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2012.05.31
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カテゴリ: 気になる本
<最強のエッセイスト>
4月28日に蔵書録作成を思い立ち、かれこれ1月たち蔵書録も完成間近である♪(暇なこっちゃで)
蔵書録を作るばかりではなくて、そろそろ有効活用をはかるべきと思い至り・・・・
蔵書録から最強のエッセイストを選んだのだが、大使の場合は兼好法師と米原万理さんになるわけです。

で、蔵書録より該当データを並べてみます。なお過去の日記から関係記事もおまけしときます。

<蔵書録の該当データ>
・絵本徒然草 下(2005年)
・方丈記,徒然草(1957年)
・魔女の1ダース(1999年)
・米原万理の「愛の法則」(2007年)

蔵書録作成中3 より抽出



【絵本徒然草 下】
橋本
橋本治 訳文、河出書房新社、2005年刊

<「BOOK」データベースより>
人生を語りつくしてさらに“その先”を見通す、兼好の現代性。花や樹木、奇談、色恋、友情、仏教、老病死…さまざまな話柄のなかに人生の真実と知恵をたたきこんだ変人兼好の精髄を、分かり易い現代文訳と精密な註・解説で明らかにする作家橋本治の筆づかいに奇才田中靖夫の傑作イラストが応える、新古典絵巻の下巻。

<大使寸評>
橋本治氏のこなれた訳文と更に趣きのある註文が付くという2段構えになっています。
大使も戯れに現代文訳を試みているので、大いに参考になります。
つれづれなるままに徒然草 byドングリ

Amazon 絵本徒然草 下



【方丈記,徒然草】
徒然草
日本古典文学大系〈第30〉、岩波書店、1957年刊

<「BOOK」データベースより>
自然に囲まれた方一丈の空間に限りない慰めを見い出す方丈記。欠けたる月、祭りの後を愛で、人の心の無常を異様な好奇心をもって描写した徒然草。日本人の心性を鋭く造形した中世文学の最高峰2篇が、最古の様態をいきいきと伝える本文と創造的注解によって、あざやかに蘇る。(新日本古典文学大系の解説より)

<大使寸評>
古文のエッセイとしては、この2篇が最強ではないでしょうか。

Amazon 方丈記,徒然草




<今日から始まる「100分de名著・徒然草」>
H24.1.4
今日からNHKで「100分de名著・徒然草」が始まるので、事前にそのHPを覗いてみたのです。(楽天仲間からの事前連絡で放送予定を知ったのですが)

徒然草は古いエッセイという認識であったが、放送概要を見てみると意外にも処世訓、人生哲学としてもいい線行っている感じです。
大使としては、ドングリ語訳徒然草として茶化してやろうと思っていたけど・・・・
もうチョット真面目に取り組むべきではないかと思い直しているのです。

それでは・・・・第1回講義のレポートは番組終了後に開陳する予定です。


100分de名著・徒然草 より
100分de名著・徒然草

〇第1回 心地よい人づきあいとは(2012年1月4日)
 兼好は、たとえ仲のいい間柄でも、時には改まった態度を示すのが良いと記した。人間関係では、お互い気を遣わなくなった時に落とし穴がある。なれ合いになったら距離をおき、疎遠になったら距離をせばめる。そうすることによって、新鮮な関係と保つと、トラブルも減るとした。人間の弱さを熟知した兼好流の気配り術を学ぶ。

〇第2回 上達の極意(2012年1月11日)
 兼好は、上達したいと願う時には、形だけでも良いから達人のまねをすることから始め、人前に出ることを恥じるなと説いた。そして、心から大事だと思っていることは、タイミングと関係なく、今すぐとりかかれと述べている。人生は一瞬一瞬の積み重ねであり、同じ事は2度と起きない。毎日に緊張感を持って生きることが、自分を高めることになると兼好は説いた。

〇第3回 世間を見抜け(2012年1月18日)
 世の中、いわゆる「世間」というものは、うっかりしていると、あらぬ噂を立てられたり、笑いものにされたり、食い物にされたりする恐ろしいものである。そんな世間にふりまわされて嫌な思いをしないためには、どうしたらよいのだろうか。兼好は、自省を怠らず、自分自身を様々な方角から見つめ直すことを勧めた。世間という“魔物”に対峙する心構えを解く。

〇第4回 人生を楽しむために(2012年1月25日)
 最終回では、大学で日本中世文学を学び、徒然草のファンである嵐山光三郎さんを招く。兼好は、成功や失敗といった固定概念を嫌った。そして完全なものでなく、不完全なものを愛した。嵐山さんは、こうした柔軟で優しい視線があったからこそ、平凡な日常を前向きに楽しむ余裕が生まれ、世の中の真実を見つめる力を養うことができたと考えている。兼好の姿から、人生の前向きな楽しみ方について考える。


<第1回講義のレポート>
ゲスト講師の荻野文子さんが・・・・いい感じですね(大使 どこを見ているやら)
第87段に友人にしてはいけない7種類の人というのがあって、その中に金持ちと健康な人が挙げられているが、一筋縄ではいかない兼好さんが見えるようです。
生涯にわたり職業を転々と変え、どれもが成功しなかったわけで・・・・


ふんふん、なんか器用貧乏な人だったようで・・・大使に似てなくもないのです。
更に萩野さんが言うには「自分が弱いので、弱者がよく見えて、優しくもあった」そうで・・・・時を隔ててはいるが、お友達になれそうな人である。

つれづれなるままに「徒然草」
つれづれなるままに「徒然草」2



女流エッセイストとなれば清少納言か米原万里さんでしょうね(大使の場合)
蔵書録より米原さんの本を並べてみます。

【魔女の1ダース】
魔女
米原万里著、新潮社、1999年刊

<「BOOK」データベースより>
私たちの常識では1ダースといえば12。ところが、魔女の世界では「13」が1ダースなんだそうな。そう、この広い世界には、あなたの常識を超えた別の常識がまだまだあるんです。異文化間の橋渡し役、通訳をなりわいとする米原女史が、そんな超・常識の世界への水先案内をつとめるのがこの本です。大笑いしつつ読むうちに、言葉や文化というものの不思議さ、奥深さがよーくわかりますよ。

<大使寸評>
同時通訳のプロにして、すばらしいエッセイストでした。

Amazon 魔女の1ダース



【米原万理の「愛の法則」】
米原
米原万理著、集英社、2007年刊

<「BOOK」データベースより>
稀有の語り手でもあった米原万里、最初で最後の爆笑講演集。世の中に男と女は半々。相手はたくさんいるはずなのに、なぜ「この人」でなくてはダメなのか―“愛の法則”では、生物学、遺伝学をふまえ、「女が本流、男はサンプル」という衝撃の学説!?を縦横無尽に分析・考察する。また“国際化とグローバリゼーション”では、この二つの言葉はけっして同義語ではなく、後者は強国の基準を押しつける、むしろ対義語である実態を鋭く指摘する。四つの講演は、「人はコミュニケーションを求めてやまない生き物である」という信念に貫かれている。

<大使寸評>
言語のプロが説く言語学的エッセイとでも言いましょうか。エッセイストとしても秀逸な万理さんでした♪
なにより、その反米スタンスがいいですね♪

Amazon 米原万理の「愛の法則」








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Last updated  2012.05.31 11:57:34
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