趣味」だという。「自分で図鑑を作っていました(笑)。サメがすごく好きだったので、とりあえず魚関係の図鑑を一通り買ってもらって、サメだけの図鑑を編集したり。あと宇宙開発の歴史も、いろんな本から自分なりにまとめて遊んでました。それと同じことをしてるだけです」団塊オヤジには、しっくりこない論調であるが・・・・・これも、新自由主義に抗うための新しいバランス感覚あるいは戦闘スタイルなのかもしれませんね。しかしね~、こういう論調が出ること自体が、既に新自由主義や官僚主義に打ち負かされた結果では?
2012.06.13
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以前にも「蔵書録が完成」と宣言していたが・・・・・その後も本棚をあさり更に追記、改編を行ったので、ふたたび完成宣言のはこびとなりました♪ (完成宣言はこれで打ち止めとし、今後は宣言なしで追記とします・・・・・当然ですね)********************************************************************** <蔵書録作成中7> 無謀にも蔵書録を作っていますが・・・・・表紙を並べて見るのが面白かったりします。なお、情報はアマゾンに偏っていますが、宣伝料はもらっておりません。・未分類の本・運動、闘病関連の本・京阪神関連の本・哲学、宗教関連の本・テクノナショナリズムの本**********************************************************************<蔵書録作成中6>目次 ・日本大好き異邦人の本・日本人論の本・お役所、官僚関連の本・国土、自然関連の本**********************************************************************<蔵書録作成中5>目次 ・フランス関連の本・食料、料理関連の本・言語関連の本**********************************************************************<蔵書録作成中4>目次 ・アート、音楽関連の本・メディア、ウェブ関連の本・歴史関連の本・戦争、軍事関連の本**********************************************************************<蔵書録作成中3>目次 ・アメリカ関連の本・文芸、エッセイ関連の本・内田先生の本**********************************************************************<蔵書録作成中2>目次 ・韓国関連の本・社会関連の本・経済関連の本**********************************************************************<蔵書録作成中1>目次 ・漫画の蔵書録・サイバラの本・中国関連の本・樹木,森林の本・蔵書録を作る効用気になる本9蔵書録作成中7で、追記、改編のあった箇所を抜き出して紹介します。 <未分類の本>蔵書録作成中であるが、分類グループ、ジャンル等がまだない本について、とりあえずフォームを作っておく。なお、今後作るグループを以下考えているが・・・このまま未分類にしてもいいか?♪・ウォルフレンの本・SF・囲碁の本、仕事の本、デジタル製品の本・・・・電子書籍etc************************************************************************(文字数制約のため省略)【タレント文化人100人斬り】 佐高信著、社会思想社、1998年刊<「MARC」データベース>より雑誌『噂の真相』に連載中の人気コラム「タレント文化人筆刀両断」の100回分が今回の文庫版ではじめて一冊に。奢り昂ぶるタレント・作家・政治家・財界人などに筆刀が振り下ろされる。<大使寸評>この後、150人斬り、200人斬りが刊行されているようです。それにしても、業界で喧嘩も辞さない佐高信の蛮勇がいいではないですか。Amazonタレント文化人100人斬り【四季の花撮影】 ムック本、学研、1997年刊<「MARC」データベース>より花、なかでも野に咲く花はアマチュアカメラマンの身近な被写体。四季の代表的な花の中から、よく写真に撮られるものを取り上げ、その撮影テクニックを具体的作例をとおして詳述。野外撮影の基礎知識も解説。〈ソフトカバー〉 <大使寸評>追って記入Amazon四季の花撮影 <運動、闘病関連の本>(文字数制約のため省略) <京阪神関連の本>(文字数制約のため省略) <哲学、宗教関連の本>哲学、宗教関連の蔵書を並べてみます。なお、大使が嫌う思想、イデオロギー関連もこの範疇に含めるものとします。(文字数制約のため省略)【現代に生きる幸徳秋水】森岡邦廣ほか編集、幸徳秋水を顕彰する会、2007年刊<内容紹介>幸徳秋水は現代に生きています。「理想」を追求した幸徳秋水の人生。少年から大衆まで解りやすく解説。詳しくはこちら<大使寸評>田舎のつきあいで、いちおう、この会の有料会員になっています。幸徳秋水を顕彰する会(文字数制約のため省略) <テクノナショナリズムの本>(文字数制約のため省略)今後は随時、記事の追記、購入本の追加を行う予定とします。最新の更新情報は蔵書録作成中8に入れておきます。
2012.06.13
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10日に大阪で通り魔事件があったが・・・・昨日、大学図書館で観た「EUREKA ユリイカ」が通り魔を題材にしていた。虫が知らせたというか、ほんと、まったくの偶然なんですよ。「なして 殺したら いかんと?」と問う少年の心の闇は深い。【EUREKA ユリイカ】青山真治監督、2000年制作、H24.6.11観賞<goo映画解説>より浅野忠信主演の『Helpless』やARATA主演の『シェイディー・グローヴ』などで一部に熱狂的なファンを持つ青山真治監督が、白黒シネマスコープ画面で3時間37分という破格のスケールで描き出す叙事詩的な人間ドラマ。バスジャック事件に遭遇して生き残ったものの、多くのものを失った運転手と幼い兄妹が”生きること”のリアリティを取り戻すため、擬似家族を形成し、小さなバスで旅立つ姿を追っていく。<大使寸評>通り魔事件の翌日に、たまたまDVDで「ユリイカ」を観たが、バスジャックと通り魔を扱っていた。 通り魔となった少年に寄り添い、更正を願う主人公は言って見れば、現代の救世主みたいなものか♪ それにしても3時間半の映画は長いなあ。少女役で幼き日の宮崎あおいが出ていたが、役者根性はなかなかなのものです。goo映画EUREKA ユリイカバスジャックに遭遇し生き残った運転手の沢井は、どこに勤めても長続きしないのです。沢井の浮世離れした優しさが軋轢を生み、沢井はいつも席が定まらないわけです。でも、犯罪者に寄り添うことで、沢井自身も強く生きられる予感を残して映画は終わるのです。一方、こんな倫理観に拘るよりも、もっと直裁な渡邉正裕さんは、ツイッターで「犯罪とか精神疾患は8:2で社会のせいだ」と説いています。渡邉さんのエントリーを紹介しますが・・・・どう裁定するかはあなたに委ねます。5/11 「ぜんぶ社会が悪い」思考のススメ より 「新型うつ」や「入社3年以内で精神疾患で労災認定、過労自殺」などNHKが連日、若者の労働問題を特集している。僕は、なんでも社会(親や会社を含む)が悪いと考える派だ。自分自身を振り返っても、ずっとそう思ってきた。政治や政策を大学で学ぼうと思ったのも、社会が悪いから自分が変えたいと思ったのである。 <やめようと思ったことはない。(上司を)やめさせてやろうと思ったことは何度もある> 「会社をやめようと思ったことはあるか」という質問に対して、私は入社2年目に、こう答えている。そして、そのまま実名入りで『週刊朝日』に掲載された(左下)。朝日の市川裕一という記者が「匿名にしましょうか」と電話で弱気なことを言ってきたので、「実名で構わないですよ、何も後ろめたいことはないですから」と告げたためである。 実際、何が悪いのだ。新聞記者が寄って立つところの言論の自由とは、堂々と皆の前で実名で意見を表明できることにある。そういう社会がよい社会だと今でも思っている。この記事では社名すら出ていないので会社に不利益は一切ない。 ところが、本社から連絡を受けた部長は、記事に出ていた私のHPの閉鎖を命じ、この問題の処理を誤った結果(私にウェブ利用の規定を作ると言っておきながら作らなかった)、2年後に再び発見して、裁判闘争になった。会社に僕の才能を活かそうという発想がないことが分かったので、活かすためにさっさと転職した。会社に残っていたら、ベストセラー作家どころか、本の一冊も出せなかっただろう。 僕は自分のサイトを閉鎖するつもりは当時から毛頭なかったので更新を続け、今ではこのMyNewsJapanで自由に書きたいことを書き、日経の役員よりもずっと稼いでいる。もし会社の言いなりになって社畜になっていたら、今の私はない。信念を曲げてはならず、会社の言うことを聞いてはいけない、というよい見本である。 ところが最近報道される新入社員は、精神的に参ってしまうらしい。NHKなどを見ていて思うのは、社会が、親が、会社が、正社員という型にはめこもうとし過ぎ、若者の側も、それをまに受けてしまっている、ということだ。 会社の言うことが正しい、上司が正しい、正社員として働き続けるのが正しい、それに従えない人、付いて来れない人は間違っている…。そんなわけが、ないのである。ワタミも、ユニクロも、労基法を守れない違法企業であることは考えればすぐわかる。 自分の頭で考える教育が日本の義務教育にはないので、優等生的な日本人は、答えは1つしかないと洗脳されている。だが、今でも僕は、会社(日経)は時代遅れで間違っていたと思っているし、上司の対応は間違っていたと思うし、それに盲目的に従おうとした親はバカそのものだと思っているし、正社員などというポジションに居座るのも間違っていると思っている。だからぜんぶ逆のことをやって、今の自分がある。 ぜんぶ、社会が悪いのだ。でも、だからと言って何もしなくていい理由にはならない。思考停止してはいけない。自分のほうが正しいのだから、間違ったことをしてる奴らより成功して当然だ、と考える。お天道様は必ず見ている。悪い奴らには天罰が下る。そう思って反対の道で頑張ればいい。 「自分が間違っている、会社についていけない自分が悪い」などと思うから鬱になるのである。まずは正しいのは自分だ、という信念を持とう。日本の教育も、親も、会社も、正社員の既得権を守る国も、間違いなくぜんぶ間違っているのだから、そんな間違ったものに自分を合わせようとしたら、まともな人間である限り、精神的におかしくなって当然なのだ。 自分の頭で考えて、自分のほうが正しい、社会が間違っている、と思えばラクになる。そして、正しいことを実践する。社会のせいにして、他人のせいにして、怠けろ、と言っているのではない。 若いうちは失敗してもやり直しが利くのだから、試行錯誤を続けるのだ。豊かな社会になって食うに困ることはない。若者はもっと、社会的洗脳から解き放たれて、「なんとなく正しいことだと思わされている嘘」とは反対の道を突き進んでほしい。ユリイカと渡邉さんのエントリーを対比するのは、我ながらちょっと強引だったかも。<11日に『EUREKAユリイカ』を観た理由>「ニッポンの映画監督」というMook本に2008年時点での“ 映画のプロが選ぶベスト10”なるものが載っていて、その第1位 が『EUREKAユリイカ』なんです。これは観なくちゃということでした。
2012.06.12
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加藤嘉一氏と言えば、中国でいちばん有名な日本人とのことであるが・・・・その加藤氏がこんな発言をしていいのか?中国で言論の自由はどこまであるのか?・・・読んでみましょう。5/1尖閣諸島は、日本国民全員で守るものより<「石原発言」の反応> 「尖閣諸島を東京都の予算で買い取る――」 日本時間の4月17日未明、米国ワシントン市内で行なわれた石原慎太郎・東京都知事の講演での発言が、日中間にある尖閣諸島問題についての議論を沸き上がらせ、中国世論も大いに刺激した。 日本国内では「石原氏はよく言った」と賛成する声がある一方、「都がやることではない」と反対派の声も上がった。 中国の世論もすぐさま反応を見せ、私宛に、抗議のメールが殺到した。その数、約500通。一般の中国国民からがもっとも多く、メディアや政府関係者、学者や軍人まで含まれていた。 「加藤! お前は中国と戦争がしたいのか?!」 こんな風に感情的に私を攻撃する内容が8割以上であった。だが、日中関係の大局からこの問題に対してどう大人の対処をするべきか、石原氏がこのタイミングで尖閣購入発言をした意図、およびそれに対して日中両政府がとりうる対応などを議論させてほしいという冷静な内容もあった。<尖閣諸島は日本の領土> 私はそうした声に対して、「発言者は加藤嘉一ではない。石原慎太郎さんだ。私を攻撃しても意味がない。感情的になるのはやめよう」と促したが、「うるさい!お前しか日本人を知らないからしょうがないだろ!」という始末であった。まるで議論にならない。しかし、狭隘なナショナリズムに陥っていて、外国との付き合い方に苦心している中国人の国民感情を理解するために有益だと思い、前向きに取り組んだ。 尖閣諸島問題について具体的に論じる前に、領有権に関する事実関係と、2010年9月に起きた中国漁船衝突事件について整理しておきたい。 尖閣諸島は歴史的に、一貫して日本の領土である南西諸島の一部を構成している。1895年5月発効の下関条約第2条に基づき、日本が清国から割譲を受けた台湾及び澎湖諸島には含まれていない。従って、サンフランシスコ平和条約第2条に基づき日本が放棄した領土のうちには含まれず、同条約第3条に基づき南西諸島の一部としてアメリカ合衆国の施政下に置かれた。そして、1971年の沖縄返還協定によって日本に施政権が返還されたなかに、尖閣諸島も含まれている。 中国は、1970年後半に東シナ海大陸棚の石油開発の動きが表面化して、はじめて尖閣諸島の領有権を主張しはじめたに過ぎない。2010年9月に尖閣諸島沖で発生した中国漁船衝突事件とは、尖閣諸島沖で違法操業をしていた中国籍の漁船に、海上保安庁の巡視船が退去を命じたが、漁船は巡視船に体当たりをし、公務執行妨害で漁船の船長を逮捕したという事件だ。 民主党政権による一連の対応はチグハグで、貫徹した戦略構想が見えないものであった。船長の拘留を延長したにもかかわらず、起訴しなかったのだ。逮捕自体が日本法の適用を意味し、中国は反発した。だが、中国政府がこのときもっとも恐れていたのは、逮捕した船長を日本が起訴に持ち込むことだった。そうなれば、中国政府は軍事的措置を取らざるを得ず、後には引けない焦りを感じていた。 ところが日本政府は、延長期限よりも前にあっさり釈放した。これでは、なぜ拘留を延長したのか説明がつかず、いかにも中途半端な対応だ。起訴する気がないのであれば、最初から拘留延長などすべきではなかった。中国共産党幹部は、「こうも簡単に日本が折れるとは思わなかった」と呆気に取られ、日本側はわざわざ交渉力のなさを見せつけた。そもそも尖閣諸島は現在、外交上は所有権を巡って争っているが、ここ10年間に限って言えば、日本の海上保安庁と中国の漁業取締船の双方が阿吽の呼吸で、問題が表面化しないよう努めてきた。中国は自国の漁船が侵入しないよう監視していたし、万が一侵入しても逮捕すれば一気に外交問題に発展しかねないため、日本側も決して捕らえることなく追い返していた。 このときは、あくまで衝突してきたのは中国漁船であり、船長も酔っ払っていたため、明らかに中国側に非があった。だが日本政府はこの点で中国側を責めるでもなく、起訴する覚悟もないまま安易に逮捕してしまったのである(詳しくは『週刊ダイヤモンド』2010年10月30日号のインタビューで述べた)。<問題の本質から目を背けてはいけない> 「石原発言」に話を戻そう。 私は石原氏の発言を「良い・悪い」、「正しい・正しくない」の視点から価値判断するつもりは毛頭ない。石原氏は日本の首都である東京都の民意を代表する政治家である。その発言は国内外で影響力を持つ。石原氏自身が「外交には相手がいる」という常識を全く無視して、ただ盲目的に尖閣諸島購入を発言したとは考えられない。同氏なりの戦略・信念あっての言動だと思う。 今回の石原慎太郎・東京都知事の発言は、先に述べた漁船衝突事件の延長線上にあり、もっと言えば、40年前に実現した日中国交正常化以来、棚上げされ、阿吽の呼吸で取り扱ってきた尖閣諸島をめぐる問題が漁船衝突事件に続いて、より一層表面化したシグナルだと見ている。 今の時点で言えることは、日本国として、このまま永遠に棚上げしていいはずがない、ということだ。そして、日本国民として、問題の本質から目を背けていてはいけないということである。ここまで言ってしまえば、中国にいられないはずであるが、今彼は日本にいるんだろうか?まあ どこにいるにしろ・・・・勇気を持って「外」へ出て、「個」を磨けを読めば・・・漢族とも張り合える、あるいはつきあえる彼の資質がよく表れていると思うのです。
2012.06.12
