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2006.12.30
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カテゴリ: お役所システム
アンケートでは国民の約7割が裁判員に成りたくないのだが、裁判員制度が2009年から始まりますね。

裁判員制度の必要性が、やらせの「司法制度改革タウンミーティング」なんかで、下々に説明があったかも知れないが、いまだにその必要性がよく分からないのです。

ということで、ウィキペディアで 裁判員制度 を読んでみました。


西欧市民社会を基盤とした裁判員制度よりも、1980年代に東ドイツをはじめとする共産主義独裁国家で導入された裁判員制度と比較しうる。その目的は、行政のみならず立法権を官僚が事実上掌握した社会において、官僚が制定した法の遂行作業(司法)を国民自身に参加・担当させることで、「ガス抜き」および国民の体制内化をもたらして、官僚支配を不可視にし、政治体制の維持延命を図るものであった。日本は現在の欧米と異なり、議員立法は2割以下で官僚主導による立法が普通となっており、東独裁判員制度と同じく「市民をして市民を裁かせる」かたちでの国民支配の安定化をもたらすという行政的動機も、裁判員導入の背景に考えられる。


やらせがあったということは、裏に必ず既得権益者がいるはずであるが、その既得権益者とは誰なのか?
年次改革要望書を突きつけるアメリカなのか?法務省の権益強化なんでしょうか?

関岡英之さんが米国企業にも言及しているが、米国企業がストレートに裁判員制度を要求したわけではないようです。
(それは思い過ごしだろう)


関岡英之は「拒否できない日本」の中で、米国との関係に論及して批判する。その内容は、裁判員制度が米国の陪審員制度とは異なり「民事事件に適用されない」とされたのは、米国資本の日本進出にあたってアメリカの国益を守るために、米国企業が対象となる可能性の少ない殺人などの刑事事件に絞ったという。これは、アメリカ企業が外国企業と争う裁判で、アメリカの陪審員がアメリカ企業に有利な判決を下すケースが多く、日本企業の多くが特許裁判などのアメリカの裁判で米国民の陪審員に不利な判決を下され巨額の賠償金を取られてきたことから、裁判員制度において日本においてアメリカ企業が逆の目に遭うことを心配しているという。


やらせの「司法制度改革タウンミーティング」と言えば・・・・

12/18 保坂展人どこどこ日記 より
十一、司法制度改革タウンミーティングが検察庁や法務省など関係者の大量動員で埋められていたこと、「やらせ」が常態化していたことが明らかになった。当時、法務・検察関係者は国民との対話を実現する場における「透明性」「公平性」を問題にした者はいなかったのか。それとも、誰も異議を抱いた者はいなかったのか。

十二、法務省に聞きたい。「司法制度改革タウンミーティング」における「大量動員」「やらせ」のどこに問題があったのか。その原因はどこにあったか。今後の、裁判員制度の導入などに影響はないのか。国民に不信感を抱かれることに組織的に関与したとの認識はあるのか。また、全七回の一般参加者及び、法務省の「やらせ」依頼発言者も含めた国民に対しての謝罪の言葉はないのか。

十三、法務・検察幹部が前二列にずらりと陣取る座席図を見て、一種の威圧感と特権意識を感じた。国民との対話であれば、前二列にずらりと並んだ法務検察幹部は椅子の向きを逆にして、国民に向かい合うべきではなかったか。警備上の理由であれば、それぞれ会場に相当数の警備員がいるはずであり、不自然と言わなければならない。こうした座席図に反省点はあるか。

十五、法務省は今後、全七回中六回という不名誉な実績を前に、国民との対話も含めた広報・広聴活動への信頼回復のために何をするのか。第三者調査の必要があると考えるが検討をしているか否か。

右、質問する。


12/25 保坂展人どこどこ日記 より(十一について法務省答弁)
また、全七回中六回の司法制度改革タウンミーティングにおいて、法務省の職員が、その知人等に発言及び発言内容を依頼した事実が認められる。このような依頼を行ったのは、当時、裁判員制度や日本司法支援センターが国民に余り知られていなかったことから、これらの効果的な広報啓発のためには、これらについて国民誰もが知りたい一般的な質問があることが望ましいものと考えられたところ、こうした質問はなかなか出ない可能性があることへの懸念等があったことによるものと承知している。このような事情からみて、本タウンミーティングの運営が、裁判員制度の導入等に影響を与えることはないと考えている。法務省としては、司法制度改革タウンミーティングにおいて国民の声が十分に聞かれていなかったのではないかという疑念を抱かれたことは、遺憾であり、今後は、このような事案が発生しないよう、努めてまいりたい。そのため、法務大臣は、閣僚給与の二か月分を自主的に返納することとし、当時の刑事局長及び当時の官房長である現法務事務次官及び現刑事局長をそれぞれ厳重注意処分としたところである。


なお、アメリカの真意については、完全訳:年次改革要望書の 詳論11「法務制度改革」 などを読んで鋭意 調べてみます。








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Last updated  2007.01.01 11:39:05
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