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ジェネシスから流れたと考えれば自然だがイエスが来た。 昨夜はリレイヤー聴きながら布団に入りつつ、地球音楽ライブラリを読んでみたりしたのだが、そーしたら当然の流れ(?)としてイエスのヴァージョンのI'm Downが聴きたくなってしまう。こういう時にはiTS!と思って検索したら、イエスのハコは無いのだった。ちくしょう。いつか買うぞ。確か町田のレコファンには幾つかあった筈だ。 昨日の話だと、イエスってのもまたいろんな「時代」があって大変だ。おおまかにみると「(1)ピーター・バンクス時代」「(2)ハウ加入~ブルフォード脱退まで時代」「(3)それ以降ロジャー・ディーンがジャケ描いていた時代」「(4)ヒプノシス時代」「(5)バグルス~90125イエス」「(6)混乱期」「(7)ウェイクマン、ハウ復帰~現在」って感じだろうか。分け過ぎか。アルバム2枚くらいずつだもんな。(2)~(4)、(5)~(6)をまとめて4つにするか。 ともかく、プログレファン的には(2)~(4)の時代を聴いておけばいい、というイメージが持たれている筈だ。(1)はともかく、(5)以降は否定するファンも多い筈だ。または(2)~(4)、(7)って人もいるだろう。 勿論、近年のジェネシスの評価同様、90125イエスも正当な評価がされはじめて久しいから、偏屈なプログレ信者は最早駆逐されつつある筈で、そこにアンダーソンの躁病的ノリを加えて、イエスはいつだってさいこーッ!!って盛り上がっちゃう馬鹿でも全く問題はない。 俺はと言えば、今は(1)~(5)を聴いている。まだ(6)以降に辿り着いていないのがその理由で、いつかは聴こうと思っているので偏見ではない。まあ、魅力は薄く感じてるのも事実だけどね。 で、俺の場合最初はより歪んでいて、「(1)だけで充分主義」だった。「イエスはアートロック」「バンクス最高!」ってワケであり、実際今でもTime and Wordが一番好き(最近3rdに追いつかれつつあるが・・・)である。でもまあ、すぐに限界を感じて3rd以降聴いて、ハマったケドね。「バンクス派」の時代は非常に短かった。 やっぱりいくら俺だってRoundabout聴かずにイエス語るほど馬鹿じゃないよ・・・
2007.10.31
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競馬はギャンブルで株は資産運用。そういうことを言う奴は脳に欠陥があるので病院へ行け。もしくは俺が手術をしてやろう。勿論俺はバッジーのファンなのでどういう結果になるかは言うまでもない。 いや、バッジーのファンならずとも。素人だし。 さて関係ない話。よく言う、○○は○○時代が最高、って論調はともかく、○○時代以外認めない、って物言いが圧倒的に嫌いになったのは多分第4期ディープ・パープルの素晴らしさに目覚めて以来。それでも再結成後は聴いてないんだからあんまりどうこうも言えないんだけど、それはそれとして、そういう言われ様をするバンドと、自分の関わり方をまとめてみた。コレ他人には凄い退屈な話だぞ。・フー キースの死後も勿論聴く。入り口がケニー時代だったから全く抵抗がない。・ストーンズ ブライアン時代、テイラー時代、ロニー時代、ワイマン脱退後、全て好きだし抵抗がない。・キンクス ここはレーベルで言われるけど、パイ、MCA、アリスタ、それ以降、全て好き。だが最初はパイ時代だけ聴けば充分だと思っていた。・ジェフ・ベック JBG/BBA時代しか(ほとんど)聴かない。ソロは初期のみ。偏見がある。・クラプトン クリーム~ブラインド・フェイス~ドミノズ~初期ソロで終わっている。典型的な時代で区切って偏見を持つパターンである。こういう奴が嫌いなのだ。・ロキシー イーノ脱退後も好き。でもしばらくは最初の2枚だけで満足していた。・サバス オジー時代(と、ギラン参加アルバム)しか聴いていない。ディオとの出会いが上手くいかないのは以前も言った通り。・プリティーズ これも最初は60年代だけで充分と思っていた。勿論、今ではオールタイム最高。70年代が一番好き。・フロイド ギルモア時代に偏見を持っていた時期もあるが、今ではやはり全て好き。・クリムゾン いまだに80年代(ディシプリン)以降を聴いていない。聴こうとは思っているんだけど。勿論、偏見は残っている。・ジェネシス 集め始めた直後からコリンズ期の良さに気付く。幸運なパターンだ。・ビーチ・ボーイズ はじめはやはりキャピトル期だけで充分と思っていた。勿論、ブラザー時代の素晴らしさに気付いて良かった。・ヴァン・ヘイレン サミー時代が好き。デイヴも好きだが、ゲイリー・シェローンには偏見を持ちっぱなしにする方針。・フィート ローウェルの死後のは聴いていない。ボックスに入ってるのだけで充分と言う扱いだ。 ・・・まあ、他にも色々あるが、実際のところは俺の「ファンになったら好きのしきい値が大きく下がる」と言う性格によるものであり、これらのミュージシャンが常に水準以上の作品を作り続けている、とは言い切れないということは特記しておく必要があるだろう。
2007.10.30
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そういえばフリー・ソウル/ポール・ウェラーが出ているんだよね。はっきり言って、全然欲しくないけど。選曲センス悪過ぎ。ってーか要するに、Long Hot Summer '89セレクトする時点で最悪、ってコトですよ。よりによってウェラー史上最低の作品をコンピレーションに入れるんだからなぁ。選曲、橋本徹って人?あんたは0点。ジャケ写は・・・コレしか使わせてもらえなかったのかな?(笑) フリー・ソウルじゃねえんだよ。ヘヴィー・ソウルなんだよ。 気持ちは解る部分も多いんだ。Headstart~Solid Bond~My Ever~って来てBeat Surrenderに繋ぐってのは、ひねり無さ過ぎだけどまあ「やってみたい」並びだとは思う。でもこの並びで毎日は聴かねえだろう、っていう(笑)。コレは一回こっきりのDJん時にでもやってろよ、って感じだよね。 Long Hot Summer~You Are The Best Thingは逆に、普通だとひねりなさ過ぎるから89ヴァージョン入れて台無しにしたのか。ってーかお前、普通ソコCall Me入れるだろ。 Had It Blue~Feelin' Alrightに行くんだってやっぱりAll Year Round入れるのが通ってモンだ。その分Town Called MariceやMove On Upは余計だよな。 とまあ、こういう身勝手な文句を言うヤツが世界中(海外でも日本から輸入して買うマニアはいると思うんだ)に数千人、いや、もっとか?いるはずだ。お前らは勝手に好きなように「俺コンピ」、いや「俺ソウル」編集して聴いてればよろしい。 俺もな。
2007.10.29
