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2010年12月26日

現世人類の祖先　ネアンデルタール、デニソワ

テーマ：日常の雑談(2770)

カテゴリ：生活、家族、仕事

　また2010年5月、ペーボらのチームはネアンデルタール人のドラフトゲノム配列をサイエンス誌に発表し、ネアンデルタール人と現生人類の間で交雑があった可能性が高いことを報告。

　一部の考古学者はこの発表を疑問視していた。

　今回、国際研究チームが、「ミトコンドリア」から抽出したＤＮＡの塩基配列を特定し、現生人類やネアンデルタール人、チンパンジーなどと比較した結果、デニソワ人はネアンデルタール人と共通の祖先から枝分かれしたことが判明した。

　デニソワ人が他の人類の祖先と交雑、共存していた可能性が高まった。

　人類の祖先は40万～30万年前にアフリカを出て、ヨーロッパに移動した集団がネアンデルタール人に、アジアに広がった集団がデニソワ人になった。

　その後6万～5万年前にアフリカを出た現代人の祖先が先住者と交雑し、現代に至ったとされる。

　従来の説では、現生人類は他の人類を絶滅させて拡大していったとされる一方で、現生人類の遺伝子の中に、1万2000年前まで存在したホモ・フロレシエンスの遺伝子が1%～3%含まれているとの説も唱えられていた。

　トバ・カタストロフ理論では、7万-7万5000年前に、トバ火山が火山爆発指数でカテゴリー8の大規模な噴火を起こった後生き残ったホモ属は、ネアンデルタール人と現世人類とデニソワ人とされる。

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オジー・オズボーン
丈夫さの秘訣はネアンデルタール由来のDNA?
　（2010年11月5日ブログ）

　「デニソワ人」、アジアにも分布か
＝5万～3万年前―細胞核ゲノム解読・国際チーム
　（2010年12月23日時事通信）
　ロシア南部アルタイ山脈の「デニソワ洞穴」で見つかった5万～3万年前の人類の指の骨について、細胞核DNAを抽出して全遺伝情報（ゲノム）を解読した結果、現代の南太平洋メラネシア人に遺伝情報が一部受け継がれている可能性が高いことが分かった。
　国際研究チームはこの「デニソワ人」がアジアにも広く分布していたとみられると、23日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

　指の骨は2008年に見つかり、ドイツ・マックスプランク研究所を中心とする同チームが今年3月、細胞小器官ミトコンドリアのDNA解読結果に基づき「デニソワ人は未知の人類」と発表していた。
　しかし今回、より重要な細胞核DNAを解読したところ、23万～3万年前にユーラシア大陸西部に生息したネアンデルタール人に近い姉妹グループと判明した。
　進化史上、人類とチンパンジーの分岐が650万年前とすると、ネアンデルタール人やデニソワ人が現生人類との共通祖先から分かれたのは80万4000年前、ネアンデルタール人とデニソワ人の祖先は64万年前に分かれたと推定された。

服を着たネアンデルタール人

　人類の起源を探る（樹から落ちたカタワの猿）
84823 ホモ・フロレシエンス＝オラン・ペンデク？
　2005年1月29日東努（26 大阪プランナー）

　ホモ・フロレシエンスの発見には興味深い余談がある。
　それはフロレス島にオランダ人が入植を始めた1500年代ごろから「小さな人のような生物」の目撃談が幾度となく話題になっているというのだ。
　現地の住民は、小さな森の隣人が住んでいたとされる洞窟も特定できると言う。
　…(略)…

ザ・クロマニヨンズ「ファイヤーエイジ」

　人類の起源を探る（樹から落ちたカタワの猿）
86914 ホモ・フロレシエンス　続報
　2005年3月7日多田奨（31 東京建築士）
　…(略)…

は、身長１メートルと背が低く、脳容量は現代人の3分の１の約400ミリリットル。
　脳や体の大きさから猿人と分類されるが、発掘調査で判明した生活様式は火や道具を使うなど高度だったため、「特殊な進化をたどった新種の原人」との見方が強まっている。
　…(略)…