・10:30 7月集計分 豪州ANZ求人広告件数
・23:00 7月集計分 米国ISM製造業景況指数
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豪州ANZ求人広告件数
豪州は休日のため、取引をしないかもしれません。
市場予想(前回結果)
・前月比 +37.0%(+42.0%)
事前差異判別式の解は△5.0です。
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 4.7/2.9(7.8/5.7)
・直前1分足 1.8/1.2(2.9/1.9)
・直後1分足 2.3/1.9(5.0/4.8)
・直後11分足 6.8/4.6(10.8/8.8)
取引方針
・直前10-1分足と直前1分足が同方向のとき、指標発表直前にそれらと逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。(期待的中率75%)
・指標発表直前に、直前10-1分足と逆方向にポジションを取得し、発表後11分以内に解消します。(期待的中率77%)
・指標発表後、初期反応方向に直ちに追撃開始し、2pips以上利確できるときか、発表後3分以内に解消します。(期待的中率85%)
・直後1分足終値がついたら、直後1分足値幅方向に追撃し、4pips以上利確できるときか、発表後11分以内に解消します。(期待的中率77%)
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米国ISM製造業景況指数
市場予想(前回結果)
・景況感 53.6(52.6)
・新規受注46.8(56.4)
・雇用
・価格 52.0(51.3)
事前差異判別式の解は+7.1です。 (+7.1のままです)
過去平均順跳幅/値幅pips(2020年)
・直前10-1分足 5.4/3.5(6.3/3.5)
・直前1分足 3.4/2.1(2.9/2.4)
・直後1分足 13.5/9.9(8.5/5.0)
・直後11分足 18.7/13.2(14.0/7.7)
取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の絶対値が7.5超のとき、その解の符号と同方向にポジションを取得し、4pips以上利確できるときか指標発表1分前までに解消します。現時点における事前差異判別式の解は+7.1です。
・直前10-1分足値幅が6.9pips超のとき、それとは逆方向に指標発表1分前にポジションを取得し、3pips以上利確できるときか、指標発表直前までに解消します。
・前月実態差異判別式の解の絶対値が20超のとき、指標発表直前に前月実態差異判別式の解の符号と逆方向にポジションを取得し、発表後1分以内に解消します。前月実態差異判別式の解は+109.2です。よって、今回はショートです。
・直後1分足順跳幅が14.1pipsに達したら直ちに追撃を開始し、5pips以上利確できるときか、指標発表後11分以内に解消します。
・事前差異判別式の解の絶対値が10超のとき、その解の符号と直後1分足が同方向ならば、直後1分足終値がついたら再追撃を開始し、5pips以上利確できるときか、指標発表後11分以内に解消します。
以上
以下は4日21:30頃に追記しています。
【事後検証】
豪州ANZ求人広告件数
指標結果は前回・予想を下回ったものの対前月+17%弱で、直後1分足は陽線でした。
発表直後は陰線に跳ねたものの、10数秒後には陽線側に転じ、30秒も経たないうちに高値をつけると、今後は陰線側に戻ろうという動きでした。発表後4分過ぎには安値をつけました。
前回・予想を下回ったものの、結果が悪い数字ではなく、そのあたりの迷いがあったと思われます。迷いを助長したのが、ANZエコノミストの見解です。どちらかと言えば、先行き懸念を強調しているように読み取れます。
ANZエコノミストが挙げた先行き懸念は、
?@ ビクトリア州再ロックアウトの影響、
?A 給与計算データに基づけば7月上旬に雇用が減少しており、その内容が今回コロナ禍の初期段階で影響を受けにくかった一部産業で遅れた影響に苦しんでいる可能性を指摘、
?B 7月中旬に行われたABSの調査では、政府の支援措置が利用できなくなった場合、企業の10%が閉鎖すると答え、13%が労働力を削減すると答えたこと、
を論拠に挙げています。
どっからどう読んでも、8月13日発表予定の7月豪州雇用統計が明るい内容になりそう(なっても、その先が明るい)、とは読めません。
米国ISM製造業景況指数
指標結果は改善、反応は陽線でした。
景況指数が50を上回り、新規受注指数は61.5と2018年11月集計分以来の高い数値となりました。気になる雇用指数は44.3で、やっと3月集計分の数値を上回りました。
反応は、発表直後の陽線がすぐに陰線側に転じました。この反転はよくわからず、指標内容を原因とするものではないという気がします。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は 「1. FXは上達するのか」 をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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