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俺は4月13日の生まれで、洋邦問わずに縁起の悪いと言われる数字に縁が深い。残念ながら1971年のこの日は水曜日だったのだが、小学生の頃のある年、多分自分で意識したレベルでははじめて、誕生日が「死月13日の金曜日」に当たったことがあり、その年は嬉しくて、誕生日を心待ちにしていた。 誕生日当日、喘息発作で寝込んだ。 そんな日だったので、この年に父がくれた誕生日プレゼントを異常なほどよく覚えていて、それは「ミクロマンコマンド3号(M171タクマ)、マガジンゼロゼロ付き」であった。名前は今調べた。赤い奴だ。 ミクロマンは俺が子供の頃、多分一番好きだったおもちゃのひとつだ。10cmサイズの関節可動人形を「原寸大」という設定で、テレビや原作に当たる漫画はないが詳細なSF的ストーリーが付いていた。詳細と言っても、バックボーンやキャラクターそれぞれの簡単なプロフィール(1~2行程度)が語られるだけで、多くはユーザーの想像にゆだねられていた。だから、好きなように遊べた。 それだけ好きだったミクロマン。子供の頃買ったミクロマンがなぜ最新シングルと一緒に写真に収まってるかと言うと、実はまだ持っている・・・ワケではなく、数年前に必死で集めた復刻版である。左右の端は限定商品。ヤフオクで入手。いかに必死だったかが知れる。ちなみに右から2番目の赤いのが、最初に触れた「タクマ」である。 このシリーズには全て共通の「5mmジョイント」という規格が設けられていて、5mm径の穴と突起を持つパーツ同士なら自由自在に組み合わせることが出来た。で、武器やパーツ類は全てその規格で統一されていたから、基地のパーツを乗り物に、乗り物のパーツをミクロマンの背中に・・・など、オリジナルな遊びを、事実上ほぼ無限大に広げることが出来た。この思想を「有形ブロック」と呼んでいたのを知ったのはここ10年ほどだが、そういえば俺はレゴブロックとかも好きだったのだ。 実はこの5mmジョイント、当時のタカラのおもちゃの多くに取り入れられていた。で、ウチの妹が同じ頃好きだったのがやはりタカラの「こえだちゃんと木のおうち」シリーズ。コレも実は5mmジョイントが採用されていて、妹が油断していると横暴な兄はファンタジックな「木のおうち」や「きのこのおうち」にミサイルやレーダーを設置、ミクロマンの要塞としてしまうのだった・・・
2007.10.28
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台風は反則。だが今日は傘を壊さなかった。 ネットの動画サイトは凄い。You Tubeでジェネシスを見たのが皮切りだったが、最近はもっぱらニコニコ動画を愛用。何が凄いって、ここで俺はゴダイゴの70年代の、しかも「新創世記」のライヴ、テレビ放送と言うスゴい物を見てしまったのだ。凄いを連発するくらいの感動だったのは要するにこの度DVDが出た新創世記がダメだったが故の更なる感動だ。日本語がメタメタなのは更に「威風堂々」も見てしまったからである。 ニコニコの方が強いのはやっぱりこういう邦楽の分野(ホントはアニメとかの方が強いが)で、他にも、青森ローカル番組「人間椅子倶楽部」の映像や、電気グルーヴのレアなライヴなどが見れたのは嬉しかった。前者では「21世紀の精神異常者」や「太陽と戦慄パート2」の完コピスタジオライヴ(しかもトリオ)。後者ではまりんのヴォーカルが聴ける「ママケーキ」のライヴヴァージョンに感激。 勿論先日も話題にした初音ミクや、「忙しい人の為の」シリーズ(凄い馬鹿)、あとはMADニュースなどもあって、息抜きに笑うことも出来る。でも実は一番笑ったのはラットルズの日本語吹き替え版だったりする・・・
2007.10.27
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伊藤繁という男から「先週はありがとうございました」という件名のメールが届く。勿論いうまでも無く、伊藤繁は迷惑メール業者なのだが、同じ名前、同じ件名で、俺が普段使っている二つのメアド両方に届く。偶然だろうが気持ち悪いな。まあ、両方のアドレスを教えてる相手はほとんどいない筈なので、誰かからの流出(または悪意)とは考えにくい。上手いこと両方引っ掛かっただけなんだろう。 で、明日は雨なのに土曜出勤であり非常に気に入らない。最近休日出勤多過ぎ。金になるんだけどさ、疲れるんだよなぁ。せめて美味い中華でも喰うか。 で、ゴレンジャーの話・・・は今日は見合わせる。 上流階級なのであいかわらずジェネシスを聴いている。Invisible Touchを聴いていると全然上流階級って気分にならない。職場では最近「ボクはジェントルマンだからね!」と言いながら女性に優しく振る舞っている。英国紳士ですから。具体的にはドアを開けてあげる。それだけ。 全員に「似合わねえ」と言われる。
2007.10.26
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マナーの悪い車やバイクを罵る時、てきめんに相手を嫌な気持ちにさせる言葉を思いついた。「人轢いちまえ!」死ねとか言われるより鬱。 「轢く」って車偏に楽しいって書く、っていう事実を指摘された時の衝撃たるや。 バイクで轢くと言えば、「バイクで子供を撥ねてしまったヒーロー」こと鉄人タイガーセブン(本当にそんな話がある。鬱ヒーローとして有名)だが、昨日書いたように俺は文字知識としてしか知らない。タイガーセブン自体は見たことあるんだけどさ、何回か。TVKで。 で、バイクと言えば勿論仮面ライダー(ああ、遠かった)だが、1971年生まれの俺がぎりぎり記憶があるのが多分アマゾンかストロンガー。最初の仮面ライダーの放送開始がまさに俺が生まれた年で、だからこの辺は4~5歳の頃だと思う。ゴレンジャーはリアルタイムで記憶にあるんだ。アレがストロンガーと同じ。75年の筈だから。 だから、俺の中で一番鮮烈に記憶に残ってるのはやっぱり本の中。テレビマガジンで毎月のように特集されていた「7人ライダー」だ。だから初代の、あのダークな本郷ライダーを知ったのも、またその良さに目覚めたのも遥かにあとの話。俺が好きだったのは(それこそゴレンジャーの様な)集団ヒーローとしての仮面ライダーだ。 そんな中でいちばん好きだったのが「ライダーマン」だったんだからあの頃はマイナーな存在だった。当時は馬鹿にする人も多かったんだよ、弱い、顔半分出てるとか。今でこそファンも多いけどね。右手をガチャガチャ付け替えて戦う、って設定はおもちゃ好きの子供の琴線ズバリだったし、弱い分は頭脳で補う、ってのは喘息持ちで、スポーツが苦手だった俺には嬉しかったのかもしれない(いや、もっと単純な理由で好きだった筈だ。後付けだよな)。でもこの人の場合頭いい筈なのに猪突猛進型だから折角の頭脳を使いそびれて失敗するパターンも多々見られて、そこも好きなんだけどね・・・。 そして、俺の中での「ライダーマン好き」は後の「ジョージ好き」「ジョン好き」(レノンじゃねえぞ)もっと言っちゃえば「デニー好き」とか、そういう感覚と地続きなのだ。 じゃあ、「キース好き」(ムーンじゃねえぞ)の部分は・・・ってーと、ソレはまあ、そのうちゴレンジャーの話をする時にでも触れるだろう(笑)。
2007.10.25
