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コロナの影響で一日一組だけのフランス料理屋さんレストランかわむらおはようございます、紙太材木店の田原です。コロナの影響か月日が経つのが非常に早く感じます。コロナの事など全く念頭になかった今年のお正月が、遥か彼方の事のようです。さて、大手HMと違って工務店がお客様に関心を持ってもらうには完成見学会の開催が重要なポイントですが、なかなか開催しにくい状況が続いていますし、まだしばらく続く傾向にあります。となると自分の会社の事を如何に知ってもらうかについては、従来の手法に加えて最近注目を集めているのは YouTubeラグジュの本橋さんやクオホームの本田さんが先行してしています。最近、パッシブハウスジャパンの松尾さんも参戦しました。オーガニックスタイル新潟の相模さんも近々参戦の予定とか…松尾さんの話などは数年前なら地域の建築士会が主催する講演会や大手の企業が主催する実務者向けの講演会などでしか聞けない内容で、しかも実費がかかっているものです。それが誰でも見ることができるようになりました。従来、住宅においては一般消費者の方と実務者の情報格差はとても大きなものがあり、圧倒的に実務者側が有利でした。今後はその差は急速に縮まると予想されます。もちろん、YouTubeも玉石混合ですから注意が必要です。映像から語り掛けられるとなぜか鵜呑みになってしまうという方もいるようですが、上の上げた方の多くは新住協やPHJの会員で、私から見てもある意味とても参考になる内容です。一方、元HMの営業マンのYouTubeとなると眉に唾をつける必要のあるものもあり。いづれは淘汰されるんだろうなと感じて見ているのですがそれがなかなかの視聴者数を確保していて、最近は更に元気になっていく不思議に困惑している状況です。一般のこれから家を建てられる予定の方には本田さんや松尾さんの動画などは是非一度、ご覧になっていただきたい内容です。特に松尾さんの動画は計算根拠(エビデンス)も分かり易く解説されています。少ないエネルギーで暖かい家にするにはどうするかその厚さの断熱材ではどれだけのエアコンの能力が必要かなど分かり易く解説されています。それらをご覧になったうえでご自分が建築を考えているハウスメーカーや工務店に行くのと、何の予備知識もなく行くのとでは、雲泥の差があります。それはある意味、丸裸で戦場に行くのと同じ感覚でしょうか。動画にはコメント欄もありそこも参考になりますから、動画を見たらコメント欄もぜひお読みください。本日は同業者ではありますが、同じような想いを持っている方の動画紹介になりました。住まいの性能に対する志は同じです。新築で性能の良い家をお考えの方は是非一度ご覧になってください。
2020年04月29日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。新緑が気持ちのいい紙太材木店です。一昨年の台風で倒壊した木製フェンス(実はその奥にある材料置き場の目隠し)は、黒く塗装をするかこのまま何もせず経年変化させるかを迷いながら楽しんでいます。事務所やショールームは白と黒か濃い茶で統一してますから、最初はこの色に違和感がありましたが迷っているうちになんとなく馴染んでき感が出てきました。さてコロナ。東京での感染者数が次第に減り始めて、なんとなく希望のようなものが出てきました。大手HMの新築住宅の3月の受注速報が発表されてます。商売柄大手HMの受注動向や展示場来場者数の変化は常に意識していますが、こちらの数字を見るとかなり厳しいものがあります。戸建て住宅に限れば大和ハウスが▲12%パナホームが▲23%三井ホームが▲38%住友林業が▲30%へーベルハウスが▲32%積水ハウスが▲19%住宅業界に限らず多くの業種で影響を受けています。上記の数字は3月分ですから、それまでにある程度打合せもしてるものと予想されます。コロナ対策が強化されたのは3月からですから、その影響が顕著に出てくるのは4月、5月になります。例年、5月の連休は住宅業界にとってはイベント目白押し。鵜の目鷹の目で新築検討者探し、囲い込む時でもあります。それが展示場やSRのクローズとなると、影響がどれほどのものになるか誰も想像できません。一条工務店の基礎工事を毎月3棟ほどこなしてきた私の友人は、先日担当者から5.6月は発注物件が無いと連絡を受けていると言っていました。このような状況で新規の住まい手との打合せで脚光を浴びているのがZOOM打合せです。先日もFBで新住協の仲間が自宅兼モデルハウの見学会をZOOMで開催してました。