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受講時間のうち一部だけの参加でもよいという緩やかなルールのため、
しぶとく続いています。
さて、半年ごとにカルチャーセンターの廊下に受講生の作品を発表する
廊下展の時期がやってきました。
何故か、私はこの廊下展との相性が悪く、今まで三度しか
出展していませんが今年はいけそうな予感です。
いつもながら、出品作品に先生は困っている様子。
うまい人が沢山出してくれればいいのですが、なかなかそうもいかない。
「三人文殊さんは何を出しますか?」
「では、私は漢字の半切と仮名の額を出します」
「ええで~(*^_^*)、何を書くの?」
「自分で書きたいのがあるんですが・・・」
「何書くの?20文字、14文字?」
「文字数って決まっているんですか???」
「いや~別に、決まりまはないけど、詩を書くならそれぐらいだけど」
・漢詩は7文字二行(14文字)か5文字4行(20文字)で書くのが
一般的
「文章なんですけど・・・」
「誰の?楷書?行書?草書?」
「楷・行・草が混じっているやつなんですが」
「えっ、誰の書?」
「弘法大師です」
途端に先生の顔が何故か曇ります。
私には無理だと思われているんでしょうね(ーー;)
「とりあえず、来週書いてきますから、ダメだったらボツということで
お願いします」
私は字は下手な割に妙なこだわりがあって、書道教室で配布される
お手本を書かずに、お手本の原本を拡大コピーして書いています。
現在、勉強しているのは王義之の「蘭亭序」なんですが、配布される
お手本はある先生の臨書で原本とはかなり違います。
やはり、原本をお手本に書かんといけないでしょう(*^_^*)
(ただし、お手本より、原本のほうが難しい)
ところが、うまい下手と原本をベースに書くのは別の問題で、
私のほうが原本に忠実でも、お手本を元に書いた人より
見るからに下手という情けない状況に・・・(ーー;)
さて、私が書きたいのはこれです。
「もし、衆生有って、この教に遇うて、昼夜四時に精進し修すれば
現世に歓喜地を証得す」
なかなか良い文章でしょう?
しかも二十一文字という文字数も良い(*^_^*)
しかし、よく考えると問題がある。
漢字の割り付けが難しい(ーー;)
これを拡大して半切に書かなければいけませんが、一枚の紙の縦に、
10文字とか11文字をうまく入れるのは難しい。
どれくらいの大きさで書くか決めるだけでも
結構時間がかかりそう(ーー;)
再考する必要が出てきました。
しかし、良さそうな文章は皆、20文字以上になってしまいます(ーー;)
あまり難しい文章は書けないし、弘法大師の文章を書くのに
楷書っぽいのばかりでは味気ない。
どの文章が良いか調べて調べて、一時間以上掛かってこれを見つけ出した。
「空海聞く、法の物たるや妙なり、教の趣たるや遠し」
これだと15文字、半切を縦に八つ、横に一つ折れば
16マスできるので、丁度よい。
割り付けの必要も無いですね(*^_^*)
半切にいきなり書くのは無理なので、半紙に文字だけ
大体の大きさを考えながら適当に書いてみる。
しかし、書いてみてびっくり!(◎_◎;)
難しい(ーー;)
小筆ならもう少し書きやすいかもしれませんが、
大筆で書くと「海」とか「物」とか書けません(ーー;)
半切に書く以前の問題で、普通に半紙に文字が
書けないですよ(ーー;)
割り付けができたとしても、あまりにも字自体が下手すぎたら
話にならない(ーー;)
来週、木曜日までにとりあえず、半切に書いて
持って行かないといけないのに・・・
果たして、出展できるんでしょうか?
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