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イスラム国の人質問題がどんどん混乱していますね。後藤さんの妻が声明を発表したみたいですし、ヨルダンでは死刑囚とパイロットを交換しろとデモも起きているみたいです。疑問が起きました。イスラム国と交渉するのかしないのか?イスラム国と日本(あるいはヨルダン)が交渉するとしたらイスラム国を認めてしまうことにならないか?という懸念がありますね。まず、最初に考えたいのは、人質になった湯川さんと後藤さんは「戦闘の結果、捕虜になったわけではない」完全な民間人だったかどうかは疑問ですが、イスラム国に対する敵対行為があったわけでもない。自己責任云々の問題はありますが、それは関係ありません。ヨルダン国パイロットは戦闘による捕虜で、国際法により身柄は保証される立場にあります。ところが、ヨルダンの女性死刑囚は明確な犯罪者。「罪が無い後藤さん」と「身柄が保証されているヨルダン国パイロット」を「明確な犯罪者である死刑囚」を交換する必要があるのか?そもそも、イスラム国は罪のない湯川さんを殺しています。この国とまともに交渉できるのか?するのが良いのか?していいのか?少なくとも日本の側から言えば、「どのような事情があろうと」後藤さんは返してもらう権利がある。ヨルダン国パイロットも国際法上は条件さえ合えば返してもらう権利があるし、それまでは普通に捕虜として保護義務がある。女性死刑囚は「どのような事情があろうと」返す必要はない。なんか日本のマスコミ報道を見ている限り、こういうことは全く言わないで、どういう方法でも後藤さんが帰ってくれば良いという感じがする。それで果たして良いのだろうか?疑問を感じてしまいますが、皆さんいかがでしょう?
2015年01月30日
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このところ、イスラム国の人質事件に関して連日報道されています。ただ、マスコミの報道も政府の対応も何故か的が外れているように感じます。その違和感の原因は突き詰めると宗教問題なのではないかという思いを拭いきれません。宗教問題といってもイスラム教の話では無く、日本人の宗教観の問題です。皆さん割り箸は使いますか?最近では割り箸は「エコ」でなく「使い捨ての無駄使い」という事で外食店でも割り箸では無く、何度も使えるプラスチック製の箸が増えてきたような気がしますね。ただ、割り箸とプラスチック製の箸ではどちらを使いますか?この答えを考えていている間に、別のお話をしたいと思います。会社で長年勤めていた部長が定年退職する時に、新入社員の頃から使っていた湯のみを、特別に部員のどなたかに譲ってくれるそうです。大切に使ってほしいので、丁寧に洗浄・消毒してから渡すというのですが、あなたはそれを喜んで使いますか?残念ながら、喜んで使う人はほとんどいないのではあるまいか?長年使われた湯のみですから、しっかりした造り込みがされている事は間違いが無いのですが、なんとなく気持ち悪くないですか?丁寧に洗浄・消毒されていれば、新品よりも清潔ですが、日本人の多くはそう思わない。実はこれが日本人の宗教観なんです。きれいに洗われているプラスチックの箸よりも、ひょっとしたら洗われていないかもしれない割り箸の方が、きれいに感じてしまう。そこには物理的な何かでは無い、精神的なものが介在している。日本人はよく宗教心が無いと言われ、自分達もそう思っている。でも、実は日本人は世界的にも、もの凄く宗教心が強い民族なんです。
2015年01月27日
