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2012.09.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
<中国の侵害行為を矯正できるメカニズム>
中国の加盟によってWTOの無力化が進んでいるように、中華の論理の破壊力に世界が立ちすくんでいます。
そして、国連という国際舞台で尖閣問題が領土問題として浮上してきましたね。(恐るべし中華の論理)
日中FTAの夢が遠のき、韓国が漁夫の利を狙っている今。

この中国政府と対抗するには、TPPという毒をもって制するという選択肢がよりクローズアップされるわけです。(残念ながら)

「TPP知財戦争の始まり」という本を図書館で借りて読んでいるところですが、TPPの戦略性がよく分かるのです。

【TPP知財戦争の始まり】
tpp
渡辺惣樹著、草思社、2012年刊

<内容紹介より>
コメや医薬品の自由化はどうでもいい!? アメリカの真の狙いは中国にあり! TPPのアメリカの真の狙いは知的財産権(知財)の輸出拡大と中国による知財侵害の排除だ。このためアメリカはTPP交渉を通じてWTOを超えたアメリカ型のルールをつくると決め、省庁横断の連合艦隊(IPEC)を組織、日本をその強力なパートナーとするべく交渉参加への圧力をかけた――。米側資料からその長期戦略を読み解き、日本の対処法を示した瞠目の書!

<大使寸評>
TPPの真のターゲットは中国であることが、よくわかりました。
ところで、著者のこれまでの著書を見てみると、筋金入りの対米ビジネス通なんですね♪
Amazon TPP知財戦争の始まり


この本のエセンス部分を紹介します。

<ルールづくりには中国は入れない>p145~148
 日本が参加の意志を表明したTPP交渉の本質は、決して関税率ゼロをめざすために各国が知恵を出すというような単純なものではないということだ。
 アメリカの本当のターゲットは、中国による知的財産権侵害への挑戦であることはすでに述べたとおりである。
(中略)
 TPP交渉の中では、加盟国政府(地方自治体を含む)は外国企業に対して差別対応をしないことが求められる。
 このことは、たとえば「地産地消」などといった地場産業の推進がもはや安易にはできないことを示している。地方自治体が物資やサービスの調達で地元の産業を優先する行為、つまり同様な製品やサービスを提供している外国企業に対して差別的な行為があれば、日本政府がその後始末をさせられる可能性が高くなる。TPPは国だけの問題ではない。地方自治体の仕事のあり方まで問われるのだ。
 TPP交渉に参加するということは、こうした難しい問題の国際的なルールづくりに参加するということと同義である。逆に、TPP交渉に参加しないということは、当該二国間の交渉だけで解決策を求めるという選択にほかならない。
 実はこのような企業対当該国政府・地方自治体の紛争の事例は、むしろ中国で多いはずである。私の知る限りでも、中国の突然の法律や規則に泣いている会社は多い。新工場がやっと稼動したと思ったら、高速道路建設で土地が収用され、他の土地への移動を強制されたケースを聞いたこともある。その補償額はけっして満足できるものではなかったようだ。アメリカやヨーロッパの企業でも、こうしたケースが相次いでいると考えてよいだろう。
 アメリカは中国にルールづくりの段階では入ってほしくないはずである。ルール設定に中国のごり押しは聞きたくないのだろう。ある程度の骨格を作り上げた後で、中国に参加するかどうかを迫るのが得策だ。アメリカはそれを狙っているのだろう。
 こうした国の侵害を矯正できるメカニズムが構築できれば、そのメカニズムで中国の侵害行為を矯正できる。中国を入れた交渉よりも、中国をもコントロールできるメカニズムをまず作り、その後で中国の参加を待つのは賢明なやり方だあ。中国が今の段階で入ってしまえば、交渉が長引いてしまうのがおちである。


日中紛争が先か、中国崩壊が先か?不謹慎とも言える設問はさておいて・・・・
「中国の侵害行為を矯正できるメカニズム」を求めるのが、正しい対処法なんでしょうね。


日中外交が機能しないならば、尖閣問題はTPPで対抗するしかないのかも知れないですね。

【閑話休題】
漢族の論理が闊歩していて、知的財産権など無視して当然の中国であるが・・・・
その論理が通用しない分野が一つある、それはスポーツのルールである。
ルールを無視しては、そのスポーツ自体が成り立たないので、さすがの漢族もこれには従うわけですね。
国連などという柔な場では・・・たぶん漢族の論理を貫くでしょうね。





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Last updated  2012.10.01 22:31:40
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