そんな中でガッチャンタイプの剥ぎ取り工具は押され気味になっている。
ガッチャンは電気工事士の技能試験には不利なのだろうか。
必ずしもそうとは言えない。
今回は、ガッチャンでの技能の問題作成で存在感を示した例を紹介します。
問題作成は平成30年度のNO12のPF管を使用した問題で複線図を書くところから完成までの
ノーカットの動画で中国人の青年が挑戦しています。
完成まで19分台です。
ガッチャンの有利なところは絶縁被覆をきれいに剥ぎ取れることです。
P958での剥ぎ取りで特に外装はうまく剥ぎ取れるものの、中の被覆を剥ぎ取りに手間取る人が多いのも事実です。
被覆を剥ぎ取る時に力は入りすぎてしまうのが逆に剥ぎ取りを難しくしているのです。
この被覆剥ぎ取りでガッチャンを使えば時短にもつながり、リングスリーブの圧着の際にも
心線に曲がりまないためスムーズにスリーブが入り、早めの圧着が可能となります。
ガッチャンで不利な点は、ガッチャンに慣れない人にとってVVFの外装剥ぎ取りの際に外装(シース)を一回ですっきり剥ぎ取れなく、外装が伸びた状態
になってしまうことです。
ガッチャンで外装剥ぎ取りがうまくゆけば作業がスムーズにいき、完成も早くすることができます。
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メタルインジェクション製法による精密ブレードは切味抜群、電線被覆を押さえて、常に芯線が中央になるよう設計。
刃の切り込み深さが5段階で調整可能、線材メーカーによる被覆の硬さに対応。
落下防止ワイヤー取り付け穴付。
頑丈・軽量・使いやすいアルミダイカストグリップ。
第二種電気工事士技能|ホーザンP958 VS ガッチャン どちらが早いか??
第二種電気工事士技能 剥ぎ取り工具の二刀流
電線剥ぎ取りはホーザンかガッチャンかどちらを選ぶ?