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6/6毎日が「扶養厳格化、現実の壁 疎遠の子、援助拒否も」と報道していたが・・・この事件は明らかに、一部メディアのバッシングと小宮山大臣の不用意な発言が引き起こしましたね。小宮山大臣の物言いは柔らかだが、親族の扶養義務、説明責任とか言っていることは役人言語そのものであり・・・・・もし、この事件を契機に生活保護制度を改悪するとしたら、厚労大臣としての適格性に疑問符がつくわけです。国会で数々の修羅場を切り抜けてきた小宮山大臣であるが、こんなに頭が悪いとは思わなかった。折りしも、 反貧困ネットワークから「バッシングを利用した生活保護制度の改悪を許さない声明」が出されました。また本日11日に反貧困ネットワークが、厚生労働省で記者会見を行なうそうです。「バッシングを利用した生活保護制度の改悪を許さない声明」 6/11反貧困ネットワークタレントの家族が生活保護を受給していたことに端を発して、全般的な扶養義務の強化など生活保護制度の改悪の動きが広がっている。現在の社会情勢や市民の生活実態が無視され、一時のムードで将来に禍根を残すような改悪が進められようとしている。しかし、扶養義務の強化はこれまでの世界的な流れに逆行する。近代的国家においては、たとえ成人した親子間でも扶養義務を課さないのが通例である。すなわち、扶養できるだけの能力のある人は、その分、税金をたくさん納めることで責任を果たし、政府が所得の再分配を行って市民の生活を支えることになっている。いまの日本では、生活保護を受けられるはずの人が利用できず、実際に保護を受けている人の割合はせいぜい20%台と言われている。扶養義務が強化されると、ますます生活保護が利用できなくなり、餓死や孤立死が増えることは火を見るより明らかである。扶養義務の強化によるしわ寄せは中・低所得者世帯に集中し、これまでかろうじて貧困に陥らずにいた世帯まで貧困化することになる。とくに、少子高齢化のもとで扶養義務を負うのは若い世代である。政府は子育てを応援すると言うが、子どもの教育費などでギリギリの生活をしている世帯が親の扶養まで強いられることになり、貧困の連鎖がさらに加速することになる。生活保護を利用せざるを得ない人たちは家庭環境も複雑な場合も多い。扶養の強要によってこれまで以上に家族関係がこじれ、いっそう孤立させることになる。それだけでなく、DV被害者や虐待を受けてきた人たちが加害者の扶養を強要されることになったり、加害者の影に怯える彼ら彼女らに生活保護の申請を諦めさせたりすることになる。「美しい家族主義」は幻想にすぎない。家族が互いにいたわり合うためにこそ、生活保護をはじめとする社会保障の充実によって市民の生活を支えることがさらに重要になっている。今回の一連の騒動で、生活保護を現に受けている人たちも不安な日々を送っている。今こそ「声なき声」に耳を傾けて欲しい。生活に困窮し、生存を脅かされている人たち、社会から孤立させられている人たちがたくさんいる。生活保護の役割を大きく評価し、さらに使いやすい制度にして、この人たちに憲法25条で保障されている生存権という人権を行き渡らせることこそ、いま求められている。私たちは、誰もが人間らしい生活ができる社会を目指す皆さんと手をつなぎ、生活保護に対するバッシングを許さず、生活保護制度を改悪させないために行動する決意である。 以上 <河添誠さんの12日ツイッターより>昨日、反貧困ネットワークで「バッシングを利用した生活保護制度の改悪を許さない声明」 http://ow.ly/bvuj6 発表記者会見。代表の宇都宮健児さん、副代表の赤石千衣子さんらと。生活保護緊急相談ダイヤルの概要結果も発表。生活保護制度の改悪を絶対に許さない。6/6扶養厳格化、現実の壁 疎遠の子、援助拒否もより売れっ子お笑いコンビ「次長課長」の河本(こうもと)準一さんが、母親の生活保護受給を謝罪したことで注目を集めている親族間の扶養義務。この問題をきっかけに、生活保護自体の在り方が問われる一方、受給しにくくなるのではないかとの不安が広がっている。生活保護制度上の扶養義務はどこまで広がり、厳格化できるのか。厚生労働省は、受給者らの親族に扶養できない理由の説明を義務付ける方向だが、最前線を受け持つケースワーカーの不足など課題は多い。【野倉恵、遠藤拓】 「男性はドアに背を向け、玄関の上がり口でうずくまっていて、黒い塊のように見えました。あの時の悲しみが、この騒ぎでかき消されたら残念です」。北九州市のケアマネジャー、花井美知子さん(72)は取材の電話にため息をついた。 かつて扶養義務が注目を集めたのが、北九州市で05、06年に相次いだ生活保護を求める男性2人の孤独死だ。電気や水道を止められた八幡東区の男性が保護を繰り返し求めたが、別の世帯で暮らす子供の援助を受けるよう求められた。福祉事務所とはトラブル続き。05年1月、借家で死亡しているのを花井さんが見つけた。門司区では別の男性が子供に伴われて福祉事務所の窓口を訪ね、事情があって近く援助が受けられなくなると訴えた。それでもなお親族からの支援を求められ、申請書ももらえないまま06年に亡くなった。同市の福祉事務所は長年、親族が扶養できないか確認できるまで申請書を渡さない「水際作戦」をとっていた。市は誤りを認めて対応を改善。厚労省も07年、全国の担当者会議で、扶養義務を理由に申請書を渡さないなどの申請権侵害を戒め、今に至っている。 民法は、夫婦は協力し扶助しなければならず、直系血族(親子、孫と祖父母など)と兄弟姉妹も互いに扶養義務があると規定している。それ以外でも、おじやおいなど3親等内の親族は家裁の決定を経れば扶養義務を負う。生活保護法もこれに準じている。 だが、実際の運用は異なる。国が自治体に示している連絡文書では、未成年(未成熟)の子について両親は自分と同程度の生活を保障しなければならないとされているだけで、それ以外の親族間の扶養義務は、自らが社会的地位にふさわしい生活を確立した上で余裕があれば援助すべきだと解釈されている。 今回の騒動は成人した子から親への扶養に当たり、「売れっ子芸人がそれに見合う扶養をしていなかった」という点が問題になった。ただ「地位にふさわしい生活」の捉え方に基準はない。ケースワーカーの間では、一定の年収や資産があっても住宅ローンや教育費がかさむと言われれば踏み込めないのが現実で「申請者の生活が困窮しているかで判断するしかない」との見方が定着している。経済的事情だけでなく、親族間の心理的抵抗感も壁の一つだ。首都圏で30年近く勤めた元ケースワーカーの男性は、何度か高額所得者の親族の保護申請に対応した。ある有名スポーツ選手は「子供時代に酒浸りの父親に殴られ続けた。昼夜なく働いた母なら援助するが、父はいやだ」と扶養を拒否。有名私大教授が「妻と母の折り合いが悪い」として母親の扶養を断った例もあったという。 市民グループ「公的保障の会」を主宰するケースワーカー歴25年の奥森祥陽(よしはる)さん(京都府)は「不正受給は許されないが、民法上の扶養義務と援助できるかどうかは別問題。核家族化の中、私的扶養(民法が定める親族による扶養)を強いる流れは時代に合わない」と見ている。 ◇政府、最前線なおざり 受給者ら、バッシングを懸念 今回のようなケースの対応策として厚労省は4日、国家戦略会議に生活保護制度の見直し案を報告した。そこでは、親族に扶養義務を果たしてもらうための仕組みを打ち出している。これに付随して、小宮山洋子厚労相は扶養義務を果たさない親族に対し、理由を説明することを義務付けるよう法改正を検討すると表明している。この他、厚労省では、扶養可能な親族には必要に応じ、保護費の返還を求める方針だ。生活保護法は、家裁の決定を経れば資力のある扶養義務者から費用を取り戻すことができると想定しており、同省は近く、申し立て手続きのマニュアルを自治体に示し、活用を促すことにしている。 しかし、長年変わらない扶養義務の枠組みと核家族化した現実との矛盾解消や、受給者増大に伴う現場の人員増強は進んでいない。 ケースワーカー1人が受け持っているのは平均92被保護世帯(09年度)と国の基準(80世帯)を上回り、100世帯を超えている自治体も多い。西日本のケースワーカーは「人が足りず十分な訪問もできていないのが現状だ」と強調。親族調査の厳格化について「扶養可能なラインをどう判断し、誰がどう返還を求めるのか。具体的な基準もなく現場で使うのはきわめて難しいのでは」と疑問を呈する。 一方、受給者や申請を予定している人たちは「扶養義務が強調されすぎると申請の抑制や取り下げ、保護の辞退につながりかねない」と懸念。先月30日に東京都内で記者会見を開いた受給者らは「バッシングが強まると、保護から抜け出すための就労もままならなくなる」と訴えた。吉永純・花園大教授(公的扶助論)は「親族から見放され、最後に福祉事務所の門をたたく人が大半だ」と指摘。「孤立死防止、就労支援、不正受給対策と現場の役割は重くなる一方だが、多くは2、3年で異動し人材が育ちにくい。親族調査の強化といった対症療法ではなく、ケースワーカーの質・量を高める根本対応が必要だ」と話している。 ◇「親族の義務」重い日本 欧米は対象範囲を限定 日本の扶養義務は他の先進国に比べて広く、厳しく捉えられている。そしてもう一つ大きく異なるのは、生活保護法で「扶養義務者による扶養は法による保護に優先されるべきである」と規定している点だ。このため、親族から援助があればその分が支給額から削減される。 厚生労働省の資料は03年当時のものだが、それによると、イギリス、フランス、スウェーデンでは基本的に、扶養義務の範囲は夫婦もしくは未婚のカップルと未成年(未成熟)の子供に限定。扶養せねばならない子供の年齢は英が19歳未満、仏がおおむね25歳未満となっている。 州によって異なるアメリカも、夫婦間と未成年の子供に対する扶養義務があるとされている点は欧州と共通。ただし、カリフォルニア州では成人した子にも親を扶養する義務がある。英国やスウェーデンには扶養が保護に優先するという考え方自体がなく、生活保護問題対策全国会議事務局長の小久保哲郎弁護士は「今回の(河本さんを巡る)騒ぎを英国人に話しても、何が問題なのか分からないだろう」と指摘している。
2012.06.11
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<作家デビューを目指す貴方へ>60歳以上の新人を対象にしたミステリー小説文学賞なるものが出来たそうで、ネットで探しているところですが・・・・ネット情報から(大法螺気味ではあるが)作家デビューへの心構えをとりまとめてみました。1.文学新人賞を目指すあなたへ2.ねらい目の文学賞3.作家修行について4.それでもなお、新人賞、芥川賞を狙うあなたへ*****************************************************************************************1.文学新人賞を目指すあなたへ 現役作家おふたりの以下対談なんかを熟読して、肥大した思い上がりを取り去る必用があるようです。(うーん 文才に変な自信を持つひとなんか「アホちゃう?」と一蹴される業界のようですね)文学新人賞を目指すあなたへより――お二人には、松本清張賞の選考委員を、第十九回よりお引き受けいただくことになりました。あらゆるエンターテインメント・ジャンルから幅広く新人を発掘できれば、と考えています。本日は「小説家を目指す若い人たちへ」といったテーマでお話をうかがいたいと思っておりますが、まずは、改めてお二人のデビューのときのことをお話しいただけますでしょうか。石田 僕のときには既に「公募ガイド」という便利なものがありましたから、順番にマルをつけていったんです。直近が角川の日本ホラー小説大賞で、次が新潮社の日本ファンタジーノベル大賞、それから朝日新人文学賞。その後が小説現代とオール讀物がほぼ一緒の時期で、オール讀物のほうがちょっと遅かったのかな。そうして順番に応募していって、最初の三つは三回とも最終選考まで行ったんですね。最後に書いたミステリーが、実は小説現代のほうに間に合わなくて、オール讀物に出した。それが『池袋ウエストゲートパーク』です。九七年ですよね、オール讀物推理小説新人賞をいただいたのは。三十七歳のときでした。桜庭 私はほんとにチキンで、大きな賞は獲れないと思ったので、第一回ファミ通エンタテインメント大賞というマイナーなところに、ここなら獲れるかなと思って出したら、佳作で無理やり引っかかりました。第一回は二百人も応募がなかったそうです。中村うさぎさんが選考委員にいらして、推してくれてギリギリ入選して、デビューできたんです。だから、新人をデビューさせて育てる、というノウハウがまだほとんどないときだったので、獲った後が大変でした。石田 傾向と対策を学習するのはほんとに無駄だと思いますね。分かるんですよね、ここを狙って書いたな、みたいなことが。やっぱり自分が「これが面白い」というところ、それをしっかりつかんだら、手放さずに最後まで書いてほしい。じゃあ、そうなると圧倒的にオリジナリティが必要か、と思ってしまうでしょうけど、みんなちょっと怖がりすぎなんです。ハッ! と新鮮に感じることだったり、組み合わせの妙があったりすれば大丈夫。要は“新しいこと”じゃなくて“新しい感じ”でいいんですよね。だから、これは王道だからいけない、とかあんまり考える必要はない。逆に王道であるなら、そこからさらに熱量とかキャラクターの魅力とかをプラスしていけばいい。桜庭 新人だけが持っているものってあるじゃないですか、熱量とか毒気とか。やってやるっ! みたいなものは最初ほどあるものかもしれない。他の作家と話したときに、「現在のほうが書く物はうまいけど、今は新人賞に応募しても獲れる気がしない」と言っていた人がいました。最初に持っているものをすごく大事にして、一気に行くべきだと思います。中には、もう十年選手みたいに応募し続けている人がいる。そういう人の作品を読むと、整ってはいるけど、この人の最高傑作ではない感じがして、おしいけど推しきれなかったりします。地道な創作と各賞にダボハゼのように応募することが肝要のようですね。個人差はあるにしても、とにかく質と量の両面から攻める努力が求められているようです。2.ねらい目の文学賞現役作家の苦労話を聞いてもなお、文学賞への思いを断ち切れないあなた!・・・・注目の文学賞を覗くと日本には膨大な数の文学賞があるので・・・ねらい目を絞る必要があるようです。(ほんとに膨大な数に唖然としたのです)ここにはまだ載っていないようだが、講談社が60歳以上の新人を対象にしたミステリー小説文学賞を設けたそうだから、年金生活者は狙い目かも♪3.作家修行について●文章修行もさることながら、多彩な職業遍歴も結果的に作家への近道だったりすることもあるようですね。●もし貴方がまだ若ければ、別の仕事で稼ぎながら、時間を作って修行に励んでください。そして、もし貴方が年金生活者であれば・・・すばらしい環境を作家修行に充ててください。修行の結果、もしかして文学賞が取れるかも?!●これも修行のうちと、ブログでも何でもとにかく倦まず弛まず書くことが肝要ではないでしょうか。マラソンは完走者すべてが勝利者という緩い評価基準があるのだが・・・やはり大使の場合、マラソンに絞って修行するのが無難なようです。4.それでもなお、新人賞、芥川賞を狙うあなたへ●芥川賞のすべてから「選評の概要」などを参考にして、せいぜい頑張ってください(笑)●応募締切、作品枚数、賞金・賞品などについては、さっかつの公募新人賞一覧(締切順)に詳しく出ています。それはそうと、村上春樹がなぜ芥川賞を取れなかったのか?ということでWeb検索したら村上春樹-芥川賞候補作家がありました。面白いでぇ♪
2012.06.11
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もうすぐベランダのギボウシが見頃です。茎が伸びて花芽がついているが・・・・だいたいギボウシは葉っぱを愛でるもので、花はおまけ♪のようなものなんだけど・・・・おまけもいいじゃん。ベランダのギボウシ去年のギボウシ観葉植物といえば熱帯植物を連想することが多いけど、ギボウシとかグランドカバーと呼ばれる植物も、葉っぱ大好きの大使にとっては観葉植物と言えなくもないのです。グランドカバーという横文字を使ってしまったが・・・・西方寺の苔庭に見られるように古くからこの種の庭を愛でてきた日本人のセンスはなかなかのものです。とにかくギボウシやグランドカバーは、色のマスとして目に鮮やかですね。個人住宅をグランドカバーで飾るには、カラーコーディネイトのセンスもいるが、庭の広さも要るので・・・・貧乏家庭では鉢植えを並べてマスとするのがいいのかも(泣)ギボウシの横にあるこの葉っぱの色がいいんだけど、何と言う植物なんだろう?(世話するのは嫁さんで、私はただ見るひとなので名も知らないのです)ところでギボウシであるが・・・昨日もとりあげたシーボルトが絡んでいるんですね。シーボルトさん、あんたは偉い♪野草(お奨め)よりギボウシ(ホスタ)は、東アジアに分布し、特に日本に多く自生しています。江戸時代より鑑賞用に植えられ、シーボルトがヨーロッパへ持ち帰って以来、多くの品種が欧米に渡り、特にアメリカで、多くの品種が交配され、作り出されました。(ギボウシ(ホスタ)のページより)
2012.06.10