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俺のハマり方と言うのは、まず何かに興味を持つと、書籍や雑誌、最近ではネットなどで知識を付けるところから始める。で、それを参考にして例えば音楽なら、レコードを買い進め、可能なら、またそれほどに気に入ったらその書籍なりで見たレコードを全て、またはほとんど手に入れようとする。漫画ならもっと簡単で、漫画自体が書籍だからいきなり集める。レコードより遥かに安いから古本屋で一気に全巻買ったりもする。その作者の作品を急激に集めたりもする。 まあ、スモール・フェイシズのアルバムは一日で全部集めましたけどね。しかも本厚木~海老名~町田~藤沢~茅ケ崎と駆けずり回って。 ところが、アニメや特撮の場合少し状況が違う。とりあえず書籍を見るところまでは同じ。だが、それ以降、同じパターンで行くならビデオやDVDを集めることになるのだが、まず俺の若い頃(・・・)はビデオはとてもじゃないけど買い集められる値段ではなかった。LD(DVD)ボックスとか、買えたもんじゃない(いまでもそうだが)。そういうわけで、それらの内容を現物で確かめる為には気合いと金が必要だ。 レンタルをすればいいか、というと、当時は今ほど何でも揃っているレンタル店もなかったし、必ずしもビデオ化されているとは限らなかった。ビデオ化されていても放送順ではなく、ばらばらに収録されていたりして(仮面ライダーなど)ちょっと、腰を入れて見る気を起こさせるものではなかった。 そして何より、俺は横着だ。レンタルをすると返すのが面倒臭いし、借りるのも面倒臭い。もっと言えば返すものに金を払うのも嫌いだし。しかしそれより何より、俺の最大の問題は「テレビを見るのが面倒臭い」という性格だ。30分番組4本入ったビデオを見る為の2時間テレビの前。苦痛だ。(音楽ビデオ見てるのは平気なんだがな。映画も苦手。) それでも俺は特撮やアニメが(結構)好きだ。だから、書籍で得た文字知識だけが増えて行く。番組は2~3回しか見てないのに、それに関連する知識だけはその番組の(一般的な)ファンの数倍あったりするのだ。 こう書くと物凄~くオタクっぽいが、性格はそうでも実際の行動がオタクとは全く違う(彼らは寸暇を惜しんでアニメを「ちゃんと」見る)のだが、やっぱりこういうヤツのコトはオタクって言うんだろうなあ、と思ったりも。まあ、どう扱われても構いませんがね。
2007.10.24
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ルーツを色々語ってみるシリーズ。 70年代生まれのガキの例に漏れず、スーパーロボットや特撮ヒーローが大好きだった。いや、必ずしも過去形じゃないな。いや、「必ずしも」じゃないな。いまだに好きだ。 幼少時リアルタイムで見ていた記憶がはっきりあるのはグレンダイザー。勿論これを含む、マジンガーシリーズは大好きだが、俺が子供の頃、一番入れ込んでいたのはゲッターロボだった。 母によると、「ゲッターロボ」と発音出来ず、「げったぼ」としか言えなかったようだから本当に小さい頃だろう。実際、「大好きだった」という漠然とした記憶があるだけで、テレビでゲッターロボを見たと言うはっきりした記憶もない。だからストーリーの記憶も相当にあやふやだった。俺等のガキの頃はビデオなんてモノ無かったからね。 そんな状態で年月が経って、昭和60年・・・ていつだよ。昭和で書かれても感覚ないよ。いや、今ネットで調べたんだけど・・・え~と、俺が71年生まれ、昭和だと46年だから・・・14歳か?85年でいいのかな?85年か!ソレは大変な年だ。ライヴエイドの年じゃないか。 え~と、何の話だ。そうだ、その85年に、大都社からゲッターロボの漫画の復刻版(今で言う愛蔵版スタイル)が出たんだよ。幼少の頃好きだったゲッター。なんとな~く、漫画版の複雑なデザインも記憶にあったから、どこかで目にしてたんだろうね。ソレが読める!と思って、中学2年生にもなって俺は飛びついた。それが85年か、ロックへの目覚めとゲッターとの再会、共に85年か。凄いな。俺にとって重要な年だったらしい。 やばいぞ、何か熱くなってる。思ったより話が長くなってるぞ。 で、そこで再会した石川賢/永井豪(実際には豪ちゃんはデザインの一部のみ参加。正確には永井豪原作ではない)のゲッターロボ。それは、俺の幼少の頃大好きだった、あのスマートで格好良いゲッターではなかった。 オープニング、いきなり名も分からぬ博士がメカザウルスに食い殺される。主人公流竜馬はテレビでの好青年とは正反対の荒くれ空手家。相手を再起不能、場合によっては殺すんだって躊躇しない。ストーリーは100ページ弱も進まないとゲッターは出てこないし、出ても胸像状態。 神隼人は天才と気狂いの紙一重線上を綱渡りするかのような革命家。こいつも人を死なすのに躊躇がない。そしてテレビでは徹頭徹尾クール(「ボインちゃんが好き」はともかく・・・)な彼も漫画ではゲッターに乗るなり小便漏らすわゲロ吐くわ。正式に仲間になったら急にクールになるんだけど。 テレビでは当然1話から揃っていた主人公3人は結局1巻の最後でようやくムサシが出てくるというありさま。しかも結局その死までゲッター3を操縦するシーンは一度も出てこないと言うのが凄い。最後ムサシはゲッター1で(テレビではコマンドマシンと言う、別のマシンで)特攻、ゲッターエネルギーを暴走させて恐竜帝国の戦力の大半を巻き添えに自爆(テレビでは無敵戦艦ダイを破壊)するワケだが、そこに至るまでほぼ全てのページがバイオレンス。 ストーリーはテレビで言うところのゲッターロボG(漫画ではゲッターロボと言うタイトルのまま。ロボットも最後まで新ゲッターと呼ばれていた)に突入するが、濃度が下がることも無く相変わらずのバイオレンス。 いや、ショックでしたよ。なんだ、コレは、と。怖いじゃん!中学生ったってガキだよ。怖いんだよ。でも、凄い魅力だし、面白いし、ってーかもうこれ以降俺の脳内のゲッターは完全に漫画に上書きされてしまったのであった。恐るべし石川賢。 なんかゲッターの話はまたするかもしれないぞ(以前も書いたが)。ご期待しないで下さい。
2007.10.23
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上流階級のD♂kaです。昨夜はピノのロイヤルミルクティ味で舌鼓を打っておりましてよ。って気持ち悪いよ。死んじゃえばいいのに。俺は上流階級だがカマじゃない。 いや、上流階級でもない。 その証拠に今日一日脳内を鳴り響いていた音楽はリンプだったのだ。Rollin'とMy WayとMy Generation。後者二つはカヴァーじゃねえぞ間違えないで下さい。でも「じ・じ・じぇねれいょん」と歌っているからには間違いなく影響を受けてるわけで。そして、この「My」で始まる2曲はサビのメロがちょっと似ているので混ざる。 でも上流階級だから有閑倶楽部の話もするぞ。 読んでて気付いたのは、ラブコメじゃねえから好き、ってとこなんだな。ラブコメは絶対読まない、ましてや少女漫画なんて、なんだけど、考えてみれば「動物のお医者さん」にしても「パタリロ」にしてもラブコメには絶対にならない少女漫画だった。川原泉のもラブコメ要素があった筈でも、「のた~」っとしてるうちに流れ去って行く傾向にある。 「有閑倶楽部」も恋愛話はあるんだけど、うまくいかないかオチが付く。そして、メンバー6人の間には「以下にもくっつきそう」(または、ファンはくっつけたがりそう)な関係があるにも関わらず、絶対そういう傾向にはならない(唯一、清四郎と野梨子の間に微妙にそういう気配があるくらい)。 ああ、そうだ。もしかして俺、コレと「究極超人あ~る」を似たものとして読んでるのかもしれない。それはあ~るのキャッチフレーズとも言える「永遠の放課後」感覚。主役が曖昧な感じ(あ~るは主人公だが、主役ははっていない)はかえって現実感があって、高校の部活の楽しかった感じを思い起こさせてくれるんだな。ぬるかったあの日々。