同業の仲間の参加が7割以上、つまり、皆さんまだZOOMに不慣れでどのように使ったらいいか、あるいは開催したいいか手探り状態のところに、あすなろ建築工房の関尾さんが呼び掛けて開催したものです。いろいろハプニングもあったようですが(私は残念ながら打合せと重なり参加できず)コメントを読むとZOOMでの開催にかなり手ごたえがあったようです。紙太材木店でも4月からZOOMでの打合せをしてます。ノートパソコンに内蔵しているカメラとマイクが今一つ。特に音声が気になったので早速購入したのがこちら。Blueのyeti NANO意外に大きく、それに重いのでびっくり。社内で試験したところバッチリでしたから期待が持てます。あとはもう少しいい顔に映るようにカメラも思案しなければなりません(笑)ノートパソコンであればカメラとマイクが内蔵されていますから、いつでも打合せやお話ができます。新規でお問い合わせの住まい手の方で、ZOOM打合せをご希望の方はその旨お知らせいただければ可能です。見学会もZOOMで室内を見ながらなんて時代が来るかもしれませんね。
2020年04月27日
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赤身ががったものが補修した杉皮おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は快晴、3.6度の美濃地方です。紙太材木店の瓦の葺き替え工事が始まって既に20日ほど経ちますが、天候や傷んだところの補修などで工事はまだ半分も済んでいません。今回の瓦の葺き替え工事古い瓦を撤去して新しい瓦に葺き替えるわけですが、古い民家の瓦を葺き替える場合の注意事項の一つは瓦の下に敷かれるルーフィングです。それは現代の住宅にも共通していることなのですが室内で発生する水蒸気が屋根裏に到達した時、結露させない工夫が必要であるということです。古い住宅(無断熱の家)であれば古い住宅にあった方法が求められますし、現代の住宅であればいくつかの対策が求められます。古い住宅(無断熱)でも、家の中は現代の生活スタイルですから水蒸気は普通の家と同じように発生します。となると、この水蒸気を適切に逃がす必要があります。小屋裏に関して言えば先ず小屋裏の換気。それと屋根に敷き込むルーフィングを透湿性のあるものにし、小屋裏の屋根面に結露が生じないようにする必要があります。本来であれば現代の住宅と同じように断熱材を入れ、気密シートを貼り、水蒸気の移動を止めることが必要です。古い民家の場合、建物の持つ意匠性や費用の面から等それができないケースも多くあります。今回の瓦の葺き替え工事では、透湿性のあるルーフィングを使用する方法と既存のやり方である、杉皮を使用する方法の二つの選択がありました。最終的には従来通りの杉皮を選択しました。その理由は瓦を撤去した時の既存の杉皮の状態が100年以上経過していても良かったことです。そのことから傷んだ部分だけの補修で済み、コストを抑えることができました。もう一つの大きな理由は透湿性ルーフィングの耐久性がまだ不確かに感じたことです。カタログには耐用年数は50~60年と出ていますが…今でも使われているアスファルトルーフィングで30年ほど透湿性ルーフィングが発売されてからの期間がまだ短いですから、時間の審判を受けていません。工業製品である建材の中には発売した時の国の規格は合格していても、現在の規格で試験すると不合格と言うのも実は多々あります。もちろん、透湿性ルーフィングがそれだと言っているわけではありません。ただ、自分の目で見て杉皮の対候性、耐久性が優れていることが確認できたからという理由からです。このようなことから杉皮に土葺きとして瓦の葺き替えをしましたが、瓦自体は桟に釘で固定する方式で大屋根から下りてくる竪樋の周辺はオーバーフローした際の対策で一部ルーフィングを2重に貼りました。工事は左官や板金なども含めると恐らくまだひと月以上かかります。古い住宅の場合、水蒸気の事などを考えると必ずしも最新の工法がいいというわけではありません。その家の状況に合わせどんな工法、方式、材料が最適か検討する必要があります。