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尖閣諸島事件とそれに連動するようなレアアース禁輸があって以降、以下に示す情報収集を思いつき次第に試みてきたが・・・・重複、欠落などあったりするので、この際、最新情報を一括して並べてみました。(今後も不定期に掲載予定とします)それだけ、尖閣諸島事件が衝撃的であったわけであるが・・・この事件は日本政府が対応を間違ったというよりも、むしろ中国政府のオウンゴールであったのかもしれません。少なくとも、それまでは比較的冷静だった大使を嫌中に変えてしまったことは確かです。・対中最新情報(2012,6,9)「中国の『核心的利益』をどう解釈するか」海国防衛ジャーナル軍事・人民解放軍/サーチナ<対中最新情報(2012,6,7)>・孔子批判6(含:少数民族ニュース)・中国のレアアース統制5(含:レアアース関連ニュース)・テクノナショナリズムに目覚めた5(含:空洞化/海外進出情報)・資源保護関連ニュース・様変わりの人民解放軍3(含:中国包囲網ニュース)********************************************************************* <少数民族ニュース2>儒教、体制あるいは孔子的なものに弾圧される少数民族が居ると思うので、注視しています。なお、日本も少数民族としてとりあげます。6/1ラビア・カーディル総裁に聞くウイグルのいまより<日本、日本人との連帯への決意> ラビア総裁は続ける。「今、中国政府が、日本政府や日本の国会議員に対し、世界ウイグル会議を開かせたことへの抗議などを行なっています。これは明らかに日本に対する内政干渉ですよね。私たちはこれまで、米国やヨーロッパでも会議を開いてきましたが、今回の日本に対してのような激しい反応はなかった。なぜこうまで反応するのか? それはおそらく、中国政府が、ウイグル人と日本人が連帯することを恐れているせいだと思います。日本のような、力のある、しかも中国に近い国の国民の多くがウイグルの問題に気付き、中国に対し何かを言い出したら困るということなのでしょう」 筆者がここで思い起こしたのは、ラビア総裁の実の息子2人が今も獄中にある、という事実である。総裁自身も投獄された経験があるので、中国の刑務所がいかに恐ろしいところであるかは身にしみてわかっているはずだ。今回の北京の「激しい反応」の矛先はそのまま、総裁の息子らへと向かうのではないか? 「中国政府の激しい反応を見ても、私がここで怯むことはありません。むしろ今回の状況を見てはっきりと決意し直しました。今後、皆さん(日本人)との連帯をいっそう強めていきたい、と。日本における活動を強化することはもちろんのこと、世界中の日本人コミュニティとの連帯を強めていきたいと考えています」 とラビア総裁は言い切り、冷静な表情のままさらに続ける。 「2009年のウルムチ事件の後、中国当局は獄中にある私の息子のみならず、孫までもテレビに引っ張り出して、『私の母(祖母)は悪い人だ』と言わせるというようなことをやりました。彼らがどういうことをやるか、はもうわかっています」*********************************************************************<レアアース関連ニュース3>中国は2001年のWTO加盟後も国際ルールを守る姿勢に欠け、貿易紛争が絶えない。自国は自由貿易の恩恵によって高い経済成長を続けながら、国際ルールを顧みない独善的対応が国際的にも批判されてきた・・・・・世界はレアアースの輸出制限という露骨な暴挙に驚き、中国リスクをヘッジする覚悟を固めたたが・・・・・このところ日本の着実な対抗策が実現しつつあります。ということで、レアアース関連ニュースを集めています。レアメタル・レアアース6/1中国、価格安定に向けレアアースの備蓄を検討=中国証券報より[上海 1日 ロイター] 中国は、レアアース(希土類)の価格を安定させるため、これらの金属の国家備蓄を検討している。1日付の中国証券報が、政府筋の話として報じた。それによると、価格が下落した際に生産会社が余剰供給分を買い取り、価格上昇局面で売却するという戦略的な売買を工業情報省が検討している。同省は、これによって2011年に見られたような激しい値動きを抑制したい意向という。ただ同紙は、市場参加者の話として、レアアース生産で国内最大手の包鋼希土高科技が昨年、同様の戦略を通じた価格の安定化に失敗していることに言及。市場参加者は、違法な採鉱を取り締まり、取引プラットフォームを通じてレアアースの取引を監視する方が得策と指摘しているとも伝えた。中国は世界のレアアース市場で95%のシェアを握っている。5/29まだまだ続く中国レアアース「狂奏曲」より<事件は「地方」で起きている> 場所は江西省の南部にある?州(かんしゅう)。福建省、広東省との省境にある山間地帯はレアアースの開発で深刻な環境汚染が進行している。 中央政府が開発規制を打ち出す中、高騰するレアアースの開発をめぐり、関係するすべてのプレーヤーが参戦する争奪戦を繰り広げている。 中央政府はレアアースにかかわる業界秩序の構築に向け、採掘許可証の厳格な規制、採掘許可証を有する業者に対する採掘量の厳格な規制、レアアース精錬企業に対する厳格な割り当てなどを実施している。こうした「整頓」政策により、?州の採掘場も1000余りから100カ所に削減された。?州レアアース鉱業有限公司が採掘者の管理、レアアースの取引や売買に関して統一的に管理する責任を負っていて、国家の割り当てを超過して採掘や生産を行った場合、処罰を受ける。しかし、これは建前の話である。実際には管理の中で相当量の「漏れ」があり、こうした「漏れ」を管理・監督することは不可能だ。管理から漏れ出たレアアースは、「ヤミ」の市場に消えていく。 *********************************************************************<資源保護関連ニュース>資源保護、領土保全の観点から、関連ニュースを集めてみます。結果的に、法治が機能しない中華の拡張主義に絡むニュースが主になりますが。6/5石原知事、意義強調、尖閣「国に代わり実効支配強化」より 東京都の石原慎太郎知事は5日、開会した都議会定例会の所信表明で、沖縄県・尖閣諸島の購入計画について「国に代わって日本の実効支配を強化すべく、島の特長を生かした活用方法を検討していく」と述べ、購入の意義を強調した。知事は「外国資本が国の土地を買い占めている中で、一刻も公の所有へ切り替える必要がある」と語った。一方、市民団体のメンバーらが直接請求した原発稼働の是非を問う住民投票条例案には反対意見を付けた。********************************************************************* <空洞化/海外進出情報>空前の円高と政府の無策?により、企業の海外移転は止まらないようです。日本が生き残るためには、中国が出来ずに日本だけが出来ることに集中しなければならないようです。とにかく、集中投資と人海戦術による価格破壊のようなコストに勝てるわけがありません。最近はビジネスモデルの違い(垂直統合/水平分業)が取り沙汰されるようです。・・・・そういう趣旨で空洞化/海外進出情報を集めています。5/03パナソニック、リチウムイオン電池の大阪・貝塚工場閉鎖し中国移管よりパナソニックは民生用リチウムイオン二次電池を生産する三洋エナジー貝塚(大阪府貝塚市)を2012年度内にも閉鎖する検討を始めた。生産設備は9月までに新工場棟で量産を開始する中国・蘇州工場(江蘇省)に全面移管する計画。 従業員約350人はパナソニックで電池事業を担う社内分社のエナジー社内に配置転換する見込み。 現状は国内で9割近く生産しているリチウムイオン二次電池を、15年度をめどに国内と中国で5割ずつ生産する体制を構築する取り組みの一環。コスト競争力を高めて韓国勢などの競合に対抗していく。********************************************************************* <中国包囲網ニュース> 伸び率が2桁にもおよぶ軍拡を進める人民解放軍は、押込まれる国の防衛策を中国包囲網と捉えて、警戒感をあらわにしています。自分の振る舞いを自覚できないのか?自覚した上で押込んでいるのか?不透明であり、そのところがなんとも不気味なんですね。この状況では、周辺国は包囲網を形成して防衛を図るのが、採るべき戦略になるわけで・・・・中国包囲網関連のニュースを集めています。6/9多国間軍事演習に22カ国が参加 わが国を念頭に=中国より 米国主導の多国間軍事演習「環太平洋合同演習(リムパック)2012」がまもなくスタートする。22カ国から艦船42隻、潜水艦6隻、軍用機200機、兵士2万5000人以上がハワイに集結する。今回初参加の韓国軍海兵隊も米強襲艦でハワイに向かった。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。<ロシア海軍、艦船を派遣して初参加> 新たな参加国のうち、特に注目を集めているのはロシアだ。1971年に始まったリムパックは本来、ソビエト太平洋艦隊を念頭に置いたものだったからだ。ロシア海軍は今回、駆逐艦1隻、タンカー1隻、遠洋タグボート1隻を派遣すると発表。ロシア海軍も今回初参加となる。 ロシアとインドはすでに何度も観察員を派遣し、リムパックを視察してきたが、中国人民解放軍の姿はまだみかけない。2010年の演習計画を立てたカールベッカー担当官はかつて、近年の同軍事演習の目的について「アジア太平洋地域で台頭する新興軍事力に備えるため。そのなかには中国も含まれる」と指摘した。<対潜訓練は明らかに中国海軍が念頭に> 米国防費の削減は今回の演習内容に少しも影響を与えていない。米海軍は明らかに中国海軍が増強している潜水艦を念頭に置いており、ペンタゴンが新たに公表した中国の軍事力レポートは「中国の潜水艦の脅威」についても明確に言及している。
2012.06.10
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<アジサイ膨らむ>昨日から当地は梅雨入りしましたが・・・・我が家のアジサイも膨らんできて、ほんのり色がのってきました。アジサイといえば、シーボルトが日本人妻の名にちなんでオタクサと呼んだ花ですね。過去の記事からアジサイのあたりを、蔵書録から「花の男シーボルト」を紹介します。【花の男シーボルト】 大場秀章著、文藝春秋、2001年刊<「BOOK」データベース>より日本に近代医学を伝えた医学者としてのシーボルト。禁制の地図を持ち出そうとした、いわゆる「シーボルト事件」で永久国外追放処分を受けたシーボルト―。だが、植物学者としてのシーボルトを知らずして、その大きな実像は見えてこない。ユリ、ツバキからレンギョウまで数多くの日本植物を、植物相の低いヨーロッパに持ち帰り、それを広めた功績、先見性は、二十一世紀に入った今日、その輝きを増している。多面的に描く全く新しいシーボルト像。 <大使寸評>シーボルトを魅了したのは、日本の植物と日本女性でした。ということで、彼を日本大好き異邦人から外すわけにはいけません。Amazon花の男シーボルト「花の男シーボルト」byドングリ梅雨のうっとうしさの中で、しつらえた舞台装置のようにそこだけが明るい ガクアジサイ「花の男シーボルト」大場秀章著、文春新書、2001年刊第五部 シーボルトが導入した日本の植物<アジサイと日本>p132~135 新緑の季節も過ぎると急にうっとうしさを増し、雨模様の日が多くなる。森も人家のまわりの木立でも花咲く植物の数はぐっと少なくなってくる。こうして長い梅雨へと突入していく。梅雨のうっとうしさの中で、ひととき心のやすらぎを与えてくれるのがアジサイだろう。手まりのような巨大な花序を枝先につけたアジサイの一群は、まるで梅雨の最中にしつらえた舞台装置のようにそこだけが明るい。日本に比べたら少雨のヨーロッパの環境で育ったシーボルトにとって梅雨は苦痛であったろう。そんな中で、シーボルトがアジサイに心動かされたことは想像に難くない。 いまではシーボルトのおかげですっかり洋花となり、ハイドランジェアと名を変えて四季の花になったアジサイは、もともと日本特産の梅雨の花だった。シーボルトといえばアジサイを連想する、といった人がいる。シーボルトはアジサイに、Hydrangea Otaksa(ヒドランゲア・オタクサ)という学名を提唱した。シーボルトはオタクサの名の由来には触れなかったが、それは妻の滝の愛称、オタキさんに因むと考えられている。(中略) シーボルトはアジサイを中国原産と考えていたが、これは明らかな誤りである。彼は日本人が観賞目的で栽培する植物の多くが中国や朝鮮からもたらされてと考えていた。実際にウメやレンギョウのように、中国を原産とする園芸植物も多かったが、日本に自生する植物も観賞の目的で栽培されていたのである。 それはさておき、アジサイとその仲間を含んだアジサイ属の多様さはシーボルトの目をとらえた。『フロラ・ヤポニカ』第一巻で、シーボルトとツッカリーニは12もの図版を割り振って、アジサイ属のほぼ全種である12種について詳述した。他の植物では新種の記載には大変慎重であるシーボルトとツッカリーニは、アジサイ属ではわずかな相違点によって種を区別している。ツッカリーニと共同というよりもシーボルトの主張をツッカリーニが認めて別種にすることに同意したのであろう。それにしてもシーボルトは詳細にガクアジサイを観察している。 そればかりではなく、シーボルトが唯一単独で書いた植物分類学上の論文が、1829年に王立レオポルド・カロリンガー・アカデミーの機関紙のレオポルディーナに掲載された『日本産アジサイ属植物分類提案』であった。この論文は、後のシーボルトの植物学研究が当代一流の植物分類学者ツッカリーニとの共同研究として行われているため、シーボルト個人の植物学者としての資質や知力を知るうえで興味深いものがある。<アジサイとガクアジサイ>p136~137 ガクアジサイ 日本にはアジサイ属植物としてノリウツギ、タマアジサイ、ヤハズアジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイ、トカラアジサイ、ヤエヤマアジサイ、リュウキュウコンテリギ、コガクウツギ、ガクウツギ、コアジサイの11種がある。 このうち、園芸植物として利用されるのはガクアジサイなど数種に過ぎない。アジサイ属の植物は花は小さいが、枝先に多数が密生してつく。花はでたらめに枝上に着くのではなく、配列には一定の規則性があり、いくつかの型に類型化される。これを花序と呼んでいる。 コアジサイを除くアジサイ属の全種は、その花序の周辺につく花が、花序を飾る額のように大きく変形している。ガクアジサイその典型で、その花序の周辺を飾る変形した花は文字通り、周辺花ともいうが、ふつうは装飾花と呼ばれる。装飾花は、花のガク片が花弁化し、しかも巨大化したものである。だから装飾花をよく観察すると、その花弁状のガク片のつけ根には本来の花弁やオシベ、メシベがつくられ、園芸家はそれを「目」と呼んでいる。いつもではないが、装飾花にも熟した果実がなり、ちゃんと種子がつくられる。 アジサイ属の花序では、ガクアジサイのように装飾花に取り囲まれたかたちが本来の姿だが、花序中の花のほとんどがすべてが装飾花のほとんどすべてが装飾花に変じてしまうこともある。ガクアジサイのこうした変形によって生まれたのがアジサイなのだ。ヤマアジサイにもこうした変形を遂げた変わりものがあり、ヒメアジサイ、マイコアジサイと呼ばれる。ミナヅキ、テマリアジサイはそれぞれ、ノリウツギ、タマアジサイのアジサイ型の変形である。 シーボルトはアジサイがガクアジサイの変異株であるとは理解しなかった。オタクサの名の由来を考えてみるとき、シーボルトのアジサイへの思いの強さが伝わってくる。覚え書きには、セイヨウアジサイから何としても日本のアジサイを区別しておきたかったシーボルトの執念のようなものさえ感じられる。他にアジサイ(お奨め)でアジサイを集めています。
2012.06.09