2007.10.22
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気がつくとちょっと前から聴いてるのがジェネシスとクィーン。漫画は有閑倶楽部。なんだこの上流階級。 バランスをとる為にやっぱり「野獣」カクタスは必要だったか。 少し前にNow I'm Hereが10年後の音に聞こえると書いたが、色々聴いていたら、クィーンの音楽はどれを聴いてもどの時代の音楽にも聞こえないことが解った。かろうじて80年代半ばの曲に時代の音色を感じるだけだ。Keep Yourself AliveとInnuendoが同じ時期に書かれた曲だっていわれたら信じるよ、俺は。 昨日、タワーレコードでビータリカと一緒に買ったのがシングル100円(クリアランスセールらしい)のコーナーでリンプとマリリン・マンソンの結構前のシングル。My WayとDope Showだ。なんか、ラウド系好きな人だと思われそうなセレクトだが、実際はこの様なハイ・ソサイエティな生活をしているのだ。勿論ロイヤル・ミルクティである。アホナンバー1決定レースにだって出たことがある。モエ・エ・シャンドンだって忍ばせているしマリー・アントワネットみたいに喋るのだ。気持ち悪いな。頑張れ田淵である。えにた~い。 上流階級と書いたものの、ジェネシスは結局「フィル・コリンズのヴォーカルの方が(わずかに)好き」という結論が出た。わずかだけど。ゲイブリエルも好き。しかし散々聴いても結局一番好きなのはWatcher of the Skyだったりするのだ。相変わらず。あとはLand of Confusion。
2007.10.21
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つーワケで昨夜、「共通点は無駄なゴージャスさ」と思って試しに「オペラ座の夜」聴きながら有閑倶楽部読んでみたらちょっと合いましたよ(笑)。おっさんによる少女漫画話に反応頂いた皆様ありがとう。変な空気が出来上がってるよね。 ちなみに、有閑倶楽部1話(勿論原作)で魅録が弾いているのはギブソンのRDベース。マニアックだ。悠理のギターはフェンダーっぽいけどボディが描かれてないから解りません。以前触れた「銀のロマンティックわはは」でのEL&P+リック・ウェイクマンとならぶ少女漫画マニアックロックネタのひとつかも。 今日もクィーンかよ!という感じですが、2004年の紙ジャケはまだ結構余裕で手に入るというコトが解った(新宿のタワーにいっぱいあった)ので、今日は「今週の無駄遣い」について書く。 一昨日言いたかったのは要するに「完コピ」とわざわざ銘打ったつんくより王様の方がサウンドは圧倒的に似ている、ということだ。遅ればせながら入手した「兜虫外伝」。歌、歌詞は相変わらずの王様っぷりだが、サウンドは、先日も書いた三浦晃嗣をはじめとして「完璧」。王様自身もビートルズコピーバンドの人にリッケンを借りて気合いが入っているようだ。 オリジナル(?)曲の出来は置くとして、個人的には「月光おじさん」にやられた。歌詞カードを見てもうどう来るかは完璧に解ってたのに、吹いた。 対してアメリカからはパンクルズに匹敵する馬鹿、ビータリカである。システムが変わって使いどころが難しいタワーのカードはこういうくだらない物を買うのに使うのが正しい。こっちはまあ、メタリカそっくりの音でビートルズの替え歌を歌う馬鹿なのだが、メタリカは2枚しか持っていない俺でも結構笑える。Hey Dudeって曲があって、ソレはクーラ・シェイカーだろう、と思わず突っ込みたくなったが。 こっちはやっぱりSandmanに笑ったな。曲はTaxman。で、Enter Sandmanのフレーズがそこかしこにちりばめてあって、勿論あのリフも出てくるし、サビの歌詞も登場する。ちょっとしたマッシュアップみたいだ。手動マッシュアップ。かなりビートマス(本来のバンド名はRubber Band。ビートマスはアルバムタイトルだが。)に近い世界に行ってるぞ。 しかしなあ、アップルも、ビートルズの外国語のカヴァーは認めないと言いつつ、英語の替え歌ならいいってのは矛盾を感じるなぁ。
2007.10.20
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なんか有閑倶楽部がドラマ化されたんだって?職場の友人(♀)が教えてくれて、公式サイト見たんだけど、なにこれ?魅録が主役?悠理がこんな端っこってどーいうコトだ。あと魅録の髪形も違い過ぎるし、それ以上に美童も髪短過ぎるだろう!今どきありえねえ、って言うサラサラ長髪じゃないと(あとこの人どーしてデフォルトで付け鼻っぽいんだ)。 でも、それ以外はビジュアルイメージ的には上手くやってるんじゃないか。あとはあの必要以上にゴージャスな感じをどれだけ出せるかだな。ジャニタレごときは根っこが貧乏臭いからな。(悠理や魅録は馬鹿で品が無いけど、貧乏臭くは無いのだ) とりあえずニコ動で軽く確認。出だしだけ見た評価。悠理・・・○(結構それっぽい。可愛いし)清四郎・・・×(貧乏臭い。せめてオールバックに)美童・・・△(偽外人っぽさは悪くない。動いた方が良かった。)野梨子・・・×(美童の逆。顔は良いけど喋ったら駄目)可憐・・・○(モデル面をまんま生かして正解)魅録・・・×(出だしカッコつけた時点で駄目)男山・・・◎(何あの演技) 少女漫画を熱く語る30代後半男(肥満長髪髭面)。 実は有閑倶楽部の文庫版全部持ってるんだけど、少女漫画買うのって異常に恥ずかしいんだよな。コレと、パタリロ、動物のお医者さん、あと川原泉の一部作品、ってあたりが俺の持ってる数少ない少女漫画だけど、有閑倶楽部文庫版の表紙の「俺との不釣り合いさ加減」というのは凄まじい。本気で恥ずかしかったが。 高校時代、友人T1(♂)&T2(♂)が学校でりぼんを借りて読んでいた。毎月買っているT3(♀)から回ってくるのだが、学校で堂々と少女漫画を受け渡すのは男にとっては微妙に恥ずかしかったらしい。3人とも別のクラスの為、T1からT2へ渡す時にはわざと教室に入るなり「T2!りぼん!」と大声で言うと言う話を聞いた記憶がある。そして、それを冷ややかに「少女漫画読んでんなよ」的に見ていた俺は実は一部の作品のファンでもあったのだ。それがまた恥ずかしい。 まあ、ウチは妹が(一時期)りぼん買ってたからな。「お父さんは心配性」とか、まだ面白かった頃の「ちびまる子ちゃん」とか読んだものだよ。「ときめきトゥナイト」は別の雑誌だっけ?
