まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2005.10.21
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テーマ: 風のハルカ(31)
カテゴリ: 風のハルカ
お父さんの前で、
ハルカは自分の気持ちを話しました。

ああいうとき、
ハルカは、素直でいい子だなーと思う。

母親が送ってきた10年分のバースデーカードを見て、
大阪へ行く決心をしたのかな?と思ったんだけど、
考えてみりゃ、
そんなに簡単に母親へのわだかまりは、消えないですよね。

わたしは、忙しいからって、
外を見ることとか、
お母さんと向き合うこととか、
愛の告白するとか、
そういうことから全部逃げてきた・・

でも、このままの自分でいるのは嫌。

だから、
この町を出てみたい。


これが、今のハルカのほんとうに正直な気持ちなんだと思う。


「すこし会ってみたい」って気持ちは生まれてきたみたいです。


  ☆    ☆    ☆


観念的で救いのない話やったのに、
最後の最後はキラキラ。
ファンタジックな感じがしたけん。


むむー。
小学校のハマグリ君から聞き逃せない情報が!

じつは、アスカも、
まだ心のどこかでファンタジーを信じてるんですね・・。

アスカの小説の世界をいちばんよく理解してくれていたのは、
おじさんでもなければ、イトコでもなければ、
文学賞の審査委員の人たちでもなく、

アスカにとっては一番どーでもいい、
小学校のハマグリ先生だったんですね・・。(~~;


意外な人にこそ、感謝しなきゃなりません。


そして、龍のウロコがアスカの手に渡りました。

あのウロコが、
幸運をもたらすものなのかどうかは微妙なんですけど、(~~;
これからのアスカのためにも、



ところで、
アスカの書いた小説の内容が、すこしずつ明かされてるけど、
この「インサイド小説」って、
大森美香ちゃんの手によって、ほんとに実在してるんでしょうか?
だとしたら、スゴイ。
わたしたちの前に、いつかその全貌が明らかになるんなら、
ほんとにスゴイです。「インサイド小説」」なんて、前代未聞かも・・


  ☆    ☆    ☆


ハルカが、
母親からの10年分のバースデーカードを目にして、
いっとき、10年前の「子供」に戻ってしまったように、

今日は、アスカも、
ハルカの前で「妹」に戻ってしまいました・・

東京へ行く前日、
アスカは重圧に耐え切れずに泣き出してしまった。

オバケ屋敷を怖がってた頃のような、泣き虫のアスカに戻ってた。

わたしは、

>田舎志向で、夢見がちなハルカと、
>都会志向で、現実主義的なアスカ。

なんて思ってたんだけど、実はそうでもなかった。

じつは、
ハルカのほうが現実への適応能力が高くて、
アスカのほうは、ずっとずっとナイーブなんですね。

こんな「裏側」をサラリと見せて、
それまでの図式をコロッと逆転させてしまうところが、
大森美香ちゃんのセンスの、卓越してるところです。



  ☆    ☆    ☆



公式ページの予告に、
「アスカはハルカと和解して東京へと旅立った」
なんて書いてあったので、
いったいどんな和解シーンがあるのかと思ったけど、
「和解」というようなものじゃありませんでした。
そもそも、この2人はべつに和解なんてする必要もなかったんだから。

むしろ、アスカが本当に和解しなきゃらないのは、
ハルカとじゃなく、父親と、のはずです。

結局、お父さんは、
最後までアスカに何も言えなかった。
アスカも、
お父さんから目を背けたまま、東京へ行ってしまった。



ハルカが大阪で母親と和解しなきゃならないように、
アスカも、いつか父親と和解しなきゃならない・・。

それが、これからの物語だとおもいます。

ドラマの舞台は「大阪」に移るってことですけど、

ハルカの大阪も、
アスカの東京も、

両方とも描いてほしい。



【今日の小ネタ】
冒頭で、「あー、今日もいい景色!」って言ったときの由布岳の景色は、
ほんのり霧がかってて、ほんとに綺麗でした。 神々しいくらい!
やっぱり、きりぼんちゃんは「霧」ぼんちゃんなんでしょうか・・

エンディングの「 はと麦饅頭 」もかなり魅力的でした・・。







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最終更新日  2005.10.22 08:15:46


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