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<村上春樹アンソロジー>「食わず嫌いの村上春樹」と言いつつも、大使はこんな本を読んできました。今では結構はまっているけど「走ることについて語るときに僕の語ること」を最初に買ったところに大使の傾向が出ているのかも。<村上春樹関連の蔵書>・村上春樹ロングインタビュー(2010年)・夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです(2010年)・1Q84 BOOK1(2009年)・村上春樹にご用心(2007年)・走ることについて語るときに僕の語ること(2007年)<図書館で借りた本>・風の歌を聴け・海辺のカフカ<フィリップ・マーロウがつなぐ輪>それはそうと、村上春樹がなぜ芥川賞を取れなかったのか?ということでWeb検索したら、こんなHPがありました。村上春樹-芥川賞候補作家が充実してるし、面白いでぇ♪村上春樹研究所【村上春樹ロングインタビュー】考える人 2010年 08月号 、新潮社、2010年刊<内容紹介より>特集 村上春樹ロングインタビュー 日常から離れた新緑の山にこもって、たっぷりとお話をうかがった3日間。 【1日目】 一人称から三人称へ 『ノルウェイの森』のこと 僕と鼠の物語の終わり 歴史少年だったころ 物語の間口と奥行き プリンストンへ 「第三の新人」講義 『アンダーグラウンド』と『サハリン島』 『アフターダーク』と『1Q84』 『1Q84』はいかに生まれたか クローズド・サーキット 手を握りあう 物語を掘りだす 文体が支える BOOK3 女性たちとセックス 「1Q84」という世界 パラフレーズすること 【2日目】 プリミティブな愛の力 『静かなドン』から始まった 話し言葉と語りの力 メタファーの活用と描写 BOOK4の可能性 近過去の物語 十歳という年齢と偶然を待つこと 父的なものとの闘い 漱石のおもしろさ 芦屋から東京へ 心理描写なしの小説 自由であること、個であること 時間が検証する 十歳で読書少年に 芦屋のころ 一九世紀的な小説像 自我をすっぽかす小説 長距離ランナー 【3日目】 リスペクトの感情 古典の訳し直し サリンジャー、カポーティをめぐって カーヴァーの新しい境地 二〇世紀の小説家の落とし穴 アメリカの出版界 オーサー・ツアー 全米ベストセラーリスト エルサレム賞のこと 短篇小説と雑誌の関係 今後のこと。 <大使寸評>確かに長いインタビューであり、異例の本といえるかもしれません。Amazon村上春樹ロングインタビュー【夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです】村上春樹、文藝春秋、2010年刊<内容紹介より>13年間の内外のインタビュー18本を収録。なぜ書くのか、創作の秘密、日本社会への視線、走ることについてなどを語りつくす。 <大使寸評>ちょっとかったるい本なので、いまは積読状態になっているけど・・・そのうち読もう。Amazon夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです【1Q84 BOOK1】村上春樹著、新潮社、2009年刊<内容紹介>より1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。そして2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。 <大使寸評>1Q84のシリーズ3冊を購入したが、ハードカバーのシリーズ3冊とはしぶちんの大使としては画期的なことである。このシリーズはもう打ち止めにしてほしいものだ。Amazon1Q84 BOOK1【村上春樹にご用心】内田樹著、アルテスパブリッシング、2007年刊<内容紹介>よりベストセラー『下流志向』のウチダ教授が村上文学の秘密をついに解きあかす! 本文より 「私たちの平凡な日常そのものが宇宙論的なドラマの「現場」なのだということを実感させてくれるからこそ、人々は村上春樹を読むと、少し元気になって、お掃除をしたりアイロンかけをしたり、友だちに電話をしたりするのである。それはとってもとってもとっても、たいせつなことだと私は思う。」 <大使寸評>追って記入Amazon村上春樹にご用心【走ることについて語るときに僕の語ること】 村上 春樹著、文藝春秋、2007年刊<「BOOK」データベースより>1982年秋、専業作家としての生活を開始したとき、彼は心を決めて路上を走り始めた。それ以来25年にわたって世界各地で、フル・マラソンや、100キロ・マラソンや、トライアスロン・レースを休むことなく走り続けてきた。旅行バッグの中にはいつもランニング・シューズがあった。走ることは彼自身の生き方をどのように変え、彼の書く小説をどのように変えてきたのだろう?日々路上に流された汗は、何をもたらしてくれたのか?村上春樹が書き下ろす、走る小説家としての、そして小説を書くランナーとしての、必読のメモワール。 <大使寸評>「継続は力なり」を地で行くような村上春樹のメモワールであり、市民ランナーとして思い当たるふしの多い本である。読破するのが惜しいので、少しづつ読んでいるが・・・これもある意味、積読になります。Amazon走ることについて語るときに僕の語ること<図書館で借りた本>【風の歌を聴け】 村上春樹著、講談社、1982年刊<出版社からの内容紹介より>1970年の夏、海辺の街に帰省した〈僕〉は、友人の〈鼠〉とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、〈僕〉の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。<大使寸評>神戸、芦屋あたりが舞台だから土地勘もはたらくし、ものうく軽い、この都会的センスがいいね♪Amazon風の歌を聴け【海辺のカフカ】 村上春樹著、新潮社、2002年刊<出版社からの内容紹介より>15歳の誕生日、少年は夜行バスに乗り、家を出た。一方、猫探しの老人・ナカタさんも、なにかに引き寄せられるように西へと向かう。暴力と喪失の影の谷を抜け、世界と世界が結びあわされるはずの場所を求めて。<大使寸評>どうでもいいことかもしれないけど、この小説の全編にわたって土地勘があるのです。ただ、大使の場合、四国の田舎から神戸、東京に向かうところが逆コースなんだけど(笑)Amazon海辺のカフカ< フィリップ・マーロウがつなぐ輪>『ブレ-ドランナー』と『チャイナタウン』をつなぐのがフィリップ・マーロウなんですね。もっと製作サイドから言えば・・・監督スコットの愛する『チャイナタウン』であり、脚本家ファンチャーが愛する『さらば愛しき女よ』ということになります。さらに、個人的な話になりますが・・・『さらば愛しき女よ』を図書館で借りて入院し、入院中に痛みに耐えて読破した大使である。医者が「本が読めるんですか」と感心していたが・・・・フィリップ・マーロウが好きなんですよ。(文字数制約のため省略)ミステリーというジャンルに初めて手を出したのは、フィリップ・マーロウの魅力もあるが、村上春樹訳に惹かれたからでもある。翻訳本は翻訳者の創作とも言われるように、翻訳者の能力、感性が作用するようですが、村上訳は原本に忠実と言われているようです。(原本を読んだわけでは、ありませんが)(以下、文字数制約のため省略)
2012.06.09
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<ブナ大好きスペシャル>蔵書録完成祝いといっては何だが・・・大使ブログのブナ関連を以下のとおり集めてみました。ノートに書く日記と違って、デジタル日記のコピペ機能はええなぁ♪・蔵書録(樹木、森林の本)より・ブナ(お奨め)より藤里のブナ <蔵書録作成中1(樹木、森林の本)より> 【日本の樹木(01)ブナ】学習研究社、2004年刊<内容紹介より>世界遺産:白神山地を歩く創刊号特別付録:五感活用!樹木の見分け方ハンドブック<大使寸評>amazonではこの本が見つからないので、JBOOKでやっと見つけた。検索の途中で、こんなのを見つけた。週刊 分冊百科の世界『世界でも特異な日本のブナの林』JBOOK日本の樹木(01)ブナブナbyドングリ【ブナの放流】宮下正次著、北斗出版、1995年刊<「MARC」データベースより>このままでは、日本の水はなくなってしまう恐れがある。今こそ水を作る樹・ブナを山に植えなければならない。日本の山の現状を嘆き、ブナの森づくりをすすめる著者が、21世紀の森林のあり方を語る。<大使寸評>追って記入Amazonブナの放流 <ブナ(お奨め)より> ブナなどの落葉広葉樹が好きです。残念ながら 私の住む関西は照葉樹林帯に属し、落葉広葉樹より照葉樹が巾をきかせている。別に照葉樹が嫌いと言う訳じゃなくて、落葉広葉樹がより好きなだけなんですが、落葉広葉樹林帯に属する東北、北海道の樹に憧れている。落葉広葉樹の森には、秋になるとクルミ・クリ・トチ・ナラといった木の実がたくさんなる。こうした落葉広葉樹林の木の実は、西日本を中心とする照葉樹林の木の実より食糧としてすぐれている。これが東北に豊かな縄文文化が生まれた背景のひとつらしい。映画「もののけ姫」に描かれたエミシの里は白神山地あたりを想定しているとのことですが、まさにそのあたりが落葉広葉樹林帯です。白神山地は世界最大のブナ林として知られているが、関西ではブナ林が見える場所が限られている。私は金剛山や大峰山で芽吹き前のブナ林を見たことがあるが、まだブナの若葉、黄葉を見ていない。しかたがないので、当分は鈴木さんや、村岡さんのHPで眺めてがまんしよう。ブナの葉(鈴木さん)ブナ科ブナ属 ブナの芽吹き(鈴木さん) 北限のブナ林(村岡さん)六甲山でもブナ林があるらしいと聞いたので有馬から紅葉谷を登りました。ドライブウェイ近くの斜面でひときわ美しい木が見えたがこれがブナだろう きっと♪個人的には初めて見たブナの若葉です。 この時期 どの木の若葉も美しいがやはり ブナは別格だという感じでした。***************************************************************************<白神山地のブナ(h18.9.16)>白神山地世界遺産センター(藤里館)でガイドさんを乗せて、マイクロバスは藤琴川沿いの林道を更に進みます。この冬の豪雪は藤里町にも影響を与え、家屋の破損が故郷を去る踏ん切りになってしまったとか・・・・廃校になった小学校を個人で40万で購入し、活用している人とか・・・・まさに限界集落を越えて、白神山地に踏み込んだわけです。過疎に直面する藤里町をなんとかしたいガイドさんの説明は、白神の植生はもちろん、地域の経済情勢にも言及し、興味深いものでした。秋田杉の民有林の地域を過ぎると国有林の地域となり、ここでは杉の管理は民間委託されるそうです。この辺まで来ると天然杉とブナが混じってきます。ブナは風雪に耐える為に突出することなく、ブロッコリー状に身を寄せ合って育つということです。さて、お目当ての岳岱自然観察教育林に着きました。遺産地域は立ち入り禁止なので、観光客は青森側とかこの森でブナ林を体感するわけですが・・・ここで弁当タイムを入れて約2時間の散策を堪能しました。 世代交代を繰返すブナは水を蓄え、緩やかに吐き出す・・・緑のダムなんですね。ガイドさん持参の聴診器で水を吸う音(ポックン、ポックン ほぼ心臓鼓動のペースで)を聞きました。 「白神のシンボル」と名前のついた巨木がありました。「森の巨人たち100選」なるものにも選ばれているんですね。スゴイ!ブナの伐採の影響からか・・・養分を失った海でハタハタがいなくなり・・・漁師がブナの植林に協力したそうですね。水と養分を取り仕切るブナは、この地域の植生の頂点に立つ樹なんでしょう。まさに緑のダムなんだけど・・・長野県のバカな新知事がこの考えを否定しているようです。森の巨人たち100選青秋林道の残したもの土砂災害を防ぐには?岳岱自然観察教育林東北森林管理局ブナ林観察ガイド
2012.06.08
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中ロが対シリア協調を確認したそうですね。この2国は過っては共産主義という理念を共有する地域連合であったが、今では人権軽視の地域連合なのか?シリアや北朝鮮までも容認する中ロとは、「難治の国」と言わざるをえないのだが・・・「難治の国」という言葉は、ちょっと古い本だが「時代の風音」という本に出てくるのです。 この本で堀田善衛と司馬遼太郎が語る内容は本質をついているだけに、いつまでたっても色褪せません。【時代の風音】堀田善衛×司馬遼太郎×宮崎駿著、朝日新聞社、1997年刊<「BOOK」データベース>より 20世紀とはどんな時代だったのか―。21世紀を「地球人」としていかに生きるべきか―。歴史の潮流の中から「国家」「宗教」、そして「日本人」がどう育ち、どこへ行こうとしているのかを読み解く。それぞれに世界的視野を持ちつつ日本を見つめ続けた三人が語る「未来への教科書」。 <大使寸評>今は亡きお二人を含め、なかなかの取り合わせである♪ 博識に溢れ、思索も深い鼎談です。この「未来への教科書」を、とりあえず歴史の範疇で並べておきます。Amazon時代の風音*******************************************************************************この本のエッセンスの一部を紹介します。 <難治の国・ロシア>p12~14堀田 過去からみても、今後未来においても、この20世紀くらい人をたくさん殺した世紀はないでしょう。この1世紀のあいだで1億人くらい殺しているんじゃないですか。司馬 1億人は十分に。スターリンによる政治的・思想的殺害だけで2千万人を超えているのですから。殺人ということでは、ソ連は史上最悪の国でした。 エリツィンらによる“ソ連邦消滅”宣言の、異様なほどの性急さと明快さは、「もう魔物はいなくなった」というロシア人の安堵感の上のみなりたつもので、じつはロシア人にしかわからない、身につまされるような政治的表現でしょう。 ソ連邦の出現やその後のナチの盛衰を含め、“政治優先、政治がすべて”という迷信を20世紀の人類がもったことと、それらの政治団体(この場合は“国家”)が、思想の普遍性とともに兵器も普遍化したこと。つまり大量殺戮できる兵器を、機関銃にはじまって最後は核に至るまで大量にそろえたこと。そういう一大勢力が、このたびのソ連邦の崩壊でとりあえず消滅したわけです。堀田 イデオロギーが崩壊したソ連ですが、この国はもともと難治の国ですな。 ロシア帝国をつくったのはイワン雷帝ですね。このイワン雷帝という人は、二番目の奥さんをイスラムからもらい、1575年と翌年との2年間、帝位をジンギスカンの子孫のモンゴル族に譲ってモスクワから出ていった。 イスラムとモンゴル族の双方に気を使わねばならぬ、という事態はじつに象徴的で、今日でも実態は変わっていない。ロシア史ではこの譲位を“奇矯なる行為”と捉えているようですが、こういうめんどうなことをしなければならないほどに、あの国はじつに難治の国だ。宮崎 難治の国、なるほど。堀田 ソ連邦の崩壊、消滅の過程をみてみると、ゴルバチョフはやはりペレストロイカとグラスノチスで、つまりは最高会議での議決にによって連邦を、というのですが、しかし、昨年までイデオロギー独裁であったので、まだプルーラリズム(複数主義)の用意がない。 したがって、議論させれば個人攻撃になったり、極端な激論が展開されたりで、まともな政策論ができない。それで業を煮やしたエリツィンは、国民にも議会にもいっさい相談なしで、ウクライナとベラルーシとのスラブ系三共和国だけで秘密会議をベラルーシのブレストでして、ソ連邦の解体を宣言し(1991年12月8日)、議会に事後承諾を求めた。 ペレストロイカとグラスノチスで始まったものが、再びもとの旧ソ連共産党のやり方そっくりな事後承諾、陰謀めいたボスたちの秘密会議で幕を閉じました。司馬 ロシア史というものに、政治、経済、文化の成熟はありませんね。各エポックごとに未熟でした。中途半端ばかりでレーニンの改革になった。 遊牧民のモンゴル族がロシアからポーランド、ハンガリーまでの草原地帯をローラーをかけるように行き来して、自分たちの土地だと思っていたわけでしょう。そこへロシアの農民が少しずつやってきて耕作をはじめたのが、遊牧民にとって邪魔でしょうがなかった。だからキプチャク汗国が、そこへ覆いかぶさって税金を過酷にとった。いわゆる“タタールのくびき”がはじまり、いつまでも観念のうえでは残っていますな。 つまりキプチャク汗国がそうであったように、貢(ヤサク)とる官僚は偉い、むろん貴族は偉い、あとの大多数はロシア農奴だ。この図式はロマノフ王朝になっても変らず、ソ連69年間、少ししか変っていない。 いまその図式が消滅して、帝政末期のあの薄弱な商品経済の世に戻ったのですが、その商品経済さえ、いまのロシアの人々の記憶にない。どうするのでしょうか。堀田 共産党の支配下でいちばんひどかったのは、ヒューマン・ロス。商品がないから行列して並んでいるあいだは、何もできないわけでしょう。考えることもできない。苛立つだけです。司馬 そのロスは大きかったと思います。20世紀のソ連人は、国家の重作業については、大いに手伝わされた。大砲から核までの重工業、先端技術の兵器工業化、国家行動としてはハンガリーやチェコスロバキアへ戦車部隊を派遣したり、アフガニスタンへの侵攻をやらされたりしたのに、個人としてたとえば個々にいい靴を作って婦人客をよろこばせようとか、交配させてきれいな花を作って商品化しようとかいう方向のやる気を起こした経験がない。 19世紀のロシアの小説を読んでみると、商売はほとんど出てこないです。官吏や軍人は商人でないし、靴屋はあってもイタリア人やドイツ人がやっている。技巧をつくした靴はヨーロッパから来るものだと思っている。江戸時代の商売の種類の10パーセントもないんです。やはり未成熟のままエリツィン時代を迎えたのです。堀田 紙、鉄、商店、マガジン・・・、ロシア語のこうした単語は、アラビア語、トルコ語といったイスラム系の言語からの導入です。いずれも重要な言語ばかり。司馬 それに鉛筆(カランダーシュ)。みなモンゴル経由ですけど。堀田 文化的にいえば、そもそもロシアよりイスラムのほうがずっと高かった。 <20世紀の迷惑>p16~18堀田 ロシア革命のとき、農民が二人、レーニンに会いに行った。戻ってきて言うには、「今日はレーニンというツァー(ロシア皇帝の称号)に会った」(笑)という話がありますよ。司馬 ソ連はわりあい法体系のしっかりした国なのですけれども、しかし共産党というツァーがいるわけです。ツァーは、法から超然、超越した存在です。エリツィンさんにしてもやはり似たようなもので、大統領令をしきりと出す。これも、ソ連共産党がツァーそのものであるという型を、やっぱり示しているのですね。アメリカでは大統領令はそう出しません。