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2018.03.21
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カテゴリ: 気になる本
図書館で『猫大好き』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくると・・・「がんになったら」というテーマで近藤先生との対談があるではないか。大使にとってがんは切実な問題なのでチョイスしたのです。




猫

東海林さだお著、文藝春秋、2014年刊

<「BOOK」データベース>より
なんとも羨ましい猫の生き方研究から、内臓と自分の不思議な関係まで、今日もショージ君は深ーく考える!

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくると・・・「がんになったら」というテーマで近藤先生との対談があるではないか。大使にとってがんは切実な問題なのでチョイスしたのです。

rakuten 猫大好き


対談「もし僕が、がんになったら」を見てみましょう。
p242~245
■手術は必要か
東海林: 近藤先生は慶応大学病院の放射線治療科のお医者さんで、これまで「がんは手術しないこうがいい」と主張されてきました。

近藤: 日本はどうしても、がんが見つかったらすぐに手術して、取り除こうという風潮がありますからね。

東海林: そこで今日は、もし僕ががんになったらどうすればいいのか、近藤先生に伺いたいのです。

近藤: わかりました。健診は定期的に受けられてますか?

東海林: 2年に1回くらい、人間ドックに入っています。ここでもし「がんの疑いがあります」となったら、病院を紹介してもらえるんですよね。

近藤: 大きな病院を紹介してくれて、詳しく診断することになります。

東海林: いま一番多いのは何のがんなんですか?

近藤: 発見数が多いのは胃がんと大腸がんでしょうね。

東海林: じゃあ、胃がんの疑いがあるとして・・・。

近藤: 胃がんなら、内視鏡をやって、おかしいとなったら組織を取って、本当にがんなのか判断するでしょうね。それからCT検査をやったりして、がんの進行度を見て、転移があるかどうか調べるという段取りになると思います。

東海林: 僕としては先生の本を読んで、手術や抗がん剤は断固拒否しようと思ってるんですよ。そういう場合、病院側は対応してくれるんですか?

近藤: 必ずちょっとした争いになります(笑)。

東海林: それは困る(笑)。

近藤: 放っておくと余命半年だとか脅かされたり(笑)。

東海林: じゃあ、手術を拒否するのは難しいんですね・・・。

近藤: そうでもないですよ。他の病院でセカンドオピニオンを求めるという手段があります。まず最初に言っておきたいのは、胃がんは初期でも進行がんでも、開腹して胃を切除すると寿命が短くなるのはほぼ確実なんです。

東海林: そうなんですか! たとえば開腹しないで内視鏡で切除する方法もありますよね?

近藤: 胃の表面にとどまっているがんなら可能です。食道がんでも内視鏡で取れるものはあります。ただ、ちょっと深く入っていると、内視鏡では臓器に穴が開いてしまう危険性があります。外科医としてはリンパ節に転移している可能性が10%から20%くらいでも、胃袋や食道を取ってしまいましょうという流れになります。

東海林: 内視鏡で取れるなら、取ったほうがいいんですか。
近藤: そうとは限りません。内視鏡治療でも穴が開いて合併症が起こったりというケースがあります。開腹手術よりはましだけれど、僕は医者として内視鏡を勧めることはありません。そもそも、内視鏡で取れるのは転移しないがんであることが多いんですよ。

東海林: 先生が「がんもどき」と呼んでいるものですね。他にも、がんだと思ったらポリープだったというのはよく聞く話です。

近藤: まず知っておいていただきたいのは、がんには転移するものと、しないものがあるんです。初期がんを放っておくと進行して手遅れのがんになると思っている方が多いんですが、違います。例えば1センチ直径の小さながんには十億の細胞があります。で、十億になるまで転移できないがん細胞は、その後転移できる能力は獲得しない。もっと言えば、1個のがん細胞の段階で、転移するものかどうかは決まっているんです。

ウーム 転移するがんと、転移しないがんがあるのか・・・
勉強になったけど、胃を全摘する前に知っておきたかったなあ。

著者のガン入院の顛末が ガン入院オロオロ日記 で見られます。





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Last updated  2018.03.21 06:51:41
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