まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2022.11.24
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カテゴリ: ドラマレビュー!
フジ木曜劇場「silent」。
やはり今週も奈々 (夏帆) のパートがメインでした。

(川口春奈) をめぐる三角関係の恋愛のネタは、
もはやどうでもいい感じ(笑)。
つーか、個人的にもなんら興味がない…。

むしろ、今後の重要なポイントは、
紬と奈々とのシスターフッド的な関係ですね。


もうひとつ重要なのは、
なぜ手話教室の春尾 (風間俊介) が、
聴者であるにもかかわらず、
手話を学ぶことになったのか、という話でしょう。

この2点が物語の焦点になっていくはずです。








…先週は、

ろう者は、
好きな人の声を聴くことも出来ないし、
両手を使って手話をするから、
恋人同士になっても、手を繋いだり、
おしゃれなバッグを持ったりすることさえ出来ない。


みたいな話でしたが、

…今週は、

手話だからこそ、
伝えようとする人の気持ちが、
まっすぐに自分にだけ飛んでくる尊さがある。
わたしは手話で話すことが出来て満足。


という奈々の気づきが描かれていました。

手話をネガティブに語った心境を乗り越えて、


実際、
このドラマの手話を見ていると、
けっこう単語を覚えられたりもするし、
手話の魅力を視聴者にまで伝えてくる力があります。










最後は、

おもわず図書館で笑い声をあげてしまって、
子供に注意されてしまう、という微笑ましいオチ。



一方、
中途失聴者の想 (目黒蓮) が、
「なぜ声で話さないのか」 ってことが、
このドラマのひとつの前提であり、
それが考察のネタにもなってるわけですが、

今回も、
その謎の「答え」は先送りされたまま。

なにやら、
湊斗 (鈴鹿央士) といい、紬といい、
想に聴くこと自体をためらったりして、
(過保護な母親もそうですが)
妙に気を遣いすぎてるところがまどろっこしい!

はたして、この謎に、
そこまで引っ張るほどの「答え」が用意されているのか、
正直、疑わしい気もします。



SNSなどを見ると、
「本人が答えたくないことを聞くのは無神経」
みたいな意見もあるけれど、

べつに聞くだけなら罪じゃないでしょ(笑)

答えたくないなら、
本人がそう言えばいいだけの話であって、
障害者だからと言って、
わざわざ聞く前から先回りして気を遣う必要はない。


例の「ちむどん反省会」のときもそうでしたが、
相手を慮って忖度することが正義であるかのような風潮が、
しばしばSNSで支配的になるのは、とても気持ちが悪いです。

まあ、日本人って、
世代が代わっても、永久にそういう民族なのでしょうねえ。



なお、
「てんとう虫が壮大な伏線」との記事もありましたが、
いまのところ、とくに壮大って感じはしません(笑)。


この詩集も関係あります?






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最終更新日  2022.11.24 09:20:06


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