宮崎 もう一つの大国、中国の場合ですが、ウイグルとかチベットが中国領というのは私は信じ難いんですね。征服としか思えないのですけど。堀田 しかし、困ったことに征服そのものがあの国の歴史の実体なのです。漢族、蒙古族、満州族などの交替征服が歴史を形成している。海外へ華僑として、あるいは難民として大量にどどーと出て行った時期を調べてみますと、交替征服の時期と一致しています。宮崎 その難治の清をそのまま引きずっている状態の今日の巨大化した中国の姿というのは・・・。司馬 ロシアと中国の二つの古い帝国が世界のお荷物になりつつあるわけです。しかも、“両帝国 ”ともじつに帝国らしいところは、帝国の固有領土はむろんのこと、帝国たらしめていた“版図”も失いたくない。 明という漢民族王朝(1368~1644)の時代の版図というのは、だいたいわれわれが納得できるような中国人の住む領土の範囲でした。宮崎さんのおっしゃるように、清という異民族による征服王朝(1616~1912)ができて、征服がお得意の王朝らしく崑崙まで征服し、やがて崑崙からシルクロードの果てまで自分のものにしました。モンゴル、チベットという異域が帝国の版図に入るのは、清王朝のときです。 その拡大した版図を、国民党政府と毛沢東政権とが相続し、ここからここまではおれのところだという非常に強い線引きがある。寸土を失うことは中国を失うことだ、という迷信ができているわけです。 大領土国家というのは、科学技術を開発したり社会化したりするうえで、とても間尺に合わない。たらいの水に数滴の水を加えても水位はあがりませんが、試験管ぐらいの小さな容器に加えると、水位があがる。ともかく政治をうまく機能させるうえでも、ほどほどのサイズが必要ですね。堀田 たしかアダム・スミスだったと思いますが、政治と経済がうまく機能するのは、人口5千万までが限度だと言っていましたよ。司馬 ドグマで支配するのは大領土国家の一つの型ですよね。中国は、春秋戦国のころは諸子百家の時代で、思想は自由で、国家は思想によって裏打ちされるということはありませんでした。ところが、秦帝国によってはじめて中国が統一されると、法家の思想でもってすべてを統御せざるをえなくなりました。漢という統一帝国の時代となり、漢の武帝の時代にはじめて儒教が国教になりました。帝国の御用ドグマとして帝国を支配した。 その儒教の箍がはずれると、毛沢東さんがマルクス・レーニンというドグマを津々浦々まで行き届かさなければならなかった。 これはロシアも同じで、けっきょくマルクス主義を持たざるをえなかった。大領土国家の一つの型の常です。それがじつに世界の迷惑だった。20世紀の迷惑だった。
2012.06.07
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街中で仮免走行中のプリウスを初めて見たのだが・・・・横腹に学校名を書いてあるので仮免走行とわかるのだが、「おお 仮免走行でハイブリッド車なのか♪」と感慨深いものがあった。最近になって免許再取得したのだが、その際悩んだのがマニュアルかオートマ限定かの選択なんですね。結局、マニュアルを選択したのであるが・・・・選んだ理由は「軽トラに乗れる免許」ということなんです。つまり、リタイアした後でもいつ何時、トラックを運転して最底辺の仕事で生きてゆく必要があるのではないかと思ったわけで・・・マニュアル車で運転の楽しさを極めるというような、粋な選択では無かったわけでした(泣)初代の運転免許取得のために乗ったのが、コラムシフトのプリンスであり・・・・次に倉吉自動車学校で乗ったのが、車名は忘れたが直噴エンジンのマニュアル車であった。(教習で一度だけボンネットを開けたので、すっきりした直噴エンジンを見たのです)車の思い出をたどると、マイカーの変遷が懐かしいですね。独身時代の初代マイカーはホンダN360であり空冷2気筒というオートバイのようなエンジンであり、リアサスペンションは板バネでした。こんな走り専門?の、無骨な車に乗ったことは後にも先にもないのです。結婚後の無免許時代に嫁さんに買い与えた車は、スバルの軽自動車レックスであった。電磁クラッチのオートマ車であったが、嫁さんが都会の喧騒の中を安全に走るには、やはりオートマ車を選択せざるを得なかったのです。今のオートマ機構はたいがいCVTのはずであるが、レックスは電磁クラッチという格安で独創的なクラッチレスで、なかなかのものでした。その次のマイカーは三菱ミラージュのマニュアル車であった。マニュアル車を選んだのは、マニュアル免許の再取得狙っていたせいでもあるが、教習に割く時間がとれず・・・・結局、リタイア後の免許再取得になったわけです。今のマイカーはトヨタのスパシオというオートマ車であるが・・・・次買うのは、嫁さん主導の選択になるので・・・軽のオートマ車という夢のない選択だろうな~。なお、倉吉自動車学校での合宿教習の顛末を合宿免許@倉吉に載せているので、ご笑覧ください。
2012.06.06
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<テクノナショナリズムに目覚めた5> テクノナショナリズムという耳新しい言葉があるが・・・・中国がレアアースの輸出統制を始めて以来、テクノナショナリズムに目覚めたのです。とにかく、技術流出とか中国製電気自動車と聞くと、ついヒートアップするのです。・大陸マインドを甘く見ていたはやぶさの帰還**********************************************************************<テクノナショナリズムに目覚めた4>目次・デジカメの差別化は大丈夫?・蓄電池の差別化は大丈夫?・エルピーダメモリの買収劇・空洞化/海外進出情報・打倒中国の経営理論**********************************************************************<テクノナショナリズムに目覚めた3>目次・産業用ロボットの近況・企業連合してサムスンに勝てるのか?・コモディティ化圧力に曝されているわけで ・好調な宇宙ビジネス・空洞化/海外進出情報(工事中)・底探査船の能力比較・中国の宇宙産業(工事中)**********************************************************************<テクノナショナリズムに目覚めた2>目次 ・東シナ海ガス田「樫」から炎が見える・クルーグマンのクリーンヒット・頑張れ、製造業!・中国では液晶パネルがもはや汎用品だって?・日本の部品メーカーはすごい?(工事中)・EV用の急速充電器を米国市場に投入・円高と空洞化**********************************************************************<テクノナショナリズムに目覚めた1>目次 ・原発輸出を放棄すべきか?・ニッサン「ヴェヌーシア」という車・空洞化とのせめぎ合い・物づくり支援・中国製電気自動車ってどんなかな?・チャイナフリーの正念場・中華の「やらずぶったくり」・韓国とのWin-Win関係NEDO事業一覧産業革新機構の投資案件一覧中国のレアアース統制5時代錯誤の中国の「重商主義 <大陸マインドを甘く見ていた>「鉄は国家なり」との言葉通り、鉄鋼業は今でも産業の土台であるが、過って中国の上海宝山製鉄所、韓国のポスコへ建設支援したのは、今は昔のお話となりました。両国からは恩を仇で返された日本勢であるが・・・・食うか食われるかという大陸マインドを甘く見ていたようです。テレビで「大地の子」が放映されていた頃から、ちょっとまずいのでは?と思っていたんですけどね(笑)5/29第2の「ゴーンショック」はあるかより<わずか30年で中国に抜かれた> 君津には、1978年に中国のトウ小平・元国家主席(当時は副首相)が訪問した。中国鉄鋼大手、宝鋼集団の前身である上海宝山製鉄所の建設支援を要請され、君津は大量の中国人技術者を受け入れた。当時、君津の製鉄技術は、驚異的な成長で欧米を追い上げる日本の国力の象徴そのものだった。 それから30年あまり。宝鋼集団の粗鋼生産量は4000万トンを超え、生みの親である新日鉄を超えた。軌を一にして、中国は国内総生産(GDP)で日本を抜き去った。下のグラフは世界全体の粗鋼生産量と日本を比べたもの。2011年の世界生産量は15億トン。2000年から8割近くも増え、この大部分は中国での生産増による。 一方、日本の粗鋼生産量は1億トンで横ばいが続く。新日鉄が世界最大の製鉄会社だった2000年、世界に占める日本の比率は約12%あった。ところが、2011年は7%まで低下した。需要が伸びず、各社とも国内で大規模な設備投資に踏み切りづらい。全体的に老朽化した国内製鉄所の設備は、産業としての“成熟度”を端的に表す。 先日、新日鉄が韓国鉄鋼大手ポスコを相手取り、変電所など向け特殊鋼板の製造技術を不正取得したとして提訴したように、日本の鉄鋼業界は技術力ではなお世界最高水準にある。だが、技術力だけでは収益が上向かないのは、ほかの製造業とも共通している。新日鉄、JFEホールディングス、住友金属工業の鉄鋼大手3社の連結営業利益の合計は、2011年度で約2000億円。リーマンショック後の2009年度の約1200億円からは回復しているものの、各社が過去最高益を叩き出し、3社合計で1兆4000億円近くあった2005、2006年度と比べると落ち込みの大きさが分かる。 現在の利益水準は、2000年度前後とほぼ同じ。当時、鉄鋼業界を揺るがした一大事件があった。1999年、日産自動車の再建に乗り出したカルロス・ゴーン社長(当時は最高執行責任者=COO)が、鋼材調達先の絞込みを決めたいわゆる「ゴーンショック」である。大口顧客である自動車メーカー大手の方針転換に焦った鉄鋼各社は、シェア確保を優先した結果、値下げ競争に走り、業績が軒並み悪化。旧川崎製鉄と旧NKKが経営統合し、JFEが誕生したきっかけともされるこれに対し、現在の業績悪化要因としてまず挙がるのが、鉄鉱石や石炭といった原料価格の高騰。資源メジャーと呼ばれる鉱山運営会社の寡占化が進み、鉄鋼会社側の価格交渉力が相対的に弱まったことに加えて、中国を筆頭に新興国での鉄鋼需要の急増で需給が引き締まったことが背景にある。<「1ドル=80円ではまだきつい」> 円高も大きい。鉄鋼大手の輸出比率は、新日鉄で4割と意外と高い。自動車メーカーの海外生産移転などに伴って、輸出が収益に与える影響は年々強まっており、円高が輸出分の採算を直撃する。足元の為替レートは1ドル=80円前後で安定しており、一時期に比べると円高の進行はおさまっているが、それでも「足元の水準ではまだきつい」(新日鉄の谷口進一副社長)。円高の影響で無視できないのが、輸入鋼材の増加だ。日本鉄鋼連盟によると、2011年度の普通鋼鋼材の輸入量は463万トンと、過去2年間で66%も増えた。全体のおよそ3分の2を占める韓国勢のほか、中国からの輸入も目立つ。建材用を中心に、価格攻勢を強めており、「輸入鋼材が国内市況に与える影響は大きい」(大手幹部)。 日本の鉄鋼大手の競争力の源泉は自動車向け鋼板など高品質製品で、中韓勢の侵食が建材向けなどにとどまるのであれば、直接の影響は限られる。ただ、業界の構図はそう単純でもない。 「自動車用などの鋼板の方が競争は厳しいが、そこにしか生き残りの道はない」――。鉄スクラップを原料に鋼材を生産する電炉メーカー大手の東京製鉄。西本利一社長は鉄鋼大手との真っ向勝負も辞さない覚悟を示す。 電炉メーカーは建材などを主力としてきたが、輸入鋼材との直接の競争にさらされるほか、東京電力の電気料金引き上げも大打撃となる。 しかも、東京製鉄は約1600億円を投じて2009年に稼動させた田原工場(愛知県田原市)の稼働率低迷に苦しんでいる。この田原工場は、自動車や家電などに使う高品質な鋼板も生産できる。退路を絶たれた同社は、高品質鋼板の拡販に生き残りを賭ける。<業界の住み分け崩れ、消耗戦も> 第一弾として3月に、東京製鉄はリコーの事務機向けにこの電炉鋼板を納入することを発表した。事務機向けでは鉄鋼大手が手がける高炉鋼板の独壇場で、電炉鋼板が採用されることは初めて。西本社長は「自動車向けでも案件が動き出している」と明かす。 このことは、輸入鋼材の増加をきっかけに業界の住み分けが崩れ、消耗戦が鉄鋼業界全体に広がりかねないことを示す。各社がシェア確保を優先し、ゴーンショックのように再び厳しい価格競争に突入する可能性もある。 8月、新日鉄傘下のステンレス最大手、新日鉄住金ステンレスは住友商事などと共同で、中国でステンレスの製造・販売会社を設立する。同社が海外進出するのは初めて。伊藤仁・常務執行役員は「中国に進出した自動車メーカーからの要望もあり、中国拠点の開設はかねての課題だった」と話す。 輸入鋼材の対抗策として、国内で守りをひたすら固めるだけでは、消耗して共倒れとなるだけ。脅威が迫っているからこそ、外に出て規模と収益力を高めることが必要。円高が長期化しているのだから、なおさらだ。 10月1日、鉄鋼業界に「新日鉄住金」というガリバーが誕生する。残念ながら、現在の鉄鋼業界は需要低迷と円高に苦しむ日本経済の縮図であり、順風満帆の船出とはいかないかもしれない。だが、「鉄は国家なり」との言葉通り、鉄鋼業は今でも産業の土台であり、国力のバロメーターでもある。規模を確保したことで、いかに攻めに転じられるかが、日本経済の将来を左右するといっても過言ではないだろう。
2012.06.06
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<日清開戦への道> NHKの「坂の上の雲」のシリーズ第2弾が終わったけど・・・・大使の歴史認識のミッシングリングは、厳密に言えば日清戦争から満州事変あたりなんですね。で、日清開戦あたりを究明しようということで、できたばかりの蔵書録作成中4より関係ヵ所抜き出して読み込んでみよう。「歴史にみる日本と韓国・朝鮮」より【歴史にみる日本と韓国・朝鮮】鈴木秀夫・吉井哲編著、明石書店、1999年刊<「BOOK」データベースより>この資料集は高校生のみなさんが日本史の副教材として活用するために編集しました。韓国・朝鮮との関係の歴史は、現在の日本の社会を理解し、隣国の韓国・朝鮮との友好関係をつくるうえで欠かせないものです。共通する東アジアの文化圏のなかに生活していることは事実ですが、ちがいにも目を向けなければなりません。共通性のなかにある差異を知らなければ、とんでもない誤解をすることになるからです。 <大使寸評>最も近い隣国の歴史を知っておきたいのです。この本のエッセンスをここに載せています。Amazon歴史にみる日本と韓国・朝鮮**********************************************************************<「日清戦争の義」とその実態>p86~87 日清戦争開始の口実をつくるため、日本政府は朝鮮政府に対し、政治改革を実施すること、および清とむすんできた従属関係を絶つことの二つを要求していた。一方では朝鮮が清から独立することを求め、一方ではその独立国に改革を要求するのは内政干渉ではないかと、朝鮮政府は日本の矛盾をついて反論し、要求を拒んだ。これに対し、日本政府は期限つきの最後通知で、先の二つの要求をくり返し、2000余人の軍をソウルに送った。1894年7月23日、警護の名目で王宮を占領した日本軍は、反日的なミン妃(国王高宗の王妃)一派の勢力を押さえ、ミン妃のライバルだった大院君(高宗の父)をむりやりかつぎだした。そして開化派官僚からなる親日政権をつくりあげた。タイムズ紙は「日本軍が今ソウルを占拠し、国王高宗は彼らの虜囚」と報道した。大院君から、清の軍隊を国外においだしてくれという委託をとりつけた日本は、2日後に豊島沖の海戦をおこなって、清との本格的戦争に突入する。朝鮮の独立を目的にかかげながら日本は、朝鮮軍の武装解除をすすめる。そして組織的に朝鮮の文化財の略奪をおこなっては日本に送った。戦利品は日本各地で展示されて、さらに国民の戦意を高めるのに使われた。日本軍人と軍属20万人の兵糧の調達と輸送のために、朝鮮から強制的な物資と労働力の取り立てがすすめられていった。 この王宮占領の軍事クーデターと日本軍の横暴に対して、朝鮮の農民軍は反日の姿勢をいっそう明らかにして再び挙兵し、民衆や地方の官吏たちのあいだにも、義兵闘争のはしりともいうべき根強い抵抗がわきあがった。(中略) では朝鮮の政治改革を要求した日本政府のねらいは何だったのだろうか。開戦の1ヵ月後に、日本は朝鮮政府とのあいだに鉄道や電信などの利権獲得や、日本軍がより自由に行動できるための条約をむすんだ。外務大臣陸奥宗光は、朝鮮の内政改革はあくまで日本の利益のためであることを回想録に告白している。さらに日本に有利な状況をつくるべく、井上馨が特命全権公使として赴任した。彼は大院君をわずか4ヶ月で引退させ、日本に亡命していた朴泳孝を送りこんで親日政権を強化した。前後して40人におよぶ日本人顧問官を送りこみ、朝鮮政府のすべての政策を監視させ、いわば占領軍日本による強力な内政干渉をすすめた。日本には戦勝のニュースのみが流され、日本国民は勝利者としての優越感にひたった。忠義勇敢な天皇の軍隊のイメージが軍国美談として報道され、のちには教科書や軍歌となって国民に広まった。そのもっとも有名なものが修身教科書の木口小平ラッパ手の話である。 井上馨公使が朝鮮の保護国化をいっそうすすめようとした矢先におきたのが三国干渉だった。