まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2008.05.26
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テーマ: 住宅コラム(1809)
トイレ、浴室、そしてベッドについて、

ちょっとここで立ち止まってみます。

それらを「共有」することにこだわっていますけれど、
コスト的な観点からいうと、
それほど、こだわることでもないかもしれません。


わたしは先日、一泊だけ病院に入院する機会がありました。
そこには約40ほどの個室がずら~っと並んでいて、
ひとつの部屋には、およそ6畳ぐらいのスペースの中に、

一応テレビも付いていましたが、
まさに「寝るだけ」という、きわめて簡素で、狭い作り。
でも、清潔だったし、意外とそれで快適だったのです。

わたしは建築のことなどはよくわかりませんが、
あくまで簡素なつくりの個室であれば
トイレ、浴室、ベッドなどを個室ごとに配置するのも、
それらを一つの大きなスペースにまとめるとのも、
コスト的な面では、さほど大きな差はないかもしれません。

ドミトリーとはいえ、
わざわざトイレや浴室やベッドを、
共同使用にする必要はないのかもしれません。


個室ごとに配置するのと、共同スペースにまとめるのと、
コスト的な差がどうなるか、実際のところは分からない。

かりにトイレ、浴室、ベッドなどが共有でなくとも、
ドミトリーの生活には、他の面でもコスト的な意義が充分ある。
食材費や光熱費、さまざまな設備、

ドミトリーには意味がありますから、
それほどトイレや浴室の共有に固執することもありません。

現代人の嗜好を考えれば、
やはり個室を基本に考えるべきなのかもしれません。
ただし、前にも書きましたが、
個室のような、自分だけのスペースというのは、
使用する本人の管理にまかされることになるわけですから、
それゆえに、場合によっては、
管理が不十分になったり、
人によっては、きわめて不潔なことになったりもしかねません。

こうしたことは、使用する当人だけでなく、
けっきょくはドミトリー全体の生活環境にも影響します。
また、その人の使っている場所は、
あとで別の人によって使用されることになるかもしれない。
たとえ今現在は自分だけが占有するスペースであっても、
それらを清潔に使用し、管理することは、
ドミトリーにおいて重要な義務です。

一定の標準的な使用のしかた、管理のしかたも、
ドミトリーのメンバーが共有すべき重要なスキルでなくてはなりません。

(つづく)




















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最終更新日  2008.06.02 19:22:42
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