2007.10.19
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ヤバい、クィーン止まらねぇ。 まあそう言いつつ今はもっとくだらないものを聴いているのだが、その話はまた週末にでも。 iPodで聴いて気付いた。曲調は全然違うが、イエローモンキーの「悲しきASIAN BOY」と奥田民生の「恋のかけら」は最初のメロディがほとんど同じだ。当然、この2曲とほとんど同じメロディの曲は山ほどあると思われる。両者とも歌謡ロックの大家だからな。 いやでもくだらない、圧倒的にくだらないんだけど、三浦晃嗣のドラミングのソレっぽさったら・・・いやぁ、ドラムを貸したっていうドラムマガジン編集長も凄いのかも知れないが。 職場の友人に貸すと約束した漫画が見つからない。俺は漫画も数百冊持っているので探すのは酷い苦労なのだ。仕方がないから、モーターヘッドとプロディジーのCDだけ持って行くことにした。 以上、なんの意味もない話でした
2007.10.18
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最近数字を色々間違えている。86年のウェンブリーはライヴエイドから11ヶ月じゃなくて丁度1年後。そして今年は74年から33年経っている。それから「クィーンのCDは最初の4枚とWorksしか持っていない」と・・・あれ?書いたと思ったんだがな。書いてなかった?消したのかな。実際持ってるのは最初の5枚と、Works。 そんな「世界に捧ぐ」(6枚目)さえ持っていない男のクィーン話にコメント頂きありがとうございます。でもキッスもチープ・トリックも爆笑面白バンドなので貶めないで下さいね。 勿論爆笑面白バンドと言う観点でもクィーンはまた凄いのだが。 シアー・ハート・アタックの現行紙ジャケ盤、「誘惑のロックンロール」じゃないんだね。がっかりだ。「戦慄の王女」はちゃんと「炎のロックンロール」入ってるけど。あとWorksに入ってる「愛こそすべて」も凄いと思う。同じEMIで良くやったよな(この時期まだクィーンはパーロフォンじゃないのがまだ救いか?)。まあ、一文字だけ抜けてる、っていう違いはあるケド・・・ ところで唐突だが、デュエットものは売れやすい反面、ライヴで本人がゲスト参加する場合以外は使いづらいって欠点がある。とりあえずソロで歌っとく、ってのが一般的な解決策だが、Under Pressureはクィーン側はフレディがソロで歌い、ボウイのヴァージョンではゲイル・アン・ドーシーがフレディ役を見事に勤めた。なんでライヴ・エイドで演んなかったんだよボウイ出たがりのくせに! ミック・ジャガーはライヴ・エイドとソロでの来日公演でState of Shockを演奏。マイケル・ジャクソンの代役をティナ・ターナーにゆだねると言う反則技(それでもゲスト。たまたまティナも同時期に来日してたのだ)。 ゼップは77年、「限りなき戦い」のサンディ・デニーのパートを何を思ったかジョンジーに歌わせる。暴挙。 ポールは89年のツアーでEvony & Ivoryをヘイミッシュ・スチュアートの黒っぽいヴォーカルを生かしたデュエットにしたが、それじゃあIvory & Ivoryだろう、と言われてしまうのは当然の結果であった。結局、1回だけスティーヴィーがゲスト参加して事無きを得た(?)が、現在に至るまでSay Say Sayのライヴ演奏は実現していない。 なんだかちっとも脈絡がないのであった。
2007.10.17
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クィーンのウェンブリー聴いてて、コレって日本でいうところの東京ドームだよなぁ、と感じた。当たり前過ぎる感想だけど。じゃあ武道館はどこか、ってーとこれは勿論ロイヤル・アルバート・ホールなワケだな。 俺のイメージだと、Now I'm Hereって80年代半ばの産業ハードロック直前くらいの音なんですよ。スゴいポップで、キャッチーなハードロック。ソレをリフじゃなくて歌で聴かせるスタイルって、80年代のイメージ凄く強い。出所はやっぱりフォリナー、Hot Bloodedあたりって印象があるんだけど、アレが78年くらいでしょ。で、その頃には世間はパンクなワケだけど、それを知らんぷりするかのようにキッスやエアロ、チープ・トリック、それにクィーンってあたりが暴れ続けてるわけじゃない、それこそ70年代半ばから。確かに77~80年くらいは彼らも迷ってる印象はあるんだけど、83~5年くらいになるともう吹っ切ったようにポップでキャッチーなHRやってる。 でも実はクィーンの場合74年の時点で既にソレなワケで。いや、確かに70年代中盤の上記のバンドもキャッチーなんだけどさ、まだギターを信じてるっていうか、歌とギターの2枚看板でしょ(キッスの場合シンガーが複数いるからもっとポップなんだけど)。クィーンもブライアンはスターなんだけどさ、フレディが出過ぎっていうか。もう歌が圧倒的に強いから、ソレを完璧に聴かせるバックが作れればもう勝ち。 74年ってのは確かにまだグラムも強くて、スウィートやマッド、スージー・クワトロ、ビ・バップ・デラックス、SAHBなんてあたりも結構活躍してるし、スパークスなんかも出てきてる。でもクィーンの音って、その辺とも一線を画してる(いや、その前や後の何と比べても全然違うんだけど)んだよね。明らかにNow I'm Hereは74年のハードロックとも、グラムロックとも違う。10年先にっいてるように聴こえて仕方がないんだよ。Queen IIの全曲が、じゃなくてNow I'm Hereが、って話。 74年から32年も経ってからそんなこと言っても説得力ないよなぁ。
2007.10.16
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こないだレコード屋でストーンズのコーナーを眺めていて、バーナード・ファウラーのCDをティム・リース(最近のツアーに参加しているサックス奏者)のと勘違いして手に取った。しばらく漠然と眺めていて、最近のストーンズのライヴで嫌なところはこの人のヴォーカルだな、と思った。あれが無ければ随分すっきりするのに。なんか黒人なのに無理矢理ソウルフルって感じの歌い方するから嫌いなんだよな。 それより4枚組DVDはボリュームがあり過ぎてキツい。Four Flicksも見切れていないのにBiggest Bang(しかし馬鹿みたいなタイトルだな)なんか見れるワケないじゃないか。しかもファウラーはずっといるのだし。ただでさえこれからポール、ゼップ、ギルモアって目白押しまくりなんだからストーンズに回す金も時間も余裕は無い。その前にグラス・スパイダーも見なくちゃ。 ってーか最新DVD買う金があるなら1/3以下の値段だし、ハイドパーク買うよな。 そんなことを言いながら最終的には結局買ってしまいそうな自分が嫌いだ。(・・・ごめん、ホントはそれほど嫌いじゃない)
2007.10.16
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トータスもモック・タートルズもウルフルズも持ってないので、電気のカメライフを聴こうかな、とも思ったが、特に聴く理由も感じなかったのでやめましたよ。 あ、Happy Togetherはあった。 先週末はブックオフでクィーンのLive at Wembley '86を1000円で入手。ブックオフは音楽のことなんか何にも知らないが、さすがにクィーンくらいは知ってる筈だが、この見るからに2枚組の分厚いパッケージ(リマスター前のヤツ)が1000円とは驚いた。 ブックオフでは滅多に1000円を超えるCDを買わない俺だが、最近はTカードが使えるので、ポイントを考えても買いやすい気分になっている。1380円とかでも買ってもいいかな、と思っている時に限って思ったより安く手に入るから世の中面白い。でもやっぱりブックオフで2000円近い中古盤は買う気が起きないなぁ。ホリーズの紙ジャケを見つけたんだけど、もう見かけない貴重なブツであるにもかかわらずスルーしてしまった。少しだけ後悔していなくもない。 閑話休題。実際クィーンって安く手に入らないんだよ、どこ行っても。たまたま最近「クィーンのライヴ盤がほしいな」とか思ってたのでタイムリー。値段から文句を付ける気にもならず、リマスターなぞ気にもせず購入した。分厚い2枚組ケースは嫌いなんだけど、これはあとで薄型のケースに差し替えてしまう予定。 で、今日買ったレココレがクィーン特集なんだからタイミング良過ぎる。81年のライヴ盤が出るなんて話知らなかったよ。 このアルバムはクィーンのラストツアーを収めたもので、ご存知の通り俺には思い入れの強いライヴ・エイドの丁度1年後(正確には11ヶ月後)、同じウェンブリーでのライヴってコトで、否応なくあの「やっぱり何だかスゴい」ステージを思い起こさせるものになっている。ライヴ・エイドでの全曲は(たまたま?)ディスク2の後半にまとまって入っていて、なんかあのステージはこのツアーのクライマックス部分の予告編?予告編にしては美味しいところ切り取り過ぎだけど。 まあ、今んトコ実はソコまで辿り着いてないんデスがね。まだディスク1後半、丁度I Wan't To Break Freeが終わったトコ。1stヴァースのアタマ2節丸ごと客に歌わせちゃうなんて(客も歌っちゃうなんて)スゴ過ぎる。 実は正直、クィーンってそんなスゴい思い入れは無いんだよ(アルバムは最初の4枚とWorksしか持ってないし)。それでも、聴くたび、見るたびに圧倒されるんだよな。スゴいですよ。
