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2019.01.03
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カテゴリ: 歴史散歩
守屋、布都、馬古、鎌足、馬子、蝦夷、入鹿ーー。
非常に意味深な名前が、物部・蘇我が争った時代から大化改新までの時代にかけて歴史を彩っています。

まず、物部守屋。
ここから類推されるのは、タケミナカタが国譲りの際に逃れたとされる諏訪の守屋氏と守屋山ですね。
モリヤ山からわかるように、古代ユダヤ人と関係があるように思われます。
秦の徐福とオオナムジが古代ユダヤと関係があるのなら、物部もまた大いに関係があったことが推察されます。

布都姫のフツも凄い名前です。
軍神を表わすとともに、まさに宝刀を表わす神器の名前でもあるからです。
国譲りの際にタケミカヅチとともに、オオナムジを屈服させた神の名であり、神武東征の際に神武を助けたのもこの宝刀でした。

その神器のフツは、蘇我馬子に渡ったことが、布都姫かその娘(鎌足姫)を馬子が娶ったことからわかるわけです。

次にウマコ。ほぼ同じ時代に蘇我馬子と物部馬古の二人がいます。
蘇我馬子は物部守屋を殺し、物部からフツを手に入れました。
一方、物部馬古は、蘇我馬子が亡くなり、その子と孫の蝦夷、入鹿が滅ばされた年(645年)に中臣鎌足の推挙があって即位した孝徳天皇の護衛をする任に当たっています。
主導権が蘇我から物部に移ったことをいみじくも語っていますね。
ではこの「馬」が何を意味するかとというと、物部馬古を物部宇麻子と書くことからもわかるように、ニギハヤヒとミカシキヤヒメの間に生まれたウマシマジの「ウマ」から来ています。
つまり、ウマシマジの正統な後継者が誰なのかということを、同族の蘇我氏と物部氏の間で争ったということになるわけですね。

面白いのは、蘇我蝦夷です。
蝦夷というと、熊襲と同様に朝廷に刃向う一族のことですよね。
なぜ、そのような名前をわざと付けたのか、という疑問が生じます。
「蝦夷」というと強そうだからではないかとの説もありますが、私はそうは思いません。

竹内氏の「帝皇日嗣」ではそうなっているそうです。
青森県に「日本中央」と彫られた石碑があるのはそのためであると、竹内氏は『古事記の邪馬台国』の中で書いています。
ナガスネヒコが蝦夷ならば、その妹ミカシキヤヒメの直系の子孫である蘇我氏が蝦夷と付けても矛盾はありませんね。

入鹿にも何か意味があるはずですが、鹿島神宮に祀られているタケミカズチやフツヌシの神と関係があることが推察されます。

そして、「鎌足」です。蘇我馬子の妻になった物部鎌足姫の「鎌足」が中臣氏こと藤原氏に渡っていることは注目に値しますね。

名前にはこのような歴史的な意味が含まれているのです。
(続く)





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最終更新日  2019.01.03 17:11:01
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