まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2008.05.22
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「ドミトリーの生活コストは、メンバーが等しく負担する」
というふうには、かならずしも思っていません。

たとえば、
高いお金を支払えるメンバーには、特別な個室などを設えて、
基本的なドミトリーのサービスは他のメンバーと共有しながらも、
同時に、よりグレードの高い生活をしてもらっても構わないわけです。

また、
わたしは前に、次のようにも書きました。



他のメンバーよりも多く現金を納めてもらう・・・
そして、ドミトリーへの様々な貢献のしかたを、
たとえば地域通貨のような共通の価値媒体を使って対等に「交換」する



かりにすべてのメンバーが同じ程度の生活をする場合でも、
ドミトリーに対して、より多くの現金を納めるメンバーがいる一方、
ほとんど現金を支払わないメンバーもいる、ということです。

ここでは「ニート」や「正社員」といった書き方をしましたが、
もちろん、これはひとつのイメージにすぎません。
もっと一般的な言い方にすると、
ドミトリー内の業務(家事)に専従する人たち、
つまり、ドミトリーのサービスを「提供する側」に立つ人たちを、
スタッフメンバー とみなすことができます。
他方で、現金を納めてサービスを「受ける側」の人たちのことを、
一般メンバー だと考えることができる。


実際は、このような区分はもっとフレキシブルでも構いません。
ときには一般メンバーの人が家事を手伝って、
地域通貨(ドミトリー・ポイント)を獲得しても構わないし、
はじめから、外での職業とドミトリーの仕事を兼務する人がいてもいい。
あるいは、ドミトリーの財政状況などによっては、

何らかの現金収入を得なければならないかもしれません。

(つづく)





















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最終更新日  2008.06.22 11:20:26
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