
「 天津日子番 能 迩々藝命 に 詔 らし 而 、 天之石位 離 ち、 天之八重多那雲 を押し分け 而 、 伊都能 知和岐知和 岐弖 、 天 ノ 浮橋 於 、 宇岐士摩 理 、 蘇理多々斯弖 、 竺紫 ノ 日向 之 高千穂 之 久士布流多気 に 天降 り 坐 さしメたまひき。 故 しかして、 天忍日命 ・ 天津久米命 ノ二人、 天 之 石靱 を取り負ひ、 頭椎 之 大刀 を取り 佩 き、 天 之 波士弓 を取り持ち、 天 之 真鹿児矢 を 手挟 み、 御前 に立ち 而 仕 へ 奉 りき。」(古事記上巻)
道臣命については、日本書紀に以下の記述がある。 「是の時に、 大伴氏 の 遠祖 日臣命 、 大来目 を 帥 ゐて、 元戎 に 督将 として、山を 蹈 み 啓 け行きて、 乃 ち 烏 の 向 ひの 尋 に、 仰 ぎ 視 て追ふ 。 遂 に 菟田下県 に 達 る。 因 りて其の至りましし処を 号 けて、菟田の 穿邑 と 曰 ふ。時に、 勅 して日臣命を 誉 めて 曰 はく、『 汝 忠 あり 且 勇 あり 。 加 能 く 導 の 功 有り。 是 を以て汝が名を改めて 道臣 とす』とのたまふ。」 (日本書紀 巻三 神武紀 戊午の年六月の条)
天孫降臨に際して、その先導役を果たしたのが天押日命であり、神武東征に際して、熊野から大和への先導役を務めたのが道臣命であったという訳である。
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