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2007.02.03
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カテゴリ: メディア
○ンケイ新聞の「バイト・サクラ」問題が発覚したが、今日の朝日が「さらに4件動員」と報じていた。
いずれも同社が企画を提案し、事業費をお役所から受け取っていたそうです。
そして、人材派遣会社などにバイト・サクラ集めを依頼していたようです。

・裁判員制度全国フォーラム(最高裁主催)
・モノ作り・人作り地域フォーラムin和歌山(中小企業基盤整備機構、産経新聞主催)
・防災・減災フォーラム2005 in大阪(産経新聞主催、国交省後援)
・防災・減災フォーラム2005 in和歌山(産経新聞主催、国交省後援)
・Let'sシンポジウム 裁判員制度を知ろう@和歌山(法務省、最高検察庁、産経新聞主催)

「やらせミーティング」「御用審議会」を暴くのが、そして権力と対決するのが、ジャーナリズムではなかったのか?


朝日が大きな顔で報道しているが・・・・この体質は他の大手新聞も同じだったりして?

31日,3日の保坂展人どこどこ日記より引用します。
1/31 保坂展人どこどこ日記 より
昨日も書いたが、大阪・和歌山・千葉で発覚した裁判員制度全国フォーラムにおける「バイト・サクラ」問題で、隠されてきた「この国のかたち」がくっきりと見えてきた。最高裁判所と広告業界トップの電通、そして47都道府県の地方新聞(総発行部数1876万9427部2005年7~12月平均ABC調べ)が結合してキャンペーンを行い、そのあげくがタウンミーティング問題で国会が揺れたことなどどこへやらで、新聞社自体が「バイト・サクラ」で客席を埋めたというものである。イベントの開催・実施については、新聞社が責任を負っている。「バイト・サクラ」動員という手段を取ろうと踏み切ったのは、新聞社の判断だったということになる。

2/3 保坂展人どこどこ日記 より
すると、翌日の新聞に「裁判員制度全国フォーラム 400人の市民が参加 真剣なまなざし」などの見出しで記事が掲載されるというパターンが繰り返されてきた。本当は、応募した市民は200人で、130人が関係者動員で、70人がバイト・サクラであったとしたら、「400人の市民が参加」という記事は事実を反映していない。正確に報道するならば、「裁判員制度全国フォーラム、関心広がらず関係者動員・バイト含めて400人(本紙主催)」ということになるだろう。記事は、「事件」として告発され社会面に載るべき内容だ。


ところで、国民の七割までが尻込みしている裁判員制度である。
お上が税金を使ってまでタウンミーティングやシンポジウムで世論誘導に努めているが・・・・・
あまり、儲けにもなりそうにない裁判員制度に拘る理由が、もうひとつ良くわからないのです。
ウィキペディアの 裁判員制度 が次のように述べているが・・・・

西欧市民社会を基盤とした裁判員制度よりも、1980年代に東ドイツをはじめとする共産主義独裁国家で導入された裁判員制度と比較しうる。その目的は、行政のみならず立法権を官僚が事実上掌握した社会において、官僚が制定した法の遂行作業(司法)を国民自身に参加・担当させることで、「ガス抜き」および国民の体制内化をもたらして、官僚支配を不可視にし、政治体制の維持延命を図るものであった。日本は現在の欧米と異なり、議員立法は2割以下で官僚主導による立法が普通となっており、東独裁判員制度と同じく「市民をして市民を裁かせる」かたちでの国民支配の安定化をもたらすという行政的動機も、裁判員導入の背景に考えられる。


日本の官僚がここまでエグイとは思えないが、当たっているなら怖い気がします。

裁判員制度導入について、お上から納得のいく説明を聞いていないので、JANJANの 司法制度改革における裁判員制度について を見て考えてみます。

(8)国民の政府参加における裁判員制度の位置付け
 政府改革は国民が政府を監視することから始まるものであって、刑事司法については上記のように国民の直接参加の前に改革すべきことが山積している。上記のように、国民参加が最もふさわしく効果的であるのは行政事件・国家賠償事件などの政府と国民が対立する構図となる裁判分野であるが、これらについては未だ改革の機運はない。
 そもそも国民の司法参加による改革といいながら、国民に司法制度の改革を考えさせようとした形跡はない。司法制度において検察である法務省と裁判所は当事者なのであるから、その制度改革を当事者だけが行っているのは不適当である。これは本来、政府の三権のうちの残りである議会が行うべきことであるが、議会にもそのような意向は見られない。

 国民参加による政府改革というお題目が先ず設定され、それについて何らかの形を見せようとするためには、従来の政府制度を維持するにあたって最も影響が少ない刑事裁判の分野に国民を参加させるという帰結になっているということができる。


なるほど、大手メディアだけを見ていては分からなかったことが、この説明で分かるような気がします。

新聞社が主催するシンポジウムは何だろう






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Last updated  2007.02.04 10:29:57
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