2020年04月24日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日から本格的な筍シーズンに入りました。一週間ほど前に1本だけ出てましたからそれが初物となりましたが、フライングの筍だったようで、その後が続きませんでした。それが先日の雨で、一挙に出るようになりました。今年はやはり暖冬の影響か例年より1週間ほど早いシーズンです。若い頃は筍なんて…とあまり評価してなかったのですが、年齢とともに好きになった食材です。煮物や筍ご飯など様々な調理の仕方がありますが、マイブームは醤油をつけた焼筍それと天ぷらでしょうか。朝一番で収穫して、30分も経たないうちの竈(かまど)で炊き上げます。竹藪は自宅から100mほどの近さですから、早いものだと収穫してから10分ほどで炊かれることになります。竹藪の維持管理で古くなった竹の処分や下草刈りなどそれなりに手間もかかりますが、新鮮で安全、しかも美味しい食材は田舎暮らしの特権でしょうか。普通はあく抜きのため筍を炊き上げる時にはぬかを入れますが、掘りたての筍であればぬかなど入れなくてもあくは抜けていきますから全く問題ありません。会長農園にはイチョウの木が5.6本あります。銀杏は毎年、近所の方やお世話になった方におすそ分けしてますが、それでも取り切れませんから恐らく数千個はそのまま土に埋もれていきます。(おすそ分けにする分は果肉を処理して、乾燥して手間がかかる)他にもアーモンド、ブルーベリー、柿、カボス、梅、あんず、さくらんぼ、どれもシーズンに家族で食べる程度収穫して、残りは欲しいという方がいれば勝手にもっていってもらうスタイル。先日知人からコシアブラをいただきました。以前から知り合い連中がコシアブラの天ぷらは美味いと聞かされていたので、早速天ぷらにするとすこぶる美味。今月中にコシアブラの苗を取り寄せて植えるつもり。たらの木も一緒に。
2020年04月22日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今週は寒の戻りで寒くなるとか今しばらくマキコには働いてもらわなければなりません。2か月ほど前、ダイアモンドプリンセスの空調設計についてお話をしました。船室内の空気は常に換気されていますが省エネ設計でキャビン(船室)の新鮮空気は30%残り70%は船室内の空気を循環させて使用しているというものです。エアゾル感染が起これば汚染された空気が循環使用されているのですから感染が広がるのは目に見えています。で、これは豪華客船だけの話と思ってましたが・・・上の図は岐阜市のHPに出ているAHU(エアハンドリングユニット)のシステム図ですが赤丸のところで排気に向かっていた空気がなんともう一度、空気調和機の中に戻されて取り込まれた新鮮外気と一緒にされています。これはダイアモンドプリンセスと同じ・・・岐阜市の資料ですから船用じゃないことはお分かりいただけると思います。恐らく、ある程度の規模の商業施設や公共の施設ではこういった設計がなされていると予想されます。もちろん、恐らく岐阜市だけではなく近隣の自治体も岐阜市に倣えでしょう。確かに、一度温めた空気や、涼しく冷やした空気をそのまま捨ててしまうのはもったいないで全熱交換器で熱と湿度を交換しているけれどそれだけじゃ足りないから捨てる空気をもう一度、再利用するというわけです。コロナが無ければ注目されることのなかった換気、暮らし易く、居易く、ストレスの少ない温熱環境にするため様々な工夫がされています。この空気の循環もその一つですが換気の基本は一方通行、汚れた空気は速やかに出て行ってもらうことが大切です。暖かさを持っているから、水蒸気を持っているからと言って循環させてはいけません。いろんなものが一緒に循環することになります、もちろん、ウイルスもです。
2020年04月20日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。紙太材木店の瓦の葺き替え工事も佳境です。一番気になっていた店の前の軒裏を張り替えるのか、現状のまま行くのか決断を迫られました。なんとか今回の工事でも今のままでOKだろうと工事を始めたのですが瓦を撤去してみて、やはりこれは交換と言うことになりました。上の写真、連子格子の上のをご覧になると板が取り除かれているのがわかります。格子の前に立って、上を見上げると軒裏が見えますがその軒裏に使ってある木が今回のテーマです。それなりに傷んでいるのはわかっていたのですが、瓦と葺いてある杉皮を撤去すると予想以上に傷んでいました。一番上の写真を見ていただくと二階の屋根の竪樋が下りてきていますが、ケヤキの葉が詰まってしばしばオーバーフロー。滝のように瓦に直接水が当たっていましたから予想はされてましたが、住まい手としては何とかこのままであって欲しいという淡い期待を持ってました。と言うのも手を付け始めたらどこまでもとなってしまいますし、材料も100年以上前に集められていますから、今手に入れるには時間とお金がかかることが仕事柄分かっていたからです。連子格子に立てかけてあるのは軒裏の板を交換する場合の候補である杉の天井板で一枚の幅が33センチ幅が足りませんし、板の厚みも9ミリほどそれにこの板を貼った場合、他の板と色も異なることになるので塗装は必須、紫外線の当たるところですから一度塗れば数年おきに再塗装することになりますから最終的には断念。