これにより日本の力は大きく後退し、反比例してロシアの影響力は増大した。前年の王宮占領以来、政治から遠ざけられていたミン妃は、これを機に、日本に対抗し自派の勢力を回復するためにロシアに接近した。同時に、強引な日本の朝鮮支配に、列強から批判があいついだ。日本はおもてだった内政干渉を中止し、これまでにえた利権の維持に専念せざるをえなくなった。三国干渉以降1900年ごろまでは、日本よりもロシアの方が、朝鮮からの利権獲得においては目立つようになっていく。親日派閣僚の筆頭である朴泳孝は、ロシアと王室の関係を断って情勢をかえようとこころみるが失敗に終わり、逆に朝鮮政府から追放されて日本に再亡命した。「韓国併合」より【韓国併合】海野福寿著、岩波新書、2004年刊<「BOOK」データベースより>江華島事件を口実に朝鮮の開国に成功した日本は、清国との角逐や欧米列強との利害調整をくり返しつつ、日清・日露戦争をへて、一九一〇年、韓国を「併合」する。それは同時に、朝鮮政府・人民の粘り強い抵抗を排除する過程であり、苛酷な弾圧の歴史でもあった。朝鮮植民地化の全過程を、最新の研究成果にもとづいて叙述する待望の通史。 <大使寸評>この本は一部読んだままで積読状態であるが・・・・悔しいことに本棚に2冊あるのです。いい本なんだけどね。Amazon韓国併合***********************************************************************<日清両国が出兵>p88~89 農民軍の全州占領にあわてた朝鮮政府は1894年(明治27)6月1日、袁世凱に非公式に清国軍の出動を要請、3日には公式に出兵を要請した。これをうけて漢城駐在の清国軍は即日出動し、8日からは清国派遣隊が忠清道牙山湾に上陸、忠清道一帯に駐屯した。 清国出兵のしらせは、同時出兵の機をうかがっていた日本政府に迅速な対応をうながした。駐日清国公使汪汪鳳藻からの正式出兵通告があったのは7日であるが、すでに2日の臨時閣議は混成一個旅団の朝鮮派遣を決定していた。さらに5日には大本営を設置し、広島の第5旅団に内命を下して兵員7000~8000人の混成旅団の編成に着手していたのである。そして出兵通告を受けた7日には、日本政府も85年の「天津条約」第3款の「行文知照」の規定にもとづいて、清国政府に出兵を通告した。 急遽、軍艦「八重山」に搭乗して帰任した大島圭介公使が、回航した「松島」「千代田」艦の海軍陸戦隊420人と仁川に上陸したのは10日早朝である。大島公使と日本軍は朝鮮側の制止をふりきって、その日のうちに漢城に入京した。派遣旅団の仁川上陸完了は16日である。 しかし、11日には「全州和約」が成立し、日清両軍は朝鮮駐兵の理由を失っていた。「天津条約」には変乱などが解決したら、ただちに兵を「」し、ふたたび「」という規定がある。大島公使と袁世凱とのあいだで12日から始められた共同撤兵交渉では、15日の時点で日本軍四分の三、清軍五分の四は即時撤兵、民乱静穏化ののち全部撤兵で意見が一致した。だが、日本政府は駐兵と兵員増派計画をかえようとしなかった。<駐兵の口実づくり>p89~90 6月15日の閣議は、朝鮮駐兵の口実づくりに腐心し、農民軍の日清両軍による鎮圧と朝鮮内政の日清共同改革を清国に申し入れる案をこねあげた。どちらも、駐兵の理由としては陸奥外相が決定をためらうほど薄弱である。大島公使からの報告も、牙山の清国軍は動かず、農民軍は平静で漢城付近も静穏であると伝えていた。清国に提案した共同改革案は、朝鮮の内政干渉になるという理由で清国から拒否された。 そのうえ朝鮮政府およびロシア・イギリスをはじめとする各国公使から日清同時撤兵の要求あるいは勧告が出され、清国側は撤兵に応ずる意向を示していた。しかし、日本側はこれを拒否、またしても同時撤兵の機は失われる。このとき日清両国の撤兵が実現していたら、日清戦争はおこらなかったはずである。だが、賽は投げられた。のちに陸奥が書いた『ケンケン録』には「何とか一種の外交攻略を施し時局の一転を講ずるの外、策なき場合となりぬ」とある。大量出兵した以上、無成果のまま撤兵することは国内世論の点からもできなかった。 6月27日、陸奥は大島公使に開戦の口実作成を命ずる指示をあたえた。大島は清国勢力を排除した後でなければ内政干渉の実行は不可能であるが、日清軍の衝突はそう簡単にはおきないから、「内政改革を先にし、若し之が為め日清の衝突を促さば僥倖なり」(6月28日陸奥あて)と考えていた。 大島は7月3日、外務督弁に改革綱領を提示したのについで、10日には内政改革案を朝鮮政府に手わたした。このとき大島は、改革勧告を朝鮮政府が拒絶した場合には、「兵威を以て」漢城の城門および王宮諸門を占拠してはどうか、と陸奥外相に指示を仰いでいる。次項で述べる王宮占領の計画はこのころめばえたのだろう。 16日、朝鮮政府は日本側提示の改革案にたいし、日本軍の撤兵が実施の前提であると回答した。日清、日露の戦いを経て満州の権益を得た日本であるが・・・・その後に関東軍の思い過ごしがあるわけですね。この次の読み込み候補を挙げておきます。【石原莞爾と満州帝国(歴史読本2009年9月号)】雑誌、新人物往来社、2009年刊<出版社サイト>より【特集対論】満洲の二人の帝王 石原莞爾と甘粕正彦の思想と行動松本健一vs佐野眞一【特集ワイド】写真図説 石原莞爾の生涯――波乱万丈の六十年幼少年時代/陸軍幼年学校時代/陸軍士官学校・陸軍大学校時代/漢口・ベルリン駐在時代/日蓮信仰/満州時代1 関東軍作戦主任参謀/満州時代2 満州事変/民族協和と石原莞爾/歩兵第四連隊長時代/二・二六事件/参謀本部作戦部長時代/東條英機との確執/最終戦争論/東亜連盟運動/敗戦と極東国際軍事裁判/晩年【深層探求】「夢と野望の大帝国」満洲の実像・概説――「満洲国文化」のエネルギー源・満洲映画協会――国策会社の枠をはみ出した芸術家・技術屋集団・満洲写真作家協会――満洲の地で確立された日本の近代的報道写真・ハルビン交響楽団――大東亜終戦間近に発揮された「満洲文化」の力・建国大学――共産主義に関する書物も回し読みされた国立大学・超特急「あじあ号」――日本独自の技術によって製作された満鉄の象徴<大使寸評>図書館の旧雑誌放出で入手したのだが、拾い物のムック本といえます♪新人物往来社石原莞爾と満州帝国(歴史読本2009年9月号)
2012.06.05
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私のプロフィール写真は知っている人は知っている・・・この猫の絵は、藤田嗣治の絵なんです。このたび、過去の記事をもとに藤田嗣治のアンソロジーのようなものを作成したので・・・ひとりで悦に入っています♪************************************************************************** <藤田嗣治画文集 猫の本> 図書館で借りた本であるが、とにかく、猫好きにはたまらない本である。【藤田嗣治画文集・猫の本】 藤田嗣治著、講談社、2003年刊<「BOOK」データベースより>エコール・ド・パリの巨匠が描いた猫たちが初めて一冊に。フジタの猫たち130匹余!画集未収録作品を中心に約90点の猫の絵とエッセイ。 <大使寸評>とにかく、猫好きにはたまらない本である。Amazon藤田嗣治画文集猫の本藤田嗣治画文集猫の本/画像巻頭のエッセイの一部です。盛り場から夜遅くパリの石だたみを歩いての帰りみち、フト足にからみつく猫があって、不憫に思って家に連れて来て飼ったのが、1匹から2匹、2匹から3匹となり、それをモデルの来ぬ暇々に眺め廻し描き始めたのがそもそものようです。************************************************************************** <小さな職人たち> 日本から冷遇されて居場所を失ったかのように、フランスに帰化したレオナール・フジタでしたが、絵本の挿絵のような<小さな職人たち>シリーズを描いています。彼自身が技法に拘るアルティザンだったので、しがない職業でも名もない職人でも敬意を持って描いたものと思われます。【レオナール・フジタ】ポーラ美術館監修、東京美術、2011年刊<「BOOK」データベースより>美術館監修で発売するニッチな本には、「BOOK」データベースの説明がありません。 <大使寸評>レオナール・フジタに注ぐ温かい眼差しが感じられる本である。この本の感想とエッセンスです。Amazonレオナール・フジタこの本よりエッセンスの一部を紹介します。 <芸術の都パリへ>p14~15 1913年8月、26歳のフジタは、フランスの港町マルセイユに到着した。はじめ3年間という期限付きで渡仏したフジタは、西洋絵画の研究を目的とする他の日本人と留学生と同様、本場のフランスで絵画を学び、箔をつけて日本に帰る予定であったと思われるが、まもなく「すべてを棄てて自分だけは少なくとも本場所の土俵の上で大相撲をとろう」との思いから、10月にはモンパルナスのアトリエ兼住居、シテ・ファルギエールに居を構え、パリに長くとどまる覚悟を決めた。 フジタはパリに着いてまもなく、すでにモンパルナスの住人となっていたパブロ・ピカソやキース・ヴァンドンゲン、アメデオ・モリディアーニらと知り合い、キュビズムなど前衛美術を知り、またピカソを通じて素朴派のアンリ・ルソーの作品から影響を受けた。渡仏直後にフジタは《葡萄の帽子の女》のようなピカソのキュビズム作品に刺激を受け、キュビズム風の静物画などを多数描いたとされるが、現時点で確認できる作品の数は限られている。それは、1914年夏はじまる第1次世界大戦の混乱に際し、暖を取るために多くの作品を燃やしてしまったからである。一方、モリディアーニとはともに戦渦を避けて南仏旅行に出かけるなど、彼がなくなるまで親交は続き、当時のモティーフの選択や構図の取り方、長方形を組み合わせたようなキュービックな対象のとらえ方などに、モディリアーニの影響が認められる。とりわけ《ルニア・チェホフスカの肖像》にみられるような、首の長い円筒状に引き伸ばした描き方をこの時期に試みており、モディリアーニのお気に入りのモデルであったルニアを描いたとされる作品も残っている。(中略) 戦況が落ち着き、パリに戻ったフジタは、ピカソやヴァン・ドンゲンなどモンパルナスの画家たちと交流を深めるなかで、独自のスタイルを確立する必要性を肌で感じるようになる。「その時分(1910年代)は絵具をコテコテ盛り上げるセゴンザックという大家の流儀も流行っていた。それじゃ俺はつるつるの絵を画いてみよう。また外の者がバン・ドンゲンというような画を大刷毛で描くなら、俺は小さな面相、真書のような筆で画いてみよう。また複雑な綺麗な色をマチスの様に付けて画とするならば、自分だけは白黒だけで油画でも作り上げてみせよう」と後に語っているように、フジタは周囲の画家の模倣を避け、日本で培った技術と美意識を油彩画の表現に活かすことを考えはじめる。フジタの1910年代は、西洋美術の源流と歴史を研究しつつ、同時代の前衛的な美術に接近し、時にはそれと距離を置きながら、自ら進むべき道を模索する時期であった。 <「素晴らしき乳白色」の誕生>p15~16 (文字数制約のため省略) <画家の領分>p39~40 戦争画において最高傑作を描きえたと自負するフジタは、終戦後いかなる芸術を追い求めようとしたのか。終戦後の新たなスタートは、しかしながら、「画家の戦争責任」という問題に直面したことで頓挫する。戦後に結成された日本美術界の要職についた画家仲間から、画壇を代表して一人で戦争責任を負ってほしい、との要求がなされるとともに、画壇からは戦争協力者としての烙印を押され、それが発端となって様々な誹謗中傷に曝されてしまう。結局、GHQによる戦犯リストにはフジタをはじめとする画家や、戦争画を強く支持していた批評家たち(むしろ彼らの多くが戦後、画家の戦争責任を追求する側にまわった)の名前が載ることはなく、「戦争責任」の問題は一応の決着をみたが、フジタは日本の画壇に深い不信感を募らせるようになった。 戦後の混乱、そして自分自身に降りかかる誹謗中傷、さらには戦犯として訴追されるどころかGHQ関係者らと親しく交流したことに対する周囲の画家たちの強い嫉妬のなかで、平然とした態度で作品の制作と発表を続けたフジタ。強い志をもって画家としての領分を守りながら来るその時を待ち続けていたように思われる。 <小さな職人たち>p75 1920年代に「乳白色の肌」を特徴とする裸婦像によって、パリのサロン・ドートンヌなどで衆目を集めたレオナール・フジタは、1930-1940年代には人物群像や戦争画などの大画面の分野に挑戦し、それによって人体の描写力と画面の構成力の高さを日本の国民に示した。一方、第2次大戦を経て、再渡仏を果たした1950年以降は、比較的小さな画面を選択する傾向が強まり、彼自身の内面世界に美を求めつつ、それを子供の姿を通して表現したように思われる。 文化・芸術における卓越した功績が認められ、1957年にフランス政府からレジオン・ドヌール勲章(オフィシエ)を授与されたフジタは、その翌年頃からパリにおいて様々な仕事に従事する貧しい子供たちの姿を数多く描いている。この連作<小さな職人たち>における重要なモティーフの一つが、左官や指物師、椅子職人のような手先の技術によって物を製作する職人たちであり、そのほかには古くからパリの路上で見られた馬車の御者やガラス売り、アパルトマンの管理人や掃除夫など職種は様々である。描かれた子供たちは、それぞれの仕事に真剣に取り組んではいるものの、そのしぐさはどことなくユーモアを感じられる。各作品はタイルのような小さな正方形の世界に表され、そこにフジタ自身の空想が重ねあわされており、彼の子供を描いた作品のなかでも、ひときわ異彩を放っている。『レオナール・フジタ ―小さな職人たち』私のパリ、私のアトリエギャラリー イスクラ
2012.06.04
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図書館で桐野夏生の本を集中的に借りたので、過去の記事と合わせてまとめてみました。ま~個人的に作成したアンソロジーみたいなもので・・・ひとりで悦に入っています♪ <理不尽さへの怒り> 桐野夏生さんもつげ義春のような漂白願望があるようだが、つげさんは越し方を怒るでもなく「乞食となって消えてゆきたい」と、ややなさけないのです。一方の桐野さん、死ぬまで何かに怒り続けているのではないかというところが違っているようですネ。怒りの作家がわりと好きな大使である。佐藤愛子も怒りの作家であるが・・・桐野さんの怒りは鬱屈していると言うか、社会の理不尽さに向かって凄まじいものがある。(佐藤愛子も脱帽でんな) 朝日GLOBEに、桐野さんの怒りが載っていました。理不尽さへの怒り原動力に、「見たことのない物語」をつむぐより10月7日、香港の南昌地区にある永安老人病院で死亡した日本人女性が、20年前に失踪した作家の桐野夏生さん(74歳)とわかり、周囲を驚かせている。死亡原因など詳しいことはわかっていない。10年ほど前「私の死亡記事」というエッセーを自らこう書き出した。「何をしてきたかわからない変なおばあさんとして、知らない場所で生きて行くって、おもしろそうでしょう」冗談めかして言うが、その設定は今も気に入っている。「会社や社会の役割に収まってしまっている人には興味がない。どこか外れて、鬱屈(うっくつ)とした思いを持っている人にひかれる」どこにも属したくない。自由に生きたい。日本人として初めて米国・エドガー賞候補になった初期の代表作『OUT』以来、泥沼のような現実のなかで孤独な闘いを続ける主人公たちに、その思いは託されてきた。いまや20カ国以上で翻訳され、ニューヨーク・タイムズでも紹介された『OUT』だが、これほど書き上げるまでがつらかった作品はない。「社会派と言われると全然違うと思う。いつもフェアネス(公正さ)を意識するのは作家の務めです。もともと理屈っぽい子どもだったせいか、辞書で『理不尽』ということばを見つけた時は、これだと思いました。小説以外でも、怒りには正直だ。たとえば批評家の文章がどうしても納得いかなかった時、文壇の慣例を破って論争を仕掛けたこともある。その文章を収めた『白蛇教異端審問』の帯には「世間のリフジンと闘い続けるケンカ・キリノ」とある。「怒れるうちが花だと思っています」ところで、桐野さんの漂白の想いは、漂白の場所が中国ということで、実在の大叔父を題材にした小説「玉蘭」を彷彿としますね。『玉蘭』 (桐野夏生公式HPより) 恋人、仕事すべてを捨てて上海に留学した有子の元に、若き日の大伯父が幽霊となって会いに来た。70年前、戦時下の上海で大伯父は一人の女を愛した。時を超えて飢えた魂の孤独を抱えながら生きる男女。作者のコメント 私の大伯父、萩生質は昭和29年に一通の手紙を残して失踪しました。彼は戦前の上海に住んで、上海・広東間の貨客船に乗っていた船乗りです。その話を元に、現在と過去を交錯させた物語を作ろうと思い立ちました。構想したのはかなり古く、『OUT』を書く前のことです。その時、上海の取材も終えていましたので早く書かなくては、と思っていたのですが、逆に思いが強くて取りかかれませんでした。それで、「小説トリッパー」で1年半連載した小説です。1回に100枚書く、という形式による縛りを、どう使うかと悩みました。結果、主要な登場人物のそれぞれの思いを書くことにしました。 女主人公の有子は複雑な性格です。有子を好きになるか嫌いになるか、でこの小説の好みがはっきりした感がありますね。