2007.10.15
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'Ot 'n' Sweatyって原題もスゴっちゃあスゴいが、邦題「汗と熱気」ってのも結構スゴい。まあ、語順入れ替わってるけどな。正確に訳せば「っ気と汗」ってトコか? カクタスは俺が感じていたBBAに対する不満を解消してくれる存在。つまりあのバンドの「ヴォーカルのショボさ」が解消されているワケで、特にベックに思い入れが強くない俺にとっては圧倒的にこっちが良い。ベックはJBG聴いてればよろしいのだ。JBG(特に第1期)と、カクタス聴いとけば全然不満はない。 ってベツにアピス&ボガートにも全く思い入れは無いのだけどな。 シンガーはラスティ・デイでも全く文句はないが、やっぱり、前述のアルバムにおけるピーター・フレンチにはかなわない。しかもこのアルバムだけは鍵盤も参加した5人編成で、ライナーにも書いてあるし書籍でもみかけた意見だが、コレがもうフェイシズみたい。但し、プロンク脱退後以上にプロンク色がないフェイシズで、酔っぱらったイギリス人より遥かに品が無いアメリカ人ぶりを発揮しているのが大きな違い。 ピーター・フレンチはイギリス人だが、全く「英国の気品」(ケッ!)を持ち込めていない。ここから逆算してアトミック・ルースターの3rdやリーフ・ハウンドの野獣ぶりを聴くのも一興である。 何たってA面3曲目、「オレたちのロックン・ロール」だからな。
2007.10.14
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ボクシングに限らず、未成熟なスポーツ界だから仕方がないのかもしれないけど、結局今回の件もちゃんと本来あるべきルール、つまり「10カウント(秒ではない)以内なら反則が認められる」の不備から起きたことだろう。きっちりとしたルールが出来ていれば亀田の勝利もあり得た。あのあともセコンドの介入(レフェリーの見てない隙に)や凶器攻撃は予定されていたんだから。まあ、あとはレフェリーが見てる時にやってしまった、ってのが失敗か。ああいう時はちゃんとセコンドがレフェリーの注意を引きつけなければいけない。 ルードなんだから、アレくらいの反則当然だろ。文句言ってる方がおかしいんだよ。 いや、勿論テレビなんか一瞬たりとも見てないけどね。新聞とネットの情報しか知らん。ましてや本来のボクシングのルール(凶器攻撃の是非とか)も知らないし。 以前はあの薄汚いチンピラ一家に嫌悪感以外感じなかったけどね、いや、今でも大嫌いなんだけどさ、嫌いなのはボクシングそのもの(チンピラそのもの、も)だし。いやそうじゃなくって、存在としては新しいのかもなぁ、と。知らないけど。プロレス以外のスポーツできっちり悪役演じる人って、そんないないでしょ?知らないけど。いや、知能低い田舎ヤンキーだから演じてはいないと思うんだけどさ。 だからボクシング協会みたいなトコが処分する、とか言ってると萎えるんだよな。なんか、アレ思い出したな。悪漢一色がドラゴンゲートクビになった時。まあ役割としてのルードなんだから普段はちゃんとしなきゃ駄目なんだろうけどさぁ。今回は試合中の反則なんだから、何が悪いんだ。負けは負けでも処分の対象じゃないでしょ。 真剣勝負?知らねえな。
2007.10.13
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存在を捏造する。自己満足の為に。 iTSのおかげで色々とビートルズカヴァーは揃ってきた。あれだけ見つからなかったDr. Robertが気付けば3ヴァージョンある、とか、「カヴァーのカヴァー」の分野では王様の存在を忘れていて慌ててHMVに発注した(ITSには兜虫外伝無かった)りとか、ここ最近久々に「カヴァーコレクター」活動が活性化している。 アルバム丸ごとカヴァーの分野では、Revolver SuitというCDの存在を知って、実は入手済み。海外のサイトからしか買えないのには閉口したが、頼んだらすぐ届いた(びっくりするくらい早かった)し、内容もそれなりに面白かった。基本ジャズなんだけど。タイトル通り、全曲が基本的には繋がっていて、各楽曲をアフリカンビート(Taxman)だったり、ディキシー(Here There & Everywhere)だったり・・・と言う具合に、様々なスタイルを当てはめてプレイする、と言う試み。コンセプト的にはBig DaddyのSgt. Pepper'sと近いかな。そりゃ、まあねえ。カヴァー集は全部そうだけど、何回も繰り返し聴くって種類のものじゃないデスケドね。 以上、穴埋め終了。100%
2007.10.12
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山下清と言われても芦屋雁之助の顔しか思い出せない人97% その中で石川浩司(exたま)で上書きされている人16% 最近は別のひとが更なる上書きをしてしまっていて、ご本人のイメージは誰も思いだせないのだが、実際のところ、ネットで画像検索してみると「結局おんなじ」であることが解る。芦屋小雁も演じてるんだねぇ。(石川浩司は演じてません) 山下清という名前を知らず、芦屋雁之助が演じるキャラクターの名前を「のにさく」だと思ってる人8% で、学徒って歌手(ガンオタ)がノニサクをカヴァーしているらしいが俺は何か間違ってるか。検索したらいっぱい出てきたんだけど、カヴァーなのか、同名異曲なのか確認しないで書いている。勿論今後も一生調べたりするつもりはないし興味もないので真相を知ってる人も決して正解を書き込まないように。正解は容赦なく削除します。 山下清を「日本のゴッホ」と呼ぶ向きもあるらしいが絵の方向性も狂い方も全くベクトルが違うと思うが。ってーか山下は障害があるだけでいたって正常な人だし。まあ、ゴッホも気狂いなだけでいたって正常って説もあるけど。 いやぁ、これだけ書いてるけど、実は山下清の絵も、裸の大将放浪記もほとんど見たことないんだけどね・・・。
2007.10.11
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森高に関してそうやって普通にリアクションされちゃうと結構困るんですが・・・。まあいいや。とりあえず東京ラッシュ、It's a Gas Gas Gasのところを「バスガスバクハツ」っていうイタいやり方されちゃってるのにはもっと困った。可愛ければいいというものではない。 ロジャーはロジャーで、よく聴いたら「Dark Side of the Moon」と言う歌詞も出てきた。もっとあるのかも。そう思って聴くとサウンドもフロイド狙ってるような・・・ソレはソレで結構「どうなのよ」ってな感じが・・・ まだ「夜明けの口笛吹き」は買ってません。 iTSでジョージの曲の配信がスタート。ラインナップにDark HorseとExtre Textureが含まれてないのがむしろ今後の再発プロジェクトに期待を持たせる。 それより、ポールの時同様またしてもこっそりボーナストラックが追加されている。すべてダークホース時代のアルバムへの追加で、ラインナップはLearning How To Love Youの初期ミックス(33&1/3)、Blow Awayのデモ(George Harrison)、Flying Hour(Somewhere in England)、Got My Mind Set On Youの12インチヴァージョン(Cloud 9)となっていて、Gone Troppoには新規ボーナスは無し。Lay His HeadとかMoとかは・・・?って思っちゃうなぁ。豪華本のおまけシングルの楽曲群(74年USツアー音源含む!)も出して欲しいね。 あとアレだ、Best of Dark Horse収録の新曲3曲、アレも今手に入らないからね、どーにかしといてよ。せめて配信だけでも、って話さね。
2007.10.10
