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2004.09.04
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カテゴリ: 歴史
日本での食いはぐれが移民したというなら、戦後の南米移民に似てなくはないが・・・・
どちらかと言えば、パレスチナのユダヤ人入植に近いのが満蒙開拓団の悲しい実態でしたね。
今でも日本各地で満蒙開拓団の悲惨な事実が語り継がれているので、語り部が健在なうちに 聞いておきたいという思いがします。

日本での厳しい生活と国策を疑わずに信じる素朴さにより、貧しい臣民が満蒙開拓を目指したとしても、その臣民をとがめることはできないでしょう。

それにしても、交戦国内で自衛した開拓団など どう考えても道理が通るとは思えないが・・・・
「自由の地を開拓しようとするのに無法な匪賊が跋扈しているので自衛せざるを得ない」と勇ましく入植したのでしょうか?

匪賊と言えば・・・
強大な勢力に対して命がけで抗う人達をさして、政治的立場などからレジスタンス、テロリスト、匪賊などと呼ぶけど、立場が変われば正邪のイメージがガラリと変わりますね。
言葉選びには思惑が隠れていることに注意すべきだと自戒していますが、当時の世情では匪賊という言葉には相当なバイアスがかかっていたということでしょうね。


糾弾すべきは 満蒙開拓を立案推進した世界認識がとろい戦時の官僚ではなかったかと思うんですよ。
戦後の南米移民でも、官僚の犯罪的な無責任さ(貧弱な現地情報)があったように聞き及んでいますが、満蒙開拓の場合は当時の行け行けドンドンの世情に流されて道義性、危険さに目をつぶった官僚の無責任さは南米移民の比ではなかったと思います。

ソ連侵攻前の状況であれば 早期に開拓団の撤退を計画するのが政府、関東軍の責務だったと思うけど、劣勢を想定した行動計画など関東軍参謀に期待するのが野暮なことだったのか?

戦勝国から見た戦争責任者は東京裁判で厳しく罰せられたけど・・・・
満蒙開拓団を棄民扱いした拓務官僚、邦人置去りした関東軍参謀などを日本の検察、司法は裁いただろうか?
棄民とされた開拓者に対して充分な補償をしただろうか?
答えはNo!である。
終戦直後はGHQなどの関係で司法は機能しなかったかもしれないが、落着いた復興期には、日本人自身により執拗に 戦争責任の追及そして被害者への補償をすべきであったのにうやむやにしたことが 長い目で見れば日本人の劣化につながったのではないかと、少々僻目で思ったりします。

満蒙開拓については関東軍をからめて もう少し調べたいと思っています。





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Last updated  2004.09.04 23:26:10
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Re:満蒙開拓と匪賊(09/04)  
msk222  さん
満蒙開拓には長野県から最も大勢参加しています。
それだけに、悲劇の様子も肉声でたくさん聞きました。
開拓団は、関東軍の楯としてつかわれたフシがあります。石井中将の731部隊は、証拠を焼き払ってさっさと逃げましたが、開拓団はソ連が進攻してくるまで気がつかなかったわけですから…。
資料がありますから、必要なら送ります。
(2004.09.04 20:20:13)

Re:満蒙開拓と匪賊(09/04)  
苺1500  さん
続きが読めて嬉しいです!
最近また小津映画を16chでしているのですが、「小早川家の秋」でも主人公が満州へ活路を見出す
という設定で、なんの違和感もないのです。日本の一般レベルで、開かれた世界としての満蒙は現地に対するなんの配慮もなくて、不思議です。誰も侵略などという後ろめたさを持たずに行ってるのです。これはやはり国の指導者が仕向けたとしか考えようがありません。そして戦後は書いておられるように
>「満蒙開拓団を棄民扱いした拓務官僚、邦人置去りした関東軍参謀などを日本の検察、司法は裁いただろうか?棄民とされた開拓者に対して充分な補償をしただろうか?」
ということになります。
日本人自身による 戦争責任の追及が、ドイツと違っておざなりにされたことが、ずっと後遺症として残っているということでしょうね。

(2004.09.04 20:58:47)

Re[1]:満蒙開拓と匪賊(09/04)  
Mドングリ  さん
msk222さん
>満蒙開拓には長野県から最も大勢参加しています。
それだけに、悲劇の様子も肉声でたくさん聞きました。

<長野県からの参加が最も多くかったそうですね。
その肉声を聞いたのですか。
怒りをぶつける先はあったのに、見つけられなかったのは 誰が悪かったのでしょうね?