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昨年は四国霊場開創1200年ということで、お遍路さんも増えたようです。それに関連しているのかどうか判りませんがこういう日記を書くと結構反発がありますね(*^_^*)四国遍路は開創84年?再び四国遍路は開創84年?真言僧の看板を掲げている側の人間としては、お遍路さんに興味を持っていただくのはうれしい限りですが、ちょっと複雑な思いがありますね(*^_^*)こんなコメントをいただきました~~~~~以下引用~~~~~再び四国遍路は開創84年? ザクロの実 さん『同行三人さんのコメント』ところで、蒸し返すようですが、四国には何の産業も何の商業も無いような浅はかな知識でお大師様を儲けのネタにしたり、四国遍路で一儲けをたくらむ輩が一斉に遍路文化を語るようになり、誤った考え方でよからぬ方向へと人々の考え方を変えていこうとしているようですね。別子銅山で巨万の富を得た住友家のほかに有名な三菱の「岩崎 彌太郎」がいますが、ゼロ戦を作った企業としても有名な財閥も四国出身だったのですね。日本の近代化を進めた財閥のうちの2つの大財閥が四国にゆかりがあるとは、四国の経済衰退云々する以前に日本の現在の繁栄に至る基盤は四国が作ったともいえるのではないでしょうか?お大師様を食い物にせずに、ほかのことで一生懸命経済活動をしてほしいものですね。『三人文殊の返信』私もそう思います。四国遍路を食い物にしようとする輩が現れるのは致し方ありませんが、四国札所の住職の側もそれに同調する動きを見せている勢力があるのは情けない限りです。(;一_一)大体、四国には「四国霊場以外観光資源がない」などとよく言えたものです。『ザクロの実さんのコメント』同調の動きでなく、あなたがおっしゃる食い物にする輩を逆に利用してやろうと考えているのだと思います。札所のすべての御住職がそうとは言いませんが、利用されるだけで終わるほどバカではありませんし、経営者として意外としたたかです。実際に規模の大きいお寺を維持管理して行くには今までのやり方では忽ち立ち行かなくなる時がやってきますから。それは実際に長い歴史を持つ札所の御住職になってみないと責任や苦労などは分からないのかもしれません。あなた様が札所寺院の御住職ならば納得いきますが、札所寺院の苦労も知らず、表面しか知らない中で情けないとはよく言えたものです。加えて、岩崎弥太郎や財閥との縁などがあると書いておられますが、間違いなくそれは事実でありますが、同時に過去の栄光で、今現在の状況を直視しなければならないのではないでしょうか。※読みやすいように一部変えさせていただきました。~~~~~~以上引用~~~~~この「ザクロの実」さんという方はどういう方なんでしょう?仏教ではザクロは、お釈迦様が鬼子母神に人間の子を食べる代わりに食べるように勧めたという逸話があるので、正しい仏教を広めようとしている方なのかとも思います。また、札所寺院を擁護している立場からも、そういう立場にある方かもしれないと思います。それならば、別に構わないのですが、もし、「札所寺院の立場を理解していると自認している先達・信者の方」だとしたら一言申し上げたいところがあります。ご指摘の通り、私は札所の住職ではありません。だから、札所寺院の住職の苦労は判りません。そんなものは理解する必要もないと思いますし、配慮する必要もないと思います。そもそも札所の役割は何なのか?四国霊場が弘法大師によって1200年前に開創されたというのはあくまで伝説ですし、弘法大師が作られたこと自体が事実ではないでしょう。しかし、弘法大師を信仰する人たちによって四国霊場が作られそして守られてきたのは、紛れもない真実です。四国の札所の多くは何度も荒廃していますが、弘法大師を信仰する人たちによって復興されてきたのも事実です。つまり、四国霊場は弘法大師信仰のシンボル的な存在という事は理解していただきたいのです。私は四国霊場は弘法大師を信仰する方だけがお参りしてくれたらいいと考えていますし、それで十分に四国の札所は維持管理ができると思います。それをわざわざ四国の観光の目玉として四国霊場を売り込み信仰心が無い人を札所に呼び込むことに何のメリットがあるのでしょう?まして、四国霊場を観光化することによって儲けようと考えている輩を利用してなんのメリットがあるのでしょう?確かに収入は増えるかもしれません。しかし、無計画に人を集めようとする行為は支出の増大を招きかねず、経営的に見てもメリットがある手法とは思えません。弘法大師を信仰して四国を巡拝してくれるお遍路さんを大切にして、本尊様を守り、その人達だけを相手にしているのではいけないのか。この辺りは考えていただきたいところです。いかがでしょう?