下の写真を見てください。現在の板の幅は35センチですがこれは乾燥して幅が狭くなったためで建築当初は36センチですから尺2寸の幅の板です。木は乾燥すると横方向に約3%収縮しますからある意味、教科書通りの乾燥収縮メジャーを当てている板は左側の釘はそのままで右側の止めていた釘のところが収縮で全て裂けています。当時もある程度乾燥した材料を使ったと思われますが現在のような乾燥技術はありませんでしたから、100年を越えていれば自然な成り行きです。もう少し手間をかけるとすれば乾燥収取を見越して受け材の垂木の幅を広くしておくとか、固定するのはどちらか片側だけという選択もありました。紙太材木店では外部に杉板を貼る場合、このような乾燥収縮を考えて固定しています。つまり、板の固定は乾燥収縮しても割れない固定方法が必要です。さて、使ってある板は松で15ミリから20ミリほどの厚さ、幅は36センチです。こんな材料は特注ですし、手に入れるには時間もかかります。昔の踏み天井の板はほとんどが厚みのある松です。踏み天井と言うのは2階の床がそのまま一階の天井になるものを言います。地場の工務店では古い家をリノベーションしたり、再生させる時にはこのような材料がでますから、産廃として処分せず何かの時のためにストックしておきます。今回はストックの中から再利用することに…。上の写真は洗って乾かしているところです。これらの材料を使い幅の広い板を作ります。幅の足りないところは幅接ぎと言ってつなぎ合わせます。古材ですから使用している板自体も既に100年以上経過したもので、収縮を考える必要はありません。色も塗ったのではなくそのままのものです。あまり、綺麗に映ってませんが張り替えた後です。張り替えたとは恐らく言われなければわからないと思います。
2020年04月17日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は3.4度の美濃地方札幌が2.1度ですからいい勝負です。紙太材木店も今週から在宅勤務に移行していますから会社には私一人の時間がほとんどになりました。もちろん、現場は動いていますので担当者は現場と自宅の往復と言うことになります。時に会社に顔を出すこともありますがそれも短時間で広い事務所は私が独り占めとなってます。さて、コロナで換気の必要性が叫ばれているということで近々にお引渡しをした物件を除き、全棟換気フィルターの詰り具合の測定を緊急に行うことにしました。通常は定期メンテナンスの時にしてますが家にいる時間が長くなると気になるものです。ということで、昨日は近隣の3軒のお宅のフィルターを点検に行ってきました。エアコンでも掃除機でもフィルターが付いています。使っているうちに目詰まりしていき、フィルターを通る空気が少なくなっていきます。エアコンであれば風量が少なくなったり、消費電力が上がったりしますし、掃除機は明らかに吸い込みする力が無くなっていきます。もっと広い面積のフィルターだったら目詰まりするのに時間がかかりますが、限られたサイズの大きさでは定期的な掃除や取り換えが必要です。でも、汚いものに触りたくない…換気装置も同じです。でもフィルターの詰り具合はどうやって判断するのか?実は住んでいる地域によって大きな差があります。当然、田園地域(田舎)はフィルターの詰りがかなり遅いですし、町は田舎に比べれば相当早く詰まります。一般的な換気装置はフィルターの詰りを知らせてくれるランプがついていたりしますが、(もちろん無いものもある)実はほとんどが使用時間で判断しているものです。風量で判断する物もありますが、実際の詰りを圧力差で測定して判断しているわけではありません。フィルターを取り外して詰り具合を機器で測定し判断します。名前は権兵衛3号随分汚れているように見えますがこのフィルターは問題ありません。新品と比較すると汚れがよくわかります。相当汚れているのになぜ、問題ないかと言うと、フィルターの詰り具合と外観の見た目の色は必ずしも比例しているわけではないからです。それはこのフィルターが一般的なフィルターと違った構造をしていることに関係しています。一般的な換気システムのフィルターの面積は15センチ角程度、つまり225cm2ぐらいですが、上のフィルターの面積は8m28m2は80000cm2ですから355倍の面積になります。詰り具合を権兵衛で測定して判断する前は設置年数と見た目の汚れ具合で交換してました。当時の交換していたフィルターを事務所の前で広げてみると…25mの長さフィルターも拡大してみればまだ、3割程度は白くきれいなところがあります。設置年数と見た目で判断していた時のもので、交換しましたが、権兵衛で測ってみるとまだまだ使える詰り具合。フィルターの面積が広ければ交換頻度は相当程度少なくなりますし、消費電力も少なくて済みます。換気システムについては工務店や設計者によって様々な考えがありますから、使っている換気装置のメリットやデメリットを確認して選ぶ必要がありますが、それはそれで難しいものがあります。
