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2012.03.13
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カテゴリ: お役所システム
いま、週刊誌でお騒がせのAIJ問題であるが・・・・
だました方も悪いが、だまされた方も悪いわけで、今後どういう風に責任を追及するのでしょうね?

よく知らなかったけど厚年基金というものがあって・・・・国の厚生年金の一部の運用を代行し、それに基金の資金を上乗せして投資資産を拡大することで、より大きなリターンを狙うのがその仕組みだそうです。
とにかく、国とつながりがあると、とたんに甘い管理で灰色がかってくるのが腹立たしいわけです。

その灰色のスキームを以下エントリーで究明してみたいのです。
(基金とか、ケイマン島とか、社会保険庁とか・・・灰色やな~)


3/9 AIJより深刻な企業年金危機 より
なぜ、少しつつけば分かりそうな「嘘」がいつまでも分からなかったのか、という背景の広がりである。

 まず1つ。市場関係者の間からは、今になってのように「AIJは、以前から怪しかった」という声が聞こえてくる。AIJの基幹ファンドは、リーマンショック後の2008年度を含め、10年間も一度もマイナス運用がなく、累積で245%もの超高利回りを上げたということに早くから疑念が広がっていたというのだ。だが、それならなぜ金融庁に知らせ、特別検査にならなかったのか。本気で疑っていなかったのではないか。
 当事者はさらに甘かった可能性もある。運用委託元の厚年基金に対して、彼らの年金資産が今、いくらの時価になっているかという情報は、AIJからだけでなく、実際の資金を預かる信託銀行も把握しているはず。そうなればAIJが嘘の時価情報を伝えても信託銀の数字と異なるから厚年基金も異変に気づかないはずはない。それなのに10年もの間、誰も気づかないとはどういうことか。

 AIJの運用スキームでは、信託銀は、AIJの指図に基づいてケイマン籍の私募投資信託を買う。この時、信託銀はアイティーエム証券を通じて買い付ける。そして、その買い付けた投信がオプションなどで運用するというのが仕組みと見られる(図参照)。

AIJ

 だが、こうした謎が追求されるに至らなかった一因には、前述の常務理事氏のように、超高利回りに疑問を抱くだけの金融知識のある人が、被害にあった中小の厚年基金には少ないせいもあるだろう。そうして騒ぎにならなければ、疑問はあっても本腰を入れて調べる関係者もない総ぐるみの“甘い管理”があったのではないかという2つ目の問題もそこに浮かぶ。

<必要な資産もない厚年基金が大半>
厚年基金は、国の厚生年金の一部の運用を代行し、それに基金の資金を上乗せして投資資産を拡大することで、より大きなリターンを狙うのがその仕組み。

 ところが、IT(情報技術)バブル崩壊後の2000~2002年度、そして米サブプライムローン(信用力のない個人向け住宅融資)問題からリーマンショックに至る金融危機に世界経済が直撃された2007~2008年度に大幅な運用損を出し、年金財政は大打撃を受けた。

 2000~2002年度の最初のショックでは、大企業を中心に代行運用部分を国に返上し、母体企業への業績への影響を回避しようとする動きが続出。代行返上した年金は、確定給付企業年金など新たな制度に移行し、残ったところの大半は中小企業が業界単位などで組織する厚年基金となった。

 しかも2度の運用危機を経て、これらの厚年基金には、将来の年金給付に備えて持っておくべき資産を割り込む基金が急増し、本来公的年金の一部である代行部分の資産すら割り込む基金さえ珍しくないほどの窮状となったのである。リーマンショック後の2008年度には約600の厚年基金のうち、8割が代行割れになったほどだ。

<現実から乖離した運用計画の“罪”>
大和総研の菅野泰夫主任研究員によれば、日本の株式の期待リターン(インフレを加味したもの)は1971年12月以降の40年間(2011年8月まで。以下同)では年平均6.51%、1981年9月以降の30年間では同4.25%、1991年9月以降の20年間では同マイナス1.37%になるという。

 しかし、信託銀や年金コンサルタントといった厚年基金などに運用商品を紹介したり、運用戦略を指南する側がしばしば用いるのは長期の期待リターン。「年金は超長期の運用だから」というのがその理由だが、結果として市場の現実とは離れたリスク資産への“傾斜”になった可能性はあるのではないか。

 AIJは、こうした複合的な問題の隙間に入り込み、長期間、関係者の目を欺き続けたのだろう。その背景となった現実は今も変わっていない。1つのAIJが消えても、別のAIJがまだ隠れているかもしれない。企業年金の危機は今も続いている。


大使の場合はタンス預金という明朗会計であるから、これ以上だまされる余地がないからいいようなものの・・・・くれぐれも旨い話にはご注意を。

金融庁も責任を問われているようです。

3/12 AIJ投資顧問の暴走許した“素人”顧客と金融庁の無策 より
 確かに一義的には、虚偽の報告をしていたAIJに罪がある。しかしAIJの運用状況は、運用報告書さえ見ていれば、「極めて“異常”だと容易にわかる」(複数の金融関係者)。厚年基金側が、こうした運用成績にまったく疑問を抱かなかったことも問題なのだ。
 本誌が今回、AIJの顧客である35の総合型厚生年金基金に問い合わせたところ、責任者が「運用リスクを理解した上で委託していた」と説明したのは、わずか1基金。「不自然とは思わなかった」(愛知県の厚年基金)、「中身を見ていなかった」(埼玉県の厚年基金)というのが実態だ。

 さらに、「数年前から問題を金融庁に報告していた」(外資系金融)機関投資家が複数あったにもかかわらず、対応が後手に回った金融庁にも責任の一端がある。ようやく重い腰を上げて再発防止に乗り出したが、「監査法人などによる外部監査を義務付ける」など、まともな投資運用会社にまで余計なコストを強要しそうな規制強化策を検討しているありさまだ。






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Last updated  2012.03.13 16:11:50
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