2015年01月19日
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今日が成人の日ですね。かつては、元服を行っていた1月15日が成人の日だったのが日曜日にくっつけられるようになってなんとなく軽くなったような気がします(*^_^*)皆さんは成人式の思い出はありますか?私は成人の日の思い出はないです。既に上京していたこともあり、東京の杉並区と郷里からと案内が来ていたと思いますが、どちらも参加しておらず記念品だけが贈られてきました。まあ、今の私なら参加すると思いますが、当時の私は物事を斜めに捉える性格から、そういう行政主導に従いたくなかった事と、精神的な余裕が無かったこと経済的な余裕も含めて参加することすら検討しませんでした。成人式に参加しなかったことを悔やんでいる方もときどき見かけますが、私はそういう気持ちは無いですね(*^_^*)それほど大した行事では無いと思っているからでしょう。実際のところ、今の時代に20歳で成人というのは違和感があります。かつては20歳前に社会へ出るのが一般的で、既に社会人として働いている人が認められない飲酒とかタバコとか投票権というものが20歳になってやっと与えられる。つまり、15歳とか18歳とかで社会へ出ても20歳になるまではいわば試用期間で、成人式を迎えてやっと一人前ということだったように思います。ところが、最近のように大学進学率が50%を超え、短大や専門学校に進学する人も含めて20歳ではまだ社会人として働いていないのが普通になると、20歳で成人と認めたところで半人前では無いですか。まあ、今の時代なら25歳ぐらいで成人式というのが適当に思えます(*^_^*)皆さんいかがでしょう?
2015年01月12日
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。毎年のように、正月らしさが失われていくように感じます。子供の頃、お正月といえば、大晦日の日暮れから、元日の未明にかけての喧騒とは対照的に、元日の朝は歩く人も無くひっそりと時間が過ぎていたような気がします。商店はすべてがシャッターを閉め、あるいはカーテンが閉じられのれんが仕舞われてまるでゴーストタウンのようでした。お昼からおもむろに初詣に出かけるのが日課。各家には日の丸が掲げられ、門前には大きさを競うような門松、果ては車にまでしめ縄が付けられていました。商店が開くのは三が日が済んでから、それ以前に開いている商店はカーテンが閉められた暗い店内で電球がぶら下げられ、休日だけど一応開けて置くという雰囲気がアリアリと出ていました。それがいつの間にか、日の丸も門松も無くなり、元日から営業。ひっそりとした元日の朝も無くなり、テレビと新聞だけがお正月を盛り上げようと必死の様相を示しています。いわゆる一部だけが正月を満喫してサービス業界はフルフル回転。お正月は盆と並んで休める行事だったはずですが、いつからこうなったんでしょうね?さて、いつから変わってしまったかといえば、某作務衣店。実は某作務衣店とは20年近いお付き合い。15年も前に作った作務衣が毎年着ているにもかかわらず、未だに「ほつれ」も破れも「へたれ」も無く現役です。生地を自分で選べて縫製も一級品で、身体に合わせて、ネームが入って市販の作務衣の半額から6割で買えるという優れ物。ところが、いつの頃からか、某作務衣店の縫製に「ほつれ」が出始めました。15年前の作務衣が全く手入れ無しで使えるにも関わらず最近のものはどこかここか手直ししています。ミシンは多分同じでしょう。縫製の方法も変わらないはず。ところが何かが違う。一体どこが違うのか?その何かは何なのか?まあ、最近は安いので注文していますが、質が良いとは言えない。実はこの現象は某作務衣店だけでは無いです。他の作務衣でも「縫製がしっかりしている」と同じ店で買ったのに「ほつれ」が出てきたケースがあります。こういうケースは他の業界でもあるのではないか?近年は職人の労働賃金が減っていると言います。かつては大工さんなど高収入だったはずですが、最近は低賃金になっているそうです。ただし、技術も昔の大工さんとは比べ物にはならないらしいです。日本の工業製品の品質を支えていたのは、そういう日本人の技術です。その技術が評価されず、ただの単価だけの競争になったら急激にその技術が失われることは間違いないでしょう。皆さんいかがでしょうか?
2015年01月01日
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