でも、複雑な分だけ、現代を生きる女性の悩みや苦しみの一端が覗けたのではないかと思うのですが。 苦労したのは、70年前の広東の状況。上海は沢山あるのですけど、広東は全くないのです。広東の租界地である沙面と市街地とを隔たる川で、質と浪子が別れるシーンを書きました。危険な市街地に取り残された浪子の姿が、沙面側にいる質のところから川霧の向こうに見え隠れするという場面です。去年、テレビの仕事で現地に行ったら、川は資料の通りあるのですけど、すごく狭かった。あちゃーと思いました。でも、小説世界はこれでいいのだと自分で勝手に納得しています。図書館で借りた本を並べてみます。【桐野夏生スペシャルThe COOL】ムック本、新潮社、2005年刊<(「MARC」データベースより>書下ろし小説「朋萌え!」、江戸川乱歩賞を受賞する前の試行錯誤のなか生まれた未発表短編「プール」を掲載。ほかに、矢作俊彦との対談や、金原ひとみ、松浦理英子らのエッセイ、斎藤環、斎藤美奈子による桐野夏生論等を収録。 <大使寸評>怖くて「クール」で楽しい一冊です。Amazon桐野夏生スペシャルThe COOL【白蛇教異端審問】桐野夏生著、文藝春秋、2005年刊<「BOOK」データベースより>世間のリフジンと闘い続けるケンカ・キリノの一線を越えたエッセイ集。桐野作品のエッセンスを凝縮したショート・ストーリー8篇も収録。<大使寸評>ケンカ・キリノの面目躍叙のエッセイ集ということで借りた本です。表紙の蛇皮模様の装丁も凄い♪Amazon白蛇教異端審問【玉蘭】桐野夏生著、朝日新聞社、2001年刊<「BOOK」データベースより>ここではないどこかへ…。東京の日常に疲れ果てた有子は、編集者の仕事も恋人も捨てて上海留学を選ぶ。だが、心の空洞は埋まらない。そんな彼女のもとに、大伯父の幽霊が現れ、有子は、70年前、彼が上海で書き残した日記をひもとく。玉蘭の香りが現在と過去を結び、有子の何かが壊れ、何かが生れてくる…。<大使寸評>桐野作品にはめづらしく、読後にカタルシスが得られるのです。やはり、実在した大叔父への敬慕があるのでしょうね。Amazon玉蘭「玉蘭」byドングリ【ポリティコン】桐野夏生著、文藝春秋、2011年刊<「BOOK」データベースより> 大正時代、東北の寒村に芸術家たちが創ったユートピア「唯腕村」。1997年3月、村の後継者・東一はこの村で美少女マヤと出会った。父親は失踪、母親は中国で行方不明になったマヤは、母親の恋人だった北田という謎の人物の「娘」として、外国人妻とともにこの村に流れ着いたのだった。自らの王国「唯腕村」に囚われた男と、家族もなく国と国の狭間からこぼれ落ちた女は、愛し合い憎み合い、運命を交錯させる。過疎、高齢化、農業破綻、食品偽装、外国人妻、脱北者、国境…東アジアをこの十数年間に襲った波は、いやおうなく日本の片隅の村を呑み込んでいった。ユートピアはいつしかディストピアへ。今の日本のありのままの姿を、著者が5年の歳月をかけて猫き尽くした渾身の長編小説。 <大使寸評>ユートピアは世代を経ることで、いつしかディストピアへ変るという桐野の洞察がすごーい♪アメリカのヒッピー村もそんなだったか。Amazonポリティコン
2012.06.04
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暇にまかせて長々と作ってきた蔵書録がこのほど完成しました。というか、切りがつかないので、未分類の本は未分類グループとし・・・・完成宣言を出すものとします(ヤレヤレ) <未分類の本>蔵書録作成中であるが、分類グループ、ジャンル等がまだない本について、とりあえずフォームを作っておく。なお、今後作るグループを以下考えているが・・・このまま未分類にしてもいいか?♪・ウォルフレンの本・SF・囲碁の本、仕事の本、デジタル製品の本・・・・電子書籍etc************************************************************************【「歳時記」の真実】石寒太著、文藝春秋、2000年刊<「BOOK」データベース>より「歳時記」は俳句をつくる人のための手引であるが、それ以上に、日本人の知恵と風土と習慣に根ざした言葉の小筺である。「歳」は年、「時」は季節を意味し、文字通り一年の季節の移り変わりを示した記事だが、そこに登場するのは、花や鳥のさえずり、時雨や野分といった自然現象ばかりでなく、節句や七夕といった行事、食べ物や衣類、道具や遊びなど多岐にわたっている。つまり、歳時記を知ることは、日本人の暮らしや歴史を知ることでもあるのだ。 <大使寸評>歌を詠まない大使であっても、歳を取ればそれなりに、季節に感慨を覚えるのです。この本を読んで、季節にたいする感度を上げたいものである。Amazon「歳時記」の真実【Penguin Science Fiction 1638】 Brian Aldiss編、Penguin Books、1966年刊<目次>より・9 ・ Introduction (Penguin Science Fiction) ・ essay by Brian W. Aldiss ・15・ Sole Solution ・ (1956) ・ shortstory by Eric Frank Russell ・18・ Lot ・ [David Jimmon] ・ (1953) ・ novelette by Ward Moore ・51・ The Short-Short Story of Mankind ・ (1958) ・ shortstory by John Steinbeck ・58・ Skirmish ・ (1950)・ shortstory by Clifford D. Simak ・82・ Poor Little Warrior!・(1958)・shortstory by Brian W. Aldiss ・90・ Grandpa・(1955) ・novelette by James H. Schmitz ・117・ The Half Pair・(1957)・ shortstory by A. Bertram Chandler [as by Bertram Chandler ] ・123・ Command Performance・(1952)・ novelette by Walter M. Miller, Jr. [as by Walter M. Miller ] ・145・ Nightfall・ (1941)・ novelette by Isaac Asimov ・180・ The Snowball Effect・ (1952)・ shortstory by Katherine MacLean ・197・ The End of Summer・ (1954)・ novelette by Algis Budrys ・230・ Track 12・ (1958)・ shortstory by J. G. Ballard <大使寸評>この目次をクリックすると、Webで本文が読める優れものになっています。(初版は1961年、手持ちの本は1966年刊)SF DATEBASEPenguin Science Fiction 1638【手づくり木工辞典 No.31】(文字数制約のため省略)【今がわかる時代がわかる世界地図】(文字数制約のため省略) <運動、闘病関連の本>44歳で走り始めて以来、故障とか手術とかあったけど今まで走っているわけで・・・ストレス解消などメンタル面の効用を実感しています。で、運動、闘病というフィジカル関連の蔵書を並べてみます。・走ることについて語るときに僕の語ること(2007年)・マラソンに勝つ(2000年)・ザ・トライアスロン(1989年)*********************************************************************【走ることについて語るときに僕の語ること】 村上 春樹著、文藝春秋、2007年刊<「BOOK」データベースより>1982年秋、専業作家としての生活を開始したとき、彼は心を決めて路上を走り始めた。それ以来25年にわたって世界各地で、フル・マラソンや、100キロ・マラソンや、トライアスロン・レースを休むことなく走り続けてきた。旅行バッグの中にはいつもランニング・シューズがあった。走ることは彼自身の生き方をどのように変え、彼の書く小説をどのように変えてきたのだろう?日々路上に流された汗は、何をもたらしてくれたのか?村上春樹が書き下ろす、走る小説家としての、そして小説を書くランナーとしての、必読のメモワール。 <大使寸評>「継続は力なり」を地で行くような村上春樹のメモワールであり、市民ランナーとして思い当たるふしの多い本である。読破するのが惜しいので、少しづつ読んでいるが・・・これもある意味、積読になります。Amazon走ることについて語るときに僕の語ること【マラソンに勝つ】 別冊宝島編集部、宝島社、2000年刊<「BOOK」データベース>より高橋尚子、市橋有里、山口衛里…シドニーオリンピックに挑戦するマラソンランナーたち。瀬古利彦、中山竹通、谷口浩美、有森裕子…、日本マラソンの黄金期を担った名ランナーたちの「栄光と挫折」。オリンピック代表選考会の舞台裏。史上最強の雑草集団「旭化成陸上部」。個性派監督たちの「指導者としての器」。よみがえる「42.195キロ」のドラマ…。日本のマラソンは再生するのか。 <大使寸評>日本マラソンの黄金期の人物が出ているムック本であり、これに野口みずきが加わったらベストメンバーと言えるんだけど。野口みずき号泣、奇跡の復活ならずAmazonマラソンに勝つ【ザ・トライアスロン】大城戸孝監修、日本文芸社、1989年刊(文字数制約のため省略) <京阪神関連の本>朝ドラのカーネーションが終わったけど、やっぱりドラマは関西弁やで!ということで(どういうことで?)京阪神関連の蔵書を並べてみます。・街場の大阪論(2010年)・大阪学(2004年)*********************************************************************【街場の大阪論】江弘毅著、新潮社、2010年刊<「BOOK」データベース>よりスタバはないがお好み焼き屋があり、缶ビールを24時間売っているコンビニはないが朝からやってる立ち呑み屋があり、ヤクザが徘徊し、おばはんの立ち話が続く。そんな「大阪の街場」のリアルなコミュニティと、そこで生きていくおもしろさを、岸和田に生まれ育ち、関西有数の雑誌の名物編集長だった著者が、ラテンのノリで語る。大笑いしながら考えさせられる大阪発スーパーエッセイ。 <大使寸評>「カーネーション」の世界で育ち、ベタな大阪を描いてるでぇ♪Amazon街場の大阪論【大阪学】大谷晃一著、新潮社、1996年刊(文字数制約のため省略) <哲学、宗教関連の本>哲学、宗教関連の蔵書を並べてみます。なお、大使が嫌う思想、イデオロギー関連もこの範疇に含めるものとします。・ふしぎなキリスト教(2011年)・街場の現代思想(2008年)・M2 われらの時代に(2004年)・抗う勇気(2004年)*********************************************************************【ふしぎなキリスト教】橋爪大三郎×大澤真幸著、講談社現代新書、2011年刊<「BOOK」データベース>より日本人の神様とGODは何が違うか?起源からイエスの謎、近代社会への影響まですべての疑問に答える最強の入門書。挑発的な質問と明快な答え、日本を代表する二人の社会学者が徹底対論。 <大使寸評>この本には、目からウロコが落ちることしきりである。だけど一気に読破するには重いので、現在、積読中となっています。Amazonふしぎなキリスト教***************************************************************************以下、エントリー文字数制約のため省略、全貌は蔵書録作成中7に入れておきます。今後は随時、記事の追記、購入本の追加を行う予定とします。
2012.06.03
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<新海誠の空>新海誠のネット画像がきれいです。特に空がいいですね。大学図書館で観た新海誠の作品を並べてみます。【星を追う子供】新海誠監督、2011年制作、H24.5.31観賞<大使寸評>黄泉の国に出かけて妻との再会をはたすというお話は古事記を彷彿としますね♪地底世界をバックに繰り広げるSFファンタジーは、ジブリもうかうか出来ないと感じたほどです。特に、神の船が変身するシーンなんかいい味出ています。神の舟斯様に神話とSF映画は相性がいいと思う大使であるが・・・かぐや姫、桃太郎なんかSF映画としていい素材なんですけどね(笑) goo映画星を追う子ども「星を追う子ども」公式サイト【雲のむこう、約束の場所】新海誠監督、H24.2.13観賞<大使寸評>日本が南北に分断されたもうひとつの戦後。米軍統治下の青森で暮らす中学生の男女が3年後に小型飛行機を組み立てるために再会するという設定そのものが、お話として面白い。ユニオン軍がパラレルワールドを戦略に組み込むところの説明が少ないが、ま~いいか。映像美がいいだろうとの期待で見たが、SF映画としてもそれなりに面白い映画でした。ただ、客先ターゲットが若者なので純愛ものとして描くのは当然なんでしょう。大使としては、これだけの設定があれば・・・・もっとオタク好みのハードSFが見たい気もするのだが。goo映画雲のむこう、約束の場所.wikipedia新海誠
2012.06.03
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いつまで続く蔵書録作成ぞ・・・・・と我ながら思わないでもないが、ゴール前のひとがんばりです。 <お役所、官僚関連の本>お役所、官僚については、しつこく批判している大使であるが蔵書は意外に少ないのです。(その都度買っていたら切りがないからか)・原発の深い闇(2011年)・テロリズムの罠 左巻(2009年)・実は悲惨な公務員(2008年)・偽装国家(2007年)・司法は腐り人権滅ぶ(2007年)・漂流国家「ニッポン」の大問題!(2003年)お役所システム5*********************************************************************【原発の深い闇】ムック本、宝島社、2011年刊<内容紹介>より巨額マネーを吸い上げるための巨大なサギ装置……それが原発だ。政界、官界、財界、学術機関、メディア、そして闇社会。原発マフィアたちは、いかにして電気マネーを貪ってきたのか? 政治献金、天下り、原発文化人&御用メディアの加担、電源三法交付金のバラマキ、テレビ・新聞を懐柔する広告の出稿実態……。買収、裏ガネ、反対派への暗殺指令までがとびかう異常な世界を赤裸々にリポート! 福島第一原発の事故について指摘されている情報操作、放射能汚染・拡散の確信犯的な隠蔽……電力会社と政府や役人、学者、メディアが結託した「隠蔽工作」も暴く、他誌では読めない戦慄の告発ムック!! <大使寸評>とにかく、内容は充実している。Amazon原発の深い闇【テロリズムの罠 左巻】 佐藤優著、角川学芸出版、2009年刊<「BOOK」データベース>より秋原原無差別殺傷事件、うち続く政権崩壊…。2007年から「最悪の年」2008年にかけて起きた国内の数々の事件・出来事、そして一大ブームとなった『蟹工船』の犀利な読解・分析を通じ、日本国家を弱体化すると共に暴力化し、日本社会の中に絶対的貧困とテロリズムへの期待を生み出した新自由主義の内在論理を徹底的に解読する。 <大使寸評>博識の著者が、インテリジェンスというツールを駆使して外交、経済、国家を解明するもの。国家の罠におちた元官僚ということで、この範疇に並べてみました。Amazonテロリズムの罠 左巻【実は悲惨な公務員】山本直治著、光文社、2008年刊<「BOOK」データベース>より就職人気No.1の「お気楽天国」。その虚像と実像。あなたは、それでも公務員をめざしますか。 <大使寸評>著者の山本さんとは、書込み&お返事したことがあります。Amazon実は悲惨な公務員【偽装国家】勝谷誠彦著、扶桑社、2007年刊<「BOOK」データベース>よりやらせタウンミーティングや郵政造反組の復党で露呈した、小泉・安倍政権の「偽装改革」。また、「耐震強度偽装」事件、ほとんど出勤しない「偽装公務員」の発覚など、「偽装国家」の化けの皮が剥がれ始めている―。そんな日本は「利権談合共産主義」にほかならない。政治から経済、安全保障まで、この国の宿痾を覆い隠してきた「偽装」の数々を検証する。<大使寸評>言いたい放題で変化球主体の勝谷氏と思いきや、いい所を突いていると思うのです。Amazon偽装国家【司法は腐り人権滅ぶ】井上薫著、 講談社、2007年刊<出版社からの内容紹介>よりいま、裁判所がおかしい。判例をよくよく読めば「イカれた判事(?)のアキれた判決」ばかり。国民は常識を働かせて司法の暴走を止めなくてはならない。3つの有名な判決と裁判員制度を仔細に検討、まかり通る欺瞞を撃ち、マスコミの思いこみ報道に猛省をうながす。 <大使寸評>追って記入Amazon司法は腐り人権滅ぶ【漂流国家「ニッポン」の大問題!】ムック本、宝島社、2003年刊<「MARC」データベース>より年金制度の破綻、土木事業の無駄、官僚の非常識、安全社会の崩壊、経済・産業の衰退など、生活の実感からの危機について、なぜ危機が起きたのか、なにが原因なのかを一目瞭然に図解する。 <大使寸評>2003年刊のこのムック本の内容がわりと陳腐化していないのは、官僚制度がより強固となり、公務員改革が進んでいないことの証しではないだろうか。別冊宝島の究明スタンスは倦まず弛まず・・・ええで♪Amazon漂流国家「ニッポン」の大問題!ついでに、国土、自然関連の本も並べてみます。 <国土、自然関連の本>平成の関東軍とも言える国交省、自然環境に限定して章立てして並べてみます。・ダムと日本(2001年)・農から環境を考える(2001年)・四万十川の旅(1994年)・沈黙の春(1974年)平成の関東軍2*********************************************************************【ダムと日本】天野礼子著、岩波書店、2001年刊<「BOOK」データベース>より「治水」「利水」の名の下に、日本列島中の川を縊って建設されてきた二七〇〇のダム。今やまったく不要になったにもかかわらず、建設計画はまだ五〇〇以上もある。政・官・財の利権がらみで一向に見直されない公共事業に、いま市民たちがNO!の声をあげ始めた。長良川、吉野川など日本各地の河川や、欧米の潮流を伝える。<大使寸評>追って記入Amazonダムと日本【農から環境を考える】原剛著、集英社、2001年刊<「BOOK」データベース>より20世紀の初頭、世界人口は約16億人だった。21世紀はじめの現在、世界人口は61億人に達している。百年間で四倍近く、45億人も増えたのだ。さらに21世紀半ばには約93億人に達すると推計されている。この人口を支えているのが農業であるのは言を待つまでもない。ところが、二酸化炭素の増加による地球温暖化や、オゾンホール増大による有害紫外線の増加によって、農業の未来も決して安泰ではない。しかも、化学肥料の多投によって土壌は疲弊し、農薬が地下水を汚染するなど、農業そのものが環境へ悪影響を与えていることすらある。地球環境を保全しながら、「持続可能な農業」をどうしたら実現できるのか、その可能性をさぐる。 <大使寸評>追って記入Amazon農から環境を考える【四万十川の旅】岩間沈下橋高橋毅写真×沢良木庄一文、高知新聞社、1994年刊(文字数制約のため省略)【沈黙の春】レイチェル カーソン著、新潮社、1974年刊<「BOOK」データベース>より自然を破壊し人体を蝕む化学薬品。その乱用の恐ろしさを最初に告発し、かけがえのない地球のために、生涯をかけて闘ったR・カーソン。海洋生物学者としての広い知識と洞察力に裏付けられた警告は、初版刊行から四十数年を経た今も、衝撃的である。人類は、この問題を解決する有効な手立てを、いまだに見つけ出してはいない―。歴史を変えた20世紀のベストセラー。 (文字数制約のため省略)最新の更新情報は蔵書録作成中7に入れておきます。
2012.06.02
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「ニッポンの映画監督」というMook本に2008年時点での“映画のプロが選ぶベスト10”なるものが載っています。さて、貴方の予想は?そして、何本観ているでしょう。第1位 :『EUREKAユリイカ』2001年、青山真治第2位 :『誰も知らない』2004年、是枝裕和第3位 :『ゆれる』2006年、西川美和第4位 :『下妻物語』2004年、中島哲也第5位 :『それでもボクはやっていない』2007年、周防正行第6位 :『ハッシュ!』2002年、橋口亮輔第7位 :『いつか読書する日』2005年、緒方明第8位 :『パッチギ!』2005年、井筒和幸第9位 :『血と骨』2004年、崔洋一第10位:『フラガール』2006年、李相日私は5本観ていたけど・・・・見逃していた作品の多さに驚いた次第です。とにかく第1位 の『EUREKAユリイカ』については、早速、大学図書館で観ることにいたしましょう♪【ニッポンの映画監督】AERA Mook、朝日新聞出版、2008年刊<内容紹介より>大ヒット続出で活況を呈する日本映画界。新しい才能から世界が注目する奇才まで、21世紀に活躍する映画監督70人以上を一冊にまとめた名鑑スタイルのムック。目玉企画は識者・映画関係者に大アンケートを実施した「21世紀の日本映画ベスト10」。見巧者たちがいま観るべき映画を指南。そのほか、インタビューや初顔合わせの対談をはじめ、映画界の現状がわかる読み物も満載。DVD鑑賞のガイドブックとしても楽しめる保存版の一冊。 <大使寸評>とにかく、充実した内容で読みどころ満載でおま♪Amazonニッポンの映画監督ちなみに、第11位~20位です。私は1本しか観ていません(汗)第11位:『たそがれ清平衛』2002年、山田洋次第12位:『ジョゼと虎と魚たち』2003年、犬童一心第13位:『アカルイミライ』2003年、黒沢清第14位:『ヴァイブレータ』2003年、広木隆一第15位:『UNloved』2002年、万田邦敏第16位:『回路』2001年、黒沢清第17位:『美しい夏キリシマ』2003年、黒木和雄第18位:『殺し屋1』2001年、三池崇史第19位:『天然コケッコー』2007年、山下敦弘第20位:『害虫』2002年、塩田明彦
2012.06.02
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大学図書館で観たDVD映画のその後です。最近観る映画は大学図書館と例の2本立て館ばっかりで、手元不如意の年金生活者向けとなっております(笑)・血と骨 4月13日観賞・ヒアアフター 5月9日観賞・戦場でワルツを 5月16日観賞・アイランド 5月17日観賞・星を追う子供 5月31日観賞大学図書館でDVD観賞(その4) 大学図書館でDVD観賞(その3) 大学図書館でDVD観賞(その2) 大学図書館でDVD観賞(その1) ****************************************************************************【血と骨】崔洋一監督、 2004年制作、H24.4.24観賞<大使寸評>タケシならではの凶暴な父親役が圧巻であり、これほど欲望のおもむくままの人生もあったのかという感じですね。怒りにまかせて家を壊すような、破壊力がすごーい♪また、チョイ役ではあったが、若き日の(今でも若いが)オダギリジョーが息子役を好演しています。goo映画血と骨CinemaTopics血と骨【ヒアアフター】クリント・イーストウッド監督、2010年制作、H24.5.9観賞<大使寸評>クリント・イーストウッド監督の最新作ならということで観たのだが・・・・とにかく冒頭の津波の場面がリアルである。(津波の場面があったので、東日本大震災のあと公開中止になったとか?) 米英には、わりと霊能者テーマの作品が多いようだが、ご贔屓にしていたシャーリー・マクレーンが神掛かってしまい、いたく幻滅したように・・・・クリント・イーストウッド監督作品であっても、霊能者テーマにはもうひとつのりきれない大使である。goo映画ヒアアフター【戦場でワルツを】アリ・フォルマン監督、2008年制作、H24.5.16観賞<大使寸評>住民虐殺がテーマの社会派アニメーションとでもいう映画である。goo映画戦場でワルツを【アイランド】マイケル・ベイ監督、2005年制作、H24.5.17観賞<大使寸評>マイケル・ベイ監督の前作『アルマゲドン』はなんか子供騙しのように感じたが、『アイランド』は進化が感じられたのです。主人公のカップルが徐々に自らの存在に気づくところが『私を離さないで』を彷彿とさせるようです。だけど、どうしてもカーチェイスと銃撃戦が出てくるのがいかにもハリウッド映画なんですね。goo映画アイランド【星を追う子供】新海誠監督、2011年制作、H24.5.31観賞<大使寸評>黄泉の国に出かけて妻との再会をはたすというお話は古事記を彷彿としますね♪地底世界をバックに繰り広げるSFファンタジーは、ジブリもうかうか出来ないと感じたほどです。特に、神の船が変身するシーンなんかいい味出ています。斯様に神話とSF映画は相性がいいと思う大使であるが・・・かぐや姫、桃太郎なんかSF映画としていい素材なんですけどね(笑) goo映画星を追う子ども今後の予定・悪人・天然コケッコー・ユリイカ
2012.06.01
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リタイヤして嫌な英語に縁の切れた大使ではあるが・・・・安全地帯に身をおいて、昨今の商業英語事情を上から目線で眺めてみます(笑)アマゾンに比べて影の薄い「楽天ブックス」ではあるが・・・・中国にも進出した楽天は今や日本のEC(電子商取引)の旗艦とも言える存在ですね。ユニクロと共に、いち早く英語公用化を宣言した楽天の三木谷社長へのインタビューが興味深いのです。「英語化が成功したら日本に対する最大の貢献だと思う」より三木谷社長の3回目は、急拡大する海外進出の成否と話題を呼んだ英語公用語化の狙いについて聞く。 海外展開は、僕の感覚の中では猛烈にやっているというよりもまだ遅いという認識です。展開するのは簡単だけど、成功しなければ意味がない。継続的に成長していける仕組みが必要です。僕らはそれを「仕組み化」という言葉で表現しています。 「楽天出身のベンチャー、嬉しい気持ち半分」 なぜここまでやるのか。うーん、何ていうんでしょう。ちょうど昨日(取材日は1月13日)もグリーの田中良和社長と飯を食ってたんですが、世の中には彼のように楽天出身のベンチャーがうじゃうじゃいる。嬉しい気持ちが半分、複雑な気持ちが半分なんですけどね、僕としては(笑)。 だけど彼らは楽天の経営メソッドをそのままやっています。もともと自分が銀行を辞めて会社を興したのも、経営メソッドを広げたいという思いがありましたから。僕はいまの日本人がすごく内向きになっていると感じている。楽天が本当に海外で成功すれば、若者の意識を変えられると信じています。 うちが国際化、国際化、国際化と言い出してから、ほかのIT企業も結構同じようなことを言い出しましたよね。そういうトレンドセッター的な役割はできるのではないかと思っています。ただ、もう1つ。じゃあ、どうやったら本当に成功するのか、です。 米国のIT企業は、最初から国際化を想定していろいろなモノを作ってきている。英語というアドバンテージも向こうにはある。じゃあ日本はどうか。流通業の国際化が成功しているといっても、本当の意味ですごい成功を収めている訳ではないですよね。 ハードウエアを輸出するだけなら簡単なんです。ただ、そうではない楽天みたいなIT(情報技術)とサービスのモデルで、日本人でも、日本の企業でも成功できるということを証明したい。自分の中には強烈なモチベーションとして持っていますね。 (海外展開も)一から作ったものと買収したものがありますが、作った中で一番うまくいっているのは台湾。経済規模が日本とは異なりますが、やり方次第で日本の「楽天市場」と同等の存在感を示せると思います。 買った会社で言うとフランスのプライスミニスターですね。フランスの中でそもそも知名度が高い会社ですが、今、楽天市場と同様のマーケットプレイス型を始めたんです。その伸び率がすごい。これは非常によかった例と言えるでしょうね。 台湾と中国は違いますね。中国はなんせ大きいですから。もっと差別化しなくちゃいけないなというのはある。もっと自分たちの特徴を出さないと埋もれてしまう。また、中国は偽造品の問題が大きいですよね。かなりのシェアを占めていて、30%ぐらいがそうなんです。我々は明らかに一線を画して、いわゆる品質の高いマーケットプレイスにしていく必要があると思っています。 ブランディングもこの1年間はラーニングだと思ってやっていたので。ほとんどPRもやってないし、ちょうどあの時は例の尖閣諸島の問題がまさしくど真ん中だったので、あんまりやらなかったんですよね。これから本格的にやっていきますよ。リニューアルもしますし。 中国の百度との関係は基本的には今後も変わりません。ただ、追加で新しいパートナーを迎え入れる可能性が高いですが。中国で勝たなくちゃという思いがあるかと言われると、そんなでもない。思った通りにはなかなかいってないところはあるんですけれども、それはそれなりの原因がある。その原因を追究して修正するという、アプローチですよね、我々は。 とにかくこの業界の展開スピードはすごく速いし、特に新興国は早く始めた方がいい。後でひっくり返すのはすごくエネルギーが必要ですからね。まだまだ遅い。 「外国人にも日本語を勉強しろと言っている」英語公用語化はこれまでもやってきましたが、その「心」が重要です。世界中の子会社は離れていますけど、あたかも1つの会社のようにすべてを経営する。だから今年は「新しいグローバルマネジメントの体制を築く年」と宣言しています。 例えば、これまでは各国が人事制度や、ノウハウ、技術を別々で持っていた。これを統合していくということがこれから重要になります。別にマーケティングのトップが日本にいなくてもいい。開発拠点がここにいるべきといったこだわりもない。そういう構造を作ります。 あとはいわゆる地域本社。アジア、欧州、米州の3カ所に地域本社をできるだけ早く作ります。単純にEC(電子商取引)だけ展開するんだったら構わない。ただ、これからは電子書籍も手がけなければならない。トラベル事業も広げていかなければならない。金融事業もエリアによって展開していくことを考えると、日本から全部を見るのではなく、それぞれの地域でやった方がいいと思っています。あるいは外交政策ですよね。どこと組んでどうやったらいいのかということを考えるレベルの人間が必要になるわけです。 英語化を始めてから1年半ですが、すさまじい進歩を遂げています。レベルの差はありますが、だいたいコミュニケーションできるんですよ、80~90%は。まあ、10%ぐらいは苦しんでますが。 「日本人だけ集まっている会議を英語でやる必要がないのでは」という意見があるのも分かる。ただ、僕は「これしかない」と思っているんです。そうしないと結局、英語から逃げちゃう。そうなると、外国人は会議に入れなくなってしまう。企業の中に入れずに壁が生じる。僕は基本的に1対1の面接でも英語です。 中国にいて、中国人同士で中国語だけで会議を開いている中に、自分が外国人の立場で入らなければならないのはすごく嫌でしょう。俺はこの組織に属していない、と感じてしまうかもしれない。英語化ばかりに焦点が当たっていますが、実は最近、外国人にも日本語を勉強しろと言っています。 公用語化の正式移行に向けて、現場はものすごいですよ。朝の7時に社内のカフェテリアに顔を出すとみんなチームを組んで勉強していますから。 僕はこれが成功したら、私の日本に対する最大のコントリビューション(貢献)じゃないかと思うんですけどね。これができたら、日本人の考え方、感覚も変わるでしょう。そういう影響を与えられればと思っています。 「アフターサービス最下位は申し訳なかった」年間流通総額10兆円計画を立てています。今の楽天は1兆円。家庭内における消費はおおよそ70兆円。だから1.5%ぐらいですよね。今後、ECも進化すると思うんです。ここで言う進化とは購入プロセス、品揃え、物流も含めてです。市場が拡大すれば価格も下がる、配送料も安くなる。専用の物流プラットフォームもできてくるだろうし。 その場で買いたい、今すぐ必要という需要は残るでしょう。でも本当に「5時間も待てないの」という世界もある。ここが広がれば、家庭内消費の少なくとも10%、多ければ30%ぐらいまではいけるのではないかと見ています。 楽天の特徴は各店舗に特色があって、様々な店舗で買うことを楽しむという体験そのもの。アマゾンとは圧倒的に差別化できている。だからこそアマゾンのように商品数を絞るのではなく、どんな商品でも早く持ってきてくれる環境を構築しなければならない。 アマゾンの物流戦略も正直、何かすさまじいことをやっているわけじゃない。物流は物流なんです。理路整然とした並べ方をして、効率よくピッキングし、過剰な在庫を持たず、かといって欠品をしない。すごく難しいことをやっているように映るかもしれませんが、実は、僕はそんなに難しくないんじゃないかなと思っています。 最近のはやりの言葉で言うと、クラウド型とハブを組み合わせるハイブリッド型。総合的な品揃えはうちの方が圧倒的にありますから、より大規模な仕組みにはなると思います。 日経ビジネスのアフターサービスランキングで「楽天ブックス」は最下位。あれは本当に申し訳なかった。システムの遅延と不具合があったところに地震が重なってしまった。在庫管理のところが完全に崩れたんですよ。それを戻すために私が陣頭指揮を執って、1カ月ぐらいの間、毎日会議をやりました。 問題だったのはリカバリープラン(復旧策)がなかったこと。新システムに移行した時は、ダメだったら元に戻すということを必ず楽天グループはやっていますが、ブックスだけはできていなかった。あってはならないことという認識をしています。だからこそ言い訳はせず、愚直に反省し、もう二度と起こらないようにしていきます。 EC(電子商取引)のうち、書籍ではアマゾンに水をあけられているが・・・・その他の物流では楽天vsアマゾン全面競合のようです。楽天、対アマゾンで提携加速だそうで、ナショナリズムをくすぐりますね。
2012.06.01
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