2020年04月15日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。コロナの影響でSNSでは、Stay at home「家にいようよ」が呼びかけられています。かくいう私も、昨今はほとんど家にいます。田舎暮らしで商売をしていると地域の様々な団体に所属することになるのですが、それが一つや二つではありません。通常、月に1度程度の集まりですが、それが4つ5つの団体に入っていると月に一度でも週に一度の集まりになり、その後、懇親会となるわけです。それ以外でも友人や仕事上の集まりなども含めると、週に1.2回は夜は出ていたのですが、今は全くありません。例年は、年度をまたぐこの時期に集中していましたが…そうなると、生活のパターン、夜の時間の過ごし方も変わってきますし考えも変わってきます。いろんな集まりは本当に必要だったのかと?今までの考え方や価値観が変わることをパラダイムシフトと言いますが、Stay at home「家にいようよ」というのも、様々な意味でそれを表しているように思います。となると、建築人としては「家にいようよ」の前にある「いたくなるような家をつくろうよ」になるわけです。はたして自分はそんな家を作ってきたのか?子供から老人までいたくなる家は人それぞれだけど、いたくなる家に共通したなにかは何か?デザインや素材は年齢とともに好みや嗜好は変化するけれど、これは表面的なことだから変えられる。となるとやはり共通するのは暑さ寒さのストレスの無い家。つまり基本的な性能が(断熱、気密、換気)がベースになる。そのうえでデザイン、素材になるわけである。紙太材木店ではできるだけ自然のもの、手仕事のものをお勧めしている。しかし、住まい手の好みや嗜好もあるし、当然予算の事も考える必要もあるわけで、そこのところのバランスをどうするか?割り切って、合板フロアでもビニルクロスでも何でもいいよ、と言えないところが悩ましいこの頃である。
2020年04月13日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。朝の気温が7度ほどあると室内は19度近くを保っていて暖房の必要を感じません。室温の低下速度は外気にかなり影響を受けていますね。瓦の葺き替え工事が始まりました。上の写真は築107年の紙太材木店の1階の屋根(下屋と言います)まだ瓦を撤去する前です。葺き替えですからこんな具合に人海戦術で一枚一枚下ろしていきます。瓦を固定しているのは足元にある団子状の赤土つまり、置いてあるだけです。赤土に藁を入れて発酵させ、粘りを出した泥状の土の塊を置きその上に瓦を押し付けて固定します。それでお仕舞。赤土が乾いて固くなるまでは上に乗ってはいけません、泥がつぶれて瓦が傾いて隙間が出来てしまいます。瓦を捲ったり、古い民家を改装したりするといろんなことが分かります。私が小学生の頃、瓦を葺き直しをした記憶があるのですが(葺き直しと言うのは瓦はそのままのものを使い、ズレや傷んだところを補修します、赤土の泥の上に置いてあるだけですから長い年月の間にはズレてきます)瓦と2階の壁が交わるところはどのようにしたのか謎でしたが今回、瓦をめくってみてわかりました。壁から2枚目あたりの土とそれより下の土の色が異なっています。つまり、前回は壁から二枚目より下側だけを葺き直しをしたということになります。屋根瓦と壁の漆喰がぶつかって交差するところは雨が入らないようにする工夫が必要です。昔の日本家屋の多くはここから雨漏れが発生します。つまりそこを触るには技術と費用が掛かることになります。だから、前回はあえて何もしなかったんかい!・・・・さて、日本人は新しもの好きあらゆる業界で新作がでたりマイナーチェンジが行われますがそのサイクルが諸外国より短いつまり今のものは数年もすれば陳腐となり消えていくことになります。数年おきに新作を市場に投入しないと売れ行きが落ちていくので新しいものを出す訳ですがそれは建材業界も同じです。新しいデザインのサイディング、ビニルクロス、合板フロア、室内ドアetc瓦も例外ではありません。昨年の台風の時も何枚か瓦が飛んだというので補修を依頼されましたが、問屋を通じて日本中探してもらっても同じものがない。キッチンやトイレと言った設備品でも同じことが起こりますから生産中止になって数年で部品が無ければ交換と言うことになります。上の紙太材木店の瓦も現在の瓦とは大きさが異なりますから壁際2枚だけ残して葺き替えということができません。壁でも床でも建具でも何故、交換できるもの、補修のできるものをもっと作らないのかあるいは使わないのか不思議である。地場で豊富にある木や、職人も宝の持ち腐れと言うことになる。依頼しても、当社の標準はこれだからとメーカー品を押し付けれれるケースもあると思われますがコロナの影響がいろんな人たちの固定観念を変えるきっかけにならないかと淡い期待を抱いているこの頃である。
