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2017.04.10
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カテゴリ: 経済
デジタル朝日・コラム記事によれば、スギなどの人工林が「切り時」で伐採ラッシュなんだそうです。
不振を極めていた日本の林業であるが・・・やっと好機到来のようです♪

林業
(2017.4.07デジタル朝日・コラム(けいざい+)から転記しました)




 2014年に稼働し、投資総額は300億円を超える。国内最大の製材工場で、主に宮崎や鹿児島など九州南部から仕入れた原木を加工する。九州は全国のスギ生産量の3割超を占め、中でも宮崎県は25年連続で全国トップ。工場の岡田光弘副部長は話す。「土日も関係なくフル稼働です」

 同社は主に国内の住宅向けに木材を製材して出荷するが、原木はもっぱら外国産を輸入してきた。安く大量調達できる一方、為替の影響が頭痛の種で、「血のにじむような効率化も円安で吹っ飛ぶ」と堀川保幸会長。

 一方、 国内に実は「宝の山」が広がっている。国土の2割以上を占めるスギなどの人工林の半分以上が、樹齢45年超で「切り時」なのだ。この好機に、同社は国産材シフトに踏み出した。

 日向工場で大型化、効率化を追求。欧米産と価格で対抗できるようになった。大小あらゆる木の製材や乾燥を担える設備を備え、切った木を他の業者などを介さず運び込めるようにして費用を抑えた。20年までに製材能力を1.6倍に増やす方針で、「世界と競争できる『日向モデル』だ」(堀川会長)。東アジアへの輸出も見据える。

 「国産シフト」は各地で広がりつつある。農林水産省によると、10年以降にできた大型の製材工場は20ヶ所以上ある。同省の担当者は「国産の原木を大量に製材できる体制が整いつつある」。

 中国木材の日向工場への原木供給地の一つが鹿児島県曽於(そお)市。面積のほぼ6割が森林で、丸太を山積みしたトラックが市内をひんぱんに行き交う。

「今や市内や周辺の森林は伐採ラッシュ。依頼が多くて正直、追いつかないくらいだ」。市森林組合の富永昭文林産課長は言う。組合によるスギ原木の伐採量は15年までの10年間で33倍に。 所有者に入る代金も1ヘクタール平均で50万円ほど上がった。

 国内全体でも原木の生産量は増加に転じており、 木材の自給率も、02年の約19%から15年に約33%まで高まっている。12年からの再生可能エネルギー固定価格買い取り制度も追い風だ。 木質バイオマス発電も電力会社の買い取り対象で、「捨てていた曲がった木、小さい木にも価値が生まれた」と林業関係者は喜ぶ。

 伐採でもカギは効率化。曽於市森林組合も、市などの補助を受け、冷暖房付きの運転席から操る「高性能林業機械」を増やしてきた。先についたノコギリで丸太の長さをそろえ、枝をそぎ落とし、向きをそろえて積む。複数の機械が、流れ作業のようにこなしていく。

ただ一方、林業の担い手は減り続けており、新規採用も思うにまかせない。曽於市森林組合でも今年度に新卒5人を募集したが、採用できたのは1人。 また、木を切った後は資源を守るためにまた木を植え直す「再造林」が重要になるが、手入れの費用がかかることや人手不足などから、全国でみれば植え直す比率が2割に満たない地域もある。(柴田秀並)

ウン 朗報には違いないが、樹齢45年超の「切り時」で若干潤っているだけのようです。
こういう時こそ、「再造林」による持続可能な林業を目指して改革を進めるべきなんでしょうね。

(けいざい+)「宝の山」伐採ラッシュ 2017.4.07





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Last updated  2017.04.11 09:24:32
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