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昨日のIKUKOさんへのレスで俺は「ジミー・ペイジはいまでもドラゴンスーツが似合うと100回復唱せよ」と書いた筈なのだが、楽天の管理画面では「ジミー・ペイジはいまでもドラ・・・」まで鹿表示されないので「いまでもドラえもん?」と(自分の書いたことを忘れ)思ってしまった俺の負け。懐かしいな、ペイジ=ドラえもん説。 ブックオフで森高千里のCDを買ってしまう。実はこれが2回目。前回はカヴァー曲、Everybody's(略)Monkeyが欲しくて100円で。これは他の曲は聴かず箱にしまい込んだ(ちなみにHere Comes The Sunを演ってるアルバムは聴いていない)。今回買ったのは「今年の夏はモア・ベター」と言うアルバムで、コレ、細野晴臣との共演アルバムで、しかも東京ラッシュのカヴァーが入ってると知ったからなのだ。ローソンのCMの頃なんだろうな。ニコニコ動画で見たら結構可愛い出来栄えだったし。他にも今回の細野新作で(セルフ)カヴァーしている曲や、風来坊も入っている。250円。買いである。アイドルにさえ抵抗が無くなった俺には怖いものは無い。森高やPuffyなんか細野、奥田というフィルターがあるから「アーティストのうち」とさえ分類出来てしまう。やっぱりなんか言い訳風だ。 レビューじみたものを書くかといえば、書かない。なぜならまだ聴いていないからだ。 そのかわりロジャー・ウォーターズのシングル、Hello (I Love You)を聴いた。映画の主題歌らしい。タイトルから一瞬ドアーズのカヴァーかと思ったが、全然違う。「ロジャーっぽい」という感じの、まあ満足な曲。歌詞に「Is There Anybody In There?」というフレーズが出てくるのはわざとだろうなぁ。
2007.10.09
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80年代の終わりから90年代初めにかけて、ベテランは迷走しつつもそれなりに復活ぶりをアピールしたりしていた。ここではその迷走っぷり、当時「それはちょっとどうか」と思ったものを挙げてみる。●エリック・クラプトン / Sunshine of Your Loveの「お、いぇー」●ポール・マッカートニー / 新アレンジComing Up(このアレンジは最高に格好良い)でリンダの「いぇー」●フー / Won't Get Fooled Againを代表とする多くの曲でのホーンアレンジ。サイモン・フィリップスの存在。●ローリング・ストーンズ / キースが歌う時のコーラス隊の立ち位置。●ステイタス・クォー / Ain't Complaningの「らしくなさ」。シンセ多過ぎ。●ホワイトスネイク / リメイク失敗。 ポール、ストーンズは新作は素晴らしかったんだけどね。ライヴそのものも良かったし。微妙なショボさが目に付いた。まあ、笑い事の範疇。 ここに「デイヴィッド・ボウイ / ティン・マシーンの存在そのもの」と書きたい人がいるのは知っているが、徹底的に不許可である。「ティン・マシーンは格好良かった」。さあ、全員100回復唱しなさい。●イエス / アンダーソン・ブラフォード・ウェイクマン・ハウという名前。●ディープ・パープル / ギラン解雇→ジョー・リン・ターナー加入の流れそのもの。●ピンク・フロイド / 泥仕合。●ジミー・ペイジ / 容姿●リンゴ・スター / 衣装 フロイドの泥仕合は沈静化してた頃かな?実はあんまりイメージが無い。この辺もパープル以外は音楽的には全然OKなんだろうがな。 ジェネシスは今にして思うとこの時期、圧倒的に良い。「Invisible Touch(87年だけど)は名盤だ」「ロックンロール・メドレーだって楽しい」さあ、全員100回復唱しなさい。 UK Jiveなんか出しちゃってたキンクス、ベスト出したりウィルベリーやったりしてたジョージ・ハリスンはエラい。「キンクスとジョージはエラい。常にエラい」。さあ、全員100回復唱しなさい。●スティーヴ・マリオット / 寝煙草。(91年だけど。号泣) いやぁ、それでも好きなんだよ、この時代。
2007.10.08
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新聞が未だ「力士急死」と書くのがはがゆい。さっさと「暴行殺人事件」に切り替わらないものか。警察はちゃんと動いてんのか。奴等は権力っぽい物持ってる連中にはとことん甘いからな。 ミッキー吉野再婚、って相手の人、大内祥江ってコレ、ミニー吉野だよね。画家だって言うもんね。そう、新創世記で「マジック・ペインティング」描いた人。(まあ、どーでも良いんだけど) だからって「ご祝儀」で新創世記のDVD買うかってーと・・・う~ん、微妙。やっぱりなぁ、どう考えてもアレ、良くなかったもんなあ。例えば、あのライヴの威風堂々だけiTSで販売するとかやってくれないかね。企画倒れの嵐の中で唯一、その名の通り「威風堂々」としていたからなぁ。アレだけは欲しいワ。(なんで持ってもいないエルガーの画像を貼るか。しかもメイン別の曲っぽいし) 変な新聞屋が野球とか無駄に勝ったらしいので、土曜日あたり某レコード屋もトリプルポイントとかやってるかと思ったら全然やっていなかった。ホントに無駄だ。役にも立たないくせに優勝とかするんじゃねえ読売のくせに生意気だ。 読売の価値をコストで表現すると、160円以下のおにぎりが100円になる、って言う程度が丁度いいのはよく解るが。最高60円。監督とかの給料も60円でよろしく(さすがに可哀相だから時給にしよう)。
2007.10.07
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Zep病の初期症状・Since I've Been Loving Youを聴き終えると反射的に「じみーぺいじぎたー」と口走る。・No Quaterを聴き終わると反射的に「じょんぽーぅじょーんずぴあのぉ」と口走る。・Moby Dickを聴く前に待ちかまえて「じょんへんりーぼーなむもびーでぃっく!」と叫ぶ。 あまつさえ、「でぃっく!(でぃっく、でぃっく・・・)」と自分でエコーをかける。 そういう危険があるから、アールズコートは2枚、シアトル・キングドームは3枚組なんだけど、健康の為一日1枚ずつ見ることにしている。ところで80年のツアーは映像無いの? そう、これは一昨日の記事の続きなのだが、こういうものを見るのにLed Zeppelin Concert FileやBoot Led Zeppは欠かせない。アールズコートの演奏の予想外な低調ぶりをみて驚き、BLZの記事で「24日はもう一つなのだ」と知り不思議な安心感を持ったりできる(序盤以降は取り戻すのだが)。 アールズコートで今一なSick Againは2年後のシアトルで素晴らしい演奏が聴けるし、どこ行っちゃうのか不安になる24日のTrampled Under Footは正規盤で翌日の格好良いプレイ、しかもGallow's Pole入りを見ることが出来る。全然安定しなかったりするのに総体で見ると何故かスゴいのがZepのライヴだ。ボンゾとか平気な顔してしょっちゅうアタマ拍見失ってるもんなぁ。スゴいなぁ。ソレをサラリと修正するジョンジーがもっとスゴい。 ドラマーとギタリストの危なっかしさをベースが修正するという構図はT.レックスでも見れるが、Zepの場合は危なっかしい側が危なっかしいまんま自信満々で安定している(勝手に)ので、見ていて「絶対どうにかなる」という安心感がある。T.Rexは全然どうにもならなかったりするからなぁ(マークはそれでもペイジやボンゾ以上に全然平気なんだけど)。しかもスティーヴ・カーリーの場合「修正する」って言うより「俺がどーにかしなきゃ」っておろおろするばっかりで全然修正出来ていない。レベルが違うのである。(それ込みでT.Rexが好き、ってのはまた別の話) ボンゾは年を経るにつれてどんどん安定感が失われて行く印象があったけど、こうやって交互に見てしまうと(たまたまこの日かもしれないとしても)75年より77年の方が安定していることもあって(逆もやっぱりあるのだが)必ずしもそうとも言えないのかな、とは思ったな。 77年の映像は正規盤Led Zeppelin DVDには入っていない。単独で出す気があるのかな、とも思っていたが、このツアーはプラントに嫌な想い出(このツアー中に息子を失っている)から、封印したいのかな、とも思った。Ten Years GoneとかBattle of Evermoreとか演ってて、楽しいんだけどね・・・。
2007.10.06
