< 承前 >
ハマゴウと池塘の浜を過ぎると道は再び上りとなる。そして下り。
海岸線まで下って来ると海辺の平坦な道となるが、それ以外は上の写真のような木立の中の道となる。時々、鹿に出遭う。
宮島七浦めぐり、と言って、宮島の周囲の海辺にある神社を廻るクルーズもあるようですが、多くの神社は道が通じていないか、道があっても高い位置に通っていて、祠への道がなく、海からしかお参りができないそうな。
入浜のこの鷹巣浦神社は道の脇にあるので、陸上からのアクセスが可能であるという次第。
入浜を過ぎるとまたしても上り坂。来る途中の上り坂で追い抜かれた郵便配達の軽自動車がこちらにやって来る。大砂利にある民家に郵便物を届けて来たのであろう。
(大砂利への道 正面の山が獅子岩、ロープウェイのゴンドラが見える。)
海辺の舗装道路はこの辺りで行き止まりのよう。獅子岩に向かって坂道は延びているが悪路。何と言って目的もない銀輪散歩ゆゑ、この辺が潮時と引き返すこととする。
上ったり、下ったりしながら来た道を引き返す。包ヶ浦公園のバス停で先に記した男性に出会うまで、鹿3頭に出遭ったのみ。筏作りの男性3人は未だ作業中でありました。長濱神社まで来た処で竹を積載したトラックとすれ違いましたが、先程の男達の処に運ぶのであろうか。
(長濱神社の鳥居の先を行く鹿)
宮島桟橋まで戻って来たが未だ日没前なので、向かいの要害山に登ってみる。ここは、毛利元就が厳島合戦で陶晴賢をおびき寄せるために造ったとされる宮尾城のあった場所。
今は、山頂に東屋と今伊勢神社という小さな祠があるばかり。カサッと音がして紅葉した木の葉が散り落ちる。
これにて宮島銀輪散歩は終了です。
翌3日目は、旅館から自転車を宅配便で自宅に送り返し、広島に戻り、もう一つの世界遺産の原爆ドームにご挨拶。ついでに広島城に立ち寄って帰阪という段取りに。
来る時はJRで宮島口までやって来たが、帰途は、原爆ドーム前駅のある広電に乗って行くこととする。
太田川に架かる相生橋を渡ると直ぐに原爆ドーム前駅である。路面電車の場合は駅と言うよりも停留所と言った方が似合う気もするが、停留所と駅との境目は何か?まあ、そんなことはどうでもいいのではあるが。
<参考> 原爆ドームホームページ
原爆ドーム
・Wikipedia
原爆に 焼かれし人の 叫びをぞ
継ぎて語れと きみは立ちける (ドーム家持)
(同上)<参考> 原爆供養塔
・Wikipedia
祈りの折鶴がたびたび放火されて焼かれるという事件があって、このようなブースが設けられたのだが、祈るのも人の心、悲しいかな、それを踏みにじるのも人の心。
<参考>広島市ホームページ・ 原爆の子の像
原爆・平和
原爆の子の像
・Wikipedia
平和記念公園散策の途中ですが、そろそろ字数制限です。
本日はここまでとします。( つづく
)
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