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「こころはどこにあるのか?」という番組を昨夜NHKでみました。人間が生まれて、否、受精した瞬間から脳は発達しているのでしょう。一般的に「こころ・ハート」は心臓のところをさします。手話では「こころ」は丹田、お臍の下にあるという表現が多いのです。例えば「信じる」「意思」などはそこで表現します。でもどう考えても、心臓は大切ですが丹田と同じ臓器でこころがあるとは考えられないですね。「前頭前野の中にこころがある」というのが結論でした。私も納得しました。この日記にも何度も書きましたが、3歳までにこの前頭前野がとても発達するので、この間に寂しい思いや不安、恐怖などを体験させないように親は気をつけるべきというのを読んだことがあります。小さい子ほど知らない人より、母親や家族との会話が前頭前野を活性化します。子どもを健全に発達させるには家族内のコミュニケーションが大切と。お母さん!いっぱい話しかけてくださいね。
2005年11月27日
国際交流活動などをおこなうラボは、ことばと同時に身体表現も大切に考えています。このことは手話に通じるものが多く、また赤ちゃんが体で気持ちを表現し、伝えるベビーサインにも共通したものがあります。ラボは来年40周年を迎えます。先日その活動のテーマソング「ひとつしかない地球」に手話をつけて欲しいと本部から依頼されました。それが全国のラボパーティに配布され、11月23日の九州大会で手話、英語、中国語と日本語で合唱されたそうです。24日の熊日新聞に「手話使い大合唱」という見出し付きで載ったのを送ってもらい読みました。「この大会に熊本ろう学校の生徒や松橋養護学校の生徒も参加した」ということを知ってとても嬉しく思いました。手話という言語をラボっ子たちが使うことで、手話を使っている聞こえない子どもとの出会いがあり、通じ合えたのですね。ラボのテーマソングに手話をつけたことで、こんな素晴らしい出会いがあったことを知り、感激です。こんな出会いの輪がこの歌によって全国に広がっていくことを願っています。
2005年11月26日
視・聴覚障害者だけが入れる4年制の筑波技術大学があります。(この前までは2年の短期大学でした)ここで最近開発されたのが、講義の音声がすべて文字化され、各自のパソコンの画面に表示されていくというものです。全国の必要な人にも送れるわけです。また昨日の新聞で、視覚障害者の使う点字を平面でなく、曲面にも打てるようになり、これによっていろいろなところに点字で表示できるようになることを知りました。先日のテレビでは、学校のホワイトボードがまるでパソコン画面になり、目から多くのことを学ぶことができるのが作られたことを見ました。これなどはろう学校にも早くとりいれて欲しいですね。最新機器が障害のバリアを少しづつ取り除いていくと感じています。昨日はサークルに消防局の人に来てもらって、聞こえない人と一緒に人工呼吸、心臓マッサージの方法、万博にあったAEDの使い方まで実際にやってみました。そして「応急手当をしながら、救急車を呼んでください。」という説明で聞こえない人から質問。名古屋ではもう10年以上前から聴覚障害者のための110番と119番FAX(番号は違いますが)が設置されています。ところがこれを使って緊急の時FAXを送っても返事がまずないのです。この点を聞いたら、「司令室が忙しい時はFAXをみてられない」それ以前に彼は「そのような聞こえない人用のFAX番号があることすら今まで知らなかった」とのこと。聞こえない人がFAXで消防車や救急車が呼べるようにとの要請時に、私も通訳で行っていたのですが、制度も設備もあるのにいまだ機能していないのです。みなさん聞こえない人に緊急連絡を頼まれたら代わりに電話してくださいね!
2005年11月25日
こんなタイトルが今朝の新聞の投書欄にあり、どういうことかと読んでびっくりというか、声もなしというか・・中学生の子どもの親から先生に「自分の子どもにいただきますと言わせないでほしい」という要望があったとのこと。理由は「給食費を払っているのだから」。もう一つ、中学生が「おはよう」「こんにちは」はどんな意味があるのか。意味がないなら言う必要がないのでは?という質問に先生が「「そのとおりだ」と納得してしまったという話。こんな親やこんな先生に育てられ、教育されている子どもはどうなってしまうのでしょうか。教師に関しては、免許を10年毎に更新させるという話が出ていますが、大賛成です。しかし親は更新できないのです。今日のサインの講座でこの話をしたら「えっ!」という声。信じられない!という声を聞いてホッとしてしまいました。当たり前ですが。赤ちゃんは「いただきます」も「おはよう」もサインで出来る子がもう何人かいます。最初は意味など分らず、使っていても、大きくなるにつれ、その意味を自分で考えられるようになるでしょう。十分すぎるほど大人になった私は日々「いただきます」の意味範囲が広くなっていきます。食事を作ってくれた人に感謝、材料の野菜などを作ってくださった人、鶏や牛などを飼育してくださった人に感謝。そして口に入れる野菜やお肉などの生き物が命を提供してくれたことへの感謝、そして健康で食事が出来ることへの感謝、などなど。大人なら「いただきます」にもっと大きな意味があること知っているべきなのに。どんな世の中になっていくのか不安です。そして「挨拶は人と人との潤滑油」です。
2005年11月18日
「鏡像認知」といって、自分の泣き顔を見た乳児は泣き止むらしい。そういえば泣いている赤ちゃんを抱っこしてあやしながら、鏡の前までいって映しているのを昔何度も見たことがあります。私が‘昔’というのですから随分‘昔’です。その頃はお母さんが自分の顔を見ているのだと思っていたのですが、こんな意味があったということは初めて知りました。「‘理論的には’泣き止む」と読んだのですが、どう理論的かは分りません。しかし昔の人は‘実感的’に知っていたのでしょうか。サインの講座はハイハイする赤ちゃんのためにカーペットが敷いてある部屋でしています。文化センターでは日舞やダンスの教室であることが多く、壁一面がガラスのところが多くあり、子どもは鏡が大好きでした。鏡に映っているのが自分と認識できるのはハイハイやつかまり立ちできるころです。一度お子さんに試してみてください。
2005年11月14日
今朝の新聞に「外出時でも赤ちゃんに‘読書’を」という記事がありました。ベビーカーの手すりに取り付けた絵本を外出中にも見ることができるということなのです。ベビーカーで外出という、赤ちゃんにとっては外の世界を自分の目で見て、風、香りなど五感をフル回転させて、いろいろなことを学習できる大切な時間と思います。絵本は心の栄養で大切なものとは思っていますが外出のいい機会を下を向いて絵本を見なくても・・・と思ってしまいます。
2005年11月08日
今日は名古屋青年会議所主催のイベントに一日お手伝いしました。場所は八事興生寺という名古屋市内にある大きなお寺です。会員と家族約200名の皆さんに聞こえない人とのコミュニケーションを体験してもらいました。もちろんこれだけでなく、いろいろなプログラムがあり、「LOHAS」という言葉がいっぱいの内容です。お昼はオーガニックランチでした。ヨガも体験しましたが、お腹いっぱいの時で、私は苦しくろう者の通訳に徹していました。そこでいただいたのが「グリーンバンド」です。ホワイトバンドはもう広く知られ、私も本屋さんでかごの中に入っていたのを求めました。このグリーンバンドは「ティーケイ名古屋」というところが「地球に緑を増やそう」という目的で始めたものです。しかし500円の中、寄付金は10%なんですね。でも数が多ければいいのかな?これも全国に広がっていっているのでしょうか。
2005年11月06日
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