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posted by fanblog
2016年03月25日
「合格配線チェッカー」なるものを使ったみて・・・・。
なかなか電気工事士の実技試験の練習では実際に配線が合っているのか確認できるので、間違っていれば点灯しないのですぐに誤配線に気づく。
誤配線は重大欠陥なので、こうした意味では重大欠陥をなくす手助けにはなりそうだ。
合格配線チェッカー は視覚的に正誤を知らせてくれるので工作好きな人には興味を引くに違いない。
ただこれに頼りすぎると痛い目にあう可能性がある。
どう言うことだろうか?
例えば、今年の公表問題の3番で考えてみることにする。下の2つの配線図に合格チェッカーを使ってみると
どちらも接続された点灯器具がスイッチによって点灯することになり、電気の流れ的には問題がないことになる。
では、試験ではどちらの配線図でも合格するのだろうか?
気が付かれた方はすでにどちらが不合格かお分かりだと思います。
上の配線図が正解です。
下の配線図は施工条件の基本となっている非接地側電線が黒線でなければいけませんが、途中で赤線に変わっています。
合格チェッカーではきちんと作動するのですが、試験的には不合格になってしまうのです。
合格チェッカーを使用される方はこうした条件をも忘れずにしっかり配線すれば大いに役立つものと思います。
タグ: 合格配線チェッカー