まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2023.01.09
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実写版の「岸辺露伴は動かない」。

去年の年末放送の終わり際に、
京香さまがルーブル編をほのめかしたとき、
「来年の予告にしちゃ早いんじゃない?」と思ったけど、
5月に映画が公開されるのだそうです。



NHKが制作する映画というと、
「スパイの妻」とか、
「アーヤと魔女」とかがあったけど、

わたしが知らないだけ?

民放では、
ドラマシリーズの映画化をよくやる。
海外ロケのすえに大コケするパターンもままある。

岸辺露伴のドラマ版は、
すでにAmazon prime videoで世界配信してるそうですが、
映画も国際市場を意識してのことかしら?



ドラマの世界観をそのまま海外に移すと、
なんだか取ってつけたように、ちぐはぐした印象になりがち。

先日、フジテレビで、
映画「コンフィデンスマンJP」のフランス編を見ましたが、


まあ、あれはあれでひとつの手法かなと思います。

へたに海外キャストを混ぜると、
日本のキャストだけが漫画っぽく浮いて見えるし、
それよりは、あえてリアリズムを排除して、
徹底的に漫画的な世界を作ってしまったほうがいい。



日本アニメの舞台化や実写化が続いていますね。

しかし、
まだ世界の市場を席巻するほどのヒットは出ていない。

フジで「エルピス」を撮った大根仁が、
さかんに「映像ルック」ということを言ってましたが、
とくに実写の場合は、
この映像ルックの開発が至上命題になってきています。

日テレの「定塚翡翠」も、
(内容はつまらなかったけど)
もっぱら映像ルックだけで成功していたと言っていい。



黒沢清は、
東洋人の俳優を使った映像表現において、
エドワード・ヤンをほぼ唯一の模範にしたそうです。

今回の「岸辺露伴」を撮る渡辺一貴は、
ベルトルッチの「暗殺の森」を意識しているらしい。



まだ不安のほうが大きいけど、
なんにせよチャレンジすることは重要ですね。






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最終更新日  2023.02.09 23:17:09


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