全3件 (3件中 1-3件目)
1

モーゼルのリースリング辛口が続いています。ドクター・ワグナー。日本に入って長い造り手なので、知っている方も多いかもしれません。正確にはモーゼルではなく、ザール。いわゆるモーゼル・ザールルーヴァーのザール側。酸も綺麗で、果実味も必要充分。バランスよくまとまった佳酒。と思っていちどきに買った最後の1本。10番目の造り手、シュロスリーザーを飲んだら、ミネラルに裏打ちされた酸の美しさが、数段上。最初に飲んだフリッツ・ハークにも劣らない美酒でした。細い体躯なのですが、リースリングの酸はかくあるべしという感じでした。エチケットにワインディレクターをしているトーマス・ハークという名前が入っていますが、フリッツ・ハークの当主の長男だそうで、実家を継がずにシュロスリーザーに就職したんだそう。いずれにせよ、このフリッツ・ハークとシュロスリーザーのリースリング・トロッケンが、他より抜きん出ていたように感じました。今どきの世間的にも、エゴン・ミュラーと同格とされているそうです。ここまで飲んできたのは、すべてブルゴーニュでいうところのレジョナルクラスでした。辛口、階層が上がったらどんなふうになるか興味が沸いて、フリッツ・ハークの村名、1級、GCクラスを買い足してみました。といっても値段的にはブルならふた昔前くらいの穏当さでした。ボノームもひさびさに飲みましたが、舌がリースリングに麻痺しているからか、ちょっと鈍重に感じました。マコンではなく、シャブリのほうがよかったかもしれません。温暖化でもドイツは酸を保持する苦労は、まだあまりないのかもしれません。樽なしシャブリやユベール・ラミー系が好きなら、ハーク父子は好ましく感じるかもしれません。
2022年03月29日
コメント(0)

遅くDOCGになったマレンマ地区のモレッリーノ・ディ・スカンサーノ。ブルネロ、モンテプルチアーノ同様、サンジョヴェーゼがメインですが、キャンティに比べて、やや地酒っぽいというか、地味な印象。ちょうどジュヴレに対するマルサネやフィサンのような印象です。ですが、度数が高めのわりに味わいはこなれていて、地味ながら悪くないです。ただ選択肢が少ないかも、です。もう一方のマレンマの国際品種のワインたちはアルコール度の高さが味わいに出ていて、意外に飲み疲れします。キャンティやスーパータスカン系が本家筋なものが多く、この2本だど1番目はレ・コルティがつくるメルロー&カベルネ、2番目はトゥア・リタがつくるカベフラ&シラー。本家のレ・コルティのキャンティ・クラシコやトゥア・リタのロッソ・ディ・ノートリのほうがバランスに長けている感じでした。このカテゴリーでは今のところクエルチャベッラが頭一つ抜けている印象です。その意味では数合わせで買った、スクリューキャップ&いちばん安かったカザマッタが期待しなかったせいか、存外に美味しく感じました。量産品ですが、実によくできています。結局はサンジョヴェーゼ好きということなのかもしれません。。。
2022年03月16日
コメント(0)

バルデン。珍しくマロをしているそうですが、個人的にはせっかくのリースリングの酸が撓められている印象。「合理性」を重視していて、それで値段を抑える努力をしているということで、そこが味わいにも出ていて、モーゼル・リースリングでなくてもいい味わいかも。カール・エルベス。険しい畑で造っているそう。クラシックな味わいで、辛口ですがほんのりと残糖感。ぺトロールも感じます。丁寧さは味わいにも出ている、かも。マイアラー。こちらはモダンな味わいで、酸も綺麗。素材がそこまで良い印象はありませんが、センスよく造っている感じがしました。クラシックとモダン。エチケットと味わいの方向性が一致していた感がありました。現状、1にハーク、2にプリンツ(ラインガウだけど)。酸を味わうという意味合いで。引き続き、違う造り手を飲み進めます。ワインセラーを買い替えました。デイリーワインばかり買っているのですが、単価が安い分本数が増えてきたので、少し大きめのものに。。。
2022年03月09日
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1