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そりゃあDid Yaの復刻は嬉しいし、2枚組CDと捉えれば2835円はそれほど悪い値段でも無いけど、せめてジャケはオリジナル通りに出来なかったか。単なるインナースリーヴに成り下がった(しかもデザインが違う)ジャケは悲しい。 まあ、Phobiaが手に入る状態なのは嬉しい。コレ、結構いいからね。さて、誰かThink Visual, The Road, UK Jive, To The Boneをどうにかしようと言う猛者は居らぬものか。勿論、To The Boneは2ヴァージョンを上手くまとめた完全版で是非。 今日はこんなところでお茶を濁そう。明日はゼップの話の続き。
2007.10.05
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ブートレッグCD(又はヴィデオ)の常識:宣伝文句の「最高音(画)質!」は必ずしも「最高」とは限らない。 まあ、そういう謳いで「高画質」なら充分問題ない。そして、その高画質程度のDVDを「最高」な感じでみる技があって、つまりPCで、再生ウインドウを小さめにしてみるとあらびっくり、なんと鮮明な画質でしょう(輪郭まではっきりはしないが少なくともノイズは気になりづらい)。CDには応用が利かないのが最大の欠点。 まあ、ブートを買う人間はある程度は仕方がないと思って見る習慣がついていると思っているのだが、こないだヤフオクでブートDVD(最近またほとぼりが冷めたのか、結構見かけるようになってきた)を物色していたら、出品者に「正規品じゃない」とクレーム付けいている人がいた。商品説明見てないんだな。 この業界もヤフオクで敷居を下げたもんだから「常識」を知らん客が紛れ込んでしまう。新宿行くより手軽に、安く買えるのはいいんだけど、コレじゃあ業者のリスクも大きいよな。多分こういう人たちのクレームが元で前回ブートDVDが一斉に消えたんだろうな、と推測。 まあ、所詮著作権法違反行為(=犯罪)なので、「駄目じゃないか!止めたまえ!」とか言われれば文句言えませんね。 そんなワケで、75年アールズ・コートとか77年シアトルとか定番入手して楽しんでます。あとネブワースだな。そしたら次は、フー、ウイングス、フロイドあたり。この辺のはやっぱり主要な年代のライヴは見ておきたいよね。
2007.10.04
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我慢出来ずに買ってしまった、プリティーズの新作。 まず1stインプレッションは「フィル・メイ、下手になった?」って言っても、この「下手」はニュアンスが違う。声が出なくなったとか、衰えたとか、そういう面もそりゃああるが、それ以前になんか「年輪」みたいなものがさっぱり感じられないってーか。チョイ前に出たライヴDVDでは感じた気がするんだがな(そこでは「衰え」は確かに感じた)。ともかく、悪い意味で若々しい、それが逆にいい、みたいな(笑)不思議な劣化ぶりを発揮してる。なんなんだ、このおっさん。 但し、2002年頃には録音済みのPretty BeatとAll Light Upは「以前の」メイのまま。 メンバーは「(S.F. Sorrow期-トゥインク)+スキップ・アラン」いわゆる最強メンバーに前作以来不同のフランク・ホランド(Gt)とマーク・セント・ジョン(プロデュース/Perc)を加えた7人。 なお、某誌でのレビューにはマーク・セント・ジョンが一部ドラムも担当と書いてあったが、よく見ると「Ancient Trixon Drum」というクレジット。Trixon Drumってなんだ・・・って調べたらやっぱりまあ、ドラムはドラムなんだけど。普通にドラム叩いてると思うんだけど。「Ancient」っていう通り、Trixonは古いドラムメーカー。こういった楽器を作っていたようだ。打面よりフロントが小さいバスドラ、もっと凄いのがたれパンダみたいなバスドラも・・・ 閑話休題。 シブいブルーズナンバーが多いのも今回の特徴で、もうフォークブルーズまんまカヴァーのFeel Like Goin' Homeや、タイトルそのまんまのブルーズながら、そのグルーヴだけで7分以上平気で聴かせてしまう(Blues For) Robert Johnsonなんてのもあるが、一番嬉しいのがディランのThe Ballad of Hollis Brownのカヴァー。ほとんどコピーなんだけど、コレがやっぱり良い。ってーか、プリティーズがホリス・ブラウン演ってるってだけで嬉しい。 勿論荒っぽいR&Rバンドとしてのプリティーズも、結構バラードシンガーなフィル・メイも全く持って健在なので安心して堪能するが良い。ってーか、前述不思議な劣化ぶり含めて健在過ぎる。
2007.10.03
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俺が持ってるジャズのCDを楽器別に枚数でランク付けしてみたぞ。俺の嗜好がよく解る。つまり、完全に俺はジャズにロックを求めてる、というワケで。1.トランペット(13枚) とは言っても、マイルスが12枚あってあとリー・モーガンが1枚あるだけ。2.オルガン(10枚) 思ったより少ない。ジミー・スミス4枚、ジャック・マクダフ3枚、ジミー・マクグリフ、ラムゼイ・ルイス各1枚。サン・ラを無理矢理ここに分類して合計10枚。3.サックス(9枚) キャノンボール・アダレイが3枚、アーチー・シェプが2枚、あとハンク・モブレー、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、ソニー・クラークって定番の人を一枚ずつ。入門っぽい(笑)4.ピアノ(9枚) 同じ枚数でもアーティスト数が違う。山下洋輔とハービー・ハンコック4枚ずつ。あとダイアナ・クラール。偏ってる(笑)。5.ヴァイブ(8枚) こっちは少しばらけてて、デイヴ・パイク3枚、ロイ・エアーズとボビー・ハッチャースン2枚ずつ、エミル・リチャーズ1枚(この人はパーカッションに分類すべきかなあ)6.ドラム(5枚) アート・ブレイキー2枚、バーナード・パーディ、トニー・ウィリアムズとハル・ブレイン1枚ずつ。7.フルート(3枚) 全部ハービー・マン。8.パーカッション(2枚) キャンディド、モンゴ・サンタマリア。 その他、ギター(フォルカー・クリーゲル)、ベース(ジャコ・パストリアス)、トロンボーン(グレン・ミラー)、モーズ・アリスンはジャズヴォーカルに分類していいの? で結局、実は一番持ってるのは「アシッド・ジャズ」だったりするのだが。
2007.10.02
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チャットモンチーはリトル・バーリーからあのデザインの意匠を完全に奪い取るつもりらしい。調べたら1stの時は「指摘されるまで知らなかった」とのこと(デザイナーは意図的にやった?)だが、2ndで同意匠色違いを持ってきたからにはもう「知らなかった」を超えたところでやってるとしか言いようが無い。 この意匠の源泉をラヴのフォーエヴァー・チェンジスに求める説も見かけたが、個人的には「?」だなぁ。 まあ、白、赤、青(おお!トリコロール)、3枚並べて楽しんで下さい。俺は一枚も持ってないけど。(リトル・バーリーのは白いヴァージョンもあるから、そっちにしようね)。
2007.10.01
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折角師匠で辿り着いて下さった方がいるのにこんな話では台無しだが。 ジェネシスの旧規格盤を何枚か買ったので、少しずつ聴いている。気付くとジェネシスもゲイブリエル期はほとんど、コリンズ期もいくらか集まってきた。 それで気付いてしまったのが「実は俺、コリンズ期の方が好きかも」である。昨日、一昨日と二日で3回くらいずつ、Selling England by the PoundとWinds and Wutheringを聴いているのだが、どうも俺、後者の方が好きなのである。それも、どこがいいと思ったかって、ヴォーカルなのだな。 確かにゲイブリエルとコリンズの声は似ている。そのよく似た両者の声を聴き比べてコリンズの方が良いと思ってしまったのは実は自分に驚きだった。そもそも、80年代から親しんだフィル・コリンズだが、シンガーとして好きだと思ったことは一度も無いからである。 声の質としては多分、コリンズの方が素直なんだろう。似てはいてもゲイブリエルの方がレゾナンスが強い感じだ。でも俺、クセが強いシンガー好きなんだがなぁ。 これに関しては結論が出ないのだと思う。はっきりしたのは、コリンズ時代をしっかり集めよう、って事だ。 但し、今あるヤツをもう少しちゃんと聴いてからね(笑)。
2007.10.01
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