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2005.05.03
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カテゴリ: 経済
グローバリゼーションは世界中の労働者をいや応無く中国との競争に追いやるようです。
このような状況ではフリーターのようなローコストな雇用形態は避けられないものなのか?
人の知恵とはグローバリゼーションという呪縛に対してかくも無力なのか?

ヤングハローワークにフリーターがつめかけているが、アルバイトの口さえ見つからないようで・・・
ハローワークはそこに勤める職員の為にあるのではないか?というブラックユーモアのような状況が続いている。
1940年体制にどっぷり漬かり改革する気のないお役人にグローバリズムという経済現象を乗り切る才覚を期待するのが無理な注文かもしれないが。

ローコストな雇用形態を野放しにしていることは、言ってみれば日本で急速に進む階級社会を黙認することである。
特殊法人などに無駄に垂れ流される公的資金の一部をフリーターの教育とか求職活動に振り替えるのが政官財の役目であるべきだろうが、贅肉がつきまくった1940年体制では、日本システムに係わるほどの大きすぎるテーマに対しては機動的に対応するシステムが存在しないのかもしれない。
1940年体制が生き残る為のひずみが回りまわって、フリーターへの無策につながっているとしたら、フリーターに公的資金を投入してでも無策のツケを払うべきではないだろうか?


もしフリーターに公的資金を投入するとすれば、その予算はどこにつくのだろう?厚生労働省?経済産業省?
多分そつのない官僚だから、今でもフリーター対応の施策はとられているかもしれないが、縦割り行政の常であるから・・・・省庁でダブって、中途半端にだろう。
そして役にも立たない特殊法人まで作っているのではないだろうか?
ハローワークはそうであるとは言わないが、もしかしたら(風吹けば桶屋式ではあるが)フリーターを食い物にする役人がいるのではないだろうか?
以上はこれまでの官僚の動きから類推なんですが、裏をとっているわけではないのでこれから調べてみます。

ここで日本労働党HPで「 グローバリズムに代わるもの 」として三井物産戦略研究所の寺島所長の「正義の経済学」を紹介しているので転載します。


・「売り抜く資本主義」ではなく「育てる資本主義」-ものづくりを基軸に。
・「もうけるだけの資本主義」でなく「節度ある資本主義」-社会層間の適切 な分配。
・「格差資本主義」ではなく「中間層を育てる資本主義」-中間層は社会的安 定装置。
 具体的には、規制緩和、「官から公への制御主体の移行」-非営利団体(NPO)の重視、セーフティネットの整備などである。
 つまり寺島氏は、グローバリズムを批判し、「小泉改革の政策思想には『人間の顔をした資本主義』を求める視点がない」と日本への応用にも反対するとしながら、規制緩和には大賛成だという。そして日米経済関係においては、97年時点から「日米自由貿易協定」を主張しているほどである(「ワシントン戦略読本」)。
 徹底的に規制緩和を断行すれば、多数の中小零細企業は倒産・廃業に追い込まれ、失業率はいっそう増大する。日米自由貿易協定ともなれば、いまでも危機的なわが国農業はトドメを刺されてしまう。これらは、いくらかのセーフティネットでカバーできるようなものではない。
 そしてこれこそ肝心なことだが、規制緩和や市場開放は構造改革政策の重要な柱の一つであり、わが国を米国流グローバリズムに対応させるため、支配層が推進しているものである。日本を米国流にすることに反対しながら、その具体策である規制緩和や貿易の自由化には賛成する。この矛盾はどうしたものであろうか。


また、紙屋研究所さんのHPから フリーターに対する問題提起 も紹介します。
●大資本側には「グローバリゼーションのもとで競争してるんだから、しょうがねーじゃん」という反論がある。しかし、大企業は「おめこぼし」でも何でもなく、社会的な責任を果すことなしにそもそもプレーヤーたる資格がないのだ。それを果してはじめてグローバルな舞台で活動できるのだということは指摘されてしかるべきである。いくら競争の論理があっても、社会を維持発展させるための最小限コストは負担しなければならない。
 また、そのことにかかわって、『希望格差社会』の書評のところでも述べたが、実際には日本の企業の税・社会保障負担は国際的にみて低すぎる。

●問題は、その事実認識にたったうえで、それを「グローバリゼーションのもとでの競争があるから仕方ない」というのか、それとも、「雇用に対する企業の社会的責任を投げ捨てるべきではない」というのか、というスタンスの差になってでてくる。

ところで紙屋研究所さんは「しんぶん赤旗」の文化面に月1回、 漫画について、コラムを書いているそうです。私は赤旗を読んでいないけど。

フリーターとかグローバリズムでグーグルしたら、日本労働党や赤旗が出てきたわけだが問題意識のある政党と解釈すべきなんだろうか?
首都圏青年ユニオン というフリーターのユニオンが見つかった。
フリーターの青年たちも頑張っているんだなー。

厚生労働省のHPを覗くと パートタイム労働者の法制度 は整備されているが、使い捨ての実態との落差が大きいように思います。
ということは法制度がまっとうに機能していないわけであり、どこかに怠慢またはごまかしがあるようです。

社会実情データ図録  によれば・・・・
最近のフリーターの人数は、厚生労働省では217万人(2003年)、内閣府では417万人(2001年)としており、約2倍の違いがある。また、いずれの定義によってもフリーターの人数は10年間で倍増している。・・・
のだそうです。やはり厚生労働省のスタンスには疑問符がつくようです。

玄田有史さんが次のように言っているように、ハローワークに若者支援を期待するのは酷なことかもしれない。・・・ではどうするか?
社会維持のための若者支援という発想や表現を捨てることだ。若者という名の若者はいない。支援すべきは、潜在的には働きたいと思いながら働けないでいる個人そのものだ。若者全般へのお決まりの支援策は、結局、どんな若者にも届かない。私個人のための支援だ、私を待ってくれているのだと、ニート本人が感じなければ、勇気をふりしぼって支援の場に足を運ぶことはできない。






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Last updated  2005.05.06 13:32:56
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