2020年04月10日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は4度の美濃地方、札幌が3.5度ですから朝の気温だけは北国が体感できます。日中は22度まで上がるそうですが午前中、11時くらいまでは薪ストーブのお世話になりそうですね。上の写真は紙太材木店の本宅の棟札。建物を建てた時に屋根裏などに取付けるものですが、大正2年の上棟なので今年で107年と言うことになります。ここ数年、屋根瓦の傷みが顕著で一昨年、昨年と続いた台風でも被害を受けています。現在も昨年の台風の時の雨漏れで漆喰が一部剥がれたため、足場をかけてその補修をしています。破風が漆喰で塗りこめられていますが、雨漏れで剥がれ落ちています。中塗りをして乾かしますが、一度に厚く塗ると剥がれてしまいますから何回かに分けて土を塗り重ねていきます。少し塗って乾かし、また塗って乾かしですので、天気とも相談しながら10日ほどかかります。その後、漆喰を塗って乾かして、樋を取付ます。現在は左官工事が終わって樋を取り付ける前です。コロナの影響もあって学校が休みで、前面の通学路になっている道路も子供たちが通りませんからこの際、瓦の葺き替えをしようということになりました。瓦は私が小学生の頃、一度葺き直しをした記憶があります。葺き直しと言うのは瓦自体は交換せず、その言葉通り同じ瓦を使ってもう一度取り付けることを言います。現在は桟瓦と言って桟を取り付けてそれに釘で瓦を固定しますが、昔は土を団子状にしたものに瓦を押してけて固定してあります。長い年月の間にはそれがずれてくることになりますから、葺き直しと言うことが行われていました。今回は大屋根までしようとすると大工事になるので、下屋だけを葺き替えます。下地がそれほど傷んでいないことを願うばかりです。今回工事をしておけば少なくても50年ぐらいは手を入れなくても済みそうですが、大屋根の瓦の工事は残ることになります。いずれそちらも私がすることになりそうです。親父のやつなんでやらんかったん!?と言われないように…
2020年04月08日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝もまだ4度を下回る寒さの美濃地方です。昨日も風が強くこの時期としては寒い一日でした。紙太材木店のSRは100年ほど前に建てた材木倉庫を改装したもので、2階の窓は木製で回転式です。ラッチの掛かりが良くなくて、風が強いと風圧で開いてしまうことがあります。昨日も住まい手の方と打合せをしていると、薪ストーブを焚いているのに寒い!室内になんだか風が通っているような感覚を覚え、窓を確認してみるとやはり全開…。早速閉めたのは言うまでもありません。こんなお話をするとだから家には適度な隙間が必要で隙間があればほどほどに換気されるのに、気密なんてことをするから換気されなくなってとても息苦しい家になる、と考える方もいます。確かに、冬は温度差換気と言うのがあります。室内でエアコンやストーブで温めた空気は軽いので天井近くに上がって、天井近くの隙間から出ていく、それと呼応するかのように出ていった分だけ、床近くの隙間から外の冷たい空気が入ってくる。いくら暖房していても膝から下が寒いのはそんな理由から。この温度差換気、C値5程度の隙間の多い住宅で家の外と中で温度差が30度程度あると(内外の気圧差なし)確かに1時間に0.5回ほど換気をします。(北欧住宅研究所データ)でも、30度の温度差が必要ですし、冬場しか換気ができません。しかも、スカスカ住宅で30度をキープするのははっきり言って無理。いくら暖房してもエアコンだと20度行かないんじゃないでしょうか。ファンヒーターをプラスすれば何とか出来ても暖房費はうなぎのぼりですから、隙間で換気と言うのはあまり現実的ではありませんね。パッシブ換気と言うのもありますがこれは気密もばっちり取って、三種換気も併用してのお話。超高性能でなければ無理ですから、隙間で云々とは別次元の話です。以前、壇蜜さんが環境省の省エネ住宅推進大使をしていた時のポスターが上の写真です。世間では、密閉、密集、密接を三密と言って避けるように言ってますから断密。 壇蜜は 三断密で 健康暮らし建築屋さんには受けるかもしれません。