>開拓団は、関東軍の楯としてつかわれたフシがあります。石井中将の731部隊は、証拠を焼き払ってさっさと逃げましたが、開拓団はソ連が進攻してくるまで気がつかなかったわけですから…。

<映画や実録で見聞きするたびに、これがサムライの末裔だろうか?という思いがします。

>資料がありますから、必要なら送ります。
-----
<ありがとうございます。当分はWeb情報とかで調べてみます。
(2004.09.04 22:18:33)

Re[1]:満蒙開拓と匪賊(09/04)  
Mドングリ  さん
苺1500さん
>続きが読めて嬉しいです!
最近また小津映画を16chでしているのですが、「小早川家の秋」でも主人公が満州へ活路を見出す
という設定で、なんの違和感もないのです。日本の一般レベルで、開かれた世界としての満蒙は現地に対するなんの配慮もなくて、不思議です。誰も侵略などという後ろめたさを持たずに行ってるのです。これはやはり国の指導者が仕向けたとしか考えようがありません。

<ロシア風の街があったように当時の満州は開かれ地であり、早いとこ取りという情勢ではあったようですね。けれどさもしい競争にストップをかけるのが国際政治というものでしょうね。

>そして戦後は書いておられるように
「満蒙開拓団を棄民扱いした拓務官僚、邦人置去りした関東軍参謀などを日本の検察、司法は裁いただろうか?棄民とされた開拓者に対して充分な補償をしただろうか?」
ということになります。
日本人自身による 戦争責任の追及が、ドイツと違っておざなりにされたことが、ずっと後遺症として残っているということでしょうね。
-----
<1940年体制が亡霊のように生き残っていることは、敗戦という薬が効いていないということでしょうね。 (2004.09.04 22:32:20)

Re:満蒙開拓と匪賊(09/04)  
この話は、明治の時代から検証する必要があると考えています。近代の本を色々読んでいます。
(2004.09.05 01:06:37)

Re[1]:満蒙開拓と匪賊(09/04)  
Mドングリ  さん
カーペントリーさと森さん
>この話は、明治の時代から検証する必要があると考えています。近代の本を色々読んでいます。
-----
そうですね。
歴史をさかのぼって検証する必要がありますね。
私の場合は昭和6年以降あたりに絞って、調べようと思っています。 (2004.09.05 11:16:14)

Re:満蒙開拓と匪賊(09/04)  
 司馬さんの「坂の上の雲」を、読み進めていますが、明治から平成にかけての時代の動きの中で、官僚の役割、それも軍人も含めて、考えさせられること大です。
自分があの時代に生きていたら、どうしたか・・・
なかなか情報開示が無い時代では、判断は難しかったように思います。

帝国主義は、今は無いのか!いやそんなことは無いように感じている今日この頃です。 (2004.09.08 13:27:40)

Re[1]:満蒙開拓と匪賊(09/04)  
Mドングリ  さん
カーペントリーさと森さん
>司馬さんの「坂の上の雲」を、読み進めていますが、明治から平成にかけての時代の動きの中で、官僚の役割、それも軍人も含めて、考えさせられること大です。
自分があの時代に生きていたら、どうしたか・・・
なかなか情報開示が無い時代では、判断は難しかったように思います。

<あの頃の軍人は昭和時代の精神主義と違い、合理的であり、無責任ではなかったように思いますね。

>帝国主義は、今は無いのか!いやそんなことは無いように感じている今日この頃です。
-----
新たな帝国アメリカが出現しましたね。
(2004.09.08 22:05:08)

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