2020年04月06日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は放射冷却で冷えて2.5度の美濃地方。日中は暖かくなるようですが、恐らく午前中は暖房が必要になりそうです。新しい換気装置のカタログが送られてきました。換気ができる換気システムとありますから思わずもう一回見てしまいます。最近は住宅の換気装置にも光が当たるようになって、パナソニックをはじめ大手や海外製のものも入ってますから、一般のこれから新築住宅を検討される方も意識されているようになってきました。しかしどんな換気装置を設置しても、カタログに記載されている能力を引き出せるかどうかは換気設計と施工、それに建物の施工に左右されます。一般の方は5万円と言うお金を出して5万円の掃除機を購入しますから、等価交換と言うことになります。もちろん掃除機には5万円分の働きを期待するもので多くの場合、掃除機は期待に応えてくれます。メーカー側は製品の保証をし、顧客はきっちり5万円を払うことで目の前に掃除機が来て取引は成立、めでたしめでたし。換気装置は?換気装置の能力は換気ルートの設計や配管の施工レベル、建物の気密レベルに左右されます。換気装置のメーカーは売れればいいので欲しいと言われれば、誰にでも販売します。この住宅にうちの換気装置を取り付けてもタカラの持ち腐れだろうなと分かっていても…きちんと換気できているかどうかどうやったらわかるのか?うちはC値が0.5を切りますから大丈夫です、何て言うところは?気密は必要条件ですがそれだけでは十分ではありません。建物側の施工だけではないからです。配管設計や配管の施工がお粗末ならいくら建物の気密が良くても、設計通りの換気ができないからです。換気できている家かどうか、一番簡単な検証方法はCO2濃度を計測することです。数年前までCO2濃度計はそこそこの値段がして一般の方では手が出ませんでした。最近は1万円以下のものも出てきています。(あまり安いものはお勧めしませんが)外気のCO2濃度は400~500ppmです。換気をするのは室内の空気を外気に近づけるためですから、室内のCO2濃度を計測すればどの程度換気されているか分かります。1000ppmを越えていたら余り換気されていないと考えていいと思います。きちんと換気できている家でも、元気のいいお子さんが二人くらいLDKで遊んでいるとあっという間に1000ppmを越えます。さて、あなたの家のLDKは何ppmくらいでしょうか?
2020年04月03日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。外気温は12度程度、事務所は昨夜の暖房の余熱で22度。今は暖房するほどの事もありませんが、しばらくすれば室温が下がり暖房したくなる。その前に外気の温度が上がってくれれば、その必要が無い。しかし寒いと感じてから暖房では暖かくなるのに時間がかかるわけで、準備だけしてすぐに火を点けられるようにしてある。さて、コロナ。いろんな自粛要請が出てますが忖度と同じでとても日本的。不要不急の外出の自粛要請をするなら、そんな商品を扱っているサービスや商店も休業させなければおかしいのにそこのところは自主判断です。法的な問題や補償も絡んできますからそれらを勘案しての事でしょう。工務店業界も見学会をどうするか?についてFB上ではいろんな議論がありますが、取り組みは様々です。開催するところもあれば延期あるいは中止のところもあります。自主性に任せるとなると開催したところには人が集まりますし、延期したところには人は来ません。工務店にとって見学会は集客のかなりの割合を占めますからある意味、正直者がバカを見る構図になっています。ただ、余裕のある工務店は早々に延期、あるいは中止を決めてます。既に1年先まで受注があるとか工事予定が入っているようなところです。こういうところは無理に見学会など開催しなくてもいいわけですが、そうでない自転車操業で資金を回しているところはそんなわけにはいきません。何としても受注して資金を回さなければ倒産してしまいます。今の日本的な自粛要請では本当のコロナ対策にはなっていないわけで、岐阜県でも毎日のように感染者の数が増えていきます。感染者の爆発が起こらないことを願うばかりです。
2020年04月01日
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